JPS58197452A - 内燃機関の電子制御装置 - Google Patents

内燃機関の電子制御装置

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JPS58197452A
JPS58197452A JP57079227A JP7922782A JPS58197452A JP S58197452 A JPS58197452 A JP S58197452A JP 57079227 A JP57079227 A JP 57079227A JP 7922782 A JP7922782 A JP 7922782A JP S58197452 A JPS58197452 A JP S58197452A
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angle sensor
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鐘ケ江 英俊
Katsunori Oshiage
勝憲 押上
Akio Hosaka
保坂 明夫
Akito Yamamoto
明人 山本
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関の点火装置と燃料噴射弁とを制御する
電子制御装置に関し、特にクランク角センサ故障時の点
火機能及び燃料噴射機能維持技術に関する。
従来の電子制御装置としては1例えば第1図に示すごと
きものがある(その他特開昭55−160132号や特
開昭55−137361号等)。
第1図において、制御回路1は、CPU2.  入出力
インタフェース3.RAM4及びROM5からなるマイ
クロコンピュータで構成されている。
またクランク角センサ6は、内燃機関のクランク軸と連
動し、クランク軸が単位角度(例えば1°)回転する毎
に単位角信号S1を出力し、また気筒数に応じて定まる
基準角度(4気筒の場合は180’ 。
6気筒の場合は120’ )回転する毎に基準角信号S
2を出力する。
制御回路1は、上記の単位角信号S】、基準角信号S2
及び機関回転速度に対応した回転数信号S3゜吸入空気
量に対応した吸気量信号S4を入力し、所定の演算を行
なって所定の点火時期に低レベルとなる点火信号S5を
出力する。
この点火信号S5が低レベルになるとトランジスタ7が
オフになり、そのとき点火コイル8の2次側に発生した
数十kVの高電圧が、ディストリビュータ9を介して各
気筒毎に設けられた点火プラグ10A〜IOF中の点火
に該当しているものに与えられ、その点火プラグで火花
放電が発生して当該気筒で点火が行なわれる。
制御回路1における演算は次のようにして行なわれる。
制御回路1内のROM5には9例えば第2図に示すごと
き最適進角値が回転数と吸入空気量との関数として記憶
されている。
制御回路1は、基準角信号S2が入力する毎に。
その時の回転数信号S3と吸気量信号S4とに応じた最
適進角値を上記のROM5から読み出し、かつ基準角信
号S2が入力した時点から入力する単位角信号S1の数
を計数し、基準角信号S2と上死点との差から上記の最
適進角値を減算した値に単位角信号S】の計数値が一致
したとき、すなわち上死点から最適進角値だけ進角した
時点で点火信号S5を出力する。
例えば基準角信号S2が上死点前70°で出力され)最
適進角値が−L死点前30°であるとすれば。
70−30 = 40であるから、基準角信号S2が入
力した時点から単位角信号S1を40個計数した時点が
最適点火時期に一致していることになる。
また制御回路1は1次のごとき演りによって燃料噴射j
11゜を算出する。
すなわち、吸気jIt信S、; 34やその他の図示し
ない水温信−J、スタータ信S十、アイドル信弓°等の
機関動作状態を示す各種の信号を人力し、それらの値に
応して燃料噴射1辻を算出する。
そして基準川伝>3−82に同期して、1−記のp出結
県にχ・1応したデユーティ(パルス市)をもつ噴射パ
ルスS(1を出力する。
コノ噴射パルスS(、は1例えば6気11機関でクラン
ク軸1回転につき1同噴射する場合は、 J、!)準用
伝j; 32が3個人力する毎に出力される3、l 記
ノ噴射パルスS6が高レベルの間は、燃料噴射駆動回路
を構成するトランジスタ11がオンになり、燃料噴射弁
12が開弁して機関に燃料を噴射する。
燃料噴射弁12に印加される。燃料圧力は、常に一定に
なっている。したがって−回の噴射rli’、は、開弁
時間すなわち噴射パルスS6のデユーティに対応した値
となる。
なおl−記の燃料噴射h1は例えば下記(1)式によっ
て算出される。
燃料噴射■丘’ri=’r、・xC+TS−(K紹)x
C+Ts・・・・・(1)ただし T1・・・基本噴射
量−KQ C・・・各種補正係数 Ts・・・電用補正分 K ・・・機関の種類による定数 Q・・吸入空気量 N・・・機関の回転速度 また1−記の回転速度Nは2通常、クランク角センサ6
からljえられる7)を位角信号S、を計数することに
よって算出する。
1−記のように従来の電子制御装置においては。
クランク角センサ6から与えられる単位角信号SIと基
