JPH09135523A - 高圧電力ケーブルの銅テープ遮蔽層接地クランプ - Google Patents
高圧電力ケーブルの銅テープ遮蔽層接地クランプInfo
- Publication number
- JPH09135523A JPH09135523A JP7313776A JP31377695A JPH09135523A JP H09135523 A JPH09135523 A JP H09135523A JP 7313776 A JP7313776 A JP 7313776A JP 31377695 A JP31377695 A JP 31377695A JP H09135523 A JPH09135523 A JP H09135523A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- clamp member
- sensitive adhesive
- shielding layer
- clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 悪環境の腐食性雰囲気中でも抵抗変化が少な
く、長期に亘り安定してケーブル金属遮蔽層の接地が行
うことができる接地クランプを提供する。 【解決手段】 外周面に接続された接地線6を有するば
ね弾性を有するC字形板状クランプ部材5と、上記板状
クランプ部材5の内周面に銀粉または銀メッキ銅粉を含
む導電性粘着層8を設けたことを特徴とする高圧電力ケ
ーブルの銅テープ遮蔽層接地クランプである。
く、長期に亘り安定してケーブル金属遮蔽層の接地が行
うことができる接地クランプを提供する。 【解決手段】 外周面に接続された接地線6を有するば
ね弾性を有するC字形板状クランプ部材5と、上記板状
クランプ部材5の内周面に銀粉または銀メッキ銅粉を含
む導電性粘着層8を設けたことを特徴とする高圧電力ケ
ーブルの銅テープ遮蔽層接地クランプである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は高圧電力ケーブ
ル、特に銅テープを金属遮蔽層に用いた架橋ポリエチレ
ン絶縁電力ケーブルの銅テープ遮蔽層の接地クランプに
関するものである。
ル、特に銅テープを金属遮蔽層に用いた架橋ポリエチレ
ン絶縁電力ケーブルの銅テープ遮蔽層の接地クランプに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】高圧電力ケーブルは絶縁特性および安全
上の理由から、主絶縁材料の周囲を金属遮蔽層で覆って
接地する構造となっている。架橋ポリエチレン絶縁電力
ケーブルの遮蔽層処理部の構成を図4に示す。即ち、高
圧電力ケーブルは主絶縁体である架橋ポリエチレンのケ
ーブル絶縁体1の外周上に外部半導電層2が設けられ、
この上に銅テープからなる金属遮蔽層3が設けられ、こ
の上に防食層4が被覆されて構成されている。
上の理由から、主絶縁材料の周囲を金属遮蔽層で覆って
接地する構造となっている。架橋ポリエチレン絶縁電力
ケーブルの遮蔽層処理部の構成を図4に示す。即ち、高
圧電力ケーブルは主絶縁体である架橋ポリエチレンのケ
ーブル絶縁体1の外周上に外部半導電層2が設けられ、
この上に銅テープからなる金属遮蔽層3が設けられ、こ
の上に防食層4が被覆されて構成されている。
【0003】このような高圧電力ケーブルの遮蔽層接続
の処理を行うには、まずケーブル端末部の絶縁を確保す
るため、終端接続材料および直線接続材料により規定さ
れた寸法にケーブル絶縁体1,外部半導電層2および金
属遮蔽層3をそれぞれ規定された寸法に露出させる。こ
こで、金属遮蔽層3は、通常厚さ0.1mm程度の銅テ
ープをラップ巻きして構成されており、この外周に接地
線を直接半田付けすることで接地線を接続し、接地を行
うようになっている。
の処理を行うには、まずケーブル端末部の絶縁を確保す
るため、終端接続材料および直線接続材料により規定さ
れた寸法にケーブル絶縁体1,外部半導電層2および金
属遮蔽層3をそれぞれ規定された寸法に露出させる。こ
こで、金属遮蔽層3は、通常厚さ0.1mm程度の銅テ
ープをラップ巻きして構成されており、この外周に接地
線を直接半田付けすることで接地線を接続し、接地を行
うようになっている。
【0004】また、接地線を半田を使用しないで接続す
