JPS58203986A - 光学活性ジベンゾチエピン酸を含有する薬剤 - Google Patents

光学活性ジベンゾチエピン酸を含有する薬剤

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JPS58203986A
JPS58203986A JP8545582A JP8545582A JPS58203986A JP S58203986 A JPS58203986 A JP S58203986A JP 8545582 A JP8545582 A JP 8545582A JP 8545582 A JP8545582 A JP 8545582A JP S58203986 A JPS58203986 A JP S58203986A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は次の式(1)、 (式中、*は光学活性であることを示す)で表わされる
光学活性2−(10,11−ジヒドロ−10−オキソジ
ペンゾ〔b、f〕チェピン−2−イル)−ゾロピオン’
e<以下、ジベンゾチェピン酸と称する)及びその製造
法、並びKこれを含有する薬剤に関する。
従来、すでに次の式(II)、 で表わされる(±)−ジベンゾチェピン酸は極めて強い
抗炎症、鎮痛、解熱作用を有し、かつ消化管障害が少な
い安全性の高いものであることが知られている(%開昭
55−53282号)。
艷に本発明者は、当該ジペンゾチェピン酸の不介炭素に
着目してその光学活性体について研究を打った結果、特
定の光学分割剤を使用すれば(+)体と(〜)体の光学
活性体に分割できること、そして(+)体はその(±)
体に比較し顕著な効果を有することを見出し、本発明を
完成した。
従って、本発明は、優れた抗炎症、鎮痛、解熱作用を有
する光学活性ジペンゾチェピン酸を提供するものである
本発明によれば、光学活性ジペンゾチェピン酸(1)は
、(±)−ジベンゾチェピン酸(It)に光学□活性な
1−フェニルエチルアミンを反応させて次式(4)、で
表わされるシアステレオマ−塩を形成させ、次いでこの
2柚のシアステレオマ−塩の溶媒に対する溶解度の差を
利用して分離し、東に6塩から(+)−ジベンゾチェピ
ン酸及び(−)−ジペンゾチェピン酸を遊離させること
により製造される。
本発明方法において、光学活性な1−フェニルエチルア
ミンとしては、右旋性及び左旋性のイa1れなも使用で
きる。また、分割剤としての光学活性な1−フェニルエ
チルアミンと(±)−ジベンゾチェピン酸とのモル比は
特に限定されないが、(±)−ジペンゾチェぎン酸に対
して分割剤を実情的に0.5〜1当量使用すると(±)
−ジベンゾチェピン酸を効率よく分割できる。この際、
(+)−1−フェニルエチルアミンを使用すれば、(−
)−ジベンゾチェピン酸が難溶性ジアステレオマー塩と
して析出し、(+)−ジペンゾチェぎン酸が易溶性ジア
ステレオマー塩として溶液中に残る。また、(−)−1
−フェニルエチルアミンを使用すれば、(+)−ジペン
ゾチェピン酸が難溶性ジアステレオマー塩を形成し、(
−)−ジベンゾチェピン酸が易溶性ジアステレオマー塩
となる。
本発明の方法は、(±)−ジベンゾチェピン酸と1−フ
ェニルエチルアミンを溶媒中で作用させるが、その際に
使用する溶媒としてはメタノール、エタノール、1−プ
ロパツール、2−プロパツール、1−ブタノール、2−
エタノール、アセトン、メチルエチルケトン等の単独あ
るいはこれらの混合物、またはこれらの含水物を用いる
のが好ましく、特にメタノールを用いると高純度の光学
