JPS58185523A - 新規な5−フルオロ−2′−デオキシ−β−ウリジン誘導体を含有する制癌剤 - Google Patents

新規な5−フルオロ−2′−デオキシ−β−ウリジン誘導体を含有する制癌剤

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JPS58185523A
JPS58185523A JP58030948A JP3094883A JPS58185523A JP S58185523 A JPS58185523 A JP S58185523A JP 58030948 A JP58030948 A JP 58030948A JP 3094883 A JP3094883 A JP 3094883A JP S58185523 A JPS58185523 A JP S58185523A
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Tsutomu Kodama
勉 児玉
Masaaki Senoura
瀬野浦 正彬
Hajime Aoyama
肇 青山
Tomonobu Yamaguchi
友伸 山口
Isao Kitayama
北山 功
Minako Yotsutsuji
四辻 美奈子
Toru Hiraiwa
平岩 徹
Masaharu Omori
大森 雅春
Nobuo Terajima
信雄 寺島
Hiroshi Kodama
児玉 寛
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Toyama Chemical Co Ltd
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Toyama Chemical Co Ltd
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔式中、R″はアシル基を;Rm及びBsは同−又は異
なって保護基を有するか吃しくは有しないヒドロキシル
基ヲ示ス。〕 で表わされる新規な5−フルオロ−2′−デオキシーー
ーウリジンー導体を含有する制癌剤に関する。
従来市販されている制癌剤は、制癌作用及び毒性のいず
れの点においても向馳がめp%籍に投与後日血球減少、
血小板減少、脱毛、骨髄抑制、悪心嘔吐、下痢等の症状
を誘発し、臨床上問題とされている。
これに対して、5−フルオロ−意′−デオキシーI−ウ
リジン(通称FUDR)は、試験管内(iν5tro)
においては制癌作用が強く、かつ低毒性であることが既
に知られている。(C。
Hmidalkarger  at、al、Frog、
See、  Ezy、  Biel。
Mad、、  I 7、ayo  (1151))41
しかし、生体内(invivo)では持続性がなく(即
ち排を倣が早い)、ヌクレテオドホスホリラーゼにより
甘坊にンナ解され、5−フルオロウラシルとyz)テ1
,4イ(G、 D、 Birnig 、  Bioah
am。
Biophνa、 Actd、、7亙、315  (1
963))時間依存性の代固括抗剤FL/DRの性賀が
発揮されなくなるという欠点がある。−裏た、Hgid
al−bargar等は、3′−及び5′−位の化学修
thlIを行なっているが、有用な化合物は見出されて
いない。
このよう/L状況)K弗って本発明場等は、h−捧ピ」
で制@1/I−川が独く、低毒性でめる等の★7した社
員を有する化合物を見出すべく鋭息輯究した結果、意外
にもピリミジン壕の3−NiiLをアシル化した化合物
が好lしい性JXを有することを知り、本発明t−児成
するに至った。
次に、坐〉6明における一般式(1)の1乙台Wについ
てlF?説J−る。一般式0)中のR1は、アンル冶を
4;し、具体的には、たとえばベンゾイル、3.4−メ
チレンジオキシベンゾイル又はナフトイル等のアロイル
−jISSアセチル、プロピオニル、ブチリル、/4レ
リル、イソブチリル、イソ/臂しリル、ピパーイル、/
々ルミトイル又はステアロイル婢のアルカノイル基1テ
ノイル、フロイル、チアゾリルカルがニル、1キサゾリ
