JPS5819166B2 - 電荷転送形トランスバ−サルフイルタの直流電荷補償方式 - Google Patents

電荷転送形トランスバ−サルフイルタの直流電荷補償方式

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JPS5819166B2
JPS5819166B2 JP10040878A JP10040878A JPS5819166B2 JP S5819166 B2 JPS5819166 B2 JP S5819166B2 JP 10040878 A JP10040878 A JP 10040878A JP 10040878 A JP10040878 A JP 10040878A JP S5819166 B2 JPS5819166 B2 JP S5819166B2
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charge transfer
electrode
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坂上建郎
飯田哲也
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H15/00Transversal filters

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は入カフJ[]重重代式電荷転送形ランスバー
サルフィルタに係り、電荷転送素子の各入力段の直流電
荷を常に一定にしておくための電荷転送形トランスバー
サルフィルタの直流電荷補償方式周知のように電荷結合
素子(以下CCDと略称する)やバケツリレー素子(以
下BBDと略称する)のような電荷転送素子(以下CT
Dと略称する)は、その遅延機能を利用してトランスバ
ーサルフィルタに応用することができる。
そして最近では複数に分岐された入力信号を予め定めら
れた係数で重み付けを行ない、この後CTDで加算、遅
延を順次操り返し行なうことにより集積度が高く周波数
特性の優れたトランスバーサルフィルタが開発されてい
る。
これは入力加重方式電荷転送形トランスバーサルフィル
タと称され、各段で入力信号を遅延、加算していくため
入力信号の直流分も加算され、出力段に近ずくにつれて
この加′算された直流分を収容するための転送電極の面
積の増大をもたらすといった欠点があり、さらには信号
に対する直流分が増大するためCTDの出力段において
相対的な信号検出感度の低下をまねくといった欠点もあ
る。
この発明は上記点に鑑みなされたもので、入力加重方式
電荷転送形トランスバーサルフィルタにおいて、電荷転
送部の最前段から所定の直流電荷を注入し、最前段以外
の各段からは所定の直流電荷と信号電荷を注入する一方
所定の直流電荷を流出させることにより、集積度および
信号検出感度の向上を計ることができる電荷転送形トラ
ンスバーサルフィルタの直流電荷補償方式を提供するこ
とを目n勺とする。
以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図はこの発明の電荷転送形トランスバーサルフィル
タの直流電荷補償方式の一実施例の構成を示すブロック
図である。
図において1は電荷転送手段であり、この電荷転送手段
1の最前段には直流電荷を注入するための直流電荷注入
手段2が設けられている。
また電荷転送手段1の最前段以外の各段には、信号電荷
注入手段3a〜3d各々が設けられている。
これら信号電荷注入手段3a〜13d各々は、端子4a
〜4d各々を介して入力する信号電荷を、端子5a〜5
dを介して入力する制御電圧に応じて重み付けした後電
荷転送手段2に注入する。
さらに電荷転送手段1の最前段以外の各段には、上記信
号電荷注入手段3a〜3d各々により注入された信号電
荷の直流成分に相当した電荷を流出するための電荷流出
手段6a〜6dが設けられていて、各段の電荷は端子7
a〜7d各々を介して外部に流出されるようになってい
る。
また電荷転送手段1の出力段には各段で遅延、加算ある
いは減算された信号を検出するための出力手段8が設け
られていて、ここで検出された信号は端子9を介して外
部に出力されるようになっている。
第2図は上記のような構成の電荷転送形トランスバーサ
