JPS62645B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS62645B2 JPS62645B2 JP57072321A JP7232182A JPS62645B2 JP S62645 B2 JPS62645 B2 JP S62645B2 JP 57072321 A JP57072321 A JP 57072321A JP 7232182 A JP7232182 A JP 7232182A JP S62645 B2 JPS62645 B2 JP S62645B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- fish
- shellfish
- krill
- dehydrated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
- Fodder In General (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、オキアミ、イワシ、サバその他の
魚貝類から蛋白質を回収する方法に関するもので
ある。
魚貝類から蛋白質を回収する方法に関するもので
ある。
従来、オキアミ等の魚貝類の処理方法として
は、焼却するか、油中に浸漬して加熱し脱水する
とかの方法が採用されているが、これらの処理方
法は、あくまで処理することが目的であり、これ
らの原料に含まれている蛋白質の回収を純粋な状
態で行うことは、困難であつた。その理由として
は、蛋白質が処理工程中において、熱変性をきた
し、飼料、肥料としての品質の劣化をまねくこと
にあつた。
は、焼却するか、油中に浸漬して加熱し脱水する
とかの方法が採用されているが、これらの処理方
法は、あくまで処理することが目的であり、これ
らの原料に含まれている蛋白質の回収を純粋な状
態で行うことは、困難であつた。その理由として
は、蛋白質が処理工程中において、熱変性をきた
し、飼料、肥料としての品質の劣化をまねくこと
にあつた。
この発明では、油温によりオキアミ等の魚貝類
の原料を脱水して、ノーマルヘキサン等の溶剤に
より脱油して、温湯・水等に原料中の水溶性蛋白
質を溶解分離して、次いで真空急速冷凍乾燥処理
により脱水して水溶性蛋白質の粉末を得るように
して、純粋な熱変性を受けない水溶性蛋白質の回
収を行いうるオキアミ、イワシ、サバその他の魚
貝類から蛋白質を回収する方法を提供せんとする
ものである。
の原料を脱水して、ノーマルヘキサン等の溶剤に
より脱油して、温湯・水等に原料中の水溶性蛋白
質を溶解分離して、次いで真空急速冷凍乾燥処理
により脱水して水溶性蛋白質の粉末を得るように
して、純粋な熱変性を受けない水溶性蛋白質の回
収を行いうるオキアミ、イワシ、サバその他の魚
貝類から蛋白質を回収する方法を提供せんとする
ものである。
この発明の実施例を詳説すれば、原料として、
オキアミ、イワシ、サバその他の魚貝類を使用す
るものであり、これらのオキアミ等の原料約900
Kgを約6.5m3のクツカー中の90℃前後の加熱油に
投入し、或は油中に浸漬して油を加熱し、油温に
より脱水する。この際、初期すなわち油中での加
温後30分間位は10〜20mmHgの減圧を行い、次い
で740〜750mmHgの減圧をして脱水をし、３時間
前後で水分６％位にする。
オキアミ、イワシ、サバその他の魚貝類を使用す
るものであり、これらのオキアミ等の原料約900
Kgを約6.5m3のクツカー中の90℃前後の加熱油に
投入し、或は油中に浸漬して油を加熱し、油温に
より脱水する。この際、初期すなわち油中での加
温後30分間位は10〜20mmHgの減圧を行い、次い
で740〜750mmHgの減圧をして脱水をし、３時間
前後で水分６％位にする。
含水率約６％前後の原料は、粉末状となつてお
り、これに、溶剤としてのノーマルヘキサンを噴
霧状にふりかけて粉末状となつた原料中に含まれ
ている油脂分を脱油し、脱水・脱油処理された原
料を得て、これを温湯又は水中に浸漬し或は、温
湯又は水を噴霧状にふりかけて、温湯又は水に原
料中の水溶性蛋白質を溶解分離せしめて、その後
水溶性蛋白質が溶解した温湯又は水を、真空急速
冷凍乾燥して脱水し、水溶性蛋白質の粉末を得る
ものである。
り、これに、溶剤としてのノーマルヘキサンを噴
霧状にふりかけて粉末状となつた原料中に含まれ
ている油脂分を脱油し、脱水・脱油処理された原
料を得て、これを温湯又は水中に浸漬し或は、温
湯又は水を噴霧状にふりかけて、温湯又は水に原
料中の水溶性蛋白質を溶解分離せしめて、その後
水溶性蛋白質が溶解した温湯又は水を、真空急速
冷凍乾燥して脱水し、水溶性蛋白質の粉末を得る
ものである。
なお、本実施例では原料として、オキアミ、イ
ワシ、サバ等の魚貝類を使用しているが、同じ方