ルカルがニル、イソオキサシリルカルlニル又はニコチ
ノイル等の複素環式カルボニル、4i;アクリロイル又
はクロトノイル等のアルクノイル基が挙げられ、そして
これらは、たとえばフッ素、塩素、臭素又はヨウ素のハ
ロダン原子富ヒドロキシル基;ニトロ基;シアノ基;ア
ミノ基;カルボキシル基募ホルミル、アセチル、プロピ
オニル、ブチリル、アクリロイル、クロトノイル、ベン
ゾイル、ナフトイル、フロイル又ハチノイル等の7シル
1及びそのハロダン置換体ニアセチルオキシ、!ロビオ
ニルオキシ、lチリルオキシ、アクリロイルオキシ、ベ
ンゾイルオキシ、ナントイルオキン、フロイルオキシ又
はテノイルオキシ等のアシルオキシ基及びそのハロダン
置換捧;アセチルアにノ又はプロビオニルアミノtpt
y)アシルアミノ基及び七のノ・ロダン置換体;メチル
、エチル、プロビル又はエチル等のアルキル基及びその
ハムクン111侯捧;メトキシ、エトキシ、!ロポキシ
、エトキシ、ペントキシ、又はオクチル1キシ等のアル
コキシあ及びそのハロrン宵換体;フェニル又はナノチ
ル等の7リール基及びそのハロゲン−換捧;フリル又は
チェニル婚の′4i素壌弐基及び七のハQグン瀘換体な
どの置換基で1′)以上−俟さ扛ていてもよい。
また、R2及びR1の保−1lkを有するヒドロキシル
基の保−一としてtよ、たとえば通常ヒドロキシル基の
保−基として用いられている保−基、具体的にはアセチ
ル、プロピオニル、インプロピオニル、ブチリル、イン
ブチリル、1−c−ブチリル又ハt−デトプチリル勢の
アルカノイル基;メトキシカルがニル、エトキシカルが
ニル、プロポキシ書ルlニル又はイソプロ4−?シカル
ーニル等のアルコキシカルがニル轟審アセチルオキシメ
チルカルがニル フTQt’オニルオキシメチルカルl
ニル、アセチルオキシエチルカルlニル、α−(アセデ
ルオキシ)プロピオニル317−(プロピオニルオキシ
)プロピオニル等のアシルオキシアシルms?−クロρ
ペンソイル、p−メチルベンゾイル、シーニトロベンゾ
イル又as、シージニトロベンゾイル等の置換基を有す
るアロイル4にクロロアセデル、ジクロロアセチル、ト
リクロルアセチル、フルオロアセチル、$7フルオロア
竜チル、トリノルオロアセチル、プロモアセチル、ジブ
ロモアセチル、トリクロロアセチル、曹−ドアセチル、
ショートアセチル、トリ肩−ドアセチル等の篭ノー、ダ
ンー又d)リハロrノアルカノイル基等が埜けられる。
上述した本発明における一餘式(1)の化a物のうち、
好ましいものの一例としては、R′がフッ素原子又tよ
りロロアセチルアきノ基で置憎されたベンゾイル譲、又
は3.4−メチレンツオキシベンゾイル属でりる化合物
が挙けられる。
次に本発明における一般式(りの化合物の艮41kにつ
いて、]に明する。
−f−元明における一般式(1)の化合物は、s 〔式中、R4及びR″は保−基會有するヒドロキシルt
kt−示す。〕 で表わされる化合物と、 一般式 %式%() 〔式中、R″は前記した意味を有する。〕で表わされる
化合物の反応性誘導体を塩基の存在下又は不存在下で反
応させるか、又は次いでアルコリシスを行ないヒドロキ
シル譲の保論基を脱離させることによって製造される。
ここで、一般式(1)におけるR6及び1mの保麹基を
有するヒドロキシル基の保#II基は、一般式(1)に
おけるR8及びR8のものと19じものを示すが、R1
及びR1がヒドロキシル基である化合物を得る場合は、
R4及びjt“の保−基を有するヒドロキシル基の保−
基は電子吸引性基を有する活性保111基、具体的には
ν−ニトロペイゾイル又は禦。
?−ジニトロベンゾイル尋の置換され九ベンゾイル轟1
タロロアセチル、シクロ9アセチル、トリクロロアセチ
ル、フルオロアセチル、ジフルオロアセチル、トリフル
オロアセチル、ブロモアセチル、ノゾロモアセテル、ト
リブロモアセチル、ヨードアセチル、ノヨードアセテル
又はトリヨードアセチル等の七ノー、ノー又はトリハo
yノアルカノイル基等の使用が好ましい。
°また、一般式(匍において、R′は1記したものと同
じアシル基を示し、反しM畳体として1rsrIIハロ
