JPS58206432A - 三転ダンプの作動コントロ−ル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は三転ダンプの作動コントロール装置ｉｆｆに関
する。

一般に三転ダンプは前後左右の４箇所のヒンジ機構が係
脱自在であって、該ヒンジ機構の係脱状態の組合せ方を
変換して、同一のホイストシリングの伸長によって、後
方・左方・右方の三方向に選択的にダンプするものであ
る。ところで、このヒンジ機構の係脱が不確実な場合、
ホイストシリングの伸長と共に荷箱が上昇傾動し、その
傾動途中に於て、ヒンジ機構が外れ、荷箱が脱落する危
険がある。

本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、荷箱の
傾動中の脱落事故を確実に防ぐことを目的とする。そこ
で本発明の特徴とする処は、ホイストシリングの伸長作
動により荷箱を後方及び左方と右方の５方に傾動させる
ようにした三転ダンプに於て、前後左右の４箇所に設け
られた係脱１１在のヒンジ機構の係脱が確実に行なわれ
ているのを電気的に検出する検出スイッチを設け、さら
に上記ホイストシリングを作動させる流体圧切換弁。（
、該ホイストシリンダの伸長方向への切］・４えをｌＱ
ｔ　＋Ｉ〕するソレノイド付ロック手段を付設し、該ロ
ック手段のソレノイドの通電制御を、上記検出スイッチ
でもって行なうように構成した点にある。

以下、図示の実施例に基き本発明を詳説する。

第１図と第２図に於て、（１）は荷箱であって、ホイス
トシング（２）の伸長作動により該荷箱（１）を後方・
左方・右方の５方に選択的に傾動させる三転ダンプ（３
）を後方から見た図である。シャシ（４）のフレーム−
Ｌにサブフレーム（５）を架装し、該サブフレーム（５
）の前後位置の横桁（６）　（６）の左右端に受は部材
（７）・・・を取付ける。該受は部材（７）には−ト方
開ロ状の四部（８）が形成され、さらに支軸（９）にて
揺動開閉自在として鉤爪型の係止部材００が取付けられ
る。また前方の横桁（６）の左右端には該受は部材（７
）　（７）は、固着されるが、後方の横桁（６）には、
第２図に示したように、横桁（６）内に揺動自在として
挿通された回転軸（１υの左右端に受は部材（７）　（
７）が固着され、後方ダンプを可能としている。

また、荷箱（１）の裏面の前後左右から４個のヒンジ本
体αつ・・・が突設され、該本体０匂の支軸０３は受は
部材（７）の四部（８）に上方から嵌込まれて、左右揺
動自在として、第２図に示す如く、係止部材００にて保
持されている。

このように、受は部材（７）と係止部材００と支軸（９
）とヒンジ本体（２）等からなる係脱自在のヒンジ機構
Ｑ４１・・・は、前後左右の４箇所に配設されている。

そして、第４図と第２図と第６図に示す如く、各々のヒ
ンジ機構ａ４１毎に、流体圧シリンダ０均・・・が付設
され、ロッドｑ→や揺動腕αηα８）等からなるリンク
部材０１等にて該シリンダαｅと前記係止部材００とが
連動連結され、該シリンダ０！；ｌの伸縮にて係止部材
θ１がヒンジ本体α埠の支軸側を係脱するように構成さ
れる。

しかして、第４図の図例では、ホイストシリング（２）
を作動させる流体切換弁−が流体圧ポンプＱ１）と配管
（イ）にて連通連結され、しかもこの切換弁（イ）は、
ヒンジ機構α祷・・・の各シリンダα均・・・の作動と
、上記ホイストシリング（２）の作動とを切換えるメイ
ンシリンダの役目を兼ねているものである。かつ手動式
であって、ソレノイド（ｓｏ、ｒ、、５）付ロック手段
翰を該切換弁（イ）のレバ一部位に付設する。該切換弁
−の同図中の記号では、右のブロック（ト））はホイス
トシリング（２）を伸長作動させる弁位置であり、左の
ブロック（Ｌ）はヒンジ機構Ｑ４１の係脱作動を行なう
ためのメイン流路−に圧力流体を送る弁位置に相当する
。このメイン流路（ハ）は途中で分岐して、２個のソレ
ノイド式切換弁（ハ）（イ）に接続されている。

