JPS58210980A - 摩擦材組成物 - Google Patents
摩擦材組成物Info
- Publication number
- JPS58210980A JPS58210980A JP9270582A JP9270582A JPS58210980A JP S58210980 A JPS58210980 A JP S58210980A JP 9270582 A JP9270582 A JP 9270582A JP 9270582 A JP9270582 A JP 9270582A JP S58210980 A JPS58210980 A JP S58210980A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction
- material composition
- friction material
- coefficient
- disc brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000203 mixture Substances 0.000 title claims abstract description 17
- 239000002783 friction material Substances 0.000 title claims abstract description 16
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 9
- 229910052787 antimony Inorganic materials 0.000 claims abstract description 8
- WATWJIUSRGPENY-UHFFFAOYSA-N antimony atom Chemical compound [Sb] WATWJIUSRGPENY-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract description 4
- 239000002245 particle Substances 0.000 abstract description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 3
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 229910052895 riebeckite Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D69/02—Composition of linings ; Methods of manufacturing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車等に用いられるディスクブレーキパッド
、ブレーキライニング等の摩擦材組成物に関する。
、ブレーキライニング等の摩擦材組成物に関する。
例えば自動車等の制動装置としてディスクブレーキが使
用されているが、従来のディスクブレーキは制動時にブ
レーキ鳴きと称する不快音を発生する。
用されているが、従来のディスクブレーキは制動時にブ
レーキ鳴きと称する不快音を発生する。
このように制動時に発生するブレーキ鳴き現象は近来特
に一般市場における重大な不具合現象としてその原因究
明、対策等積々の動きがなされている。
に一般市場における重大な不具合現象としてその原因究
明、対策等積々の動きがなされている。
このブレーキ鳴き現象は周波数2,000〜3、000
ヘルツ以上の高周波数の音であるが自動車のブレーキ鳴
きにはこれ以外に−l芋にオートマチック屯の発進時及
び停止時に発生する100〜300ヘルツ橿度の低周波
の異音がある。
ヘルツ以上の高周波数の音であるが自動車のブレーキ鳴
きにはこれ以外に−l芋にオートマチック屯の発進時及
び停止時に発生する100〜300ヘルツ橿度の低周波
の異音がある。
この低周波の異音は低速における1目手材と摩擦材の摩
擦係数の瞬間的な変動が原因で発生し。
擦係数の瞬間的な変動が原因で発生し。
時に重体振動を起こす橿大きな振動となる。
この低周波の異には近来゛アスベスト代替繊維としてス
チールファイバーを用いたセミメタリックディスクブレ
ーキパッドにおいて非常に顕著に発生することが知られ
ている。このため今後のオートマチック車の伸長及び非
アスベスト化(セミメタリック化)の動向より、一般の
高周波の鳴き同様に解決を要する大きな問題点となって
きている。
チールファイバーを用いたセミメタリックディスクブレ
ーキパッドにおいて非常に顕著に発生することが知られ
ている。このため今後のオートマチック車の伸長及び非
アスベスト化(セミメタリック化)の動向より、一般の
高周波の鳴き同様に解決を要する大きな問題点となって
きている。
前記のような低周波の異音は極低速(5〜10h/時間
以ド)における相手材と摩擦材詳しくはディスクブレー
キパッド間の摩擦係数の変動が原因でめり、これが相手
材ディスク、キャリパ−を介して自動車の足廻り部と共
