JPS58208042A - 軽量透明材料の製法 - Google Patents

軽量透明材料の製法

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JPS58208042A
JPS58208042A JP9100382A JP9100382A JPS58208042A JP S58208042 A JPS58208042 A JP S58208042A JP 9100382 A JP9100382 A JP 9100382A JP 9100382 A JP9100382 A JP 9100382A JP S58208042 A JPS58208042 A JP S58208042A
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glass
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浩二 熊田
黒瀬 昌晃
元夫 島田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軽量透明材料の製法、さらに詳しくはガラスと
ポリウレタン樹脂との複合材料からなる軽量透明材料の
製法に関するものである。
従来、自動車の風防ガラスなどに用いられる合わせ安全
ガラスの中間層としてポリウレタン樹脂を用いることは
知られている0例えば特公昭57−958埼公報には過
剰の有機ジイソシアネートとジオーμ類(ポリエステル
、ポリエーテ/l/、2価アμコー/L/)およびジヒ
ドロキシカルボン酸と反応させて得た2官能NGO−プ
レポリマーをジアミンで鎖伸長させて得た高分子量(分
子i 10000以上)の線状ポリウレタンポリ尿素の
フィ・7レムを2枚のガラス薄板間に挿入するが、上記
ポリウレタンポリ尿素の溶液をガラス薄板上に適用し物
理的乾燥してフィルムを形成し、加熱(100〜200
℃)、加圧(5〜20パー/I/)下に該フィルムを溶
融してガラスと結合して複合ガラスを製造することが記
載さtている。しかしながら、このような方法では特殊
な反応成分(ジヒドロキシカルボン酸)を用いて製造し
た線状ポリマーでなければ充分なガラス接着力が得られ
ないためポリウレタンポリ尿素の物性が限定されたもの
となる、加熱および加圧下に溶融、結合を行なう必要が
ある、一定厚さの中間層を有する合わせガラスの製造は
可能であるが複雑な形状、厚さの異なる複合材料の製造
には適用できない等の欠点がある。
本発明者らha−b記欠侭のない軽量透明材料の製法に
ついて鋭意検討を行なった結果、本発明に到達した。す
なわち本発明は2oIIIIを超えない間隔を保って並
置された厚さ21m以下の2枚のガラス薄板の間隙に、
常温硬化型ないしは熱硬化型の無黄変性ウレタン樹脂原
液を注入充填し、その場で反応させて硬化させることを
特徴とするウレタン樹脂層と、ガラス薄板表層からなる
軽量透明材料の製法である。
本発明で使用するガラス薄板において、ガラス(材質)
は特に制限されず各種の酸化物ガラス(ケイ素、ナトリ
ウム、カリウム、鉛等の金属酸化物の溶融物を冷却する
ことにより製造される)が使用できる。たとえばケイ酸
ガラス、ケイ酸アルカリガラス、ソーダ石灰ガラス、カ
リ石灰ガラス、鉛(アルカリ)ガラス、バリウムガラス
、ホウケイ酸ガラスのようなケイ酸塩ガラスが挙げられ
る。好ましいの□はソーダ石灰ガラスとくに自動車用風
防などの安全ガラスに一般に使用されているもの(強化
ガラス)である1本発明において用いるガラス薄板の厚
さは2龍以下好ましくは01〜1.OII+である。厚
さが21を超えると、得られる透明材料が重くなり軽量
化の目的が達せられずまたウレタン樹脂原液の反応熱に
よりガラス薄板の内面と外面との間に温度差を生じガラ
ス内部に歪みを生じやすくなる等の欠点が生ずる。ガラ
