JPS58203360A - 太陽熱利用吸収式ヒ−トポンプ - Google Patents

太陽熱利用吸収式ヒ−トポンプ

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JPS58203360A
JPS58203360A JP8472182A JP8472182A JPS58203360A JP S58203360 A JPS58203360 A JP S58203360A JP 8472182 A JP8472182 A JP 8472182A JP 8472182 A JP8472182 A JP 8472182A JP S58203360 A JPS58203360 A JP S58203360A
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JP
Japan
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heat
heat source
refrigerant
amount
evaporator
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Pending
Application number
JP8472182A
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English (en)
Inventor
日比野 陽三
亀島 鉱二
奈良 安晃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は太陽熱を利用した吸収式ヒートポンプに係シ特
に温水を製造するに好適な吸収式ヒートポンプに関する
太陽熱を利用した吸収式ヒートポンプにおいては、熱源
水を蒸発器に通して水蒸気を発生させこれに伴なう気化
熱を発生器に加えた主熱源もしくは発生器に通した熱源
水によりくみ上げ、さらに吸収器内の溶液が前記の水蒸
気を吸う際の吸収熱と、主熱源もしくは発生器に通した
熱源水により発生させた水蒸気の凝縮熱とによシ温水を
製造している。蒸発器において冷媒を熱源水管上にスプ
レーして熱源水からより多くの気化熱を奪って蒸発させ
、溶液の吸収熱を発生させるためには、冷媒のスプレー
量は多いほど有利である。一方、発生器において主熱源
もしくは発生器に通した熱源水により水蒸気を発生させ
、この水蒸気の凝縮熱を発生させるためには、溶液は濃
度が低い即ち冷媒量が多いほうが有利である。このよう
に蒸発器と発生器とにおける冷媒の量が重要であるが、
従来はこのような認識がなされておらず、冷媒の全体量
が決っていることもあって、蒸発器と発生器とにおける
冷媒の量は、機械的な要因で固定されていたシ、運転状
態の変化につれて変化したりしていた。したがって、あ
る場合にはスプレー量が不足したり、またある場合は発
生器における冷媒の量が不足したりして、結局、太陽熱
を有効に利用できなかったり、主熱源を余分に消費した
シするという欠点があった。
本発明の目的は、太陽熱で加熱された熱源水を有効に利
用し効率良く温水を製造する吸収式ヒートポンプを提供
することにある。
本発明の特徴とするところは、太陽熱で加熱された熱源
水を蒸発器に通しこれを発生器に通した主熱源水もしく
は主熱源によシくみ上げるようにした吸収式ヒートポン
プにおいて、蒸発器に通した熱源水から奪う冷媒の気化
熱と主熱源の加熱量の和もしくは溶液の吸収熱と冷媒の
凝縮熱の和と主熱源の加熱量との比が最大になるように
、蒸発器における冷媒のスプレー量と蒸発器から吸収器
へ直接投入する冷媒の量とを調節する制御装置を備えた
ものである。
頃下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の太陽熱利用吸収式ヒートポンプの一実
施例の系統を示すものである。ヒートポンプけ、主熱源
1によって稀溶液を加熱して冷媒蒸気(水蒸気)を発生
する高温発生器2と、高温発生器2で生成された水蒸気
によって稀溶液を加熱して水蒸気を発生する低温発生器
3と、太陽熱で加熱された発生器用熱源水管4の熱源水
により稀溶液を発生する太陽熱源発生器5と、熱源水を
ヒートポンプに投入する循環ポンプ6と、これら発生器
2,3.5で生成された水蒸気を温水管7を通る温水に
よシ冷却して液化しその際の凝縮熱を温水に与える凝縮
器8で変化した冷媒(水)を蒸発させてその際の気化熱
を蒸発器用熱源水管9内を流れる熱源水から奪う蒸発器
10と、蒸発器10で蒸発した水−気を発生器2,3.
