JPH05301221A - シートモールディングコンパウンド及びその製造法 - Google Patents

シートモールディングコンパウンド及びその製造法

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JPH05301221A
JPH05301221A JP4134253A JP13425392A JPH05301221A JP H05301221 A JPH05301221 A JP H05301221A JP 4134253 A JP4134253 A JP 4134253A JP 13425392 A JP13425392 A JP 13425392A JP H05301221 A JPH05301221 A JP H05301221A
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continuous glass
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哲二 幾田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 他の補強材を併用しなくても、所要の強度と
良好な外観を有する成形品が得られるようにしたシート
モールディングコンパウンド及びその製造法を提供す
る。 【構成】 熱可塑性フィルム6、8のそれぞれの内面に
熱硬化性樹脂層を形成し、一方のフィルム8の樹脂層上
に、フィラメント径6〜16μ、ストランド1本当りの
Texが10〜100Texの連続ガラス繊維9を無方
向に分散させ、フィルム6、8の内面どうしを接合し、
樹脂をガラス繊維に含浸させた後、熟成させてSMCを
得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続ガラス繊維を強化
材として含有し、特に構造部材として用いられるシート
モールディングコンパウンド及びその製造法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】シートモールディングコンパウンド(以
下SMCと称する)には、フィラメント径10〜13μ
で1ストランド当りのTexが40〜150Texのガ
ラス繊維を長さ12〜450mmに切断したガラス繊維
切断物(チョップストランド以下CSと称す)が強化材
として配合され、構造部材成形用としても使用されてい
る(例:特公昭63−6331号公報)。
【0003】しかしながら、CSを強化材としたSMC
を加圧成形して構造材として用いる場合、80mm以下
のCSを強化材として含有するSMCでは、成形品の強
度不足を補うために、ガラスペーパー、ガラス繊維織
布、連続ガラス繊維マット(コンティニュアスストラン
ドマット、以下CSMと称す)等を補強材として併用す
る必要がある。なお、CSMは、2次結合剤(マットバ
インダー)を散布して、ガラスストランド同志を接着さ
せてマット状としたものである。
【0004】この方法では、所要の成形品強度は得られ
るものの、補強として用いるガラスペーパー、ガラス繊
維織布、CSM等は、SMCシートと重ねて加圧成形す
る際に、SMCとは異なり流動することがないため、成
形用金型とほぼ同一の大きさに裁断する必要があり、そ
のための工程が必要となる。
【0005】また、これらの補強材とSMC中の樹脂と
の含浸は、加圧成形時の短時間のうちになされなくては
ならず、樹脂と補強材とのなじみを良くするためには、
SMCの増粘後の粘度を低く設定する必要があり、その
結果、SMCシートが軟らかくべとつき易くなり、成形
作業時の作業性が低下する。更に、成形品表面にガラス
パターンが表われやすく、外観が不良となることがあ
る。
【0006】一方、切断長80mm〜450mmのCS
を強化材として含有させたSMCでは、成形品の強度が
向上し、CSM等を併用する必要はなくなるものの、こ
のCSは比較的剛直なので、これを方向性無く均一に分
散させることは難しく、得られるSMCにはどうしても
ガラス繊維の配向が生じ易い。このため、成形品強度が
ライン縦方向100に対して横方向では50程度となる
ことがしばしばある。また、ガラス繊維の配向によって
は、成形品にそりを生じることがある。そのため、加圧
成形時に複数枚のSMCシートを重ねて投入する際に
は、強度の方向性や成形後のそりを無くすために、その
方向性を考慮した重ね合わせ投入パターンを検討しなけ
ればならない。
【0007】このように、SMCと補強材とを併用する
方法では、成形作業性や外観に問題があり、切断長の長
いCSを含有するSMCを用いる方法では、成形品強
度、成形作業性に問題があり、構造部材等の強度を要求
される用途に用いられるSMCとして、成形品強度、成
形作業性、外観の全てに満足できるものは、未だ得られ
