JPS58184423A - 気化バ−ナ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は気化バーナーに係るものである。

従来公知の乾燥装置の気化バーナーは、バルブ（弁）の
開閉度合を変えて燃料供給量を調節するか、又は燃料を
供給するポンプの回転を変えて燃料供給量を調節するか
していた。この方法によるときは、燃料供給量を直線的
に変化させられないので、気化バーナーの青色炎の幅を
非常に小さくしてしまう。

そこで気化バーナーに送風機を取付け、該送風機は可変
モーターで回転するようにし、又、燃料タンクより定量
の灯油を汲み上げる例えば電磁ポンプを取利け、該ポン
プにより汲み上げられた灯油を電磁バルブをパルス信号
で開閉するようにすると、灯油の量も燃焼用空気の量も
略直線的に変化するものか得られる。この装置に於いて
は、入手した電気部品・バルブ・ポンプ等の性能がバラ
つきのないことが条件であつて、性能にバラつきがある
と灯油の供給と送風機の回転か同調しないので、青色炎
とならない。このようなときは、いずれか一方、又は両
方を例えば電圧変換器のような調整器で調節できるよう
にしておけばよいものであり、炎を肉眼で見ながら調節
する。

よって本発明は、モーターにより回転する加熱椀に灯油
と燃焼用空気を供給して燃焼させる気化バーナーに於い
て、前記バーナーには灯油の供給量を自動的に調節する
燃料調節機構と、燃焼用空気を送る送風機の角変モータ
ーの回転を調節するモーター調節機構を設け、前記両調
節機構のいずれか一方又は両方に電圧変換器のような調
整器を取付けたことを特徴とする気化バーナーの構成を
要旨としたものである。

