JPS58201638A - ウレタンエラストマ−と金属との接着方法 - Google Patents

ウレタンエラストマ−と金属との接着方法

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JPS58201638A
JPS58201638A JP7585782A JP7585782A JPS58201638A JP S58201638 A JPS58201638 A JP S58201638A JP 7585782 A JP7585782 A JP 7585782A JP 7585782 A JP7585782 A JP 7585782A JP S58201638 A JPS58201638 A JP S58201638A
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incyanate
urethane elastomer
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JP7585782A
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大谷 昌朗
原田 喬夫
善二郎 小柳津
小林 龍彦
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Ihara Chemical Industry Co Ltd
Mitsubishi Kasei Corp
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Ihara Chemical Industry Co Ltd
Mitsubishi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐水性、耐熱性のよいウレタンエラストマーと
金属との接着物を得るための接着方法Kmする鳴のであ
る。
ウレタンエラストマーは他の合成樹脂やゴ五に比べて物
性が優れていることから、エンジニアリングプラスチッ
クとして利用されている。
特に近年ウレタンエラストマーの物性に着目して金属の
表面をウレタンエラストi−で被覆し金属の耐久性を同
上させる方法が開発されつつある。従来ウレタンエンス
トマーと金属とを接着する場合接着剤としてフェノール
系樹脂あるいはエポキシ系樹脂が知られている。これら
は高温キュアー履注型つレタンエッストマーを全1sK
接着するのに利用されており、ウレタンエラストi−の
注型時に100〜/10℃の温度で長時間(数時間〜7
日)放置してウレタンエラストマーの物性向上をはかる
と共に接着性の向上をもはかってい石。
ウレタンエンストi−と金属を接着するKあたり、注型
したウレタンエラストi−を長時間高温に保つことけエ
ネルギー的に不経済であり、また高温で注型を行なうこ
と自体が困難な方法である。そこで低温で短時間でウレ
タンエラストマーを注型することが検討されているが、
−〇℃〜!θ℃のような比較的低い温度で注型する場合
、前記のフェノール樹脂やエポキシ樹脂を用いて金属と
ウレタンエラストマーとの接着を行うと、剥離強度が/
〜コに9 / amのものしか得られない。
本発明者等は低い温度でウレタンエラス)w−を注型し
た場合でも金属とエラストマーとの間に大きな接矯強度
を有し、耐水性、耐熱性のすぐれた接着物を得る方法を
検討した結果、4?定の二種類の接着性組成物を使用す
ることKよ〕、低温でウレタンエラストマーを注型して
も充分強固な接着性が得られ、しかも耐水性、耐熱性も
すぐれた接着物が得られることを見い出し本発明に到達
した。
すなわち本発明の上記目的は、ポリエポキシ化合物およ
びポリアミン化合物を含有すゐ溶液を金属表面に塗布し
、その上にイソシアネート基濃度/!〜!θ%のインシ