準角信号S2とに基づいて点火時期、燃料噴射鼠の演算
及び燃料噴射のタイミング制御が行なわ才1ていた。そ
のためクランク角センサが故障してその信号・が得られ
な(なると、ただ−個のセンサの故障のために内燃機関
が全く動作しなくなってしまうという問題があった。
」1記の問題を解決するため、クランク角センサを二重
に備え、一方が故障しても他方のクランク角センサで動
作させるという方法も考えられるが。
クランク角センサを二重に備えるとコストが大11]に
−L昇し、また取付はスペースの問題等もあって現実的
な解決策ではない。
本発明は」1記の問題を解決するためになされたもので
あり、クランク角センサが故障した場合でも支障な(点
火動作及び燃料噴射を行なうことの出来る電子制御装置
を提供することを目的とする。
−り記の目的を達成するため本発明においては。
クランク角センサの信号が出力されなくなった場合にク
ランク角センサが故障したものと判定し。
その場合には、クランク角センサの信号以外の運転状態
信号(例えば吸気゛量信号84 )から機関の回転速度
を検出し、その値に対応した周波数の信号を点火信号及
び噴射パルスの代りとするように自動的に切換えるよう
に構成している。
−1−記のように構成したことにより、クランク角セン
サが故障した場合でも、広い運転範囲にわたって安定し
た運転を行なうことが可能となる。
以下図面に基づい1本発明の詳細な説明する。
第3図は本発明の一実施例図であり、第1図と同符号は
同一物を示す。
第3図において、クランク角センサ6が故障すると、単
位角信号S1と基準角信号S2とのいずれか一方又は両
方が出力されなくなる。
この現象をCPU2で判定し、故障時に高レベルとなる
切換信号812を出力する(故障判定の詳細は後述)。
一方、電圧制御発振器1.7.18は9機関の回転速度
に対応した電圧信号88189(詳細後述)に応じた周
波数のパルス信号5IOI 811を出力する。
また選択回路19.20は、クランク角センサ6が故障
して本来の点火信号S5と噴射パルスS6とが出力され
なくなった場合に、パルス信号810を点火信号813
として出力し、またパルス信号811を噴射パルス81
4として出力するための回路であり9例えば第4図に示
すごとき構成を有している。
第4図において、34及び35はアンド回路、36はオ
ア回路である。
切換信号812が低レベル(正常時)の場合には。
アンド回路35の出力は常に低レベルであり、アンド回
路34の出力は本来の点火信号S5と同一になる。
したがってオア回路36の出力すなわち点火回路のトラ
ンジスタ7に与えられる点火信号813は本来の点火信
号S5と同一になる。
一方、故障時に切換信号812が高レベルになると。
前記とは逆にパルス信号SIOが点火信号813として
出力されることになる。
噴射パルスも上記と同様に、正常時は本来の噴射パルス
S6が出力され、故障時には、パルス信シ)811が噴
射パルス814として出力される。
また電圧制御発振器17.18は2例えば第5図に示す
ごとき構成を有しており、電圧信号S8又はS9の電圧
値に対応した周波数のパルス信号SIO又は謂 811を出力する。なお第5図において、37は集積回
路であり1例えばシグネティクス社製のタイマ用ICの
NE 555である。
次に、パルス信号SIOと811とについて詳細に説明
する。
まず故障時に点火信号813として用いられるパルス信
号S10について説明する。
コノハルス信Q S+oのパルス)l](高しベルノr
l )は、いずれの場合でも約2ms程度であり、これ
は点火コイル8に通電すべき時間(ドウエル時間)の最
小限の値(これ以下にすると点火エネルギーが不足する
)に合せて設定する。
前記のごとく、クランク角センサ6が故障し。
パルス信号S10が点火信号S13として点火装置に与
えられた場合の点火の状態を第6図に示す。
第6図(イ)は4サイクル6気筒機関の場合における各
気筒の行程関係図、(ロ)は各気筒の点火タイミングの
関係図、(ハ)は一つの気筒の行程と点火タイミングと
の関係図である。
(ハ)から判るように、ディストリビュータのロー、1
′1′1 夕電極の取付は方によって多少の差はあるが、各気筒の
圧縮上死点(TDC)前約90°から圧縮上死点後約3
0°の間すなわちクランク角で約120°の範囲で点火
プラグに火花放電が生じることになる、そしてパルス信
号810の周波数が例えば300 Hzの場合には9機
関の回転速度が60Orpmのとき10回、  300
0 rpmのとき2回、火花放電が生じる。
回転速度が低い時は、上記のように一定りランク角当り
の火花放電の密度が高いので、TDCからかなり進角し
た位置で点火(混合気爆発)する確率が高いが、低負荷
では別設支障はない。
しかし高負荷の場合には、あまり進角した位置で点火す
ると過度のノッキングが発生し9機関を損傷するおそれ
がある。
それを防止するためには、一定りランク角当りの火花放
電の密度を機関の回転速度に拘りなく。
常に適当な値に保つことが必要である。
すなわち、一定りランク角当りの火花放電の密度は、−
h死点の前後120°の間に5〜10回程度が適当であ