活性なジベン・戸チェピン酸を得ることができる。
次に、溶媒としてメタノールを使用する場合を例にとっ
てその好ましい賽施態様を説明する。
(±)−ジベン・戸チェーン酸をメタノールに加熱溶解
t7、これに当量の光学活性な1−フェニルエチルアミ
ンを加熱しながら(メタノール還流温度下)加え、冷却
して難溶性のジアステレオマー塩?生f&させる。晶析
温度は使用する溶媒の梯点にもよるがよく一般に0℃な
いし50℃の範囲が好ましい。
被分割物質である(+)−および(−)−ジペンゾチェ
ピン酸混合物は(+)体および(−)体の等量混合物で
ちる必賛はなく、その何れか一方を等量以上に含んでい
てもさしつかえない。
この操作により析出した難溶性ジアステレオマー塩を固
液分離し、一度メタノールから再結晶(ある論は加熱部
分溶解)した後、水酸化す) IIウム、水酸化カリウ
ム、アンモニアなどの塩基で処理し、  (+)または
(−)の1−フェニルエチルアミンを回収する。更に塩
酸、硫酸などの鉱*ff作用させて、(−)または(−
f−)のジペンゾチェピン酸を得る。
次に、(+)−1(=)−1および(±)−ジベンゾチ
ェピン酸の実験動物に対するカラゲニン浮腫法を用い−
C検討した薬理結果を記載する。
すなわち、1群6匹からなる体重120〜130fのw
istar系雄性ラットK う+)−1(−)−1およ
び(±)−ジベンゾチェピン酸を経口投与し、1時間後
に1壬λ−カラデニノ生理食tJi水0.1 d/ 9
ツトを後肢足前皮下に注射し、足厩容積をVolume
 differential meterを用いて、3
時間目の抑制基を求めた。その結果を表1に示す。
表  1 表1に示されるように、(+)−ジペンゾチェピン酸お
よび(=)−ジペンゾチェピン酸はいずれも抗炎症作用
を有し、特に(+)一体は(±)一体の2倍以上の活性
を示す。
本発明の化合物は医薬として用いる場合には、それ自体
あるいはその塩の形で使用できる。塩としては、ナトリ
ウム、カリウム、カルシウム、アルミニウムのような無
毒性塩とするのが好ましい。
本発明の化合物は、経口投与、非経口投与のいずれにお
いても作用を発揮し、経口、注射、経直腸、局所投与用
の剤型圧することができる。
経口投与用の固体剤型としては、カプセル、錠剤、丸剤
、粉末剤、顆粒剤がある。これらの剤型の場合の添加剤
としては、白糖、乳糖、澱粉等のJl、 浴剤の他にス
テアリン酸マグネシウムのような滑沢剤を使用すること
ができる。また腸溶性、徐放性を持った剤型にすること
もできる。
経口投与用の液体剤型としては、乳化剤、溶液側、懸濁
剤、シロップ剤、エリキ′シル剤等がある。
これらの剤型の場合の添加剤としては、精製水、アルコ
ール類等の溶剤の他に、湿潤剤、乳化剤、懸濁開環の補
助剤を加えることができる。
本発明化合物の非経口投与用製剤としては注射剤、座剤
等がある。注射剤の場合には殺自した水性または非水性
溶液圧することができる。浴剤の例としては、プロピレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、植物油、有機
酸エステル等が挙げちれる。また、粉末充填の膨圧して
、使用前に溶剤1に溶かすことのできる剤型にしてもよ
い。座剤の場合にはココア、パターあるいは座薬用ワッ
クスのような賦形剤を加える。
本発明の化合物の投与量は、症状、投与経路、投与期間
等によって異なるが、一般的には、人の場合1日量とし
て、(+)体は1〜500〜、(=)体は10〜300
011fが好適である。
次に実施例を挙げて説明する。
実施?ll 1 メタノール70−に(±)−ジベンゾチェピン酸11.
