JPS58199866A - 廃プリント配線基板の処理方法および装置 - Google Patents

廃プリント配線基板の処理方法および装置

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JPS58199866A
JPS58199866A JP57081246A JP8124682A JPS58199866A JP S58199866 A JPS58199866 A JP S58199866A JP 57081246 A JP57081246 A JP 57081246A JP 8124682 A JP8124682 A JP 8124682A JP S58199866 A JPS58199866 A JP S58199866A
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滋 佐藤
Shiro Ogawa
小川 史朗
Kunihiko Nozaki
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Nippon Soda Co Ltd
Nisso Kinzoku KK
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NISSO KINZOKU KAGAKU KK
Nippon Soda Co Ltd
Nisso Kinzoku KK
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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は廃グリント配線基板の処理方法に係り、さらに
詳しくは廃プリント配線基板より銅を回収する方法およ
び装置に関する。
近年の電子産業の発展に伴って、プリント配線基板の生
産量が急増しているが、それと共に、基板の生産工程よ
り発生する不良品および切断くずなどの廃棄物の量も比
例的に増加している。しかるに、この廃シリ/ト配線基
板は、銅含有量が低く、かつ形状が不特定であるための
取扱いが困難で、経済的に有効利用することが極めて困
難であり、大部分が埋立てなどに廃棄処分され、貴重な
資源である銅が徒らに浪費されているのが実情である。
廃プリント配線基板の処理方法として、該基板を微粉砕
したのち、硫酸と酸化剤によって銅を溶解戸別し、硫酸
銅結晶として回収すると共に、戸滓は成形材料用フィラ
ーとして回収する方法が。
特開昭51−11090号公報に記載されている。しか
しながら、廃プリント配線基板は、その形状および大き
さが不特定であり、かつ靭性の高い金輌銅が付着してい
る丸め、微粉砕することは極めて困難である。さらに銅
の溶解に多量の酸化剤を必要とするなど、工業的に採用
できる方法ではない。
又、回転網状容器を用いて、廃プリント配線基板から鋼
を溶解する方法が、特開昭51−18211号公報に記
載されているが、琳一槽によるパッチ式溶解法のため、
溶解減耗による銅の表面積低下により反応速度が着しく
低下し、銅を完全に溶解することは困難であり、かつ溶
解装置が複雑になることから、工業的に採用できる方法
ではない。
本発明は、工業的に採用可能な廃プリント配線基板の処
理方法および装置を提供するこメを目的とし、又、該方
法を採用することにより鋼を回収することを別の目的と
する。
本発明者等は、前記の目的を達成すべく鋭意研究の結果
、廃グリ/ト配線基板を塩化第二鋼溶液で処理すること
により、基板に付着した鋼が容易に、さらに肩ろくべき
ことKは、電気鋼地金の溶解速度よりはるかに速い溶解
速度でIM醸溶解することを見出し、本発明を完成した
1] 本発明は、鋼の付着した廃プリント配線基板を塩化第二
鋼溶液で処理することを特徴とするlIfす/ト配線基
板の処理方法(以下第一発明という)、および、上部に
液入口、下部に液出口を有し、かつ、内部に鋼の付着し
た廃グリント配線基板を充填した処理槽の2檜以上を直
列に接続してなることを特徴とする廃プリント配線基板
の処理装置(以下第二発明という)である。
本第−発明においてい、塩化第二鋼溶液は、新し。
く塩化第二鋼を水に溶解したものを用いることができる
が、さらに好ましくは、ノリント配線基板のエツチング
処理に用いた廃エツチング液を用いることができる。該
廃エツチング液は塩化第二銅を主成分とし、他の重金属
イオンを含まないため、金属鋼回収あるいは銅化合物の
製造に利用できるが、その代表的な組成を下記に示す。
全Ou     130 t/1 0u”       5 y/1 遊離塩酸   100 t/を 新たに調製され九塩化第二鋼溶液、あるいは廃エツチン
グ液は、廃プリ/ト配線基板の処理によって得られる塩
化第一銅溶液中の銅イオン濃度が、該塩化第−銅溶液の
使用目的に応じた所望のものになるように、あらかじめ
第二銅イオノ濃度の調整を行うと共に、塩化第一銅の溶
解度を高めるために、所要駿の食塩を加え、pl(調整
を行って、塩化第二銅食塩溶液とする。この#1度調整
には、水と食塩を用いてもよいが、塩化第一銅溶液より
ts導される銅化合物の製造時に生成する食塩llI!