る方法としては、金属遮蔽層3の外径より小さい径に加
工されたC字形板状クランプに予め接地線を接続してお
き、これを金属遮蔽層3に嵌合させて接地を取る方法が
接続が容易なことから普及している。このC字形板状ク
ランプの構成を図5(A),(B),(C)に示す。即
ち、弾性体の材料で形成された断面C字形の板状クラン
プ5の外周面の中央部に接地線6がロー付部あるいは半
田付部7により接続されている。C字形板状クランプ5
の内径は金属遮蔽層3の外径よりも小さく加工されてお
り、C字形板状クランプ5を金属遮蔽層3に取付けた状
態を示す図6においては、C字形板状クランプ5のばね
性により金属遮蔽層3を締め付けて電気的に良好な接触
状態を保つようになっている。このため、C字形板状ク
ランプ5はばね性でかつ導電性に優れたリン青銅,ベリ
リウム銅などが使用され、C字形板状クランプ5の開口
部5aは装着時に金属遮蔽層3を傷を付けないようにR
加工が施されている。また、C字形板状クランプ5の開
口部5aの対向面5bの外周面には接地線6が予めロー
付あるいは半田付されて接続されている。
る方法としては、金属遮蔽層3の外径より小さい径に加
工されたC字形板状クランプに予め接地線を接続してお
き、これを金属遮蔽層3に嵌合させて接地を取る方法が
接続が容易なことから普及している。このC字形板状ク
ランプの構成を図5(A),(B),(C)に示す。即
ち、弾性体の材料で形成された断面C字形の板状クラン
プ5の外周面の中央部に接地線6がロー付部あるいは半
田付部7により接続されている。C字形板状クランプ5
の内径は金属遮蔽層3の外径よりも小さく加工されてお
り、C字形板状クランプ5を金属遮蔽層3に取付けた状
態を示す図6においては、C字形板状クランプ5のばね
性により金属遮蔽層3を締め付けて電気的に良好な接触
状態を保つようになっている。このため、C字形板状ク
ランプ5はばね性でかつ導電性に優れたリン青銅,ベリ
リウム銅などが使用され、C字形板状クランプ5の開口
部5aは装着時に金属遮蔽層3を傷を付けないようにR
加工が施されている。また、C字形板状クランプ5の開
口部5aの対向面5bの外周面には接地線6が予めロー
付あるいは半田付されて接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来技術においては次に列挙する問題点があった。 (1)接地線を直接半田付する方法は接続部の信頼性が
高いが、ケーブル絶縁体に半田付による熱履歴が加わる
ため、過熱による絶縁特性を低下させる危険性がある。 (2)電力ケーブルの金属遮蔽層の表面は真円でなく、
銅テープをラップ巻した構造では表面が僅かながら凹凸
を生じているため、C字形板状クランプの内周面は金属
遮蔽層とは全面接触とはならず、部分的なギャップが発
生してしまう。 (3)長期の使用により、金属遮蔽層を構成する銅テー
プとC字形板状クランプの接触部に水分が浸入するなど
して酸化(腐食)が進行する可能性があり、このような
状態では当初の接触抵抗が大幅に増大し、電力ケーブル
の金属遮蔽層を接地電位に保つことが困難となる。 (4)具体的には、悪条件での加速劣化試験として、図
5に示す接地クランプを図6に示す高電圧電力ケーブル
の金属遮蔽層に取り付けた試料に、塩水を噴霧して腐食
を加速して実験したところ、初期の接触抵抗が0.5〜
0.8mΩであったものが4〜12mΩに増大し、安定
しない結果となった。
な従来技術においては次に列挙する問題点があった。 (1)接地線を直接半田付する方法は接続部の信頼性が
高いが、ケーブル絶縁体に半田付による熱履歴が加わる
ため、過熱による絶縁特性を低下させる危険性がある。 (2)電力ケーブルの金属遮蔽層の表面は真円でなく、
銅テープをラップ巻した構造では表面が僅かながら凹凸
を生じているため、C字形板状クランプの内周面は金属
遮蔽層とは全面接触とはならず、部分的なギャップが発
生してしまう。 (3)長期の使用により、金属遮蔽層を構成する銅テー
プとC字形板状クランプの接触部に水分が浸入するなど
して酸化(腐食)が進行する可能性があり、このような
状態では当初の接触抵抗が大幅に増大し、電力ケーブル
の金属遮蔽層を接地電位に保つことが困難となる。 (4)具体的には、悪条件での加速劣化試験として、図
