JPS5820358Y2 - シンジユコウタクオユウスルヨウキ - Google Patents
シンジユコウタクオユウスルヨウキInfo
- Publication number
- JPS5820358Y2 JPS5820358Y2 JP8513975U JP8513975U JPS5820358Y2 JP S5820358 Y2 JPS5820358 Y2 JP S5820358Y2 JP 8513975 U JP8513975 U JP 8513975U JP 8513975 U JP8513975 U JP 8513975U JP S5820358 Y2 JPS5820358 Y2 JP S5820358Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- sheet
- polystyrene
- coloring agent
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は真空成型法によって得た真珠光沢を有するポリ
スチレン系容器類、とくに弁当箱、トレー、豆腐入れな
ど、いわゆる軽量食器容器に関する。
スチレン系容器類、とくに弁当箱、トレー、豆腐入れな
ど、いわゆる軽量食器容器に関する。
ポリスチレンは、安価かつ真空成型法で容易に成型でき
るところから、上記したような各種容器に大量生産され
、かつ大量消費せられている。
るところから、上記したような各種容器に大量生産され
、かつ大量消費せられている。
これら容器は、一般に透明な容器であるが、近年需要者
の好みは次第に高級化し、色調の調和や彩度までが問題
とされるようになって来た。
の好みは次第に高級化し、色調の調和や彩度までが問題
とされるようになって来た。
本考案は、このような見地から為されたものであって、
ポリチレン系の異なる２種のシートのラミネートシート
を真空成型して得た真珠光沢を有する容器である。
ポリチレン系の異なる２種のシートのラミネートシート
を真空成型して得た真珠光沢を有する容器である。
即ち、第１のシートは容器の表層を威す真珠光沢発現層
であって、ポリスチレン（ＧＰ）約６５部、エチレン酢
酸ビニル共重合体樹脂（ＥＶＡ）約２５部、スチレンブ
タジェンゴム（ＳＢＲ）約１０部、および雲母とＡｌと
の混合比が８０ ： ５０〜２０ ： ５０の範囲にあ
る粉末約１．２〜２．３部とを混練した組成物より製造
されたシートであり、第２のシートは、容器の内側層を
威し、耐衝撃性ポリスチレン（ＨＩ）２５〜３０部、Ｇ
Ｐ ７５〜７０部、および必要に応じて添加する着色剤
を混練した組成物より製造されたシートであって、第１
層の強度を補強し、真珠光沢を十分発現せしむる用をも
兼ねる。
であって、ポリスチレン（ＧＰ）約６５部、エチレン酢
酸ビニル共重合体樹脂（ＥＶＡ）約２５部、スチレンブ
タジェンゴム（ＳＢＲ）約１０部、および雲母とＡｌと
の混合比が８０ ： ５０〜２０ ： ５０の範囲にあ
る粉末約１．２〜２．３部とを混練した組成物より製造
されたシートであり、第２のシートは、容器の内側層を
威し、耐衝撃性ポリスチレン（ＨＩ）２５〜３０部、Ｇ
Ｐ ７５〜７０部、および必要に応じて添加する着色剤
を混練した組成物より製造されたシートであって、第１
層の強度を補強し、真珠光沢を十分発現せしむる用をも
兼ねる。
これら、ＧＰ、ＥＶＡ、ＳＢＲおよびＨＩは、何れも市
販品と異るところはない。
販品と異るところはない。
第１のシートにおけるＳＢＲは、ＧＰとＥＶＡの親和性
を保持し、衝撃強度を高め、白炭を増大するに寄与する
。
を保持し、衝撃強度を高め、白炭を増大するに寄与する
。
雲母とＡｌとの混合粉末は真珠光沢を発現する重要要素
であって、あたかも人造真珠における太刀魚の鱗片に相
当しその粒度は約７〜１０μを適当とする。
であって、あたかも人造真珠における太刀魚の鱗片に相
当しその粒度は約７〜１０μを適当とする。
第２層に用いることのある着色剤は市販の顔料であって
、例えば容器に赤い真珠光沢を付与したいときは赤色顔
料を、また、青色の真珠光沢を与えたいときは青色顔料
を用いる。
、例えば容器に赤い真珠光沢を付与したいときは赤色顔
料を、また、青色の真珠光沢を与えたいときは青色顔料
を用いる。
容器に緑色野菜を盛るときは前者が、肉を盛る時は後者
が適当とされるが如きで゛ある。
が適当とされるが如きで゛ある。
上記組成物配合割合は、何れも、真珠光沢を発現せしめ
ること、従来のポリスチレン威型機を使用できることを
条件として実験的に求めた値である。
ること、従来のポリスチレン威型機を使用できることを
条件として実験的に求めた値である。
