JPS58191128A - ポリオレフインの押出ラミネ−トの製法 - Google Patents

ポリオレフインの押出ラミネ−トの製法

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JPS58191128A
JPS58191128A JP57073325A JP7332582A JPS58191128A JP S58191128 A JPS58191128 A JP S58191128A JP 57073325 A JP57073325 A JP 57073325A JP 7332582 A JP7332582 A JP 7332582A JP S58191128 A JPS58191128 A JP S58191128A
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ethylene
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Naoyuki Murakami
村上 直行
Saburoe Yamada
山田 三郎衛
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエチレンとαオレフィンとの共重合体の押出ラ
ミネートの製法に関するもので、更に詳しくに、樹脂温
度200〜270℃、エヤーギャップ20〜100簡の
条件で基材と接着しうる押出ラミネートの製法に関する
ものである。
従来、高圧法ポリエチレン等の無極性のポリオレフィン
樹脂を基材にラミネートする方法としては、樹脂温度2
80〜640℃、エヤーヤヤッゾ80〜200目の条件
で押出して溶融フィルムの表面を飯化しCフィルム表面
を活性化し、基材との1着性を附与してラミネートする
、押出ラミネートが主としC用いられCいる。
近時、エチレンとαオレフィンとの共重合体は、特に高
圧法ポリエチレンと比較して、機械的強度、ヒートシー
ル性酢、耐熱性、180R等に優れていることからフィ
ルム分野で鰐光を浴ひ、押出ラミネートフィルムとして
も注目されている。
しかしながら、エチレンとαオレフィンとの共重合体は
、分子の構造上溶融延伸性は極めて良好であるか、ネッ
クインは極めて大きいという特徴をもち、しかもこの浴
融砥伸性とネックインは逆相関の関係にあることから、
この性能をバランスさせるような分子構造股引は非常に
難しく、現状では押出ラミネート用のエチレンとαオレ
フィンとの共重合体は工業的に余り成功していない。
従ッテ、エチレンとαオレフィンとの共重合体のラミネ
ートは、樹脂温度240〜260℃、エヤーイヤツブ8
0〜120fiの条件で押出して一度フイルムをつくり
、コロナ放電処理後インラインで基材とラミネートする
ニーラムラミネート、或いは樹脂温度160〜210℃
の条件で押出してつくったTダイ又はインフレーション
フィルムをオフラインで基材とラミネートするウェット
ラミネート或いはドライラミネートなどによっている。
しかしながら、ニーラムラミネートは一度フイルムをつ
くり、それをインラインでラミネートすることから引取
速度の制御が律速となり、つくり得るフィルムの厚みに
限界を生じ、最小フィルム卑みは15μ、実用上は25
μという欠点かある。
ウェットラミネート或いはドライラミネートは、ニーラ
ムラミネート同様に引取速度の制御が律速となり、ラミ
ネートしうるフィルムの最小厚みに限界を生じると共に
、接着剤の溶剤を蒸発させる乾燥工程の乾燥速度が律速
となり、生産性が低下するという欠点をもっている。
本発明者らはかかる欠点す有しないエチレンとαオレフ
ィンとの共重合体を用いて押出ラミネートしうる製法を
得るべく鋭意研究した結果、エチレンとαオレフィンと