ていないのが現状である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術の有していたこれらの欠点を解消し、成形時の作業
性が良好で、SMC単独で方向性の無い所要の強度を得
ることができ、更に外観も向上したSMCを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の問題点
を解決すべくなされたものであり、熱硬化性樹脂組成物
にガラス繊維を強化材として配合し、増粘してなるSM
Cにおいて、このガラス繊維強化材として、フィラメン
ト径6〜16μ、ストランド1本当りのTexが10〜
100Texの連続ガラス繊維を、シートモールディン
グコンパウンド全体に対して20〜60wt%の含有率
で、無方向に分散、含有させたことを特徴とするSMC
を提供するものである。
【0010】また、本発明は、2枚の熱可塑性フィルム
の一方の内面に、熱硬化性樹脂組成物層を形成し、この
熱硬化性樹脂組成物層の上に、フィラメント径6〜16
μ、ストランド1本当りのTexが10〜100Tex
の連続ガラス繊維を無方向に分散させて堆積させ、前記
熱可塑性フィルムの他方の内面にも、熱硬化性樹脂組成
物層を形成し、前記2枚の熱可塑性フィルムを、前記熱
硬化性樹脂組成物層がそれぞれ内側になるようにして重
ね合わせ、前記熱硬化性樹脂組成物を前記連続ガラス繊
維に含浸させた後、熟成させることを特徴とするSMC
の製造法を提供するものである。
【0011】本発明のSMCに用いる熱硬化性樹脂組成
物は、熱硬化性樹脂に、必要に応じて、充填材やその他
の添加剤を配合したものからなる。ここで、熱硬化性樹
脂としては、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル
樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等が用いられる
が、好ましくは不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステ
ル樹脂が用いられる。
【0012】充填材は、用途に応じて種々のものが種々
の割合で混合使用されるが、通常の混合比率は熱硬化性
樹脂100重量部に対して150重量部以下である。充
填材としては、例えば炭酸カルシウム、水酸化アルミニ
ウム、ガラス微粉末、ガラスバルーン等が用いられる
が、通常は炭酸カルシウム、水酸化アルミニウムが使用
される。
【0013】熱硬化性樹脂組成物中には、必要に応じ
て、重合開始剤、離型剤、着色剤、低収縮剤、増粘剤及
びその他の公知の添加剤を適宜含有させることができ、
これらは常法に従い混合使用される。
【0014】本発明において、SMCの強化材として用
いる連続ガラス繊維は、マットバインダー等によってス
トランド同志が接着されていない点で、従来より補強用
基材として用いられていたCSMとは異なっている。そ
して、本発明では、この連続ガラス繊維を切断すること
なく、そのまま方向性のないよう均一に分散させてSM
C中に含有させる。このように、バインダーによりスト
ランド同志が接着されていないので、ガラス繊維同志が
SMCの加圧成形時の流動によって相互に交絡しあい、
そのために方向性のない高い成形品強度が得られる。
【0015】強化材として用いる連続ガラス繊維は、フ
ィラメント径が6〜16μ、好ましくは9〜13μ、ス
トランド1本当りのTexが10〜100Tex、好ま
しくは20〜75Texとし、そのSMCに対する含有
率は20〜60wt%とするのがよい。
【0016】連続ガラス繊維のフィラメント径及びTe
xを上記範囲とすることは、CSとしてではなく連続ガ
ラス繊維としてSMC中にそのまま分散させる場合に、
ガラス繊維及びSMCの生産性や、このSMCが得られ
る成形品の品質、特性の面から特に重要である。
【0017】すなわち、フィラメント径が6μ以下で
は、連続ガラス繊維自体の生産性が低く、コスト高とな
り現実的でない。また、16μ以上ではフィラメントの
剛直性が増して脆くなるため、加圧成形時の金型とガラ
ス繊維間、あるいはガラス繊維同志の摩擦によってフィ
ラメントが切断され易くなり、成形品強度に悪影響を及
ぼし易い。
【0018】1ストランド当りのTexが10以下の場
合、必要とされるガラス含有率を得るためには多数のス
トランド本数が必要となり、ガラス繊維強化材が嵩高な
ものとなって、熱硬化性樹脂組成物との含浸がしずらく
なり、未含浸部分が加圧成形後、内部剥離を生じること
があり、成形品強度に悪影響を及ぼし易い。また、1ス
トランドのTexが100以上ではストランドが太すぎ
て、ガラス繊維のSMCシート内における分布が不均一
になり易く、この場合も成形品強度が不均一となり易
い。
【0019】更に、ガラス繊維含有率がSMCに対して
20wt%未満では所要の成形品強度を得ることができ