rン化物、酸アット、酸シアニド、温飯無水物、活性エ
ステル又は活性鈑アきド等が挙げられ、用いる反応性酩
尋体によっては、苛性アルカリ、戻酸アルカリ、酢酸ア
ルカリ、トリエチルアミン、トリメチルアミン、トリブ
チルアミン、ピリジン又はA−メチルモルホリン等の無
機又は有機塩基類を添加してもよい、符に、酸塩化物、
酸巣化物等の酸ハロダン化物とトリエチルアミンの使用
が好ましい。
次に、製造法の実施PJI徐を説明する。
一般式(薦)で表わされる化合物を、反応に不活性な溶
媒、たとえばアセトン、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジエチル
エーテル、ジイソプロピルエーテル、ベンゼン、トルエ
ン、Vクロロエタン、塩化メチレン、クロロホルム、酢
酸エチル、メチルエチルケトン等の1種又は!種以上の
混合溶媒に溶解又は−濁し、一般式(2))で表わされ
る化合物の反応性−導体を、−310−1oo℃好まし
くは室温ないし加温下に、塩基の番在下又は不存在下反
応させる。この反応は、通常す分から24時間である。
また、R3及びR1がヒドロキシル基である化合物を得
るには、上記反応終了抜、常法に従ってアルコリシスを
行ないヒト四キシル基の保饅基ヲ脱離させれdよい、そ
の−例としては、友とえはトリメチルアイン、トリlチ
ルアミン、トリlチルアミン、ピリジン、N−メチルモ
ルホリン尋の有機塩基をツルとして、メタノール、エタ
ノール、プロ/9ソール又バインプロパツール峡、リア
ルコールMe用いるアルコリアスがφげら7’L/)が
、R4及びR′の保護されたヒドロキシル基の保鏝品の
1船(より適宜N遍条件が選択される。このアルコリシ
ス1ま、削記反応に継杭して、又は生成Wt−年船佐行
なってもよく、上bcアシル化反L6浴媒のl檀又は2
憤以上の混合浴媒中、又はアルコール中で行なってもよ
い。
アルコリシスの反応は、一般に5分〜1lii=f間行
なわれる。本発明における一般式(1)の目的化合物は
通常の手段、たとえば溶媒抽出尋の化写的分1lllt
精製手段を用いて単重採取される。
次tこ、本発明における一般式(夏)の代表的化合物の
朱即効果及び急性褥性について説明する。
1、 エールリッヒ固型橿瘍抑111実験(1)実験方
法 エールリッヒ腹水&細胞3X1G@個をddY糸マウマ
ウス遍令、魯、一群8匹)右鼠躾部皮下に!1lilL
え。
*11g4時間後からt8t1iJ連M?1iffl、
5411Co@QCニツコ一ル商品)にJI!濁又紘溶
解させ九条物を、ま九対照には同量の5−IICO60
にツコール商品)を各々腹胚内に投与した。接種後14
日目に膿瘍を摘出し電量を測定した。条物投与群と対照
群の平均本飯の比(TiC)を求B (b)  実験方法 エールリッヒ腹水癌[7@3X10’個をddY系マウ
ス(5週令、♂、一群8匹)城陽部皮下に接種した。接
種6日目から1日1回連続10回、0.51CMCに懸
濁又は溶解させた薬物を、又対照には同量の0.5−C
MCを各々経口投与した。接種後211日目腫瘍を摘出
し重量を測定した。薬物投与群と対照群の平均重量の比
(T/C)を求めた。
(C)  実験方法 エールリッヒ腹水癌細胞3 X 10’個/匹をddY
系マウス(5週令、書、一群8匹)の右jL蹟部皮下に
接種した。接種24時間後から1日1回連続7回0.2
5チCMC(幡維秦グリコール酸ナトリウム;ヤマセル
商品)水溶液に@濁させた薬物を、又対哩群にけ同1の
0.25%CMC水溶液をそれぞれ経口ゾンデを用^て
投与した。144日目帽部を摘出し、その重量を測定し
薬物投与群と対tS群との平均@瘍重量の比(T/C)
を求め*。
また14日間の体重変化も測定した。
2 ザルコーマ180抑制試験 実験方法 ザルコーマ180癌細胞3 X 10”個をddY系マ
ウス(5肩令、♂、一群8匹)右城陽部皮下に接種した
。接種24時間後から1日1回連kI17回、10%、
Ifリエチレングリコールに溶解させた薬物を、又対照
には同量の101ポリエチレングリコールを各々静脈内
投与した。接種後10日目に平均−瘍重量を求め、T/