ス薄板の形状は、とくに制限されず平面状でも、湾曲面
状1球面状でもよい。
並置する2枚のガラス薄板の間隔は20朋以下好ましく
は101以下である。20関を超えると、透明材料の全
体としての厚さが大きくなりすぎ、実用的でなくなる。
この間隔は20詣を超えない限り客位置において同一で
も異なっていてもよいまた、この間隔(各位置において
同一でない場合は平均間隔)はα5順以上とくにLQ 
111以上あるのが好ましく;α5順より狭くなると、
ウレタン樹脂層の割合が少なくなるため軽量化の目的が
達せられず、またウレタン樹脂原液を均一に注入充填す
るのが困蛯となる。
ウレタン樹脂中間層とガラス薄板表層との重量比は、通
常100:1〜1:20好ましくは50: I S−1
: 10である。
本発明において使用する上記ウレタン樹脂原液としては
無黄変型ポリイソシアネートと多官能活性水素含有化合
物とを主成分とし、注型充填時には液状で、牛の後反応
固化するものが用いられる。
無黄変型ポリイソシアネートとしては、脂肪族系ポリイ
ソシアネート(すべてのNCO基が非芳香族性炭素原子
に結合しているポリイソシアネート)たとえば炭素数(
NCO4中の炭素を除く)2〜12の脂肪族ポリイソシ
アネート、炭素数4〜15の脂環式ポリイソシアネート
、炭素数8〜12の芳香脂肪族ポリイソシアネートおよ
びこれらのポリイソシアネートの変性物(カーポジイミ
ド基、ウレトジオン基、ウレトジオン基またはイソシア
ヌレート基、含有変性物など)が使用できる。このよう
なポリイソシアネートとしてはエチレンジイソシアキー
1.テトラメチレンジイソンアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート(HDI)、ドデカメチレンジイソシ
アネート、1゜611−ウンデカン゛トリイ、ソシアネ
ート、2゜2.4−)リメチpヘキサンジイソシアネー
ト。
リジンジイソシアネー)、2.6−ジイツシアネートメ
チルカプロエート、ビス(2−イソシアネートエチ/I
/)フマレート、ビス(2−イソシアネートエチ/1/
)カーボネート、2−イソシアネートエチ/L’−2,
6−ジイツシアネートヘキサノエート;イソホロンジイ
ソ東シアネー)(IPDI)。
シンクロヘキシルメタンジイソシアネート(水添MDI
)、シクロヘキシレンジイソシアネート。
メチルシクロヘキシレンジイソシアネート(水添TDI
)、ビス(2−イソシアネートエチ/L’)4−シクロ
ヘキセン−1,2−シカμポキシレート;キシリレンジ
イソシアネート、ジエチルベンゼンジイソシアネー);
HDIの水変性物、IPDIの三゛量化物など;および
これらの2種以上の混合物が挙げられる。これらのうち
で好ましいのはHDI 、I PDIおよび水添MDI
である。
多官能活性水素含有化合物としては活性水素含有基(水
酸基、アミノ基など)を2測具」1有する化合物たとえ
ばポリオ−/L’類、ポリアミン類、ア物が使用できる
。ここでポリオール類としては、低分子ポリオ−/I/
(エチレングリコ−μ プロピレングリコール、L4−
ブタンジオールなどの三官能ポリオール;グリセリン、
トリメチロ−μプロパン、ペンタエリスリトー〜、ソμ
ビトール。
シュクローズなどの三官能以上のポリオ−pなど)高分
子ポリオ−1v(OHH価通常20〜7oo)たとえば
ポリエーテルポリオール〔上記低分子ポリオールまたは
/およびアミン類(アルカノ−Iシアミンたとエバトリ
エタノールアミン、N−メチルジェタノールアミン、脂
肪族ポリアミンたとえばエチレンジアミン、ジエチレン
トリアミン、芳香族シアミンたとえばトリレンジアミン
、ジフェニルメタンジアミンなど)のアルキレンオキシ
ド〔炭素数2〜4のアルキレンオキシドたとエバエチレ
ンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドな
