JPS58205104A - 光伝送用フアイバ−心線 - Google Patents

光伝送用フアイバ−心線

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JPS58205104A
JPS58205104A JP57088424A JP8842482A JPS58205104A JP S58205104 A JPS58205104 A JP S58205104A JP 57088424 A JP57088424 A JP 57088424A JP 8842482 A JP8842482 A JP 8842482A JP S58205104 A JPS58205104 A JP S58205104A
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JP
Japan
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aminophenoxy
bis
group
phenyl
aromatic
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JP57088424A
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English (en)
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Hiroshi Minamizawa
南沢 寛
Hisashi Takagame
高亀 寿
Toshiaki Fukushima
利明 福島
Susumu Era
恵良 進
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/02033Core or cladding made from organic material, e.g. polymeric material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C25/00Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
    • C03C25/10Coating
    • C03C25/104Coating to obtain optical fibres
    • C03C25/106Single coatings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C25/00Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
    • C03C25/10Coating
    • C03C25/104Coating to obtain optical fibres
    • C03C25/1065Multiple coatings

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光通信用として用いられる石英ガラスを主成分
とする光伝送用ガラヌ隷雑の表面を熱可塑性樹脂で被覆
してなる光伝送用ファイバー心線に関する。
光伝送用ガラス繊維は、そのままでは破断伸びが非常に
少なく9曲げ、衝撃、ねじれに対して非常に弱い、又抗
張力のばらつきが大きく全体的に可撓性に乏しく、わず
かな変形で破壊しやすく、光伝送用線路として好ましく
ない欠点を有する。そのために、光伝送用ファイバーの
機械的強度を向上させる優れた被覆材料が望まれている
本発明者等は、かかる要求に対応して鋭意検討した結果
、被覆材料として熱膨張率の小さい芳香族ポリエーテル
アミド樹脂を使用することにより9機械的強度と共に耐
熱性、可撓性、耐薬品性及び加工性の優れた光伝送用フ
ァイバー心線の提供を可能にした。
すなわち本発明は7石英ガラスを主成分とする光伝送用
ガラス繊維の表面を芳香族ポリエーテルアミド樹脂で被
覆し、必要に応じさらにその上を他の熱可塑性樹脂で被
覆してなる光伝送用ファイバー心線に関する。
本発明における光伝送用ガラス繊維は1石英ガラスを主
成分とするガ2.ス繊維であシ光伝送用として使用でき
るものであシ、単一モードファイハー、多重モードクラ
ッド形ファイバー。
多重モード収束形ファイバー等各種のものが使本発明に
おける芳香族ポリエーテルアミド樹脂は、芳香族核を重
合体主鎖の主構成成分として含むポリアミド樹脂″’c
hr、主鎖にエーテル結合を含むものである。
芳香族ポリエーテルアミド樹脂は加工性、耐熱性、可撓
性、耐薬品性等に優れるため、これを光伝送用ガラス繊
維の被覆材料として使用しゃすく、又、該繊維に好まし
い特性を付与することができる。
上記芳香族ポリエーテルアミド樹脂としては。
例えば、一般式(1) (但し1式(1)中、R宜、 R4,Rsおよび也は水
素。
低級アルキル基、低級アルコキシ基、塩素または臭素を
示し、これらは互いに同じであっても異なっていてもよ
い。亀及び馬は水素、メチル基、エチル基、トリフルオ