アネート化合物、を含有する溶液を塗布し、次いでその
上にウレタンニジストマー原液を注型硬化させること奢
ると共に、ポリエポキシ化合物及びポリアミン化合物を
含有する溶液GA)を金属表面に塗布し、乾燥後その上
にインシアネート基濃度/j−!θ%のインシアネート
化合物と11平均分子量/Q、0θO以上の、ポリエー
テル、ポリエステル及びポリウレタンよりなる群から選
ばれる少くと4一種の化合物とを含有する溶液を塗布し
、乾燥後その上にウレタンエラストマー原液を注型硬化
させることを特徴とするウレタンエラストマーと金属と
の接着方法を!旨とする第二の発明によシ、一層好適に
達成される。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明においては二種類の接着性組成物を使用するが、
ポリエポキシ化合物及びボリアイン化合物を含有する組
成物を一次グライマー、インシアネート化合物を含有す
る組成物を二次プライマーと呼ぶ。
本発明において一次プライマーの主剤成分として用いら
れるポリエポキシ化合物とけビスフェノールAにエピク
ロルヒドリンを付加させて得られる平均分子量300,
4t、000の末端エポキシ基含有化合物、フェノール
、クレゾール。
レゾルシン勢のフェノール化合物トホルムアルデヒド、
クリオギザール、アクロレイン勢のアルデヒドとの縮合
によって得られるポリフェノポリエポキシ化合物は市販
品を使用すること亀できる0例えば油化シェルエポキシ
社製のエビ:y−)−/J 1% 100/、100f
t、100ftたけ/j−%/!ダ(エピコートは商a
ll)、あるいはチバガイギー社製の72ルダイトのI
FN−//II、//Jタ 10M−/211./J7
J。
/210 (アラルダイトは商標)勢が使用される。
これらは単独又は混合して使用されゐ、よ)耐熱性が必
要な時には多官能性ポリフェノール系のエポキシ化合物
が好ましい。
一次りツィマーの硬化剤成分としてエポキシ化合物を重
合させる目的で用いられるボリア2ン化合物としては公
知の各種硬化剤が使用される。
例えばダイマー酸とエチレンシア2ン、プロピレンシア
イン、ヘキサメチレンシア電ン、ジエチレントリアきン
、キシリレンジアミン等のボリアきンよ〕合成される末
端72ノ基を含有する化合物例えばパーサ2ド//j、
/コj%/ダ0(商標1日本ヘンクル社j1);ジエチ
レントリアきン、テトラエチレンペン74ン、ヘキfメ
チレンシアきン、プロピレンシアきン。
トリメチルへキサメチレンシア?ン、イソホロンシアき
ン、メンセンジアミン、キシリレンシフオン等の7オン
およびこれらアミンと/、4t−ブタンジオールジグリ
シジルエーテル、グリセリ:/ ) Q り9シジルエ
ーテル、ビスフェノールAノ ・ジグリシジルエーテル、ジアオφジシクロヘキシルメ
タン等のエポキシ化合物との反応物。
ジメチルアミン、ジエチルアミン郷の二組アミンとホル
ムアルデヒドとフェノール、クレゾール等のフェノール
類とのiンニツヒ反応によって得られる化合物、*はア
ニリン、トルイジン等の芳香族アミンとホルムアルデヒ
ド等とのアルデヒドとの反応によって得らnるポリアミ
ン類がある。より耐水、耐熱性が必要な時にけキシリレ
ンジアミンまたはそのエポキシ化合物、アオド化合物等
の芳香族化合物を用するのが好ましい。
主剤としてポリフェノール化合物にエピクロルヒドリン
を反応させて得られるエポキシ化合物、硬化剤としてキ
シリレンシアきン、又はそのエポキシ化合物であり末端
が7ミノ基である化合物を組合せて一次プライマーとす
ることが好ましい。
更に一次プライマーには以下の副資材を添加することも
できる。副資材としては体質顔料(メルク、クレー、戻
酸カルシウム、硫酸カルシウム、アルミナ、シリカ、珪
酸カルシウム等)着色顔料(酸化チタン、カーボンブラ
ック、酸鉛等)、流れ調整剤(微粉シリカ、石M%水添
ひまし油等)を任意に選択配合する事が出来る。
