JP3038881U - 高架橋用エキスパンションシール - Google Patents

高架橋用エキスパンションシール

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JP3038881U
JP3038881U JP1996013426U JP1342696U JP3038881U JP 3038881 U JP3038881 U JP 3038881U JP 1996013426 U JP1996013426 U JP 1996013426U JP 1342696 U JP1342696 U JP 1342696U JP 3038881 U JP3038881 U JP 3038881U
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JP
Japan
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strip
earthquake
adhesive
concrete frame
expansion seal
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Application number
JP1996013426U
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Inventor
敏雄 柳澤
勝之 福田
Original Assignee
岩野物産株式会社
吾嬬ゴム工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工が簡単でコンクリート躯体への接着作用
が確実であり、地震等の大震動によつても支障を来すお
それのない高架橋用エキスパンションシールを提供する
こと。 【解決手段】 ゴム又は合成樹脂等により目地間隔に嵌
まるU形条体1と、その上にコンクリート躯体に接着さ
れる上面条板2とを一体に形成し、上面条板2の左右に
接着剤がもり上がつて入り込む導出孔6を所定間隔を存
して多数開設し、裏面中央に地震等によりコンクリート
躯体間隔が拡開した際に切断される切込7を設けたこ
と。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は高架橋コンクリート躯体の接合目地部に 施すゴム、合成樹脂等の弾性材から成るエキスパンションシールに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種シール材は図4及び図5に示してある。図4の 実施例は端面逆U形の条体50の左右両側に皿形接着条片51、52を一体に連 設して接着条片51、52の内面に、条体50を目地間隔53に挿入後に接着剤 54を注入して躯体55に接着するもので、接着剤54の注入量は施工後目視で 確認することはできない。又側面より注入するので熟練を要し、注入時に製品の 固定が難しい。それに躯体の精度に著しく左右され、条体50を取付ける際目地 遊間に箱抜材が完全に撤去されなければならず接着技術の是非が問われ、接着面 にも水が溜り、地震等で躯体間隔が開くと剥離し易い。
【0003】 又図5に示す従来例はU形条体56の上に数条の屈曲条片57を連設して条体 56の左右両側に断面L形突条58、58を突出させるため、コンクリート躯体 55と面一にすることから躯体55に切欠条59、59を形成する必要があり、 L形突条58の下面に施した接着剤54は切欠条59に溜る、そのため切欠条の 調整を行なうことを要し、施工に手数がかゝり、接合面にも水が溜る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案の課題は、前記従来の欠点を解消し 、施工が極めて容易であり、コンクリート躯体への接着作用は確実で、止水効果 も良く殊に地震等で躯体間隔が開いた場合でも剥離することのないエキスパンシ ョンシールを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の手段は、目地の間隔に嵌まるU形条 体と、その上端に一体に設けた上面条板とから成り立つており、上面条板はコン クリート躯体に接着剤により接着され、上面条板の中央部位にU形条体を吊下さ せ、上面条板の左右両側には、下面に塗布した接着剤の導出孔を多数開設し、上 面条板の裏面中央部位に、躯体間隔が開いた時に上面条板を切断させる切込を形 成したものである。
【0006】
【考案の実施の形態】図1乃至図3は本考案の実施の形態を示すもので、図 中の符号1はゴム、合成樹脂等の弾成材で成形したU形条体、2は上面条板であ る。U形条体1は上面条板2の下面中央に一体に設け、目地間隔Gに適合して嵌 まる細長い条体で、上面条板2の左右両側にそれぞれ2条の隆起部3、4を設け て、その間の条溝5に所要間隔を存して上面条板2の下面に塗布した接着剤Pの 導出孔6を開設する。又上面条板2の裏面中央に地震等の震動により躯体間隔が 開いた場合切断する切込7を全長にわたつて施してある。図中Cはコンクリート 躯体である。
【0007】
【作用】コンクリート躯体Cの目地間隔Gに沿つて左右にエポキシ樹脂の接 着剤Pを塗布し、その上に上面条板2を当てゝU形条体1を目地間隔Gに嵌挿す る。そして上面条板2を押込み接着剤Pが導出孔6よりもり上がつたら平滑にな らし、出てこない場合は接着剤Pを注入する。従って上面条板2は強固に固定さ れ、地震等の震動で躯体間隔が開いた場合は切込7から左右に切断される。
【0008】
【考案の効果】本考案によれば、コンクリート躯体への接着作用は確実で、 施工も容易にできる。又地震等の大きな揺れに対しては切込が切れるのでシール 材は剥離するおそれはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部の斜視図
【図2】使用状態を示す縦断面図
【図3】地震等により躯体間隔が拡開した状態を示す縦
断面図
【図4】従来例を示す縦断面図
【図5】他の従来例を示す縦断面図
【符号の説明】
1 U形条体 2 上面条板 3 隆起部 4 隆起部 5 条溝 6 導出孔 7 切込 C コンクリート躯体 G 目地間隔 P 接着剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート躯体の接合目地間隔に嵌まる
    U形条体と、その上端に一体に連設し、コンクリート躯
    体に接着剤によつて接着される上面条板とから構成さ
    れ、上面条板の左右両側には、下面に塗着した接着剤が
    入り込む導出孔を所要間隔置に開設し、裏面中央に震動
    等により躯体間隔が拡開した際切断する切込を形成した
    ことを特徴とする高架橋用エキスパンションシール。
JP1996013426U 1996-12-19 1996-12-19 高架橋用エキスパンションシール Expired - Lifetime JP3038881U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013157381A1 (ja) * 2012-04-18 2015-12-21 シャープ株式会社 太陽電池モジュール、太陽電池モジュールの製造方法、太陽電池モジュールの支持構造、及び太陽光発電システム

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