図により説明すると、実施例は穀物乾燥装置に気化バー
ナーを取付けだ例を示しており、（１）は上部の調湿タ
ンクで、該タンク（１）の下部には漏斗＋２１　＋２１
を形成し、漏斗＋２１　＋２１の下端には流下式乾燥室
（３１（３１の−Ｌ端を連結する。実施例図は、調湿タ
ンク（１）と流下式乾燥室（３）とか一体型として図示
されているか、該タンク（１）と該乾燥室（３）とは別
体型として両者間を昇降機等で結合するものでも利用で
きる。前記左右一対の乾燥室＋３１　＋３１の間には熱
風供給室（４）が形成され、前記乾燥室（３１＋３＋の
外側には熱風排風室（５＋　（５１がそれぞれ形成され
る。前記乾燥室＋３）　ｆ３）の下端には穀物の落下風
を調節する回転バルブ（６１Ｆ６１が取付けられ、該バ
１１ ルブ（６１＋６１の下側を中央部分が最も低く形成され
ている受樋（７）でぐるりと囲み、該受樋（力の中央）
上面にスクリュウコンベア（８）を横設し、該コンベア
（８）で横送された穀物を図示は省略している昇降機で
揚穀して前記タンク（１）内の籾米の上に上積み還元さ
せる。第１図の■−■断面図が第２図であり、熱風供給
室（４）の一端部に通風筒（９）が設けられ、熱風排風
室（５１＋５１の池端部である排出側には排風筒０（至
）が取付けられる。排風筒００内にはファン０１）が取
付けられていて、該ファン（１１）か回転すると、第２
図矢印のように、乾燥室（３１＋３１内に熱風を流通さ
せる。該ファン０１）は非常に強力なもので、籾米１ト
ン当りにして少なくとも１〜２ｍ３＼（８）の風が送ら
れるようなものである。通風筒ｉ９）内には、第３図の
ようにガス化バーナーが取付けられる。通風筒１９）内
の中心位置には、通風筒（９）の内径に比べるとそれよ
りもずつと小径に形成されている送風筒０２１か通風筒
（９）内に設けられている吊具（１３）により吊設され
ている。送風筒Ｏ２は横向きの円筒であって、前側には
細い形状の小径部０４）が取付けられている。（１５）
は小径部０４１の先端の開口部である。送風筒θ２内に
は垂直の取付板０６）が設けられ、取付板０６）の後面
側の中心には送風筒（１２の内径よりもずっと小径の外
径のモーター０７）が固着される。前記モーターＱ７＋
の外面と送風筒Ｏｚの内面の間の取付板０［ｆｌには透
孔０８１が複数個穿けられる。モーター（１７１の回転
軸Ｏ１は小径部Ｏａの中心を水平に前方に伸びて先端の
開口部Ｑ９よりも更に前方に突き出ており、その先端に
加熱椀Ｑ■を固定する。加熱椀（２旬の後方（即ちモー
ターａ７）の方）を向いた形状であって、前記小径部０
４１の外周を、隙間Ｑυを置いて包囲している。回転軸
（１１の先端で前記加熱椀（２窃の底に該る位置には、
加熱椀翰の底に至るに従い（前方に行くに従い）大径に
なる拡散体ｅ′ＩＪを取付ける。（２３＋は灯油の供給
用のパイプであって、小径部Ｑ４１の内側を前方に伸び
、その先端は拡散体Ｇ！渇上で開口している。該パイプ
（２３）は、電磁バルブ０４）を介し、更に電磁ポンプ
０句を介して燃料タンクｅ旬に連結している。電磁ポン
プ０ωは５０　ＨＺなら５０１−］’Ｚで回転（振動）
するポンプ　であって、いつも同じ量の灯油を燃料タン
クａＳより汲み一ヒげるものである。罰は乾燥機メイン
コントロールボックスである。ｅ（至）はバーナー制御
ボックスで変換ツマミ（２１を有する。該ボックス（２
粉と電磁バルブＱ４とはコード（至）・前記ボックス（
２秒と電磁ポンプＣツとは、コード０１）によりそれぞ
れ連結する。＋３Ｚは水分計、（３３］は昇降機を回転
させるモーターである。前記小径部Ｑ４の基部（３４）
は送風筒（１２）の前端に固着されるか、そこには、外
筒Ｉ３Ｓの基部を挾めるように固着する。外筒４３５）
は加熱椀ｔ２■の外側を大きく包囲する。第３図の送風
筒Ｏａの後部には接続送風筒（ト）がすっぽり嵌合され
ている。送風筒０渇の後端は、切離された形状に開口し
ていて開口部＋３７１を形成し、該開口部’３ｎより少
し大径に形成された送風筒（至）の接続部間を嵌め込ん
でビスＣ３［有］により止着する。接続送風筒（１）の
内部には垂直の取付板（４１が固定されていて、これに
可変モーター（４１）を取付ける。該モーター（４１）
のコード（４２疎び前記モーター（１７１のコード（４
匈はバーナーボックス＋２８＋に接続され、前記ツマミ
ｆ２９＋を回転させるとモーター（４１）の回転が変化
する。可変モーター（４１）も送風筒（至）の内径より
ずっと小径であって、その周囲に通風路（４４）が形成
される。可変モーター（４υはモーター０ηと背中合わ
せに取付けられ、その回転軸（４５１は後方に実用し、
回転軸：４５）には送筒機（４６）が固着される。送風
機ｆ４６１ば、接続送風筒（至）の内部に位置し、その
後部を後壁（４７１で囲み、後壁（４７１の中心には吸
入目明を開口させる。なお、（４９１Ｕガス化室、５０
）は燃焼板、６０はセラミックヒータ−１５のは燃焼室
である。第４図は気化バーナーの風量調節の回路図であ
り、６（９）は波形整形回路、６４）は増・幅器、５つ
はパルス電圧変換器、６０はスイッチング回路、６ηは
積分回路、６印はバッファ回路、槌は増＋１＠回路、１
６ｏ）はモーター制御回路である。

第５図はフロック図であり、輯）・は入力回路部、［２
は設定温度呼出ボタン、（６３）は張込ボタン、＋６４
）は乾燥ボタン、霞は排出ボタン、Ｉ［Ｄ　Ｈ張込量設
定用ロータリースイッチ、（６ηは穀物種類設定用ロー
タリースイッチ、（財）は目標水分設定用ロータリース
イッチ、（叫はセンサ一群である。６０）は交流直流変
換部、σＢは熱風温度センサー、６っは外気温度センサ
ー、６３）は発信回路、（ＩＬは制御及び比較の演算部
、ｆｆ５Ｈｊ：増幅部、σｅは表示部、（７ηは増幅部
、儲は増幅部、（７９）は燃料用電磁ノ（ルブ出力平滑
回路、（イ）は前記変換ツマミ（２９＋で変換される電
圧変換器、賄）はフレームセンサー、＋８２はフレーム
センサー増幅調整回路、姉はモーター回転数制御回路で
ある。

