JPS5820637B2 - パチンコ機における遊技球発射装置組付用プレ−トの成形方法及びそのプレ−ト - Google Patents
パチンコ機における遊技球発射装置組付用プレ−トの成形方法及びそのプレ−トInfo
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- JPS5820637B2 JPS5820637B2 JP56012656A JP1265681A JPS5820637B2 JP S5820637 B2 JPS5820637 B2 JP S5820637B2 JP 56012656 A JP56012656 A JP 56012656A JP 1265681 A JP1265681 A JP 1265681A JP S5820637 B2 JPS5820637 B2 JP S5820637B2
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- resin
- metal
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、パチンコ機の遊技球発射装置を組付けるプレ
ートの成形方法及びそのプレートに関する。
ートの成形方法及びそのプレートに関する。
従来、遊技球発射装置を構成する各種部品を一枚の金属
プレートに組付けてセット化するようにした構想は既に
知られている。
プレートに組付けてセット化するようにした構想は既に
知られている。
しかし、従来方法によると、金属プレートに予かじめタ
ッピング孔を穿設するか、又はナツトを溶接する等の二
次加工を施こし、しかるのちにビス又はボルトを用いて
各種部品を組付けるようにしており、非常に手間が掛か
つて作業能率が低いという欠点がある。
ッピング孔を穿設するか、又はナツトを溶接する等の二
次加工を施こし、しかるのちにビス又はボルトを用いて
各種部品を組付けるようにしており、非常に手間が掛か
つて作業能率が低いという欠点がある。
また、アルミ合金或いは合成樹脂等によりプレートと一
体に各種部品の取付部を形成することも考えられている
が、前者の場合には例えば槌腕軸の軸受部分等のように
精密な寸法精度が要求されるところでは依然として切削
等の二次加工を施こさなければならない欠点があり、後
者の場合には強度的に弱く実際に実用に供することは困
難である等の欠点がある。
体に各種部品の取付部を形成することも考えられている
が、前者の場合には例えば槌腕軸の軸受部分等のように
精密な寸法精度が要求されるところでは依然として切削
等の二次加工を施こさなければならない欠点があり、後
者の場合には強度的に弱く実際に実用に供することは困
難である等の欠点がある。
本発明は上記の欠点を解消するため、一枚の金属板をペ
ースとして樹脂加工を施こし、予かしめ金属板に穿設さ
れた必要部品を取付けるための下孔の周縁部に樹脂によ
る所要形状の取付部を一体に成形し、さらに槌腕軸を軸
承する軸受を樹脂を用いて金属板に強固かつ高精度に固
着することにより、各種部品の組付作業が能率よくでき
、しかも全体強度、取付位置精度の高い遊技球発射装置
組付用プレートの成形方法及びそのプレートを提供する
ことを目的とする。
ースとして樹脂加工を施こし、予かしめ金属板に穿設さ
れた必要部品を取付けるための下孔の周縁部に樹脂によ
る所要形状の取付部を一体に成形し、さらに槌腕軸を軸
承する軸受を樹脂を用いて金属板に強固かつ高精度に固
着することにより、各種部品の組付作業が能率よくでき
、しかも全体強度、取付位置精度の高い遊技球発射装置
組付用プレートの成形方法及びそのプレートを提供する
ことを目的とする。