5に示す接地クランプを図6に示す高電圧電力ケーブル
の金属遮蔽層に取り付けた試料に、塩水を噴霧して腐食
を加速して実験したところ、初期の接触抵抗が0.5〜
0.8mΩであったものが4〜12mΩに増大し、安定
しない結果となった。
【0006】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、悪環境の腐食性雰囲気中でも抵抗変化が少な
く、長期に亘り安定してケーブル金属遮蔽層の接地が行
うことができる接地クランプを提供することを目的とす
る。
もので、悪環境の腐食性雰囲気中でも抵抗変化が少な
く、長期に亘り安定してケーブル金属遮蔽層の接地が行
うことができる接地クランプを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、外周面に接
続された接地線を有するばね弾性を有するC字形板状ク
ランプ部材と、上記板状クランプ部材の内周面に銀粉ま
たは銀メッキ銅粉を含む導電性粘着層を設けたことを特
徴とする高圧電力ケーブルの銅テープ遮蔽層接地クラン
プである。また、上記導電性粘着層が0.1mm以下の
銅箔の両面に塗布された感圧性粘着剤であり、上記導電
性粘着層の取付位置がC字形クランプ部材の開口部に対
向する部分を中心とし、その範囲がC字形クランプ部の
内周長の2/3以下である高圧電力ケーブルの銅テープ
遮蔽層接地クランプである。
続された接地線を有するばね弾性を有するC字形板状ク
ランプ部材と、上記板状クランプ部材の内周面に銀粉ま
たは銀メッキ銅粉を含む導電性粘着層を設けたことを特
徴とする高圧電力ケーブルの銅テープ遮蔽層接地クラン
プである。また、上記導電性粘着層が0.1mm以下の
銅箔の両面に塗布された感圧性粘着剤であり、上記導電
性粘着層の取付位置がC字形クランプ部材の開口部に対
向する部分を中心とし、その範囲がC字形クランプ部の
内周長の2/3以下である高圧電力ケーブルの銅テープ
遮蔽層接地クランプである。
【0008】このようにC字形板状クランプの内周面に
銀粉または銀メッキ銅粉を含む導電性粘着層を設けるこ
とにより、電力ケーブルの金属遮蔽層と板状クランプの
直接接点に加えて、導電性粘着層により外気と遮断さ
れ、長期に亘り耐食性を有する導電路を形成することが
可能となる。
銀粉または銀メッキ銅粉を含む導電性粘着層を設けるこ
とにより、電力ケーブルの金属遮蔽層と板状クランプの
直接接点に加えて、導電性粘着層により外気と遮断さ
れ、長期に亘り耐食性を有する導電路を形成することが
可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明で使用する導電性粘着層
は、導電充填剤として安定した導電性能を示す銀粉(銀
粒子)をポリイソブチレン粘着剤に分散させたものが最
適である。この導電性粘着剤の導電メカニズムは粘着剤
中に分散した銀粒子が互いに接触・導通することで達成
されるものであり、銀粒子は接着剤により外気と非接触
の状態で分散しているため、外部からの腐食性物質(ガ
ス)の影響を受け難い。また、電力ケーブルの金属遮蔽
層および板状クランプ部材と粘着剤の導通部も外気から
遮断されるので、腐食性物質(ガス)の影響を受け難
く、安定した導通が得られる。
は、導電充填剤として安定した導電性能を示す銀粉(銀
粒子)をポリイソブチレン粘着剤に分散させたものが最
適である。この導電性粘着剤の導電メカニズムは粘着剤
中に分散した銀粒子が互いに接触・導通することで達成
されるものであり、銀粒子は接着剤により外気と非接触
の状態で分散しているため、外部からの腐食性物質(ガ
ス)の影響を受け難い。また、電力ケーブルの金属遮蔽
層および板状クランプ部材と粘着剤の導通部も外気から
遮断されるので、腐食性物質(ガス)の影響を受け難
く、安定した導通が得られる。
【0010】以下、図面に基づいてこの発明の具体的な
実施例を説明する。図1(A)〜(D)は一実施例の高
圧電力ケーブルの銅テープ遮蔽層接地クランプの構成を
示す上面図,左側面図,正面図および右側面図である。
即ち、断面形状がC字形のリン青銅あるいはベリリウム
銅からなる板状クランプ部材5は、銅テープ遮蔽層3の
外径よりもやや小さい径を有するように円形に加工され
る。この板状クランプ部材5の開口部5aの対向面とな
る内周面の中央部5bに、導電充填剤として安定した導
