JPS58187842A - センサ用感湿材 - Google Patents

センサ用感湿材

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JPS58187842A
JPS58187842A JP57070432A JP7043282A JPS58187842A JP S58187842 A JPS58187842 A JP S58187842A JP 57070432 A JP57070432 A JP 57070432A JP 7043282 A JP7043282 A JP 7043282A JP S58187842 A JPS58187842 A JP S58187842A
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大原 周一
Tokuyuki Kaneshiro
徳幸 金城
Toru Sugawara
徹 菅原
Shigeki Tsuchiya
茂樹 土谷
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    • G01N27/02Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
    • G01N27/04Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance
    • G01N27/12Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance of a solid body in dependence upon absorption of a fluid; of a solid body in dependence upon reaction with a fluid, for detecting components in the fluid
    • G01N27/121Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance of a solid body in dependence upon absorption of a fluid; of a solid body in dependence upon reaction with a fluid, for detecting components in the fluid for determining moisture content, e.g. humidity, of the fluid

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、周囲の湿度に対応して、電気特性(例えば電
気抵抗値)が変化するセンサ用感湿材に関し、特に、高
温下で長時間の使用に耐え、又、感湿材のひび割れ及び
基板からの剥離等を生じない機械的特性に優れた有機高
分子化合物からなるセンサ用感湿材に関する。
従来、電気抵抗値等の電気特性の変化により湿度を検出
するセンサ用感湿材としては、塩化リチウム等の電解質
を用いたもの、金f!lii酸化物を用いたもの及びあ
る種の有機高分子化合物を用いたもの等が知られている
。しかしながら、塩化リチウム系のもの及び従来の有接
高分子化合物系のものeよ、使用視度の上限が50℃程
度と低く、高温下における連続動作に限界がある。又、
吸脱湿サイクル及び冷熱サイクルにおいて、感湿材の膨
張又は収縮により感湿材にひび割れが入ったり、感湿材
が基板から剥離したりして、機械的特性が劣っている。
又、一方、金属酸化物系のものけ、使用温度の上限が1
50tと高く、耐熱性に優れ、かつ感湿材のひび割れ及
び剥離等の機十戒的特性にも優れている。しかしながら
、この系のものは、電気抵抗値が高い、感度が低い、加
熱クリーニングが必要なために運転コストが高い、そし
て父、センサ構造が複雑になる等の欠点を有している。
〔日経エレクトロニクス、1980年8月18日号、第
74〜84頁及び電子技術、21、第31頁(1979
)参照〕 本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであり、
その目的は、センサ構造が簡単で電気抵抗値が低い等の
優れた感湿特性を有し、かつ耐熱性に優れて高温下で長
時間使用でき、又、ひび割れ及び基板からの剥離等のな
い機械的特性の良好材を提供することである。
本発明につき概説すれば、本発明のセンサ用感湿材は、
有機高分子化合物を感湿材とするセンサ用感湿材におい
て、該有機高分子化合物がインシアヌレート環を有する
単量体を構成成分の1つとして含むことを%徴とするも
のである。
本発明においては、他の構成成分として後記するイオン
性単曖体及び非イオン性単量体を用い、これらの3種の
