JPS5818221B2 - シ−トモ−ルデイングコンパウンドノ セイゾウホウ - Google Patents

シ−トモ−ルデイングコンパウンドノ セイゾウホウ

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Publication number
JPS5818221B2
JPS5818221B2 JP49094057A JP9405774A JPS5818221B2 JP S5818221 B2 JPS5818221 B2 JP S5818221B2 JP 49094057 A JP49094057 A JP 49094057A JP 9405774 A JP9405774 A JP 9405774A JP S5818221 B2 JPS5818221 B2 JP S5818221B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
thickener
reinforcing material
fiber
sheet molding
Prior art date
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Expired
Application number
JP49094057A
Other languages
English (en)
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JPS5122766A (ja
Inventor
堀家健一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Gakki Co Ltd filed Critical Nippon Gakki Co Ltd
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Publication of JPS5122766A publication Critical patent/JPS5122766A/ja
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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、繊維補強材へのコンパウンドの!浸が迅速
かつ円滑に行なわれるように改良を施したシートモール
ディングコンパウンド(以下、SMCと略記する)の製
造法に関する。
従来のこの種のSMCの製造法においては、不飽和ポリ
エステル樹脂などのよ2な警護化性樹脂液に充填剤、増
粘剤、離型剤あるいは着色剤等の添加物を加えて混合し
てなるコンパウンドな〃ラスマットまたはガラスロービ
ングを約1//〜lの長さに切断間束したチョツプドス
トランドをシート状に広げた繊維補強材に含浸させてタ
ックフリーの状態(所謂Bステージの状態)にまで熟成
することにより得ているものである。
しかしながら、この種従来のSMCの製造法では、コン
パウンドの組成としては 不飽和ポリエステル樹脂液 100部炭酸カ
ルシウム 100部ステアリン酸
亜鉛 4部酸化マグネシウム(
増粘剤) 1部t−ブチルパーベンゾエー
ト 1部の例のような配合割合のものが一
般的に用いられており、これを前記ガラス繊維に含浸し
ている。
しかしながら、ガラス繊維に含浸前一旦増粘剤をコンパ
ウンド中に混合するとコンパウンドの粘度が短時間で増
大するため、繊維補強材への含浸は粘度が高(なる前に
早急に行なわねばならず、このよ、うな含浸工程に手間
取ると、コンパウンドが繊維補強材に含浸しにくくなり
、良質なSMCが得られないばかりか、たとえば含浸工
程時に機械の故障が生じて含浸を中断した場合、コイパ
ウンドが増粘してしまい使用不能となり、すて去らなけ
ればならず、極めて不経済であるなどの不都合があった
この発明は、上記の事情のもとになされたもので、その
目的とするところは、特に繊維補強材にコンパウンドを
含浸させるにおいて、あらかじめ繊維補強材にコンパウ
ンドを含浸又は付着させたものにコンパウンドを含浸し
た後増粘剤とコンパウンドとを反応させることにより、
含浸前のコンパウンドの粘度の増大を防止せんとするこ
とにある。
すなわち、この発明は、従来のコンパウンドに配合され
た増粘剤を除去し、代わりに繊維補強材に増粘剤を含浸
又は塗布等により付着させてなることを特徴とするもの
である。
以下、この発明を図示の一実施例に基づいて説明する。
図面は、この発明に係るSMCの製造工程を示すもので
、図中1及び2はフィルム供給ロール、3及び4はこの
フィルム供給ロール1及び2から繰出されるプラスチッ
クフィルム、5はこのフィルム供給ロール1及び2から
それぞれ繰出される上記プラスチックフィルム3及び4
を重合する一対の接合ロール、6及び7は上記フィルム
供給ロール1及び2から繰出されるプラスチックフィル
ム3及び4の相対向面に増粘剤を除いたコンパウンド8
をそれぞれ供給塗布するコンパウンド供給装置、9はガ
ラスロービング10をカッター11により細かく裁断し
てなるチョツプドストランド10a・・・・・・・・・
すなわち繊維補強材を上記一方のプラスチックフィルム
3上に積層する繊維補強材供給装置、12はこの繊維補
強材供給装置9から落下供給されるチョツプドストラン
