JPS58202935A - コイルばねの製造装置 - Google Patents

コイルばねの製造装置

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Publication number
JPS58202935A
JPS58202935A JP8543082A JP8543082A JPS58202935A JP S58202935 A JPS58202935 A JP S58202935A JP 8543082 A JP8543082 A JP 8543082A JP 8543082 A JP8543082 A JP 8543082A JP S58202935 A JPS58202935 A JP S58202935A
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JP
Japan
Prior art keywords
temperature
coil spring
cooling
cooling mechanism
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP8543082A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ono
明 大野
Hiroshi Koyama
博 小山
Toyoyuki Tono
東野 豊之
Akira Tange
彰 丹下
Tomohiko Ayada
倫彦 綾田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP8543082A priority Critical patent/JPS58202935A/ja
Publication of JPS58202935A publication Critical patent/JPS58202935A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F3/00Coiling wire into particular forms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は加工熱処理等の熱的処理を併用して高強度のフ
ィルばねな得ることができるフィルばねの製造装置に関
する。
オースフォーミング等の加工熱処理を施してフィルばね
の強化を図る試みは従来からある。
例えば特開昭55−115926号では、オーステナイ
ト状態に加熱した素材を急冷し、この冷却途中(;おい
て、当該素材の端部に取着したチャ・ツク(=よって素
材の引張耐力の80〜9゜チで引張りながら、素材表面
で0.3以上の噴りひすみを付与してフィリングでるよ
う(ニジている。また、他の高強度化法として、例えば
焼戻し温間中でコイリングを行なうようにした焼戻し温
間フィリング法なども知られている。
しかしながらこれらを始めとして熱的処理を伴なうコイ
リングは、加工温度や加工度等が材質変化に大きな影響
?及ぼすために温度条件、加工タイミング、加工度等を
厳しく管理でる必要がある。このため従来の装置では実
験室的に再現用能であっても量産規模で多量(二高強度
フィルはねを製造することができなかった。
本発明は上記事情にもとづきなされたもので七の目的と
でるところは、オースフォーミングや焼戻し温間フィリ
ングを始めとして、厳密な温度管理を必要とする各種の
熱処理を伴なうコイリングを容易に行なうことのできる
フィルばねの製造装置を提供することにある。
すなわち本発明は、コイルばね素材ケ急速加熱する加熱
機構と、低温空気発生器および空気流量制御弁からなり
上記ばね素材を急冷する冷却機構と、上記はね素材の温
度を検出してその温度値を電気信号に変換する温度測定
器と、この温度測定器から出力される温度信号を入力す
るとともにこの温度信号を予め設定されている温度値と
比較して前記加熱機構または冷却機構に加熱または冷却
の指令を出す制御器と、所定Q)温度に加熱または冷却
されたばね素材のコイリングを行なう成形装置と、成形
後のフィルはねを急冷でる冷却機構とを慕備したコイル
ばねの製造装置である。
以下に本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。本実施例装置は、第1図に示すらなる。まず、第1
図の加熱冷却部について説明する。図中Aは棒状あるい
は礫状の鋼製コイルばね素材を示す。この素材Aの両端
には、加熱機構1wを構成する電極2.3が取着され、
図示しない電源トランスを介して素材A(二所望の電気