932(40,0m mol )を加え、加熱溶解した
後、メタノール還流温度下で(−”)−1−フェニルエ
チルアミン3.889 (32,0m mol )のメ
タノール10−#液を滴下し、しばらく加熱還流さ?、
室温にて一夜放置した。析出した結晶をろ過し、(+)
lジペンゾチェピン酸・(−)−1−フェニルエチルア
ミン、ルの組体6.50 tを1また。この塩なメタノ
ールから貴結晶するどとにより、骸堪の精製品3.65
 f (8−7m mol )を得た。収率〔用いた原
料中の(+)−ジベン・tチェピン酸に対し、以下同じ
143.5 %。このものは、〔σ]1L−15,6°
 c−1,0、メタノール)、mp 177〜179℃
くこの塩をさらにメタノールで再結晶しても、比旋光度
、融点とも変化はない。〉元素分析値 a 71.45
憾、H6,12憾、N3.50優、025H23N03
8としての計算値 C71,57優、H6゜01優、N
 3.34係 であった。
上で得た塩3.57 t (8,5+nnol ) K
 2規定の水酸化ナトリウム水溶液を5.1−加えてエ
ーテル抽出した。この水層に4規定の塩酸3.2−な加
えて酢酸エチルで抽出し、水、飽和食塩水で洗#俵、抽
出液を芒硝で乾燥し、溶媒を留去して粗結晶゛2.54
 fを得た。これをアセトン−ヘキサンから再結晶し、
(+)−ジベンゾチェピン酸2.12 F(7,i m
mol )を得た。敗軍83.5 %。〔α〕1789 + 39.6° (c−1,0、メタノール)。mp 
133.5〜134.5℃。
実施例2 実施例1にて得られた母液を減圧下に乾固し、水15−
12規定水酸化す) IIウム水g*is*を加え、エ
ーテル抽出した。水層に4規定塩酸9−を加え、酢酸エ
チルにて抽出し、水2よび飽和食塩水で洗浄後、芒硝で
脱水乾燥し、溶媒ケ留去すると、〔α]   −20,
8°(C=1.0、メII/−k)89 のジペン・lチェピンa 7−28 k’ (24,4
zmol )を得た。、収率99.6係、光学純度52
.54 (以後〔αコ  +または−39,6°を10
0%とする。)、   5B、9 実施例3 実施例2で得た(−)体を・過剰に含むジベン・戸チェ
ピン酸7.221 (24,2mrrlol )をメタ
ノール35ゴに溶解した後、メタノール還流温度下、(
+)−1−フェニルエチルアミン2.35 r(19,
4mmol)ノメタノール7−溶油を滴下しな。しばら
く加IJp−還流させ室温にて一夜放置後、析ヨした結
晶?ろ過することにより(−)−ジベンゾチェピン酸・
(十)−1−フェニルエチルアミン塩の相体5.25 
fを侍t0この塩ケメタノールかI−1得結晶すること
により、該塩の精製品3.28 t (7,8mmol
 )を得た。数基41.3%。このものはN 3.28
 %、C2,H75No、Sとシテノ計算値 C71,
57%、H6,01壬、N 3.34%であった。
上で得念塩2−48’ ? (5,9mmol )を実
施例1と同様に処理すると粗結晶1.76 fが得られ
、これをアセトン−ヘキサンから再結晶することにより
、(−)−ジベンゾチェピン酸1.329 (4,4z
!1flat)を得た。収* 75.0 %。〔α] 
 −39,、!S。
89 (c = 1.0、メタノール)。mp133.5〜1
34.5’C。
実施例4 メタノール70−に(±)−ゾベン・戸チェピン酸’l
 1−939 (40,0+nmol: )を加え、加
熱浴解しり後、メタノールRL IM温ソ下で(+)−
1−フェニルエチルアミ73.813 ? (32,0
mmol )のメタノール10m1塔液を爾下し、しば
ら〈加熱速流した。室温にて、−役放It後、析出した
結晶をろ過することにより、(−)−ジベンゾチェピン
酸・(+)−フェニルエチルアミン塩の相体6.529
(15,1mmol )を得た。この塩なメタノールか
ら再結晶することにより、該塩のh!#品5.64 f
(8,7mmol )を得た。収$43.4%。このも
のは〔α〕+15.6°(c = 1.0、メタノール
)、35 mp177〜179℃、元素分析値 C71,39係、
H’6.14%、N 3.27憾、C15”25NO3
Sとしての計算値 C71,57%、H6,0i係、H
5,34憾であった。
′上セ得た塩2.98 f (7,’I mzol )
に2規足の水酸化ナトリウム水溶液を4.6−加えて、
エーテル抽出した。水着に4規定の塩酸2.7−を加え
て酢酸エチルで抽出し、水、朗和食楊水で洗浄後、抽出
液な芒硝で乾燥し、溶媒を留去することにより、粗結晶
2.121を得た。これをア七トン−ヘキサンから再頑
晶することにより、(−)−ゾベン・戸チェピン酸1.
