JPS581922Y2 - 車輌用灯具 - Google Patents

車輌用灯具

Info

Publication number
JPS581922Y2
JPS581922Y2 JP1978061461U JP6146178U JPS581922Y2 JP S581922 Y2 JPS581922 Y2 JP S581922Y2 JP 1978061461 U JP1978061461 U JP 1978061461U JP 6146178 U JP6146178 U JP 6146178U JP S581922 Y2 JPS581922 Y2 JP S581922Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gasket
lamp body
foamed plastic
forming surface
lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978061461U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54165070U (ja
Inventor
沼田誠
渡辺三郎
Original Assignee
株式会社小糸製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社小糸製作所 filed Critical 株式会社小糸製作所
Priority to JP1978061461U priority Critical patent/JPS581922Y2/ja
Publication of JPS54165070U publication Critical patent/JPS54165070U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS581922Y2 publication Critical patent/JPS581922Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、発泡プラスチックから形成されるガスケット
を用いた車輌用灯具に関する。
一般に、傘柄用灯具では、灯具ボディとレンズとの間の
接合面、灯具ボディと車体の取付部との間の接合面に水
密保持および緩衝作用を行なうガスケット(あるいはシ
ートバッキング)が介装されている。
ところで、この種のガスケットとしては、ゴムシートを
必要な形状に打抜き形成したものや、予め金型により所
望の形状で成形したものが用いられている。
したがって、ガスケットを形成する際に金型を用意しな
ければならず、捷た打抜き、ぼり取り作業等を必要とす
るため、ガスケットの加工作業が面倒であった。
また、ガスケットを灯具に組込む際にも、灯具ボディの
所定個所に正しく装着されるように位置合せする等、取
付作業が面倒となり、作業性、経済性に劣るものであっ
た。
このため、従来この種の車輌用灯具において、発泡プラ
スチックを直接灯具ボディのガスケット形成面上に充填
してガスケットを形成するように構成したものが提案さ
れている。
すなわち、第1図に示すように、この車輌用灯具1は、
パルプ2が取付けられる灯具ボディ3と、との灯具ボデ
ィ3の前面を覆うレンズ4と、これらの灯具ボディ3と
レンズ4との間に介在される発泡プラスチック製のガス
ケット5とを備え、これと同様に発泡プラスチックから
形成されるシートバッキング6を介して車体1に取付固
定されるように形成されている。
前記灯具ボディ3の開口側周縁部分には、この灯具ボデ
ィ3の外縁3aと同様に上方に突出されてこの外縁3a
との間にガスケット形成面8を形成する内縁3bが突設
さへ外縁3aと内縁3bとで形成される溝中に液状の発
泡プラスチックを充填して発泡させ、ガスケット5を形
成するように構成されている。
また、灯具ボディ3と車体7との間のシートバッキング
6は車体7の形状に合わせて形成した治具(図示せず)
を灯具ボディ3の裏面側に取付けてこれらの間に形成さ
れる間隙に前記ガスケット5と同様に発泡プラスチック
を充填して形成される。
したがって、このような車輌用灯具1では、ガスケット
5およびシートバッキング6を灯具の組立て時に同時に
形成するようになっており、また灯具ボディ3を金型と
して利用するように構成されているため、灯具の組立て
作業が簡単となり、経済性からも優れたものであった。
しかしながら、このような構造では、ガスケット5およ
びシートバッキング6を灯具ボディ3に充填する際その
ガスケット形成面8および治具との間隙に均一に注入す
る必要があり、ガスケット形成面8が水平面であれば問
題はないが、彎曲した面を有する灯具においては不都合
であった。
たとえば、サイドマーカーランプのように車体側部の前
側に設けられる灯具では、その取付部分が彎曲している
場合が多く、灯具を車体に良好に接合させるために車体
の曲率に合わせて灯具ボディ、特にその周縁部分を彎曲
させる必要がある。
したがって、灯具ボディの彎曲したガスケット形成面に
前述のように発泡プラスチックを充填しようとしても、
その傾斜面に沿って発泡プラスチックが下方へ流れてし
まい、均一に充填することができなかつムこのため、上
述した灯具では発泡プラスチックを用いてガスケットを
形成することができず、従来のように別にガスケットを
杉或しなければならなかった。
本考案はこのような点に鑑み、灯具ボディのガスケット
形成面上に流れ防止用として多数の突状部を形成し、こ
れによりガスケット形成面が彎曲していてもその傾斜面
に発泡プラスチックを均一に充填させてガスケットを形
成することができる。
ようにした車輌用灯具を提供するもので以下、図に示し
た実施例を用いて本考案を詳細に説明する。
第2図および第3図は本考案に係る車輌用灯具を角型の
サイドマーカニランプに適用した一実施例を示すもので
、灯具ボディとレンズとの間にガスケットを形成する場
合を示している。
これらの図において、符号10は灯具ボディで、この灯
具ボディ10はその開口側が角形状に形威さあその中央
部分に設けられたカップ状の本体11にはパルプ12が
保持されている。
また、灯具ボディ10の周縁部には上方に突出した外縁
10aが形成され、この外縁10aとその内側に突設さ
れた内縁10bとの間にはガスケット形成面13が形成
されている。
そして、このガスケット形成面13上に第3図1点鎖線
で示すガスケット14が形成され、さらにこのガスケッ