ロメチル基またはトリクロロメチル基であり、これらは
互いに同じであっても異なっていてもよい。Arはp−
フェニレン%、m−7エニレン基、ジフェニレンエーテ
ル基、ジフェニレンスルポン基、シフエニー レン基ま
たはナフチレン基を示す)で示される繰シ返し単位を有
する芳香族ポリエーテルアミド樹脂が好ましい。
本発明において用いられる芳香族ポリエーテルアミド樹
脂は1例えば次のようにして製造される。
一般式(II) (n) (式中、也、&14およびR4は水素、低級アルキル基
、低級アルコキシ基、塩素または臭素を示し、これらは
同一でも異なってhてもよい。
亀及び亀は水素、メチル基、エチル基、トリフルオロメ
チル基またはトリクロロメチル基であシ、これらは互い
に同じであっても異なっていてもよい)で表わされる芳
香族ジアミンおよび 一般式fIIII XOC−Ar−COX     (II)(但り、Ar
はp−フェニレン基、m−;ユニレン基、ジフェニレン
エーテル基、ジフェニレン、* ル* 7 基、ジフェ
ニレン丞またはす7チレン基を示し、Xは塩素または臭
素を示す)で表わされる芳香族ジカルボン酸ハライドを
公知の方法9例えば溶液重合法JP特特開昭−−114
4号公報示される方法によって反応させて得られる。
一般式(II)で表わされる芳香族ジアミンとしては、
ス2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕
プロパン、ス2−ビス〔3−メチル−4−(4−アミノ
フェノキシ〕フェニル〕プロバン、2.2−ビス〔3−
クロロ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロ
パン、ス2−ビス〔3−ブロモ−4−(4−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕プロパン、2.2−ビス〔3−エチ
ル−4−(4−アミノフェノキシ)7エ二ル〕グロバン
、42−ビスca−プロピル−4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニル〕フロパン、2.2−ビス〔3−イノプ
ロピル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロ
パン、ス2−ビス〔3−ブチル−4−(4−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕クロパン、2.2−ビス〔3−5e
c−ブチル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕
プロパン、2.2−ビス〔3−メトキシ−4−(4−ア
ミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、2.2−ビス〔
3−、エトキ7−4−(4−アミノフェノキシ)7エ三
ル〕プロパン、2゜2−ビス〔3,5−ジメチル−4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、2.2
−ビス〔3,5−ジクロロ−4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕プロパン、ス2−ビスCa、S−ジブロ
モ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン
、ス2−ビス(3,5−ジメトキ7−4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニル〕プロパン、2.2−ビス〔3−
クロロ−4−(4−アミノフェノキシ)−5−メチルフ
ェニル〕プロパン、1.1−ビス[4−(4−アミノフ
エ1 ノキシ)フェニル〕エタン、1.1−ビス〔3−メチル
−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エタン、1
.1−ビス〔3−りocI−4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕エタン、1.1−ビス〔3−ブロモ−4
−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エタン、1.1
−ビス〔3−エチル−4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニル〕エタン、1.1−ビス〔3−プロピル−4−(
4−アミノフェノキシ)フェニル〕エタン、1.1−ビ
ス〔3−イソプロピル−4−(4−アミノフェノキシ)
フェニル〕エタン、1.1−ビス〔3−ブチル−4−(
4−アミノフェノキシ)フェニル〕エタ/、1.1−ビ
ス(3−5ec−ブチル−4−(4−アミノフェノキシ
、)フェニル〕エタン、1,1−ビス〔3−メトキン−
4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エタン、1.
1−ビス〔3−エトキシ−4−(4−アミノフェノキシ
)フェニル〕エタン、1.1−ビス〔45−ジメチル−
4−(4−アミノフェノキシ)7エ二ル〕エタン、1.