振して異音となるため、これを防ぐには足廻り部の剛性
を向上せしめることが有効な手段と推定されるが。
以ド)における相手材と摩擦材詳しくはディスクブレー
キパッド間の摩擦係数の変動が原因でめり、これが相手
材ディスク、キャリパ−を介して自動車の足廻り部と共
振して異音となるため、これを防ぐには足廻り部の剛性
を向上せしめることが有効な手段と推定されるが。
これらとは別にディスクブレーキパッド自身を改質し、
摩擦係数の変動を抑え、異音を減少せしめることが肝要
である。
摩擦係数の変動を抑え、異音を減少せしめることが肝要
である。
本発明者らは、0.5Km/時間よシ停止にいたるまで
の摩擦係数の変動を調査した。その結果。
の摩擦係数の変動を調査した。その結果。
通常のセミメタリックディスクブレーキパッドの摩擦係
数は、停止寸前において異常に大きくなることがわかっ
た。摩擦係数が大きくなることにより相手材であるディ
スクロータとステイクスリップをひきおこし、低周波の
異音及び車体振動の発生′の原因となる。
数は、停止寸前において異常に大きくなることがわかっ
た。摩擦係数が大きくなることにより相手材であるディ
スクロータとステイクスリップをひきおこし、低周波の
異音及び車体振動の発生′の原因となる。
本発明は上記の事情に鑑みて、低周波の異音及び車体振
動を防止ないしは減少させるための摩擦材組成物を提供
することを目的とするものである。
動を防止ないしは減少させるための摩擦材組成物を提供
することを目的とするものである。
本発明者らは上記の欠点を解消するために種々検討した
結果、摩擦材組成物中にアンチモン金属粉末を0.5〜
20容量チ含有せしめたところ摩擦係数の変動が小さく
、従ってかつ低周波の異音及び車体振動を防止ないしは
減少させうるディスクブレーキパッド、ブレーキライニ
ング等の摩擦材となる摩擦材組成′物が得られることを
見い出した。
結果、摩擦材組成物中にアンチモン金属粉末を0.5〜
20容量チ含有せしめたところ摩擦係数の変動が小さく
、従ってかつ低周波の異音及び車体振動を防止ないしは
減少させうるディスクブレーキパッド、ブレーキライニ
ング等の摩擦材となる摩擦材組成′物が得られることを
見い出した。
本発明は全、徂酸物績の015〜20容t%のアンチモ
ン金属粉末を含有せしめてなる摩擦材組成物に関する。
ン金属粉末を含有せしめてなる摩擦材組成物に関する。
なお本発明においてアンチモン金属粉末は摩擦材組成物
中に0.5〜20容贅チ含有することが必要であ、j5
0.5容量係未満、の場合は摩擦係数の変動が大きく、
また20容[%を越えると摩擦係数が著しく低下して摩
擦材として使用できなくなる。
中に0.5〜20容贅チ含有することが必要であ、j5
0.5容量係未満、の場合は摩擦係数の変動が大きく、
また20容[%を越えると摩擦係数が著しく低下して摩
擦材として使用できなくなる。
以下実施例により本発明を説明する。
実施例1
第1表
※(純度97係以上1粒度60〜
200メツシユ)
f、1表に示す成分を配合し、混合機にて均一に混合し
たのち市電オープン中で87.5±2.5℃で2時間乾
燥し、その後粉砕して成形粉末にし、ついでタグレット
を形成し、その後152.5±2.5℃で500 Kg
/ cm″の面圧で5分加熱加圧成形し。
たのち市電オープン中で87.5±2.5℃で2時間乾
燥し、その後粉砕して成形粉末にし、ついでタグレット
を形成し、その後152.5±2.5℃で500 Kg
/ cm″の面圧で5分加熱加圧成形し。
更にその後200℃で5時間加熱してセミメタリックデ
ィスクブレーキパッドを得た。
ィスクブレーキパッドを得た。
実施例2
第2表
200メツシユ)
第2表に示す成分を配合し、以下実施例1と同様の工程
を経てセミメタリックディスクブレーキパッドを得た。
を経てセミメタリックディスクブレーキパッドを得た。
実施例3
@3表
300メツシユ)
第3表に示す成分を配合し、以下実施例1と同様の工程
を経てセミメタリックディスクブレーキパッドを得た。
を経てセミメタリックディスクブレーキパッドを得た。
比較例1
第4表
第4表に示す従来のセミメタリックディスクブレーキパ
ッド材組成物を配合し、以下実施例1と同様の工程を経
てセミメタリックディスクブレーキパッドを得た。
ッド材組成物を配合し、以下実施例1と同様の工程を経
てセミメタリックディスクブレーキパッドを得た。
次に本発明になるセミメタリックディスクブレーキパッ
ド材組成物を用いた実施例1.2及び3のセミメタリッ
クディスクプレーキノ(ラドと従来のセミメタリックデ
ィスクプレーキノくラドについて0.5Km/時間以下
の速度における摩擦係数の変動を調査した。その調査結
果を第1図に示す。第1図かられかるように実施例1.
2及び3のセミメタリックディスクブレーキパッドはア
ンチモン金属粉末の添加量が増加すると摩擦係数の変動
が減少し、かつ摩擦係数が低下することが確認された。
ド材組成物を用いた実施例1.2及び3のセミメタリッ
クディスクプレーキノ(ラドと従来のセミメタリックデ
ィスクプレーキノくラドについて0.5Km/時間以下
の速度における摩擦係数の変動を調査した。その調査結
果を第1図に示す。第1図かられかるように実施例1.