C(5)値を求めた。
!1−2 3、 々性毒性試験 (a)試験化合物を、0.25チCMC水溶液に懸濁さ
せ、5LC−ddY系マウス(5肩令、書、一群6匹)
に腹腔内投株した。その後、3週間にわたって死亡の有
無を調べた。その結果、化合物層2,11.13及び1
8はいずれ本t、0OOq/Kf投与量で死亡例がなか
った。
(b)試験化合物を、0.251CMC’水溶液に懸濁
させ、5LC−ddY系マウス(5肩令、名、一群6匹
)に経口投与した。その後、3週間にわたって死亡の有
無を調べ、LD、。値を求めた°     表−3 以上の結果から明らかな如く、本発明における一般式(
11の化合物は、優れ九制癌作用を有しており、また低
毒性であることが理解される。
本発明の一般式(1)で表わされる5−フルオロ−2′
−デオキシ−β−ウリジン誘導体を含有する制癌剤は、
たとえば錠剤、カプセル剤、シロップ剤、注射剤、点滴
剤、来剤等の通常適用される剤形に調製して経口的に、
あるいは筋肉内注射、静脈内注射、動脈内注射、座部に
よる直腸内投与の如き非経口的投与で投与することがで
きる。それらの経口的又は非経口的に投与する剤形の製
剤化には、通常知られた方法が適用され、たとえば、各
種の賦形剤、清沢削、結合剤、崩壊剤、懸濁化剤、等張
化剤、乳化側等を含有していてもよい。
投与量及び役4回数は、一般に成人で1日当り(0,1
岬/匂〜300q/Kt)X1回〜6回であるが、投与
経路あるいは患者の症状の違いによシ適宜変更される。
次に、実施例及び製剤例を挙げて本発明を説明する。
実施例1゜ (a)  3’15’−ジー0−クロロアセチル−5−
フルオロ−27−ジオキシ−β−ウリジン3g、p−ク
ロロ安息香酸クロリド1.15mg及び無水塩化メチレ
ン7.5−の混合物に1室温攪拌下トリエチルアミン1
.15mを滴下する。室温で約5時間反応させた後、水
20m、飽和重炭酸ソーダ水2〇−及び水20mの順で
洗浄する。更に、無水脅酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を
減圧下に留去し7、カラムクロマトグラフィー(シリカ
ゲル、展開溶媒;クロロホルム)で精製すれば、無定形
晶状の3−p−クロロベンゾイル−3′、5′−ジー0
−りコロアセチル−5−フルオロ−2′−デオキシ−β
−ウリジン3.41収率95チ)を得る。。
IR(KBr )cMl−’Hvc=o 1780,1
750(sh)。
1715.1670 (b)  (a)テ4* 3−1)τクロロベンゾイル
ー3/、S/−ジーO−クロロアセチル−5−フルオロ
−2′−デオキシ−β−ウリジン3.4gをテトラヒド
ロフラン10−に溶解させ、メタノール1〇−を加え、
室温攪拌下トリエチルアミン0.5dを加える。約1時
間反応させた後、反応液を減圧下に濃縮し、カラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル、Wk開溶媒;クロロホル
ム:メタノール=20:1)処理し、溶出液を減圧下に
濃縮し、得られた残留物に酢着エチルを少量加えると、
融点152〜155℃を示す結晶状の3−p−りaロベ
ンゾイル−5−フルオロ−2’−デオキシ−β−ウリジ
ン1.7Jjl(収率94チ)を得る。
IR(KBr)5@−’;ν(=o 1740,170
5゜650 UV(エタノール)nm  λmax  261Rf値
0.70(展開溶媒;酢酸エチル: ギ!f:水=65
:5:5) 実施例2 (a)  3’、5’−ジー0−りooアセチA= −
5−フルオロ−2′−デオキシ−β−ウリジン39、p
−フルオロ安息香酸クロリド1.739及び無水塩化メ
チレン7.5dの混合物に、室温攪拌下トリエチルアミ
ン1.15mを加える。室温で約1時間反応書せた後、
実施例1の(a)と同様に処理すれば、分解点225〜
235℃を示す無宇形晶状の3−p−フルオロベンゾイ
ル−3′、5′−ジー0−クロロアセチル−5−フルオ
ロ−2′−デオキシ−β−ウリジン4.1 g(収率9
8チ)を得る。
IR(KBr)m−’Hνc=o  1735,170