の共1合体と共役ジエン化合物とビニル芳香族化合物か
らなるブロック共重合体に、不飽和カルボン酸又はその
誘導体をグラフトして得られる変性物を主体とする変性
ブロック共重合体の混合物を用いて、基材との接着性と
生′p#、性に優れた押出ラミネートの製法を見出し本
発明を完成するに至った。
1−なわち、本発明はGAJ密度0.915〜0.94
0、!iI/ClR3のエチレンとαオレフィンとの共
重合体と伊)共役ジエン化合物とビニル芳香族化合物か
らなるブロック共重合体に、不飽和カルボン酸又はその
誘導体をグラフトして得られる変性物を主体とする変性
ブロック共重合体の混合物からなり、月つ全組成物に対
して成分(B)を1TL量チ以上貧鳴しティるma物を
、樹脂m&200〜270°c、 xヤーギャップ20
〜100酊の条件で押出ラミネートすることを特徴とす
る押出ラミネートの製法である。
通常の押出ラミネートは、樹脂温度280〜540℃、
エヤーギャップ80〜200mの条件で押出して溶融フ
ィルムの表面を酸化してフィルム表面を活性化し、基材
との接着性を附与してラミネートする。
エチレンとαオレフィンとの共重合体のエヤーギャップ
とネックイン、エヤーギャップと表面酸化の程度の関係
の一例を第1図に示すか、エチレンとαオレフィンとの
共重合体は筒圧法ポリエチレンに比べて、エヤーイヤツ
ブとフィルム置部酸化の&度の関係はほぼ同じでも、ネ
ックインが極めて大きく冥用に供し得ない。
ここに表面酸化の程度とは赤外吸収スペクトルのCOと
OHの吸光度の比で、COの吸収ピーク波数1715c
IR−1%OHの吸収ピーク波数1678cIn−1を
基にしている。
なお、第1図における押出ラミネート条件は、次の通り
である。
2ミネート厚み         25μ65ψ押出機
 ダイ巾       600龍スクリユ一回転数  
      s o rpm掬脂温[300°C 引取速度         1QQm/min本発明に
なる押出ラミネートの製法は、溶融時級着性を附与しう
る共役ジエン化合物とビニル芳香族化合物からなるブロ
ック共重合体に、不飽和カルボン酸又はその誘導体をグ
ラフトして得られる変成物を主体とする変性ブロック共
重合体(以下、率に変性ブロック共重合体という)の混
合物を用いることから、基体との接着性を附与するのに
溶融フィルムの表面を酸化してフィルム表面を活性化す
る必要は全くなく、それ故、樹脂温度200〜270°
C,エヤーギャップ20〜100nの条件で押出2ミネ
ートできるので、それに応じてネックインが非常に小さ
くなり、製品の歩留の向上と装置の小型化をなしうると
いう利点を有する。
更に本発明になる押出ラミネートの製法は、基材との接
着性を附与するのに溶融フィルムの表向を酸化してフィ
ルム表面を活性化する必要は全くないことから、基材と
ラミネートする面の反対餉の面、すなわちフィルムを食
品包装袋などに使用する際に、ヒートシール附与面とし
て使用される面か、押出ラミネート時酸化によって架橋
を起こしてフィルムの溶融粘性が部分的に変化したり、
樹脂添加物かブリードアウトしたりして、ヒートシール
性能を損うという障害を著しく減少するという利点も合
せもっている。
て、ポリオレフィンの接着性、印桐性などを改良するこ
とを目的として使用することは容易に考えることができ
る。
具体例の一つとして、アクリロニトリル系樹脂とポリエ
チレンとの溶M接着により合成樹脂多層成形品をつくる
際、変性ブロック共重合体を中間に接着層として使用す
ることか挙げられる。
しかしながら、押出ラミネートの分野では、本発明に用
いる組成物において使用する変性ブロック共1合体は、
そのもの単独或いは混合希釈されて使用されていない。