1−ビス〔3,5−ジクロロ−4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニル〕エタン、1.1−ビス〔3,5−ジブ
ロモ−4−(4−アミノフェノキン)フェニル〕エタン
、1.1−ビス〔&5−ジメトキシー4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニル〕エタン、1.1−ビス〔3−ク
ロロ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル−5−メ
チルフェニル〕エタン、ビス〔4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニルコメタン。
ビス〔3−メチル−4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニルコメタン、ビス〔3−クロロ−4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニルコメタン。
ビス〔3−ブロモ−4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニルコメタン、ビス〔3−エチル−4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニルコメタン。
ビス〔3−プロピル−4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニルコメタン、ビス〔3−イソプロピル−4−(4−
アミノフェノキシ)フェニルコメタン、ビス〔3−ブチ
ル−4−(4−アミン飄 フェノキシ)フェニルコメタン、ビス[3−5ec−ブ
チル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニルコメタン
、ビス〔3−メトキシ−4−(4−アミノフェノキシ)
フェニルコメタン、ビス〔3−エトキシ−4−(4−ア
ミノフェノキシ)フェニルコメタン、ビス〔3,5−ジ
メチル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニルコメタ
ン。
ビス〔λ5−ジクロロー4−(4−アミノフェノキシ)
フェニルコメタン、ビス〔亀5−ジブロモ−4−(4−
アミノフェノキシ)フェニルコメタン、ビス〔15−ジ
メトキシ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニルコメ
タン、ビス〔3−クロロ−4−(4−アミノフェノキ7
)−5−メチルフェニルコメタン、1,1,1,3,3
.3−へキサフルオロース2−ビス(4−(4−7ミノ
フエノキシ)フェニル〕プロパン、1,1,1゜413
−へキサクロロ−2,2−ビス(4−(4−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕フロパン、ミ3−ビス(4−(4−
アミノフェノキシ)7エ二ル〕ペンタン、1.1−ビス
(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕フロパン、
1,11L3゜3.3−へキサフルオロ−2,2−ビス
〔3,5−ジメチル−4−(4−アミノフェノキシ)7
エ二ル〕プロパン、1,1,1,3,3.3−へキサク
ロロ−2,2−ビス〔3+5−ジメチル−4−(4−ア
ミノフェノキシ)フェニル〕フロパンt’%s  ’ス
〔15−ジメチル−4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニル〕ペンタン、1,1−ビス〔45−ジメチル−4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、1,1
,1,3,3.3−へキサフルオロロー2.2−ビス〔
浅5−ジブロモ−4(4−アミノフェノキシ)フェニル
〕フロパフ、Ll。
1、3.3.3−へキサクロロ−2,2−ビス(3,5
−ジブロモ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕
フロパン、λ3−ビス(3,5−シfロモ−4−(4−
アミノフェノキシ)フェニル〕ペンタン、1,1−ビス
〔3,5−ジブロモ−4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニル〕プロパン、ス2−ビス(4−(4−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕7タン、ムク−ビス〔3−メチル−
4−(4−アミノフェノキシ)フェニルコブタン。
2.2−ビス〔3,5−ジメチル−4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニルコブタン、λ2−ビス〔3,5−ジ
ブロモ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニルコブタ
ン、1,1.1.&3,3−ヘキサフルオロー2.2−
ビス〔3−メチル−4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニル〕プロパンなどがある。
本発明に用いられる一般式(II)で表わされる芳香族
ジカルボン酸シバライドとしては公知のこれに属するも
のの総てが有用である。例えばテレフタル酸ジクロライ
ド、テレフタル酸ジブロマイド、イソフタル酸ジクロラ
イド、イノフタル酸ジブロマイド、ジフェニルエーテル
ジカルボン酸ジクロライド−4,4’ 、ジフェニルエ
ーテルカルボン酸ジブロマイド−44′、ジフェニルス
ルホンジカルボン酸ジクロライド−44′、ジフェニル
スルホンジカルボン酸シフロマイトー44′、ジフェニ
ルジカルボン酸ジクロライド−44′、ジフェニルジカ
ルボン酸シフ゛ロマイドー44′、ナフタリンジカルボ
ン改ジクロライド−1,5あるいはナフタリンジカルボ
ン酸ジブロマイド−1,5などがあり、少なくとも1種
が用いられる。
前記芳香族ジアミンと芳香族ジカルボン酸ジ・・ライド
の配合割合は、好ましくは前者1当量に対し、後者0.
9〜1.2当量の範囲に設定される。上前範囲を外れる
と高分子量のものが得られに<<、樹脂状を呈さないオ
リゴマー程度のものしか得られなくなる1頃向にある。
特に好ましくは、前者の芳香族ジアミン1当量に対して
後者の芳香族ジカルボン酸シバライドが0.97〜1.
