JPS58190417A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は集塵し九とみごと捨てることができる袋状の紙
フィルターを備えた電気掃除機の改良に係るものである
。

〔従来技術〕

紙フィルターを備えた従来の電気搗除機は、紙フィルタ
ーを収納するフィルター収納室と電動送風機の置かれて
いる電動送風機収納室との間に格子をもつ通風穴を設け
、この通風穴に連続気泡をもつウレタンを置いたもので
あった。紙フィルターはフィルター収納室の内壁面に貼
り付゛くように脹らんで吸塵が行なわれる。この吸塵に
おいて、紙フィルターは、ウレタンに当接するところの
通気性はよいが、他の部分の通気性はよくない。これは
、紙フィルターの外周がフィルター収納室の内面に密着
し、通気性が損なわれるからである。

通気性の低丁によシ、祇フィルターの吸い込み性能は下
るのである。

〔発明の目的〕

本発明は上記の欠点に対処し、その目的とするところは
、吸い込み性能の良好なるものを提供せんとするもので
ある。

〔発明の概要〕

本発明は、袋状の使い捨て紙フィルターと同紙フィルタ
ーの下流側に置かれるフィルター保持体とから簿喫した
集塵装置を集塵装置収納室に収納し、集塵装置収納室の
内側面には紙フィルターの外周面に向って突出するとと
もにフィルター保持体側に延在する通気確保用保持リプ
を多数形成し、フィルター保持体には紙フィルターが当
接するところに通気用のネットを設けたことを特徴とす
るものである。

〔発明の効果〕

紙フィルターの外周は通気確保用保持リプで受は止めら
れているので、紙フィルターの外周に抜けた空気は通気
確保用保持リプ間に形成された樋状の通路によって導か
れる。このため、紙フィルターの外周はフィルター保持
体のネットに当接している紙フィルターの部分と同様に
通気性が良好に保たれることになシ、紙フィルターの吸
い込み性能は向上するのである。

〔発明の実権例〕 以Ｆ本発明の実抱例について、図面を引用しながら説明
する。第１図、第２図に示すように、電気帰線機本体は
、大きく見て本体ケース１と集塵ケース２と外蓋３とか
ら構成されている。

本体ケース１の内部には電勧医虱機４およびコードリー
ル５が取り付けられている。コードリール５　ハＮ　源
コード６が巻装されておシ、電源コード６の出し入れに
伴ない回転するもので多る。

集塵ケース２は本体ケース１に着脱自在に結合されるも
のでろって、着脱は本体ケースｌに設けられているクラ
ンプ７により行なわれる。

外蓋３は嗅、塵ケース２の前［ｉｌｌに取り付けられる
もので、支１１１８をもって集塵ケース２の下部に回動
自在に取シ付けられている。外蓋３の上側にはクランプ
９が取り付けられている。このクランプ９をもって、外
蓋３は集１ケース２に係合し、１４じた状態が保たれる
。クランプ９の保合を外すと、外蓋３を開くことができ
る。外蓋３の前面には吸込ホース（図示せず）を差し込
むホース接続口１０が設けられ、このホース接続口１ｏ
は集塵ケースｚ内に連通するようになっている。

集塵ケース２の前側にはフィルター支持蓋１１が取シ付
けられている。このフィルター支持蓋１１は集１ケース
２の前面開口部の下半分を覆う程度の大きさをもってい
る。そして、フィルター支持蓋１１の下部は支軸１２を
もって回転自在に支持されているので、手前側に開くこ
とができるのである。

祇フィルター１３はγ１紙や不織布等の濾材を袋状に形
成したもので、吸込孔１４の形成されている支持板１５
が＃＃剤をもって取シ付けられている。支持板１５は厚
手のボール紙で形成されている。支持板１５を前記支持
蓋１１と集塵ケース２の前面開口部上嫌部に係合するこ
とにより紙フイルタ−１３は集塵ケース２に哉り付けら
れる。