すなわち、高圧法ポリエチレン、ポリプロピレンは、共
に溶融延伸性とネックインのバランスを比較的簡単にと
れることから、樹脂温度280〜340 ”C1l”f
’−’e”rッf 80〜200i+117)4件で押
出して、溶融フィルムの表面を酸化してフィルム表面を
活性化し、基材との接着性を附与して押出ラミネートで
きるので、接着成分として変性ブロック共重合体を必要
としなかった。
又、中・低圧法ポリエチレンは溶融延伸性が極めて恋い
ことから、〜J脂温度280〜340 ’Cの高幅で押
出して1、浴融延伸性を附与することは必要不可欠であ
り、高圧法ポリエチにン、ポリプロピレンと園様に、必
然的に溶融フィルムの表面を酸化してフィルム表面を活
性化し、基材との接着性を附与して押出2ミネートする
ことになり、従って接着給与成分としての変性ブロック
共)°合体は全く必要としなかった。
更に、変性ブロック共重合体は、温度を270’C以上
とすると、樹脂の分解礫橋などの好ましくない反応か急
激に進むことから、樹脂温度280〜640℃で押出す
る通常の押出ラミネートでは、変性ブロック共重合体が
、そのもの単独或いは混合希釈されて使用されることは
絶対に有り得なかったのである。
すなわち、禾発明になる押出ラミネートの製法は、前述
のように従来技術から見出すことは到底不可能であって
、樹脂温度200〜270°Cの低温で押出しても溶融
延伸性に優れるエチレンとαオレフィンとの共1合体を
用いて押出ラミネートしようとして初めて見出しえたも
のである。
このように本発明になる押出ラミネートの製法は、低温
で安定して生産性よく押出ラミネートしうると共に、基
材との良好な溶融接着性を有する当業者が容易に類推し
えない新規な押出ラミネートの製法である。
本発明でいう(A)*& 0.915〜0.9401l
cm3のエチレンとαオレフィンとの共重合体とは、エ
チレンと10モルチ以下のαオレフィン、例エバプロピ
レン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4メ
チル−1−ペンテン、1−オクテ/、1−デセン、或い
はこれらの混合物などの共重合体ないう。
又、本発明でいう(B)f性ブロック共夏合体とは、一
般に次のようにして得たものである。
すなわち、変性ブロック共重合体の基体となる共役ジエ
ン化合瞼とビニル芳香族化合物ブロック共M曾体(以下
単にブロック共1合体という)&人ビニル芳香族化合物
を主体とする1合体ブロックを少なくとも1個、好まし
くは2個以上、共役ジエン化合物を主体とする電合体ブ
ロックを少なくとも1個もつもので、ビニル芳香族化合
物と共役ツエン化合物との重量比は10/90〜9Q/
10の組成範囲に限定される。
又、該ブロック共重合体のビニル芳香族を主体とする重
合体ブロックにおいては、ビニル芳香族化合物と共役ジ
エン化合物との重量比は10010〜60/40の組成
範囲に限定され、少量成分である共役ジエン化合物の分
子鎖中における分布は、ランダム、テーパー(分子鎖に
沿ってモノマー成分が増加又は減少するもの)、一部ブ
ロック状又はこれらの組合せのいずれであってもよい。
一方、共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロックに
おいては、ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物の重
量比は、0/100〜40/60  の組成範囲に限定
され、少量成分のビニル芳香族化合物の分子鎖中の分布
は、ランダム、テーパー、一部ブロック状又はこれらの
組合せのいずれであってもよい。
該ブロック共重合体を構成するビニル芳香族化合物とし
ては、スチレン、α−メチルスチレ/、ビニルトルエン
