JPS58209953A - 減塩味「あ」 - Google Patents
減塩味「あ」Info
- Publication number
- JPS58209953A JPS58209953A JP57093586A JP9358682A JPS58209953A JP S58209953 A JPS58209953 A JP S58209953A JP 57093586 A JP57093586 A JP 57093586A JP 9358682 A JP9358682 A JP 9358682A JP S58209953 A JPS58209953 A JP S58209953A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- miso
- chloride
- low salt
- salt
- potassium chloride
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は減塩味噌に関するものである。減塩味噌は近年
次第に注目を集めている塩分摂取量制限による高血圧予
防対策の一環として、あるいは高血圧症患者や全身浮腫
症患者用調味料として上布されている。上記減塩味噌と
は農林省から出されている食品成分分析表にもとづいて
規定される味噌の食塩含有量を501量−以下に減じた
ものを云う。例えば上記食品成分分析表によれば淡色辛
味噌は10.4重量%、赤色辛味噌は11.7重量%の
食塩を夫々含むから淡色減塩味噌は5.2重量%以下、
赤色減塩味噌は5.85重量%以下の食塩を夫々含むも
のを云う。しかし味噌の含塩量をこの程度にまで減じる
と味覚的に満足が得られなくなると云う大きな問題が生
じて来る。
次第に注目を集めている塩分摂取量制限による高血圧予
防対策の一環として、あるいは高血圧症患者や全身浮腫
症患者用調味料として上布されている。上記減塩味噌と
は農林省から出されている食品成分分析表にもとづいて
規定される味噌の食塩含有量を501量−以下に減じた
ものを云う。例えば上記食品成分分析表によれば淡色辛
味噌は10.4重量%、赤色辛味噌は11.7重量%の
食塩を夫々含むから淡色減塩味噌は5.2重量%以下、
赤色減塩味噌は5.85重量%以下の食塩を夫々含むも
のを云う。しかし味噌の含塩量をこの程度にまで減じる
と味覚的に満足が得られなくなると云う大きな問題が生
じて来る。
本発明は上記従来技術の欠点を改良して味噌の味覚的要
素を低下させることなく含塩量を減することを目的とす
るものである。
素を低下させることなく含塩量を減することを目的とす
るものである。
本発明を以下に詳細に説明する。
本発明の対象とする味噌は豆味噌、麹味噌等すべての味
噌を含み、減塩味噌とは上記味噌中に6重量%以下の食
塩、即ち塩化す) IJウムを含むものである。上記含
塩量によれば味噌は味覚的に満足が得られないものとな
る。そこで本発明では上記減塩味噌に塩化カリウムを添
加することによって塩辛味を増大させ、一方塊化カリウ
ムに特有な苦味を中和させるた、めに塩化カルシウムお
よび/または塩化マグネシウムを添加するものである。
噌を含み、減塩味噌とは上記味噌中に6重量%以下の食
塩、即ち塩化す) IJウムを含むものである。上記含
塩量によれば味噌は味覚的に満足が得られないものとな
る。そこで本発明では上記減塩味噌に塩化カリウムを添
加することによって塩辛味を増大させ、一方塊化カリウ
ムに特有な苦味を中和させるた、めに塩化カルシウムお
よび/または塩化マグネシウムを添加するものである。
そして塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウ
ムは塩化ナトリウムの体外排泄を促進し、高血圧症、全
身浮腫症等の患者に好影響をもたらす。味覚的観点から
して上記辛味成分において塩化ナトリウムと塩化カリウ
ムとの重量比は80:20〜30ニア0、望ましくは8
0:20〜50:50、最適値としては60:40〜7
0:30であシ、上記範囲以上に塩化カリウムの比率が
増加すると塩化カリウム特有の苦味を消去しにく\なる
。また上記範囲以上に塩化ナトリウムの比率が増加すれ
ば減塩効果が低下することは勿論である。塩化カルシウ
ムおよび/またけ塩化マグネシウムは上記塩化ナトリウ
ムと塩化カリウムの混合物100重量部に対して0.2
〜1重量部の範囲にとどめるべきである。上記範囲以下
の塩化カルシウム、塩化マグネシウム含有量では塩化カ
リウムの苦味が消去出来ず、また上記範囲以上の塩化カ
ルシウム、塩化マグネシウム含有量では塩化カルシウム
、塩化マグネ7ウムによる異味が顕著になる。塩化カリ
ウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウムは例えば海水
や岩塩中に含まれる天然のものを用いてもよい。上記辛
味成分は減塩味噌の意味からみて味噌に20重量係以下
で含1れるべきである。
ムは塩化ナトリウムの体外排泄を促進し、高血圧症、全
身浮腫症等の患者に好影響をもたらす。味覚的観点から
して上記辛味成分において塩化ナトリウムと塩化カリウ
ムとの重量比は80:20〜30ニア0、望ましくは8
0:20〜50:50、最適値としては60:40〜7
0:30であシ、上記範囲以上に塩化カリウムの比率が
増加すると塩化カリウム特有の苦味を消去しにく\なる
。また上記範囲以上に塩化ナトリウムの比率が増加すれ
ば減塩効果が低下することは勿論である。塩化カルシウ
ムおよび/またけ塩化マグネシウムは上記塩化ナトリウ
ムと塩化カリウムの混合物100重量部に対して0.2
〜1重量部の範囲にとどめるべきである。上記範囲以下
の塩化カルシウム、塩化マグネシウム含有量では塩化カ
リウムの苦味が消去出来ず、また上記範囲以上の塩化カ