どの11または2種以上(ランダムおよび/lたはブロ
ック)〕付加物、アルキレンオキシドの開環重合物(テ
トラヒドロフランの開環重合、加水分解によるポリテト
ラメチレングリコ−ルなど)など〕、ポポリエステルポ
リオール〔ポリカルボン酸(脂肪族ポリカルボン酸たと
えばアジピン酸、マレイン酸、1量化すルイン酸、芳香
族ポリカμボン酸たとえばフタル酸など)と低分子ポリ
オ−Iしまたはポリエーテルポリオ−1しとの末端がヒ
ドロキシIし基であるポリエステμポリオーμ、ラクト
ンポリエステルなど〕、ポリブタジェンポリオ−pおよ
びアクリルポリオ−pなどがあげられる。ポリアミン槃
としては、好ましくは60〜3000分子′Mと有する
。脂肪族系(脂肪族、脂環式または芳香脂肪訊)ポリア
ミンたとえばエチレンジアミン、テトラメチレンジアミ
ン。
ヘキサメチレンジアミン; 4 、4’−ジアミノシク
ロヘキシルメタン、1,4−ジアミノシクロヘキサンj
 4j ”−ジアミノ−3,3′−ジメチIレジクロヘ
キシpメタン、イソホロンジアミン、下記芳香族ポリア
ミ、ンの水素添加物;キシリレンジアミンなど;および
芳香族ポリアミンたとえば4,4′−メチVンビスアニ
リン#4#4′−メチレンビス(2−クロロアニリン)
、2,3.2’、3’−テトラクロロ−4,4′−ジア
ミノジフェニルメタン。
1.2−ビス(3−クロローダ−アミノフェニルチオ)
エタン、l、3−ビス(4−アミノベンシイpオキシ)
プロパン、3,5−ジアミノ−4−り4r−ジアミノジ
シクロヘキシルメタン、イソホロンジアミンである。ア
ミノフェニルチオとしてはモ/−4たはジ−エタノ−μ
アミン、プロパツールアミン等が挙げられる。これらの
2個以上の活性水素基と有する化合物6うち、好ましい
のけポリエーテルポリオ−p、特に好ましいのはポリプ
ロピレンエーテρ系ポリオール(プロピレンオキシド付
加物およびプロピレンオキシドを主体とするアルキレン
オキシド共付加物)である。
活性水素含有化合物は2種以上併用してもよい。
例えば高分子ポリオ−/L/(好ましくはポリエーテル
ポリオ−/I/)の1種または2種以上(OH価の異な
るものの併用、ポリエーテμとポリエステルの併用など
)と低分子活性水素含有化合物(低分子ポリオ−Iしお
よび/またはポリアミンなど)とと併用することができ
る。この場合、両者の割合は分子量や要求される物性な
どに応じて種々変えることができるが、一般に両者の合
計中、低分子活性水素含有化合物が30%(当量)以下
とくに20%以下(ポリアミンの場合は20%以下とく
に10%以下)が好ましい。
用いる高分子ポリオ−/L/(ポリエーテルポリオール 性水素原子含有基当りの分子量)、平均官能基数は要求
される物性に応じて変えることができるが、一般に当量
は29〜1000とくに40〜io。
が好ましく又、平均官能基数は2〜6とくに21〜40
が好ましい。
またポリオール(高分子および/または低分子)の少な
くとも一部として3価以上のポリ、オールを用いること
により、耐水性,耐煮沸様,耐溶剤性および硬度その他
の物性の優れたポリウレタンが得られる。
本発明において、無黄変型ポリイソシアネートと多官能
活性水素含有化合物とを主成分とするウレタン樹脂原液
を間隙充填に用いるに当り、その方法は任意である。
ポリイソシアネートはそのまま用いてもよく(ワンショ
ット法)、予めポリイソシアネートと活性水素含有化合
物(高分子ポリオ−μおよび/または低分子ポリオ−/
I/)の一部と反応させてNGO含有ウレタンプレポリ
マー(完全プレポリマーまたはクオンプレボリマー)と
して使用してもよい(プレポリマー法)、NCO含有プ
レポリマーを製造する場合のN C Olo H比は通
常100/1〜11/1好ましくは15/1〜L5/1
であり、プレポリマーの粘度(20℃)は10,000