5゜660 UV(ff−タノール)nm  λmax  256R
f値 0.68(展開溶媒;n−へキサン:ベンゼン:
酢酸エチル=1:1 :2) (b)  上記(1)で得られた3−p−フルオロベン
ゾイル−3/、sl−ジ−ロークロロアセチル−5−フ
ルオロ−2′−デオキシ−β−ウリジン4.1CIを、
テトラヒドロ7ラン10−及びメタノール10mの混合
溶媒に溶解させ、トリエチルアミン0.5117を加え
、室温下4時間反応させる。その後、実施例1の(b)
と同様罠処理すれば、融点130〜133℃を示す白色
結晶状の3−p−フルオロベンゾイル−5−フルオロ−
2′−デオキシ−β−ウリジン138g(収率88慢)
を得る。
IR(KBr)i’;yc=o  1745,1705
゜1660(sh)、1640 UV(エタ/−ル)nm  λmax  208,25
5Rf値0.73(展開溶媒;酢酸エチル:ギ酸:水=
65:5:5) 実施例3゜ (a]3’+5’−ジー0−りロロアセチルー5−フル
オロ−2′−デオキシ−β−ウリジン3Lp−クロロア
セチルアミノ安息香酸クロリド2..1g及び無水塩化
メチレフ7.5−の混合物に、室温攪拌下、トリエチル
アミン1,15slを滴下し約4時間反応させる。次に
減圧下に溶媒を留去し、残留物を酢酸エチルに溶解させ
た後、実施例1の(a)と同様に処理すれば、融点18
3〜184℃を示す3−p−クロロアセチルアミノベン
ゾイル−3′。
5′−ジー0−クロロアセチル−5−フルオロ−2′−
デオキシ−β−ウリジン3.95g(収率90チ)を得
る。
1゜ IR(KBr)51に一’ ;νc=o  1740,
1710゜660 UV(エタノール)nm  λmax  3001(f
値 043 (展開溶媒;n−へキサン:ベンゼン:酢
酸エチル=l: 1:2) (b)  上記(mlで得た3−p−クロロアセチルア
ミノベンゾイル−a/、S/−ジ−ロークロロアセチル
−5−フルオロ−2′−デオキシ−β−ウリジン3.9
5gを、テトラヒドロフラン1〇−及びメタノール10
−の混合溶媒に溶解させ、室温攪拌下、トリエチルアミ
ン0.5 mを加え、約4時間反応させる。その後、実
施例10缶)と同様に処理(ただし、カラムクロマトグ
ラフィーの展開溶媒はクロロホルム:メタノール=・1
0:1)すれハ、融点133〜137℃を示す3−p−
クロロアセチルアミノベンゾイル−5−フルオロ−2′
−デオキシ−!−ウリジン13917(収率80.5チ
)を得る。
IR(KBr)cm−’;νc=o  1735,17
00(sb)650 UV(エタノール)nm  λmax  205.22
301 Rf値0.61  (展開溶媒;酢酸エチル:ギ酸:水
=65:5:5) 実施例4゜ (a)  3’、5’−ジー()−クロロアセチル−5
−フルオロ−27−ジオキシ−β−ウリジン3Lp−ジ
メチルアミノ安息香酸クロリド1.7g及び無水塩化メ
チレン7、5 mlの混合物に、室温攪拌ドトリエチル
アミン1.15−を滴下する。室温で約5時間反応させ
た後、水20m+7.飽和重炭酸ソーダ水2011j及
び水20mの順で洗浄する。更に、無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、溶媒を減圧下に留去し、カラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル、展開溶媒;クロロホルム)で精製
すれば、無定形島状の3−p−ジメチルアミノベンゾイ
ル−3/、S/−ジーO−り口ロアセチル−5−フルオ
ロ−2′−デオキシ−!−ウリジン3.811(収率9
:11)を得る。
IR(KBr)am−’;yc=o  1725,16
80゜655 (b)  (a)で得&3−p−ジメチルアミノベンゾ
イル−3′15′−ジー0−りコロアセチル−5−フル
オロ−2′−デオキシ−β−ウリジン18gをテトラヒ
ビ0フラン10mK溶解させ、メタノールlQ@jを加
え室温攪拌下トリエチルアミン0.5−を加える。約1
時間反応させた後、反応液を減圧下に濃縮し、カラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル、展開溶媒;クロロホル
