JPS58187342A - レトルト殺菌可能なプラスチツク罐胴及びその製法 - Google Patents

レトルト殺菌可能なプラスチツク罐胴及びその製法

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JPS58187342A
JPS58187342A JP7039882A JP7039882A JPS58187342A JP S58187342 A JPS58187342 A JP S58187342A JP 7039882 A JP7039882 A JP 7039882A JP 7039882 A JP7039882 A JP 7039882A JP S58187342 A JPS58187342 A JP S58187342A
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heat
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、レトルト殺菌可能なプラスチック罐胴及びそ
の製造方法に関する。
熱可塑性樹脂の熱成形により形成きれたプラスチック製
無継目罐胴の外側面に金属箔含有積層体層を巻き付は貼
着した構造の容器は、軽量で、ガスバリヤ−性がありし
かも不透明な容器として注目されている(例えば特開昭
52−39489号公報)。
しかしながら、このタイプの複合プラスチック容器の製
造に際してけ未だ解決すぺ舞多くの問題がある。即ち、
この容器においては、積層体とプラスチック製胴部外側
面との密着が完全でがければ、この隙間を通してガスの
透過が無視し得ないものとなる。また、プラスチック製
胴部の内でも衛生的特性に優れているオレフィン系樹脂
は、接着性に乏しいため、用い得る接着剤はイソシアネ
ート系接着剤のように極〈限られたものとなる。
しかしながら、ガスバリヤ−性のある金属箔よりも内側
にイソシアネート系接着剤層が位置L7、し7かもこの
織網がレトルト殺菌のような苛酷な処理を受ける場合に
は、接着剤層中の未反応物や分解生成物更に残留溶剤等
がプラスチック胴部を通して内容物側に透過する恐れが
あり、衛生的特性やフレーバー(香味)保持性の点で望
ましくない。
従って、本発明の目的は、プラスチック製無継目鎖側と
その外側面に巻き付けられた金属箔含有積層体層とから
成る複合容器において、胴部外側面と積層体層とが強固
に密着され、しかもガスバリヤ−性、香味保持性及び衛
生的特性に優れたレトルト殺菌可畦なプラスチック−胴
を提供するにある。
本発明の他の目的は、プラスチック胴部に対し−C績層
体1−が熱融着により密着している構造のプラスチック
織組を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、1記構造のプラスチック織組
を、プラスチック胴部の熱変形を生じさ(壮ることなく
、17かも能率的に製造し得る方法を提(I(するにあ
る。
4発明によれば、オレフィン系樹脂から成る無継目胴部
と該胴部の外側面に施された金属箔含有槓1一体層とか
ら故るプラスチック織組において、該精1一体層は金属
箔、金属箔外側の樹脂保額層及び6?属箔内側の熱封緘
性オレフィン系樹脂層の積層体から成り、該熱封緘性オ
レフィン系樹脂層の少なくとも金属箔と接する部分は酸
変性オレフィン楯1脂から構成され、該積層体層は、熱
封緘性オし・ツイン系樹脂層による融着により、胴部外
側面I/c接膚これると共にその両端部において重ね合
わせ接合されていることを特徴とするレトルト殺菌可能
なプラスチック国訓が提供される。
本発明によれば更K、金属箔、金属箔の一方の側の樹脂
保護層及び他方の―の熱封緘性オレフィン系樹脂層から
成り且つ該熱封緘性オレフィン系樹脂層の少なくとも金
属箔と接する部分が酸変性オレフィン樹脂から構成され
た積層体を、オレフィン系樹脂から成る無継目胴部の外
側面に、熱封緘性オレフィン系樹脂層が前記外側、面と
接するように施こし、前記積層体の金属箔を高周波誘導
加熱し2、熱封緘性オレフィン系樹脂を溶融させて、積
層体を胴部外側面に接着させると共に、積層体の両端部
を重ね合わせ接合させることを特徴とするプラスチック
織組の製法が提供される。
本発明を以下に、添付図面に示す具体例に基づいて詳細
に説明する。
第1及び2図において、本発明のグラスチック鎖側1は