奥端ケース２の内部は集塵装置収納室１６になっている
。集塵装置収納室１６の内面には、第２図、第３図およ
び第５図に示すように、多数の通気確渫用保持リブ１７
，１８，１９，２０が形成されている。特に第５図で明
らかなように、通気確保用保持リプ１７，１８は側面に
、通気確保用保時リプ１９，２０は上下面に設けられて
いる。

通気確保用保持リプ１７．１９は通気確保用保持リプ１
８．１９よりも突出高さが高い。通気確保用保持リブ１
９の高さはｈｌ、通気確保用保持リプ２０の高さはｈｌ
である。

これらの通気確保用保持リプ１７〜２０は集塵ケース２
の前面開口部から後Ｅｆｉ開口部に向って平行に延在し
ている。通気確保用保持リプ１７〜２０の主なる働きに
ついては後述するが、Ａ気確保用保持リプ１７，１９を
高くして集塵ケース２の前面開口部の開口縁部よりも内
方に突出させたのは、集塵ケース２から紙フイルタ−１
３を出し易くシ友ものである。開口縁部よりも通気確保
用保持リプ１７，１１が突き出ていると、紙フイルタ−
１３を引き出す際に、紙フイルタ−１３の開口縁部への
引っ掛かりが少ないからである。引き出し易さの点から
すれば、Ａ気確保用保持リプ１８．２０の方も開口縁部
よシ突出させるようにした方がよい。しかし、通気確保
用保持リプ１７〜２０の高さを高くすればするほど、集
塵ケース２を金匿でプラスチック成形した後の型抜き（
成形品を金型から抜くこと）が困廟になる。そこで通気
確保用保持リプ１８．２０の方を低くシ、紙フイルタ−
１３の引き出し易さも考慮し、高い通気確保用保持リプ
１７，１９と低い通気確保用保持リプ１８，２０を交互
に配置している。

通気確保用保持リプ１７〜２０が前面開口部から後開口
部に向って平行に延びているので、蚕抜龜ができるので
ある。通気１保用保持リプ１９の中間部に設けた円形状
の肉厚部２１は盛抜き用ビンのあたるところである。ｍ
抜き用ピ／の力がかかつても、肉厚部２１が６６ので通
気確保用保持リプ１９は破損しないのである。また肉厚
＄２１のため、通″Ａ確保用保持リプ１９，２０閣の隙
間が狭くな９、祇フィルター１３の隙間への入９込みが
少なくな９、それだけ、祇フィルター１３は′引き出し
易くなる。

通気確保用保持リプ１７，１８は第３図に示すように３
本だけ、集塵ケース、２のｔｈ面開開口側多く延在して
いる。これの理由は後述する。

集塵クース２の上部には持ち運び用のハンドル２２が設
けられている。このハンドル２２は第３図に示すように
二つのもの合わせて集電ケース２の上部に形成されてい
る差し込み溝２３に嵌め込むことによシ取シけけらｔｉ
Ｌる。

フィルター保持体２４は、第４図に示すような構成にな
っている。このフィルター保持体２４はグラスチックで
形成されている。フィルター保持体２４の＃面にはネッ
ト２５が設けられている。

このネット２５はナイロン、ポリエチレンまたはポリプ
ロビレ／４の糸を編んで形成したもので、これの通気１
は紙フイルタ−１３の通気目よりも大きく形成している
。、ａフィルター１３のｔのは砂等の細塵よで捕巣でき
るが、礫ット２５の方は砂等の細塵が通過してしまう通
気目になっている。

