JPS5820317B2 - 破砕機 - Google Patents
破砕機Info
- Publication number
- JPS5820317B2 JPS5820317B2 JP15982479A JP15982479A JPS5820317B2 JP S5820317 B2 JPS5820317 B2 JP S5820317B2 JP 15982479 A JP15982479 A JP 15982479A JP 15982479 A JP15982479 A JP 15982479A JP S5820317 B2 JPS5820317 B2 JP S5820317B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- rotating body
- crushed
- repulsion plate
- crusher
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は廃車などの破砕機に関するものである。
従来この種の破砕機は回転体の周囲に設けたハンマの回
転により被破砕物を細かく破砕し、破砕された鉄片は回
転体の上方に設けである通孔を有する扉より排出させて
いた。
転により被破砕物を細かく破砕し、破砕された鉄片は回
転体の上方に設けである通孔を有する扉より排出させて
いた。
しかしこの従来装置では破砕された鉄片は排出扉の通孔
の内径のみによってその大きさが規制されるが、この規
制では大きな鉄片も小さな鉄片も同時に相互に衝突し、
時には大きな鉄片が飛び出すこともあり、そのため鉄分
の純度を高めることが困難であった。
の内径のみによってその大きさが規制されるが、この規
制では大きな鉄片も小さな鉄片も同時に相互に衝突し、
時には大きな鉄片が飛び出すこともあり、そのため鉄分
の純度を高めることが困難であった。
そこで本発明は、小さな鉄片となった破砕物は各易に飛
び出すが、大きな鉄片は再度破砕して粒度を小さくシ、
その調整を可能とした破砕機を提供せんとするものであ
る。
び出すが、大きな鉄片は再度破砕して粒度を小さくシ、
その調整を可能とした破砕機を提供せんとするものであ
る。
そして本発明の特徴とするところは、複数のハンマを設
けた回転体の上方に、ケーシング内方に揺動可能な反発
板を設け、この反発板によって。
けた回転体の上方に、ケーシング内方に揺動可能な反発
板を設け、この反発板によって。
犬ぎな破砕片は再度破砕して粒度を小さくし、排出扉の
傾斜又は通孔によってその粒度を調整可能とするところ
にある。
傾斜又は通孔によってその粒度を調整可能とするところ
にある。
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細)こ説明する
。
。
第1図において、破砕機のケーシング1内には回転体2
が配設してあり、この回転体はケーシング側板に回転自
在に軸支しである回転駆動軸3に軸着され、この駆動軸
にて回転駆動される。
が配設してあり、この回転体はケーシング側板に回転自
在に軸支しである回転駆動軸3に軸着され、この駆動軸
にて回転駆動される。
回転体2の外周部には複数のハンマ4.・・・が支持軸
5゜・・・を介して回転自在に取付けである。
5゜・・・を介して回転自在に取付けである。
すなわち。回転体2内外周部には、複数(図面では4本
)の支持軸5.・・・が角度的等間隔を置いて水平状態
に取付けである。
)の支持軸5.・・・が角度的等間隔を置いて水平状態
に取付けである。
またハンマ4.・・・ははゾ楔状であって、その基部は
支持軸5.・・・に回転自在に軸支してあり、外端部は
回転体2の外周面より突出している。
支持軸5.・・・に回転自在に軸支してあり、外端部は
回転体2の外周面より突出している。
そして回転体2内には、各支持軸5.・・・を中心とし
てハンマ4の長さのはゾ円弧状の逃げ溝6.・・・が、
その外周面より切り込んである。
てハンマ4の長さのはゾ円弧状の逃げ溝6.・・・が、
その外周面より切り込んである。
この逃げ溝6.・・・は各ハンマ4.・・・がその基部
で回転体2内を回転することができる。
で回転体2内を回転することができる。
ケーシング1の一側(図面では右側)には回転体2の接
線方向)こそって被破砕物Sを投入する差入口1aが設
けである。
線方向)こそって被破砕物Sを投入する差入口1aが設
けである。
差入口1a内下部には破砕刃7が設けてあり、この破砕
刃はハンマ4.・・・と協働して被破砕物Sを細片に破
砕するものである。
刃はハンマ4.・・・と協働して被破砕物Sを細片に破
砕するものである。