ルシウム、塩化マグネシウム含有量では塩化カルシウム
、塩化マグネ7ウムによる異味が顕著になる。塩化カリ
ウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウムは例えば海水
や岩塩中に含まれる天然のものを用いてもよい。上記辛
味成分は減塩味噌の意味からみて味噌に20重量係以下
で含1れるべきである。
かくして本発明の減塩味噌は食塩含有量が一般の味噌の
50重ft%以下に減じられているけれども塩辛味は一
般の味噌と全く同等であり、味覚的に満足されるもので
ある。因みに本発明の減塩味噌を一般味噌と2点識別法
によって比較した結果、50名の鑑別者全員が「一般味
噌と全く変らず食べ易く美味である」と判定し、この結
果は統計的にみて高度に有意である。
50重ft%以下に減じられているけれども塩辛味は一
般の味噌と全く同等であり、味覚的に満足されるもので
ある。因みに本発明の減塩味噌を一般味噌と2点識別法
によって比較した結果、50名の鑑別者全員が「一般味
噌と全く変らず食べ易く美味である」と判定し、この結
果は統計的にみて高度に有意である。
特許出願人 株式会社市川化学研究所
河 嶋 善 −
代理人宇佐見忠男
Claims (1)
- 塩化ナトリウム80〜30重量%、塩化カリウム20〜
70重量%の混合物100重量部と、塩化カルシウムお
よび/または塩化マグネシウム0.2〜1重量部とから
なる辛味成分を20重量%以下で含むことを特徴とする
減塩味噌。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57093586A JPS5940426B2 (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 減塩味「あ」 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57093586A JPS5940426B2 (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 減塩味「あ」 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58209953A true JPS58209953A (ja) | 1983-12-07 |
JPS5940426B2 JPS5940426B2 (ja) | 1984-09-29 |
Family
ID=14086383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57093586A Expired JPS5940426B2 (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 減塩味「あ」 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5940426B2 (ja) |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP57093586A patent/JPS5940426B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5940426B2 (ja) | 1984-09-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2991687B2 (ja) | 調味料用組成物 | |
US20070184176A1 (en) | Seasoning composition, seasoning material, and process for producing foods using the same | |
US5562942A (en) | Salt compositions | |
KR101724311B1 (ko) | 감염 음식품용 조성물 | |
JP5634069B2 (ja) | 呈味が改善された液体調味料 | |
WO1998053708A1 (en) | Salt flavor enhancing compositions | |
WO1998002051A1 (fr) | Compositions fonctionnelles de chlorure de sodium | |
JPS597428B2 (ja) | 食品調理用塩味料の製造方法 | |
JP2675254B2 (ja) | 機能性食塩組成物 | |
CN110089719A (zh) | 一种复合鲜味剂及其制备方法 | |
JPS58209957A (ja) | 減塩醤油 | |
JPS58209953A (ja) | 減塩味「あ」 | |
JPS5925663A (ja) | ビ−フフレ−バ−調味料の製造法 | |
JP2002325554A (ja) | 液体調味料 | |
US5562943A (en) | Salt compositions | |
JPH0697972B2 (ja) | カリウムを含有する食品 | |
JPH067111A (ja) | 低ナトリウム塩味料 | |
JP2001245627A (ja) | 低塩醤油調味料 | |
JPH06343417A (ja) | 塩化調味料 | |
JPS6015299B2 (ja) | 辛味組成物 | |
JPH0622458B2 (ja) | 食塩代用品 | |
JP3915972B2 (ja) | 呈味改良剤 | |
EP0083640A1 (en) | Flavoring system for sodium reduced foods | |
JPS6232856A (ja) | カリウム含有食品又は調味料 | |
JPS59118038A (ja) | 減塩肉類加工品 |