03当量の範囲である。特に等当量の場合は目的芳香族
ポリエーテルアミド樹脂の分子量は最大のものが得られ
る。
前記芳香族ジアミンの一部を他の公知の芳香族ジアミン
で置き換えることができる。その童は合目的には好まし
くは50モル饅、特に好ましくは30モル%(芳香族ジ
アミン全量を基準とする。)を上限とすべきである。5
0モルチを超えると9%に成形加工性を損う惧れがある
ここに、他の芳香族ジアミンとしては例えばm−フェニ
レンジアミン、p−フユニレンジアミン、44′−ジア
ミノジフェニルメタン、4.4’−ジアミノジフェニル
エーテル、44′−ジアミノジフェニルスルホン、4.
4’−ジアミノジフェニルプロパン−2,2,4,4’
−ジアミノジフェニルスルフィド、1,5−ジアミノナ
フタリン、44′−ジアミノジフェニルエタン、m−ト
ルイレンジアミン、 I)−)ルイレンジアミン、44
′−ジアミノベンズアニリド、1.4−ジアミノナフタ
リン、攬3′−ジクロロー447−ジアミツジフエニル
、ヘンチシン 44/−ジアミノジフェニルアミン、4
4′−ジアミノジフェニル−N−メチルアミン、44′
−ジアミノジフェニル−N−7エ二ルアミン、λ3’ 
−シアミノジフェニルスルホン、4.4’−ジアミノジ
フェニルジエチルシラン、4.4’−ジアミノジフェニ
ルシランなどがあり、これらの少なくとも1檻が用いら
れる。
また、公知の、脂肪族ジアミン、たとえば、ピペラジン
、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、
オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、デカ
メチレンジアミン。
p−キシリレンジアミン、m−キシリレンジアミン、テ
トラメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン、4.
4−ジメチルへブタメチレンジアミン、3−メチルへブ
タメチレンジアミン。
2.11−シアミツドデカル、1.12−ジアミノオク
タデカンなどを上記芳香族ジアミンと併用することもで
きる。脂肪族ジアミンの併用は目的芳香族ポリエーテル
アミド樹脂の成形加工性をさらに改善するという効果が
ある。しかし。
その配合量を増すにしたがって耐熱性は次第に低下する
ので9本発明の目的を損わないようにその配合量を設定
すべきであシ、好ましくは30モルチ以下、特に好まし
くは10モルチ以下(全ジアミン量を基準とする。)の
範囲で併用される。
前述の各徨ジアミンを併用する場合、全ジアミン成分と
芳香族ジカルボン酸ジノ・ライドとの配合割合は前述と
全く同じ基準で設定することができる。
本発明において9反応に際しては既に公知のアミンと酸
との反応に用いられている方法をそのまま採用すること
ができ、諸条件などについても、特に限定されるもので
はない。例えば界面重縮合法、溶液重縮合法、溶融重縮
合法などによって達成することができる。界面重縮合反
応に際しては後述の公知の水溶性中和剤が用いられる。
また、溶液重合法の場合にはトリエチルアミン、ピリジ
ン、トリブチルアミン、ピリジンなどの公知の第3級ア
ミンからなる中和剤が使用される。界面重縮合法および
溶液重合法においては反応溶媒が用いられるが、この溶
媒としては芳香族ジアミンまたは芳香族ジカルボン酸シ
バライドのうち、少なくともいずれか一方をなるべくは
両方を醇解しうるものでなければならない。界面縮合法
において使用する特に有効な反応溶媒の代表例としては
シクロヘキサノンがある。その他に使用しうる溶媒を幾
つか例示すると、塩化メチレン、トリクレン、パークレ
ン、二塩化エタン、ニトロベンゼン、クロロホルム、四
塩化炭素、ジイソブチルケトン。
アセトフェノン、p−メチルアセトフェノン等がある。
溶液重合法において使用する反応溶媒としてはN、N−
ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド
、N、N−ジエチルホルムアミド。
N、N−ジエチルアセトアミド、 N、 N−ジメチル
メトキシアセトアミド、ジメチルスルホキシド。
N−メチル−2−ピロリドン、ピリジン、ジメチルスル
ホン、ヘキサメチルホスホルアミド。