ルフィルタの直流電荷補償方式の動作原理を説明するた
めの模式図である。
以下第2図を用いてその動作を説明する。
図示するように直流電荷注入手段2からは直流電荷Q1
が、信号電荷注入手段3a〜3dからは信号電荷 qo(4)+qs(4))qo(3)+qs(3)・q
o(2)+qs(2)’qo(1)+q、(□)各々が
電荷転送手段1に注入され、さらに電荷流出手段6a〜
6dからは直流電荷qo(4)’ qo(3)” o(
2)’ ”o(1)各々力S流出されている。
このとき次式が成立する。向。
=Q1+Σ〔(qo(k)”5(k)) ”’o(k
)〕・・・・・・(1)1(=1 ここでQ は出力手段8で検出される電荷、Qlは電荷
転送手段1の最前段で入力される直流電荷、qo(k)
はに段目の入力電荷の直流成分、qs(k)はに段目の
入力電荷の交流成分、q′o(k)はに段目で流出され
る直流電荷を各々表わし、q8(k)のみ正、負両極性
をもつ。
上記(1)式でq。(k)−qo(k)、うなわちに段
目において入力電荷の直流成分と流出される直流電荷と
が等しいとき、 Q =Q+ Σ qs(k)・・・・・・(2)0 1
k−1 となるので、出力電荷Q は最前段から注入される直流
電荷Q1を中心に正負に振れる交流電荷が順次重量され
たものとなる。
したがって電荷転送手段1の出力手段に近ずくにつれて
、直流電荷が増加するという現象は発生せず、電荷転送
手段1の転送電極下の容量は各段とも同じ容量にするこ
とができる。
また電荷転送手段1の最前段から入力する直流電荷Q1
を、転送電極下で収容できる最大電荷量の略籐となるよ
うに設定すれば、入力信号qs(k)に対する出力電荷
Q。
のダイナミックレンジを最も広くとることができる。
前記(1)式でq。
(1)\q’o(k)のときは4 〜 Qo−Qlゾ、qs(k)+ε °°°°°°(3)と
なり、ここでεは ε−Σ〔qo(k) ”o(k) 〕”曲(4)4 であり、εは入力電荷の直流成分q。
(1)と流出される直流電荷”o(k)との偏差の累積
を表わす。
したがってq。
(1)とq′o(k)が等しくない場合には等しい場合
に比較してダイナミックレンジは狭くなる。
第3図は前記第1図に示すブロック図を具体的に示す平
面図で、ここでは電荷注入手段として電・位平衡法、電
荷転送手段としては単相駆動形CCD1出力手段として
はフローティング拡散増幅器を用いた場合を説明する。
第3図において10は単相駆動形CCD111はCCD
10の最前段に設けられた直流電荷注入手段、12a〜
12d各々はCCD10の各段に設けられた信号電荷注
入手段、13a〜13d各々はCCD10の各段に設け
られた直流電荷流出手段、14はCCDl0の出力段に
設けられた出力手段である。
直流電荷注入手段11はソース領域15、このソース領
域15に順次隣接して設けられる第1ゲート電極16、
第2ゲート電極17および第3ゲート電極18から構成
されていて、上記第1ゲート電極16、第2ゲート電極
17には所定の直流バイアス電圧v 、■ 各々が
与えられていG−I G−2 る。
そして上記両直流バイアス電圧V。−1゜Vo−2は各
々、CCD10の後述の転送電極下で収容できる最大電
荷量の約籐の電荷がこのCCD10に注入されるように
設定されている。
またソース領域15、第3ゲート電極18にはパルスφ
8.φ。
−3各々が与えられている。CCDI Oの各段に設け
られた信号電荷注入手段12a〜12d各々は前記電荷
注入手段11と同様に、ソース領域19a〜19d各々
と、このソース領域19a〜19dと隣接して設けられ
る第1ゲート電極20a〜20d各々と、この第1シゲ
ート電極20a〜20dと隣接して設けられる第2ゲー
ト電極21a〜21d各々と、この第2ゲート電極21
a〜21dと隣接して設けられる第3ゲート電極22a
〜22d各々とから構成されている。
そして上記ソース領域19a〜19d各々Sには並例的
にパルスφ8が与えられ、第1ゲート電極20a〜20
d各々には入力信号winに直流電圧vBがバイアスさ
れた信号か又は反転入力信号vinに直流電圧vBがバ
イアスされた信号のいずれか1方が切換スイッチ23a
〜23d各々の切換選択操作に応3じて与えられるよう
になっている。
第2ゲート電極21a〜21d各々はその面積比が所定
の重み係数比となるように定められていて各々には並列