以下この発明を図面について詳細に説明する。
本発明(ζモータの回転駆動により槌腕を反復作動させ
て遊技球を連続自動的に発射する電動式のパチンコ機に
応用した場合を示す。
て遊技球を連続自動的に発射する電動式のパチンコ機に
応用した場合を示す。
本発明をこの電動式のパチンコ機に応用して示したのは
単に例示しただけであり、本発明は遊戯者の・・ンドル
操作により槌腕を反復作動させて遊技球を発射する手動
式のパチンコ機にも同様に利用できる。
単に例示しただけであり、本発明は遊戯者の・・ンドル
操作により槌腕を反復作動させて遊技球を発射する手動
式のパチンコ機にも同様に利用できる。
電動式のパチンコ機は、第8図及び第9図に示しである
ように、表枠1の前面に回動バンドル2を回動自在に設
けている。
ように、表枠1の前面に回動バンドル2を回動自在に設
けている。
また、表枠1の裏面にはモータ3が備えられ、とのモー
タ3の駆動軸4には遊技球発射用の槌腕5に固設したカ
ム受棒5′に係合してこれを反復作動させるためのカム
6を固着している。
タ3の駆動軸4には遊技球発射用の槌腕5に固設したカ
ム受棒5′に係合してこれを反復作動させるためのカム
6を固着している。
前記回動バンドル2の軸7にはプーリ8が固着され、こ
れに槌腕5を発射方向に付勢する引張ばね9に連結した
ワイヤ10の一端を連結し、回動バンドル2を回動させ
ることによって引張ばね9の張力が加減され遊技球を所
望の発射位置に発射できるようにしである。
れに槌腕5を発射方向に付勢する引張ばね9に連結した
ワイヤ10の一端を連結し、回動バンドル2を回動させ
ることによって引張ばね9の張力が加減され遊技球を所
望の発射位置に発射できるようにしである。
また、回動バンドル2を回動させることによってプーリ
8に突設した作動片11がスイッチ12の接触子13よ
り離れることで該スイッチ12がオンしてモータ3が回
転駆動するようになっている。
8に突設した作動片11がスイッチ12の接触子13よ
り離れることで該スイッチ12がオンしてモータ3が回
転駆動するようになっている。
第1図ハ本発明によるベースプレー1−Pを示し、所要
の面積と厚み(約2ミリメートル)を有した一枚の金属
板14により形成される。
の面積と厚み(約2ミリメートル)を有した一枚の金属
板14により形成される。
そして金属板14の略中央に槌腕5の軸15を挿入する
ための挿入孔16とこの挿入孔16よりも左側下方寄り
に回動ノッドル2の軸7を挿入するための挿入孔17を
開設し、挿入孔16のまわりにはモータ3を取付げるた
めの下孔18・・・・・・・・・と槌腕5の回動範囲を
規制する当てゴム19゜19を取付げるための下孔20
・・・・・・・・・と引張ばね9を掛ける転子21の支
持軸22を固植するための下孔23を開設し、挿入孔1
70近くにはスイッチ12を取付けるための下孔24.
24とワイヤ10を掛げる転子25の支持軸26を固植
するための下孔27を開設し、金属板14の隅角部には
固定用ビス28・・・・・・・・・を挿入するための下
孔29を開設し、そして金属板140両側端部寄りには
該金属板14を成形用金型M内に正確に位置決めするた
めの基準孔30,30が開設されている。
ための挿入孔16とこの挿入孔16よりも左側下方寄り
に回動ノッドル2の軸7を挿入するための挿入孔17を
開設し、挿入孔16のまわりにはモータ3を取付げるた
めの下孔18・・・・・・・・・と槌腕5の回動範囲を
規制する当てゴム19゜19を取付げるための下孔20
・・・・・・・・・と引張ばね9を掛ける転子21の支
持軸22を固植するための下孔23を開設し、挿入孔1
70近くにはスイッチ12を取付けるための下孔24.