度の高い母液を用いる方が、食塩の添加量を少くできる
ため、より好ましい。生成する塩化第一鋼溶液中の銅お
よび食塩11度は、該溶液の使用目的に応じたものとす
る必要があるが、Ou” 20〜130vβ、Na04
100〜300 ?/lの範囲のものが用いられる。
第二鋼イオンは当量の金属鋼と反応して、2倍蓋の第−
鋼イオンが生成するため、調製する塩化第二銅溶液は、
Ou” 10〜65 t/l、 Na0t100〜30
0W/lの範囲に濃1fa4整される。
前記のごとく調製した塩化第二鋼溶液をもって廃グリ/
ト配線基板を処理すると、該基板に付着した銅は容易に
剥離溶解すると共に、塩化第二銅は還元されて、塩化第
−銅溶液が得られる。塩化第−鋼は、水に対する溶解度
が極めて低く、食塩を添加しない塩化第二銅溶液で廃プ
リ7ト配線雇板を処理すると、金属銅表面に塩化第−鋼
の結晶が生成して、反応が停止してしまうが、食塩溶液
中では、Ou  が過剰のaz−と結合して、aual
;、aual七などのクロロ錯体を形成するため、塩化
第一銅の溶解度が著しく増大し、塩化第二鋼と金属鋼の
反応が容易に進行するようになるものである。
反応式は次式で示される。
0uC6,+ Ou  −*  i+:uQt(1)2
0uOt+ 201− −+  20uO6i    
 (2)20uOti + 2C!l−:  2 Cu
0tニー     (3)さらに、本第−発明において
は、廃ノリント配線基板に付着した銅の比表面積(該基
板の容積1−当りの鋼の表面積)が、1,200〜40
00 m”、々と、電気銅地金の比表面MI(銅l−当
りの表面積)   、100〜400n?/dと比較し
て大きいため、塩化第二鋼との反応が極めて速く、かつ
低温でも進行し、該基板より極めて容易に鋼を剥離溶解
することができる。
かくして得られた塩化第一銅溶液は、廃グリ/ト配線基
板に付着した綱の純度が高いために、極めて純粋なもの
であり、該溶液を用いて結晶塩化第一銅、青化第−銅、
亜酸化銅などの銅化合物を製造すると、極めて純度の高
い、優れた品質の製品を得ることができる。
本第二発明を実施するには、本第二発明の装置を用いる
のが好ましい。
本第二発明は、塩化第二銅溶液の還元効率を低下させる
ことなく、廃プリント配線基板に付層した銅を完全に剥
離溶解するための装置を提供するものである。1 以下、本第二発明を、本発明の一実施態様を示すフロー
シート、添付第1図に基き説明する。
適当な大きさに切断した廃プリント配線基板を、籠又は
網もしくは、多数の孔を設けて通液容易にした容器(以
下溶解用容器という)に結めたものを、処理槽lおよび
2の上部充填口14.15より装入する。パルプ6.9
.10,13を開に、・守ルプ7.8.11.12を閉
にして、予め・−製した塩化第二銅食塩溶液20全給液
すると、該溶液は、処理槽l上部の液入口16より該処
理槽に入り、下部液出口17より中継槽3に入る、さら
にIンノ5によって処理槽2上部の液入口18に送られ
、該処理槽2を通過して、貯槽4に貯液される。この間
に塩化第二鋼は、処理槽lおよび処理槽2に充填された
廃グリント配線基板の金属鋼で還元されて、貯槽4に貯
液されるのは塩化第−鋼溶液である。かくして通液を続
けると、廃プリント配線基板に付着した金属鋼は次第に
溶解減耗してくるが、第二銅イオンの高い初期の反応速
度が速いために、溶解減耗は、処理槽1の上部より始ま
り、通液を続けるに(− 従って次第に下部に移行し、つい広は処理槽l中の廃ノ
リ/ト配線基板の金属銅分は完全に溶解し終り、第二鋼
の還元を目的とした処理槽としての機能は全く無くなる
。かかる状態になると、処理槽lより流出液中の第二鋼
は全く還元されておらず、処理槽2のみで還元反応が起
ることになるので、処理槽1よりの流出液中の第−鋼を
分析すれば判別できる。処一槽1の機能が無くなったこ
とが確認されたならば、一旦通液を中断し、処理槽1の
残基板を溶解用容器ごと上部取出し口14より取り出し
新しいものと入れ替える。次いで、パルプ7.8.11
.12を開に、パルプ6.9.10.13を閉にして、
再び塩化第二鋼食塩溶液美の通液を開始すると、該溶液