ム:メタノール=20:1)処理し、溶出液を減圧下に
濃縮し、得られた残留物に酢酸エチルを少量加えると、
融点152〜154℃を示す結晶状の3−p−ジメチル
アミンペンソイル−5−フルオロ−2’−デオキシ−β
−ウリジン259(収率92チ)を得る。
IR(KBr )cIR−’;νc=o   1720
,1695(Sh)。
1680.1655 UV(’j−タノール)nm  λmax  204,
250+274.350 Rf値 0.64(展開溶媒;酢酸エチル:ギ實:水=
65:5:5) 実診例5゜ (a)  実施例1の(a)と同様にして縮合反応を行
ない、次の表−4に示す化合物を約85〜100チの収
率で得た。
(b)  実施例1の(b)と同様にして、ヒドロキシ
ル基の保護基を脱離させ、次の表−5に示す化合物を8
5〜90Lsの収率で得た。
実施例6゜ 5−フルオロ−2’−デオキシ−β=ニラリジン246
1.01モル)をクロロホルム10mに懸濁させ、これ
にトリエチルアミン5.5 wJ(0,04モル)およ
びトリメチルシリルクロリド281(0,022モル)
を順次添加し、1時間還流下に反応させる。次いで、こ
れに3,4−メチレンジオキシベンゾイルクロリド2.
2.10.012モル)を加え、更に30分間還流させ
た後、反応混合物中に氷冷下IN−塩化水素メタノール
溶液IQmを添加する。同温度で30分間攪拌した後、
トリエチルアミンで中和する。この反応混合物を濃縮乾
固し、得られた残留物を酢酸エチルに溶解させ、希塩酸
、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および水〒順次洗浄し
た稜、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、溶媒を減圧下
に留去する。得られた残留物ニ、クロロホルム−メタノ
ール(20:1)[合液40mを加える。
不溶物をp取すれば、融点133〜135℃を示す結晶
状の:(−(3,4−メチレンジオキ7ベンゾイル)−
5−フルオ自−27−ゾオキシーβ−ウリジン&7g(
収率94チ)を得る。
Rf値 0.56  (展開溶媒;クロロポルム二アセ
トン:メタノール=5:5 : 1 ) 実施例7゜ 5−フルオロ−27−ジオキシ−β−ウリジン2.46
9 (0,01−Eル)ヲクofflホルム10@jl
K。
懸濁させ、これにトリエチルアミン5.5d(0,04
モル)および2−クロロ−4−メチル−1,3゜2−ジ
オキサホスホラン3.19 (0,022モル)を順次
添加し、室温下で3時間攪拌し々がら反応させる。次い
でこれに、3,4−メチレンジオキシベンゾイルクロリ
ド2.2 、? (0,012モル)全添加し、WKW
1温下で4時間攪拌しながら反応させる。反応終了後、
この反応混合物に水冷下IN−塩化水素メタノール混合
液10−を添加する。
以下、実施例6と同様に処理すれば、融点133〜13
5℃を示す結晶状の3−(3,4−メチレンジオキシベ
ンゾイル)−5−フルオロ−2’−デオキシ−β−ウリ
ジン3.5g(収率89チ)を得る。
実施例8゜ 5−フルオロ−2′−デオキシ−β−ウリジン29(0
,00813モk)をりoaホルA10ydKll!濁
させ、系内を、侭素雪換後、トリメチルシリルクロリド
2.2mj(0,0175モル)およびトリエチルアミ
ン2.6m(0,0187モル)を順次添加し、30分
間還流下に反応させる。次に、これにp−アセチルオキ
シベンゾイルクロリド178、f(0,00894モル
)を加え、15分間還流1゜た後、トリエチルアミン1
.36*/(0,00976モル)を加え、更に1時間
還流させる。この反応液を室温まで冷却した後、メタノ
ール2dを加えて30分間攪拌する。次いで、これに水
冷下、IN−塩化水素メタノール溶液10耐を添加し、
同温度にて30分間攪拌後、トリエチルアミンで中和す
る。この反応混合物を濃縮乾固し、得られた残留物を酢