的に直流電圧V。
−2が与えられる。また第3ゲート電極22a〜22d
各々には並列的にパルス3φG−aが与えられる。
CCD 10の各段に設けられた直流電荷流出手段13
a〜13d各々は、第4ゲート電極24a〜24d各々
と、第5ゲート電極25a〜25d各々と、第6ゲート
電極26a〜26d各々と、41ドレイン領域27a〜
27d各々とから構成されている。
第5ゲート電極25a〜25d各々はその面積が対応す
る前記信号電荷注入手段12a〜12d各々の第2ゲー
ト電極21a〜21d各々の面積に等しくなるように設
定されている。
そして第4ゲート電極24a〜24dには並列的に直流
電圧VBが与えられ、第5ゲート電極25a〜25dに
は並列的に直流電圧■ が与えられ、第6ゲート電極
26a〜26dには並列的ニハルスφ。
−3が与えられ、さらにドレイン領域27a〜27dに
は並列的に直流電圧■DDが与えられている。
CCD10は前記直流電荷注入手段11および?信号電
荷注入手段12a各々により注入される電荷を転送する
ための、順次隣接して設けられた転送電極(相電極)2
8a〜31aと、上記転送型Q28a〜31aのうち出
力段に近い側の転電極31aから転送される電荷および
信号電荷注入手段12bにより注入される電荷を転送す
るための、順次隣接して設けられた転送電極28b〜3
1bと、上記転送電極28b〜31bのうち出力段に近
い側の転送電極31bから転送される電荷および信号電
荷注入手段12cにより注入される電荷を転送するため
の、順次隣接して設けられた転送電極28c〜31cと
、上記転送電極28c〜31cのうち出力段に近い側の
転送電極31cから転送される電荷および信号電荷注入
手段12dにより注入される電荷を転送するための、順
次隣接して設けられた転送電極28d〜31dとから構
成されている。
上記転速電極28a〜31a128b〜31b128c
〜31c128d〜31dのうち、転送電極29 a〜
29 d、 31 a〜31 d(第3図において幅の
細い方の転送電極)各々に対応する基板には、予めイオ
ン注入等によって他の転送電極28a〜28d131a
〜31d下に形成されるポテンシャルよりも低いポテン
シャルが形成されるようになっている。
また転送電極28a〜28d131a〜31cには並列
的にクロックパルスφ1が、転送電極29a〜29d1
30a〜30dには並列的に直流電圧■2が、転送電極
31dにはパルスφ。
が各々与えられる。出力手段14は前記転送電極31d
と隣接して設けられたフローティング拡散領域32と、
このフローティング拡散領域32に接続されるMOSF
ET 33と抵抗34とからなるソースフォロワアンプ
35と、フローティング拡散領域32と隣接して設けら
れるリセットゲート電極36と、このリセットゲート電
極36と隣接して設けられるドレイン領域3γとから構
成されている。
そしてリセットゲート電極36にはパルスφ8が、ドレ
イン領域37には直流電圧■DDが与えられている。
上記のような構成において直流電荷注入手段11では、
ソース領域15から電荷が注入されている期間は第3ゲ
ート電極18は閉じており、ソース領域15から電荷の
注入が停止されている期間に第3ゲート電極18が開い
て、第2ゲート電極17下に蓄積されている電荷をCC
D10の最前段の転送電極28aに転送する。
また信号電荷注入手段12a〜12d各々からCCDl
0の転送電極28a〜28d各々に信号電荷を転送する
際の動作は、上記直流電荷注入手段11の場合と同様で
ある。
また直流電荷流出手段13a〜13d各々では、転送電
極28a〜28d各々から第4ゲート電極24a〜24
d下を通って第5ゲート電極25a〜25d下に一時蓄
積される電荷は、前記信号電荷注入手段12a〜12d
各々の第2ゲート電極21a〜21d下に一時蓄積され
る電荷の直流成分に等しくなる。
そして第5ゲート電極25a〜25d下に蓄積された電
荷は、第6ゲート電極26a〜26d各々に与えられる
パルスφ によってこの第6ゲート電極26a〜26
d各々が開かれることにより、ドレイン領域27a〜2
7d各々に流出される。
以上説明した動作を第4図ないし第6図を用いて電荷の
流入、流出の機構を中心にさらに詳しく説明する。
第4図は上記第3図中で用いられるパルスφ8.φ8.