フィルター保持体２４の上面および［Ｉｍには前記ネッ
ト２５と同様なるネット２６が設けられている。

フィルター保持体２４のネット２５には振動伝達体２７
が設けられている。振動伝達体２７には受撃突起２８と
除塵打撃板２９が設けられている。

除塵打撃板２９で受撃突起２８をたたくことにより、振
動伝達体２７を介してネット２５は振動する。

波形フィルター３０は不織布を波形に形成したもので、
枠体３１と一体に形成されているので保形性を有してい
る。

支持基板３♀は除塵歯ＩＥ３３を回転自在に支持してい
る。支持基板３２と波形フィルター３０の枠体３１は取
＃）囲むような気密バッキング３４で挾持されている。

−緒になつ九支持基板３２と波形フィルター３０はフィ
ルター保持体２４の内側に嵌め込まれて取り付けられる
。

波形フィルターの枠体３１には打撃用歯車３５が回転自
在に支持されている。この歯車３５にはカム３６が取シ
付けられている。このカム３Ｇが回わることによシ、除
塵打撃板２９ははじかれる。

そして除塵打撃板２９は受撃突起２８を強くたたくので
ある。

上記打撃用歯車３５は除塵歯車３３にかみ合わされてい
る。除塵歯車３３に取り付けられる除塵子３７は波形フ
ィルター３０の裏面に当接するように置かれている。除
塵歯車３３とともに回わる除塵子３７は波形フィルター
３０の裏面をはじくのである。

支持基板３２に回転自在に支持されている受動力ラグリ
ング歯車３８は前記除塵歯車３３にかみ合っている。

受動カップリング歯車３８と着脱自在に係合する駆動力
ラグリング３９は第１図、第２図に示すように本体ケー
ス１の前面に回転自在に取シ付けられている。この駆動
カップリング３９には平歯車４０が取シ付けられている
。この平歯車４０は前記コードリール５の歯車ｓ４１に
かみ合っている。

コードリール５の回転は上記歯車伝達機構を介して除塵
子３７およびカム３６に伝わる。

フィルター保持体２４が集塵ケース２にどのように納ま
るかについて説明をする。

フィルター保持体２４は、集塵ケース２に形成されてい
る集塵装置収納痙１６の後側に置かれる。

出し入れは集塵ケース２の後面開口部よシ行なう。

集塵装置収納室１６の後側底部４２は落ち込んでいるの
で、後側底部４２の奥側に立ち上シ部４３が形成されて
いる。挿入されるフィルター保持体２４は、立ち上シ部
４３に受は止められ位置が決まる。またフィルター保持
体２４の左右の動きは、第６図に示すように、通気確保
用保持リプ１７．１８によシ止められる。３本の通気用
保持リプ１７，１８を後面開口側に延ばしたのは、フィ
ルター保持体２４の受は止めのためにある。

フィルター保持体２４の上下方向の動きは、上側に設け
ている通気確保用保持リプ１９と後側底部４２とで止め
られる。

以上は本発明の一実施例を主として構造の面から説明し
たものである。次に動作について、本発明に関係すると
ころを主として説明する。

電動送風機４の運転によシ、塵埃は空気とともに吸込ホ
ースを流れ、ホース接続口ｌＯ１吸込口１４を通って袋
状の紙フイルタ−１８に流入する。

ここで、粗塵および細塵が捕集される１１１ｍ塵の一部
は空気とともに紙フイルタ−１３を吹き抜け、フィルタ
ー保持体２４のネット２５．２６を通過し、波形フィル
ター３０に向う。空気中の細塵は波形フィルター３０で
捕集されるので、甑めて塵埃の少ない空気が電動送風機
４を通り本体ケースｌの外部に排気される。

楽曙瀘の１加に伴ない祇フィルター１３および波形フィ
ルター３０は目詰りが進み、吸い込みカが低下する。コ
ードリール５を回わすことにょシ１、前記歯車伝達機構
を介して除塵子３７および除塵打撃板２９は動かされ、
祇フィルター１３および波形フィルター３０の除塵が行
なわれる。第８図は祇フィルター１３の除塵を示したも
ので、受撃突起２８が除塵打撃板２９の打撃にょシ、撮
動伝達体２７を介してネット２５を振動させる。この振
動を受けて祇フィルター１３はｆＲＩＩｈシ、除塵が行
なわれる。波形フィルター３０の除塵は周知であるので
詳しい説明は省略する。