24とワイヤ10を掛げる転子25の支持軸26を固植
するための下孔27を開設し、金属板14の隅角部には
固定用ビス28・・・・・・・・・を挿入するための下
孔29を開設し、そして金属板140両側端部寄りには
該金属板14を成形用金型M内に正確に位置決めするた
めの基準孔30,30が開設されている。
前記それぞれの下孔は各必要部品を取付けるための基部
孔として所定の正しい位置に設けられ、プレス機にかげ
ることによって所定位置に設げられる連通孔31・・・
・・・・・・と共に周知の技術手段により打抜いて成形
する。
孔として所定の正しい位置に設けられ、プレス機にかげ
ることによって所定位置に設げられる連通孔31・・・
・・・・・・と共に周知の技術手段により打抜いて成形
する。
そして金属板14の裏面側すなわち表枠1への取付面側
には前記挿入孔16に合致させて槌腕5の軸15を軸受
げするボールベアリング32,32を位置させるための
金属基筒33の基部をカシメ着又は溶接等の適宜な固定
手段を用いて固設し、また回動バンドル2の軸7を挿通
支持するための金属軸筒34の基部を挿入ン孔17に合
致させて同じようにカシメ着又は溶接により固設して形
成されている。
には前記挿入孔16に合致させて槌腕5の軸15を軸受
げするボールベアリング32,32を位置させるための
金属基筒33の基部をカシメ着又は溶接等の適宜な固定
手段を用いて固設し、また回動バンドル2の軸7を挿通
支持するための金属軸筒34の基部を挿入ン孔17に合
致させて同じようにカシメ着又は溶接により固設して形
成されている。
第2図イと第3図イに示しであるように、成形用金型M
は固定型35と可動型36との一対に成り、固定型35
の成形面37には第2図イに示し;たように前記金属板
140基準孔30,30に遊嵌する位置決め用のガイド
突起38.38と前記スイッチ12の取付は個所に開設
した下孔24゜24に遊嵌する型ピン39,39と前記
固定用ビス28を挿通する下孔29・・・・・・・・・
に遊嵌させる型ンピン40・・・・・・・・・を突設す
ると共に、前記金属基筒33と金属軸筒34を位置させ
る凹部41と42を形成し、そして凹部41の中央にボ
ールベアリング32,320軸孔に挿通する支持用のガ
イド突起43を突設する。
は固定型35と可動型36との一対に成り、固定型35
の成形面37には第2図イに示し;たように前記金属板
140基準孔30,30に遊嵌する位置決め用のガイド
突起38.38と前記スイッチ12の取付は個所に開設
した下孔24゜24に遊嵌する型ピン39,39と前記
固定用ビス28を挿通する下孔29・・・・・・・・・
に遊嵌させる型ンピン40・・・・・・・・・を突設す
ると共に、前記金属基筒33と金属軸筒34を位置させ
る凹部41と42を形成し、そして凹部41の中央にボ
ールベアリング32,320軸孔に挿通する支持用のガ
イド突起43を突設する。
一方、可動型36の成形面i44には第3図イに示した
ように前記金属軸筒34に嵌挿するガイド突起45と前
記モータ3の取付は個所に開設した下孔18・・・・・
・・・・に遊嵌する型ピン46・・・・・・・・・と前
記当てゴム19の取付は個所に開設した下孔20・・・
・・・・・・に遊嵌する型ピンン47・・・・・・・・
・を突設すると共に、前記転子21゜250支持軸22
,26を嵌挿位置させるための袋孔48と49を設けて
形成される。
ように前記金属軸筒34に嵌挿するガイド突起45と前
記モータ3の取付は個所に開設した下孔18・・・・・
・・・・に遊嵌する型ピン46・・・・・・・・・と前
記当てゴム19の取付は個所に開設した下孔20・・・
・・・・・・に遊嵌する型ピンン47・・・・・・・・
・を突設すると共に、前記転子21゜250支持軸22
,26を嵌挿位置させるための袋孔48と49を設けて
形成される。
しかして固定型35に、第2図口及び第3図口に示した
ようにベースプレーt−Pをその裏面側すiなわち表枠
1の裏面に取付ける面を対向させて凹部41に金属基筒
33を、凹部42に金属軸筒34を、位置決め用のガイ
ド突起38.38に基準孔30,30を夫々嵌挿させ、
型ピン39に下孔24を、散ピン40に下孔29を遊嵌
させて配;置すると共に、支持用のガイド突起43に2
個のボールベアリング32,320軸孔を中間にカラー
50を介在させて嵌挿して金属基筒33の内部に設置さ
せる。
ようにベースプレーt−Pをその裏面側すiなわち表枠
1の裏面に取付ける面を対向させて凹部41に金属基筒
33を、凹部42に金属軸筒34を、位置決め用のガイ