、オレフィン系樹脂から成る無継目の胴部2とこの胴部
の外側面に施された金属箔含有積層体層6とから成って
いる。この無継目胴部2は、オレフィン系樹脂の熱成形
、例えば射出成形、押出成形、プロー成形、真空成形、
圧空成形等によね形成される。この第1及び2図に示す
具体例の容器でけ、この胴部2はオレフィン系樹脂を筒
状乃至(はパイプ状に押出成形し、との筒乃至はパイプ
を一定寸法に切断することによね形成されたものであり
、その両端が開口端4,5となっている。
この筒状胴部2の外側面に施された積層体層6け、その
断面図から明らかな通り、金属箔6、金属箔外側の樹脂
保護層7及び金属箔内側の熱封緘性(ヒートシール性)
オレフィン系樹脂層8の積層体から成っている。この積
層体においては、レトルト殺菌後の保存性の見地から熱
封緘性オレフィン系樹脂層8の内少なくとも金属箔6と
接する部分がll&性オレオレフイン樹脂成っているこ
とがii*であり、例えば第3図の断面図に示す通抄、
熱封緘性オレフィン系樹脂層8全体が酸変性オレフィン
樹脂単独から成るか、裟いは第4図の断面図に示す通り
、熱封緘性樹脂層8の内、金属箔6に接する部分が酸変
性オレフィン樹脂層8α、最内面部が未変性のオレフィ
ン樹脂層8bから成るかの何れかである0 積層体層3は、筒状胴部2の展開寸法よ妙もやや横方向
に大きい寸法を有するシートの形で筒状胴部2の外側面
に施され、その両端部が重ね合わされるととKより継目
9を形成しているO本発明によれば、積層体層3を筒状
胴部2の外側面に巻付け、これを貼着させる際、熱封緘
性オレフィン系樹脂層8の融着により、積層体層3の筒
状胴部外側面への接着を行い、しかもこのオレフィン系
樹脂層8の融着により積層体層の両端部の重ね合わせ接
合を行わせる。
本発明においては、接合すべき筒状胴部2の外側面及び
積層体6の最内面が同じオレフィン系樹脂で構成され、
しかも積層体60才レフイン系樹脂層8が溶融した状態
で熱接着が行われるため、筒状胴部2と積層体6とは完
全に密着した状態で強固な接合が可能となる。このよう
な完全な密着と強固な接合は、積層体30両端部での重
ね合わせ接合部においても当然可能となる。
かくして、本発明においては、積層体6を、隙間のない
状態で筒状胴部2の外周に完全El!F着させ得るから
、積層体3に含まれる金属箔の優れたガスバリヤ−性を
胴部全周にわたって与えることが可能となる。更に、積
層体6と胴部2とが同系の樹脂で熱接着されているため
、この鎖側がレトルト殺菌のような苛酷な熱水処理を受
けた場合にも、この接着部が熱劣化や加水分解劣化郷を
受けることがなく、レトルト殺菌後においても、完全な
密着性が維持されることになる。
金属箔と内面樹脂層との積層体をレトルト殺菌する場合
における重要な問題の一つは、レトルト殺菌時に金属箔
と内面樹脂層との間にブリスター(小さい泡状脹)が発
生し、その外観が不良になると共に、この機内に酸等の
腐食成分が浸透して金属箔の腐食とバリヤー性低下が生
じることである。本発明においては、金属箔層と隣接す
るオレフィン系樹脂層を金属及びオレフィン系樹脂に対
する密着性に極めて優れている酸変性オレフィン系樹脂
で構成したため、レトルト殺菌時におけるブリスターの
発生も有効圧解消されることになる0更に最も重要なこ
とには、本発明の書合ブラヌチツク容器においては、金
属箔6よりも内偵には、低分子量物や未反応物等を殆X
、と含有せず、L、かも熱的にも化学的にも安定なオレ
フィン系樹脂や酸変性オレフィン系樹脂が存在するのみ
であるから、従来のイソシアネート系接着剤を使用した
場合に比t、7て、内容物の衛生的特性や香味保存性を
顕著に向上させることができる。
オレフィン系樹脂から成る筒状胴部2に積層体層6を、
オレフィン系樹脂の溶融によって接合する際に生じる最
も大きな間覇点は、筒状胴部2の熱変形を防止しつつ如
何に17て強固な接合を行うかということである。
本発明においては、積層体の金属箔が良導体であるとい
う特性を巧みに利用17、この金属箔を高周波誘導加熱
し、金属箔に隣接する熱封緘性オレフィン系樹脂層8或
いは更に筒状胴部のオレフィン系樹脂表面層のみをその
溶融状態とすることにより、前記の問題点が有効に解消
されるのである。
この製造工程を説明するための第5図において、筒状胴