。。！５ＫＬ？、７□ｋｌｌ−１：１−ｊｕ＆＄　　パ
フイルター３０の除塵が行なわれ、目詰りが解消され、
吸い込み力が回復するのである。

さて、本発明の主要部である祇フィルター１３の集塵に
ついて詳しく説明する。

紙フイルタ−１３は、塵埃を含む吸込気流によシ、第１
図、第５図に示すように脹らむ。紙フイｋｆｉ−１３の
奥側がフィルター保持体２４０ネツ５ トで、奥側を除く回シが通気確保用保持リプ１７Δ 〜２０で受は止められて紙フイルタ−１３は猥らんでい
るのである。

この紙フイルタ−１３に流入する塵埃は、電動送風機に
近い、かつ吸い込み力の強い奥側に溜まシ、徐々に電動
送風機から離れる手前側に溜まって来る。

この吸塵において、紙フイルタ−１３の奥側を通過した
空気は直ちにフィルター保持体２４のネット２５を通る
ようになるが、紙フイルタ−１３の奥側以外のところで
ある周囲を通過した空気は通気確保用保持リプ１７〜２
０の間に形成されている樋状の通路に流れ込む。この通
路を流れた後、フィルター保持体２４のネット２６また
はネット２５を通シ、これから先は前記のようにして本
体ケース１の外部に排気される。

ネット２６が設けられていないものは総ての空気がネッ
ト２５を流れるようになる。紙フイルタ−１３とネット
２６との接合部を潜るようにしてネット２５に流れ込む
ので、空気の流れは多少悪くなるが実用上は支障がない
のである。

樋状の通路に流れ込んだ空気がネット２５゜２６側に流
れるのは通気確保用保持リプ１７〜２０がネット２５．
２６をもつフィルター保持体４に向って延在しているか
らである。もし、フィルター保持体４に向わない方向、
すなわち、フィルター保持体４のネット２５に対して平
行なる方向に保持リプ１７〜２０を形成しても、空気を
フィルター保持体４に導く通路は形成されないのである
。

また通気確保用保持リプ１７〜２０なるものを設けない
で、集塵装置収納室１６の内面を平らにし九場合には、
紙フイルタ−１３の外周面が集塵装置収納室１６の内面
に密着するので、ネット２５に当接する以外のところは
通気性が悪くなる。

つｔｂ、紙フイルタ−１３は、ネット２５に面するとこ
ろは通気性がよく、それ以外のところは通気性が悪くな
るので紙フイルタ−１３の吸い込み性能が低下してしま
うのである。

しかし、通気確保用保持リプ１７〜２０で紙フイルタ−
１３の外周を受けることにより、ネット２５で受けられ
た奥側と同様、外周側の通気性も良好に保たれ、吸い込
み性−の向上を計ることができるのである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は電気掃
除機本体の縦断面図、第２図は゛電気掃除機本体を三つ
め部分に分解した斜視図、第３図は集塵ケースを分解し
た斜視図、第４図はフィルター保持体および除塵部の分
解図、第５図は紙フィルターの置かれているところで集
塵ケースを輪切シのように断面した断面図で、紙フィル
ターの集塵装置を示している。第６図はフィルター保持
体の置かれているところを１変にして集塵ケースを輪切
シのように断面した断面図で、通気状態を示すものであ
る。第７図はフィルター保持体を内側から見た内側正面
図、第８図は紙フィルターの除塵についてフィルター保
持体との関係で示した断面図である。・

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、電動送風機と、この電動送風機の吸込側に置く集塵
   装置と、この集塵装置を収納する集塵装置収納室とから
   なるものにおいて集塵装置は袋状の使い捨て紙フィルタ
   ーと同紙フィルターの下流側に置かれるフィルター保持
   体とから構成される装置収納室の内側面には紙フィルタ
   ーの外周面に向って突出するとともにフィルター保持体
   側に延在する通気確保用保持リプを多数形成し、フィル
   ター保持体には紙フィルターが当接するところに通気用
   のネットを設は九ことを特徴とするｍ気帰除機。