次に作用を述べる。

図は省略されているか、昇降機の張込口に未乾燥の籾米
を供給すると、その籾米は昇降機で揚穀されて調湿タン
クｉｌｌ内に供給され、自重で落下して流下式乾燥室（
３）（３）内と漏斗！２）　ｉ２１内と調湿タンク（１
）内を一杯とする。この状態でスイッチをＯＮにすると
、排風筒００）内に取付けであるファン（１１）を回転
させるモーターに通電して猛烈な速度で該ファン（１１
）を回転させ、籾米に対して、籾１トン当り少なくとも
１〜２イ＼（資）Ｃ以」−の乾燥風を供給する。又、加
熱椀（２■を回転させるモーターＱ７１と送風機（４６
０の可変モーター（イ１）にも通電して加熱椀シ■と送
風機（４６）を回転させる。従って、灯油供給用のパイ
プｃ２３）より供給された灯油は、毎分２５００回転も
する拡散体す上に滴下されると、遠心力で振り飛ばされ
るように攪拌され加熱椀Ｉ２■の内面に至り激しく攪拌
されて隙間ｅ１）内で霧の如くなる。そこに送風機（４
６）より送風されて来た空気は、吸入口＋４８１−通風
路（４４）−小径部す４）内−隙間（２２１と通って灯
油の爪に見合う鼠の空気が吹付けられるので、霧となっ
た灯油はカス化し、ガス化室（４９）内では完全に混合
ガスとなって燃焼板ｌ５０）より外方（前方）の燃焼室
６２に噴射する。そこで、セラミックヒータ−５１）に
通電すれば一般のガスのように簡単に点火し燃焼する。

従って、その炎により、加熱椀！２■の外面を赤熱させ
る。すると、加熱椀（２αの内面の隙間０１）内の灯油
はいよいよ活発にカス化し、遂には、青色炎となって燃
焼するに至るものである。

従って、青色炎の一風は熱風供給室（４）より流下式乾
燥室（３１ｊ３１に供給されて穀物を乾燥させるか、従
来の赤色炎の場合と異なり、穀物の品質を低下させない
。然して、乾燥した穀物は回転バルブ（６）　：６＋の
回転で少しずつ受樋！７１　Ｊ二に落とされ、スクリュ
ウコンベア（８）で集められて昇降機により揚穀され、
調湿タンク（１）内に上積みされる。この循環乾燥を５
〜６回位反復すると籾米は完全に乾燥するものである。

このような作業を行なっているとき、穀物の品種・品質
、又は外気温が異常に高い場合等はほんの少しの青色炎
で間に合うので、青色炎を小さくすることになる。この
ように青色炎を小さくするときは、拡散体Ｃ１りに供給
される灯油の量を絞ることになるが、本発明は、５０）
（Ｚなら５０Ｈｚで駆動される電磁ポンプＣ！ωにより
常に一定量の灯油を汲み上げ、その灯油をパルス信号の
オンタイム時間に基づく電圧により電磁バルブ２４）を
開いて燃料を調節する。

この場合、可変モーター（４１）とバーナー制御ボック
スとはコード（４つで結合されており、前記電磁バルブ
０４１と該ボックス（２印とはコード（至）で結合され
ているから、前記電磁バルブ０４１のパルス信号のオン
タイムは前記ボックス０校により調節されると同時に、
前記可変モーター（４１）に対する制御電圧も同調して
変化するものであるから、両者は幅広く同調して調節さ
れるも、電気部品等の製品のバラつきによりその調整が
狂うことがある。そのようなときは、バーナーボックス
０８１に取付けられている変換ツマミｔ２（ト）を回転
させて、電圧変換器（イ））を調節し、以って、製品の
バラつきを補正する。

従来公知の乾燥装置の気化バーナーはバルブの開閉度を
変ｆヒさせて燃料供給量を調節するか又は燃料を供給す
るポンプの回転を変えて燃料供給量を調節するかしてい
た。これらの方法によるときは、燃料供給量を直線的に
変化させられないので気化バーナーの炎を調節する範囲
は狭いものであった。