部2はプラグ10によ妙支持された矢印方向に駆動回転
されている。この筒状胴部2に対して田接される関係で
加熱用ロール11が設けられ、このロール11内には高
周波誘導加熱コイル12が収容され、高周波電源(図示
せず)に接続されている。
このロール11と筒状胴部2との間に、積層体ろが、積
層体6の熱封緘性樹脂層が胴部2の外側面と接触する位
置関係で供給されゐ。かくして、積)一体6の金属箔は
加熱用ロール11と筒状胴部2とのニップ点で高周波誘
導加熱され、先ず、積層体6が胴部2に対17て仮接着
され、加熱用ロール11とのニップ点を伺回か通過する
間に本接着が行われる。胴部支持用プラグ10には筒状
胴部2の熱変形を防止するための冷却媒体を通し、胴部
2の内面側を冷却させることもできる。
本発明において、胴部2を形成するオレフィン系@脂と
17では、結晶性ポリプロピレン、低−1中 或いは高
−密度ポリエチレン、結晶性プロピレンエチレン共重合
体、結晶性エチレン−ブテン−1共重合体威いはこれら
2種以上のブレンド物等を挙げることができる。胴部2
は最終鎖側に十分な形態保持性を与えるに十分な厚みを
有するべきであり、その厚みは一般的に言って、0.1
乃至2.0m、特に0.15乃至1.0藺の範囲にある
ことが望ましい。
筒状胴部の断面形状は、円形、楕円形、正方形、矩形、
三角形、六角形勢の任意の形状であらてよい。その径方
向寸法及び軸方向寸法は、特に制限はないが、一般に2
0乃至250m、及び20乃至400■の範囲とするこ
とができる。また、筒状とする代妙に、所望によりテー
パ状胴部とすること本でき、そのテーパ角度は1乃至3
0度の範囲としてもよい。
積層体中の金属箔と1.ては、アルミ箔が最適であるが
、所望によりブリキ箔、鋼箔、鉄箔等を用いることもで
きる。金属箔の厚みは、十分なガスバリヤ−性を付与で
きるものであり、一般に7乃至100ミクロン、4IK
9乃至50ミクロンの範囲にあることが望ま17い。
熱封緘性オレフィン系樹脂層の少なくとも一部を構成す
る酸変性オレフィン樹脂としては、前に例示したオレフ
ィン系樹脂を幹ポリマーとし、この幹ポリマーに、アク
リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコ
ン酸等のエチレン系不和第1】カルボン酸や、無水マレ
イン酸や無水イタコン酸輯の酸無水物をグラフト変性し
たものが使用される。これらの酸変性オレフィン樹脂は
単独でも、寂いは未変性のオレフィン樹脂とのブレンド
物の形でも使用でき、全体として醗乃至は酸無水物に基
ず(−C−基濃度け1乃至600建リイクイバレン)/
100 f樹脂の範囲にあることが望普り、い。
酸変性オレフィン樹脂との組合せで熱對緘性層と1、て
未変性のオレフィン系樹脂としては、胴部を形成するオ
レフィン系樹脂と同種のものが使用さノする。
積層体の外面保護樹脂層としては、金属箔にクラック或
いはピンホールが発生するのを保護する各種樹脂フィル
ムや各種樹脂塗膜が使用される。
継目の重ね合わせ接合性の点では、この外面保護樹脂層
は、2軸延伸ポリプロピレンフィルム層やポリエチレン
フィルム等のポリオレフィン層であることが好ましい。
また、積層体外面層への印刷性や熱接着の作業性の点で
は、2軸延伸ポリエステルフイルムを用いることが望ま
しい。
この後者の場合、特に重ね合わせ接合部の接着強度を十
分高める場合には、第6図に示す通り、積層体の重ね合
わすべき一方の端部13から、ラップ巾に見合つ九ポリ
エステルフィルム層の切欠き部分14を設け、この積層
体を、第7図に示す通り重ね合わせて継目の熱融着を行
えばよい。
本発明の複合鎖網において、この鎖側の両開口端部には
天地蓋を被蓋させ、それ自体公知のヒートシール方式、
接着方式、巻締方式等により密封して最終一体とする。
本発明を次の例で説明する。
実施例1゜ 融点が16Or、密度が0.90 t/cr、、 Ml
がo7r/1.o=のエチレン−プロピレンブロック共
重合体を用いて押出成形法によに内径が52.3止 肉
厚600μのパイプを成形した0次に、融点が159r
、密度が0.90P/m、・+t、i、が7.OP/1
0順、エチレン含有量が4モルii% (7’) j:
 fレンープロピレンーブロック共重合体のl゛ダイ法
よって製膜された厚さ50μのフィルムと厚さ9μのア
ルミニウム箔との間に、アイソタクチック・ポリプロピ