ず、また、60wt%を超えると、SMC製造時におい
て熱硬化性樹脂組成物ペーストの含浸が難しく、未含浸
部で加圧成形後、成形品の内部剥離を生ずる等、強度的
に悪影響を及ぼす場合があり、実際的でない。
【0020】本発明のSMCは、従来公知のSMC製造
装置を一部変更するだけで製造可能である。図1は本発
明のSMC製造装置の一例を示す概略図である。
【0021】本装置では、樹脂タンク1、3に前述の熱
硬化性樹脂組成物ペースト2、4を仕込み、樹脂タンク
1、3から供給された樹脂ペースト2、4をドクターナ
イフ5、7により熱可塑性フィルム(例えばポリエチレ
ンフィルム等)6、8の内面上に塗布して樹脂層を形成
し、一方の熱可塑性フィルム8の内面上に塗布した樹脂
層の上にケーキ13から引き出された連続ガラス繊維9
を互いに反対方向に回転する2つロールからなるストラ
ンド供給装置10によって、無方向に均一に分散させ
る。
【0022】次いで上記2枚の熱可塑性フィルム6、8
の内面同志を重ね合わせ、脱泡・含浸ロール11にて連
続ガラス繊維強化材に樹脂ペーストを含浸させ、巻取ロ
ール12により巻取り、熟成し、本発明のSMCを得
る。
【0023】ここで熱可塑性フィルム6、8の内面に、
熱硬化性樹脂組成物ペースト2、4による樹脂層を形成
する方法としては、前述のドクターナイフによる方法以
外にも、カーテンコート、シャワーコート及びスプレー
する方法等が使用できる。
【0024】本発明のSMC製造装置において、連続ガ
ラス繊維の供給装置に用いる2つのロールは通常のゴム
製ロールでもよいが、少なくとも一方が金属あるいは硬
質プラスチック製である方が、ストランドを滑ることな
く引き出す上で好ましく、更に好ましくは、金属あるい
は硬質プラスチック製ロールの長手方向に溝又は突起を
有するものを用いるのがよい。
【0025】また、連続ガラス繊維の供給方法として
は、この他にも以下の方法が考えられる。すなわち、小
型の互いに逆方向に回転する2つのロールによって連続
ガラス繊維を供給しながら、SMC製造装置の幅方向に
この供給装置を往復させる、あるいは、この供給装置を
SMC製造装置の幅方向に複数個並べることにより、樹
脂層上に連続ガラス繊維を散布させる方法である。この
場合のロールも、少なくとも一方が金属あるいは硬質プ
ラスチック製であることが、ストランドを滑ることなく
引き出す上で好ましく、更に好ましくは、金属あるいは
硬質プラスチック製ロールの長手方向に溝又は突起を有
するものを用いるのがよい。
【0026】更に、他の方法としては、高速空気流と共
にノズルから連続ガラス繊維を吹き出しながら、このノ
ズルをSMC製造装置の幅方向に往復させるか、あるい
はSMC製造装置の幅方向に複数個のノズルを設けて、
樹脂層上に連続ガラス繊維を散布させてもよい。
【0027】
【作用】本発明のSMCは、強化材として、連続ガラス
繊維を、所定長さに切断することなく、かつ、バインダ
ー等で結合させることなく、無方向に配列させて含有さ
せたものを使用したので、従来よりSMCに併用されて
いたCSM等の補強基材に比べて、SMC加圧成形時の
流動性に優れており、そのため、成形用金型の大きさや
形状に合わせて裁断するなどの必要がなく、作業性が向
上する。更に、成形品強度に方向性がなく、外観も向上
する。そして、従来と異なり、2種類以上の素材を併用
したり、成形条件の細かい検討を要することなく、SM
Cのみで、水タンクパネル、ケーシング、自動車部品、
ハウジング等の多岐にわたる構造部材の成形が可能とな
る。
【0028】
【実施例1】フィラメント径11μでストランド1本当
りのTexが30Texの連続ガラス繊維を、SMCに
対して35wt%含有するSMCを作り、それを270
mm×270mmの寸法に切断して平板成形用金型に投
入し、温度140℃、加圧力80kg/cm2 、加圧時
間3分で、300mm×300mmで厚さ3mmの平板
を成形した。
【0029】
【実施例2】フィラメント径13μでストランド1本当
りのTexが75Texの連続ガラス繊維を、SMCに
対して35wt%含有するSMCを作り、このSMCを
用いて実施例1と同様に平板を成形した。
【0030】
【実施例3】フィラメント径11μで1本当りのTex
が30Texの連続ガラス繊維を、SMCに対して20
wt%含有するSMCを作り、このSMCを用いて実施
例1と同様に平板を成形した。
【0031】
【実施例4】フィラメント径13μでストランド1本当
りのTexが75Texの連続ガラス繊維を、SMCに
対して20wt%含有するSMCを作り、このSMCを
用いて実施例1と同様に平板を成形した。
【0032】
【比較例1】フィラメント径13μでストランド1本当
りのTexが75Texからなる切断長100mmのC
Sを、SMCに対して20wt%含有するSMCを作
り、このSMCを用いて実施例1と同様に平板を成形し
た。