配合割合に約を冠したのは、上下に２部程度の巾を有す
るの意である。
るの意である。
如上した組成物より容器を真突戒型するに先立って、ラ
ミネートシートを製造するが、それには、ダブル押出機
、例えばフルフライトスクリュー型押出機により、下方
からは第１の組成物を、上方からは第２の組成物を押出
し、その交叉するダイスノズル部分で圧着したのち冷却
することによって得られる。
ミネートシートを製造するが、それには、ダブル押出機
、例えばフルフライトスクリュー型押出機により、下方
からは第１の組成物を、上方からは第２の組成物を押出
し、その交叉するダイスノズル部分で圧着したのち冷却
することによって得られる。
第１のシート厚さは約０．１〜１ ｍｍ、第２のシート
のそれは約０．２〜２ｍｍ程度にするのが、真空成型を
適用するに好適とされる。
のそれは約０．２〜２ｍｍ程度にするのが、真空成型を
適用するに好適とされる。
そのようなラミネートシートの押出方向剥離強度、例え
ば２８０ｇ／ｃｍ２、耐衝撃値は４６−４８ ｋｇ／ｃ
ｍ”の成績を得ているところから判るように、通常の真
空成型機に適合でき、また製品容器の強度を十分なもの
とする。
ば２８０ｇ／ｃｍ２、耐衝撃値は４６−４８ ｋｇ／ｃ
ｍ”の成績を得ているところから判るように、通常の真
空成型機に適合でき、また製品容器の強度を十分なもの
とする。
本考案者らは、第１シート用組成物として、ＧＰ ６５
部、ＥＶＡ２５部、ＳＢＲ１０部、雲母１部、Ａ１０゜
５部の混線物を、また、第２シート用組成物としてＨＩ
３０部とＧＰ ７０部との混線物を用い、フルフライ
トダブル押出機により、ラミネートシートを作製し、第
１図の内皿（上面タテ９５×ヨコ１５２×タカサ２０
ｍｍ） 、第２図の弁当箱（上面タテ１２５×ヨコ１８
０×タカサ３３ ｍｍ）を真空成型した。
部、ＥＶＡ２５部、ＳＢＲ１０部、雲母１部、Ａ１０゜
５部の混線物を、また、第２シート用組成物としてＨＩ
３０部とＧＰ ７０部との混線物を用い、フルフライ
トダブル押出機により、ラミネートシートを作製し、第
１図の内皿（上面タテ９５×ヨコ１５２×タカサ２０
ｍｍ） 、第２図の弁当箱（上面タテ１２５×ヨコ１８
０×タカサ３３ ｍｍ）を真空成型した。
真空成型条件は、加熱時間１０秒、送り時間１秒冷却時
間１秒、真空度７００ ｍｍＨｇ、圧力５ｋｇ／ｃｍ２
、型温度５℃である。
間１秒、真空度７００ ｍｍＨｇ、圧力５ｋｇ／ｃｍ２
、型温度５℃である。
むろん第１のシートを外側にした。
用いたシート、および製品の物性を一括表示すると、第
１表の通りである。
１表の通りである。
表中、Ｎｏ、３及び４は本考案品、１．２および５は対
照品である。
照品である。
また光沢度は入射角６０℃の鏡面反射光沢計によって測
定した値であり、伸び率は真空成型機にかけることに基
くシートの伸びである。
定した値であり、伸び率は真空成型機にかけることに基
くシートの伸びである。
この表で特に注意すべきは、従来品５と対比して判るよ
うに、光沢度が著しく向上することである。
うに、光沢度が著しく向上することである。
それは成型時の伸長により第１シート中に分散している
ＥＶＡ、雲母、Ａｌなどが配向して多数層となり、複雑
な光の屈折を生じ、真珠光を携す原因となっているもの
と思われる。
ＥＶＡ、雲母、Ａｌなどが配向して多数層となり、複雑
な光の屈折を生じ、真珠光を携す原因となっているもの
と思われる。
添付図面は本考案容器を例示するもので、第１図は内皿
、第２図は弁当箱、イはそれら斜視図、口はイ図のＡ−
Ａ断面図である。 図中、１は第１シート、２は第２シート。
、第２図は弁当箱、イはそれら斜視図、口はイ図のＡ−
Ａ断面図である。 図中、１は第１シート、２は第２シート。
Claims (1)
- ポリスチレン約６５部、エチレン酢酸ビニル共重合体樹
脂約２５部、スチレン・ブタジェンゴム約１０部、およ
び雲母とＡｌとの混合比が重量で約８０〜５０ ： ２
０〜５０の範囲にある粉末約１．２〜２．３部とを混練
した組成物より威る第１のシートと、耐衝撃性ポリスチ
レン２５〜３０部、ポリスチレン７５〜７０部、および
必要に応じて添加する着色剤を混練した組ｅ、物より成
る第２のシートとのラミネートシートを、第１のシート
が外層になるように真空成型して戊る真珠光沢を有する
容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8513975U JPS5820358Y2 (ja) | 1975-06-21 | 1975-06-21 | シンジユコウタクオユウスルヨウキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8513975U JPS5820358Y2 (ja) | 1975-06-21 | 1975-06-21 | シンジユコウタクオユウスルヨウキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS521406U JPS521406U (ja) | 1977-01-07 |