量で通電できるようになっている。この通電量はマイク
ロフンピユータを利用した制御器4によって制御され、
所望の加熱速度で素材A’%=急速加熱できるようにし
である。
また、上記素材入に低温空気を噴射する低温空気発生器
5・・・が素材Aの長さ方向に沿って複数個設けられて
いる。これら低温空気発生器5・・・は、それぞれ電空
比例弁等の空気流量制御弁6・パを介してニアコンプレ
ッサ7に接続されており、例えはマイナス数十度℃程度
の低温空気′?噴射できるようになっており、これら低
温空気発生器5・・・およ゛び流量制御弁6・・・等に
よって第1の冷却機構lb?構成している。上記流量制
御弁6は、前記制御器4から出力される弁駆動信号によ
って弁体の開度を変化させ、所望の空気流量1:″rる
こと(二より冷却能力の調!Iをなでものである。
また、素材入の表面温度を計測する温度測定器8が設け
られている。この温度測定器8としては周知の放射温度
計を採用でき、電気信号(二変換された温度信号を前記
制御器4(=入力するようになっている。そして制御器
4は、上記温度信号を、予め設定されている基準温度値
と比較して、前、記加熱機構7aまたは冷却機構Jbに
加熱または冷却の指令ケ出力するようになっている。
一方、第2図シニ示すコイリング部は次のように構成さ
れている。すなわち、lOは成形装置であって、この成
形装置lOは、2個の外便ローラ11a、11bと、1
個の内偵10−ラ11Gを備えている。これら各ローラ
Z 1 a*11b、Ilcは図示しない調整機構によ
って互いの軸間距離を調節可能であるとともに、図示し
ない駆動機構によって少なくともいずれか1つがモータ
によって回転駆動されるようになっている。
そして上記各ローラ11イ、11b、ZIGの軸間距離
や駆動速度等は制御器12によって制御されるようにな
っている。
また、上記素材Aの巻き始め便の位置にフィードローラ
13・・・と、捩り付与機構としての2個または3個以
上の制御用ローラ14.1’4が設けられている。上記
フィードローラ13・・−は串なる従動回転ローラであ
っても差支えないが、好ましくは前記制御器I2から出
力される駆動制御信号によって回転速度、つま・)素材
Aの送1)速度?調掻できるようにしたものが良い。
また、上記制御用ローラ14.14は、素材Aのコイリ
ング中≦二生じる捩り方向の自由回転に対して所定の反
カケ付与するものであって、ブレーキ機構あるいはモー
タによる回転駆動機*(とも(二図示せず)V備え、前
記制御@12から出力される駆動信号によって所望の候
り力を素材Aに付与できるようになっている、更に、フ
ィリングでる際のピッチ″+−調節するビヅチ゛ソール
Z5が設けられている。このビ゛ソチ゛ソール15は、
ブイリング中の素材Aに当接するとともに、コイルの軸
線方向つまり第2図において紙面と直交でる方向に所定
Q)速度で移動し、その移動速度に応じて所望のピ゛ソ
チを得るもQlである。その移動速度は、前記制御器1
2によって制御されるようになっている。
丁なわち制御器z2は、成形丁べきフィル径やピッチ、
材料定数などのデータを入力することにより、成形ロー
ラIla、llb、Zlcや制御用ローラ14.14、
ピ゛ソチヅール15等の動作ケ制御して所望の形状のコ
イルばねを成形でさるようにプログラミングされている
なお、説明の部分・上、制御器4.127¥分けて図示
しているが、これらは1台のコンピュータを共用しても
よいのは勿論、である。
また、フィリング直後の素材A?冷却するだめの第2の
冷却機構16が設けられている。この冷却機構16は、
前述した第1の冷却機構lbと同様(二、低温空気発生
器17と流量制御弁18等からなり、フンプレッサから
の圧搾空気を低温空気発生器17から流出させて所望温
度の低温ケ得るようになっている。
上記装置な用いて例えば第8図に示すオースフォーミン
グを行なうには、まず加熱機構Jaの電橋2.3間に通
電し、発熱させて素材Aをオーステ゛ナイト化温度Ml
 まで急速加熱する。
次に、温度測定器8によって検出された温度信号を制御
器4に入力しつつ、第1の冷却機構Ibを作動させて素
材入を所定の冷却速度で適冷オーステナイト温度b1ま
で急冷する。
そしてコイリング開始温度C1に保持しつつ直ちにフィ
ードローラ13・・・に送出するとともに、成形ローラ
lla、llb、Ilcによるフイリング直後なう。丁
なわち、素材Aは各ローラl1m、11.b、11c間
に挾圧されることにより所定の曲率で曲げ加工されると
ともに、   トピヅチ・ソール15が所定の速度で移
動し、ピヅチを調節する。なお、各ローラJ 1 ! 