は、処理槽2、中継槽3、ポンプ5、処理槽lの順に通
過して、貯槽4に塩化第一銅溶液が貯液されるようにな
る。かく通液して、処理槽2中の廃プリント配線基板に
付着した金属鋼が完全に溶解し終ったならば、該還元槽
の廃ノリ/ト配線基板を新しいものと入れ替えるが、還
元槽の通液順を再び還元槽1→2になるように通液する
。以上の操作をくり返えすことによって、廃ノリント配
線基板に付着した金属鋼を完全に剥離溶解できると共に
、連続的に、かつ反応速度を低下させることなく、塩化
第一銅溶液を得ることができる。
金属鋼の溶解速度は、塩化第二銅および第一銅の混合液
中の第二銅イオン濃11に依存するところが大きく、第
二銅イオン濃度が高い反応初期においては、その反応速
度は櫨め2て速く、反応の進行に伴う第二銅イオン1l
IIFILの低下と共に漸次低下し、反応末期における
反応速度は著しく低下する。
本フローシートの特徴は、前記の第二鋼イオ7員度と反
応速度の関係を勘案して、処理槽の液入口を上部に、液
出口を下部に設け、通液を一過性とすることによって処
理槽内上部から下部に至るまでの第二銅イオンと第−鋼
イオノ濃度が相対的かつ滑らかな濃度勾配になるように
すると共に、処理槽を2檜以上直列に接続するようにし
たことである。このよう・な構成にすることによって、
廃ノリント配線基板の金属鋼の溶解減耗は、第一銅イオ
ン濃度の高い還元槽上部より始まり、順次F部に移行す
るため、廃ノリ/ト配線基板に付着した金属鋼を完全に
剥離溶解することができ、かつ、処理槽を2基以上直列
に接続して、必要に応じて処理槽が1檜しかない場合、
もしくは2檜以上あっても直列に接続しない場合あるい
は通液)−の変更を行わない場合には、廃ノリント配線
基板に付着した金属鋼が溶解減耗するに従って、還元効
率が著しく低下し、金属鋼を完全に剥離溶解することが
できなくなる また、処理槽の液入口を下部に、液出口
を上部に設けた場合には、塩化第二鋼の第−鋼への還元
にょ〜り液比型が大きくなるため、槽内上下の液拡散が
起り、第二銅イオンと第−鋼イオン濃度の相対的かつ滑
らかな濃度勾配が得られず、還元効率が低下し、廃シリ
/ト配線基板の金属鋼を完全に剥離溶解することができ
なくなる。
父、本第二発明と同様の構成にしても、通液を一通性と
しない場合にも同様の理由により、所期の目的を達する
ことができない。
塩化第二銅の還元は、廃ノリント配線基板の処理のみに
よっても完全に行われ得るが、必要に応じて、亜硫酸ソ
ーダなどの他の還元剤を併用することもできる。反応末
期における反応速度が着しく低下することを考慮して、
還元が効率よく行われる範囲で廃プリント配線基板によ
る還元を止めることが、処理能力をより大きくできるな
ど、より合理的であると判断される場合には、亜硫酸ソ
ーダなど他の適当な還元剤を併用して、塩化第二鋼を完
全に還元すればよい。
本第二発明における処理槽は、2檜以上であれば必要に
応じた数にすればよく、又、処理槽の形状および構造は
特に限定されない。
本第二発明においては、複雑な構造物は必要とせず、全
て、樹脂製あるいは樹脂ライニング製で容易に製作でき
、腐食の心配なく、工業化tなし得る。
本発明は、廃グリント配線基板を処理する方法を提供す
るのみならず、廃エツチング液を含メチ、重要な金属資
源である銅を、簡巣な方法、装置により回収するもので
あり、その産業的意義は極めて大きい。
以下、実施例によりさらに詳細に説明する。ただし、本
発明は、下記実施例に限定されるものではない。
実施例1 塩化第二銅溶液として、次の組成を有する廃エツチング
液を用いた。
全cu      127 t/l Ou”         9  f7’L遊離塩酸  
  105 t/を 先ず、20%苛性ソーダ溶液で遊離塩酸を中和、溶液(
以下還元原液という)をlll製し友。
次いで、上部に液入口、下部に液出口を設けた内径(資
)■、高さ600 mのガラス製の処理槽に適当な大ら
さに切断した廃グリ/ト配線基板を1槽当り6002充
填したものを2種属列に接続し、60℃に加温した還元
原液を1t/Hrの流量で通液した。