主剤、硬イヒ剤汲ひ副資材は通常、溶剤に混合して一次
プライマーを調製する。
解削はボリアオン化合物およびポリエポキシ仕合物両者
を溶解させる化合物で、例えばトルエン、キシレン、エ
チルベン(ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、メチルセロソルブ、エチルセロンルブ、プチル
セロンルブ、およびセロソルブ化合物の酢酸エステル等
を用いる事が出来る。
ポリエポキシ化合物とボリア電ン仕合物との混合比は当
量比でOi//〜/10.jの範囲である。
溶剤は%これらを塗布し易い粘度にすゐ量で作業性に応
じて適宜v14節する。一般には、溶剤の量は全樹脂濃
度が−〜り0重量への範囲となる量を用いる。si料を
添加する場合は全樹脂量に対して% /〜!θox’X
が好ましい。
二次ブライマーの成分であるインシアネート族、脂環族
及び芳香族のインシアネート単量体。
これらの混合物、これらの変性物が使用される。
具体例としてはトリレンジインシアネート(−。
グー及び/またけλ、ぶ一真性体)、キシリレンジイン
シアネート、ナフチレンジイソシアネースゲンとの反応
によって得られる多核ポリイソシアネート−(いわゆる
クルードMDI)、カルボシイミド変性ジフェニルメタ
ンジイソシアネート等が挙げられる。
また、これらのインシアネート化合物をボ1ノヒドロキ
シ化合物と反応させて得られる末端NCO基を有するク
レタンプレボ1!−を使用することもできる#(なお、
ウレIンプレボ1)Yシ ーはインシアネート化合物とポリヒドロキシ化合物との
反応生成物であって未反応のインシアネート化合物を含
む、この場合、N00%は、混合物中に含まれるNeo
基の重量%(対混合物重fi)である。)。ポリヒドロ
キシ化合物としては、通常、ポリウレタンの製造に使用
されてコール、プロピレングリコール* / !J *
 !J ン*ペンタエリスリトール、ソルビトール、シ
ュークロース等の多価アルコールにエチレンオキサイド
、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサ4VIIIl
のフルキレンオキサイドを付加して得うれる平均分子量
SOO〜106)00のポリアルキル ンエーテルポリオール、テトラヒドロンランを一環重合
して得られる平均分子1600〜10000のポリテト
ラメチレンエーテルグリコノ ール等のポリエーテルポリオール、エチレングリコール
、プロピレングリコール、  /、4t−ブタンジオー
ル、ヘキシレングリコール、ジエチレンクリコール、ジ
エチレンクリコール等の二官能性アルコールと7ジピン
11%コハク酸、アゼラインrj1.フタール酸等の二
官能性カルボン酸との縮合反応によって得られる平均分
子量!00〜toooのポリエステルポリオール、及び
カプロラクトンを開環重合して得られる平均分子量20
0〜1,000の末端ヒドロキシ◆基を有する化合物が
挙げらnる。
NCO%/j96未満では強い接着物が得られないし、
またNeoXがあま夛高くなると接着面が脆くなる0通
常、NOO%/j−jO%のインシアネート化合物が実
用可能であるがN0096が10〜35%のインシアネ
ート化合物を用いると更によい接着物が得られる。又、
早匹強度発現性を得ゐには芳香族ポリイソシアネート、
例えばMDI、クルード−MDIカルボシイ建ド変性M
DI、或はこれらのインシアネートから得られるウレタ
ンプレポ9!−が好ましい・ 本発明においては、本発明の目的である良好な接着性を
達成すゐKFi、上記組成の一次プ2イマ一と二次プラ
イ!−を用いれば充分であ)、−次プライマーにシラン
カッブリング剤を加えなくても良いことを見出したもの
である。
μ 上させるKFi、二次プライマーに、ゲルバー電エージ
シンクロマドグツフィーによる重量平均分子量7000
0以上のポリエーテル、ポリエステルもしくはポリウレ