、 1 l b。
11Cの互いの軸間距離は制御器12(二よって所望の
値にm整され、この軸間距離を変イヒさせることC二よ
って素材Aの曲率を任意(=変化させることができる。
そして上記コイリング後は、累i −A O’巻き始め
イ…1の部分には第2図に矢印f1で示すような捩り回
転がコイリングに伴なって生じる。この14.14に制
動力を与え、あるし1は積極的C:逆転力を付与するこ
とC二よって素q−,< Aを捩0、かつ同時に上記成
形ローラ11a、llb。
11Cによる曲げ加工を行なうこと(=よって、素材A
の表面にお゛ける総ひずみが0.1以上となるよう(二
凹げと捩りを付与でる。
上記のようにフィリングの途中で素材A(:対する禮1
)力を変えて応力を変化させるよう(:でれば、応力の
大きさによってフィルQ)ピ゛ソチや巻き径などを漸次
変化させることカーできる力)ら、例えばたる形フィル
ばねや不等ビ゛ソチをよね等のような種々のフィルばね
の形状(二も適用で六るものである。
そしてコイリング後の素材A″!2第2の冷却機構16
によって温度e1まで急冷し、再結晶軟化を抑制してマ
ルテンサイトを生成させる。この場合の冷却速度は、図
示しない温度測定器(:よって計測された素材表面の温
度信号を制御器12にフィードパ・ジグし、流量制御弁
18(:よ−)冷却空気流量を調節することによって所
望の冷却速度で冷却を行なう。
上記のよう(ニして製造したフィルはねは、制御用ロー
ラ14.14によって素材A O)表面を挾圧し、表面
を平滑化させつつ捩&)力を与えることができるから、
素材表面肌の荒れケ防止できるとともに所慢の総ひずみ
量を素材Aの表面に生じさせることができる。従って、
第2の冷却機構I6との組合わせC:よ1)、加工硬化
等ケ最も発揮させ易いひずみ量、温度条件でフィ1」ジ
グを行なわせることができ、オースフォーミング効果を
充分に発揮せしめて優れた性能をもつ高強度フィルばね
を製造することができる。
また、制御器z2に成形すべき所望のフィル径やピッチ
、材料定数などのデータを入力しておけば、自動的に所
望のコイルはねを製造でき、量産性がきわめて高い。
なお上記実施例装置は第4図に示すような焼戻し温間フ
ィリングにも勿論適用でとる。この場合の熱処理操作と
しては、前記と同様に、加fl?la構1−を用いて素
材入をオーステナイト化温度a意まで加熱したのち、第
1の冷却機構1bv用いて温度e2まで急冷して焼入れ
を行ない、次いでfまで焼戻し、C2まで等温保持した
のち、S曲線の湾の深いところでコイリングしつつ、制
御用ローラZ4.J4によって素材Aに捩りひずみを与
え、フィリング直後に第2の冷却機構16v用いてd2
からC3まで急速冷却な行なう。上記操作によって、強
度、耐疲労性、靭性に優れたフィルはねを得ることがで
般る。
なお上記実施例では加熱機構Jaとして電極2.3によ
る直接通電方式を用いたが、例えば高周波誘導フィルを
用いたものであってもよく、要するに素材Aの急速加熱
が可能な加熱手段であればよい。なお急速加熱によって
素材Aの脱炭防止および結晶粒粗大化防止等を図ること
ができる。また、捩り付与機構としては実施例で示した
ようなローラ状のものに限らず、要するに素材Aに捩り
ひずみを与えることのできる機構であればよい。更に、
成形装置10としては芯金夕月いた一般的なコイリング
マシンを用いてもよい。
本発明は前記したように構成されるもQ)であり、温度
測定器によって検出されるコイル1ばね素材の温度信号
を制御器に入力しつつ、急速加熱機構および急速冷却機
構によって、予め設定された温度条件で熱処理を行ない
、かつコイリングでるように・・したから、例えばオー
スフォーミングや焼戻し一間コイリング等のように厳格
な温度管理が要求される各種の加工熱処理を正確かつ容
易に実施でき、高品質の高強度フィルばねを能率良く生
産することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例装置を示し、第
1図は加熱冷却部の概略図、第2図はコイリング部の概
略図、第8図および第4図はそれぞれ加工熱処理の熱処
理パターンを示す図である。 1m・・・加熱機構、Ib・・・第1の冷却機構、4・
・・制御器、5・・・低温空気発生器、6・・・空気流
量制御弁、8・・一温度測定器、10・・・成形装置、
Z6・・・第2の冷却機構、A・・・フィルばね素材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コイルばね素材を急速加熱でる加熱機構と、低温空気発
    生器および空気流量制御弁からなり上記ばね素材を急速
    冷却する冷却機構と、上記はね素材の温度を検出してそ
    の温度値を電気信号に変換する温度測定器と、この温度
    測定器から出力される温度信号ケ入力でるとともにこQ
    )温度信号を予め設定されている温度値と比較して前記
    加熱機構または冷却機構に加熱または冷却の指令を出丁
    制御器と、所定の温度に加熱または冷却されたばね素材
    のコイリングケ行なう成形装置と、成形後のフィルばね
    を急冷する冷却機構とを具備したことを特徴と丁7−コ
    イルはねの製造装置。
JP8543082A 1982-05-20 1982-05-20 コイルばねの製造装置 Pending JPS58202935A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10556265B2 (en) * 2015-02-26 2020-02-11 Nhk Spring Co., Ltd. Coiling machine and manufacturing method of coil spring
CN110871253A (zh) * 2019-11-22 2020-03-10 常州泰瑞弹簧有限公司 一种涡卷簧自动成型方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10556265B2 (en) * 2015-02-26 2020-02-11 Nhk Spring Co., Ltd. Coiling machine and manufacturing method of coil spring
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