JPS58180985A - 核燃料ペレツトおよびその製品の製造方法 - Google Patents
核燃料ペレツトおよびその製品の製造方法Info
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- JPS58180985A JPS58180985A JP58046079A JP4607983A JPS58180985A JP S58180985 A JPS58180985 A JP S58180985A JP 58046079 A JP58046079 A JP 58046079A JP 4607983 A JP4607983 A JP 4607983A JP S58180985 A JPS58180985 A JP S58180985A
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- G21C—NUCLEAR REACTORS
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- G21C3/42—Selection of substances for use as reactor fuel
- G21C3/58—Solid reactor fuel Pellets made of fissile material
- G21C3/62—Ceramic fuel
- G21C3/623—Oxide fuels
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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- C04B35/51—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on compounds of actinides
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
製造、つまりセラミック粉末を圧縮して最終的に一体化
した単体または製品を製造するための後続・焼結工程に
適当な、取扱いやすい圧縮凝集本体にすることよりなる
一体に固めた粒状セラミ,、り材料の製造に関する。さ
らに詳しくは、本発明は、後続の取扱いまたは加工、例
えば焼結および所定寸法への研削ならびに最終用途での
使用に耐える、増大したより一定なレベルの物理的強妾
および一体性を有する、粒状核分裂性核燃料物質の生の
つまり未焼結のペレットを形成する方法に関する。
した単体または製品を製造するための後続・焼結工程に
適当な、取扱いやすい圧縮凝集本体にすることよりなる
一体に固めた粒状セラミ,、り材料の製造に関する。さ
らに詳しくは、本発明は、後続の取扱いまたは加工、例
えば焼結および所定寸法への研削ならびに最終用途での
使用に耐える、増大したより一定なレベルの物理的強妾
および一体性を有する、粒状核分裂性核燃料物質の生の
つまり未焼結のペレットを形成する方法に関する。
原子炉用の核分裂性核燃料は、ウラン、プルトニウムお
よびトリウムのセラミック化合物を含めて種々のソース
および形態の核分裂性物質よりなる。商用エネルギー発
生炉に好適な燃料化合物は、ウラン、プルトニウムおよ
びトリウムの酸化物およびこれらの混合物である。この
ような商用炉に最適でよく用いられている燃料は二酸化
ウランであり、これは少量の他の燃料および/または中
性子束制御添加剤、例えばガドリニウムと組合せること
ができる。
よびトリウムのセラミック化合物を含めて種々のソース
および形態の核分裂性物質よりなる。商用エネルギー発
生炉に好適な燃料化合物は、ウラン、プルトニウムおよ
びトリウムの酸化物およびこれらの混合物である。この
ような商用炉に最適でよく用いられている燃料は二酸化
ウランであり、これは少量の他の燃料および/または中
性子束制御添加剤、例えばガドリニウムと組合せること
ができる。
商業的に製造されている二酸化ウランは細かいかなり多
孔質な粉末で、これはそのま\では商用炉に燃料として
用いるのに適していない。二酸化ウラン粉末を原子炉用