ると考えられるが1機関の回転速度に拘りなく、常に上
記の密度で火花放電を行なわせるためには、パルス信号
810の周波数を回転速度に比例して変化させることが
必要である。
次に故障時に噴射パルス814として用いられるパルス
信号811について説明する。
パルス信号811としては、基本的には一定周期。
一定デューティ(パルス11i −定)のパルス信号で
もよい。
しかし一定周期、一定デューティのパルス信号を噴射パ
ルスとして用いると、内燃機関の動特性に対応できない
ので、不十分な制御になってしまう。
すなわち、デユーティが一定であると、燃料噴射量が常
に一定になるから、吸入空気量が変化するにつれて混合
気の空燃比が変動し2機関回転が不安定になる。
したがって、少なくともデユーティを吸入空気量に応し
て変化させることが望ましい。
またデユーティのみを変化させ1周期を常に一定にした
場合には2次のごとき問題がある。
すなわち9周期を長めに設定すると、内燃機関の回転速
度が大きくなったときに、燃料の噴射と噴射との間に、
吸入行程が2回以上来てしまい。
燃料か吸入されない気筒が出てしまうので1機関出力が
低下してしまう。
逆に周期を短めに設定すると、低回転、低負荷でデユー
ティ(パルスrl])の小さいときに、パルスI’ll
の誤差の割合が大きくなり、そのため空燃比か変動して
機関回転が不安定になるおそれがある。
また現在用いられている通常の燃料噴射弁は。
開弁時間が小さい範囲すなわち駆動パルスのパルス[1
]が小さい範囲では、噴射量とパルスIJが比例しなく
なるので、パルス巾をあまり小さい値にすると制御が不
正確になる。
上記のごとき問題を解決するためには、パルス信号81
1の周波数を機関の回転速度に応して変化させれば良い
上記のごとく、パルス信号S+oとSIIは、共に機関
の回転速度に比例してその周波数を変化させれば、良好
な制御を行なうことが出来るが、そのためには回転速度
を検出する必要がある。
しかし回転速度は5通常クランク角センサの1114位
角信号用伝から算出しているので、クランク角センサが
故障すると9回転速度も検出不能になることが多い。
そのためこの場合には、クランク角センサの信号以外の
運転状態を示す信号に基づいて回転速度を検出する必要
がある。
クランク角センサの信号以外から回転速度を検出するに
は2次のごとき方法がある。
(イ)吸入空気量又は吸入負圧に対応した吸気量信号S
4は、燃料供給量を算定するための最も基本となる信号
であるが、その信号には第7図に示1すごとく、各気筒
の吸気弁の開閉に同期した脈動があり、この脈動の周波
数は回転速度に比例して。
いる。したがって上記の周波数を検出すれば回転速度を
知ることが出来る。そのためには9例えば吸気量信号S
4をバイパスフィルタに通して脈動分のみを分離したの
ち、波形整形してパルス信号とし、そのパルス信号を一
定時間のあいだカウント□ して周波数を検出するか、又はそのパルス信号の人力間
隔のあいだに入力するクロックパルスをカウントするこ
とによって周期を検出すれば良い。
またバイパスフィルタで分離した脈動分を増II L。
それを周波数・電圧変換器に与えて周波数に比例した電
圧信号を求めることも出来る。
(ロ)電源として用いられるバッテリの電圧には、第8
図に示すごとく、内燃機関によって駆動されている充電
用のオルタネータの交流分のリップルが多少残存してお
り、そのリップルの周波数は回転速度に比例している。
したがってリップルの周波数を検出すれば回転速度を知
ることが出来。
る。
リップルの周波数を検出する方法は、前記(イ)と同様
である。
(ハ)車速■(通常変速機の出力軸の回転速度から検出
)、変速機の変速比P及び機関の回転速度Nの間には、
V=Kv(Kは定数)の関係があり。
かつ変速比Pの値は変速機の変速位置に応じて定まって
いる。したがって車両が走行している場合には、車速と
変速位置から機関の回転速度を算出することが出来る。
(ニ) ノックセンサ機関の振動を検出することによっ
てノック状態を検出するもの)の信号の振r11は9通
常1機関の回転速度が大きくなるに従って増大する。
したがってノックセンサの振l]からも大体の回転速度
を検出することが出来る。
また気筒内圧センサを備えている場合は、その信号の周
波数が回転速度に比例しているので、それからも回転速
度を検出することが可能である。
上記(イ)〜(ニ)に記したごとく、クランク角センサ
以外で通常用いられている各種の信号からも機関の回転
速度を検出することが可能である。
そして上記のごとき方法で検出した回転速度に対応して
パルス信号S10.S11の周波数を変化(回転速度大
で周波数人)させてやれば、常に良好な制御を行なうこ
とが出来る。
第3図の実施例においては、上記の(イ)を用いた場合
を例示している。
すなわち、吸気量信号S4をバイパスフィルタ13と増
rlJ器14に与えて脈動分の信号S7を作り、それを
周波数・電圧変換器15.16に与えて、脈動の周波数
すなわち回転速度に比例し、かつ点火と燃料噴射とのそ
れぞれに適応した値の電圧信号sB、s9を作り、それ
らの電圧信号s8.sgによって電圧制御発振器17.