cps以下とくに5,0 0 0 cps以下が好まし
く,NGO含量は2〜40%とくに5〜25%が好まし
い.tた、ボリイIll 、Z.シアネートの一部を活
性水素含有化合物と反応させて末端活性水素のプレポリ
マーを合成しておき、これ!!i−(必要により別の活
性水素含有化合物とともに)ポリイソシアネートまたは
NCO含有プレポリマーと反応させることもできる.イ
ソシアネート成分(ポリイソシアネートまたはNCO含
有プレポリマー)との混合。
充填に用いる活性水素成分(活性水素含有化合物または
/および活性水素含有プレポリマー)の粘度(20℃)
は1 0,0 0 0 cps以下とくに5,000c
ps以下が好ましい。
イソシアネート成分と活性水素成分との混合割合はNC
O/活性水活性水基含有基比で通常L5/1〜α8/1
好ましくはL3/1〜1/1である.また、NCOの割
合を上記よりも多く〔イソシアネート指数で150〜3
00またはそれ以上(たとえばiooo))用いてポリ
イソシアヌレート樹脂を形成するごともできる.(この
場合はイソシアネートの三量化触媒たとえば酢酸カリ。
酢酸ナトリウム、ナフテン酸カリウム等の金属塩または
トリスジメチルアミノ、プロピルヘキサ/XイドローS
トリアジン等のアミン類を゛使用する.)ウレタン樹脂
原液としては、上記のようなイソシアネート成分と活性
水素成分を攪拌混合して注入する所謂2液型のものが好
ましいが、別の型のものを用いることもできる.例えば
上記イソシアネート成分のイソシアネート基の一部また
は全部をマスキング剤〔オキシム化合物,ラクタム類。
活性メチレン化合物,フェノ−μ類など;たとえばアセ
トオキシム、ε−カプロラクタム、マロン酸ジアルキル
エステ/L/,モノメチルアニリン、フェノ−μ等〕で
ブロックしたものと活性水素成分とを攪拌混合したもの
(混合物または反応生成物)を注入充填し然る後加熱し
てデブロッキングして反応硬化させる方法;およびウレ
タン樹脂原液の少なくとも一部に重合しつる二重結合を
導入したもの〔たとえば原料力μボン酸の少なくとも一
部トシてマレイン酸,イタコン酸などの不飽和シカ〜ポ
ン酸を用いて製造したポリエステIレポリオーμ,原料
アμキレンオキ、シトの少なくとも一部とLテア !J
 lレグリシジルエーテルなどの二重結合含有オキサイ
ドを用いて製造したポリエーテルなどあるいはこれらと
ポリイソシアネートと反応させて得たNGOまたは活性
水素含有プレポリマー〕を用い、注入充填時の液状物中
の二重結合を光増感剤(たとえばベンゾフェノン、ベン
ゾインエチルエーテル、ベンゾインイソグチpエーテμ
、ベンジル、ベンゾイルパーオキサイドなど)の存在下
に紫外線固化させる方法などが挙げられる。
更に本発明においてウレタン樹脂原液には、必要に応じ
て、ガラス接着力を低下させない他成分を任意に加える
ことができる。他成分としては、可塑剤(ジブチルフタ
レート、ジオクチルフタレート、ジオクチルセパケート
など)、i剤()〜エン、キシレン、メチルエチルケト
ン、酢酸エチル、酢酸ブチμなど)、触媒(オクチル酸
鉛、ジオクチルジラウレート、スタナスオクトエート。
トリエチルアミン、トリエチレンジアミンなど)染料お
よび老化防止剤などがあげられる。
無黄変型ポリウレタン樹脂を注型充填する方法は特に制
限されず、手作業による注型、吐出注型機による注型等
、任意に選ぶことができる。注型充填後、ポリウレタン
樹脂の硬化促進のため全体を加熱することも任意でちる
。加熱温度は1市常30〜150℃好ましくは40〜1
20℃である。
本発明に於いて、ガラス薄板と無黄変型ウレタン樹脂と
の間の密着性を向上させるために、ポリウレタン樹脂を
適用する前に、予めガラス薄板(内面となる側)をプラ
イマーにて処理することができる。プライマーとしては
、分子中に無機質と化学結合し得る反応基と、有機質と
結合し得る反応基を併せ有する有機ケイ素化合物、いわ
