JPS58182211A - 電磁石 - Google Patents
電磁石Info
- Publication number
- JPS58182211A JPS58182211A JP57066800A JP6680082A JPS58182211A JP S58182211 A JPS58182211 A JP S58182211A JP 57066800 A JP57066800 A JP 57066800A JP 6680082 A JP6680082 A JP 6680082A JP S58182211 A JPS58182211 A JP S58182211A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- iron core
- electromagnet
- coil conductor
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、電磁石に関するものであり、とりわけ1粒
子加速器等において荷電粒子の偏向1位#調整のため、
高真空中に設置して使用される電磁石に関するものであ
る。
子加速器等において荷電粒子の偏向1位#調整のため、
高真空中に設置して使用される電磁石に関するものであ
る。
従来、この種の電磁石として第7図、第2図に示すもの
があった。図において、コイル素線導体lに素線絶縁体
コ、さらに主絶縁(大地絶縁)体3を施したものを鉄心
弘に結合し、フィールドクランプjを鉄心Vの外周に設
けてコイルを保持してなるものである。
があった。図において、コイル素線導体lに素線絶縁体
コ、さらに主絶縁(大地絶縁)体3を施したものを鉄心
弘に結合し、フィールドクランプjを鉄心Vの外周に設
けてコイルを保持してなるものである。
かような電磁石は1粒子加速器等において、高真空中に
設置して使用されるセプタム形電磁石の例である。粒子
加速器等では、荷電粒子が真空中の残留気体によって散
乱するのを防止するため。
設置して使用されるセプタム形電磁石の例である。粒子
加速器等では、荷電粒子が真空中の残留気体によって散
乱するのを防止するため。
ガス量を少なくし真空容器内の真空度の低下ケ防止する
ように配慮する必要がある。そこで、前記の構成になる
従来の電磁石においては、放出ガス量のもつとも多い部
分は、素線絶縁体コおよび主絶縁体3であり、上記の理
由からこれらの絶縁体の材料として、放出ガス量の少な
いガラステープが用いられ、素線絶縁体コ、主絶縁体3
ともにガラステープな重ね巻きした構成になっていた。
ように配慮する必要がある。そこで、前記の構成になる
従来の電磁石においては、放出ガス量のもつとも多い部
分は、素線絶縁体コおよび主絶縁体3であり、上記の理
由からこれらの絶縁体の材料として、放出ガス量の少な
いガラステープが用いられ、素線絶縁体コ、主絶縁体3
ともにガラステープな重ね巻きした構成になっていた。
従来の電磁石は1以上のようにコイル全面に絶縁体が巻
回されていたため、絶縁材料の使用量が多く、それに伴
って絶縁材料からの全放出ガス量が多くなり、真空容器
の真空度の低下を招くという欠点があった。また、コイ
ルを成形してから素線絶縁を施すため作業性が悪いとい
う問題があった。
回されていたため、絶縁材料の使用量が多く、それに伴
って絶縁材料からの全放出ガス量が多くなり、真空容器
の真空度の低下を招くという欠点があった。また、コイ
ルを成形してから素線絶縁を施すため作業性が悪いとい
う問題があった。
この発明は1以上のような従来の電磁石の問題を解消し
ようとするもので、コイル導体に無機質絶縁電線を用い
ることにより、放出ガス量を極小にした電磁石を提供す
ることを目的とするものである。
ようとするもので、コイル導体に無機質絶縁電線を用い
ることにより、放出ガス量を極小にした電磁石を提供す
ることを目的とするものである。
また、この発明の目的は、無機質絶縁電線を鉄心に固着
された銅板およびフィールドクランプに硬ロウ付は保持
することにより、コイル冷却効果を増大した電磁石を提
供することである。
された銅板およびフィールドクランプに硬ロウ付は保持
することにより、コイル冷却効果を増大した電磁石を提
供することである。
以下、この発明を第3図に示す一実施例について説明す
る。図において、コイル導体6は、Cuでなる中心導電
部6aに8USまたはCuでなる外被Abを施゛シ、中
心導電部6aと外被6bの間に無機質絶縁粉体6cを充
填して 無機質絶縁電線(以下MIケーブルという)で
ある。コイル導体6の内周と鉄心Vとの間には冷却用の
銅板7を、鉄心Vの外周にはフィールドクランプ3を設
け、コイル導体6は銅板7およびフィールドクランプj
に硬ロウ付けする。tはこの硬ロウ付は部分を示してい
る。フィルドクランブタおよび銅板7は鉄心ψにボルト
(図示せず)等で適宜に取付けられている。
る。図において、コイル導体6は、Cuでなる中心導電
部6aに8USまたはCuでなる外被Abを施゛シ、中
心導電部6aと外被6bの間に無機質絶縁粉体6cを充
填して 無機質絶縁電線(以下MIケーブルという)で
ある。コイル導体6の内周と鉄心Vとの間には冷却用の
銅板7を、鉄心Vの外周にはフィールドクランプ3を設
け、コイル導体6は銅板7およびフィールドクランプj
に硬ロウ付けする。tはこの硬ロウ付は部分を示してい
る。フィルドクランブタおよび銅板7は鉄心ψにボルト
(図示せず)等で適宜に取付けられている。
以上の構成により、コイル導体6はMIケーブルでなる
ため、従来のように放出ガス量の大きい絶縁物が高真空
にさらされていないことから、放出ガス量を極小に制限
することができる。さらに。
ため、従来のように放出ガス量の大きい絶縁物が高真空
にさらされていないことから、放出ガス量を極小に制限
することができる。さらに。
コイル導体6がフィールドクランプ!および銅板7に硬
ロウ付けされているため、コイル導体乙に発生する熱の
伝導、放散が、従来のガラステープ絶縁材の場合に比べ
て格段と改善される。
ロウ付けされているため、コイル導体乙に発生する熱の
伝導、放散が、従来のガラステープ絶縁材の場合に比べ
て格段と改善される。
また、コイル導体6を剛性の高いフィールドクランプ!