単量体を共重合させて目的とするセンサ用感湿材を得る
ことができる。
上記各成分から構成される感湿用有機高分子化合物は、
通常、インシアヌレート環を有する単量体0.1〜20
モル饅、イオン性単量体1〜70モルチ、非イオン性単
量体29.9〜98.9モルチの割合で含むメタノール
及びテトラヒドロフラン(T HF )等の有機溶媒中
、又は水媒体中で、過酸化ベンゾイル及び過硫酸カリウ
ム等の過酸化物重合開始剤、あるいはアゾビスインブチ
ロニトリル及びアゾビスイソブチルアミジン塩酸塩等の
アゾ化合物重合開始剤等を用いて共瓜合反応を行うこと
によりは成す心ことができる。
本発明におけるイソシアヌレートiを有する巣一体で好
適なものは、一般式 CHxCHzC,)CG=CH! (式中、R1は水1 素原子又は炭素数20以下の炭化水素基を示す)で表さ
れる二重結合を有する基を示す〕で表される化合物であ
り、その代表的なものとして、イソノアヌル酸トリアリ
ル、イソシアヌル酸トリ(2−アクリルオキシエチル)
及びイソシアヌル1凌トリ(2−メタクリルオキンエチ
ル)等を挙げることがで色る。
これらのインシアヌレート環を有する単量体は三官能性
単量体であり、これらの単量体と、イオン性単量体及び
非イオン性単量体(その内容Fi後記する)ft前記手
法により共重合して得られる有+S−分子化合vl感湿
材は、イソ/アメレート環を有する単量体によね三次元
架橋されて耐熱性が向上した感湿材となり、高温で長時
間の使用が可能となる。なお、三官能性単量体としては
、イソシアヌレート環を有する単量体以外にも、トリア
クリル酸トリメチロールプロパン及びグリセリントリメ
タクリレート等があるが、これらと上記イオン性単量体
及び非イオン性単量体とを共重合して三次元架橋した有
機高子化合′数点湿材は、本発明の上記感湿材に比べて
%耐熱性の面で劣っている。
父、本発明によりイソシアヌレート環を有する単に体に
より三次元架橋された有機^分子化合物感湿材は、吸脱
湿あるいは加幅、冷却の際に生ずる感湿材の膨張、収縮
による起るひび割れ及び基板からの剥離に対して強く、
機微的特性が漫れている。
本発明の壱機昼分子化合物感湿材を構成するイオン性暎
蓋体としては種種のものがあり、その代表的なものとし
ては、スチレンスルホン酸及びアクリルスルホン酸等の
スルホン酸類又はそれらのhB=y、アクリル酸及びメ
タクリル酸等のカルボン酸類又はそれらの塩類等のアニ
オン性単量体、2−メタクリルオキ/エチル−N−トリ
メチルアンモニウム及び2−メタクリルオキシエチル−
N−ジメチルーN−オクチルアンモニウム等の第4級ア
ンモニウム類の水酸化物類又はそれらの塩類、N−メチ
ル−4−ビニルピリミジニウム等のピリジニウム類の水
酸化物類又はそれらの塩類及びビニルトリフェニルホス
ホニウム等のホスホニウム類の水酸化W類又はそれらの
塩類等のカチオン性sm体等を挙げることができるが、
これらに限定されるものではなく、イオン性基を有する
単量体であればこれらを溝用することができ、例えば2
−メタクリルオキンエチル〜N−ジメチルアミン寺のア
ミン類又はそれらの塩類ft便用することもできる。こ
れらのイオン性単量体を本発明の有機高分子化合物感湿
材の構成成分とすることにより、外界の湿度変化に応じ
て有機高分子化合物内のイオン性基の対イオンが解離し
、その対イオンが荷vL担体になることにより、感湿材
の電気抵抗値が変化する。対イオンとしては、アニオン
性単蓋体を用いる時には、水素イオン、ナトリウムイオ
ン、リチウムイオン、カルシウムイオン及びアンモニウ
ムイオン等を挙げることができるが、これらに限定され
るものではない。又、カチオン性単量体を用いる時には
、水酸イオン、フッ素イオン、1素イオン、臭素イオン
、ヨウ累イオン、酢酸イオン、硫酸イオン、硝酸イオン
及びリン酸イオン等を埜げることができるが、上記と同
様にこれらに限定されるものではない。
又、本発明の有機高分子化合物感湿材を構成する非イオ
ン性単量体としてもat楕のものがあり、例えば、メタ
クリル酸メチル及びメタクリル酸ヒドロキシエチル等の
メタクリル酸エステル類、アクリル酸エチル等のアクリ
ル酸エステル類、スチレン、酢はビニル、塩化ビニル及
びアクリロニトリル等のビニル系単量体及びエチレン、
グロビレ/、ブタジェン及びイソプレ7等の炭化水素系
単値体を挙げることができるが、イオン性基を分子内に
有しない単量体であればよく、上記のものに限定される
ものではない、これらの非イオン性堆献体を本発明の有
機−分子化合物感湿材の構成成分とすることにより、感
湿材に疎水性を与えて耐水性を向上させることができる
。爽に、有機高分子化合物感湿材中の非イオン性単量体
の構成比を変えることにより、感湿材の電気抵抗値をコ
ントロールすることができる。
又、基板上に本発明の有機高分子化合物感湿材のフィル
ムを形成するに当っては、前記したインシアヌレート環
を有する単量体、イオン性単量体及び非イオン性単量体
