JPS58188011A - 銀−酸化物系複合電気接点材料の製造方法 - Google Patents
銀−酸化物系複合電気接点材料の製造方法Info
- Publication number
- JPS58188011A JPS58188011A JP7078782A JP7078782A JPS58188011A JP S58188011 A JPS58188011 A JP S58188011A JP 7078782 A JP7078782 A JP 7078782A JP 7078782 A JP7078782 A JP 7078782A JP S58188011 A JPS58188011 A JP S58188011A
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- Japan
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- electrical contact
- contact material
- oxide
- strip
- silver
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、銀と酸化カドミウム、酸化錫、酸化インジウ
ム、酸化亜鉛、酸化アンチモン、酸化ビスマス等の銀−
酸化物系複合電気接点材料の製造方法の改良に関する。
ム、酸化亜鉛、酸化アンチモン、酸化ビスマス等の銀−
酸化物系複合電気接点材料の製造方法の改良に関する。
一般に銀−酸化物系合金は、耐溶着性に優れており、中
電流域での電気接点材として用いられ、また実際に電気
接点として用いる場合には、合材に接合して複合電気接
点材料となした後所要の形状に加工して用いるものであ
る。
電流域での電気接点材として用いられ、また実際に電気
接点として用いる場合には、合材に接合して複合電気接
点材料となした後所要の形状に加工して用いるものであ
る。
ところで、銀−酸化物系合金は耐溶着性に優れている為
、卑金属又は卑金属合金から成る台材に直接接合した場
合、その接合強度が不充分で、使用中に縁−酸化物系合
金の電気接点材が台材より剥離するという欠点がある。
、卑金属又は卑金属合金から成る台材に直接接合した場
合、その接合強度が不充分で、使用中に縁−酸化物系合
金の電気接点材が台材より剥離するという欠点がある。
この為、従来は銀−酸化物系合金より成る電気接点材と
卑金属又は卑金属合金より成る台材との間に銀層を介在
して接合する方法を採っているが、これでも充分とは云
えず、銀１酸化物系合金の電気接点材と銀層との接合面
より剥離することがあった。
卑金属又は卑金属合金より成る台材との間に銀層を介在
して接合する方法を採っているが、これでも充分とは云
えず、銀１酸化物系合金の電気接点材と銀層との接合面
より剥離することがあった。
本発明は上記諸事情に鑑みなされたものであり、銀−鹸
化物系合金の電気接点材と合材とを接合し一ζ、＾い接
合強度を有する銀１酸化物系複合電気接点材料を得る製
造方法を提供せんとするものである。
化物系合金の電気接点材と合材とを接合し一ζ、＾い接
合強度を有する銀１酸化物系複合電気接点材料を得る製
造方法を提供せんとするものである。
本発明による銀−酸化物系複合電気接点材料の製造り法
は、銀−酸化物系合金より成る電気接点材を塩酸又は硫
酸中に浸漬して外表面を酸洗いした後、合材に接合する
ことを特徴とするものである。
は、銀−酸化物系合金より成る電気接点材を塩酸又は硫
酸中に浸漬して外表面を酸洗いした後、合材に接合する
ことを特徴とするものである。
このように本発明の製造方法は、銀−酸化物系合金の電
気接点材を台材に接合する際、電気接点材を塩酸又は硫
酸中に浸漬して外表面を酸洗いすることにより、銀−酸
化物系合金の外表面に形成されている酸化物ならびに不
純物が溶解除去されとになり、その接合強庫は高いもの
となる。従っ−ｃ、Ｂ−酸化物系合金の電気接点材は使
用中央して台材より剥れることがないものである。
気接点材を台材に接合する際、電気接点材を塩酸又は硫
酸中に浸漬して外表面を酸洗いすることにより、銀−酸
化物系合金の外表面に形成されている酸化物ならびに不
純物が溶解除去されとになり、その接合強庫は高いもの
となる。従っ−ｃ、Ｂ−酸化物系合金の電気接点材は使
用中央して台材より剥れることがないものである。
次に本発明による銀−酸化物系複合電気接点材料の製造
方法の効果を明瞭ならしめる為にその具体的な実施例と
従来例について説明する。
方法の効果を明瞭ならしめる為にその具体的な実施例と