2及び3のセミメタリックディスクブレーキパッドはア
ンチモン金属粉末の添加量が増加すると摩擦係数の変動
が減少し、かつ摩擦係数が低下することが確認された。
これに対し従来のセミメタリックディスクブレーキは前
記で説明した如く停止寸前において摩擦係数が異常に大
きくなることが確認された。
記で説明した如く停止寸前において摩擦係数が異常に大
きくなることが確認された。
また実施例1.2及び3で得たセミメタリックディスク
ブレーキパッドと従来のセミメタリックディスクブレー
キパッドを実際の車に装置し、低周波の異音の発生状態
の比較試験を行なった。その結果を第5表に示す。
ブレーキパッドと従来のセミメタリックディスクブレー
キパッドを実際の車に装置し、低周波の異音の発生状態
の比較試験を行なった。その結果を第5表に示す。
第5表
異音レベル5段階A、 B、 C,D、 E小−−−→
犬 テスト車:[1800ccオートマチック市、車両総重
量1,320に9.ブレーキ形式 (コレットタイプ)、温度はディス クパッドの温度〕 本実施例ではセミメタリックディスクブレーキパッドに
適用した場合について説明したが9本発明は他のディス
クブレーキパッド、ブレーキライニング等の摩擦材につ
いても同様な効果が得られる。
犬 テスト車:[1800ccオートマチック市、車両総重
量1,320に9.ブレーキ形式 (コレットタイプ)、温度はディス クパッドの温度〕 本実施例ではセミメタリックディスクブレーキパッドに
適用した場合について説明したが9本発明は他のディス
クブレーキパッド、ブレーキライニング等の摩擦材につ
いても同様な効果が得られる。
本発明は全組成物量の0.5〜20容着チのアンチモン
金属粉末を含有せしめるので、摩擦係数の変動が減少し
、低周波の異音及び車体振動を防止ないしは減少させう
るディスクブレーキパッド。
金属粉末を含有せしめるので、摩擦係数の変動が減少し
、低周波の異音及び車体振動を防止ないしは減少させう
るディスクブレーキパッド。
ブレーキライニングとなる摩擦材組成物が得られる。
第1図は摩擦係数と速度の関係を示すグラフである。
Claims (1)
- 1、全組成物着の0.5〜20容隈%のアンチモン金属
粉末を含有せしめてなる摩擦材組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9270582A JPS58210980A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 摩擦材組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9270582A JPS58210980A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 摩擦材組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58210980A true JPS58210980A (ja) | 1983-12-08 |
Family
ID=14061895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9270582A Pending JPS58210980A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 摩擦材組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58210980A (ja) |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP9270582A patent/JPS58210980A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2647164B2 (ja) | 摩擦材 | |
JPS5964687A (ja) | 摩擦材組成物 | |
JPS58210980A (ja) | 摩擦材組成物 | |
JPS59155484A (ja) | 摩擦材組成物 | |
JPH10195420A (ja) | 摩擦材 | |
JPS5922984A (ja) | 摩擦材組成物 | |
JPS61115986A (ja) | 鉄粉を用いた摩擦材 | |
JPS58136676A (ja) | デイスクブレ−キパツド材組成物 | |
JP2779911B2 (ja) | ブレーキ組立体 | |
JP3036187B2 (ja) | ディスクブレーキ用ブレーキパッド | |
JPS58127774A (ja) | デイスクブレ−キパツド材の組成物 | |
JPS61258886A (ja) | 摩擦材組成物 | |
JPS594462B2 (ja) | セミメタリツク系デイスクブレ−キパツド材組成物 | |
JPS58213078A (ja) | 摩擦材組成物 | |
JP2884745B2 (ja) | ディスクブレーキ用摩擦材 | |
JPS6043387B2 (ja) | 摩擦材組成物 | |
JP2002097285A (ja) | 摩擦材 | |
JP3068798B2 (ja) | 摩擦材 | |
JPS60228587A (ja) | 摩擦材組成物 | |
JPS61168684A (ja) | 摩擦材組成物 | |
JP2541641B2 (ja) | 摩擦材の製造法 | |
JPH10205555A (ja) | ブレーキ摩擦材 | |
JP2005507027A (ja) | 酸化錫を含む摩擦材料 | |
JP2000319635A (ja) | 摩擦材組成物及び摩擦材組成物を用いた摩擦材 | |
JPS648215B2 (ja) |