タン等の高分子化合物を添加するのが好ましい・ ここで重量平均分子量の測定は標準ポリスチレンで検量
線を作成して液体り關マドグラフで行なう。
その検出器は光の示差屈折針を用いる。
従ってここで云う平均分子量は厳密にはポリスチレン分
子に対する分子の大きさく寸法)の比較となる。各分子
量の重量は各分子量の屈折率が同じであるとの前提で計
算される。
計算は次式によって行なう MW=重量平均分子量 Ml:分子量 Wl:分子量M1の重量 (ここではチャートに示され
たピークの高さを用いる) ポリエーテル及びポリエステルとしては前記ウレタンプ
レポリマーの製造に用いたポリエーテルポリオール及び
ポリエステルポリオールと同種(但し1分子量が相違す
る)の化合物であって重量平均分子量10,000以上
のものが使用される。ポリエステ羨としては1例えばP
LムCo11 H−/ 、PI、AC3011L H−
ダ、 pbム0OILH−7(ダイセル化学工業社製、
 !’Lム00!Lは商標)等の市販品を使用すること
4できる。
ポリウレタンとしては前記ウレタンプレポリ!−の製造
に用いられたインシアネート化合物とポリエーテルポリ
オール又はポリエステルポリオールとの反応生成物であ
って重量平均分子量が/ 0.000以上のものが使用
される。ポリウレタンは末端インシアネート基、末端ヒ
ドロキシ基のいずれを有していてもよいが、保存安定性
の点からは末端ヒドロキシ基を有しているも物7重量部
に対し、0.Oj〜3重量倍好ましくけθ、/〜−重量
倍となる割合で使用される。
二次プライマーとしてはMDI、クルードyD工、カル
ボジイミド変性MDIの単独又は混合物あるいはそのウ
レタンプレポリ!−を用い、高分子化合物としてはポリ
エステル又はポリエーテル又はポリエステルポリオール
とインシアネートとの反応生成物が好ましい、−次グラ
イマーと同様、二次プライマーも溶剤と共に使用する。
二次プライマー溶剤としてはインシアネート化合物汲び
置分子化合物を溶解し、インシアネート基に対し不活性
な溶媒が使用される。 ipHえはトルエン、キシレン
、メチルエチルクトン。
メチレンクロライド、セロソルブアセテート。
メチルインブチルケトン、トリクレン、酢酔工o、4t
〜30重量倍、好ましく Fio、z〜103重量倍で
ある。二次プライ1−の成分としてウレタングレボリマ
ー及びポリウレタンを使用する場合は、さらにこれらを
強<a#させる溶剤例えばジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセドアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチル
ピロリドン勢の極性の強い化合物を併用すゐことが好ま
しい。これらの溶剤を使用することによって一次プライ
マー及びウレタンエラストi−との接着性が向上する。
使用量は樹脂分の合計に対し1〜100重量%、好まし
くはJ−>01量%である。
上述の組成の一次プライマー及び二次ブライマーを使用
するととKよジウレタンエラストマーと金属とを低温で
強固に接着することができ。
かつ、耐水性及び耐熱性に優れた接着物を得ることがで
きる。
また%接着性と耐水性が大きい接着物を得るために#i
二次プライ1−が高分子化合物を含んでいると共に、−
次グライマーがシランカップリング剤を含んでいること
が好ましい。
シランカップリング剤としてけr−グリシドキシグロビ
ルトリメトキシシラン、γ−ア電ノグロビルトリエトキ
シシ2ン、r−メルヵプトグロビルトリメトキシシクン
等、あゐいFir−クリシドキシグロビルトリメトキシ
シランとr−7iノグロビルトリエトキシシラン又はr
 −メルカプトグロビルトリメトキシシランとの反応物
等が好ましい・ シランカップリング剤を添加する場合はポリエポキシ化
合物及びボリアきン化合物の合計量(以下単に全樹脂量