従来例について説明する。
〔実施例１〕
厚さ０．７鶴２幅５■のＡｇ−ｃｄｌ ２重量％より成
る帯状電気接点材を、７５０℃で２０時間大気中で加熱
し、内部酸化した帯状電気接点材を１０％希硫酸中に３
０分間浸漬し、その外表向のＣｄＯを溶解除去してＡｇ
リッチ面を形成した。
る帯状電気接点材を、７５０℃で２０時間大気中で加熱
し、内部酸化した帯状電気接点材を１０％希硫酸中に３
０分間浸漬し、その外表向のＣｄＯを溶解除去してＡｇ
リッチ面を形成した。
次いでこの帯状電気接点材を水洗した後、Ａｇす、／チ
面を接合向として、厚さ０．５鰭２幅５簡のＣｕ−Ｎｉ
３０ｍ置％に厚さ０．１ｍのＡｇをクラッドして成る帯
状台材にＡｒガス雰囲気中７７０’ｃ、ａｏｂで加熱圧
接して、複合電気接点帯材を得た。
面を接合向として、厚さ０．５鰭２幅５簡のＣｕ−Ｎｉ
３０ｍ置％に厚さ０．１ｍのＡｇをクラッドして成る帯
状台材にＡｒガス雰囲気中７７０’ｃ、ａｏｂで加熱圧
接して、複合電気接点帯材を得た。
〔実施例２）
厚さ０．７ Ｍ、輻５鶴のＡｇ−３ｎ５．５重量％より
成る帯状電気接点材を、６００℃で１５時間酸素９気圧
の雰囲気中で加熱し、内部酸化した帯状電気接点材を塩
酸中に３０分間浸漬し、その外表向の５ｎ０２を溶解除
去してＡｇリッチ面を形成した。次いでこの帯状電気接
点材を水洗した後、Ａｇリッチ面を接合面として厚さｌ
ｍ、幅５鶴のＣｕより成る帯状台材にＡｒガス雰囲気
中３０ｋｇで加熱圧接して、複合電気接点帯材を得た。
成る帯状電気接点材を、６００℃で１５時間酸素９気圧
の雰囲気中で加熱し、内部酸化した帯状電気接点材を塩
酸中に３０分間浸漬し、その外表向の５ｎ０２を溶解除
去してＡｇリッチ面を形成した。次いでこの帯状電気接
点材を水洗した後、Ａｇリッチ面を接合面として厚さｌ
ｍ、幅５鶴のＣｕより成る帯状台材にＡｒガス雰囲気
中３０ｋｇで加熱圧接して、複合電気接点帯材を得た。
〔実施例３〕
厚さ０．７ ｆｉ、幅５鴎のＡｇ−Ｉｎ６重置％より成
る帯状電気接点材を、６００℃で１５時間大気中で加熱
し、内部酸化した。次にこの内部酸化した帯状電気接点
材を塩酸中に３０分間浸漬し、その外表向のＩｎ２Ｏ２
を溶解除去してＡｇリッチ面を形成した。次いでこの帯
状電気接点材を水洗した後、Ａｇの極薄層を接合面とし
て厚さｌ鵬。
る帯状電気接点材を、６００℃で１５時間大気中で加熱
し、内部酸化した。次にこの内部酸化した帯状電気接点
材を塩酸中に３０分間浸漬し、その外表向のＩｎ２Ｏ２
を溶解除去してＡｇリッチ面を形成した。次いでこの帯
状電気接点材を水洗した後、Ａｇの極薄層を接合面とし
て厚さｌ鵬。
幅５鶴のＣｕ−Ｎｉ３０重量％より成る帯状台材の間に
厚さ０．１ｍ、輻５鶴のＣｕ−Ｐｏ、２重量％を介在し
てＮ２ガス雰囲気中７７０℃、３０ｋｇで加熱圧接して
、複合電気接点帯材を得た。
厚さ０．１ｍ、輻５鶴のＣｕ−Ｐｏ、２重量％を介在し
てＮ２ガス雰囲気中７７０℃、３０ｋｇで加熱圧接して
、複合電気接点帯材を得た。
〔実施例４〕
厚さ０．１ｖｍ、輻５ｍのＡｇ−Ｚｎ７重量％より成る
帯状電気接点材を６００℃で２０時間酸ＩＡ９気圧の雰
囲気中で加熱し、内部酸化した０次にこの内部酸化した
帯状電気接点材を１０％希硫酸中に１０分間浸漬し、そ
の外表面のＺｎＯを溶解除として厚さｌ■１幅１鴎のＣ
ｕ−ＮｉｌＯ重量％−ｐｏ、ｉ重量％より成る帯状ベー
ス材にＮ２ガス雰囲気中７７０℃、２５−で加熱圧接し
て、複合厚さ０．７論９幅５ＷのＡｇ−Ｃｄ１２重量％
より成る帯状電気接点材を７５０℃、２０時間大気中で
加熱し、内部酸化した。次にこの内部酸化した帯状電気
接点材の一面に厚さ０．２鶴１幅５鶴のＡｇテープを７
５０℃、２５ｋｇで加熱圧接した。
帯状電気接点材を６００℃で２０時間酸ＩＡ９気圧の雰
囲気中で加熱し、内部酸化した０次にこの内部酸化した
帯状電気接点材を１０％希硫酸中に１０分間浸漬し、そ
の外表面のＺｎＯを溶解除として厚さｌ■１幅１鴎のＣ
ｕ−ＮｉｌＯ重量％−ｐｏ、ｉ重量％より成る帯状ベー
ス材にＮ２ガス雰囲気中７７０℃、２５−で加熱圧接し
て、複合厚さ０．７論９幅５ＷのＡｇ−Ｃｄ１２重量％
より成る帯状電気接点材を７５０℃、２０時間大気中で
加熱し、内部酸化した。次にこの内部酸化した帯状電気
接点材の一面に厚さ０．２鶴１幅５鶴のＡｇテープを７
５０℃、２５ｋｇで加熱圧接した。
次いでこのＡｇテープを接合面として厚さ１ｍ。
輻５鵬のＣｕ−Ｎｉ３０重量％より成る帯状ベース材に
Ａｒガス雰囲気中７７０℃、３０ｋｇで加熱圧接して、
複合電気接点帯材を得た。