などのうちから一種又は二種以上が選ばれ、中でもスチ
レンが最も好ましい。
又、共役ジエン化合物としては、ブタジェン、ら−徨又
は二種以上が選ばれ、中でもブタジェン又はインプレン
か最も奸才しい。
又、該ブロック共重合体の数平均分子譬は、10.00
0〜i、o o o、o o o好tL<は20 、0
00〜500.000の範囲内であり、分子量分布(重
重平均分子門と数平均分子量の比)は、1.05〜10
の範囲であることが奸才しい。
史に、咳ブロック共重合体の分子構造は、直鎖状、分岐
状、放射状或いはこれらの組合せのいすt!であっても
よい。
又、該ブロック共重合体同士の混合物であってもよい。
駁ブロック共亜合体は、通n、ヘキサン、シクロヘキサ
ン、べ/ゼン、トルエンなどの不活性炭化水素溶媒中で
、ブチルリチウムなどの有機リチウム化合物を重合触媒
として、ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物をアニ
オン・ブロック共1台することによって得られる。
又、上記方法で得られるリチウム活性末端を有するブロ
ック共重合体を多官能カップリング剤、例えば四塩化炭
素、四塩化硅素と反応させることにより、分岐状、放射
状のブロック共電合体とするCとも可能である。
その他、いかなる製法で得たブロック共重合体であって
も、前記限定の範囲であれ(よ、変性ブロック共重合体
の基体として使用することが可能である。
次に、上記のブロック共重合体K、グラフトして、変性
ブロック共重合体を形成する不飽和カルボン酸又はその
誘導体の例としては、マレイン酸、フマル酸、イタコン
酸、アクリ/L−酸、メタクリル酸、クロトン酸、シス
−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸、エンド
−シス−ビシクロ(2,2,1)−5−へブチ/−2,
5−ジカルボン酸などかあり、これらの誘導体としては
、これらカルボン酸の無水物、エステル、酸アミド、ジ
カルざン酸イミドなどが挙げられるが、これらの中では
、ジカルボン酸無水物が好ましく、特に無水マレイン酸
が好ましい。
変性ブロック共重合体における不飽和カルボン酸又はそ
の誘導体の含有−は、0.01〜ろ0重量−であり、奸
才しくけ0.05〜10重量%である。
o、oizl1未満では、グラフトによる接着性の効果
か殆ど見い出せず、60重量俤を越えてもその効果は大
きくならない。
変性ブロック共重合体の製造は、前記のブロック共電合
体と不飽和カルボン酸又はその誘導体を、俗融状輻又は
溶液状態においてラジカル開始剤を使用又は使用せすK
、前記ブロック共重合体に不飽和カルざン酸又はその誘
導体をグラフトさせることにより得られる。
これら変性ブロック共重合体の製法に関しては、本発明
で特に限定しないか、得られた変性ブロック共重合体が
ダルなどの好ましくない成分を含んだり、その溶融粘度
が大きく低下1−て加工性か悪化したりするものは好ま
しくない。
奸才しい方法としては、例えば、押出機中で実質的にラ
ジカルを発生しないような溶融混合条件下において、前
記のブロック共重合体と不飽和カルポン酸又はその誘導
体をグラフトさせる方法が奸才しい。
本発明に用いる組成物において使用する成分(B)の割
合は、全組成物に対して1重量%以上、好ましくは2〜
40重量%になるように配合することである。
成分(B)の割合が1重量%未満になると、溶融接着効
果と接着の均一性が充分でない。
又、成分(A)の機械的強度などの材料特性を維持して
その特長を発揮するには、成分(B)の割合は全組成物
に対して2〜40重量%が奸才しい。
本発明に用いる組成物において使用する成分(A)の密
度は、透明性、機械的強度が良好であるためには、0.