の燃料として適当なものとするために、種々の対策が開
発され実用されている。その一つは粉末二酸化ウラン物
質の適当な寸法の本体またはベレットを高温で焼結して
、個々の粒子間に強い拡散結合を発現させる方法である
.。
孔質な粉末で、これはそのま\では商用炉に燃料として
用いるのに適していない。二酸化ウラン粉末を原子炉用
の燃料として適当なものとするために、種々の対策が開
発され実用されている。その一つは粉末二酸化ウラン物
質の適当な寸法の本体またはベレットを高温で焼結して
、個々の粒子間に強い拡散結合を発現させる方法である
.。
しかし、二酸化ウラン粉末を原子炉燃料として用いるの
に適当な形態または塊りに転換する焼結技術では、ばら
ばらの粉末を予備成形して、取扱いおよび焼結工程に耐
える十分な強度と一体性を有する、成形された自己支持
性、未焼成(または「生」とも称される)本体とする必
要がある。
に適当な形態または塊りに転換する焼結技術では、ばら
ばらの粉末を予備成形して、取扱いおよび焼結工程に耐
える十分な強度と一体性を有する、成形された自己支持
性、未焼成(または「生」とも称される)本体とする必
要がある。
・微細粒子を凝集体重たは一体化物体に許容範囲内の不
良率で一体に固める操作、ならびにが\る一体に固めら
れた粒子本体の後続の取扱いおよび焼成に耐える強度と
均一性が、核燃料工業における下要関心事であり研究課
題であった。
良率で一体に固める操作、ならびにが\る一体に固めら
れた粒子本体の後続の取扱いおよび焼成に耐える強度と
均一性が、核燃料工業における下要関心事であり研究課
題であった。
粉末成形によく用いられる普通の有機またはプラスチッ
ク結合剤は、これまで、核燃料加工操作に向かないと考
えられてきた。焼結核燃料製品中に炭素などの結合剤残
渣が混入することは、原子炉での使用には受は入れられ
ない。さらに、粒子間に有機結合剤が少しでも存在する
と、焼結中の粒子間の強い拡散結合の形成が抑制され、
焼結製品の密度が低下する。焼結に先立って結合剤また
はその分解物を完全に除去することは特に難しく、通常
燃料製造過程に経費のか\る追加の操作が必要となる。
ク結合剤は、これまで、核燃料加工操作に向かないと考
えられてきた。焼結核燃料製品中に炭素などの結合剤残
渣が混入することは、原子炉での使用には受は入れられ
ない。さらに、粒子間に有機結合剤が少しでも存在する
と、焼結中の粒子間の強い拡散結合の形成が抑制され、
焼結製品の密度が低下する。焼結に先立って結合剤また
はその分解物を完全に除去することは特に難しく、通常
燃料製造過程に経費のか\る追加の操作が必要となる。
従って、普通の方法では、二酸化ウラン粉末を、何ら結
合剤の助けをかりずに適当な寸法の生本体またはペレッ
トにダイプレスしている。しかし、この方法は、結合剤
を含まない粉末の生ベレットが弱いので、不良率が高く
、屑材料のりザイクルが必要で非常に経費が嵩む。
合剤の助けをかりずに適当な寸法の生本体またはペレッ
トにダイプレスしている。しかし、この方法は、結合剤
を含まない粉末の生ベレットが弱いので、不良率が高く
、屑材料のりザイクルが必要で非常に経費が嵩む。
本出願人に譲渡されたGa1livan の米国特許
第4.061.700号(1977年12月6日発行)
に、原子炉用の粉末核燃料物質の改良された焼結ペレッ
トを製造するための1群の消失性結合剤が開示されてい
る。この特許の消失性結合剤は、得られる燃料物質を汚
染することなく機能し、焼成中に融着塊の所望気孔率に
悪影響を与えることなく焼結粒子間に張い結合を形成さ
せる。
第4.061.700号(1977年12月6日発行)
に、原子炉用の粉末核燃料物質の改良された焼結ペレッ
トを製造するための1群の消失性結合剤が開示されてい
る。この特許の消失性結合剤は、得られる燃料物質を汚
染することなく機能し、焼成中に融着塊の所望気孔率に
悪影響を与えることなく焼結粒子間に張い結合を形成さ
せる。
上記米国特許第4.061.700号のほかに、同じく
本出願人に譲渡された米国特許第3.803゜273号
、第3.923.933号および第3.927゜154
号にも、粒状核分裂性セラミック物質から原子炉に用い