18を制御するように構成している。
次に、クランク角センサ6の故障は、恒久的に故障する
場合もあるが9時々故障するということもある。このよ
うな故障の場合における故障個所の発見は非常に難しい
したがってクランク角センサ6の故障が判別されてパル
ス信号S】o、SIlに切換えられた場合は。
その履歴を記憶してお(ことが望ましい。
そのため第3図の実施例においては、不揮発性メモリ2
1を用いてクランク角センサ6が故障したことを記憶さ
せておき、それによってサービス1ユ場等でクランク角
センサの故障発見を容易に行なうことが出来るように構
成りている。
なおメモリとして不揮発性のものを用いたのは、。
電源がオフ(機関停止時)になったとき記憶内容が消去
してしまうのを防止するためであり、不揮発性メモリ2
1としては、メモリ自体が不揮発性の−RAMを用いる
か、又はバッテリバックアップ方式(常に電圧を印加し
ておく方式)を用いてもよい。
次に1本発明を適用した車両においては、クランク角セ
ンサ6が故障しても一応の走行が可能であるため、運転
者が故障に気付かない場合もある。
また本発明の方式では、一応の運転は可能であるが、完
全に正常な運転が行なわれる訳ではないから、その状態
で長時間運転を継続すると機関を損傷するおそれもある
そのため第3図の実施例においては、トランジスタ32
と警報ランプ33とを設け、クランク角センサ6が故障
して切換信号812が高レベルになると。
警報ランプ33を点灯させて故障発生を表示するように
構成している。
なお警報ランプ33の代りにブザー等の発音器を用いて
もよい。
次に、クランク角センサが故障した場合に、内燃機関の
出力を一定値以下に制限する手段を設ければ2機関の保
護と故障発生警報とを兼用させZことが出来る。
前記のごとく2本発明によれば、クランク角七ンサ故障
時でも一応の運転は出来るが、完全に正常な運転ではな
いので、あまり高負荷の運転を継続すると9機関を損傷
するおそれがある。
したがってクランク角センサが故障した場合は。
機関出力を一定値以下に制限して、高負荷運転が出来な
いようにした方が良い。
具体的には、クランク角センサが故障して切換信号SI
2が高レベルになった場合には9機関回転速度、車速、
吸入空気量等の機関出力に関連する量が一定値以上にな
ったとき、燃料噴射又は点火動作を停止させるように構
成すれば良い。この演算はマイクロコンピュータで処理
することが出来る。
また機関出力を一定値以下に制限すると、運転1者がア
クセルペダルを操作しても出力がある値から増加しなく
なるので、運転者に異常発生を気付かせることが出来る
。そのため特別な警報ランプ等を設けなくても、故障発
生警報を行なうことが出来、警報器の設置スペースや費
用が節約出来るという効果がある。
次に、第3図の実施例においては、電圧制御発振器1.
7.18と選択回路19.20とを特別に設けた場合を
例示したが、」−記の両回路の機能を入出力インタフェ
ース3で兼用させることも出来る。
すなわち第3図の装置のように、マイクロコンピュータ
を用いた装置においては、入出力インタフェース3は種
々の用途に対応できるように、汎用性を持たせた機能の
LSIで構成されていることが多い。
例えば入出力インタフェース3は、第9図に示すごとく
、カウンタ22.内部クロックパルスの発振器23.モ
ード選択レジスタ24及びレジスタ25〜・28、コン
パレータ31等から構成されている。なお29はCPU
2からの信号を伝えるアドレスバス。
30は同じくデータバスである。
」−記の入出力インタフェースには、三つの出力モード
がある。
第1のモード(MODE  1)は、外部クロックと外
部トリガ信号による単安定マルチパイプレー夕のモード
であり、第2のモード(MODE  2)は、内部クロ
ックによる非安定マルチバイブレータのモードである。
また第3のモード(MODE  3)は、内部クロック
、外部トリガ信号による単安定マルチバイブレータのモ
ードである。
本発明の場合には、第9図の回路が点火系用と噴射系用
との二つ備えられているが1両昔同−であるので便宜上
一つだけを示した。なお23から;31までの符号は2
点火系用の場合はそのまま用い。
噴射系用の場合は同一符号にダッシュをつけて区別する
点火系用の回路においては7通常(正常時)は第1のモ
ードで動作しており、外部クロックとしてクランク角セ
ンサ6の単位角信号S1を用い、外部トリが信号として
基準角信号S2を用いている。
そしてカウンタ22を用いて基準、角信号S2が人力し
た時点から後に入力した単位角信号S、を計数する。コ
ンパレータ31はカウンタ22の計数値がレジスタ25
に書かれている所定の値に達したとき高しの値に達した
とき低レベルになるパルス信号s]3を出力し、それと
同時にカウンタ22をリセットする。このパルス信号8
13が前記した正常時の点火信号S5に相当する。
次にクランク角センサ6が故障して単位角信号S1や基
準角信号s2が入力しな(なった場合は。
C’PU2からの信号によってモート選択レジスタ24
を書き換えることにより、第2のモードにし。
カウンタ22は発振器23がら与えられる内部クロック
パルスを計数し、コンパレータ31はカウンタ22の計
数値がレジスタ27に書がれている値になると低レベル
、レジスタ28に書かれている値になると高レベルにな
るパルス信号s13を出方し、同時にカウンタ22をリ
セットする。このパルス信号813が前記第3図のパル
ス信号810に相当し、故障時の点火信号となる。
一方、噴射系用の回路においては2通常(正常時)第3
