JPS58181548A - スラリ−研削法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、砥石と被削物間に供給する研削液に砥粒液を
混入させることで、被削物の面粗さを向上させるスラリ
ー研削法に関するものである。

従来の研削砥石を用いた研削加工においては研削面粗さ
を上げるために、研削工程の後半では切込みを与えない
でスパークアラ）Ｙ行っている。しかしこの加工法では
、使用する砥石の粒度などの仕様によって得られる面粗
さが限られる。

したがって史に良い仕上面粗さが要求される場合には、
ラッピングに頼つ℃いる。ラッピングでは、ラップ定盤
と被削物間にラッピング液ニ溶イた砥粒な供給する。こ
のラフピンク工程では、良い仕上面粗さが得られる反面
、加工能率が著しく悪い。

また遊離砥粒な浮遊させた液中にて工具を回転させて被
削材表面を走る遊離砥粒により加工面粗さを土げる加工
法が開発されているが、加工能率が著しく低い。

本発明の目的は、上述した欠点をな（し、高能率にして
しかも加工面の仕上度ｌ向上させる研削法を提供するこ
とにある。

本発明は、一般の研削砥石を用いた研削加工の研削液に
微細な砥粒な混入し、研削砥石を用いた研削加工の能率
の良さと、遊離砥粒を用いたラッピングの加工面の良い
特徴を併せもたせた。

第１図は本発明の一実施例を示す説明図であり、第２図
は第１図の研削加工点を詳細に示した説明図である。

ベッド６の上面ｌ往復摺動する往復動テーブル５と、こ
れに対して直角方向のみに運動ケ規制された砥石軸コラ
ム４と、往復動テーブル５に対し切込み方向のみに運動
馨規制した案内を砥石軸コラム４に持ち、しかも砥石１
を回転軸受支持する砥石軸５とから成る研削盤と、この
研削盤の外部に設置された、研削液タンク７、砥粒液タ
ンク８から、研削液供給ホース９．砥粒液供給ホース１
０ＶＣより被削物２と砥石１の間に研削液及び砥粒液供
給ホース許置とから構成されている。

第２図は、仕上げ工程でスパークアウト完了後、研削液
と砥粒液！研削液ノズル１５、砥粒液ノズル１２から、
砥石１と被削物２の間に供給している状１ｍヲ示したも
のである。

以上の構成から成る装置は第５図のタイムチャートに従
って動作する。

初めに砥石ＩＶ回転した状態で、砥石１のドレツシング
とツルーイングを行い、その後、研削液ノズル１５から
研削液Ｙｆｉ出させるとともにテーブル５を往復動させ
る。この状態で次に砥石１を被削物２に切込み仕上げ工
程になったら砥石１の切込み馨停止しスパークアウトを
ＩＯの時間行った後、砥粒液ノズル１２から砥粒液Ｖ流
出させ、これな研削液圧まぜるようＫして、砥石１と被
削物２の関に供給し、ｔ、の時間行った後、砥粒液のみ
な停止させ、ｔ、の時間音おいて研削工程を終了する。

このスパークアウト後、砥粒液を供給することにより、
被削物の面粗さを向上できる。なお、砥粒は、液状のみ
でなく、砥粒のまま、または、空気の流出とともに供給
しても同様の効果が得られる。

また、スパークアウトに入るまえに砥粒液を供給しても
スパークアウト後と同様の効果が得られる。

本発明による研削法の効果を第４図に示す。

第４図は、砥石粒度１００番で研削し、仕上げ工程のス
パークアウト１０回の被削物面粗さテストＡ１に、また
スパークアウト１０回行った後、徽細遊離砥粒（たとえ
ば１μｍ以下）平均粒径Ｑ、２５１ｍの液を研削液に混
ぜて、供給し、砥石ｌ切込まずにテーブル７に１０回往
復させた後の被削物面粗さテストＡ２に示す。

砥石粒度１００番の砥石で研削した場合、スパークアウ
ト１１０回以上とってもテストＡ１００．８μｍＲｚよ
り向上しなかった。それに対し砥粒液（平均砥粒径０．
２５　ｔｓｍ　）を混入させることでテストＡ２の０．
２５　ａｍ　Ｒｚ　　まで面粗さを向上できた。

なお、研削液に対する砥粒の混合割合が多すぎると、研
削液としての流動性を失うので好ましくない。最適混合
割合は加える遊離砥粒の粒度にもよるが、７−以下の体
積割合が望ましい。

上述した実施例では、研削液タンクと砥粒液タンクＹ個
々独立にしているが、両者を一体とした場合でも、上述
の効果を失うものではない。

すなわち、研削液タンクに適量の砥粒を混入、攪拌し、
これを細目のフィルタを介して従来法と同様に、スラリ
ー状の砥粒を常時砥石と工作物間圧供給する。この場合
には使用済みの砥粒の混合した研削液は研削液タンクに
回収され、リサイクルして使用される。

この場合には、研削砥石による高能率研削と、遊離砥粒
によるラッピング効果による上質の研削面粗さが得られ
るほか、切込みを与えている粗研削中においては、研削
砥石の切刃表面に付看した遊離砥粒は、被剛材の該切刃
表面への融着を防止し、目詰りＹ抑止する効果もある。

また更に良い加工面粗さが必要な場合には、スパークア
ウト研削後切込みｔ微小量後退させた位置で停止し、砥
石と被削物間に混合研削液（遊離砥粒の混合した研削液
）を供給すると良い。

なお本発明は横軸角テーブル型の平面研削に限られるも
のではなく、一般の平面研削のほか円１１υ、内面研削
においても同様の効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す外観図。 第２因は、本発明の一実施例の原理図、第５図は、本発
明の動作な示すタイムチャート、第４図は、本発明の研
削法により研削した被削物面粗さを示す図である。 １・・・砥石　　　　　　２・・・被削物３・・・砥石
軸　　　　　４０．コラム５・・テーブル　　　　６・
・ベッド ７・・・研削液タンク　　８・・・砥粒液タンク９・・
研削液供給ホース １０・・・砥粒液供給ホース １１・・・研削液回収ホース １２・・・砥粒液ノズル　　１５・・・研削液ノズル代
理人弁理士　　薄　１）　利　幸 す 第２口

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　硬質砥粒を固めた回転する研削砥石と、回転動乃
   至往復動する被削物支持台と、該研削砥石と被削物支持
   台の相対位１を与える切込み手段と、被削物を研削砥石
   間に研削液奢供給できるようにした研削液供給手段とか
   らなる研削装置において、数−の体積割合で微細な遊離
   砥粒を混合した研削液を研削工程中宮時ないし研削工程
   の後半に供給して研削することＶ％黴とするスラリー研
   削法。