という。)K対して0.07〜10重量%が好ましい。
本発明で用いるウレタンエラストi−は通常ポリオキシ
アルキレンポリオールまたけポリエステルポリオールと
ポリイソシアネート化合物との反応によって得られるイ
ンシアネート基含有プレポリマー溶液(第−液)と、ポ
リオキシアルキレンポリオール、またはポリエステルポ
リオールと鎖伸長剤、触媒等を含有する溶液(第二m)
(これらの液をウレタンエラストマー原液という、)を
混合して注ルすることにより製造される。
上記第−液および第二液におけるポリオキシアルキレン
ポリオールとはエチレングリコール。
グロビレングリコール、i、a−フタンジオール、グリ
セリン、トリメチロールプロパン等にエチレンオキサイ
ド、プロピレンオキナイド、ブチレンオキサイド等を付
加させて得た化合物、あるいはテトラヒドロフランを開
環重合させて得た化合物が好ましく、平均分子量は70
0〜10000のものが好適に用いられゐ。
ノ ポリエステルポリオールとは、エチレングリコール、グ
ロビレングリコール、 /、&−ブタンジオール、ヘキ
シレングリコール、ジエチレングリコール、シフ°ロピ
レングリコール等の三官能フルコールと7ジビンll’
、コハク酸、アゼライン酸、フタル酸等のジカルボン酸
等の三官能カルボン酸との縮合反応によって得られる平
均分子量70θ〜乙、θθOの末端ヒドロキシネ基の化
合物及びカプロラクトンを開環重合して得られる平均分
子量700〜6.oooの末端ヒドロキシφ島の化合物
が好適に用いられる。これらグリコールおよび酸は単独
または混合して用いてもよい、ポリオキシアルキレンポ
リオールまたはポリエステルポリオールは、単独でも、
二種以上混合して用いてもよい。
第−液のプレポリマーの原料となるポリイソシアネート
化合物としてはトリレンジイソシアネート、ジフェニル
メタンジイソシアネート、ナフタレンジインシアネート
等のジイソシアネート化合物及びジフェニルメタンジイ
ソシアネートを一部カルボジイきド化させた化合物が好
−1%、反応速度、注型物の性質からさらに好ましい濃
度はコ〜/!%である。
鎖伸長剤は、エチレングリコール、 /、4t−ブタン
ジオール、ジグロピレングリコール、ヘキシレンクリコ
ール尋の短鎖のジオール、メチレンビス*(0−クロロ
アニリン)、メチレンジアニリン等の芳香族シアきンが
使用出来る。
触媒はジアザビシクロオクタン等一般にウレタン化反応
の促進に用いる三級アミン触媒あるいはオクタン酸錫、
ジプチル錫ジオクトエート、ジプチル錫ジラウレート、
オクタン酸鉛等一般にウレタン反応の促進に用いられて
いる有機金属化合物である。
本発明方法#′i?θ℃以下の温度で硬化しりるエラス
トマーと金属の接着にと〈K好適に使用しうる。ウレタ
ンエラストマーを接着させる金属としては鉄、ステンレ
ス鋼アル電ニウム、マグネシウム、が挙げられる。
金属とエラストマーとの接着方法は次の様にして行なう
・ 先ず、−次プライマーの各成分を溶剤に混合し、得られ
た混合液を乾燥後の厚さが!〜−00μ、好ましくは/
Q〜iso岸となる量で(第一の発明にあっては10−
10μ程度が好ましい)金属に塗布し、−0℃では1時
間以上、10℃程度に加熱する場合にFijθ分以上分
電上放置塗布物を高温で加熱する方が接着物の耐水性は
向上する。塗布物の表面がタックフリーになったならば
、二次プライマーの各成分を溶剤に混合した液を乾燥後
の厚さが一20011以下、好ましくけ10〜/60μ
となる量で塗布し、溶剤が飛散するまで、通常3時間以
内放置する0次いで第−液および第二液を混合したウレ
タンエラストマー原液を注ぎ硬化させる。そのままの状
態で約−週間常温で放置するとエラストオーの強度が安
定すると共に充分な接着強度が得らし れる。また必要に応じてつ弗タンエテストマー原液を注
型後、700℃以上に加熱して亀さしつかえない。