また差入口1aと対向してケーシング1の底部には、小
さい細片に破砕された破砕物をケーシング外へ排出する
ための格子状の排出口1bが設けである。
さい細片に破砕された破砕物をケーシング外へ排出する
ための格子状の排出口1bが設けである。
そして排出口1bと差入口1aとの間には、回転体2の
外周面にそって、ライナ8がケーシング1の内面に設け
である。
外周面にそって、ライナ8がケーシング1の内面に設け
である。
ケーシング1の上方部の一側(図面左側)には開口部1
cが設けてあり、この開口部に軸9を揺動中心とする反
発板10が設けである。
cが設けてあり、この開口部に軸9を揺動中心とする反
発板10が設けである。
反発板10は扁平扇形状を有し、下端面は比較的大きな
破砕物が衝突する反発面10aとなっている。
破砕物が衝突する反発面10aとなっている。
また上記反発板10はシリンダなどの駆動手段(図示せ
ず)により軸9を中心として揺動可能であって1通常は
ケーシング1内方に位置させている。
ず)により軸9を中心として揺動可能であって1通常は
ケーシング1内方に位置させている。
なお1反発板10の反発面10aは図示のように円弧面
とするのが望ましく、また反発面の面積は適宜である。
とするのが望ましく、また反発面の面積は適宜である。
反発板10の上方のケーシング1には破砕された破砕物
を排出するための排出口1dが設けてあり、この排出口
は軸11に揺動可能に取付けてありかつ格子状の通孔1
2aを有する排出扉12により開閉自在である。
を排出するための排出口1dが設けてあり、この排出口
は軸11に揺動可能に取付けてありかつ格子状の通孔1
2aを有する排出扉12により開閉自在である。
13は排出ダクトであって、排出口1dより排出される
破砕物を排出するもので、その下部にはたとえばベルト
コンベアなどの搬送手段(図示せず)が設けである。
破砕物を排出するもので、その下部にはたとえばベルト
コンベアなどの搬送手段(図示せず)が設けである。
次に破砕機の作用ζこついて説明する。
操作に先だって反発板10は実線で示すように回転体2
の上方のケーシング内方へせり出すように位置決めして
おく。
の上方のケーシング内方へせり出すように位置決めして
おく。
たとえば1発車などを切断機で予め一定の大きさのスク
ラップに圧縮処理した廃車などの被破砕物Sを差入口1
aより投入する。
ラップに圧縮処理した廃車などの被破砕物Sを差入口1
aより投入する。
この被破砕物Sは1回転するハンマ4.・・・と切断刃
7とにより数;回打撃されていくつかの細片に破砕され
ると共に、この細片は回転体2とライナ8との間で互い
にた\き合い、これにより付着している塗料が除去され
、かつ互いに丸味を帯びるようになる。
7とにより数;回打撃されていくつかの細片に破砕され
ると共に、この細片は回転体2とライナ8との間で互い
にた\き合い、これにより付着している塗料が除去され
、かつ互いに丸味を帯びるようになる。
小さく細かくなったものは、排出口1bより排出され比
較的大きいものは排出口1dより排出ダクト13に排出
される。
較的大きいものは排出口1dより排出ダクト13に排出
される。
この時比較的大きいものは、鎖線矢印で示すように反発
板10の反発面10aに衝突して再び回転体2へ供給さ
れるため、さらに細片に破砕されると共に丸味を帯び排
出口1bおよび1dより排出されるのである。
板10の反発面10aに衝突して再び回転体2へ供給さ
れるため、さらに細片に破砕されると共に丸味を帯び排
出口1bおよび1dより排出されるのである。
因みに本発明において反発板10がないと、破砕された
鉄片は、その粒度が大きいものも小さいものもすべて排
出扉12の方へ飛行してこの扉に突き当り、そのため排
出扉による鉄片の粒度の調整は不可能である。
鉄片は、その粒度が大きいものも小さいものもすべて排
出扉12の方へ飛行してこの扉に突き当り、そのため排
出扉による鉄片の粒度の調整は不可能である。
第2図に本発明の他の実施例を示す。
これによれば1反発板10の軸9の部分に排出扉14が
一体的(こ設けられている。
一体的(こ設けられている。
この排出扉14は反発板10に対して少なくとも直角よ
り大きい角度で取付けられており、上記回転体2の上方
に傾斜状に延出している。
り大きい角度で取付けられており、上記回転体2の上方
に傾斜状に延出している。
なお、排出扉14の取付は角度は適宜選択可能である。
14aは通孔である。このように構成すれば、細片に破
砕された破砕物は排出扉14の傾斜する通孔14aから
通過する粒度のみ排出ダクト13へ排出可能であるため
。