のモードで動作しており、外部トリが信号として基準角
信号s2を用い、内部クロック信号として発振器23′
のクロックパルスを用いている。
そしてカウンタ22′を用いて基準角信号S2が入力し
た時点から後のクロックパルスを計数する。
コンパレータ31′はカウンタ22′の計数値がレジス
タ25′に書かれている所定値に達したとき低レベルに
なり、かつレジスタ26′に書かれている所定値に達し
たとき高レベルになるパルス信”i Sl、Iを出力し
、同時にカウンタ22′をリセットする。
このパルス信号814が正常時の噴射パルスS6に相当
する。
次にクランク角センサ6が故障して単位角信号SIや基
準角信号S2が入力しな(なった場合は。
CPU2からの信号によってモート選択レジスタ24′
を書き換えることにより、第2のモートにし。
レジスタ27’、 2B’に所定の値を書き込んで、前
わ点火系の場合と同様の非安定マルチバイフレータとし
ての動作を行なわせ、パルス信号SI4を出力する。こ
のパルス信号S]4が前記第3図のパルス信号811に
相当し、故障時の噴射パルスとなる。
上記のように、クランク角センサの故障時には一レジス
タ27.28又は27’、 28’に書き込まれた値に
応じた周波数のパルス信号が出力されるから、入出力イ
ンタフェース3に入力される吸気量信号s4がら回転速
度を検出し、その値に応じたデータをレジスタ27.2
8.27’、 28’に書き込んでやれば2回転速度に
対応した周波数の点火信号及び噴射パルスを得ることが
出来る。
なお、レジスタ27’、 28’に書き込まれる値によ
って噴射パルスのパルス巾(デユーティ)も定まるので
、この値を機関の負荷量(例えば吸入空気量)に応じて
変化させれば、常に機関の要求する最適燃料量を供給す
ることが出来る。
第10図は上記の動作のフローチャートである。
第10図において、FCRはクランク角センサ故障判別
フラグであり、FCR=]は故障0LFCR=Oは正常
時を示す。またレジスタ27.28の値M1. N1及
びレジスタ27’、 28’の値M2.N2は、それぞ
れP6で求めた回転数に応じた周波数に相当する値であ
る。
なお第10図のフローチャートにおいて+ ”3の判断
を設けたのは次の理由による。
すなわち、電源がオン(イグニションキースイッチがオ
ン)にされてからスタータスイッチがオンにされてスタ
ータモータが回転し始めるまでの間は2機関が回転して
いないのであるから、クランク角センサの出力は無<、
シたがってクランク角センサが故障していなくてもP、
はNOになってしまう。
そのためR3の判断を設け、スタータスイッチがオン(
R3−YES)になってもクランク角センサの出力がな
い場合(P、=NO)に始めてR4でFCR=1にして
クランク角センサが故障したものと判断するように構成
している。
ナオ、一旦P4でFCR=1になれば1次回の演算から
はR2がYESになるので、直ちにR5へ行き一吸気量
信号S4から回転速度を検出する。
また第10図の演算は9例えば一定時間毎に繰返し行な
われる。
また第3図の実施例においては9点火装置と燃料噴射弁
との両方を制御する場合を例示したが。
いずれか一方のみを制御するものでも良い。
次に、前記のクランク角センサ6の故障判定について詳
細に説明する。
第11図は故障検出手段の基本構成を示すブロック図で
ある。
第11図において、エンジン状態信号515(詳細後述
)は2回転判定手段40に入力され、エンジンが回転中
かどうかが判定される。クランク角センサ6から出力さ
れる単位角信号S1と基準角信号S2とは信号有無判定
手段41に入力され、クランク角センサ6からのパルス
信号が出ているかいないかが判定される。40.41の
両手段の判定結果の信号SI6.817が論理判定手段
42に入力され、エンジンが回転中にクランク角センサ
信号が出ていなければ、クランク角センサが故障と論理
判定し、そうでなければ故障ではないと判定し5判定結
果信号818を出力する・・:、□。・・この判定結果
信号818が前記第3図の切換信号812に相当し、こ
れによって点火や燃料噴射の制御を切換える。
次に第12図は回転判定手段40の一実施例図である。
第12図において、エアフローメータ43は、エンジン
に吸入される空気量に応じてポテンショメータが動作し
て電圧信号を発する。本例では空気量が少ない時に高電
圧を、多い時に低電圧を発する。
この電圧信号をエンジン状態信号815として用いる。
コンパレータ44には抵抗R,とR2で決められた所定
電圧が基準電圧として与えられている。従って、所定値
以上の空気量が吸入されている時。
即ち、エンジンが所定値以上の回転数の時、コンパレー
タ44の出力すなわち前記の信号SI6は“1′′とな
る。
エンジンが回転している場合には必ず空気が吸入されて
いるので、これによってエンジンの回転判定ができる。
なお、吸入空気量以外に2例えばインテークマニホール
ドの吸入負圧に応じた電圧を発する圧力センサの信号の
大小を判定しても同様に判定できる。また、所定の空気
量あるいは吸入負圧以」ユか以下かでスイッチングする
スイッチ(例えば圧力スイッチ)を用いてもよい。この
場合にはコンパレータ44は不要で2次の論理判定手段
42の特性に合ったレベルに変換するだけでよい。
なお図示してないが、常識的に、入力信号に乗る雑音を
除去するフィルタ回路などの波形整形回路が間に入るこ
ともある。
また、アナログ・ディジタル変換回路を有するマイクロ
コンピュータを用いたシステムの場合。
ディジタル値に変換し、その大小を判定するプログラム
を適用すれば、ハードウェアとしてのコンパレータは不