ド突起38.38に基準孔30,30を夫々嵌挿させ、
型ピン39に下孔24を、散ピン40に下孔29を遊嵌
させて配;置すると共に、支持用のガイド突起43に2
個のボールベアリング32,320軸孔を中間にカラー
50を介在させて嵌挿して金属基筒33の内部に設置さ
せる。
そして可動型36の袋孔48゜49に支持軸22,26
を夫々嵌挿位置させて第2図ハ及び第3図へに示したよ
うに両金型35゜36を閉じ、可動型36のガイド突起
45を金属軸筒34に、型ピン46を下孔18に、型ピ
ン47を下孔20に夫々嵌挿させ、支持軸22゜26の
端部を下孔23,27内に臨ませる。
を夫々嵌挿位置させて第2図ハ及び第3図へに示したよ
うに両金型35゜36を閉じ、可動型36のガイド突起
45を金属軸筒34に、型ピン46を下孔18に、型ピ
ン47を下孔20に夫々嵌挿させ、支持軸22゜26の
端部を下孔23,27内に臨ませる。
前記凹部41は、金属基筒33の外周縁と適当間隔を存
して空隙51を形成し、そして金属基筒33とボールベ
アリング32,320周縁に所要の空隙52を形成して
連通させている。
して空隙51を形成し、そして金属基筒33とボールベ
アリング32,320周縁に所要の空隙52を形成して
連通させている。
また凹部42は金属軸筒34の外周囲と適当間隔を存し
て所要形状の空隙53を形成している。
て所要形状の空隙53を形成している。
またベースプレートPの夫々の下孔のまわりに位置する
両成形面37,44には凹みにより所要形状の型穴54
・・・・・・・・・を形成している。
両成形面37,44には凹みにより所要形状の型穴54
・・・・・・・・・を形成している。
これら型穴54・・・・・・・・°は互いに流通55・
・・・・・・・・によって連絡され、さらに凹部41,
42に連絡させている。
・・・・・・・・によって連絡され、さらに凹部41,
42に連絡させている。
そしてこの両金型35,36の間に溶融した樹脂を射出
し、射出された樹脂は最初注入口58を通って凹部41
の空隙51.52に流入し、金属基筒33とボールベア
リング32.32の周縁を被覆してボールベアリング3
2,32がベースフレートPと一体化され、さらに樹脂
が流通55を通って凹部42の空隙53に流入し金属軸
筒34の外周りを被覆すると共に夫々の型穴54・・・
・・・・・・に流入して所要形状の樹脂取付部を形成し
硬化される。
し、射出された樹脂は最初注入口58を通って凹部41
の空隙51.52に流入し、金属基筒33とボールベア
リング32.32の周縁を被覆してボールベアリング3
2,32がベースフレートPと一体化され、さらに樹脂
が流通55を通って凹部42の空隙53に流入し金属軸
筒34の外周りを被覆すると共に夫々の型穴54・・・
・・・・・・に流入して所要形状の樹脂取付部を形成し
硬化される。
第4図は上記形成方法によって作られた発射装置組付用
プレートを示す。
プレートを示す。
このようにして形成された組付用プレートG′!、とく
に槌腕軸15を軸受する2個のボールベアリング32が
金属基筒33とボールベアリング32の外周縁を包囲す
る樹脂材によりベースプレートPに対して強固に固着さ
れ、かつ2個のボールベアリング32はガイド突起43
及びカラー50に設げた係合段部57と外輪円径部との
嵌合によりその軸芯間が正確に一致せしめられる。
に槌腕軸15を軸受する2個のボールベアリング32が
金属基筒33とボールベアリング32の外周縁を包囲す
る樹脂材によりベースプレートPに対して強固に固着さ
れ、かつ2個のボールベアリング32はガイド突起43
及びカラー50に設げた係合段部57と外輪円径部との
嵌合によりその軸芯間が正確に一致せしめられる。
そして第6図に示したように2個のボールベアリング3
2の軸孔に槌腕軸15を圧入し、槌腕5はその突出端に
ナツト58により締着して簡単に組付けられる。
2の軸孔に槌腕軸15を圧入し、槌腕5はその突出端に
ナツト58により締着して簡単に組付けられる。
従って槌腕5の軸受部が強固かつ精密に形成され、モし
て槌腕軸15をボールベアリング32に圧入しても曲が
ることなくかつボールベアリング32を損傷させること
もないので長期間に亘り円滑な発射動作が保証される。
て槌腕軸15をボールベアリング32に圧入しても曲が
ることなくかつボールベアリング32を損傷させること
もないので長期間に亘り円滑な発射動作が保証される。
また、モータ3の取付部59・・・・・・・・・、当て
ゴム19.190取付部60・・・・・・・・・は中心
に透孔61を備えた円筒状に形成され、第6図及び第7