テトラメチレンスルホン、ジメチルテトラメチレンスル
ホ7などが好マシい。
反応溶媒は溶解操作を容易にするなど必要に応じて2種
以上混合して用いることもできる。
また、可及的に高分子量のものを得る場合には芳香族ジ
カルボン酸シバライドを溶解する溶媒はよシ高度に脱水
したものを用いるとよい。特に、N、N−ジメチルホル
ムアミド、 N、 N−ジメチルアセトアミド、N−メ
チル−2−ピロリドンなどの極性溶媒を用いて溶液重縮
合する場合。
助溶剤として、5〜10重量−の塩化リチウム。
塩化カルシウム、ロダンカルシウム等を加えて合成する
と、著しく溶解性が増し好都合である。
石英ガラスを主成分とする光伝送用ガラス繊維の表面を
芳香族ポリエーテルアミド樹脂で被覆する方法としては
、溶融被覆する方法9石英ガラスを主成分とする光伝送
用ガラス繊維の上に芳香族ポリエーテルアミド樹脂を溶
剤に溶解させて得られる溶液を1回または数回塗布乾燥
させる方法(溶剤溶液法)等がある。
溶融被覆する方法には、クロスへラドダイが取シ付けら
れた押出機から、芳香族ポリエーテルアミド樹脂が好ま
しくは300〜380℃の押出温度で押し出され、該ク
ロスへッドダイ中を光伝送用ガラス繊維が通過させられ
る方法。
光伝送用ガラス繊維が通過可能であり、先端が光伝送用
ガラス繊維の径よりわずかに大きな口径を有、するパイ
プ中に芳香族ポリエーテルアミド樹脂が押し出され、原
パイプ中を光伝送用ガラス繊維が通過させられる方法等
の溶融押出被覆方法、芳香族ポリエーテルアミド樹脂の
溶融溶液を容器に畜え、この溶融溶液中を光伝送用ガラ
ス繊維が通過させられる方法などがアシ。
一般にガラス繊維を熱可塑性樹脂で溶融被覆する。
溶剤溶液法は、芳香族ポリエーテルアミド樹脂を溶剤に
2〜20重量%溶解させた溶液中を光伝送用ガラス繊維
が通過さiられ、乾燥させられる方法であり、1回から
°数回くり返し行なわれる。ここで溶剤としてはジメチ
ルホルムアミド、N−メチルピロリドン等の極性溶媒が
あり、乾燥温度は120〜250℃が好ましい。
また、1回の塗装は被膜の発泡等のトラブルを防ぐため
、膜厚が数μm〜20μmになるようにするのが好まし
い。
芳香族ポリエーテルアミド樹脂の被覆に先立って、光伝
送用ガラス繊維をボラン処理、7ランカツプリング剤処
理を行なって、接着力を向上させることも可能であり、
これらの処理の行なわれたものも本発明でいう光伝送用
ファイノ(−心線に含まれるものである。
上記の他の熱可塑性樹脂としては、はとんどすべての熱
可塑性樹脂が含まれるが、その中で好ましいものとして
はポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ
ウレタン、ポリ尿素、ポリヒダントイン、ポリスルホン
、ポリニーfル、ポリエステルイミド、アイオノマー樹
脂、ポリビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン酢酸ビニλ共重合物、アクリルニトリル、ブタジェ
ン、スチレン三元共重合体。
塩素化ホリエチレン、エチレンプロピレンゴム。
クロロスルホン化ポリエチレン、ポリエーテルスルホン
、ポリエーテルアミド等が挙げられる。
これらは、上記と同様に被覆させられる。
以下9本発明を実施例と比較例によって説明するが、こ
れらは例示的なものであり9本発明の範囲を限定するも
のではない。
実施例1 直径150μφの石英ガラス展のクラッド型光伝送用ガ
ラス繊維を360℃の溶融状態の芳香族ポリエーテルア
ミド樹脂中よりクロスヘラ小゛ダイを通して膜厚が21
゛5μmになるように引き出し。
直に空冷して被覆を行ない光伝送用ファイバー心線を得
た。この光伝送用ファイバー心線は非常に可撓性に富む
と共に数倍径まで曲げても破断しない強靭さも兼ね備え
るものであった。この光伝送用ファイバー心線の引張り
fJaをfilに示す。
実施例2 直径150μφの石英ガラス襄のクラッド型光伝送用ガ
ラス繊維を芳香族ポリエーテルアミド樹脂をジメチルホ
ルムアミドに溶解させ樹脂分15重量%にしたものを塗
布し乾燥した。塗布は上記溶液の入った液槽及び0.3
■φのダイスを通して行ない、乾燥は200℃の長さ2
mのパイプ炉で行なった。線速は6’ Ocm/分で1