φ。
−3および直流電圧v2の一例を示すタイミング図、第
5図は第3図中へ−A′線に沿う断面図に各電極下に形
成されるポテンシャルの状態を合わせて示す図、第6図
は第3図中B−B’線に沿う断面図に各電極下に形成さ
れるポテンシャルの状態を合わせて示す図である。
第5図および第6図中時刻1=11でl′!/ウレスφ
8が第4図に示すように低レベルにあるため、信号電荷
注入手段12aのソース領域19aから第1ゲート電極
20a下を通って第2ゲート電極21a下へ電荷が注入
される。
時刻1=12ではパルスφ が高レベルにあるため、ソ
ース領域19aからの電荷の注入が停止され、第2ゲー
ト電極21a下に蓄積された電荷のうち第1ゲート電極
20a下の電位より低い電位にある電荷はソース領域1
9aへ戻る。
一方前記したように転送電極29a〜29d131a〜
31dには予じめイオン注入等により他の転送電極28
a〜28d131a〜31dよりポテンシャルが低くな
る様に設定されているため、単相のクロックパルスφ1
と直流電圧V2によって電荷を一方向(図で左から右)
に転送することができる。
この時刻を二t2ではクロックパルスφ1が高レベルに
あるため転送電極28a下には前の転送電極(この場合
は電極17から)から電荷が転送されてくる。
時刻を二t3では、パルスφ が高レベルにあるた
め第3ゲート電極22aが開き、第2ゲート電極21a
下に蓄積されていた電荷のうち第3ゲート電極22a下
の電位より低い電位にある電荷が転送電極28a下に転
送されて来る。
同時に直流電荷流出手段13aの第6ゲート電極26a
が開き、第5ゲート電極25a下に蓄積されていた電荷
のうち第6ゲート電極26a下の電位より低い電位にあ
る電荷がドレイン領域27aに流出される。
時刻1=14ではパルスφ。
−3が低レベルニナり第3ゲート電極22aおよび第6
ゲート電極26aはともに閉じる。
時刻1=1.ではクロックパルスφ1が低レベルになる
ため、転送電極28a下に蓄積された電荷は最初第4ゲ
ート電極24aを経て第5ゲート電極25aへ転送され
、第4ゲート電極24a下の電位より低い電位にある電
荷は第4ゲート電極24aを経て転送電極30aへ転送
されて一連の動作を終る。
第3図は重み係数が第2ゲート電極21a〜21dの面
積比で決まる。
即ち重み係数が固定のトランスバーサルフィルタに本発
明の直流電荷補償方式を適用した例であるが、次に重み
係数が可変な、即ち任意の重み係数が設定可能なプログ
ラマブルトランスバーサルフィルタに本発明の直流電荷
補償方式を適用した例を述べる。
第7図は入力電荷を一時蓄積する第2ゲート電極21a
〜21d下の容量を第2ゲート電極21a〜21d各々
に与える制御電圧■h4.■h3゜V 、■ で変
化させて重み係数を設定する)12 111 ものである。
すなわちこの場合の第2ゲート電極21a〜21d下に
形成される容量C〔■hk〕は制御電圧■hkのある範
囲において C(V )=に−V ・・・・・・(5)h
k hk なる関係を満足する。
ここでKは定数である。従って第2ゲート電極21a〜
21d各々に蓄積される電荷Q 、 (+)、Q
(=)は、stg stg Q 、 (+)−C(Vhk)−(Vo−(Vin−
VB))1g =KVhk(V、 VB) KVhkvt’n・”・”
(6)Q 、()−C(Vhk)(Vo(vin−VB
))stg 二KVhk(vo−VB)十KVhkvin・・・・・
・(7)となる。
ここで■ は第3ゲート電極22a〜22dに並列的に
与えられるパルスφ の高−3 レベルの直できまるリセット電圧、VBは第1ゲート電
極19a−19d各々に与えられる信号電圧の直流バイ
アス、vin + vinは各々入力信号および反転入
力信号であり、(6)式は入力信号vinに対するもの
、(7)式は反転入力信号に対するものである。
いずれの場合も入力される電荷は直流電荷KVhk(V
o−VB)にVhkで利得制御された信号電荷−Kvh
kvin又はKVhyvinのみが重畳されたものとな