電性能を示す銀粉(銀粒子)をポリイソブチレン粘着剤
に分散させた導電性粘着剤を貼り付けて導電性粘着層8
を形成する。そして、板状クランプ部材5の外周面の中
央部には予め接地線6がロー付あるいは半田付7されて
接続されている。
実施例を説明する。図1(A)〜(D)は一実施例の高
圧電力ケーブルの銅テープ遮蔽層接地クランプの構成を
示す上面図,左側面図,正面図および右側面図である。
即ち、断面形状がC字形のリン青銅あるいはベリリウム
銅からなる板状クランプ部材5は、銅テープ遮蔽層3の
外径よりもやや小さい径を有するように円形に加工され
る。この板状クランプ部材5の開口部5aの対向面とな
る内周面の中央部5bに、導電充填剤として安定した導
電性能を示す銀粉(銀粒子)をポリイソブチレン粘着剤
に分散させた導電性粘着剤を貼り付けて導電性粘着層8
を形成する。そして、板状クランプ部材5の外周面の中
央部には予め接地線6がロー付あるいは半田付7されて
接続されている。
【0011】図2に、上記のように形成された板状クラ
ンプを高圧電力ケーブルの金属遮蔽層3上に嵌合させて
装着した状態の断面図を示す。即ち、電力ケーブルの金
属遮蔽層3への装着時には板状クランプは板状クランプ
部材5のばね性の締付力により、導電性粘着層8が金属
遮蔽層3に常に密着した状態を保ち、しかも導電性粘着
層8の周囲が外気を遮断するので安定した導通性能を実
現することができる。
ンプを高圧電力ケーブルの金属遮蔽層3上に嵌合させて
装着した状態の断面図を示す。即ち、電力ケーブルの金
属遮蔽層3への装着時には板状クランプは板状クランプ
部材5のばね性の締付力により、導電性粘着層8が金属
遮蔽層3に常に密着した状態を保ち、しかも導電性粘着
層8の周囲が外気を遮断するので安定した導通性能を実
現することができる。
【0012】また、導電性粘着層8を板状クランプ部材
5の内面全部に貼り付けた場合には、電力ケーブルの金
属遮蔽層3への装着の際に、クランプ開口端部5aの導
電性粘着剤が金属遮蔽層3へ粘着して滑らなくするため
に作業性が悪くなる。そのため、導電性粘着層8は板状
クランプ部材5の内周長の2/3以下とすることが望ま
しい。
5の内面全部に貼り付けた場合には、電力ケーブルの金
属遮蔽層3への装着の際に、クランプ開口端部5aの導
電性粘着剤が金属遮蔽層3へ粘着して滑らなくするため
に作業性が悪くなる。そのため、導電性粘着層8は板状
クランプ部材5の内周長の2/3以下とすることが望ま
しい。
【0013】次に、他の実施例を図3に基づいて説明す
る。上記例では導電性粘着層8を直接板状クランプ部材
5の内周面に貼り付けて構成したものであるが、この例
では、0.1mm以下の銅箔9の両面に導電性感圧性粘
着剤10を塗布したテープを形成し、これを板状クラン
プ部材5の内面に貼り付けるものである。この場合も作
業性の点から板状クランプ部材5の内周長の2/3以下
のテープを貼り付ける。従って、板状クランプ部材5の
形成が極めて容易になる。
る。上記例では導電性粘着層8を直接板状クランプ部材
5の内周面に貼り付けて構成したものであるが、この例
では、0.1mm以下の銅箔9の両面に導電性感圧性粘
着剤10を塗布したテープを形成し、これを板状クラン
プ部材5の内面に貼り付けるものである。この場合も作
業性の点から板状クランプ部材5の内周長の2/3以下
のテープを貼り付ける。従って、板状クランプ部材5の
形成が極めて容易になる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の高圧電
力ケーブルの銅テープ遮蔽層接地クランプによれば、高
圧電力ケーブルの銅テープ遮蔽層と板状クランプ部材と
の間の導通を腐食性雰囲気中においても良好に保つこと
ができ、ケーブル遮蔽層の接地の信頼性を長期に亘り向
上することができる。また、ケーブル遮蔽層に直接接地
線を半田付する作業に比較して、単に板状クランプを嵌
合させるだけなので作業性が大幅に改善され、作業に熱
を使用しないためケーブルの絶縁特性に悪影響を与える
こともない。
力ケーブルの銅テープ遮蔽層接地クランプによれば、高
圧電力ケーブルの銅テープ遮蔽層と板状クランプ部材と
の間の導通を腐食性雰囲気中においても良好に保つこと
ができ、ケーブル遮蔽層の接地の信頼性を長期に亘り向