使用した廃ノリント配線基板の鋼含有量は平均19優、
処理槽における還元原液の滞溜時間はl槽当り部分であ
る。4.8時間(4,81)通液後、第1槽目の流出液
中のCu  の濃度が還元原液と全く同じとなり、該処
理槽の能力が無くなったことが分ったため、通液を中断
し、第1槽目の廃グリント配線基板を取り出して新しい
ものと入れ替え、通液順を第2槽→第1槽に変更して通
液を再開した。
第1檜より取り出した廃プリント配線基板には金属鋼が
全く残っておらず、完全に処理されたことを示してい友
。しかも、かかる状態でも第2檜よりの流出液中にはO
u”+が検出されず、l槽のみ、即ち滞溜時間があ分で
、充分還元が行われたことを示している。上記の操作を
くり返えすことによって、合計1.80Ofの廃グリン
ト配線基板を処理し、14.31の塩化第−鋼溶液が得
られた。塩化第−鋼溶液の組成Ficu  48.3 
t/L 、 Ou  非検出、)JaCL 183 f
/lであった。
実施例2 実施例1と同じ廃エツチング液を用いて、ム〕チ苛性ソ
ーダ溶液で遊離塩酸を中和、水で稀釈し、★塩を加えて
、全Ou 65.Of/l 、  Ot2” 4.3 
?/l、Naot250 f/l 、 pH3なる塩化
第二銅溶液(以下還元原液という)を調製した。
次いで、実施例1と同じ装置を用いて、75℃に加温し
た還元原液を0.51/Hrの流量で通液した、使用し
た廃プリント配線基板は、処理槽1槽当り600f、銅
含有量は平均19 % 、還元原液の滞溜時間は72分
である。3.8時間(1,9t)通液後、第1槽目の流
出液のCu  の分析結果から、該処理槽の能力が無く
なったことが分り、通液を中断し、第1槽目の廃プリン
ト配線基板を取り出して新しiものと入れ替え、通液順
を第2槽→第1櫂に変更して通液を再開した。
第1槽より取り出した廃グリ/ト配線基板には金属鋼が
全く残っておらず、完全に処理され九ことを示していた
。しかも、かかる状態でも第2檜よりの流出液中にはO
u  が検出されず、l槽のみ、即ちmat時間が72
分で充分に還元が行われたことを示している。上記の操
作をくり返えすことによって、合1i3000 tの廃
シリンド配線基板を処理して、Cu” 125.7 t
/L 、  Ou”非検出、NaC6248t/1なる
組成の塩化第一銅溶液9.5tが得られた。
実施例3 廃ノリ/ト配線基板の処理装置として、添付第1図の構
成をもつ装置を製作′:1シた。処理槽1および2は内
径1.1)00■、高さ2,000■のFRP製で、上
部に液入口16.18を、下部に液出口17.19を設
けた。中継槽3は200 tポリエチレン製、貯槽4は
20−ポリエチレン製、ポンダ′5は定量ポンダである
− 外径950■、高さ8oo■で底部に掻刃■の多数の孔
を有するIPRP製の溶解用容器に、巾美〜50m、長
さ800箇に切断した廃プリント配線基板を充填したも
のを、処理槽lおよび2に各2個ずつ装入した。使用し
た廃シリンド配線基板の調合*mは17%で、処理槽へ
充填された童は、lWI当り約550〜である。
全Ou 118 f/l 、 Ou” 3 t/’t 
、遊離塩酸87 t/lなる組成の廃エツチング液を用
い、20es苛性ソーダ溶液で遊離塩酸を中和、水で稀
釈し2食塩を加えて、全Ou 30 f/l 、  O
u” 0.8 t/l 、Na04200 t/l。
pH3なる塩化第二銅溶液(以下還元原液という)を調
製した。
パルプ6.9.10.13を開に、パルプ7.8.11
.12を閉にして、“60℃に加温した還元原液を76
0 z/Hr  の流−で給液開始した。還元原液は、
処理槽1上部の液入口16より入り、該処理槽下部の液
出口17より中継槽3に入る。さらに、定量iノア65
で、処理槽2の上部液人口18に送られ、該処理槽2を
通過して、貯槽4に貯液される。還元原液の処理槽中に
おけるii!W#1時間は60分である。
寿 4.2時間(3,200t )通液後、処理槽lより流
出液の分析の結果、cu  I) t/l−となり、該
処理槽の能力が無くなったため、通液を中断した。
処理槽1の廃ノリント基板を溶解用容器ごと取り出し、