以上詳述したように本発明によれば比較的低温で硬化し
得るウレタンエラストマー原液を用いた場合わざわざ加
熱する事なく、低温でも接着性良好な製品を得る事が出
来る。しかも得られた接着物は非常に耐水性がよい。
以下本発明を実施例により説明するが本発明はその要旨
をこえない限シ、以下の実施例に限定されるものではな
い。
なお、以下の実施例における高分子化合物の重量平均分
子量は、次のようにして測定したものである。
重量平均分子量の測定 高速液体クロマトグラフHLC−70コA(3に洋曹達
工を社製)にスチレン−ジビニルベンゼン共重合体を主
体としたゲルパーミュエーション用分離カラムG−,2
000H−r  、2本% G−3000H−//本、
G−タ000H−1/本を散−tooo H−rは4t
o万まで分離可能ニーずれも東洋曹達工業社製)検出器
は示差屈折針を選択し、溶剤はテトラヒドロフランを用
いる・溶剤を/、/ 111117 minの速度で流
しながらカラムの温度をダθ℃に約ダ時間かけて安定化
させる。
一方重量平均分子量(M、 ’)と数平均分子量(in
)の比(My/Mn)を7.O/〜/、Oj K精製し
た標準ポリスチレンを分子量の異なる数穐を混合して3
Xのテトラヒドロフラン溶液を作る。この溶液を液体ク
ロマトグラフに注入し、分子量分布曲線を得る。リテン
ションタイムと分子量の関係を半対数方眼紙に記し標準
曲線を作る。また、合成した高分子物1JiL賜同様J
Xのテトラヒドロフラン溶液を作や同様に分子量分布曲
線を得る。ここで得られた曲線から前示式に従って重量
平均分子量を計算する。
■ −次ブフィマーの製造 A 主剤の製造 ポリエポキシ仕合物とシランカップリング剤と溶剤とを
混合し、撹拌下、10℃に加熱し、均一な溶液を得た。
この溶液100tに対し、顔料を加えペイントきルによ
り混練し1次プライマーの主剤を製造した。
エポキシ化合物、溶剤、シランカップリング剤及び顔料
の種類と使用量(グラム)1fr表−/に示す。
表−7 表 −I (1つソ 注=1)ビスフェノール人とエピクロルヒドリンとの反
応生成物油化シェル社製、商品名 エポキシ当量itり
2)    同   上    エポキシ当量 ダr0
3)   同   上    エポキシ当量/z!4)
    同   上    エポキシ当量 /7f5)
粉末シリカ、日本エアロジル社製、商品名B 硬化剤の
製造 実験AI コアθfのキシリレンシアさンと60 tのエピコート/J/とをフラスコ中で撹拌下、20℃
でjFR1間反応させたー反応生成物にキシレン12θ
f1ブチルセロソルブPOf及びメチルエチルケトン/
701を加えて均一な溶液を得た。この溶液を硬化剤(
人−/)とする。
実験A− 100fのトーマイドλ/j(ダイツ ー酸ボリフ2ド、富士化成工業株式会社製、Mal)K
キシレン401.プチルセロソルプコ0f及びメチルエ
チルケトン 4tOfを加え室温で撹拌し均一な溶液を得た。この溶
液を硬化剤(ムーー)とする。
実験I&J jJOfの31タービス(3−アきノグロビル) −2
,44,?、 / 0−テトラオキ賃スピロ−Ct、s
 )−ウンデカンと100fの7,4t−ブタンジオー
ルジグリジルエーテルとを撹拌下、10℃で1時間反応
させた0反応生成物にキシレン−θQt1ブチルセロソ
ルブrot、メチルエチルケトン4toot及びメチル
イソブチルケトン100’lを加え、均一な溶液を得た
この溶液を硬化剤(ム−J)とする。
■ 二次プライマ一の製造 ム ウレタンプレポリi−の製造 実験、4/ ポリイソシアネート化合物とポリヒド ロキシ化合物とを10℃で1時間反応させてウレタンプ
レポリ!−を製造した。
ポリイノシアネート化合物及びポリヒ ドロキシ化合物の種類と使用量(グラム)。
またウレタンプレポリマーのインシアネート基濃度(N
00%と表記する)を表−一に示す。
注 1)アップジョン社製、商品名 PAPニー73!