る。
一方、流出する電荷を一時蓄積する第5ゲーム電極25
a〜25d各々はその面積が第2ゲーム電極21a〜2
1d各々に等しく、かつこのゲート電極に与えられてい
る制御電圧に等しい制御電圧が与えられている。
さらに第4ゲート電極24a〜24dには第1ゲート電
極20a〜20d各々に与えられている信号電圧の直流
バイアスに等しい電圧VBが与えられており、第6ゲー
ト電極 ・26a〜26d各々には第3ゲート電極22
a〜22d各々に与えられているパルスと同じパルスφ
が与えられている。
したがって第5ゲー−3 ト電極25a〜25d下に蓄積された後流出される電荷
は Q −C〔■hk〕(■o−■B) ut −Kvhk(Vo−VB)・・・・・・(8)となり、
この流出電荷は前記(6X7)式で表わされる入力電荷
Q 、 (+)、Q 、 (−)のうちの直・
stg stg 流電荷分に等しい。
従って各転送電極下を転送されて出力手段14に到達す
る電荷は、制御電圧■hkの値によらず、CCD10の
最前段から入力される一定の直流電荷Q□と各段から入
力される制御電圧■hkで重み付けされた信号電荷KV
vin又はKVhkvInが重畳されたもhk ののみとなる。
第7図において、−電荷の注入、流出の機構は前記第4
図ないし第6図で説明したものと同じであるので省略す
る。
以上、第7図に示した構成により制御電圧■hkによっ
て任意の重み係数が設定可能なプログラマブルトランス
バーサルフィルタを得ることができる。
第8図はプログラマブルトランスバーサルの他;の例で
、入力信号を予じめ可変インピーダンス回路によって利
得制御し、この利得制御された信号を入力するものであ
る。
即ち第8図に於て各段の第1ゲート電極20a〜20d
各々には予じめ可変インピーダンス回路A4 t A
3 、A2 + Al によって入力信号vinか
又は反転入力信号61が任意の重み係数で重み付けされ
て入力される。
また第2ゲート電極21a〜21d各々および第5ゲー
ト電極25a〜25d各々には一定の直流電圧■。
−2が並列的に与えられる。第8図において電荷の注入
、流出の機構は前記第4図ないし第6図で説明したもの
と全く同じであるので省略する。
第8図に示した構成によっても任意の重み係数が設定可
M’Qなプログラマブルトランスバーサルフィルタを得
ることができる。
なおこの発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、例えば電荷転送手段として単相駆動形CCD、出力手
段としてはフローティング拡散増幅器を用いた場合につ
いて説明したが、これは電荷転送手段として2相および
4相駆動形CCDでもよく、さらにはBBDでもよい。
また電荷注入手段としてダイオードカットオフ形、出力
手段としてフローティングゲート増幅器を各々用いても
よい。
以上詳述したようにこの発明によれば集積度および信号
検出感度の向上を計ることができる電荷転送形トランス
バーYルフィルタの直流電荷補償方式を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の電荷転送形トランスバーサルフィル
タの直流電荷補償方式の一実施例の構成を示すブロック
図、第2図は上記実施例の動作原理を説明するための模
式図、第3図は第1図に示すブロック図を具体的に示す
平面図、第4図は第3図中で用いられるパルスのタイミ
ング図、第5図は第3図中A−A’線に沿う断面図にポ
テンシャルの状態を合わせて示す図、第6図は第3図中
B−B’線に沿う断面図にポテンシャルの状態を合わせ
て示す図、第7図はこの発明の他の実施例を示す平面図
、第8図はこの発明のさらに他の実施例を示す平面図で
ある。 1・・・・・・電荷転送手段、2・・・・・・直流電荷
注入手段、3a〜3d・・・・・・信号電荷注入手段、
6a〜6′d・・・・・・電荷流出手段、8・・・・・
・出力手段、10・・・・・・単相駆動形CCD111
・・・・・・直流電荷注入手段、12a〜12d・・・