図に示すようにビス62・・・四・・を夫々の取付部5
9゜60の透孔61に直接螺入させることによって簡単
に組付けることができる。
ゴム19.190取付部60・・・・・・・・・は中心
に透孔61を備えた円筒状に形成され、第6図及び第7
図に示すようにビス62・・・四・・を夫々の取付部5
9゜60の透孔61に直接螺入させることによって簡単
に組付けることができる。
従って従来のように金属板にビス挿入用のタッピング孔
を施こす工程が不要となり作業能率が向上すると共に、
所定位置に正確に位置決めされる。
を施こす工程が不要となり作業能率が向上すると共に、
所定位置に正確に位置決めされる。
さらに、スイッチ・12の取付部63,63は筒状基部
の先端に長い支持ピン64,64を突出して形成され、
その支持ピン64.64にスイッチ12の取付孔を嵌挿
させるのみで容易に取付けることができ、そして必要に
応じてその突出端を熱溶潰させることにより強固に固定
できる。
の先端に長い支持ピン64,64を突出して形成され、
その支持ピン64.64にスイッチ12の取付孔を嵌挿
させるのみで容易に取付けることができ、そして必要に
応じてその突出端を熱溶潰させることにより強固に固定
できる。
また、転子21,250支持軸22.26はインサート
により取付部65゜65に強固に固植され、そして支持
軸22,26に取付けられる転子21.25は樹脂取付
部65゜65に接触して円滑な回動が保証される。
により取付部65゜65に強固に固植され、そして支持
軸22,26に取付けられる転子21.25は樹脂取付
部65゜65に接触して円滑な回動が保証される。
さらに、固定用ビス28の取付部66・・・・・・・・
・は円錐状の凹面の中心にビス挿入孔67・・・・・・
・・・を設けて形成され、凹面によりビス28の頭部が
突出することなく、しかも座金等の付属部品を用いない
でも強固に締着できる。
・は円錐状の凹面の中心にビス挿入孔67・・・・・・
・・・を設けて形成され、凹面によりビス28の頭部が
突出することなく、しかも座金等の付属部品を用いない
でも強固に締着できる。
なお、上記夫々の樹脂取付部は第5図に示したように両
金型35,36の流通55によって形成される枝部片6
8によって互いに連結され、ベースプレー1−Pに不動
に固定される。
金型35,36の流通55によって形成される枝部片6
8によって互いに連結され、ベースプレー1−Pに不動
に固定される。
従ってビス62等の締付けがより一層強固にできる。
そして上述のように形成され発射装置を構成する各部品
を組付けたプレートは、第9図に示すようにその裏面側
を表枠1に当てかい発射レール69の始端発射位置と槌
腕5先端の位置関係を正しく設定してビス28・・・・
・・・・・により固定し、表枠1の前面より回動バンド
ル2の軸7をプレートの金属軸筒34に挿通してその突
出端にプーリ8を固定し、そのプーリ8と槌腕5とにワ
イヤ10と引張ばね9を夫々止着することによって簡単
に発射装置部分の組立てが完成される。
を組付けたプレートは、第9図に示すようにその裏面側
を表枠1に当てかい発射レール69の始端発射位置と槌
腕5先端の位置関係を正しく設定してビス28・・・・
・・・・・により固定し、表枠1の前面より回動バンド
ル2の軸7をプレートの金属軸筒34に挿通してその突
出端にプーリ8を固定し、そのプーリ8と槌腕5とにワ
イヤ10と引張ばね9を夫々止着することによって簡単
に発射装置部分の組立てが完成される。
本発明の上述のようにして成形された組付はプレートζ
槌腕5の軸受が金属基筒33を芯金として樹脂によりし
っかりと包囲されているのですこぶる頑強となり、長期
に亘り使用してもガタつきが発生するようなことは全く
ない。
槌腕5の軸受が金属基筒33を芯金として樹脂によりし
っかりと包囲されているのですこぶる頑強となり、長期
に亘り使用してもガタつきが発生するようなことは全く
ない。
また、金属板をペースとして各必要部品を取付けるだめ
の所要形状の取付部を樹脂の一体成形で形成したことに
よって、全体強度が高められ、しかも従来のように金属
板をペースとした場合に必要なタッピング孔の穿設或い
はナツト等補助部品の溶接、さらには軸受部分の切削仕
上等の面倒な二次加工が完全に不要となり、作業能率が
著しく向上できるばかりか製作に手間が掛からずコスト
を低減できる。
の所要形状の取付部を樹脂の一体成形で形成したことに
よって、全体強度が高められ、しかも従来のように金属
板をペースとした場合に必要なタッピング孔の穿設或い
はナツト等補助部品の溶接、さらには軸受部分の切削仕