要になる。
また、吸入空気量あるいは吸入負圧は、エンジンの制御
を行なう場合、必須の入力信号であるため、クランク角
センサの故障検出のために特別なセンサを必要としない
というメリットがある。
次に第13図は9回転判定手段40の他の実施例図であ
る。
第13図において、45はカルマン渦を利用したエアフ
ローセンサで、吸入空気量に応じた周波数のパルスを発
生するセンサである。このパルス信号をエンジン状態信
号815として用いる。
このパルス信号が(当然波形整形されて)再トリガ可能
な単安定マルチバイブレータ46に入力される。再トリ
ガ可能な単安定マルチバイブレータ46は例えばモトロ
ーラ社製のMC14538で、パルスが入らなければ出
力は11011であるか、パルスが入ってトリガされる
と、所定時間の聞出力が°′l°′になる。出力が“1
″の間にさらに次のパルスが入ると。
そのパルスによって再度トリガされ、その時から所定時
間出力は1″を続ける。従って、パルスが所定の間隔以
下の間隔(所定以上の周波数)で人力されると、出力は
“1″を続けることになる。パルスの周波数は空気量に
比例しているので、所定量以上の空気量かどうか、即ち
、エンジンが回転しているかどうかが判定できる。
なお、この場合、入力パルスの周波数あるいは周期を測
定するパルス入カイイタフェースを有するマイクロコン
ピュータの場合には、そのパルスの周波数あるいは周期
を測定し、そのデータを所定値と比較することによって
、エンジンが回転しているかどうかをマイクロコンピュ
ータで判定できる。
さらに、いわゆる周波数・電圧(FV)変換回路を用い
、変換された電圧をコンパレータやAD変換後に比較す
る手段などを用いて判定することもできる。
次に第14図は信号有無判定手段41の一実施例図であ
る。
クランク角センサ6からの基準角信号S2は再トリガ可
能な単安定マルチバイブレータ48に入力され、前述の
エアフローセンサ45のパルスの有無判定と同様に、基
準角信号S2のパルスが所定の周波数(例えばエンジン
回転2Orpm以上に相当)以上で発生していれば、出
力は゛1パになるが、故障してパルスが発生しなくなる
と“0″になる。
単位角信号S1は別の再トリガ可能な単安定マルチバイ
ブレータ47に、入力され、同様に(単安定マルチバイ
ブレータの1トリガに対する出力時間は本例では基準角
信号S2に対するものの1760に設定する)パルスが
発生していれば“til+2発生していなければ°0″
の出力が得られる。
両川力はNAND回路49に入力される。画用力が“′
1”°ならば、即ち、基準角信号S2と単位用伝けSl
の両方共発生していれば、NAND回路の出力すなわち
前記の信号817は“0″になる。
どちらか一方の出力が0”′ならば、即ち、基牛角信号
S2と単位角信号S1のうちのとちらか一方でも(両方
の場合を含めて)発生していないと。
NAND回路の出力SI7は1″になる。
なお前記エア70−センサ45の例でも述べたように、
マイクロコンピュータのインタフェースを用いて、基準
角信号S2および単位角信号SIの周波数1周期を測定
して判定したり、FV変換して判定する方法も適用でき
る。また2例えば、基準角信号S2だけのクランク角セ
ンサの場合には当然その信号だけで判定する。
次に第15図は論理判定手段42の一実施例図であり、
AND回路50で構成される。信号816と信号817
が両方共″1″′の時、即ち、エンジンが所定回転以」
−で、基準角信号S2あるいは単位角信号S1のどちら
か一方でも発生していない時2判定結果信号818は1
“になり、クランク角センサが故障していることを示す
信号816と信号SI7のどちらか一方でも“0″の時
は9判定結果信号SI8は“0′′になり、クランク角
センサは正常である(あるいは故障しているかもしれな
いが信号の発生を必要とされていない)ことを示す。
■−記の結果をまとめると第16図に示すようになる。
なお上記の論理判定も当然マイクロコンピュータで行な
うことが出来る。
次にエンジン状態信号815について詳細に説明する。
エンジン状態信号815としては前述の吸入空気量1や
吸入負圧の他に、以下のようなものが利用できる。
(11スタータ・モータの作動信号 例えば、スタータ・スイ・ソチの開閉信号を用LXる。
スイッチが閉じている場合には、スタータ・モル夕か作
動するので、エンジンは回転スるはすである。従って、
スイッチが閉じていることを。
スタータ・モータにかがる電圧や電流などで検出し、エ
ンジンが回転していると判定すればよい。
この場合、スイッチが閉じてから実際にエンジンが所定
の回転に達するまでには、エンジンの回転部分の慣性の
ため2時間遅れがある。また、エンジン回転の検出をス
イッチが閉じている間しかできないこともあるため、若
干の工夫が必要であるが、特別にセンサ類を必要としな
いというメリットと、始動(クランキング)時に素早く
故障検出ができるというメリットがある。
第17図は、スタータ・スイッチ51の信号を使う場合
の具体的倒閣である。回転判定手段4oは抵抗R3、コ
ンデンサC1,ダイオードD1.ツェナータイオードZ
D+で構成されている。
スタータ・スイッチ51が1・閉じると、スタータ・モ
ータ52が回転し始めると共に、+I2Vのバッテリ電
圧が入力され、R3と01の回路で遅延され。
ZD+で5■に波形整形された信号816が出力される
。即ち、スタータ・スイッチ51が閉じてから所定時間
遅れで論理レベル“1”になり、エンジンが回転中であ
ることを示す。スイッチ51が開くと、ダイオードD、
を介して急速に放電され、直ちにパO”′となる。