レンに無水マレイン酸がグラフトされた平均カルボニル
基濃度が140mq/100?重合体、融点が163C
,M7.が5Or/1[1mの変性ポリプロピレンを直
径が50mφのスクリューを有する第1押出機を用い、
また融点が156C1密度が0.90 f/cd、 M
、1.が2(11/1017111、エチレン含有量が
5モルチのエチレン−プロピレン・ランダム共重合体9
3重量%と融点が109C,密度が0.919 f/c
d、 x。
lが12.Or/I Qmの低密度ポリエチレンフィル
ムのブレンド物を直径が65■φのスクリューを有する
第2押出機によってダイ部分における樹脂温度が230
Cの条件下で巾650waのコートハンガータイプの2
層T型ダイから変性ポリプロピレンがアルミニウム箔と
接する位置関係で共押出しを行い、直径が400fiφ
のチルロールと直径が200m1Ilφのシリコーンロ
ールで圧着することにより仮接着を行った。次にこの仮
接着された積層体を温度が20DCに保持された直径が
400■φの熱処理ロールと直径が200寵φのシリコ
ーンロールで熱圧着を行い、直径が400m+φのf”
ロールと直径が200xφのシリコーンロールで冷却す
ることKより、構成が9μアルミニウム箔/2μ変性ポ
リプロピレン層/8μエチレン−プロピレン争うンダム
共重合体ブレンド層150μエチレン−プロピレン・ブ
ロック共重合体層の積層体を得た。
次に得られた積層体のアルミニウム箔面に印刷が施され
た厚さ2071の2軸延伸ポリプロピレン龜フイルムを
ウレタン系接着剤を用いて積層[7た。
次いで、前記エチレン−プロピレンブロック共重合体の
パイプを135鰭の長さに切断した。このパイプを第5
図に示すプラグに挿入し、このパイプに170mRX1
35+mの大きさに切り出した前記積層体を高周波誘導
加熱コイルが組込まれたjn+熱用日用ロールいて加熱
圧着することにより、パイプの外面と積層体のエチレン
−プロピレン−ブロック共重合体とが接する位置関係で
熱融着させた。
かくして得られたプラスチック鎖側の一方の開目端に、
エポキシフェノール系塗料/100μアルミ箔150μ
ポリプロピレンの積層体から成る図8.9に示すような
リキッドポータイブのスコアとタブを有する蓋体を被蓋
し、ロールによってスカート部を罐口部にクリンチする
と同時に高周波誘導加熱することにより蓋の内面ポリプ
ロピレンを鎖側の外面ポリプロピレン層に熱融着させた
この遺体が設けられたプラスチック罐にコーヒーを25
0 G−、充填12、プラスチック罐の開口部に前記蓋
体と同じ構成の積層体から成る図10i1にポす形状の
蓋体を被蓋し、ロールによってスカート部を罐口部にク
リンチすると同時に高周波誘導加熱することによね蓋の
内面ポリプロピレンを鎖側の外面ポリプロピレン層に熱
融着させた。
かくして得られた密封罐を120Cで60分間熱水式レ
トルト加熱殺菌処理した。この場合、プラスチック鎖側
の変形及びアルミニウム箔と外面2軸延伸ポリプロピレ
ン層とのデラミネーションさらにサイドラップ部のデラ
ミネーション等の欠陥は全く認められなかった。また密
封性本完全で、コーヒーの漏れは全く認められなかった
。次に、タブ部から開口し、内容品のコーヒーを試飲し
、たところ、フレーバーは非常に良好で、異味、異臭は
全く認められなかった。
実施例2゜ アイソタクチック−ポリプロピレンに無水マレイン酸が
グラフトされた平均カルボニル基濃度が180麿q/1
00r重合体、融点が164U。
M 1.が60f/10IllIの質性ポリプロピレン
80重量−1融点が156C,密度が0.90f/cd
、M、Lが20 f710m111.エチレン含有量が
5モル−のエチレン−プロピレン・ランダム共重合体1
9重tチ及び水酸化アルミニウム1重量−のブレンド物
を直径が50mφのスクリューを有する第1押出機を用
い、また融点が158tl’、密度が0.90r/、−
n、M、Lが25f/10III+、x f L/ y
 含有量が5モルチのエチレン−プロピレン・ブロック
共重合体94重量%と融点が109r、密度が0.91
9t / cd SM、 /、が129./10mの低
密度ポリエチレン6重量%のブレンド物を直径が65閣
φのスクリューを有する第2押出機によってグイ部分に
おける樹脂温度が230cの条件下で巾65oIllI
のコートハンガータイプの2層T型ダイがら共押出し2