から構成される有機萬分子化付物の溶液又はそれらの粒
子の分散した液を、電極の付いた絶縁基板上に塗布し、
溶剤を揮散させることにより成験することができる。
次に、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明はこれらによりなんら限定されるものでtまない。
実施例 1 イオン性単量体として、2−メタクリルオキシエチルト
リメチルアンモニウムクロライド0.1モルを蒸留水5
00m/に溶解した液に、インシアヌレート環を有する
単量体として、インシアヌル緻トリ(2−アクリルオキ
シエチル) 0.01モルを非イオン性単量体であるメ
タクリル酸メチル0.2モルに溶解した溶液を添加した
。次いで、その混合物に重合開始剤として、アゾビスイ
ソブチルアミジン塩酸塩0.001モルを添加し、窒素
雰囲気下、60℃で10時間高速攪拌しなから共重合反
応を行った。この共重合ではイオン性単量体である2−
メタクリルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロラ
イドが乳化重合における乳化剤の働きをし、その結果、
生成した共重合体の粒子が水中に均一に分散したラテッ
クス状の液が得られた。この液を透析精製した後、第1
図及び第2図に示したような櫛形電極の付いた絶縁基板
上に塗布、乾燥して、センサ用有機^分子化合物感湿材
の皮l1it″形成した。c重置約1mg> すなわち
、第1図は本発明の感湿材の特性計画に用いた湿度セン
サ素子の正面図、第2図は第1図0A−A’線断(3)
図であり、符号1は絶縁基板、2は接続端子、3Fi櫛
形電極、4は感湿材の皮膜を示す、紀1図及び第2図か
ら明らかなように、感湿材の皮膜4は、接続端子2によ
り連結された櫛形電極3の付いた絶縁基板1上に形成さ
れて湿度センサ素子を構成する。
得られた湿度センサ素子の特性を調べた。すなわち、第
3図は本実施例1及び後記比較例1における試験N(8
0℃の恒温槽中に300時間攻置装及び試験B (15
0’Cの恒温槽中に24時間放(il)の試験前後の相
対湿度(チ)(横軸)と電気抵抗値(Ω)(縦軸)との
関係を示したグラフであり、dは本実施例1の試験A前
、bは同試験A後、Cは同試験B後のグラフ、dは後記
比較例1の試験A前、eは同試験へ恢、fは同試験B後
の場合をボす、第3図のa、b及びCのグラフから明ら
かなように、本発明の場合には、試験前後の相対湿度・
−気持性はほとんど変化がなく、本発明の感湿材は高温
下で長時間の便用にIk+えることが判明した。
父、第4図は本実施例1及び後記比較例1における試験
C(温度60°C2相対湿度90%の雰囲気と温度0′
c1相対湿度30チの雰囲気に交互にさらす温湿度サイ
クルを20vイクル行う)の試験前後の相対湿度と電気
抵抗値との関係を示したグラフであり、aは本実施例1
の試験C前、dは後記比較例1の試験C前、gは本実施
例1の試験C恢、hは後記比較例1の試験C後の場合を
示す。
第3図のa及びgのグラフから明らかなように、本発明
の場合には、感湿材の皮膜にはなんらの異状もみられず
、温湿度サイクル試験前後の相対湿に一電気特性はほと
んど変化がなく、本発明の感湿材は、W3@、収縮等に
よる機械的ひずみにも強いことが判明した。
比較例 1 イオン性率蓋体として、2−メタクリルオキシエチルト
リメチルアンモニウム0.1モルを蒸留水50001/
に溶解した溶液に、非イオン性単量体として、メタクリ
ル酸メチル0.2モルを添加し、広いで、重合開始剤と
して、アゾビスイソブチルアミジン塩酸塩0.001モ
ルを添加し、窒素雰囲気ド、60でで10時間高速攪拌
しながら重合反応を行った。その結果、共重合体の粒子
が水中に均一に分散したラテックス状の液が得られた。
この液を、実施例1と同様に透析MS後、紡記第1図及
び第2図に示した櫛形電極の付いた絶縁基板とに塗布、
乾燥して感湿材の皮膜を形成した。この感湿材皮膜の憲
thtは約1mgであった。このようにして形成した感
湿材の皮膜、電極及び基板からなる湿度センサ素子につ
き、実施例1と同様の試験へ及びBを行った。試験後の
素子の電気抵抗値は、試験前のそれと比べて、前記第3
図のd。
e及びfに示したように、いずれの相対湿度においても
著しく上昇してお秒、感湿材の耐熱性は劣ってい友。又
、上記素子につき実施例1と同様な湿度サイクル試験C
を行ったところ、感湿材の皮膜に微小のひび割れが生じ
、素子の電気抵抗値も、前ii己@4図に示すように試
験前に比べて上昇していた。
実施例 2 イオン性単警体として、スチレンスルホン酸ナトリウム
α2モルを蒸留水500m1に溶解した液に、インシア
ヌレート環を有する嚇蓋体として、インシアヌル酸トリ
アリル0.02モルを非イオン性単量体であるスチレン
0,2モルにl@解し次もの1kES加した。次いで、
その混合物に、重合開始剤として、過硫酸カリウム0.