【0033】
【比較例2】切断長25mmのCSをSMCに対して3
5wt%含有するSMCを作り、それを240mm×2
40mmの寸法に切断し、更に単位面積当りの重量が4
50g/m2 のCSMを300mm×300mmの寸法
に切断して、前記のSMC切断物上に重ねて、平板成形
用金型に投入し、温度140℃、加圧力80kg/cm
2 、加圧時間3分で、300mm×300mmの大きさ
の厚さ3mmの平板を成形した。成形後の平板は、実施
例1〜4に比べてガラスパターンが目立ち外観が不良で
あった。
【0034】次に、前述の実施例1、2、3、4及び比
較例1、2の平板成形品より、端部40mmを除く中央
部から試験片を切り出し、引張強度(JIS K705
4−87準拠)をSMC製造ラインの縦方向並びに横方
向で測定した。
【0035】
【表1】
【0036】表1の結果から、本発明の実施例1〜4の
SMCから得られた成形品は、いずれもライン横方向と
縦方向における引張強度にほとんど差がなく、方向性の
ない優れた強度が得られ、外観も良好であることがわか
る。これに対して、切断長100mmのCSのみを配合
した比較例1は、ライン横方向と縦方向における引張強
度に大きな差があり、強度上の偏りが生じてしまうこと
がわかる。また、切断長25mmのCSのみを含むSM
Cに、補強材としてCSMを重ねて成形した比較例2で
は、引張強度には優れているが、CSMのガラスパター
ンが目立つなどの外観上の問題が生じると共に、CSM
を金型と同じ大きさに裁断して投入しなければならない
ため、作業性もよくないという問題があった。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のSMC
は、他の補強材を併用しなくても十分な強度が得られる
ため、他の補強材を併用した場合の成形時の補強材と樹
脂のなじみについて考慮する必要がなくなる。従って、
増粘後の粘度を高く設定できるため、硬く、べとつきの
ないSMCシートに仕上げることが可能になり、成形時
の作業性が向上する。
【0038】また、本発明のSMCにおいては、連続ガ
ラス繊維が、方向性なくかつバインダーによってストラ
ンド同志が接着されていない状態で分散されているの
で、成形後の成形品強度に方向性がなく、また、SMC
加圧成形時に連続ガラス繊維が流動するため、成形品の
外観も向上する。
【0039】従って、本発明のSMCを用いれば、従来
のように2種類以上の成形用の素材を用いたり、SMC
の成形条件に細かな検討を要することなく、SMCのみ
で、水タンクパネル、ケーシング、自動車用部品、ハウ
ジング等の多岐にわたる構造用部材を得ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のSMC製造方法を説明するためのもの
で、SMC製造装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 樹脂タンク 2 樹脂ペースト 3 樹脂タンク 4 樹脂ペースト 5 ドクターナイフ 6 熱可塑性フィルム 7 ドクターナイフ 8 熱可塑性フィルム 9 連続ガラス繊維ストランド 10 ストランド供給ロール 11 脱泡・含浸ロール 12 巻取りロール 13 ケーキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:06 B29L 7:00 4F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱硬化性樹脂組成物にガラス繊維を強化
    材として配合し、増粘してなるシートモールディングコ
    ンパウンドにおいて、このガラス繊維強化材として、フ
    ィラメント径6〜16μ、ストランド1本当りのTex
    が10〜100Texの連続ガラス繊維を、シートモー
    ルディングコンパウンド全体に対して20〜60wt%
    の含有率で、無方向に分散、含有させたことを特徴とす
    るシートモールディングコンパウンド。
  2. 【請求項2】 2枚の熱可塑性フィルムの一方の内面
    に、熱硬化性樹脂組成物層を形成し、この熱硬化性樹脂
    組成物層の上に、フィラメント径6〜16μ、ストラン
    ド1本当りのTexが10〜100Texの連続ガラス
    繊維を無方向に分散させて堆積させ、前記熱可塑性フィ
    ルムの他方の内面にも、熱硬化性樹脂組成物層を形成
    し、前記2枚の熱可塑性フィルムを、前記熱硬化性樹脂
    組成物層がそれぞれ内側になるようにして重ね合わせ、
    前記熱硬化性樹脂組成物を前記連続ガラス繊維に含浸さ
    せた後、熟成させることを特徴とするシートモールディ
    ングコンパウンドの製造法。
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