ド10a・・・・・・・・・に増粘剤13をスプレー等
により付着含浸させる含浸装置、14は上記接合ロール
5によってプラスチックフィルム3,4間にサンドイッ
チされたSMCの初期増粘(プラスチックフィルム3,
4間のSMCが外に食出さない程度の増幅)を行なう乾
燥器である。
しかして、上記の構成によりSMCを製造するには、ま
ずフィルム供給ロール1及び2から繰出されるプラスチ
ックフィルム3及び4め互いの対向面にコンパウンド8
が塗布し、これらプラスチックフィルム3及び4が一対
の接合ロール5によって重合される間に一方のプラスチ
ックフィルム3上に増粘剤を含浸させたチョツプドスト
ランド10a・・・・・・・・・をマット状に積層する
そして、それらを接合ロール5に送り込んで繊維補強材
にコンパウンドを含浸させ、これを乾燥器14に通して
初期増粘を行なった後、巻取ローラ(図示せず)に巻取
って適宜の熟成装置(図示せず)でタックフリーの状態
にまで熟成させることによりSMCを製造するものであ
る。
したがって、上記の製造法によれば、コンパウンド自体
には増粘剤が配合されていないことから、含浸前にはコ
ンパウンドの粘度が経時的に増大せず、常に一定の低い
粘度にコンパウンドを維持することかできるために繊維
補強材への含浸が良好で、しかも円滑になる。
また、繊維補強材に増粘剤を含浸させてなるものである
から、コンパウンドは繊維補強材に含浸しない限り増粘
が起らないため、繊維補強材に付着させる増粘剤や樹脂
としてコンパウンドを急速に増粘させ得るような反応性
のタイプのものを使用することができ、初期増粘工程延
いては熟成時間の短縮化が期待できるなどの非常にすぐ
れた効果を奏する。
次に、この発明による具体例を説明する。
具体例 (a) コンパウンド配合 不飽和ポリエステル樹脂液 100部炭酸カルシ
ウム 100部ステアリ酸亜鉛
4部t−ブチルパーベンゾエート
1部□ (b) 繊維補強材 表面に酸化マグネシウムを付着させ 30%だガラス繊
維 なお、上記実施例においては、コンパウンド中には増粘
剤を全く添加させない場合を説明したが、これに限定さ
れるもめではなく、この発明の目的に反しない範囲で歩
量の増粘剤をコンパウンド沖に添加させてもよい。
また、繊維補強材た増粘剤を付着する手段としては、上
記実施例の他にガラスロービングを増粘剤にディピング
させたり、あるいは塗布させたりすることにより、繊維
補強材の表面に増粘剤を付着させる方法も考えられ、そ
れらの選択は任意モある。
さらに、増粘剤として+L酸化マグネシウムの他に、例
えば水酸化カルシウム、有機酸等こいったコンパウンド
に増幅作用を付与する物質であればどんなものでも用い
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明に係るSMCの製造工程を示す説明図
である。 8・・・・・・コンパウンド、9・・・・・・繊維補強
材供給装置、12・・・・・・増粘剤の付着装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 繊維補強材にコンパウンドを含浸させて増粘し熟成
    するシートモールディングコンパウンドの製造法におい
    て、上記繊維補強材にあらかじめ増粘剤を付着させたも
    のに、増粘剤を配合しないか若しくは少なくとも上記繊
    維補強材への含浸効果に影響を及ぼさない程度以下に増
    粘剤を配合したコンパウンドを含浸させてなることを特
    徴とするシートモールディングコンパウンドの製造法。
JP49094057A 1974-08-16 1974-08-16 シ−トモ−ルデイングコンパウンドノ セイゾウホウ Expired JPS5818221B2 (ja)

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JPS5122766A JPS5122766A (ja) 1976-02-23
JPS5818221B2 true JPS5818221B2 (ja) 1983-04-12

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ID=14099904

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59184647A (ja) * 1983-04-04 1984-10-20 ポリウレタン化成株式会社 熱成形可能な積層体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4832190A (ja) * 1971-08-28 1973-04-27
JPS4834267A (ja) * 1971-09-06 1973-05-17

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JPS4832190A (ja) * 1971-08-28 1973-04-27
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JPS5122766A (ja) 1976-02-23

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