る核燃料ペレッ)または本体を製造する対象分野におけ
る有意義な改良案が開示されており、これらすべてが本
発明の参考技術である。
本出願人に譲渡された米国特許第3.803゜273号
、第3.923.933号および第3.927゜154
号にも、粒状核分裂性セラミック物質から原子炉に用い
る核燃料ペレッ)または本体を製造する対象分野におけ
る有意義な改良案が開示されており、これらすべてが本
発明の参考技術である。
米国特許第4.061.700号に開示されているよう
な従来技術には、ある種の条件や状況下で不十分なとこ
ろがある。例えば、上記特許の消失性結合剤は、配合条
件や酸化ウラン物質の粒子特性がどうであっても、ペレ
ット強度および一体性I・こ関してばらつきのない結果
を得ることができない。具体的には、配合時の作業の厳
密さ、相対湿IWおよび温度、貯蔵期間および/または
酸化ウラン粒子特性、例えば寸法、表面積および水分、
これらすべての因子が消失性結合剤が与える物理的属性
の均一性を減じることが明らかである。
な従来技術には、ある種の条件や状況下で不十分なとこ
ろがある。例えば、上記特許の消失性結合剤は、配合条
件や酸化ウラン物質の粒子特性がどうであっても、ペレ
ット強度および一体性I・こ関してばらつきのない結果
を得ることができない。具体的には、配合時の作業の厳
密さ、相対湿IWおよび温度、貯蔵期間および/または
酸化ウラン粒子特性、例えば寸法、表面積および水分、
これらすべての因子が消失性結合剤が与える物理的属性
の均一性を減じることが明らかである。
発明の要旨
本発明は、1群の有機酸よりなる消失性結合剤(fug
itive binder )を用いて酸化ウランを含
有する粒状核分裂性セラミック燃料物質の圧縮体または
ペレットを製造する方法を提供する。本発明の特異々酸
の消失性結合剤により、焼成前に、つ捷り生段階および
その後に著しく均一かつ高い強度および物理的一体性を
有する、粒状燃料物質の未焼成、即ち「生」のコンパク
トまたはペレットが得られる。本発明は、この方法から
、つまり新規な有機酸の消失性結合剤の酸化ウランとの
作用から導びき出される、向上した物理的属性を有する
独特な生成物も包含する。
itive binder )を用いて酸化ウランを含
有する粒状核分裂性セラミック燃料物質の圧縮体または
ペレットを製造する方法を提供する。本発明の特異々酸
の消失性結合剤により、焼成前に、つ捷り生段階および
その後に著しく均一かつ高い強度および物理的一体性を
有する、粒状燃料物質の未焼成、即ち「生」のコンパク
トまたはペレットが得られる。本発明は、この方法から
、つまり新規な有機酸の消失性結合剤の酸化ウランとの
作用から導びき出される、向上した物理的属性を有する
独特な生成物も包含する。
発明の目的
本発明の目的は、粒状核分裂性セラミック材料から核燃
料の取扱いやすい圧縮凝集体またはペレットを製造する
改良方法、ならびにか\る方法により得られる圧縮生成
物に関する。
料の取扱いやすい圧縮凝集体またはペレットを製造する
改良方法、ならびにか\る方法により得られる圧縮生成
物に関する。
本発明の他の目的は、粒状核分裂性物質と消失性結合剤
とよりなる核燃料の未焼結、即ち[生lの圧縮された凝
集体またはペレットの強度および物理的一体性の均一性
とレベルを増加する方法、ならびにこれにより得られる
物理的に向上した生成物を提供することにある。
とよりなる核燃料の未焼結、即ち[生lの圧縮された凝
集体またはペレットの強度および物理的一体性の均一性
とレベルを増加する方法、ならびにこれにより得られる
物理的に向上した生成物を提供することにある。
本発明の別の目的は、酸化ウランを含有する粒状核分裂
性物質を、物理的強度および耐久性のレベルと均一性の
高い未焼成、即ち「生」の凝集体またはペレットに一体
固化するための新規な改良された消失性結合剤を提供す
ることにある。
性物質を、物理的強度および耐久性のレベルと均一性の
高い未焼成、即ち「生」の凝集体またはペレットに一体
固化するための新規な改良された消失性結合剤を提供す
ることにある。
本発明のさら(で他の目的は、酸化ウランよりなる粒状