を行い、この溶融2層積層体と15μのアルミニウム箔
とを習性ポリプロピレン・ブレンド層がアルミニウム箔
と接する位置関係で直径が400■φI’) f ルo
−ルと直径が200−φのシリコーンロールで圧着する
ことにより仮接着を行った。
次にこの仮接着された積層体を高周波誘導加熱装置によ
り熱接着を行い、チルロールによって冷却することによ
り、構成が151Jアル1ニウム箔/5μ変性ポリプロ
ピレン・ブレンド層/10μエチレンープロピレン共重
合体層の積層体を得た。
次に得られた積層体のアルミニウム箔面に印刷が施され
九厚さ12μの2軸延伸ポリエチレンテレフタレート・
フィルムをウレタン系接着剤を用いて積層した。この場
合2軸延伸ポリエチレンテレフタレート・フィルムの原
反中をアルミニウム箔の巾よ抄8閤狭いものを使用する
ことKより、積層体の両端部に4■巾でアルミニウム箔
が露出している部分を設は友。
このようKして得られた積層体から大きさが172mX
125mで、135mの端部が第6図に示すような4■
の巾でポリエステルフィルム層の欠如部を有するブラン
クを切り出し、実施例1と同様の方法で長さ135mの
エチレン−プロピレンブロック共重合体のパイプに熱融
着させた。
この場合ブラ・スチツク鎖側の両端に巾51でパイプの
エチレン−プロピレンブロック共重合体が露出している
位置関係で、積層体を融着させた。
かくして得られたプラスチック織網を実施例1と同様に
蓋体を被蓋することKより250ccのコーヒーを充填
密封し、120tT30分のレトルト殺菌処理を行った
。この場合も実施例1と同様にプラスチック罐の損傷は
全く認められず、内容品のコーヒーのフレーバーも良好
で情味であった。
実施例ろ。
II、aJ4160 C,’allカ0.90 t /
cc、M、Lカ0.7r/10mのエチレン−プロピレ
ンブロック共重合体を用いて押出成形法により内径が9
2.5ex x 46.3 wrでコーナ一部が5■R
であり、肉厚が600μである角柱状パイプを成形し丸
次に、外面にエポキシフェノール系塗料を塗装置、た厚
さ60μの軟質アル電箔の内表面に1アイソタクチツク
・ポリプロピレンに無水マレイン酸がグラフトされた平
均カルボニル基S度が140rngq/1oOy重合体
、融点が163c、M、1.が509/1Qjmの変性
ポリプロピレンを直径が651111φのスクリューを
有する押出機によってグイ部分における樹脂温度が23
Orの条件下で巾650wmのコートハンガータイプの
T型ダイから押出し、直径が400mφのチルロールと
直径が200mφのシリコーンロールで圧着することに
より仮接着を行った。次にこの仮接着された積層体を温
度が200CK保持された直径が400mφの熱処理ロ
ールと直径が200+w+φのシリコーンロールで熱圧
着を行い、直径が400mφのチルロールと直径が20
0m1φのシリコーンロールで冷却することにより、構
成がエポキシフェノール系塗料/30μアルミ箔/10
μ変性ポリプロピレン層の積層体を得た。
次いで、前記エチレン−プロピレンブロック共重合体の
角型パイプを95mの長さに切断した。
このパイプを角型のプラグに挿入し、このパイプに27
2mX89■の大きさに切り出した前記積層体を高周波
誘導加熱コイルが組込まれた加熱用ロールを用いて加熱
圧着することにより、パイプの外面と積層体の変性ポリ
プロピレン層とが接する位置関係で熱融着させた。この
場合プラスチック鎖網の両端に巾3Bでパイプのエチレ
ン−プロピレンブロック共重合体が露出している位置関
係で積層体を融着させた。
か< I−、て得られたプラスチック織網の一方の開口
端に、エポキシフェノール系塗M/100μアルミ箔1
50μポリプロピレンの積層体から成り、図9に示すも
のと類似の成形形状を有し、フルオーブンタイプのスコ
アとタブを有する内蓋蓋体を被着(7、ロールによって
スカート部を罐口部にクリンチすると同時に高周波誘導
加熱することKより蓋の内面ポリプロピレンを罐胴のエ
チレン−プロピレンブロック共重合体に熱融着させ九。
この着体が設けられたプラスチック罐にポタージュスー
プを350CC充填し、プラスチック−の開口部に前記
蓋体と同じ構成の積層体から成り、図11にボすものと
類似の成形形状を有する内蓋蓋体を被蓋し、ロールによ
ってスカート部を罐口部にり37ンチすると同時に高周