回の塗布焼き付けを行なった膜厚#′i6μmであった
。この光伝送用ファイバー心線は非常に可撓性に冨んで
いた。
この光伝送用ファイバー心線の引張り特性を表1に示す
実施例3 実施例2で芳香族ポリエーテルアミド樹脂を被覆した光
伝送用ファイバー心線″fr360℃の溶融状態の芳香
族ポリエーテルアミド樹脂中よりクロスへラドダイを通
して、膜厚の増加分が134μmになるように引き出し
、直に空冷して被覆を行ない光伝送用ファイバー心線を
得た。この光伝送用ファイバー心線は非常に可撓性に富
むと共に数倍径まで曲げても破断しない強靭さも兼ね備
えるものでもった。この光伝送用ファイバー心線の引張
シ特性を表1に示す。
表1 % 性 * 実施例1〜3で用いた光伝送用ガラス繊維の素線(
被覆なし) 実施例1〜3で用いられた芳香族ポリエーテルアミド樹
脂は次に示す製造例1で製造されたものである。
製造例1 テレフタル酸ジクロライド50重量%とイソフタル酸ジ
クロライド50重量%からなる酸クロライド混合物の1
0重量饅シクロヘキサノン溶液およびス2−ビス−(4
−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕フロパン90重
量%とジアミノジフエ= A、 エーテル10重量%か
らなる芳香族ジアミン混合物の20重t%シクロヘキサ
ノン溶液を酸クロライドと芳香族ジアミンが等モルにな
るような割合で、10重量%水酸化ナトリウム水溶液の
存在下に混合して酸クロライドと芳香族ジアミンを反応
させ、得られた芳香族ポリエーテルアミド樹脂を単離し
た。この芳香族ポリエーテルアミド樹脂はジメチルホル
ムアミド中(濃度0.2f/di)での環元粘度は1.
62dlltであり、熱膨張率は4.5 X 105/
℃でめった。
本発明に係る伝送用ファイバー心線は9機械的強度に優
れると同時に、耐熱性、可撓性、耐薬品性、加工性にも
優れる。
21

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、石英ガラスを主成分とする光伝送用ガラス繊維の表
    面を芳香族ポリエーテルアミド樹脂で被覆し、さらに、
    必要に応じて、その上を他の熱可塑性樹脂で被覆してな
    る光伝送用ファイバー心線。 λ 芳香族ポリエーテルアミド樹脂が、一般式(1) (但し9式!Il中、R,,R,,R,および也は水素
    、低級アルキル基、低級アルコキ7基、塩素または臭素
    を示し、これらは互いに同じであっても異なっていても
    よい。島及び鳥は水素、メチル基、エチル基、トリフル
    オロメチル基またはトリクロロメチル基であシ、これら
    は互いに同じであっても異なっていてもよい。Ar!’
    ip−フェニレン基9m−)ユニしン基、ジフェニレン
    エーテル基、ジフェニレンスルホン基、ジフェニレン基
    またはナフチレン基を示す。)で示される繰り返し単位
    を有する芳香族ポリエーテルアミド樹脂である特許請求
    の範囲第1項記載の光伝送用ファイバー心線。
JP57088424A 1982-05-25 1982-05-25 光伝送用フアイバ−心線 Pending JPS58205104A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0171757A2 (de) * 1984-08-16 1986-02-19 Henkel Kommanditgesellschaft auf Aktien Verfahren zur Herstellung eines zugfesten Lichtwellenleiters

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0171757A2 (de) * 1984-08-16 1986-02-19 Henkel Kommanditgesellschaft auf Aktien Verfahren zur Herstellung eines zugfesten Lichtwellenleiters

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