2)アップジョン社製、商品名 /、21 M3)コ、
a−TD工roX及び、2.4− TDニー〇%の混合
物、三菱化成工業■社製 4)ポリテトラメチレンエーテルグリコール、三菱化成
工業■社製、商品名、平均分子量ノ0005)   同
   上   平均分子量−0006)グリセリンのプ
ロピレンオキサイド付加物、加電化工業■社製、商品名
、分子量約7007)エチレングリコール、ブチレング
リコール及びアジピン酸とから得られ念エステル、日本
ポリウレタン工業■社製、商品名、平均分子量約−2o
o。
、合 B 高分子化断物の製造 g、r’−ジフェニルメタンジイソシアネー)(MDI
)又はlθ/20−テD工と各種ポリヒドロキシ化合物
を脱水トルエンに混合し、?θ℃で3Q時間反応させて
ポリウレタンを製造した0反応原料の種類及び使用量(
グラム)並びに反応生成物の重量平均分子量(ケルパー
iエージ曹ンクロマトグラフにより測定)を表−JVC
示す。
注1)ポリプロピレンエーテルグリコール、加電化工業
−社製、水酸基価/ご0 2)ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物。
加電化工業■社製、商品名、水酸基価7り!!s)  
   同   上     水酸基価t4t。
4)  を−カプロラクトンの開環重合物、ダイセル−
社製、商品名、水酸基価/J0 6)   同   上     水酸基価!0〇 二次
プライマーの製造 ムで製造したウレタンプレポリマー或は各種ポリイソシ
アネート化合物(Noo成分と表記する。、)に各穐高
分子化合物(ポリマー成分と表記する)及び溶剤を配合
して二次プライi−を製造した。配合原料の種類及び量
(グラム)を表−#に示す。
注 1)  Orude−MDI、アップジ目ン社製、
商品名PAPI−73! j2)Furs−MDI、アツプジwン社Il、商品名
/2jM3)カルボシイ2ド変性MDI、アツプジ冒ン
社製、商品名 4)カプロラクトン開環重合物、ダイセル−社製、数平
均分子量/θ、θ00 5)   同  上  数平均分子量ダθ、0006)
    同  上          ?0,00θフ
) トルエン 8)メチルエチルケトン 9)ジメチル7オルムアきド 10)ジメチルアセドアきド ■ ウレタンエラストマー原液の製造 実験層/ 平均分子量100θθのポリテトラメチレンエーテルグ
リコール(以下、PTMGという)iokgとlθ/−
θ−TD工zkgとを混合し% 20℃でに時間反応さ
せ。
インシアネート基湊度(以下% WOO濃度という)7
0.1%の末端インシアネート基を有するウレタンプレ
ポリマー液を得た。得られた反応液を30″Cまで冷却
し、aoOHfの減圧下で撹拌し溶存している空気を除
去した。この液をT−液という・ 一方、平均分子量/θθOのPTMG 7、tJcgとメチレンビス#(0−クロロアニリン)
2.j〜とジアザビシクロオクタン301とを混合し、
100℃に加熱し、均一な液を得た。この液を3θ℃ま
で冷却し、20wHfの減圧下で撹拌し、溶存している
空気を除去した。この液をR−液という。
実験A−2 実験A/で用いた屯のと同じPTMG iok4)とジフェニルメタンジイソシアネ) iok
gとを混合し、実験711i/と同様に反応させて、W
oo濃度/−0F%の末端インシアネート基を有するウ
レタンプレポリマー液を得た。反応液を実験/I6/と
同様に処理した。この液をM−液というO 一方、実験A/で用いたものと同じ PTMG  1j01とジエチレングリコール/jOf
とジアザビシクロオクタン3fとを混合し、70fK加
熱し均一な溶液を得念、この液を実験A/と同様に処理
した。得られた液をG−液という。
実施例/ サンドブラストで表面を粗くした鉄板の油をメチレンク
ロライドで洗浄して除去し、この表面に、−次ブライマ
ーとしてIOAで製造したB−//θθf及びIのBで
製造したムーー611を充分に?1!合して得られた均
一な液をはけで塗布し、オープン中で/θ℃130分乾
燥した。乾燥後のf!に膜の厚さけ約iooμであった
0次いで、■の0で製造した二次ブライマー〇−/をこ
の上に塗布し、約70分放置した。
二次プライマーにより形成された塗膜の乾燥後の厚さは
30μであった。
一方、■で製造したT−液コ00fとR−液14tot
とを激しく、しかし空気が入らないように混合し、混合
の際に発生した気泡を/lllHFの減圧下ですばやく
除去し、得られた混合液を先に塗布した二次プライマー
U−/上に厚さJ關となるように注ぎ、コ!℃、!O%
RE (相対湿度)の雰囲気下、/4を日間放置し念。
かくして得られたウレタンエラストマーと鉄板との接着
物から巾λ!朋、長さiso龍の試験片を切りとり、J
工8−に−430/の試験方法に準じて、KO關/mi
nの引張速度で//θ0剥離強さ試験を行なったー(以
後、常態剥離試験という)。試験片の接着強さは/ 4
 kg 7 cm以上でエラストマーが破壊した。
一方、同様のきさの試験片を10℃の温水中に30日間
浸漬した伊、−2F℃、!θ%RH雰囲気下、−日間放
置してから、上述の剥離試験(以後、浸水後剥離試験と
いう)を行なりなところ、/−2に97cm以上でエラ
ストマーが破壊また。
実施例−〜3− 表−jに示す金属板、−次ブライi−に二次ブライマー
及びウレタンエラストマーを用いてSJ施fll/と同
様にしてウレタンエラストマーと金拠板とを接着した。
実施例/と同様にして接着物の接着強度を測定した。結
果を表−!に示すe なお各配合成分の量は次のとうりである。
−次ブライマー 主  剤                     
/θOf硬化剤 実施例 ノ、り〜−2.コタ、3−?