新しいものと入れ替え、パルゾロ、9.1013を閉に
、パルプ7.8.11,12を開にして、再び還元原液
の通液を開始した。今Vは、還元原液は、処理槽2上部
の液入口18より、該処理槽2、中継槽3、ポンダ5、
処理槽1の順に通過して、貯槽4に貯液される。処理槽
lより取り出した廃ノリノド配線基板を詳細に調べたが
、未溶解の金属鋼は認められず、完全に処理できたこと
を示してい友。父、処理槽lの能力が無くなった時点で
8十 も、処理槽2よりの流出液中のCu  は検出されず、
l槽のみでも充分還元が行われていた。
上記の操作をくり返えすことによって、合計tの塩化第
一銅溶液が得られた。塩化第−鋼溶液の組成は、Cu 
 59.Ot/l、 Ou非検出、Na0t200t/
l、 pH3,5であった。
比較例 実施例1において、処理槽として、下部に液入口、上部
に液出口を設けたものを2槽重列に接続したものを用い
た。他の条件は実施例1と同じとした。
第2槽目の流出液中には、初めからcd  が4.3f
/を残存し、完全に還元が行われていなかった。
4.8時間(4,81)通液後も@1楢の流出液中のC
u  は18.6t/lと、還元能力が残っていたが、
第2檜の流出液はOu  6.1 t/Lと次第に還元
効率が低下して行った。8.6時間(8,61)通液後
、ついに第1檜の還元能力が無くなつ九が、この時点で
第2槽の残存Ou  は9.8 t/lに達した。第1
槽より取り出した廃プリント配線基板の金属鋼は完全に
溶解してい友が得られた8、6tの還元液の組成は、全
Cu41.4 t/L 、  Ou 6.8 t/L 
、  Na0t180 f/lで、平均還元率は71饅
であった。
以上のように、液入口を下部に、液出口を上部にすると
、廃プリント配線基板を完全に処理することが極めて困
離になる。
応用例1 実施例1で得られた塩化第−鋼溶液2tをa度(4)℃
に保持しながら、31 %宵化ソーダ溶液を加えて、生
成した育化第−銅を戸別、精製、乾燥し、純[99゜3
sの青化第−鋼137.2f  を得た。
応用例2 実施例2で得られた塩化第−鋼溶液2tを30℃まで冷
却し、晶析した塩化第−鋼を窒素ガス気流中で戸別、洗
浄、乾燥し、純$99.0%の結晶塩化第−鋼95.5
tを得た。
応用例3 実施例3で得られた塩化第一銅溶液2tを温度(4)℃
窒素ガス気流中で、20es亨性ソーダ溶液で反応させ
て、得られた結晶を窒素ガス気流中で濾過、洗浄、乾燥
して1.純度99 %の亜綬化鋼132.1 tを得た
第1図は、本発明による廃プリント配線基板の処理のフ
ローシートの1例である。
1.2 処理槽 3   中継槽 4     貯  槽 5   ポン! 6〜13  パルプ 14.15  充填および取出口 16.18  液入口 17.19  液出口 特許出願人  日曹金属株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 銅の付着した廃プリント配線基板を塩化第二鋼溶液
    で処理することを特徴とする廃プリント配線基板の処理
    方法。 2、塩化第二銅溶液がグリント配線基板処垣用の廃エツ
    チング液である特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、 上部に液入口、下部に液出口を有し、かつ、内部
    に銅の付着した廃プリント配線基板を充填した処理槽の
    2槽以上を直列に接続してなることを特徴とする廃グリ
    ント配線基板の処理装置。
JP57081246A 1982-05-14 1982-05-14 廃プリント配線基板の処理方法および装置 Granted JPS58199866A (ja)

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JP2010059539A (ja) * 2008-08-05 2010-03-18 Astec Irie Co Ltd 廃プラスチック及びエッチング廃液の再資源化方法

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