上することができる。また、ケーブル遮蔽層に直接接地
線を半田付する作業に比較して、単に板状クランプを嵌
合させるだけなので作業性が大幅に改善され、作業に熱
を使用しないためケーブルの絶縁特性に悪影響を与える
こともない。
【図1】(A),(B),(C),(D)は、実施例の
高圧電力ケーブルの銅テープ遮蔽層接地クランプの構成
を示す上面図,左側面図,正面図および右側面図、
高圧電力ケーブルの銅テープ遮蔽層接地クランプの構成
を示す上面図,左側面図,正面図および右側面図、
【図2】ケーブル遮蔽層に高圧電力ケーブルの銅テープ
遮蔽層接地クランプを取り付けた状態示す断面図、
遮蔽層接地クランプを取り付けた状態示す断面図、
【図3】導電性両面粘着テープの構成を示す断面図、
【図4】高圧電力ケーブルの遮蔽層処理部の構成を示す
端部の側面図、
端部の側面図、
【図5】(A),(B),(C)は、従来の接地クラン
プの構成を示す上面図,正面図および右側面図、
プの構成を示す上面図,正面図および右側面図、
【図6】従来の接地クランプを電力ケーブルに装着した
状態を示す側面図である。
状態を示す側面図である。
1 ケーブル絶縁体 2 外部半導電層 3 金属遮蔽層 4 防食層 5 板状クランプ部材 5a 板状クランプ部材の開口端部 5b 板状クランプ部材の開口部対向面 6 接地線 7 ロー付部 8 導電性粘着層 9 銅箔 10 導電性感圧性粘着剤
Claims (3)
- 【請求項1】 外周面に接続された接地線を有するばね
弾性を有するC字形板状クランプ部材と、上記板状クラ
ンプ部材の内周面に銀粉または銀メッキ銅粉を含む導電
性粘着層を設けたことを特徴とする高圧電力ケーブルの
銅テープ遮蔽層接地クランプ。 - 【請求項2】 上記導電性粘着層が0.1mm以下の銅
箔の両面に塗布された感圧性粘着剤である請求項1記載
の高圧電力ケーブルの銅テープ遮蔽層接地クランプ。 - 【請求項3】 上記導電性粘着層の取付位置がC字形ク
ランプ部材の開口部に対向する中央部分を中心とし、そ
の範囲がC字形クランプ部材の内周長の2/3以下であ
る請求項1または請求項2記載の高圧電力ケーブルの銅
テープ遮蔽層接地クランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7313776A JPH09135523A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 高圧電力ケーブルの銅テープ遮蔽層接地クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7313776A JPH09135523A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 高圧電力ケーブルの銅テープ遮蔽層接地クランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09135523A true JPH09135523A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=18045390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7313776A Pending JPH09135523A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 高圧電力ケーブルの銅テープ遮蔽層接地クランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09135523A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040037766A (ko) * | 2002-10-30 | 2004-05-07 | 기아자동차주식회사 | 전자기파 쉴드용 파형튜브 |
WO2015052022A1 (de) * | 2013-10-10 | 2015-04-16 | Coroplast Fritz Müller Gmbh & Co. Kg | Umhüllungsmittel für ein langgestrecktes gut und dessen verwendung |