酸エチルに溶解させ、希塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液および水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥する。次いで溶媒を減圧下に留去し、得られた
残留物をカラムクロマトグラフィー(ワコーゲルC−2
0(’)、展開溶媒;クロロホルム:メタノール=2(
’):1)でa[L3−(p−アセチルオキシベンゾイ
ル)−5−フルオロ−2′−デオキ/−β−ウリジ/(
無定形島状)0.373g UV(−r−タノール)nrn  2max  204
,262IR(KBr )cm ’;vc=o  17
50,1710゜1650 Rf値 0.73 (展開溶媒;クロロホルム:アセトン:メタノール=5
:5:1) および3−(p−ヒドロキシベンゾイル)−5−フルオ
ロ−2′−デオキシ−β−ウリジン0.6399を得る
融点:176〜178℃(酢酸エチルより再結晶) U■(エタノール)nm 2max  204,223
(sh)。
291.345 IR(KBr)cM−’ ;νc=o 1750.17
05゜630 RffiO,65 (展開溶媒;クロロホルム:アセトン:メタノール=5
:5:1) 滅Iff サiまた3−(3,4−メチレンジオキシベ
ンゾイル)−5−フルオロ−2’−デオキシ−β−ウリ
ジン200〜をバイアル瓶に封入する。使用前に、無菌
プロピレングリコール5dl&有する5%ブドウ糖溶液
101/に溶解させ、これを更に5%ブドウ糖溶液50
0 litに希釈し、点滴静注液とする。
製剤例2 滅mされた3−(3,4−メチレンジオキシペンソイル
)−5−フルオロ−2′−デオキシ−β−ウリジンx0
0q、l鈴薯デンプン100η、K糖70〜、結晶セル
ロース10■及びスデアリン酸マグネシウム0.5ηを
混和して、1カプセルとする。      ′ 〜 特許出願人 富山化学工業株式会社 第1頁の続き (7り発 明 者 寺島信雄 富山市下奥井1−6−25 7a・発 明 者 児玉寛 富山市清水町6−3−15 一18/

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、−転式 〔式中、R1はアシル!kを;Rm及びRaFi同−又
    は異なって保−基を有するかもしくは有しないヒドロキ
    シル&ヲ示ス。〕 で表わされる5−フルオロ−8′−デオキシ−β−ウリ
    ノン誘導体を貧有する制癌剤。 2 R’ が、置換基を有するがもしくは有しないアロ
    イル又は複素環式カルlニル基である特許請求の範囲第
    1.!J記載の5−フルオロ−2′−デオキシ−J−゛
    ウリシン銹導体を含有する制癌剤。 亀 1tが、置換基を有するかもしくは有しないベンゾ
    イル、メチレンジオキシペンジイル、フロイル、テノイ
    ル、チアゾリルカルlニル、オキナゾリル力ルIニル、
    イソオキサゾリル力ルゲニル又はニコチノイル基でb:
    b〜許J+*求の範囲第2項に賊の5−フルオロ−2′
    −デオキシ−β一つリジンM4体を含有するwjli剤
    。 t  R’が、置換基を有するかもしくは有しないベン
    ゾイル又は3.4−メチレンジオキシベンゾイル基であ
    る特許請求の範12fl第1項記載の5−フルオロ−意
    ′−デオ命シー声−ウリVン綽導体をj有する制癌剤。 LA”が、ハ四r7M子又はハロrノアセチルアミノ基
    で置換され友ベンゾイル基である特許i求の範囲第4項
    に、載の5−フルオロ−2’−デオキシ−β−ウリジン
    訪導体を含有する制癌剤。 a  R’が、721M子又はクロロアセテルアきノ基
    で1ill換されたベンゾイル基であるへ許梢求の範囲
    第5項記載の5−フルオロ−2′−デオキシ−β−ウリ
    ジン酩導体を宮鳴する制癌剤。 7、 R1が、3.4−メチレンツオキシベンゾイル基
    である待針珀求の範囲第4項記載の5−フルオロ−2′
    −デオキシ−β−ウリジン酩導体會言貧有る制癌剤。
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