JPS5820555Y2 - タンクヨウクミタテフタ - Google Patents

タンクヨウクミタテフタ

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Publication number
JPS5820555Y2
JPS5820555Y2 JP3162075U JP3162075U JPS5820555Y2 JP S5820555 Y2 JPS5820555 Y2 JP S5820555Y2 JP 3162075 U JP3162075 U JP 3162075U JP 3162075 U JP3162075 U JP 3162075U JP S5820555 Y2 JPS5820555 Y2 JP S5820555Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting edge
unit
locking surface
units
lid
Prior art date
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Expired
Application number
JP3162075U
Other languages
English (en)
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JPS51111510U (ja
Inventor
弘 井平
幸吉 西田
Original Assignee
セキスイコウジ カブシキガイシヤ
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Filing date
Publication date
Application filed by セキスイコウジ カブシキガイシヤ filed Critical セキスイコウジ カブシキガイシヤ
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Description

【考案の詳細な説明】 との考案は、同一形状の単位部分を多数並べて、タンク
の蓋を組立てるための単位体に関するものであり、とく
にこれを多数積重ねたとき、荷くずれしない単位体に関
するものである。
タンク等の大きな容器は、始めからこれを一体に製作し
ないで、単位部位に分解して作っておき、これを設置現
場に運搬して、ここで組立てることが便宜である。
この場合、その単位部分が一定形状の単位体から戒り、
その同一形状の単位体を多数接続することによって、タ
ンクが組立てられるようにすれば、同一種類の単位体の
組み合わせによって、大小さまざまのタンクを組立てる
ことができるから、一層便利である。
このような考え方に立脚して、ただ一種の単位体を多数
組合わせることによって、タンクを構成する試みがなさ
れた。
上述のような考え方は、タンクの蓋についてもあてはま
る。
そこでこの出願人は、さきに同一形状の単位体を多数並
べ、互いに接続することにより、大小さまざまの蓋を作
ることができるようにすることを企て、そのための単位
体を提案した。
その単位体は、要約して述べれば、直角四辺形の中央部
が突出して、縁辺に平行な平面を形成し、その突出した
平面部から周縁に至る部分は、四角錐台状の傾斜面を構
威し、直角四辺形の外周は、前記突出方向と反対方向に
垂直に折曲されて接続縁を形成した構造のものである。
この構造の単位体は、実開昭48−54312号公報に
記載されている。
しかし、上記公報に記載の単位体は、これを水平な方向
に向けたまま多数積重ねることが困難であった。
また、たとえ積重ねたとしても、僅かな振動で上側に位
置する1つの単位体の接続縁がずれて下側に位置する単
位体の直角四辺形から外れると、全体が荷くずれを起す
ので、極めて危険であった。
このため、この単位体を保管又は運搬する際には、はと
んど積重ねることができず、広い場所に並べなければな
らないという欠点があった。
そこで、単位体を、荷くずれしないで積重ねられるよう
にすることが望まれた。
この考案は、かような必要に応じて生れたものである。
この考案は、上記単位体において、上述の傾斜面と接続
縁との交わる稜線部分を切欠し、又は上記稜線部分に近
接した傾斜面上に突起を設けることによって、傾斜面上
に上方に向って起立する係止面を形成し、単位体を積重
ねたとき、係止面が接続縁の内がわに挿入され、上方に
位置する単位体接続縁の内がわに接触して、上方単位体
を係止できるようにすることを骨子とする。
この考案は、直角四辺形の平板の中央部が突出して先端
に縁辺と平行な平面を構成し、その平面部は少なくとも
足を載せるに足る面積を有し、その突出部から周縁に至
る部分は、四角錐台状の傾斜面を構成し、直角四辺形の
外周は、前記突出方向と反対方向にもとの平板に垂直に
新曲されて接続縁を形成してなる単位体において、上記
傾斜面上に上方に向って起立する係止面を形成し、係止
面を接続縁の外面からほぼ接続縁の肉厚分に等しい距離
だけ内がわに引込めたところで゛突出させてなる、タン
クの蓋組立用単位体に関するものである。
この考案のタンクの蓋組立用単位体を図面について説明
すると、次のとおりである。
第1図及び第2図は、この考案に係るタンクの蓋を組立
てるのに用いる単位体を示したものである。
図において1は突出した平面部であり、2は傾斜面であ
り、3は接続縁であり、4は係止面である。
平面部1は、もとの平板に平行となっており、従って傾
斜面2と接続縁3とが交わって作る稜線に平行となって
いる。
傾斜面2は四角錐台状となって、その傾斜角αは10な
いし30°の角度である。
ここで傾斜角というのは、傾斜面2が、もとの平板とな
す角、云いかえると四角錐台の底面となす角度を指す。
接続縁3は、平面部1が突出された方向と反対方向に、
しかももとの平板に垂直に折曲されている。
従って、図面の角度βは直角をなしている。
係止面4は、次のように形成される。
第3図に示すように、傾斜面2と接続縁3とが交わって
作る稜線部分を断面四角形に折欠し、断面り字形の段部
を作ることによって、係止面4が形成される。
切欠によって、傾斜面2と接続縁3との継ぎ目が余りに
肉薄となる場合には、第3図に示すように、内がわに肉
盛をして、内面を斜めにすることが望ましい。
また、係止面4は、第4図に示すように、上述の稜線に
接近してこれと平行に突起5を設け、突起5の側面によ