CN105744664A (zh) * | 2016-04-14 | 2016-07-06 | 湖南华众科技有限公司 | 一种接地式铜编织网碳纤维发热线缆及其加工工艺 |
KR102229258B1 (ko) * | 2019-10-02 | 2021-03-18 | 한국전력공사 | 지중 케이블 시스 접지장치 |
-
1995
- 1995-11-08 JP JP7313776A patent/JPH09135523A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040037766A (ko) * | 2002-10-30 | 2004-05-07 | 기아자동차주식회사 | 전자기파 쉴드용 파형튜브 |
WO2015052022A1 (de) * | 2013-10-10 | 2015-04-16 | Coroplast Fritz Müller Gmbh & Co. Kg | Umhüllungsmittel für ein langgestrecktes gut und dessen verwendung |
US10204714B2 (en) | 2013-10-10 | 2019-02-12 | Coroplast Fritz Müller Gmbh & Co. Kg | Sheathing for an elongated product and use thereof |
CN105744664A (zh) * | 2016-04-14 | 2016-07-06 | 湖南华众科技有限公司 | 一种接地式铜编织网碳纤维发热线缆及其加工工艺 |
KR102229258B1 (ko) * | 2019-10-02 | 2021-03-18 | 한국전력공사 | 지중 케이블 시스 접지장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3988053A (en) | Hermetic terminal | |
JPH10134902A (ja) | コネクターを同軸ケーブルに取り付ける方法及びその方法によって形成した同軸ケーブルアセンブリ | |
JPH09508746A (ja) | 同軸伝送線用避雷器 | |
JP2001273953A (ja) | シールドコネクタのシールド電線接続構造 | |
US5903209A (en) | Encapsulated fuse with corona shield | |
JPH09135523A (ja) | 高圧電力ケーブルの銅テープ遮蔽層接地クランプ | |
JP4400781B2 (ja) | 単極ct管用の高電圧システム | |
JPS61240584A (ja) | 接地コネクタ | |
JP7124750B2 (ja) | プラグインコネクタ及び接続構造 | |
KR20210145105A (ko) | 탄성 개스킷 | |
JP5825874B2 (ja) | 電力ケーブルの終端部及び終端部の組立方法 | |
JPH1021977A (ja) | 電気コネクタのケーブル接続構造 | |
JP3043750B1 (ja) | 同軸ケ―ブル固定金具 | |
CN209901565U (zh) | 一种铜排涂粉用的夹具 | |
JPH0261784B2 (ja) | ||
JP2902144B2 (ja) | 固体絶縁物被覆導体 | |
JP3236922B2 (ja) | 電線引き留め部における雑音電波発生防止構造 | |
JPH0732054B2 (ja) | サージ吸収素子 | |
JP3256340B2 (ja) | ケーブル接続部接地処理方法 | |
JP2000166074A (ja) | シールド線へのアース接続用端子およびアース接続用端子を用いたアース線接続方法 | |
US3452319A (en) | Coaxial cables | |
JPH03108206A (ja) | シールド付きカード電線 | |
JP3280124B2 (ja) | ケーブル端末部 | |
JPH0345111A (ja) | ガス絶縁機器 | |
JPH03283365A (ja) | 接地装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010515 |