核分裂性セラミック物質から、物理的強度が増大され一
層均一で、グイプレス時の欠陥発生が抑制され、物理的
障害や傷が減少し、工場での製造工程で十分に取扱いで
き耐久性のある未焼成、即ち「生、4本体またはペレッ
トを製造する方法を提供することにある。
核分裂性セラミック物質から、物理的強度が増大され一
層均一で、グイプレス時の欠陥発生が抑制され、物理的
障害や傷が減少し、工場での製造工程で十分に取扱いで
き耐久性のある未焼成、即ち「生、4本体またはペレッ
トを製造する方法を提供することにある。
発明の詳細
な説明は、消失性結合剤を用いて粒状核分裂性核燃料物
質から核燃料ペレットまたは凝集体を製造する方法、な
らびにそれにより得られる生成物を提供する。この方法
は、粒状核分裂性核燃料物質と消失性結合剤の混合物か
ら生の、即ち未焼成ペレットまたは本体を成形する工程
を包含し、この生のペレットは後続の焼結を介して原子
炉に装填するのに適当な核分裂性核燃料の融着ペレ。
質から核燃料ペレットまたは凝集体を製造する方法、な
らびにそれにより得られる生成物を提供する。この方法
は、粒状核分裂性核燃料物質と消失性結合剤の混合物か
ら生の、即ち未焼成ペレットまたは本体を成形する工程
を包含し、この生のペレットは後続の焼結を介して原子
炉に装填するのに適当な核分裂性核燃料の融着ペレ。
トまたは本体とするのに適当なものである。
本発明の粒状核分裂性核燃料物質は、原子炉に核燃料と
して用いられる種々の物質よりなり、ウラン、プルトニ
ウムおよびトリウムの酸化物のようなセラミ、り化合物
を含む。好適な燃料化合物は酸化ウラン、酸化プルトニ
ウム、酸化トリウムおよびこれらの混合物よシなり、特
に二酸化ウランよりなる。 ′ 本発明を実施する際に用いる粒状核燃料物質は、ウラン
、プルトニウムおよびトリウムの酸化物の1種または複
数種と種々の添加剤との混合物を包含し得る。中性子吸
収物質、例えばガドリニウムを含有させて中性子束密度
を緩和することもある。
して用いられる種々の物質よりなり、ウラン、プルトニ
ウムおよびトリウムの酸化物のようなセラミ、り化合物
を含む。好適な燃料化合物は酸化ウラン、酸化プルトニ
ウム、酸化トリウムおよびこれらの混合物よシなり、特
に二酸化ウランよりなる。 ′ 本発明を実施する際に用いる粒状核燃料物質は、ウラン
、プルトニウムおよびトリウムの酸化物の1種または複
数種と種々の添加剤との混合物を包含し得る。中性子吸
収物質、例えばガドリニウムを含有させて中性子束密度
を緩和することもある。
本発明の消失性結合剤は、有機酸−〇〇〇H基およびア
ルコール−〇H基双方を含有する多官能価有機酸および
その塩よりなる。本発明を実施する際に用いるか\る酸
の例には、乳酸、グリコール酸、酒石酸、くえん酸、リ
ンゴ酸、グリセリン酸、マンデル酸およびヒドロキシ酪
酸がある。か\る酸の塩は色々ある中でも特にアンモニ
ウム塩が好ましい。
ルコール−〇H基双方を含有する多官能価有機酸および
その塩よりなる。本発明を実施する際に用いるか\る酸
の例には、乳酸、グリコール酸、酒石酸、くえん酸、リ
ンゴ酸、グリセリン酸、マンデル酸およびヒドロキシ酪
酸がある。か\る酸の塩は色々ある中でも特にアンモニ
ウム塩が好ましい。
本発明の多官能価酸結合剤は、粉末状燃料の媒体内で化
学的に反応するようである。これらの酸がウランと錯化
合物を形成してそのウラニル塩、即ち乳酸ウラニル、グ
リコグル酸ウラニル、酒石酸ウラニル、くえん酸ウラニ
ル、リンゴ酸ウラニル、グリセリン酸ウラニルなどを生
成すると推論される。諸成分またはその媒体のpHの変
化で形成される錯体の種類が変わるようであシ、高p!
条件では一般によシ複雑で長鎖のポリマーを形成し、低
いpHレベルでの2:2ダイマーからよシ高いpHレベ
ルでの3:2トライマーまでの範囲となる。
学的に反応するようである。これらの酸がウランと錯化
合物を形成してそのウラニル塩、即ち乳酸ウラニル、グ
リコグル酸ウラニル、酒石酸ウラニル、くえん酸ウラニ
ル、リンゴ酸ウラニル、グリセリン酸ウラニルなどを生
成すると推論される。諸成分またはその媒体のpHの変
化で形成される錯体の種類が変わるようであシ、高p!