| JPS5820358Y2 true JPS5820358Y2 (ja) | 1983-04-27 |
Family
ID=28567441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8513975U Expired JPS5820358Y2 (ja) | 1975-06-21 | 1975-06-21 | シンジユコウタクオユウスルヨウキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5820358Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60163211U (ja) * | 1984-04-09 | 1985-10-30 | 住友ベークライト株式会社 | バリア性容器 |
-
1975
- 1975-06-21 JP JP8513975U patent/JPS5820358Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS521406U (ja) | 1977-01-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6420689B1 (en) | Disposable, microwaveable containers having suitable food contact compatible olfactory properties and process for their manufacture | |
| IL43743A (en) | Inks for use in preparing transfer materials for colour printing | |
| JPS5820358Y2 (ja) | シンジユコウタクオユウスルヨウキ | |
| US2353457A (en) | Synthetic pearl resin | |
| US20060160928A1 (en) | Thermoformed polystyrene products | |
| JPS6231017B2 (ja) | ||
| JP3646143B2 (ja) | 食品包装用成形品 | |
| US3287481A (en) | Process for molding articles having pearlescent luster | |
| ITBO20110595A1 (it) | Metodo, e relativo impianto, per la preparazione di prodotti alimentari solidi; in particolare di snack o paste alimentari | |
| JPS585148A (ja) | 強化人造米の製造法 | |
| JP2604861B2 (ja) | 人造大理石およびその製造方法 | |
| JPS5855234A (ja) | 大理石模様を有する樹脂成形品の製造方法 | |
| JPH0363134A (ja) | 内装材およびその製造方法 | |
| KR20060026631A (ko) | 시온안료를 이용한 필름 및 그 제조방법 | |
| JP3010932B2 (ja) | 固形描画材 | |
| US20240149180A1 (en) | Creamy substance | |
| US2059394A (en) | Plastic composition | |
| CN206428174U (zh) | 扩散粉和助剂混装的子母颜料胶囊 | |
| JPS62149425A (ja) | 樹脂成形品の製造方法 | |
| CN206767991U (zh) | 一种仿大理石pvc片材及其加工设备 | |
| JP4472880B2 (ja) | ドライラミネートされる白色ポリエチレン被覆形成用組成物 | |
| JP3089066U (ja) | 粉末入りプラスチック射出成形食品容器 | |
| JPH0346377B2 (ja) | ||
| JPS6220894B2 (ja) | ||
| JP2504445Y2 (ja) | 積層ポリプロピレンシ―ト成型品 |