波誘導加熱することKより蓋の内面ポリプロピレンを罐
胴のエチレンプロピレンブロック共重合体に熱融着させ
た。
この密封罐を120Cで60分間熱水式レトルト加熱殺
菌処理した。この場合、プラスチック罐の変形及びアル
ミニウム箔とのデラミネーション及びサイドラップ部の
デラミネーション等の欠陥は全く認められなかった。ま
た密封性も完全で、スープの漏れは全く認められなかっ
た。次にタブ部から開口し、内容品のスープを試食した
ところ、フレーバーは非常に曳好で、興味異臭は全く認
められず美味であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のプラスチック鎖網を示す斜視図であ
り、 第2図は、第1図のプラスチック鎖網の一部拡大図であ
り、 第6図は、本発明のプラスチック鎖網の一部拡大断面図
であり、 第4図は、本発明の他の態様のプラスチック鎖網の一部
拡大断面図であり、 第5図は、本発明方法の一態様の工程を説明するための
説明図であり1 第6図は、本発明の無継目胴部に施される一態様の金属
箔含有積層体の一部拡大図であり、第7図は、第6図の
金属箔含有積層体が施されたプラスチック鎖網の一部拡
大断面図であり、第8図及び第10図は本発明のプラス
チック鎖網に用いられる一態様の金属箔含有積層体から
成る蓋体を示す斜視図であり、 第9図及び第11図は第8図及び第10図の蓋体の断面
図であって、 引照数字1はプラスチック鎖網、2は無継目胴部、6は
金属箔含有積層体層、4及び5は開口端、6 G1金補
箔、7は樹脂保護層、8は熱封緘性オレフィン系樹脂層
、9は継目、10はプラグ、11Pi加熱用ロール、1
2は高周波誘導加熱コイルを友々示す。 特許出願人  岸 本   昭 第1図 第2図 第3図 一部、−J 第4図 第5図 第6図 4 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 トー一一===□□□

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)オレフィン系樹脂から成る無継目胴部と該胴部の
    外側面に施された金属箔含有積層体層とから成るプラス
    チック罐胴において、骸積層体層は金属箔、金属箔外側
    の樹脂保嚢層及び金属箔内側の熱封緘性オレフィン系樹
    脂層の積層体から成り、該熱封緘性オレフィン系樹脂層
    の少なくと本金属箔と接する部分は酸変性オレフィン樹
    脂から構成され、骸積層体層は、゛熱封緘性オレフィン
    系樹脂層による融着により、胴部外側面に接着されると
    共にその両端部において重ね合わせ接合されていること
    を特徴とするレトルト殺菌可能なプラスチック罐胴。
  2. (2)金属箔、金属箔の一方の側の樹脂保饅層及び他方
    の側の熱封緘性オレフィン系樹脂層から成り且つ該熱封
    緘性オレフィン系樹脂層の少なくとも金属箔と接する部
    分が酸変性オレフィン樹脂から構成された積層体を、オ
    レフィン系樹脂から成る無継目胴部の外側面に、熱封緘
    性オレフィン系樹脂層が前記外側面と接するように施と
    L7、 前記積層体の金属箔を高周波誘導加熱し、熱封緘性オレ
    フィン系樹脂を溶融させて、積層体を胴部外側面に接着
    させると共に1積層体の両端部を重ね合わせ接合させる
    ことを特徴とするプラスチック罐胴の製法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4834822A (en) * 1986-10-15 1989-05-30 Kmk Karl Magerle Lizenz Ag Method for joining overlapping edges of a multi-layer foil, and a tubular liner produced according to the method
JP2010184723A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Toyo Seikan Kaisha Ltd フィルムラベル缶

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