002モルを添加し、窒素雰囲気下、60℃で10時間
高速攪拌しなから共重合反応を行った。この共重合でも
、スチレンスルホン酸ナトリウムが乳化重合における乳
化剤の働きをし、その結果、生成し次共重合体の粒子が
水中に均一に分散したラテックス状の液が得られた。こ
の液を透析精製した後、前記第1図及び第2図に示した
ような櫛形電極の付いた絶縁基板上に塗布、乾燥して、
湿度上ンサ用有機高分子化合物感湿材の皮膜を得た。な
お、この時形成された感湿材の皮膜の重量は約101g
であった。
この有機高分子化合物感湿材の皮膜と電極と絶一基板よ
り成るIJi度センサ素子に前記試験へ及び試験Bを施
しても、試験前後の相対湿度30チと80%における電
気抵抗値は、下記表に示すように、はとんど変化がなく
、耐熱性に優れていた。
又、上記素子に前記試験C(温湿度サイクル試験)を施
し九ところ、感湿皮膜になんらの異状も見られず、相対
湿度30チ、80チにおける電気抵抗値も下記表に示す
ように試験前後でほとんど変化がなく、機械的ひずみに
強かった。
比較例 2 イオン性単量体として、スチレンスルホン酸ナトリウム
0.2モルを蒸留水500m/に溶解した液に、非イオ
ン性単量体として、スチレン0.2モルを添加し、次い
で重合開始剤として、過硫酸カリウム0.002モルを
添加した混合物を、窒素雰囲気下、60℃で10時間高
速攪拌しながら共重合反応を行った。その結果、やや白
濁した共重合体の水溶液が得られた。この液を透析精製
した後、前記第1図及び第2図に示したような櫛形電極
の付いた絶縁基板上4哀布、乾燥して感湿材の皮膜を得
たΦこの感湿材の皮膜の重fitは約1mgであった。
この感湿材の皮膜、電極及び基板より成る湿度センサ素
子に前記試験A及び試験Bを施したところ、試験前後の
相対湿度30%と80チにおけるく気抵抗値は下記表に
示すように著しく変化しており、この感湿材は高温下で
の長時間の使用に耐え得なかった。
又、上記素子に咄記試験Cを施したところ、感湿材の皮
膜に多数のひび割れが生じ、相対湿度30慢と80チに
おける電気抵抗匝も下記表に示すように、試験前のそれ
より著しく上昇し、機械的特性に劣っていた。
実施例 3 イオン性単量体として、2−メタクリルオキシエチルジ
メチルオクチルアンモニウムクロライド0.1モルを蒸
留水250m/に溶解し次液と、インシアヌレート環を
有する5ilt体として、インシアヌル酸トリ(2−メ
タクリルオキシエチル)0、005モルと、非イオン性
単量体として、2−ヒドロキシエチルメタクリレート0
.4モルをエタノール250nl/Km解した液とを混
合し、この混合物に重合開始剤として、アゾビスイソブ
チルアミジン塩酸塩0.002モルを添加し、窒素雰囲
気下、60′cで10時間高速攪拌しなから共重合反応
を行った。その結果、やや白濁した共重合体の溶液が得
られた。この溶液を透析精製した後、前記第1図及び第
2図に示すような櫛形電極の付いた絶縁基板上に墜布、
乾燥して湿度上/す用感湿材の皮膜を得た。なお、この
時形成された感湿材の皮膜の重量は約11r1gであっ
た。
この感湿材の皮膜、電極及び絶縁基板より成る湿度セ/
す素子にAil記試験Aと試験Bを施したと、ころ、下
記表に示すように、試験後の相対湿度30チと80%に
おける電気抵抗値は試験前のそれと比べてほとんど変化
がなく、本発明の感湿材ti耐熱性が良好であった。
父、上記素子に、前記試験Cを施し九ところ、感湿材の
外観及び電気抵抗値も下記表に示すように試験前とほと
んど変るところがなく、良好な機械的特性を有していた
比較例 3 イオン性単量体として、2−メタクリルオキシエチルジ
メチルオクチルアンモニウムクロライド0.1モルを蒸
留水250tn/に溶解した液と、非イオン性単蓋体と
して、2−ヒドロキシエチルメタクリレ−)0.4モル