上等の面倒な二次加工が完全に不要となり、作業能率が
著しく向上できるばかりか製作に手間が掛からずコスト
を低減できる。
また本発明の形成方法によれば、ペースプレートが基準
孔30.30と位置決め用のガイド突起38.38によ
って固定型35の中に正確に位置決めされて設置でき、
そして支持用のガイド突起43に槌腕5を軸受げするた
めの2個のベアリング32,32を嵌挿保持させること
によって軸芯を正しく一致させて設置でき、さらに可動
型36を閉じることによってベースプレートの夫々の下
・孔に型ピン及び型穴が正確に合致されるので、夫夫の
樹脂取付部ρ位置が精密に確保され、各部品の取付位置
精度の高い組付用プレートが容易に得られる。
孔30.30と位置決め用のガイド突起38.38によ
って固定型35の中に正確に位置決めされて設置でき、
そして支持用のガイド突起43に槌腕5を軸受げするた
めの2個のベアリング32,32を嵌挿保持させること
によって軸芯を正しく一致させて設置でき、さらに可動
型36を閉じることによってベースプレートの夫々の下
・孔に型ピン及び型穴が正確に合致されるので、夫夫の
樹脂取付部ρ位置が精密に確保され、各部品の取付位置
精度の高い組付用プレートが容易に得られる。
そして樹脂により夫々の取付部を所要形状に容易に形成
できるので、補助部品の使用や二次加工を施こす無駄を
省くことができ製作上及び使用上において従来のものに
見られない多くの実用の効果を有する。
できるので、補助部品の使用や二次加工を施こす無駄を
省くことができ製作上及び使用上において従来のものに
見られない多くの実用の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はベースプレー
トの斜視図、第2図イ及び第3図イは成形用金型の要部
を示す断面図、第2図口及び第3図口は成型用金型中に
ベースプレートを設置した状態を示す要部の断面図、第
2図ハ及び第3図ハは成形用金型を閉じた状態を示す要
部の断面図、第4図は本発明によるプレートの斜視図、
第5図は同じく本発明によるプレートの裏面図、第6図
及び第7図は遊技球発射装置を組付けたプレートの斜視
図、第8図は電動式パチンコ機の正面図、第9図はその
要部を示す裏面図である。 14・・・・・・金属板、15・・・・・・槌腕軸、1
8,20゜21.23,24,27,29・・・・・・
下手L 30゜30・・・・・・基準−TL32,32
・・・・・・軸受、33・・・・・・金属基筒、38,
38・・・・・・位置決め用のガイド突起、43・・・
・・・軸受支持用のガイド突起、39ツ40.46,4
7・・・・・・型ヒン、P・・・・・・ベースプレート
、M・・・・・・成形用金型。
トの斜視図、第2図イ及び第3図イは成形用金型の要部
を示す断面図、第2図口及び第3図口は成型用金型中に
ベースプレートを設置した状態を示す要部の断面図、第
2図ハ及び第3図ハは成形用金型を閉じた状態を示す要
部の断面図、第4図は本発明によるプレートの斜視図、
第5図は同じく本発明によるプレートの裏面図、第6図
及び第7図は遊技球発射装置を組付けたプレートの斜視
図、第8図は電動式パチンコ機の正面図、第9図はその
要部を示す裏面図である。 14・・・・・・金属板、15・・・・・・槌腕軸、1
8,20゜21.23,24,27,29・・・・・・
下手L 30゜30・・・・・・基準−TL32,32
・・・・・・軸受、33・・・・・・金属基筒、38,
38・・・・・・位置決め用のガイド突起、43・・・
・・・軸受支持用のガイド突起、39ツ40.46,4
7・・・・・・型ヒン、P・・・・・・ベースプレート
、M・・・・・・成形用金型。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一枚の金属板に基準孔と遊技球発射装置を構成する
部品を取付けるための下孔を穿設すると共に、槌腕軸の
軸受を内部に位置させる金属基筒を固設してベースプレ
ートを形成し、成形用金型はベースプレートを位置決め
するためのガイド突起と軸受を支持するためのガイド突
起と夫々の下子区遊嵌する型ピンとを設けて形成され、
前記ベースプレートはその基準孔を前記位置決め用のガ
イド突起に嵌挿して成形用金型の中の正しい位置に設置
すると共に、軸受を前記支持用ガイド突起に嵌挿して金
属基筒と軸受の外周との間に所要の空隙を形成させ、こ
の状態で成形用金型の型穴に合成樹脂を射出して夫々の
下孔の部分に樹脂による所要形状の取付部を形成し、さ
らに金属基筒と軸受との間の空隙に充填される樹脂によ