ゆるシランカップリング剤或いはそれを主成分とする溶
液が有効である。シランカップリング剤およびその溶剤
としては、特願昭55−120316号および1203
17号明細書に記載のものがあげられる。該プライマー
のガラス板への適用方法は、へケによる塗布、浸漬およ
び吹き付は等任意である。溶剤を含む溶液を適用した場
合には適用後、風乾あるいは加熱により溶剤を充分乾燥
させることが必要でおる。
本発明に従って無黄変性ウレタン樹脂原液をガラス薄板
の間隙に注入充填するに当り、2枚のガラス薄板は所定
の間隔(2011以下)に平行に向き合せて、間隙を形
成しその間に間隔保持部材(たと、tばゴム板、ウレタ
ンエラストマー板、プラスチック板、木板等)を置いて
所定の間隔に保持した上で、周縁部(両側部および底部
)に樹脂原液流出防止手段を施こす(たとえばビニμテ
ープ等のテープ類にてシールする)ことにより樹脂原液
注入空間を形成し、その中へ原液を注入充填することが
できる。上記において、やや厚めの保持部材(ゴム等)
を挿入し、周縁をシー!しした後、外側より締めつけて
所定の間隔とすることもできる1間隔保持部材(ゴム、
ウレタンエラストマー等)はそのままにしていても、樹
脂中間層形成後に剥離除去してもよい、(剥離する場合
は、表面に離型剤を塗布したものまたはテフロン等の離
型性のものを用いる。) 本発明の軽量透明材料の製法は、従来のポリウレタンフ
ィルムを加熱(100〜200℃)および加圧(5〜2
0バール)下に溶融接着する複合ガラスを製造する方法
に比して、加;禮、加圧装青を必要とせず簡単な装置、
操作で透明材料と製造できる、ウレタン樹脂層の形状、
厚さと任意に変えることができる、反応成分を任意に選
ぶことができ、特殊な反応成分を用いなくても優れたガ
ラス接着力を有し各種物性に優れウレタン樹脂層を有す
る透明材料を得ることができる等の効果を有している。
本発明で得られる透明材料のガラス接着性、ウレタン樹
脂層の物性は、樹脂原液の選択により広範囲に変えるこ
とができ、例えば高いガラス接着性が要求される場合に
は、インシアネート成分の含有量を高くする。更には該
成分として遣水添MDIを用いること等により、又、高
度の耐熱性および耐水性等が要求される場合には、イン
シアネート成分あるいは活性水素成分に多官能基性のも
のを使用すること等によりそれぞれ対応可能である。
また、本発明により製造された透明材料は従来の無機系
ガラスのみからなる材料や厚さ3朋以上の無機ガラス板
からの合わせガラスに比して軽量であり、しかも従来の
有機合成樹脂のみからなる材料に比べてその表面が傷つ
きやすいという欠点を克服したものであり、且つ各種物
性、ガラス接着力、耐光性、端面安定性、透明性、エネ
ルギー吸収性に優れ実用上極めて有益な材料である。
上記効果を奏することから本材料は在来の無機系ガラス
材料および合わせガラスより軽量でかつ同等の機能を有
するものとして、自動車、電車等車両の風防ガラス、或
いは軽量レンズ等に巾広く適用することができる。
以下実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
以下に記す部は重量部を示す。
製造例1 撹拌棒および温度針を装備゛した4つロフラスコにヒド
ロキシル価168のポリプロピレンエーテルトリオ−/
l/100部とイソホロンジイソシアネ−) 180部
とを投入し、チッソ気流下で1 ’O0℃にて5時間反
応させ、プレポリマーAを得た。
製造例2 γ−アミノプロピ7レトリメトキシジラン1部をエタノ
−Iv99部に溶解せしめプライマーAを得た。
実施例1 厚さがO2l1m1で一辺10口の正方形ガラス薄板を
2枚用意しそれぞれの一面に製造例2で得たプライマー
Aをへケにて、うずく均一に塗布し、室温にて30分間
風乾させた。
次いで図11図2に示されるように、それぞれのガラス