・・・信号電荷注入手段、13a〜13d・・・・・・
直流電荷流出手段、14・・・・・・出力手段、15゜
19 al 9 cl−・ソース領域、16,20a〜
20d・・・・・・第1ゲート電極、17 、21 a
〜21d・・・・・・第2ゲート電極、18.22a〜
22d・・・・・・第3ゲート電極、23a〜23d・
・・・・・切換スイッチ、24a〜24d・・・・・・
第4ゲート電極、25a〜25d・・・・・・第5ゲー
ト電極、26a〜26d・・・・・・第6ゲート電極、
27a〜27d・・・・・・ドレイン領域、28a〜2
8d、29a〜29d、30a〜30d。 31a〜31d・・・・・・転送電極、32・・・・・
・フローティング拡散領域、33・・・・・・MOSF
ET、34・・・・・・抵抗、35・・・・・・ソース
フォロワアンプ、36・・・・・・リセットゲート電極
、37・・・・・・ドレイン領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 信号を遅延および加算する電荷転送手段、この電荷
    転送手段の各段に対応して入力信号を所定の係数で重み
    付けして入力する入力手段、前記電荷転送手段により遅
    延および加算され−た信号を検知する手段を具備してな
    る入力加重方式電荷転送形トランスバーサルフィルタに
    おいて、前記電荷転送手段の最前段からは所定の直流電
    荷を注入し、電荷転送手段の最前段以外の各段からは所
    定の直流電荷を流出せしめることを特徴とする電荷転送
    形トランスバーサルフィルタの直流電荷補償方式。 2 前記電荷転送手段の最前段から注入される直流電荷
    は電荷転送手段の各段で収容可能な最大電荷量の略4で
    ある特許請求の範囲第1項記載の電荷転送形トランスバ
    ーサルフィルタの直流電荷補償方式。 3 前記電荷転送手段の最前段以外の各段から流出せし
    める直流電荷は、対応する各段で入力された信号電荷の
    直流部分に略等しくなるようにした特許請求の範囲第1
    項記載の電荷転送形トランスバーサルフィルタの直流電
    荷補償方式。 4 前記電荷転送手段の最前段から所定の直流電荷を注
    入する手段は、電荷転送手段の各段に設けられた前記入
    力手段と同一の構成であり、この手段に設けられた入力
    信号電極には入力信号の代りに所定の直流電圧を印加す
    るようにした特許請求の範囲第1項記載の電荷転送形ト
    ランスバーサルフィルタの直流電荷補償方式。 5 前記電荷転送手段の最前段以外の各段から所定の直
    流電荷を流出せしめる手段は、電荷転送手段の各段に対
    応して設けられた入力手段と類似の構成であり、入力手
    段のうちの少なくとも入力信号が印加される電極と入力
    信号に比例した電荷を一時蓄積する電極とに相当した電
    極を含むもので、入力信号が印加される電極に相当する
    電極には入力信号の直流バイアスに等しい直流電圧を印
    加するようにした特許請求の範囲第1項記載の電荷転送
    形トランスバーサルフィルタの直流電荷補償方式。 6 前記電荷転送手段の各段の入力手段はソース領域と
    これに引続く第1ゲート電極、第2ゲート電極、第3ゲ
    ート電極を含み、各第1ゲート電極には直流電圧により
    バイアスされた入力信号を印加し、各第2ゲート電極に
    は所定の直流電圧を印加して所定の重み付けがされた入
    力信号に比例した電荷を一時蓄積するようにし、各ソー
    ス領域から各第1ゲート電極下を通って各第2ゲート電
    極下に電荷が注入されている間は各第3ゲート電極を閉
    じ、各ソース領域から電荷の注入が停止されている期間
    に各第3ゲート電極を開いて転送電極下へ電荷を転送す
    るものであり、最前段から直流電荷を注入する手段はソ
    ース領域とこれに引続く第1ゲート電極、第2ゲート電