ト14の上方にはレンズ15の接合面が接合される。
さて、本考案によれば、灯具ボティ10はその周縁部裏
面の取付面が車体の取付部の形状に合わせて所定の曲率
で彎曲されている。
したがって、灯具ボディ10のガスケット形成面13も
同様に彎曲さへ第3図に示すように、灯具ボディ10の
左側よりの部分を中心として両側に傾斜している。
また、灯具ボディ10のガスケット形成面上には、第2
図および第3図に示すように、発泡プラスチック16の
流れの方向に直交する方向に延長された多数の突状部1
7が一体に形成されている。
これらの突状部17は発泡プラスチック16がガスケッ
ト形成面13上で流れないようにせき止めるもので、こ
れらの突状部170両側は灯具ボディ10の外縁10a
および内縁10blで延在され、また灯具ボディ10の
上方に突出した先端までの高さはその部分の必要とする
発泡プラスチック16を溜めることができるような高さ
に設定されている。
したがって、発泡プラスチック16は、第3図に示すよ
うに、ガスケット形成面13上の傾斜面では階段状に充
填される。
なお、発泡プラスチック16は各突状部17間に順次流
し込lれるため、突状部17の先端部分にもその粘性に
より付着され、ガスケット形成面13全体にわたって連
続した状態で充填される。
また、各突状部17の間隔はガスケット形成面13上に
発泡プラスチック16が均一に分布されるようにその傾
斜角度に応じてそれぞれ設定されている。
したがって、充填された発泡プラスチック16を発泡さ
せると、第3図1点鎖線で示すように、1.5〜3倍に
発泡して均一な厚みを有するガスケット14が形成され
る。
なお、本実施例では、第2図に示すように、灯具ボディ
10の短手方向のガスケット形成面13aに傾斜面に沿
って複数の突状部17aを形成し、この部分での、ガス
ケット14と灯具ボディ10との密着性が強くなるよう
に構成したが、この部分に突状部17aを形成しなくと
もよく、またこの部分の傾斜角度が大きすぎる場合には
発泡ガスケット16の流れの方向に直交する方向、すな
わち灯具ボディ10の短手方向に沿うように突状部を形
成すればよい。
上述したように構成されている車輌用灯具では、第3図
に示すように、灯具ボディ10をその開口側が上向きと
なるようにして、車体の取付部と同形状で形成した治具
(図示せず)に保持させ、この灯具ボテイ10のガスケ
ット形成面13上の各突状部17間に発泡プラスチック
16を順次流し込む。
そして、ガスケット形成面13の各突状部17によりそ
れぞれの個所で発泡プラスチック16をせき止め、ガス
ケット形成面13全体にわたって発泡プラスチック16
を均一に充填する。
さらに、この状態でレンズ15を灯具ボディ10に取付
け、発泡プラスチック16を発泡させると、適度な弾性
を有しかつ均一な厚みのガスケット14が形成され、ま
た灯具の組立て作業も完了する。
この場合、ガスケット14は多数の突状部17により灯
具ボディ10のガスケット形成面13上に良好に密着さ
れる。
なお、前記実施例によれば、本考案に係る車輌用灯具を
サイドマーカーランプのような角型のものに適用した場
合を説明したが、本考案はこれに限定されるものではな
く、各種の車輌用灯具に適用できる。
また、前記実施例では、灯具ボディの周縁部とレンズと
の接合面にガスケットを形成する場合を説明したが、本
考案はこれに限定されず、このガスケットの上側に車体
の取付部が位置するような構造にも適用できる。
要するに、本考案に係る車輌用灯具では、灯具ボディの
彎曲したガスケット形成面に発泡プラスチックの流れ防
止用として多数の突状部を形成した構造のものであれば
よい。
以上説明したように本考案によれば、彎曲されている灯
具ボディのガスケット形成面上に発泡プラスチックの流
れを防止する多数の突状部が形成されているため、発泡
プラスチックをガスケット形成面上に均一に充填させる
ことができ、これにより均一な厚みを有する連続したガ
スケットを形成することができる。
したがって、従来灯具ボディのガスケット形成面が水平
である場合にしか適用することができなかった発泡プラ
スチック製のガスケットを、ガスケット形成面が傾斜し
ている場合にも適用することができるという実用上優れ
た効果を有する。
また、本考案によれば、灯具ボディのガスケット形成面
とガスケットとの密着力が多数の突状部によって高めら
れるため、バルブの交換時などにレンズを取り外した場
合でもガスケットが外れることがなく、その取扱いが簡
単となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車輌用灯具を示す断面図、第2図は本考
案に係る車輌用灯具の一実施例を示す平面図、第3図は
第2図の■−■線断面図である。 10・・・・・・灯具ボディ、10a・・・・・・外縁
、10b・・・・・・内縁、13・・・・・・ガスケッ
ト形成面、14・・・・・・ガスケット、16・・・・
・・発泡プラスチック、17・・・・・・突状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 灯具ボディのガスケット形成面上に発泡プラスチックを
    充填することにより形成されるガスケットを備えた車輌
    用灯具において、前記ガスケット形成面が彎曲さねその
    傾斜面上には発泡プラスチックの流れの方向と直交する
    方向に延在し発泡プラスチックの流れをせき止める多数
    の突状部が所定間隔おいて形成されていることを特徴と
    する車輌用灯九
JP1978061461U 1978-05-10 1978-05-10 車輌用灯具 Expired JPS581922Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978061461U JPS581922Y2 (ja) 1978-05-10 1978-05-10 車輌用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978061461U JPS581922Y2 (ja) 1978-05-10 1978-05-10 車輌用灯具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54165070U JPS54165070U (ja) 1979-11-19
JPS581922Y2 true JPS581922Y2 (ja) 1983-01-13

