JPS58187144A - 動物性廃棄物からの蛋白質回収方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、動物性廃棄物からの蛋白質回収方法に関す
るものである。

従来、動物性廃棄物中に含まれた蛋°白貿源を利用する
ためには、廃棄物を油温を利用して、加熱油中にて脱水
し、圧搾装置にて脱油して粉末状となった廃棄物を飼料
、肥料として使用することに−１− より、他の成分と一体の蛋白資源として利用するもので
あったが、純粋な状態での蛋白資源として回収するもの
ではなく、高品質の蛋白質を含有した飼料、肥料としで
使用するにすぎなかった。

この発明では、動物性廃棄物から純粋に蛋白質を得るよ
うにして、純粋な蛋白駿源と−して広範囲な利用ができ
る動物性廃棄物からの蛋白質回収方法を提供せんとする
ものである。

この発明の実施例を詳説すれば、動物性廃棄物としては
、動物、鶏、魚貝類等の骨、内蔵、皮、羽毛その他動物
の糞尿等を指称するものであり、これらの廃棄物を予め
或は中途より８０℃〜１５０℃に加熱した油中に浸漬し
、減圧条件下すなわち、初期減圧で１０〜１００１１８
Ｑの減圧をし、次いで５００〜７５０ｍ−ＨＱの減圧を
して、脱水処理を行い、その後油中より取出して連続圧
搾機により圧搾することにより脱油し又はノーマルヘキ
サンにより脱油し、粉末状の固形物を脱水・脱油物とし
て得るものであり、これを６０’Ｃ〜７０℃の温湯中に
浸漬し又は温湯をふりかけて脱水・脱油物中に含まれた
水溶性蛋白質をｍ湯中に溶解させる。

温湯中に溶解した水溶性蛋白質は、真空急凍乾燥処理を
行うことにより脱水して蛋白質のみが残るものであり、
粉末状の純粋な＾級蛋白質を得ることができる。

ここで真空急凍乾燥処理方法としては、水溶性蛋白質を
急激に凍結して凍結状態のままに真空乾燥する処理方法
をいうものであり、水戻り性を良ろ水分凝縮器、真空ポ
ンプの画部分からできたものを使用ル、水溶性蛋白質を
まず急激に凍結し、次いで凍結状態で真空乾燥し、水溶
性蛋白質表面に出てきた水分の凍結が真空状態で氷化す
るのを防止しながら脱水を行うものである。

この発明によれば、動物性廃棄物を加熱油中にて脱水し
、脱油した後に、Ｉ！湯にて水溶性蛋白質を溶出させて
、真空急凍乾燥にて脱水して蛋白質をうるちのであるた
め、純粋な蛋白質を得ることができる効果がある。

特許出願人　　　　中　園　　修　三

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）動物性廃棄物を加熱油中にて脱水し、そのノ侵圧搾
   機による搾油、又はノーマルヘキサンによる脱油を行い
   、固形状の脱水・脱油物を得て、これをｍｓと接するよ
   うにして、固形状の脱水、脱油物中に含まれた水溶性蛋
   白質を温湯中に溶解・分離させ、Ｉｌ湯に溶解した水溶
   性蛋白質は、真空急凍乾燥により脱水して粉末状の蛋白
   資源を得ることを特徴とする動物性廃棄物からの蛋白質
   回収方法。