り該軸受をベースプレートと一体に固着して成形するこ
とを特徴とするパチンコ機における遊技球発射装置組付
用プレートの成形方法。 2 一枚の金属板に金属基筒を固着せしめ、その金属基
筒の内部に槌腕軸の軸受を位置させて該金属基筒と軸受
の外周との間に所要の空隙を形成し、また前記金属板に
は遊技球発射装置を構成する部品を取付けるための下孔
を穿設してベースプレートを形成し、樹脂加工により前
記空隙部に充填して硬化される樹脂によって軸受を金属
基筒に固着すると共に、下孔の部分に所要形状の樹脂取
付部を形成したことを特徴とするパチンコ機における遊
技球発射装置組付用のプレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56012656A JPS5820637B2 (ja) | 1981-01-29 | 1981-01-29 | パチンコ機における遊技球発射装置組付用プレ−トの成形方法及びそのプレ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56012656A JPS5820637B2 (ja) | 1981-01-29 | 1981-01-29 | パチンコ機における遊技球発射装置組付用プレ−トの成形方法及びそのプレ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57125773A JPS57125773A (en) | 1982-08-05 |
JPS5820637B2 true JPS5820637B2 (ja) | 1983-04-23 |
Family
ID=11811395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56012656A Expired JPS5820637B2 (ja) | 1981-01-29 | 1981-01-29 | パチンコ機における遊技球発射装置組付用プレ−トの成形方法及びそのプレ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5820637B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60174119A (ja) * | 1984-02-20 | 1985-09-07 | 松下電器産業株式会社 | エア−式のポツト |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6121586U (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-07 | 株式会社 真城商会 | パチンコ機の発射装置 |
JPS62197384U (ja) * | 1987-04-23 | 1987-12-15 | ||
JPH0441880Y2 (ja) * | 1987-04-23 | 1992-10-01 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5547875A (en) * | 1978-09-29 | 1980-04-05 | Sankyo Co | Bearing support tool for ball hit hammer of pinball machine and its preparation |
-
1981
- 1981-01-29 JP JP56012656A patent/JPS5820637B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5547875A (en) * | 1978-09-29 | 1980-04-05 | Sankyo Co | Bearing support tool for ball hit hammer of pinball machine and its preparation |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60174119A (ja) * | 1984-02-20 | 1985-09-07 | 松下電器産業株式会社 | エア−式のポツト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57125773A (en) | 1982-08-05 |
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