をエタノール250m1K溶解し次液とを混合し、この
混合物に重合開始剤として、アゾビスイソブチルアミジ
ン塩酸塩0、 OO2モルを添加し、窒素雰囲気下、6
0℃で10時間高速攪拌しながら共重合反応を行った。
その結果、透明の共重合体溶液が得られ念、この溶液を
透析!lI製した後、前記第1図及び第2図に示したよ
うな櫛形電極の付いた絶縁基板上に塗布、乾燥して湿度
セ/す用感湿材の皮膜を得友、なお、この時形成された
感湿材の皮膜の重量は約1mgであった。
この感湿材の皮膜、電極及び基板よ抄成る湿度センサ素
子に前記試験A及び試験Bを施し皮ところ、後記表に示
すように、試験後の相対湿度30−と80−における電
気抵抗値は試験前のそれよりも上昇しており、本感湿材
は実施例3のそれと比べて長時間の高温下での使用に耐
え得なかった。
上記素子は、前記試験Cに対しては後記衣に示すように
、試験後の電気抵抗値は試験前のそれと比べてほとんど
変化がなかった。
以上の実施例から理解されるように1本発明の廟機高分
子化合物感湿材は感湿材である有8M鳥分子化合物を、
インシアヌレート環を有する単量体をその一成分として
構成することによ抄、繭記第3図及び表に示すように、
80′cの恒温槽中に300時間(試験A)、又は、1
50t’の恒温槽中に24時間(試験B)放置しても、
その試験前後の相対湿度・−気抵抗特性はほとんど変化
せず、良好な耐熱性を有している。
又、本発明の上記感湿材は、温に60’cs相?j湿度
90チの高温高湿下と0℃、30−の低温低湿下の雰囲
気に交互にさらす温湿度サイクル試験(試験C)を行っ
ても、前記第4図及び表に示すように、感湿材の膨潤、
収縮によるひび割れ等が起らず、又、試験前後の相対湿
度・電気抵抗特性も変らず、良好な機械的特性を有して
いる。
以上説明したように、本発明の感湿材を用いた湿度セン
サは高温下での長時間の使用に耐え、又、機械的特性も
強いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の感湿材の特性計測に用いた湿度上ンサ
素子の正面図、第2図は第1図のA−A’線断面図、第
3図は本発明の実施例1及び比較例1における試験へ及
び試験Bの試験前後の相対湿度と離気抵抗鷹との関係を
示したグラフ、第4図は本発明の実施例1と比較例1に
おける試験Cの試験前後の相対湿度と電気抵抗値との関
係を示したグラフである。 1・・・絶縁基板、2・・・接続端子、3・・・櫛形電
極、4Mttn ぞ JjlZJ 4qノブ、1ツ支 (l)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、有機高分子化合物を感湿材とするセンサ用感湿材に
    おいて、核有機高分子化合物がインシアヌレート環を有
    する単量体を構成成分の1つとして含むことを特徴とす
    るセンサ用感湿材。 2、該有機高分子化合物がイオン性単量体、非イオン性
    単量体及びインシアヌレート環を有する単一:体から共
    重合することによって得られるものである、特許請求の
    範囲第1項記載のセンサ用感湿材0 3、該イソシアヌレート環を有する単量体が、一般式 〔式中、Rは、−CHz   CH=CHz又は)tl −CHzCHaOCC=CH2(式中、R1は水1 累原子又は炭素数20以下の炭化水素基を示す)で表さ
    れる二重結合を有する基を示す〕で表される化合物であ
    る特許請求の範囲第1項又は第2項記載のセンサ用感湿
    材。
JP57070432A 1982-04-28 1982-04-28 センサ用感湿材 Granted JPS58187842A (ja)

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