73 f (5,8,mmo、l )な侍た。数基81
.6係。〔α)   −39,6°(c = 1.0、
メタ89 ノール)。mp 133.5〜134.5 ’c。
実施例5 (a)  メタノール80Sに(±)−シペン・7チェ
ビン酸11.939 (4D、Dmmol )を加え、
加熱溶解した後、(−)−フェニルエチルアミン468
5f (40,01rnol )のメタノール1〇−溶
液をメタノール還流温度下滴下した。しばらく還流した
労、室温にて一夜放置した。析出した結晶をろ過し、メ
タノール10−で洗浄し、乾燥して(+)−ジベン・7
チエピン酸・(−)−フェニルエチルアミン塩の組体8
.15 ft (19,4+1]mol )を得た。収
率97.1幅。、〔α]   −12,2°(c=35 1.0、メタノール)。
ff1−仮を減圧下に乾賢し、実施例2と同様な処理を
行ない、〔α]   −23,(So(c=1.0.メ
8q タノール)のジベンゾチェ”7酸6.14r(20,6
m+nol )を画材した。収工99.8%。
九学純!’! 59.6憾。
(b+  冥施(*il 5− (a)で傅た(−)不
を過剰に百〇ノペンデチェどン酸6.1o v (20
15mmo1)に仕)−ジベン・アチェピン酸5−85
 ? (19,5mmol )を加え、合計11.93
9 (4Q、Q mmol )とした。これをメタノー
ル65−に溶解し、(+)−フェニルエチルアミン4.
85 f (40−Ono−0nnのメタノール1〇−
溶液をメタノール還i温度下、崗下した。(a)と同様
な操作をして、(−)−ジベンゾチェピン酸・(+)−
フェニルエチルアミン塩の組体9.191(21,9m
mol)を得た。
収!’83.9%、[α]  +13.3°(c = 
1.0、35 メタノール)。また母液から〔α)19+21.7゜8
9 (c−=1.0、メタノール)のジベンゾチェピン酸5
’、14 ? (17,2mmol )を回収した。収
率(c)  実施例5− (b)で得た(+)一体を過
剰に含むジベンゾチェピン酸5.099 (17,1m
mol )[(±)−ジベン・戸チェピン酸6.B 4
 S’ (22,9mm+1)を加え、合計11.93
 ? (40,Dmmol )とした。これをメタノー
ル65−に浴解し、(−)−フェニルエチルアミン4.
85 ? (40,0mmol )のメタノール1〇−
溶液をメタノール還流温度    ・下、滴下し+、(
a)と同様な操作をニーで、(+)−ジベンゾチェピン
酸・(−)−フェニルエチルアミン塩の組体7.8.9
 f (18,8mmol ) ?得た。
収駆76.2%。〔α)  −13,8°(c=1.’
o、35 メタノール)。また母液から〔α)   −18;9゜
89 (c=L[]、メタノール)のジベン・lチェピン酸6
.21 ? (20,8mmol )を回収した。収x
・98.1チ。光学純度47.7壬。
い)実施例5−(C)で得た(−)体を過剰に含むジベ
ン・lチェピン酸6.159 (20,6mmol )
vc(±)−ジベン・戸チェピン酸を5.789 (1
9,4−1−!Q1)加え、合計11.9 ”39 (
A O,Om+nol )とした。これをメタノール6
5づに@解し、(+)−ツーニルエチルアミン4.85
 t (40,0−:、>mol )のメタノール10
−溶液をメタノールM茄温FW下忙下した。は)と同様
な操作をして、(−)−ゾベン・7チエざン酸・C+)
−フェニルエチルアミンrnAの組体7.9OW (1
B、8 +n+nol )シ・杼t。収f75.6%。
Lα’)   −+12.7゜35 (c = 1.0、メタノール)。また母液から〔α:
”  + 19.6°(c = 1−D、メタノール)
の89 % ベン−/” チxピン酸6.16 W (20,6
mmol )を(ロ)以しt0収主97.2 ′4゜光
学純度49.5係。
(e)  実施例5−(a)と5−(c)で得られた(
+)−ジベン・グチェビン酸・C−>−フェニルエチル
アミン塩の組体15.94 f (38,0mmol 
)および実施例5− (b)と5−(d)で得られた(