5から導入した濃溶液に吸収させて稀溶液を生成しその
際の吸収熱を温水に与える吸収器11と、吸収器11で
生成された稀溶液を発生器2,3.5に送る溶液ポンプ
12と、吸収器11から発生器2゜3.5へ送られる稀
溶液と発生器2,3.5から吸収器11へ戻る濃溶液と
の間で熱の授受を行なう熱交換器13と、蒸発器11の
冷媒を循環する冷媒ポンプ14とから構成されている。
さらに本発明の太陽熱利用吸収式ヒートポンプ機では、
熱源水を管路4を経て管路9へ通ずる糸路と、管路9へ
直接通ずる糸路とに切替える3方弁15を備えている。
また、蒸発器10から吸収器11へ冷媒を直入するバイ
パス管16と冷媒の流量を調節する2方弁17を備えて
いる。18A、18Bはそれぞれ温水管7内の温水の入
口および出口温度を検出する検出器、19は熱源水の入
口温度を検出する検出器、20は太陽熱源発生器5から
の熱源水の出口温度を検出する検出器、21は蒸発器1
0からの熱源水の出口温度を検出する検出器、22は太
陽熱源発生器5内の溶液の温度を検出する検出器である
。制御装置23は温度検出器18゜19.20,21.
22の検出信号にもとづいて、主に主熱源1の燃料供給
調節手段IA、循環ポンプ6および3方弁15を制御す
る。
吸収式ヒートポンプにおいては、熱源水の温度が中程度
の場合には、制御装置23からの指令による弁16の作
動によって熱源水を蒸発器10のみに通して、この蒸発
器10での水蒸気の発生を促進させ、この気化熱を主熱
源1の加熱によってくみ上げるとともに吸収熱と凝縮熱
とを発生させることによシ温水を製造する。この場合に
は、主熱源1のエネルギー効率を次のように定義するも
のとする。
ここで主熱源1の加熱量は、主熱源1の消費量から求め
る。例えば、ガスや重油を主熱源1として使用するもの
であれば、その流量を検出し、予め決まっている単位流
量当シの発熱量を乗することによって主熱源1の加熱省
を求めることができる。蒸発器10での気化熱は検出器
19.21からの熱源水の入口と出口との温度差から求
めることができる。吸収熱と凝縮熱との和は、検出器1
8B、18Aからの温水管7内の温水の出口と人口との
温度差から求めることができる。このエネルギー効率は
、エネルギー費を必要とする主熱源1の利用効率を示す
ものであシ、常にこの値が高い方がよいことはいうまで
もない。この値は、種々の条件で変動するものであり、
外部条件(負荷、温水の温度、熱源水の温度)が同じで
ある場合には、吸収式ヒートポンプの内部状態に左右さ
れる。吸収式ヒートポンプの内部状態のうち、エネルギ
ー効率に関する主要な要因のひとつとして、蒸発器10
における冷媒のスプレー量と発生器2゜3.5における
溶液の濃度即ち籍媒の量がある。
蒸発器、。における冷媒(7)2ブ、・し−量が不足す
)、−”’IJ と、熱源水から十分カ気化熱を奪うことかできないので
、ヒートポンプの利点が失なわれてしまう恐れがある。
一方、発生器2,3.5における冷柳の量が不足すると
、主熱源1によって効率良く蒸気が発生せず、発生器2
,3.5の過度の温度上昇を招く結果となる。しかし、
吸収式ヒートポンプ内の冷媒の量は自ずと限定されてい
るものであるから、これを上記2つの部分に配分する必
要がある。この配分のだめの評価基準として、(1)式
(2)式で示したエネルギー効率を使用し、この値が最
大に々るように冷媒の量を制御する。第1図の実施例に
おいては、制御装置22は温水の出口。
入口の温度差、熱源水の入口、出口の温度差、主熱源の
消費量等の検出値にもとづいて、前述した(1)式、(
2)式によってエネルギー効率を求め、この値が最大に
なるように、バイパス管16に設けた2方弁17を開閉
して、蒸発器10におけるスプレー量と、蒸発器から吸
収器へ送る冷媒の量の配分を制御する。
第2図は本発明に、、、用いられる制御装置においてエ
ネルギー効率の最大値を求める方法を示したものである
。第2図において、水平面内には操作量として冷媒のス
プレー量Sと吸収器11へ送る冷媒の量Hとを、また垂
直軸にはエネルギー効率Eを示す。スプレー量Sと冷媒
量Hとの和Bは一定であるとみなせるから、これらの量
の関係は直線Nで表わされる。ここで、吸収式ヒートポ
