JPS5821059A - 車両用変速機におけるトルクコンバ−タ用クラツチの作動制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エンジンを車両の駆動輪に連結する車両用変
速機におけるトルクコンバータ用クラッチの作動制御装
置に関する。

従来、自動変速機その池の車両用変速機に備えルトルク
コンバータに％Ｉポンプ側らのトルクをタービン側に機
械的に伝達するクラッチを設け、巡航時に該クラッチの
作動でトルクコンバータでの滑り損失を無くして、燃費
性の向、上を図るようにしたものは知られるが、このも
のては巡航時例えば車間距離をとるためアクセルペダル
から足を離して減速する場合、エンジンが該クラッチを
介して駆動輪側から直接駆動されて過剰なエンジンブレ
ーキがかかり、それだ１燃料が余分に消費され、特に現
在のような過密交通状態下では頻繁にアクセルペダルか
ら足を離す場合が有るので、燃費性が悪くなり、又かか
る頻繁なアクセル操作によればエンジンが駆動力変化に
よる共振を生じて不快な車体揺れを起すことがあり、特
に横置ＦＩＦ車においてはこの現象が着しい。

更に、凍結路面上で急制動をかけた場合には、車輪が直
ちにロックされるため、該クラッチを岡えば低速段への
シフトダウンで解除させるようにしたのでは、クラッチ
の解除が遅れてエンジンストップを生じＪ％Ｌ１２不都
合を伴う。

本発明は、かかる不都合を解消した装Ｗｔ提供すること
をその目的とするもので、エンジンを車両の駆動輪に連
結する車両用変速機にドルクコ＞バータ’ｋｆ／ｊえ、
核トルクコンバータに、ポンプ側からのトルクをタービ
ン側に機械的に伝達するクラッチを設けるものにおいて
、該クラッチの作動を制御する制御１ｓＫ、エンジンの
無負荷状態で作動して該クラッチの作動を解除する解除
装置を設けたことを特徴とする。

次いで本発明実施の１例を別紙図面に付説明する。

第１図で（１）はエンジン、（２）は車両の駆動輪、（
３）Ｆｉ紋エンジン（１）と該駆動輪（２）とを連結す
る車両用変速機を示し、該変速機（３）は、トルクコン
バータ（４）と、変速比の異る複数のギア列を備えた補
助変速機（５）とで構成される。

該トルクコンバータ（４）は、□エンジン（１）Ｋｌ結
されるポンプ（４＆）と、該ポンプ（４ａ）Ｋよる内部
流体の循環で駆動されるタービン（４ｂ）と、中間のス
テータ（４ｏ）とを備えると共に、該ポンプ（４ａ）側
からのトルクを該タービン（４ｂ）側に機械的に伝達す
るトルクコンバータ用クラッチ（６）　ｔ　備、する。

該クラッチ（６）としては従来種々のものが提案されて
おり、例えば特公昭５５−５２９４４号の如き油圧式摩
擦クラッチや、特願昭５５−１５７２６３号の如き油圧
式ワンウェイクラッチを用いることが出来る。

尚、ワンウェイクラッチを用いた場合は、駆動輪（２）
＠からのエンジン（１）の駆動は生じないから、燃費性
の悪化や車体揺れといった不都合は解消されるが、凍結
路面での急制動によるエンジンストップは防止し得ない
。

補助変速機（５）は、前進５段後進１段の変速機能を有
するもので、タービン（４ｂ）に連る入力軸（５ｍ）と
、駆動輪（２）にデフギア（７）を介して座る出力軸（
５ｂ）との間に、前進用の１速乃至３速のギア列（Ｇ１
）（Ｇ２）（ＧＲＩ）と、後進ギア列（ＧＲ）とを備え
、前如く油圧＃（８）からの圧油を変速制御装置（９）
を介して切換自在に給油することにより該各ギア列（Ｇ
１）（Ｇ２）（Ｇ５）が選択的に確立されるように構成
されている。

尚、図示の亀ので後進ギア列（ＧＲ）は、２ｍｍｍｍツ
クラッチ２）を２速ギア列（Ｇ２）と共用して、こレラ
両キ７　列（ＧＲ）（Ｇ２）を選択するセレクタギアα
・の図面で右方の後進側への切換作動により確立される
ようにし、該セレクタギアａ・は変速制御装置（９）に
応動するサーボ１１）で切換制御されるようにした。

該変速制御装置（９）は、例えばシフトレバ（図示しな
い）の後進用Ｒレンジへの２切換えで後進ギア列（ＧＲ
）の確立と、自動変速用Ｄレンジへの切換えで車速とス
ーツトル開度とに応じた１連乃至５　連ノ各４’７列（
Ｇ１）ＣＧ２）（Ｇｌ＄）０１１１１　ト、エンジンブ
レーキ用Ｌレンジへの切換えで２速ギア列（Ｇ２）の確
立と會行うべく構ｌ！されている・第１図でａりは１連
→２連の変速シ曹ツクを軽減すべく１速ギア列（Ｇ１）
Ｋ介入させたワンウェイクラッチ、（１３は後進ギア列
（ＧＲ）に介入させたアイドルギ、アを示す。