Ａｒガス雰囲気中７７０℃、３０ｋｇで加熱圧接して、
複合電気接点帯材を得た。
然して実施例１〜４及び従来例の複合電気接点帯材に於
ける帯状接点材と帯状台材との接合強度を調査すべく剥
離試験を行った処、下記の表に示すような結果を得た。
ける帯状接点材と帯状台材との接合強度を調査すべく剥
離試験を行った処、下記の表に示すような結果を得た。
電気接点材とＡｇテープとの剥離に要する力を示す。
上記の表で明らかなように従来例の複合電気接点帯材は
、０．５〜１．２ ｋｇの力で帯状電気接点材が剥離す
るのに対し、実施例の複合電気接点帯材は帯状電気接点
材を剥離するのに２．７〜３．８ ｋｇの力を要し、従
来例の複合電気接点帯材に比べ接合強度が蟲かに＾いこ
とが判る。
、０．５〜１．２ ｋｇの力で帯状電気接点材が剥離す
るのに対し、実施例の複合電気接点帯材は帯状電気接点
材を剥離するのに２．７〜３．８ ｋｇの力を要し、従
来例の複合電気接点帯材に比べ接合強度が蟲かに＾いこ
とが判る。
以上詳記した通り本発明の銀−酸化物系複合電気接点材
料の製造方法は、銀−酸化物合金の電気接点材を塩酸又
は硫酸中に浸漬して、酸洗いするカＹ ので外表面の酸化物ならびに不純物を溶解除去されて、
紐リッチ面が形成され、この銀リッチ面を介し゛Ｃ台材
と接合することになるので、著しく接合強度の＾い銀−
酸化物系複合電気接点材料を容易に得ることができると
いう優れた効果がある。
料の製造方法は、銀−酸化物合金の電気接点材を塩酸又
は硫酸中に浸漬して、酸洗いするカＹ ので外表面の酸化物ならびに不純物を溶解除去されて、
紐リッチ面が形成され、この銀リッチ面を介し゛Ｃ台材
と接合することになるので、著しく接合強度の＾い銀−
酸化物系複合電気接点材料を容易に得ることができると
いう優れた効果がある。
も介在する必要が無いので、＾価な貴金属を節約できて
、省資源、コストの低減に寄与する処大なるものがある
。
、省資源、コストの低減に寄与する処大なるものがある
。
出願人 田中貴金属工業株式会社
Claims (1)
- 銀−酸化物系合金より成る電気接点材を塩酸又は硫酸中
に浸漬して外表面を酸洗いした後、台材に接合すること
を特徴とする銀−酸化物系複合電気接点材料の製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7078782A JPS58188011A (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | 銀−酸化物系複合電気接点材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7078782A JPS58188011A (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | 銀−酸化物系複合電気接点材料の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58188011A true JPS58188011A (ja) | 1983-11-02 |
Family
ID=13441581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7078782A Pending JPS58188011A (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | 銀−酸化物系複合電気接点材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58188011A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5755013A (en) * | 1980-09-18 | 1982-04-01 | Fuji Electric Co Ltd | Method of bonding silver contact |
-
1982
- 1982-04-27 JP JP7078782A patent/JPS58188011A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5755013A (en) * | 1980-09-18 | 1982-04-01 | Fuji Electric Co Ltd | Method of bonding silver contact |
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