第４図では左方が車の前方として示してあって、一方の
切換弁（ハ）は、対角位置にある右前及び左後のシリン
ダ０均０υに配管（２７ａ）（２７ｂ）にて、伸縮逆方
向に作動すべく連通連結され、また、他方の切換弁（ホ
）は、対角位置にある左前及び右後のシリンダ００Ｏυ
に配管（２８ａ）（２８ｂ）　Ｋて、□伸縮逆方向に作
動すべく連通連結されている。（ＳＯＬＩ）（ＳＱＬ２
）は切換弁（イ）用のソレノイドで、（ＳＯＬ３）（Ｓ
ＯＬ４）は切換弁（イ）のソレノイドである。

ところで、第４図及び第２図と第６図に示すように、シ
リンダ０υのピストンロッドの動き、又はリンク部材ａ
場の動きを検出する検出スイッチ（Ｒｒ□）（Ｌｆ２）
；　（Ｒｒｘ）（Ｌｆ２）；　（Ｌｆ、）（Ｌｆ２）；
　（Ｌｒ□）（Ｌ　ｒ　２　）が前後左右の４箇所の各
々に対応して設けられる。これ等の検出スイッチ（Ｌｆ
工）（Ｒｆ　２　）　（Ｒｒ、）（Ｌｆ２）・・・にて
、前後左右の４箇所に設けられたヒンジ機構α４）　０
４　ａ＜　ａΦの係脱が確実に行なわれているか否かを
、電気的に検出するものであって、第５図と第６図と第
７図に示すように配線して、前記ロック手段＠のソレノ
イド（ｓ　ＯＬ　５）の通電制御を、上記検出スイッチ
（Ｒｆ、　）（Ｒｆ２）（Ｒｒ□）（Ｒｒ２）（Ｌ　ｆ
、　）（Ｌ　ｆ２）（Ｌ　ｒ、　）（Ｔ、　ｒ２）でも
って行なうように構成される。

第５図に於て、（ＭＳ）はメインスイッチ、（Ｐ工）と
（Ｐ２）はパイロットランプ、（Ｓ□）は左方ダンプ用
スイッチ、（Ｓ２）は後方ダンプ用スイッチ、（Ｓ３）
は右方ダンプ用スイッチである。また、（Ｌｓ）と（Ｒ
８）は荷箱（１）が不整地等でねじれてサブフレーム（
５）から浮上っていないかどうかを検出するために、サ
ブフレーム（５）の前後方向のほぼ中央において、左及
び右側に夫々設けられたリミットスイッチである（第１
図参照）。しかも第５図の検出スイツチの位置と第４図
の検出スイッチの位置が対応し、左後と右後のヒンジ機
構０４）（＋４）が係合状態にあって、後方ダンプの状
態を示す。また、第６図は左方ダンプ時を示し、第７図
は右方ダンプ時を示す。

次に、第８図は他の実施例を示す図であって、前後左右
の４箇所のヒンジ機構（＋４）　（１４１０４）　Ｑ４
）は図外の機械式連動連結機構と手動レバーにて行ない
、流体を用いない方式のものである。その場合において
は、ヒンジ機構Ｏａ・・・の係止部材０１・・・の揺動
作動位置を検出すべく電気的検出スイッチ（Ｒｆ工）（
Ｒｆ２）・・・を設け、さらに、荷箱（１）の傾動用の
ホイストシリンダ（２）を作動させる流体圧切換弁−は
、左ブロック（Ｌ）が上げ、右ブロック（Ｒ）が下げの
各位置を有する弁であって、そのスプール翰に係止部（
至）を設けて、ソレノイド（ｓ　ＯＬ　５）付のロック
手段（至）にて、該係止部（ト）に係合自在として、左
ブロック（Ｌ）への切換えを阻止ｕＪ能なように□する
。