ンプ内部の溶液、冷媒の溶精や循環のために時間がかか
りまた溶液、冷媒の温度や濃度に場所による分布がある
ことを考慮して、前記の冷媒の配分を行なうようにすれ
ば、溶液中の冷媒の量を蒸発器10から吸収器11へ送
る冷媒の量で表わすことができる。直線N上の各配分に
応じて、エネルギー効率Eが決まシ、曲線Mが、これら
のエネルギー効率を表わしている。エネルギー効率には
最大値Aがある。これを実現するためには、冷媒のスプ
レー量をCとし、吸収器11へ送る冷媒量をdとするよ
うに配分すればよいことがわかる。この曲線M即ち最大
値Aは外部の各条件によって随時変動するものであるの
で、これに適応した制御が必要であることは言うまでも
ない。
次に、熱源水の温度が高い場合には、熱源水を蒸発器1
0に通し、これによって発生する気化熱(9) を太陽熱源発生器5に通した熱源水もしくは主熱源1に
よってくみあげるとともに吸収熱と凝縮熱との発生によ
シ温水を、製造する。この場合にも、(1)式、(2)
式と同じように主熱源1のエネルギー効率を定義する。
これは、太陽熱源発生器5に通した熱源水のエネルギー
費が主熱源1に比して極めて小さいことを考慮したもの
である。この値が最大になるように冷媒の量を制御する
方法は、前記の方法と同じである。
上述の実施例では、冷媒のスプレー量と、冷媒を吸収器
11へ直接送る量とを制御するために、バイパス管16
とこれに設けた2方弁17を用いたものを示したが、前
記の目的を実現するものであればその実施態様を問わな
い。例えば、冷媒を発生器2,3.5へ直接送るもの、
蒸発器10内部で吸収器11に投入するもの等を対象と
することが可能である。
以上述べたように、本発明によれば、太陽熱で加熱され
た熱源水の温度レベルに応じて構成されるヒートポンプ
において、主熱源のエネルギー効(10) 率が最大に々るように蒸発器における冷媒のスプレー量
および蒸発器から吸収器へ投入する冷媒の量を調整する
ことによって、太陽熱を最大限にくみ上げて温水の製造
に役立てるとともに、このために必要となる主熱源の余
分な消費量を抑制するという2つの目的を両立させるこ
とができる、その結果、全体として効率の良い運転状態
を維持すンプの一実施例の系統図、第2図は本発明に用
いられる制御装置の制御動作を示す説明図である。
1・・・主熱源、2・・・高温発生器、3・・・低温発
生器、4・・・発生器用熱源水管、5・・・太陽熱源発
生器、6・・・循環ポンプ、7・・・温水管、8・・・
凝縮器、9・・・蒸発器用熱源水管、10・・・蒸発器
、11・・・吸収器、12・・・溶液ポンプ、13・・
・熱交換器、14・・・冷媒ポンプ、15・・・3方弁
、16ぜ一バイパス管、17・・・2方弁、18A、1
8B、19〜22・・・温度検出器、23・・・制御装
置。
代理人 弁理士 薄田利幸 (11) 第 l  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、太陽熱で加熱された熱源水を蒸発器に通しこれを発
    生器に通した熱源水もしくは主熱源によシくみ上げるよ
    うにした吸収式ヒートポンプにおいて、前記蒸発器に通
    した熱源水から奪う冷媒の気化熱と主熱源の加熱量の和
    もしくは溶液の吸収熱と冷媒の凝縮熱の和と、主熱源の
    加熱量との比が最大になるように蒸発器における冷媒の
    スプレー量と蒸発器から吸収器へ直接投入する冷媒の量
    とを調節する制御装置を備えたことを特徴とする太陽熱
    利用吸収式ヒートポンプ。 2、制御装置は熱源水の入口と出口の温度差から気化熱
    を求め、温水の入口と出口の温度差から吸収熱と凝縮熱
    の□和を求め、主熱源の消費量によシその加熱量を求め
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の太陽熱
    利用吸収式ヒートポンプ。
JP8472182A 1982-05-21 1982-05-21 太陽熱利用吸収式ヒ−トポンプ Pending JPS58203360A (ja)

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