、!717F実施例 j、 2F、 30. j/  
 グoyウレタンエラストマー 第1液           −oot第コ液 実施例
 −2〜3θ     /グof実施例 3/、3コ 
    lコ!を参考のために実施fll/の結果も表
−!に示す。
実施例33 サンドブ2ストで表面を粗くした鉄板をメチレンクロラ
イドで洗浄しこの表面に一次プライi−としてIのAで
製造したl1i−a、tθfと■のBで製造したA−/
101を混合して得らtする液をはけで塗布しオーブン
中てrO′c/wFF間乾燥した#(厚み60μ)、、
次いで夏のムで製造し六ウレタンプレポリマー(P−/
)10θとトルエンタθf、DMF20fの混合液を塗
布する。室温で3θ分放置後、■で製造し六T−液一θ
θVとR@ / 4t Ofとを激しく混合し発生した
気泡を/關Hfの減圧下ですばやく除去し、先に塗布し
た板上に厚さ!籠とカる様に注ぎ21℃、60%RHの
雰囲気で2日数語した。
得られた。ウレタンエラストi−と鉄板との接着物から
巾−!1長さ/jO酊の試験片を切り出し、J工8に−
jjθ/の試験方法に準じて10m / mi nの引
張速度で71θ0剥離強さをであつ九。
一方この試験片をso℃温水中に/4を日間浸漬した後
コj’c、!0XRH雰囲気中で一日間放置して上述の
剥離試験を行なった所/ J kg /傷取上の値であ
った・ 特許出願人   イハラヶ建カル工業株式会社ほか7名 代 理 人  弁理士 長谷用  − ほか/名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11ポリエポキシ化合物及びボリア建ン化合物を含有
    する溶iG&)を金属表面に塗布し、乾燥後その上にイ
    ンシアネート基濃度/j−3θ%のインシアネート化合
    物を含有する溶液(B)を塗布し、乾燥後その上にウレ
    タンエラストマー原液を注型硬化させることを特徴とす
    るウレタンエラストマーと金属との接着方法(2)  
    ポリエポキシ化合物及びポリアミン化合物を含有する溶
    液体)を金属表面に塗布し、乾燥後その上にインシアネ
    ート基*1tiz−,t。 %のイソシアネート化合物と]!J1平均分子量io、
    ooθ以上の、ポリエーテル、ポリエステル及びポリウ
    レタンよシなる群から辿ばれる少くとも一種の化合物と
    を含有する溶液を塗布し、乾燥後その上にウレタンエラ
    スト1−原液を注型硬化させることを特徴とするウレタ
    ンエラストマーと金属との接着方法 +31  溶液G&)がシランカップリング剤を含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第一項記載の方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61174232A (ja) * 1985-01-28 1986-08-05 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 金属とウレタンエラストマ−の接着方法
WO2020149249A1 (ja) * 2019-01-15 2020-07-23 昭和電工株式会社 金属樹脂接合体及びその製造方法

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