信号有無判定手段41は第14図と同じで、クランク角
センサの信号が無いと信号817はIf I 11にな
る。
論理判定手段42は、AND回路53とセット(S)。
リセット(R)入力を有するフリップ・フロップ55゜
インバータ54で構成される。正常時にはクランク角セ
ンサ信号が発生しているので信号S]7は゛′0パにな
り、インバータ54で反転されて、リセット入力R1こ
 “1゛′が 入 リ 、   フ  リ  ッ  プ
  ・  フ  ロ  ッ  プ 55のQ出力すなわ
ち判定結果信号SIBは“0″になる。
クランク角センサ6が故障していると、信号S17は“
1゛′であり、スタータ・スイッチ51が閉じて、エン
ジンが回転しているはずの時は、信号S16も“°1″
になる。
そのためAND回路53の出力か“1′′になるので。
セット人力Sに゛1パが入り、フリップ・フロップ55
のQ出力は“1パとなって故障であることを示す。
スタータ・スイッチが開くと、信号816は“0パにな
り、セット入力も“′0′″になるが、リセット入力も
“0″なので、Q出力は“1′″に保持され、故障状態
である出力が保持される。その後、クランク角センサ6
が正常に復帰した場合には、リセット入力が“1′にな
り、Q出力が“0゛になって正常であるという出力とな
る。
(2)油圧信号 エンジンが回転している時には、エンジンfA滑油はオ
イルポンプによって加圧されるので圧力が高くなる。通
常の車両には油圧計あるいは油圧警報ランプが付いてお
り、あらたなセンサを追加しなくても、これらの回路か
ら信号を取って、前述の各側と同様な構成の回転判定手
段に入力すれば1゜エンジン回転中の信号が得られる。
(3)車速信号 車両走行中にはエンジンが回転しているはずであるのて
車速信号からもエンジンの回転を判定できる。但し、ト
ランスミッションがニュートラルの場合や、クラッチが
切れている場合には、車速はゼロでなくてもエンジンが
回転していないこともある。即ちクランク角センサは正
常でも信号が出ないということもあるので、エンジン回
転中という判定の中に、これらの状態を示す信号を入れ
て判定する必要がある。
(4)バッテリ電圧、オルタネータ信号バッテリはエン
ジンで駆動されるオルタネータによって充電され、充電
中は通常よりも高い電圧になる。従って、比較器等を用
いて2通常レベルより高いかとうかを判定し、エンジン
回転中であることを判定することができる。この場合も
特別なセンサを必要としないという利点がある。
なお、オルタネータは交流電圧を発生するので。
その電圧波形を波形整形してパルスに変換すれば。
エンジン回転に比例した周波数のパルスが得られ。
エンジン回転に直結した信号が得られるので、正確にエ
ンジン回転が判定できる。
また通常の車両には、バッテリへの充電を示すチャージ
・ランプが付いている。これはエンジンが回転して、バ
ッテリへ充電していることを示す表示である。従って、
このランプにかかる電圧を測定すれば、エンジンの回転
を判定できる。
(5)エンジン振動 エンジン回転中はエンジンが振動する。逆って。
加速度(振動)ピックアップでエンジンの振動に応じた
信号を得て、これを増幅、整流、・1′−滑して。
所定のレベル以−りか以下かを判定すれば、エンジン回
転を判定できる。
また、エンジン回転の判定は上述のものを組合せて用い
ると、さらに確実な判定ができる。
例えば、吸入空気量信号のみでエンジン回転の検出を行
なう場合、エンジンがかかっている状態では吸入空気量
がかなり大きく、かかっている状態から停止状態への遷
移は確実に検出できる。しかし、始動時の吸入空気量は
非常に¥11さく、停止時と区別するのが非常に困難で
ある。このため始動時は、スタータ・スイッチによって
エンジンの回転検出を行なってやれば、停止状態から、
エンジンの回転している状態への遷移を早く確実に検・
・)出できる。
よって、これら2つを組み合せて、スタータ・スイッチ
の閉でエンジン回転を検出して故障判定を行ない、バッ
クアップ回路を作動させ、また吸入空気量信号でエンジ
ン停止を判定してバックアップ回路の作動を停止するよ
うにすれば、エンジンの回転判定を早く確実に行なうこ
とができる。
この場合には、第17図の例で、フリップフロップ55
のリセット人力Rに、信号S17の反転出力の代りに第
12図の例で示したコンパレータ44の出力を反転して
入力すればよい。
以。L説明したごとき故障検出手段を用いれば。
エンジンが回転中で、クランク角センサからの信号が発
生していなければならない時に発生しないという故障を
正確に検出することが出来る。
以上説明したごとく本発明によれば、クランク・角セン
サが故障した場合にも2機関が支障なく作動出来る程度
の運転機能は維持することが出来るので、修理工場や自
宅まで自走することが可能となる。特に機関の回転速度
に応じて周波数を変えるように構成したことにより、低
回転域から高回転域まで比較的良好な運転を行なうこと
が出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の一倒閣、第2図は最適点火進角値の
特性図、第3図は本発明の一実施例図。 第4図は選択回路の一実施例図、第5図は電圧制御発振
器の一実施例図、第6図は各気筒の行程と火花放電タイ
ミングとの関係図、第7図は吸気量信号S4の波形図、
第8図はオルタネータの電圧波1形の一倒閣、第9図は
入出力インタフェースの一実施例図、第10図は本発明
の演算を示すフローチャートの一実施例図、第11図は
クランク角センサ故障検出手段の基本構成を示すブロッ
