JPS58193145A - 発ぽうポリスチレンからなる成型物に強化プラスチツクを直接ラミネ−トする方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発ばうポリスチレン成型物の表面に強化プラスチックス
（以下ＦＲＰという）をラミネートし、軽量でかつ強じ
んな材料を製造すれば、この材料は種種の構造材として
有用なものとなる。

しかしＦＲＰを成型し、しかる後にそれを発ばうポリス
チレンの成型物表面に接着するという在来の方法は煩雑
で、しかも複雑な形状のものにおいては、特に加工費が
かさむという欠点があった。従って発ばうポリスチレン
成型物に直接未硬化のＦＲＰをラミネートし、しかる後
に硬化させることができるならば上記のような欠点を除
き少琢の製品でも簡便かつ安価にト浩することが出来る
が、水沫の問題点はＦＲＰを構成するポリエステル樹脂
が未硬化（液状）の状態では容易に発ばうポリスチレン
を溶解するために、発ばうポリスチレンの一面を保ｉ９
シた上にラミネートしなければならないことである。

この目的で発ばうポリスチレンを溶解ないし膨潤させな
い塗料を塗布することは従来より知られているが、発ば
うポリスチレン成型物は、特にその切断面は多孔質にな
っているから、そのような１１！料をとンホールなしに
塗布することは非常に困難であり、ピンホールを少くす
ダた１めには何回も塗布を反復し、厚塗りをせねばなら
ずその手間及び材料費は馬直にならない。

本発明者らは前記の工程において当該塗料によく浸潤し
ろる紙を当該ＷＩ料で発ばうボリスチレンの表面に接着
し、斐にその上に同じ塗料を１回塗布するのみで、ピン
ホールのない保護層を形成することが可能であり、この
上に当該塗料ＦＲＰを直接ラミネートすると、極めて強
固な発ばうポリスチレン−Ｆ″ＲＰＲＰラミネート製品
につくりうろことを見比した。

本発明において、発ばうポリスチレン成型物は揮発性ガ
スを含有するポリスチレンビーズを発ばう融着させるい
わゆるビーズ法でＷ蒔されたものと、発ばう剤と共に押
出機で製造される押出法によるもの、剣にポリスチレン
の他スチレンーアクリルニトリル、スチレン−無水マレ
イン酸などスチレンの共重合物を原料とする発ばう体等
をも含むものである。

本発明に使用しうる塗料としては、その不揮発分及び溶
剤が、ポリスチレン又はスチレン共重合物を溶解ないし
膨潤しないものであれば何でもよいのであるが、強固な
発ばうポリスチレン−ＦＲＰラミネート物を造るには、
その塗料が発ばうポリスチレンとＦＲＰの双方に対して
十分な接着性をもつものが望ましい。例えばメタノール
又はエタノール溶性の変性ポリアミド樹脂、アクリル酸
エステル系樹脂などが好ましく、又溶剤を含まないもの
（１００Ｎソリッド分）としてはエポキシ樹脂なども使
用しうる。

又本発明に使用しうる紙としては、使用する塗料がよく
浸潤するものであれば制限を加えるものではなく、各Ｊ
ｉＱの和紙、化粧合板用化粧紙などが好適である。

又本発明に使用しうるＦＲＰは不飽和ポリエステル樹脂
、又は変性不飽和ポリエステル樹脂をガラス、炭素等の
無機ｗａ維、ビニロン等のを機た・：維、アスベスト紙
、炭酸カルシウム粉末等で補強されたものを意味し、湿
式でラミネートし、しかる後硬化しうるものである。

本発明によ江程は既に記した通り、塗料−紙一塗料から
なる保護層を形成することが出来るならばいかなる方法
をも採用出来、又かくして形成された保護層上にＦＲＰ
をラミネートするには公知のいかなる方法を採用しても
よＱ為６本発明の方法を実現するための具体的な方法の
実例は以下に示す実施例に明らかであらう。

（実施例１）比重０．０２５のビーズ法によって動的し
た発ばうポリスチレンの板の表面に、変性ボッアミド「
１脂を不揮発分として２５９６含有し、アルコールを溶
剤とするクリヤー塗料を刷毛で１回塗布し、化粧合板用
イヒ粧紙を１枚その上に圧着し、その上から前記塗料を
１回塗布し５０Ｃで４時間乾咲させた。

次にその上からスチレン系ポリエステルト！脂ＤＫ−８
４１４（大要化工（株）製）をマトリックスとしてガラ
スマット２層を積層し常温硬化させた。ＦＲＰは保５Ｃ
層を介して発ばうポリスチレン板に強く接着し、しかも
発はうポリスチレンはポリエステル樹脂によって全く侵
食されていなかった。

（実施例２）比重０．０３２の押出成型により製造した
発ばうポリスチレン板の表面に、アクリル酸エステル共
重合体を不揮発分として１９゜６％含み、メタノールを
溶剤とするクリヤー塗料を用しは和紙を１枚圧着し、常
温で２゛時間乾燥後同じ塗料を刷毛で１回塗布し、掌理
で２４時間乾す・・Ａ後スチレン系ポリエステル病脂Ｎ
３５０（日本触謀化学工業（株）製）でガラスクロス１
層を積層し常温で硬化せしめた。これも実施例１と同様
に強じんな発ばうポリスチレン−ＰＲＰ複合材料かえら
れた。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の断面図をボす 図中（１）は発ばうポリスチレン、（２）は塗料の含浸
した紙層、（３）はＦＲＰ層を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 発ばうポリスチレンからなる成型物の表面に、ポリスチ
   レンを溶解又は膨潤せしめない成分から成る塗料を塗布
   し、そのＷｉ料がよく浸潤しうる紙を圧着させ、その上
   に焚に同種のｉｔ料を塗布し乾燥せしめた後、ポリエス
   テル樹脂及びガラスクロス、ガラスマットの如き補強材
   からなる強化プラスチックスを積層する事を特徴とする
   、発ばうポリスチレン成型−に強化プラスチックスを直
   接ラミネートする方法。