ってこれを形成することもできる。
係止面4から接続縁3の外面までの距離は、第3図では
■、第4図ではWで示されているが、何れも接続縁の肉
厚と同等又はこれより僅かに大きくされている。
厳密に云えば、距離V及びWは接続縁3の先端における
状態を基準にしている。
この考案に係るタンクの蓋組立用単位体は、次のように
して使用される。
すなわち、上述の単位体を多数並べて、その接続縁同志
を互いに結合することによって、第5図に示すように、
単位体が同一平面状に延長される。
この場合、接続縁を互いに結合するには、例えば第3図
及び第4図に示すように、接続縁3を互いに当接し、そ
の間をボルト6で締めつけて一体とする。
このとき、接続縁3の間には、第3図に示したように、
パツキン7を挾んでもよいが、これは必ずしも必要でな
い。
このようにして、単位体を互いに結合させると、第3図
及び第4図に示したように、単位体の結合部に溝が形成
され、第5図に示したように、単位体が一体となった蓋
が作られる。
この溝内には目地材を充填することが望ましい。
目地材は、第3図に8として示されている。
目地材としては、建物用サツシに硝子を嵌め込むときに
用いられるパテ様のものが用いられる。
そのほか、目地材としては、一般にコーキング材とか、
シーラント材とか呼ばれる商品で、継ぎ目を気密に接着
するのに用いられる材料が使用できる。
このような材料としては、例えばポリウレタン系樹脂と
して日本シカ株式会社製のシーカフレックスを用いるこ
とができ、またポリサルファイド系樹脂を用いることが
でき、シリコン樹脂として信越化学株式会社製の信越シ
リコーンシーラントを用いることができる。
この考案によれば、単位体の四周の傾斜面上に上方に向
って起立する係止面を形成し、係止面を接続縁の外面か
らほぼ接続縁の肉厚分だけ内がわに引込めたところで突
出させたので、この単位体を積重ねる際には、第6図又
は第7図に示すように、下側に位置する単位体の係止面
4を上側に位置する単位体の接続縁3の内がわに嵌め込
むことができる。
このようにして積重ねると、接続縁3が係止面4によっ
て係止されるから、振動が与えられても単位体のずれが
なく、従って荷くずれが防がれる。
そのほか、この考案によれば、単位体傾斜面上に上方に
向って起立する係止面を突設したことに伴ない、単位体
を互いに結合したとき、単位体の結合部分に溝が形成さ
れる。
そこで、この溝内に目地材を充填すれば、単位体同志を
水漏れのないように気密に結合することができる。
こうして、水漏れのない気密の蓋を容易に作ることがで
きる。
この気密性は、第3図に示したようにパツキン7を使用
してもよいが、また使用しなくても達せられる。
さらに、この考案によれば、互いに結合させる単位体の
数を変更することにより、種々の大きさの蓋を自在に組
立てることができる。
このようにして組立てられた蓋は、所々に平面部を有し
、その平面部は足を載せるに足る大きさとなっているか
ら、この蓋の上に楽に人が乗ることができる。
従って、蓋の点検に便利である。
また、中央部平面が突出しているから、ここには水が溜
らないことになり、従って屋外に使用したときも、蓋の
点検が容易である。
また、傾斜部を設けたこと、及び接続縁を設けたことに
よって、単位体を結合したとき、蓋全体の強度を大きく
することができる。
このように、この考案のタンク蓋組立用単位体は、種々
の利点を持つ。
なお、この単位体は、鉄その他の金属、又は合成樹脂、
とくにガラス繊維強化ポリエステル樹脂を材料として作
ることができる。
大きさの1例を挙げれば、ポリエステル樹脂を用いた場
合には、その厚みを3.5 mmとし、平面部1を30
cm平方とし、直角四辺形の一辺を1mとし、接続縁
の幅を5cm程とするのがよい。
云うまでもないことながら、ここで直角四辺形というの
は、正方形又は矩形を意味するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るタンクの蓋組立用単位体の平
面図である。 第2図は、第1図のII −II線断面図である。 第3図及び第4図は、この考案に係る蓋の結合部分を示
した一部切欠斜視図である。 第5図は、この考案に係る単位体から組立てた蓋の一部
切欠斜視図である。 第6図および第7図は、この考案に係る単位体を積重ね
た状態を示す断面図である。 各国において、1は平面部、2は傾斜面、3は接続縁、
4は係止面、5は突起、6はボルト、7はパツキン、8
は目地材、αおよびβは角度、■およびWは係止面4か
ら接続縁3の外面までの距離である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直角四辺形の平板の中央部が突出して先端に綽辺と平行
    な平面を構威し、その平面部が少なくとも足を載せるに
    足る面積を有し、その突出部から周縁に至る部分が四角
    錐台状の傾斜面を構成し、直角四辺形の外周が、前記突
    出方向と反対方向にもとの平板に垂直に折曲されて接続
    縁を形成してなる単位体において、上記傾斜面上に上方
    に向って起立する係止面を形成し、係止面を接続縁の外
    面からほぼ接続縁の肉厚分だけ内がわに引込めたところ
    で突出させてなる、タンクの蓋組立用単位体。
JP3162075U 1975-03-07 1975-03-07 タンクヨウクミタテフタ Expired JPS5820555Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3162075U JPS5820555Y2 (ja) 1975-03-07 1975-03-07 タンクヨウクミタテフタ

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JP3162075U JPS5820555Y2 (ja) 1975-03-07 1975-03-07 タンクヨウクミタテフタ

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Publication Number Publication Date
JPS51111510U JPS51111510U (ja) 1976-09-09
JPS5820555Y2 true JPS5820555Y2 (ja) 1983-04-28

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