    極、第3ゲート電極を含み、第1ゲート電極と第2ゲー
    ト電極には所定の直流電圧を印加して第2ゲート電極下
    に所定の直流電荷を一時蓄積させ、ソース領域から第1
    ゲート電極下を通って第2ゲート電極下に電荷が注入さ
    れている間は第3ゲート電極を閉じ、ソース領域から電
    荷の注入が停止されている期間に第3ゲート電極を開い
    て転送電極下へ電荷を転送するものであり、各段から直
    流電荷を流出せしめる手段は電荷転送手段の各遅延手段
    の少なくとも2つの相電極に隣接して設けられた第4ゲ
    ート電極、これに引続く第5ゲート電極、第6ゲート電
    極、ドレイン領域を含み、各第4ゲート電極には前記各
    第1ゲート電極に印加される入力信号の直流バイアスに
    等しい直流電圧を印加し、各第5ゲート電極は前記対応
    する各第2ゲート電極と同じ面積を有してかつ各第2ゲ
    ート電極に与えられた各直流電圧と等しい直流電圧を印
    加し、各第4ゲート電極に隣接する電荷転送手段の各2
    つの電極のうちの前の電極下から各第4ゲート電極下を
    通って各第5ゲート電極下へその段で注入された信号電
    荷の直流分に相当した電荷が転送されてこの電極下に一
    時蓄積され余った電荷が後の相電極下に転送されてしま
    うまで各第6ゲートを閉じ、その後各第6ゲートを開い
    て前記各第5ゲート電極下に一時蓄積されていた電荷を
    各ドレインに流出せしめるものである特許請求の範囲第
    1項記載の電荷転送形トランスバーサルフィルタの直流
    電荷補償方式。 7 前記各段の入力手段に含まれる各第2ゲート電極は
    各々の面積比が所定の重み係数比に等しくなる様に定め
    られたものであり、各第2ゲート電極とも等しい直流電
    圧が与えられ、直流電荷を流出する手段に含まれる各第
    5ゲート電極は各々の面積が対応する前記第2ゲート電
    極の面積に等しく定められたものであり、各第5ゲート
    電極には前記第2ゲート電極に印加される直流電圧に等
    しい直流電圧を印加するようにした特許請求の範囲第6
    項記載の電荷転送形トランスバーサルフィルタの直流電
    荷補償方式。 8 前記各段の入力手段に含まれる各第2ゲート電極は
    面積が各々等しくかつ各第2ゲート電極下に形成される
    ポテンシャル井戸の容量比が所定の重み係数比に等しく
    なる様に所定の直流電圧を印加し、前記直流電荷を流出
    する手段に含まれる各第5ゲート電極は前記第2ゲート
    電極の面積に等しくかつ対応する各第2ゲート電極に印
    加された前記所定の直流電圧に等しい直流電圧を印加す
    るようにした特許請求の範囲第6項記載の電荷転送形ト
    ランスバーサルフィルタの直流電荷補償方式9 前記各
    段の入力手段に含まれる各第1ゲート電極には予じめ定
    められた重み係数比で重み付けされた入力信号を直流電
    圧でバイアスして入力し、前記直流電荷を流出する手段
    に含まれる各第4ゲート電極には前記第1ゲート電極に
    印加される信号の直流バイアスに等しい直流電圧を印加
    するようにした特許請求の範囲第6項記載の電荷転送形
    トランスバーサルフィルタの直流電荷補償方式。 10前記電荷転送手段は単相駆動形の電荷転送素子であ
    り、各段の入力段に近い側の電極にはクロックパルスを
    印加し出力段に近い側の相電極には直流電圧を印加する
    ようにした特許請求の範囲第1項記載の電荷転送形トラ
    ンスバーサルフィルタの直流電荷補償方式。
JP10040878A 1978-08-17 1978-08-17 電荷転送形トランスバ−サルフイルタの直流電荷補償方式 Expired JPS5819166B2 (ja)

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