本発明は上述のように、ホイストシリンダ（２）の伸長
作動により荷箱（１）を後方及び左方と右方の６方に傾
動させる。ようにした三転ダンプに於て、前後左右の４
箇所に設けられた係脱自在のヒンジ機構０→Ｑ４１Ｑ→
（＋４）の係脱が確実に行なわれているのを電気的に検
出する検出スイッチ（Ｒｆ　　）（Ｒｆ２）（Ｒｒ工）
（Ｒｒ　２ＸＬ　ｒ　、）（Ｌ　ｒ　２）（Ｌ　ｒ　エ
ＸＬ　ｒ２）を設け、さらに上記ホイストシリンダ（２
）を作動させる流体圧切換弁−に、該ホイストシリンダ
（２）の伸長方向への切換えを阻止するソレノイド（Ｓ
　ＯＬ　５）付ロック手段翰を付設し、該ロック手段に
）のソレノイド（ＳＯＬ５）の通電制御を、上記検出ス
イッチ（Ｒｆ　）（Ｒｆ２）（Ｒｒ工）（Ｒｒ２　）（
Ｌ　ｆ工ＸＬ　ｒ２）（Ｌ　ｒ、　）（Ｌ　ｒ　２）で
もって行なうように構成したコントロール装置であるか
ら、ヒンジ機構α→・・・の内の少くとも１箇所が不完
全な掛り　（半掛り）の場合には、検出スイッチにて確
実に検出されて、ソレノイド（ＳＯＬ５）ｔ＝介してロ
ック手段（ト）をロック状態に保持し、流体圧切換弁−
は、ホイストシリンダ（２）の伸長方向に切換えること
ができず、従□って、荷箱（１）がいずれの方向へも傾
動できず、荷箱（１）がヒンジ機構の半掛りによって脱
落する事故を確実に防止出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は正転ダ°ンブ全体の背面図、第２図は本発明の
一実施例を示す拡大背面図、第６図は平面図、第４図は
液圧回路図、第５図は後方ダンプ時を示す電気回路図、
第６図は左方ダンプ時の要部電気回路図、第７図は右方
ダンプ時の要部電気回路図、第８図は他の実施例を示す
簡略構成回路図である。 （１）・・・荷箱、（２）・・・ホイストシリンダ、（
１４）・・・ヒンジ機構、（イ）・・・流体切換弁、（
イ）・・・ロック手段、（ＳＯＬ５）・・・ソレノイド
、（Ｒｒ、　）（Ｒｆ２）（Ｒｒ、　）（Ｒ１−２）（
Ｌ　ｒ　□）（Ｌ　ｆ２）（Ｌ　ｒ　、）（Ｔ、　ｒ　
２）・・・検出スイッチ。 特許出願人　　極東開発工業 株式会社 ｓ！、１図 第　２　図 ／　　　　ソ　　　　　　　　　１ｌｌｂ＋ソ　　しＹ
ＬＩ／　　　　　　　、　　　ＬＹ２第３図 第５図 第６図　　　　　第７［２１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ／　ホイストシリング（２）の伸長作動により荷箱（１
   ）を後方及び左方と右方の５方に傾動させるようにした
   三転ダンプに於て、前後左右の４箇所に設けられた係脱
   自在のヒンジ機構Ｑ４）　０４）　Ｑ４）α第の係脱が
   確実に行なわれているのを電気的に検出する検出スイッ
   チ（Ｒｆよ）（Ｒｆ２）（Ｒｆ工）（Ｌｒ２）（Ｌ　ｒ
   　　）（Ｌ　ｆ２）（Ｌ　ｒ、　）（Ｌ　ｒ２）を設け
   、さらに−Ｉ−記ホイストシリング（２）を作動させる
   流体圧切換弁（２０ニ、該ホイストシリング（２）の伸
   長方向への切換えを阻止するソレノイド（ｓ　ｏ　ｉ　
   ５）　　付ロック手Ｊ９（ｎを付設し、該ロック手段−
   のソレノイド（Ｓ　ＯＬ　５）の通電制御を、上記検出
   スイッチ（Ｒｆ工）（Ｒｆ２）（Ｒｒ、）（Ｌｒ２）Ｄ
   、ｆ□）（Ｌｒ２）（Ｌｒ、）（ｒ、ｒ２）でもって行
   なうように構成したことを特徴とする三転ダンプの作動
   コントロール装置。