のプライマー処理面(P、) 、 CP、)を内側とし
、2枚のガラス薄板(1) 、 (2)を間隔10II
Mで平行かつ垂直に立て、10■巾のテフロン板(3)
にて間隔を保持した上で両側部および底部をビニフレテ
ープ(4)にてシールした。
容量1tのポリビーカーに40℃に予熱した製造例1で
得たプレポリマー200部、40℃に予熱したヒドロキ
シル価673のポリプロピレンエーテμトリオーA/7
19部およびオクチル酸鉛11:lj: α1部を投入し、プロペラ羽根にて充分攪拌混合した後
、3m1lH#の減圧ラインにて混合液を充分に脱気し
た。
該混合液(5)を上記ガラス対の上部開放口(61より
すばやく注入し、60℃にて3時間養生し更に室温にて
1週間養生して、図3に示されるようなガラス薄板層(
I)、(6)とウレタン樹脂層(ロ)からなる複合材料
を得た。
該混合液の残りを60℃に予熱した金型に流し込み、同
様の養生を行い2龍の厚さの試験板を得、物性試験に供
した。
得られた複合材料は透明性に優れて、軽量でかつ耐擦傷
性および耐衝撃性に富み、充分実用に耐えるものであっ
た。
又ポリウレタン樹脂の物性試験の結果は以下の通りであ
った。
硬度(ショアD )70  (JIS K 6301準
拠)引張強度(kg、/cm”)  350  (# 
     )
【図面の簡単な説明】
図1は斜視図、図2および図3は側1折面図である1図
中1,2.I、■はガラス薄板、31dテア0ン板、4
はテープ、5はウレタン樹脂原液、61目旬 特開昭58−208042 (7) 図’         +213

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.2Qmmを超えない間隔を保って並置された厚さ2
    龍以下の2枚のガラス薄板の間隙に常温硬化型ないしは
    熱硬化型の無黄変性ウレタン樹脂原液を注入充填し、そ
    の場で反応させて硬化させることを特徴とする、ウレタ
    ン樹脂層とガラス薄板表層からなる軽量透明材料の製法
    。 2 該ウレタン樹脂原液、が脂肪族系ポリイソシアネー
    トまたはそのNCO含有プレポリマーとポリオールおよ
    び/または脂肪族系ポリアミンからなる2液型ウレタン
    樹脂原液である、特許R74求の範囲第1項記載の製法
    。 a ポリオールの少なくとも一部としてポリエーテルポ
    リオールを用いる、特許請求の範囲第2項記載の製法。 4、 プレポリマーが低分子ポリオールおよび、/また
    はポリエーテルポリオールと過剰の脂肪族系ポリイソシ
    アネートとを反応させて得られるNGO含量2%以上の
    プレポリマーである、特許請求の範i第2または3項記
    載の製法。 & ガラス薄板としてその内面にシランカップリング剤
    を適用したものを用いる、特許請求の範囲第1〜4項の
    何れか記載の製法。 α ウレタン樹脂層の厚さが05〜2oIIIIである
    、特許請求の範囲第1〜5項の何れが記載の製法。 7 ウレタン樹脂層とガラス薄板表層とのt量比が50
    :1〜1:10である、特許請求の範囲第1〜6項の何
    れが記載の製法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02185430A (ja) * 1989-01-12 1990-07-19 Teijin Chem Ltd 積層板の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02185430A (ja) * 1989-01-12 1990-07-19 Teijin Chem Ltd 積層板の製造方法

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