法にて、動物の内蔵、骨、皮等及び動物の糞尿を
も原料として処理することができるものであり、
純粋の水溶性蛋白質の粉末を得ることができる。
ワシ、サバ等の魚貝類を使用しているが、同じ方
法にて、動物の内蔵、骨、皮等及び動物の糞尿を
も原料として処理することができるものであり、
純粋の水溶性蛋白質の粉末を得ることができる。
また、オキアミ等の原料の初期の処理として油
温にて脱水しているが、油温による脱水処理方法
以外に、真空急速冷凍乾燥により脱水して、その
後脱油する方法もとることができ、とくに原料処
理物を薬用に供する場合にはこの方法をとること
ができる。
温にて脱水しているが、油温による脱水処理方法
以外に、真空急速冷凍乾燥により脱水して、その
後脱油する方法もとることができ、とくに原料処
理物を薬用に供する場合にはこの方法をとること
ができる。
なお、本実施例における真空急速冷凍乾燥処理
としては−40℃前後の温度にて、水分が蛋白質表
面において凍結しないように真空吸引して脱水処
理を行う方法をとるものであり、要するに油によ
る加熱で脱水をするのに比し、蛋白質の熱変性を
防止して良品の蛋白質粉末を得ることができるも
のである。
としては−40℃前後の温度にて、水分が蛋白質表
面において凍結しないように真空吸引して脱水処
理を行う方法をとるものであり、要するに油によ
る加熱で脱水をするのに比し、蛋白質の熱変性を
防止して良品の蛋白質粉末を得ることができるも
のである。
この発明によれば、オキアミ等の原料が油温に
て脱水され、その後脱油されて、水溶性蛋白質の
みを抽出することができるため、簡便な方法で純
粋な水溶性蛋白質源を得ることができ、また蛋白
質の抽出過程で熱変性をきたすことなく、更には
脱油されているため、油の酸敗現象も防止でき、
飼料化・肥料化は勿論のこと、食用・薬用のいづ
れにも有効に使用できる効果がある。
て脱水され、その後脱油されて、水溶性蛋白質の
みを抽出することができるため、簡便な方法で純
粋な水溶性蛋白質源を得ることができ、また蛋白
質の抽出過程で熱変性をきたすことなく、更には
脱油されているため、油の酸敗現象も防止でき、
飼料化・肥料化は勿論のこと、食用・薬用のいづ
れにも有効に使用できる効果がある。
Claims (1)
- １ オキアミ、イワシ、サバその他の魚貝類を、
加熱油中にて脱水し、粉末状としてこれをノーマ
ルヘキサン等の溶剤によつて脱油し、脱水・脱油
の魚貝類処理物を得て、これを温湯又は水と接す
る状態にして温湯又は水に水溶性蛋白質を溶解分
離せしめ、次いで真空急速冷凍乾燥処理を行つて
脱水し、水溶性蛋白質の粉末を得ることを特徴と
したオキアミ、イワシ、サバその他の魚貝類から
蛋白質を回収する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57072321A JPS58187175A (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | オキアミ、イワシ、サバその他の魚貝類から蛋白質を回収する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57072321A JPS58187175A (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | オキアミ、イワシ、サバその他の魚貝類から蛋白質を回収する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58187175A JPS58187175A (ja) | 1983-11-01 |
| JPS62645B2 true JPS62645B2 (ja) | 1987-01-08 |
Family
ID=13485897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57072321A Granted JPS58187175A (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | オキアミ、イワシ、サバその他の魚貝類から蛋白質を回収する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58187175A (ja) |
-
1982
- 1982-04-26 JP JP57072321A patent/JPS58187175A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58187175A (ja) | 1983-11-01 |
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