および銅板7に硬ロウ付けしていることから、コイル巻
線の精度およびコイル位置を保持する精度が高く、さら
に、電磁石の操作ミス等による荷電粒子軌纒のズレに起
因するコイルの放射損傷に対しても、コイル導体6の外
被6bは、従来の絶縁物に比べ格段の耐力を有する効果
を奏する。
および銅板7に硬ロウ付けしていることから、コイル巻
線の精度およびコイル位置を保持する精度が高く、さら
に、電磁石の操作ミス等による荷電粒子軌纒のズレに起
因するコイルの放射損傷に対しても、コイル導体6の外
被6bは、従来の絶縁物に比べ格段の耐力を有する効果
を奏する。
なお、上記実施例ではコイル導体6をフィールドクラン
プ3および銅板7に硬ロウ付けしたが。
プ3および銅板7に硬ロウ付けしたが。
第弘図に示すように、コイル導体6をその内、外周の部
分で鉄心弘に硬ロウ付けtして保持する構成にしてもよ
い。
分で鉄心弘に硬ロウ付けtして保持する構成にしてもよ
い。
以上述べたように、この発明によれば、真空中電磁石の
コイルがMIケーブルでなるため放出ガスが極小となり
、また、コイル導体を銅板およびフィールドクランプに
硬ロウ付は保持したので冷却効果が著しく改善され、さ
らに、コイルの放射線損傷を防止できる等、多くの効果
が具現される。
コイルがMIケーブルでなるため放出ガスが極小となり
、また、コイル導体を銅板およびフィールドクランプに
硬ロウ付は保持したので冷却効果が著しく改善され、さ
らに、コイルの放射線損傷を防止できる等、多くの効果
が具現される。
第1図は従来のものの要部断面図、第2図は同じく一部
側面図、第3図はこの発明の一実施例の要部断面図、第
す図は同じく他の実施例の要部断面図である。 V・・鉄心、!・・フィールドクランプ、6・・コイル
導体、Aa・・中心導電部、Ab・・外被、Ac・・無
機質絶縁粉体、7・・銅板、g・・硬ロウ付は部。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 葛 野 信 − 焔4図
側面図、第3図はこの発明の一実施例の要部断面図、第
す図は同じく他の実施例の要部断面図である。 V・・鉄心、!・・フィールドクランプ、6・・コイル
導体、Aa・・中心導電部、Ab・・外被、Ac・・無
機質絶縁粉体、7・・銅板、g・・硬ロウ付は部。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 葛 野 信 − 焔4図
Claims (3)
- (1)高真空中に設置される電磁石において、中心導電
部と導体外被との間に無機質絶縁粉体を充填した無機質
絶縁電線でなるコイルを備えてなることを特徴とする電
磁石。 - (2) コイルの内、外周部が鉄心に硬−ウ付けされ
た特許請求の範囲第1項記載の電磁石。 - (3) コイルの内、外周部がそれぞれ鉄心に固着さ
れた銅板とフィールドクランプに硬ロウ付けされた特許
請求の範囲第1項記載の電磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57066800A JPS58182211A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | 電磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57066800A JPS58182211A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | 電磁石 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58182211A true JPS58182211A (ja) | 1983-10-25 |
JPS6357926B2 JPS6357926B2 (ja) | 1988-11-14 |
Family
ID=13326301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57066800A Granted JPS58182211A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | 電磁石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58182211A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6399504A (ja) * | 1986-10-16 | 1988-04-30 | Tokin Corp | 耐放射線電磁コイル装置 |
JPH02114499A (ja) * | 1988-10-25 | 1990-04-26 | Mitsubishi Electric Corp | パルス電磁石 |
JPH0337999A (ja) * | 1989-07-04 | 1991-02-19 | Mitsubishi Electric Corp | セプタム形電磁石 |
-
1982
- 1982-04-19 JP JP57066800A patent/JPS58182211A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6399504A (ja) * | 1986-10-16 | 1988-04-30 | Tokin Corp | 耐放射線電磁コイル装置 |
JPH0642417B2 (ja) * | 1986-10-16 | 1994-06-01 | 株式会社トーキン | 耐放射線電磁コイル装置 |
JPH02114499A (ja) * | 1988-10-25 | 1990-04-26 | Mitsubishi Electric Corp | パルス電磁石 |
JPH0337999A (ja) * | 1989-07-04 | 1991-02-19 | Mitsubishi Electric Corp | セプタム形電磁石 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6357926B2 (ja) | 1988-11-14 |
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