そこで気化バーナーに回転数調節機構付送風機と灯油供
給凪調節機付供給装置を取付け、両調節機構を同調させ
て調節するようにすると、青色炎の幅か広くなるが、然
し、前記の場合は電気製品のハラつきかないことが条件
であった本発明はこの点工夫し、モー・：１ター１７）
により回転する加熱腕（イ）に灯油と燃焼用空気を供給
して燃焼させる気化バーナーに於いて、前記バーナーに
は灯油の供給量を自動的に調節する燃料調節機構と、燃
焼用空気を送る送風機（４６）の可変モーター（４１）
の回転を調節するモーター調節機構を設け、前記両調節
機溝のいずれか一方又は両方に電圧変換器のような調整
器を取付けたことを特徴とする気化バーナーとしたから
、電気製品のバラつきがあってもこれを補正することが
できるので青色炎の幅広い同調調節を行なうことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は穀物乾燥装置の縦断正面図、第２図は■−■断
面平面図、第３図は通風筒内の断面図、第４図はバーナ
ニ風量調整装置回路図、第５図はブロック図である。 符号の説明 （１）・調湿タンク、　　（２）　　漏斗、（３）・流
下式乾燥室、　（４）−熱風供給室、（５）・熱風排風
室、　　（６）　　回転バルブ、（７）・・受樋、（８
）・、スクリュウコンベア、（９）　　通風筒、　０樟
・・排風筒、　Ｃ１）・・ファン、Ｏ２・送風筒、　圓
・吊具、　　０４・・・小径部、０９　　先端の開口部
、　　　　　Ｏｅ・取付板、０７１　　モーター、Ｏｅ
　　透孔、　　θｌ・回転軸、（イ）・−加熱腕、　Ｃ
２＋１　　隙間、　　ｃｌＩり・、拡散体、０国　　灯
油供給用パイプ、　　　　Ｃ２４１・・電磁バルブ、Ｑ
ウー電磁ポンプ、　　（イ）・・燃料タンク、（５）・
・、乾燥機メインコントロールボックス、ｅね・・・バ
ーナー制御ボックス、 Ｃ２！Ｊ　　変換ツマミ、　　（至）ＯＤ・・コード、
Ｃ３２水分計、　　　　　＋３１・昇降機用モーター、
Ｃ３４）・・基部、　　　　　　　０■　外筒、（（２
）接続送風筒、　　　　０７）・・開口部、（至）・・
接続部、　　　　ＯＩ・ビス、（４１取付板、　　　　
（４０可変モーター、（４Ｚ■・コード、　　　　（４
４）・・通風路、（４５１・・回転軸、　　　　（４６
１・・・送風機、（４７１・後壁、　　　　　（４８１
・吸入口、（碍・ガス化室、　　　５０１・燃焼板、６
１）−セラミックヒータ−１５２・　燃焼室、５３）　
　波形整形回路、　６分・増幅器、６５トパルス電圧変
換回路、　（イ）・・スイッチング回路、５７）・積分
回路、　　　６印　バッファ回路、６９）・増幅回路、
　　　　　ノ０）・・モーター制御回路、Ｉｌｌ・・入
力回路部、　　　＋６２・・設定温度呼出ボタン、鉋・
・張込ボタン、　　（６４１・乾燥ボタン、ｆ３η・穀
物種類設定用ロータリースインチ、（（至）　目標水分
設定用ロータリースイッチ、−センサ一群、　　６０・
・交流直流変換部、６υ・熱風温度センサー、Ｃ２・・
外気温度センサー、ｆｆｌ・発信回路、　　　　６ａ・
・制御・比較演算部、ｆｆ５）・・増幅部、　　　　σ
ｅ・・表示部、Ｃ１ｎ１（７（至）・増幅部、囮　燃料
用電磁バルブ出力平滑回路、翰　電圧変換器、　　　侶
１）・・フレームセンサー、１２・フレームセンサー増
・幅調整回路、＠濠・モーター回転数制御回路。 特許出願人　井関農！株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. モーターにより回転する加熱腕に灯油と燃焼用空気を供
   給して燃焼させる気化バーナーに於いて、前記バーナー
   には灯油の供給量を自動的に調節する燃料調節機構と、
   燃焼用空気を送る送風機の可変モーターの回転を調節す
   るモーター調節機構を設け、前記両調節機構のいずれか
   一方又は両方に電王変換器のような調整器を取付けたこ
   とを特徴とする気化バーナー。