−)−ジベンゾチェピン酸・(+)−フェニルエチルア
ミン塩の組体’16.999 (40,5mmol )
 K、それぞれメタノール120mj、128−を加え
て加熱還流した。−夜室温にて放電後、ろ過し、メタノ
−Q’H−で洗浄し乾燥すると、(+)−ゾベン・戸チ
ェピン酸・(−)−フェニルエチルアミン塩10.95
 r C収!68.7幅、〔αJ  −15,0゜35 (c = 1.0、メタノール)、mD176〜179
’C]、(−)−ソベン・戸チェtン酸・(+)−フェ
ニルエチルアミン* 12.89 f (収率)5.9
幅、〔α)   +14.5°(c = 1.0、メタ
ノール)、35 m0175〜177 ’O″1を併た。
このようにして得た(+)−ゾベン・戸チェピン酸・(
−)−フェニルエチルアミン塩8.39 t(20,1
:] mmol )を実施?111と同様にして処理す
ると(±)−ジペイゾチェピyr115.96t(20
,0mmol )が借られた。収率1()0幅。
〔α)   +34.2°(c = 1.0、メタノー
ル)。
89 さらにこれを、アセトン−ヘキサンから再結晶すると〔
α)   +38.8°(c=1.3、メタノール)8
9 光学純度98.0 %の(+)−ジベンゾチェピン酸が
4.899得られた。収呂81.4係。
1司様に、(−)−ジベンゾチェピン酸・(±) −フ
ェニルエチルアミン塩8−399 (2D mmol 
)から、(−)−ゾベン・戸チェピン酸5.819(1
9,5mmol )が得られた。、収峯97.5係。
アセトンーヘギサンから再結晶すると〔α〕−89 −38,2°(c = 1.0、メタノール)、光学軸
度96.5係の(−)−ジベンゾチェピン酸が4.49
ノ得られた。収、1is78.7係。
実施例6(錠剤) 乳   糖                  75
0fデンプン             100tヒド
ロキシプロピルセルロース−L 25fステアリン酸マ
グネシウム     25f(ト)−ジベンゾチェピン
@     2509上記処方で錠剤10.000個を
調製した。
夾施9117(注射剤) (ト)−ジベンゾチェピン酸ナトリウム塩1■を生理食
塩水1−に浴解し、1アンプルに充填して注射剤を調製
した。
以上 出願人 b本ケミファ株式会社 代理人 弁理士有賀 三 幸 弁理士高 野 登志雄 弁理士 小 野 化 夫

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)次の式(1)、 0H5 (式中、*は光学活性であることを示す)で表わされる
    光学活性ジペンゾチェピン酸。 (2+  (+) −2−(10、11−ジヒドロ−1
    0−オキソジペンゾ(b、r:lチェピン−2−イル)
    −デロビオン酸である特許請求の範囲第1項記載の光学
    活性ジペンゾチェピン酸。 (31(−) −2−(10、11−ゾヒrロー10−
    オキソジペンゾ(b、r)チェピッ−2−イル)−デロ
    ピオン酸である特許請求の範囲第1項記載の光学活性ジ
    ペンゾチェピン酸。 (4)式(Il) で表わされる(±)−ジペ・ンゾチェピン酸に光学活性
    な1−フェニルエチルアミンを反応させ、生成した2檀
    のジアステレオマー塩を溶媒に対する溶解度の差を利用
    して分離し、次いで各基から(+)−ジペンゾチェピン
    酸及び(−)−ジペンゾチェピン酸を遊離させることを
    特徴とする式(1)(式−中、*は光学活性であること
    を示す)で表わされる光学活性ジペンゾチェピン酸の製
    造法。 (5)次式(1) (式中、*は光学活性であることを示す)で表わされる
    光学活性ジペンゾチェピン酸を有効成分として含有する
    薬剤。
JP8545582A 1982-05-20 1982-05-20 光学活性ジベンゾチエピン酸を含有する薬剤 Granted JPS58203986A (ja)

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