Family

ID=28962816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978061461U Expired JPS581922Y2 (ja) 1978-05-10 1978-05-10 車輌用灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS581922Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52113194A (en) * 1976-03-19 1977-09-22 Ichikoh Industries Ltd Automotive lamp and method of producing same
JPS537992A (en) * 1976-07-12 1978-01-24 Ichikoh Ind Ltd Form used for packing and vehicle lighting provided with form

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52113194A (en) * 1976-03-19 1977-09-22 Ichikoh Industries Ltd Automotive lamp and method of producing same
JPS537992A (en) * 1976-07-12 1978-01-24 Ichikoh Ind Ltd Form used for packing and vehicle lighting provided with form

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54165070U (ja) 1979-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS581922Y2 (ja) 車輌用灯具
US5295054A (en) Smooth lens and sealed housing for signal light
CN217004188U (zh) 电动车灯具总成高防水等级装配机构
JPS5985472A (ja) エアクリ−ナのガスマツト取付構造
JPS6237953Y2 (ja)
JPS644638Y2 (ja)
JP3038881U (ja) 高架橋用エキスパンションシール
JPH04113023U (ja) 車両用フユーエルセンダのフランジ部構造
JPH0615363Y2 (ja) テープランプ固定装置
JPS586804U (ja) 化粧ブロツク
KR920001780Y1 (ko) 자동차 램프보호용 렌즈체결구
JPS5843458Y2 (ja) 計器板用の飾り板
JP2594074Y2 (ja) 軒樋継手
JPS5845351Y2 (ja) 水槽と化粧天板の水密取付構造
JPS6032311Y2 (ja) ガラスライナ−
JPS6110247Y2 (ja)
JPS5926303Y2 (ja) 時計ケ−ス
JP2002242362A (ja) パネル
JPS5853101Y2 (ja) 鏡板の取付構造
JPH0249801A (ja) 道路橋継目部の堅型伸縮装置及びその接合構造
JPH0136242Y2 (ja)
JPH029452Y2 (ja)
JPH0245373Y2 (ja)
JPH0630253Y2 (ja) 燃料タンク用フィルターの取付構造
JPH0632539Y2 (ja) ホース