砕された破砕物は排出扉14の傾斜する通孔14aから
通過する粒度のみ排出ダクト13へ排出可能であるため
。
軸9を中心として排出扉14を反時計方向に揺動させて
排出扉14の傾斜角度を大きく設定してやれば、一層粒
度の小さい破砕物の排出が可能である。
排出扉14の傾斜角度を大きく設定してやれば、一層粒
度の小さい破砕物の排出が可能である。
以上のように本発明によれば、反発板を設けたので破砕
物の小さな粒度に揃えることができ、このため反発板の
上方に設けた排出扉の傾斜角度により粒度を適宜に調整
することが可能であるなどその効果は大きい。
物の小さな粒度に揃えることができ、このため反発板の
上方に設けた排出扉の傾斜角度により粒度を適宜に調整
することが可能であるなどその効果は大きい。
第1図は本破砕機の断面図、第2図は他の実施例を示す
断面図である。 1・・・・・・破砕機ケーシング、2・・・・・・回転
体、4・・・・・・ハンマ、7・・・・・・破砕刃、1
0・・・・・・反発板、10a・・・・・・反発面、1
2,14・・、・・・・排出扉、12a。 14a・・・・・・連子し
断面図である。 1・・・・・・破砕機ケーシング、2・・・・・・回転
体、4・・・・・・ハンマ、7・・・・・・破砕刃、1
0・・・・・・反発板、10a・・・・・・反発面、1
2,14・・、・・・・排出扉、12a。 14a・・・・・・連子し
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 破砕機ケーシングと、このケーシング内に回転自在
に架設した回転軸号こ設けである回転体と。 回転体に設けた複数のハンマと、上記ケーシングに設け
た被破砕物の差入口と、この差入口近傍に設けた破砕刃
と、ケーシングの下部に設けた排出口と、上記回転体上
方に設けられケーシング内方に揺動可能である反発板と
、この反発板上方のケーシングに設けた排出扉とを具備
した破砕機。 2、特許請求の範囲第1項において、排出扉は複数の通
孔を有することを特徴とする破砕機。 3 fi−許請求の範囲第1項において、反発板の下
端面は円弧部であることを特徴とする破砕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15982479A JPS5820317B2 (ja) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | 破砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15982479A JPS5820317B2 (ja) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | 破砕機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5684647A JPS5684647A (en) | 1981-07-10 |
JPS5820317B2 true JPS5820317B2 (ja) | 1983-04-22 |
Family
ID=15702044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15982479A Expired JPS5820317B2 (ja) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | 破砕機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5820317B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3234298C2 (de) * | 1982-09-16 | 1985-12-19 | Lindemann Maschinenfabrik GmbH, 4000 Düsseldorf | Hammerbrecher |
JPS6075346U (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-27 | 株式会社リコー | シ−ト自動給送装置 |
-
1979
- 1979-12-11 JP JP15982479A patent/JPS5820317B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5684647A (en) | 1981-07-10 |
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