915〜0.94011/α3とすることか必要である
本発明になるポリオレフィンの押出ラミネートの製法に
使用しうる基材としては、紙、セロハン、アルミ箔、中
低圧法ポリエチレン・ポリプロピレンなどのポリオレフ
ィンフィルム、ポリエステルフィルム、ナイロンフィル
ム、アクリロニトリルフィルムなどで未処理或いはコロ
ナ放電処理或いはアンカーコートしたものなどである。
次に実施例によって本発明を具体的に説明する。
尚、変性ブロック共重合体は参考例1ないし参考例2に
よって調整し、これらの変性ブロック共重合体を用いて
実施例に従って本発明に用いる組成物をつくり、これを
65φ押出機、ダイヤ巾6001mの装置を用いて、樹
脂温度250°C,エヤーギャップ80m、引取速W1
00m/win、コーティング厚み15μの条件で、フ
ィルム厚み25μの無延伸ナイロン6フィルムに押出ラ
ミネートしてフィルムをつくった。
ついで、このラミネートフィルムから15mm巾の試験
片をつくって、各々について端の一部分を強制的に剥離
させた後、インストロン引張試験機で100 mx/m
in  の速度で剥離試験を行い、剥離強度の平均値を
求めた。
参考例1 ブタシエンースチレンープタゾエンースチレンのブロッ
クを有し、スチレン含有量が68重量%、数平均分子量
が60.000のスチレン−ブタジェンブロック共重合
体に、無水マレイン酸かグラフトした変性ゾロツク共1
合体を以下に示す方法によって得た。
上記スチレン−ブタジェンブロック共重合体100重量
部に対し、1.5iit部の無水マレイン酸、0.2重
量部のフェノチアジンを添加し、これらをミキサーを用
いて均一に混合した。
この混合物を窒素雰囲気下で、40φ押出機に供給し、
シリンダ一温度200℃でマレイン化反応を行った。
反応を終えたのち、未反応の無水マレイン酸は減圧除去
した。
祷られた変性ブロック共重合体は、メルトインデックス
7.2、トルエン不溶分0.05亀量チ、無水マレイン
酸付加量0.70亀量チであった。
参考例2 スチレン−ブタジェン−スチレンのブロックを有し、ス
チレン含有量が60重音量1数平均分子智が90.00
0のスチレン−ブタジェンブロック共重合体に、参考例
1と同様な方法で無水マレイン酸をグラフトし、変性ブ
ロック共重合体を得た。
得られた変性ブロック共重合体のメルトフローインデッ
クスは3.1、トルエン不溶分0.[)8重蓋囁、無水
マレイン酸付加ff1o、87重it%であった。
実施例1〜実施例6 表1に示すようにエチレンとαオレフィンとの共重合体
(Dupont of 0anaaa 製、商品名8C
’1air11R1密度0.920、メルトインデック
ス1.6)に、参考例1.2でつくった変性ブロック共
重合体を配合して組成物をつくり、これを前述の方法に
従ってラミネートフィルムをつくって接着強度を動j定
した。
その結果を表1にまとめて示した。
(以下余色) 表   1 本発明になるポリオレフィンの押出ラミネートの製法に
よってつくられる押出ラミネートフィルムは次のような
特長を有している。
(1)基材との接着性に優れている。
(2)  ヒートシール附与面としての性能か良好であ
る。
(3)高圧法ポリエチレンに比し、酸素及び水蒸気のバ
リヤー性KNれている。
(4)  11+王法ポリエチレンに比し、引g&強さ
、引裂強さ、ダート衝撃強さなどのタフネスパラメータ
ーが大である。
このように、従来の高圧法ポリエチレンにはなかった持
点を有していることから、プラスチックラミネート紙、
APP加工紙などの包装用加工紙分野、或いは食品包装
産業資材包装などのプラスチックラミネートフィルム又
はAt箔ラミネートフィルムなどの分野においてその工
業的利用価値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はエチレンとαオレフィンとの共重合体と高圧法
ポリエチレンとのエヤーギャップとネックイン、エヤー
ギャップと表面酸化の程度の関係を示す図である。 特許出願人旭化成工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(ム)密度0.915〜0.940 ji/an3
    のエチレンとαオレフィンとの共重合体と(B)共役ジ
    エン化合物とビニル芳香族化合物からなるブロック共重
    合体に、不飽和カルボン酸又はその銹導体をグラフトし
    て得られる変性物を主体とする変性ブロック共重合体の
    混合物からなり、且つ全組成物に対しC成分(B)を1
    重量−以上含有しCなる組成物を、樹脂温度200〜2
    70℃、エヤーギャップ20〜100Mの争件で押出ラ
    ミネートすることを特徴とする岬′出ラミネートの製法 2、全組成物に対して成分(B)を2〜40重量%とし
    てなる特許請求の範囲第1項記載の押出ラミネートの製
JP57073325A 1982-05-04 1982-05-04 ポリオレフインの押出ラミネ−トの製法 Pending JPS58191128A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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