尚、以上は従来公知のものと特に異らないので、これ以
上の説明は省略し、次に本発明の要旨であるトルクコン
バータ用クラッチ（６）の制御について説明する。

該クラッチ（６）は、これへの給油路ａ尋に設けた制御
物ａ［有］Ｋよりその作動を制御されるもので、該制御
部α９は、変速制御装置（９）からの車速信号Ｖとスロ
ットル開度信号Ｔとを受けて例えば車速が一定値以上で
スーツトル開度が一定値以下のとき開くメイン制御弁装
置αｅを備え、更に本発明によればエンジンの無負荷状
態で作動して骸クラッチ（６）の作動を解除する解除装
置αηを備えるＯ 該解除装置ａηは、何えば図示の如く給油路α荀に介入
させた常、ｌＩ型のソレノイド弁α榎と、エンジン（１
）の無負荷状ＩＩ會検知してンレノイドα■への通電を
行う検知スイッチ（２）と−で構成される。

図示のもので該検知スイッチ（至）は、アクセルペダル
（２υの例えばアイドル位置への復帰で閉成されるもの
とし、該ペダルΩがアイドル位置に存するか否かでエン
ジン（１）が無負荷状態に存するか否かを検知するよう
にしたが、これに限るものではなく例えばエンジン負荷
と一定の関係にあるエンジン段気負圧から無負荷状態を
検知するようにしても勿論良い。

図面で（２）はシフトレバに連動してＤ位置では閉じ、
Ｌ位置では開く検知スイッチ（２）と直列の切換スイッ
チ、（至）はイグニツシ曹ンスイッチに連動する電源ス
イッチ管示す。

次いでその作動ｔ−説明するに、シフトレバをＤ位置と
しての自動変速走行時は、切換スイッチ四が閉じられ、
この際車間距離をとるためアクセルペダルなυから足を
離して減速すゐと、エンジン（１）が無負荷状態となる
と共に、検、類スイッチ（２）が閉じられてソレノイー
翰への通電が行われ、ソレノイド弁ａ場が閉弁されてメ
イン制御弁装置ｔｉｅの開閉の如何に係らずトルクコン
バータ用クラッチ（６）の作動が解除され、駆動輪（２
）側からの駆動力はトルクコンバータ（４）での滑りで
吸収されて過剰なエンジンブレーキはかからず、燃費性
の悪化や、頻繁なアクセル操作に伴う車体揺れは確実に
防止される。

又、ブレーキペダルを踏んで制動をかける場合も、アク
セルペダルＱ１）から足が離れてエンジン（１）が無負
荷状態となり、検知スイッチ（至）の閉成により直ちに
トルクコンバータ用クラッチ（６）の作動が解除される
から、凍結路面上における急制動によってもエンジンス
トップを生ずることがない。

尚、エンジンブレーキを強くきかせたいときはシフトレ
バ１ｉ−Ｌ位置とするもので、これによれば切換スイッ
チ四が開かれて、ゾレノイド弁α秒は常時開弁され、解
除装置鰭によるトルクコンバータ用クラッチ（６）の解
除機能は停止される。

この様に本発明によると自は、解除装置によりエンジン
の無負荷状態でのトルクコンバータ用クラッチの作動を
解除するもので、減速時の過剰なエンジンブレーキが防
止されて燃費性が向上され、又頻繁なアクセル操作に伴
う車体揺れや、更に凍結路面上での急制動によって生じ
易いエンジンストップも防止されて、上記した従来式の
ものにおける不都合を確実に解消し得る効果を有する。

４　図面の簡単ｅＩ２ｉＪ１ 第１図は本発明を適用する車両用変速機の１岡の線図、
第２図は本発明装置の１例の回路図である。

＋１１・・・・・・エンジン　　　（２）・・・・・・
駆　動　輪（３）・・・車両用変速機　　　（４）・・
・トルクコンバータ（６）・・・トルクコンバータ用ク
ラッチ（ハ）・・・・・・制　御　ＷＬ儂η・・・・・
・解除装置外２名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エンジンを車両の駆動輪に連結する車両用変速機にトル
   クコンバータを備え、該トルクコンバータに、ポンプ側
   からのトルクをタービン側に機械的に伝達するクラッチ
   を設けるものにおいて、該クラッチの作動を制御する制
   御部に、エンジンの無電荷状態で作動して骸クラッチの
   作動を解除する解除装置を設けたことを特徴とする車両
   用変速機におけるトルクコンバータ用クラッチの作動制
   御装置。