ク図、第12図及び第13図はそれぞれ回転判定手段の
一実施例1図、第14図は信号有無判定手段の一実施例
図、第15図は論理判定手段の一実施例図、第16図は
論理判定の真理値を示す図、第17図は故障検出手段の
他の実施例図である。 符号の説明 1・・・制御回路    2・・・CPU3・・・入出
力インタフェース 4・・・RAM       5・・・ROM6・・・
クランク角センサ 7・・・トランジスタ  8・・・点火コイル9・・・
ディストリビュータ 10A〜IOF・・・点火プラグ 11・・・トランジスタ  12・・燃料噴射弁13・
・・バイパスフィルタ 14・・・増巾器 15、16・・・周波数・電圧変換器 17、18・・電圧制御発振器 19、20・・選択回路  21・・・不揮発性メモリ
22・・・カウンタ    23・・・発振器24・・
・モード選択レジスタ 25〜28・・・レジスタ29・・・アドレスバス30
・・・データバス   31・・・コンパレータ32・
・・トランジスタ  33・・・警報ランプ34.35
・・・アンド回路 36・・・オア回路37・・・集積
回路 代理人弁理士 中村純之助 1P11図 An 才12図 5t’13v4 1’ 14図 才15図 IP16図 1?17図 51ビ績 ↓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関のクランク軸の回転に同期して所定のクラ
    ンク角度で第1の信号を出力するクランク角センサと2
    点火装置と燃料噴射弁とのうちの少なくとも一方を上記
    第1の信号に基づいて制御する第1の手段とを備えた内
    燃機関の電子制御装置において、上記第1の信号以外の
    運転状態信号から内燃機関の回転速度を検出し、それに
    対応した周波数の第2の信号を出力する第2の手段と。 上記第1の信号の少なくとも一部が出力されなくなった
    場合に上記クランク角センサが故障したものと判断して
    上記第1の信号の代りに上記第2の信号に基づいて点火
    装置と燃料噴射弁とのうちの少なくとも一方を制御する
    第3の手段とを備えた内燃機関の電子制御装置。 2、前記第2の手段は、内燃機関の吸入空気量又は吸入
    負圧に対応した信号の脈動の周波数から回転速度を検出
    するもあであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の内燃機関の電子制御装置。 3、前記第2の手段は、内燃(載量で駆動されるオルタ
    ネータによって充電されるバッテリ電圧の脈動の周波数
    から回転速度を検出するものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の内燃機関の電子制御装置。 4 前記第2の手段は、車速と変速機の変速位置とから
    回転速度を検出するものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の内燃機関の電子制御装置。 5 前記第1の手段がマイクロコンピュータでta成さ
    れている場合に、上記マイクロコンピュータ内の入量カ
    インタフェースの動作モードを切換えることによって正
    常時の点火信号又は噴射パルスの代りに前記第2の信号
    を出力するように構成したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の内燃機関の電子制御装置。 6、 内燃機関のクランク軸の回転に同期して所定のク
    ランク角度で第1の信号を出力するクランク角センサと
    2点火装置と燃料噴射弁とのうちの少なくとも一方を上
    記第1の信号に基づいて制御する第1の手段とを備えた
    内燃機関の電子制御装置において、上記第1の信号以外
    の運転状態信号から内燃機関の回転速度を検出し、それ
    に文・1応した周波数の第2の信号を出力する第2の手
    段と。 上記第1の信号の少な(とも一部が出方されな(なった
    場合に上記クランク角センサが故障したものと判断して
    上記第1の信号の代りに上記第2の信号に基づいて点火
    装置と燃料噴射弁とのうちの少なくとも一方を制御する
    第3の手段と、該第3の手段がクランク角センサ故障と
    判定した場合に作動して故障発生を表示する警報手段と
    、その故障情報を記憶しておく不揮発性メモリとを備え
    た内燃機関の電子制御装置。 7 内燃機関のクランク軸の回転に同期して所111 定ツクランク角度で第1の信号を出力するクランク角セ
    ンサと9点火装置と燃料噴射弁とのうちの少なくとも一
    方を上記第1の信号に基づいて制御する第1の手段とを
    備えた内燃機関の電子制御装置において、上記第1の信
    号以外の運転状態信号から内燃機関の回転速度を検出し
    、それに対応した周波数の第2の信号を出方する第2の
    手段と。 」―記憶1の信号の少な(とも一部が出方されなくなっ
    た場合に上記クランク角センサが故障したものと判断し
    て」二記憶1の信号の代りに上記第2の信号に基づいて
    点火装置と燃料噴射弁とのうちの少なくとも一方を制御
    する第3の手段と、該第3の手段がクランク角センサ故
    障と判定した場合に作動して内燃機関の出方を制限する
    第4の手段とを備えた内燃機関の電子制御装置。
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