条件では一般によシ複雑で長鎖のポリマーを形成し、低
いpHレベルでの2:2ダイマーからよシ高いpHレベ
ルでの3:2トライマーまでの範囲となる。
この化学的錯形成理論は、ffournal Of t
heAmerican Chemical 5ocie
ty、 76 (1954) 、 pp4726〜
4732のFeldmanらの「くえん酸、リンゴ酸、
酒石酸および乳酸ウラニル錯体の重合」と題された、硝
酸ウラニルとヒドロキシカルボン酸の水溶液から得られ
る錯イオンの重合に関する、刊行物により支持されてい
ると認められる。
heAmerican Chemical 5ocie
ty、 76 (1954) 、 pp4726〜
4732のFeldmanらの「くえん酸、リンゴ酸、
酒石酸および乳酸ウラニル錯体の重合」と題された、硝
酸ウラニルとヒドロキシカルボン酸の水溶液から得られ
る錯イオンの重合に関する、刊行物により支持されてい
ると認められる。
代表的な有機結合剤のほとんどは、結合剤を溶解し、諸
成分を完全に濡らし、結合剤を全体に分布させる目的で
多量の水または他のビヒクルまたは溶剤を必要とする。
成分を完全に濡らし、結合剤を全体に分布させる目的で
多量の水または他のビヒクルまたは溶剤を必要とする。
このような代表的な結合剤と違って、本発明の多官能価
酸は、その有効な作用を達成するのに極く低濃度の、通
常約5000〜7500 ppmの水しか必要としない
。このような最少量で本発明に用いる多官能価酸結合剤
化ウラン濃度では濃度勾配によって駆動されるイオン移
動を加速するのに十分であシ、こうして重合化学反応に
よシ結合剤の系内での均質性がもたらされる。
酸は、その有効な作用を達成するのに極く低濃度の、通
常約5000〜7500 ppmの水しか必要としない
。このような最少量で本発明に用いる多官能価酸結合剤
化ウラン濃度では濃度勾配によって駆動されるイオン移
動を加速するのに十分であシ、こうして重合化学反応に
よシ結合剤の系内での均質性がもたらされる。
さらに、本発明を実施する際に用いる水分が極く僅かで
あるので、粉末の成形体へのダイブレスの前に水を除去
するのに通常必要な乾燥工程が除かれる。
あるので、粉末の成形体へのダイブレスの前に水を除去
するのに通常必要な乾燥工程が除かれる。
酸の結合剤と粒状核分裂性燃料物質のウラン含分との反
応により生成する錯反応生成物により、本発明の特有か
つ有利な結合作用が達成、される。
応により生成する錯反応生成物により、本発明の特有か
つ有利な結合作用が達成、される。
粒状燃料物質のだめの結合相または系を形成するのにウ
ラン燃料物質自体を利用するので、十分な機械的結合を
達成するのに必要な非燃料結合剤の添加量および重量パ
ーセントが減少する。この結合剤添加量の減少により、
焼結中のセラミック本体の緻密化に先立って炉内で揮発
させなければならない炭化水素の量も極く僅かになる。
ラン燃料物質自体を利用するので、十分な機械的結合を
達成するのに必要な非燃料結合剤の添加量および重量パ
ーセントが減少する。この結合剤添加量の減少により、
焼結中のセラミック本体の緻密化に先立って炉内で揮発
させなければならない炭化水素の量も極く僅かになる。
従って、本発明の多官能価酸消失性結合剤は粉末燃料物
質と、高い強度および耐久性を有する著しく改良された
未焼成、即ち[生Jのベレットを実現するのに、燃料物
質の約3重量係までの有功量にて混合される。はとんど
の場合、本発明の消失性結合剤の添加量を粒状核燃料物
質の約1〜2重量%とするのが好ましい。
質と、高い強度および耐久性を有する著しく改良された
未焼成、即ち[生Jのベレットを実現するのに、燃料物
質の約3重量係までの有功量にて混合される。はとんど
の場合、本発明の消失性結合剤の添加量を粒状核燃料物
質の約1〜2重量%とするのが好ましい。
本発明の多官能価酸結合剤は塩よりも酸の形ざで用いる
のが好ましい。その理由は、酸の方が迅速に反応して簡
単なウラニル多官能価酸錯体を形成するからである。酸
の結合剤とともに、カルバミン酸アンモニウム、重炭酸
アンモニウム、炭酸アンモニウム、無水アンモニアまた
は水酸化アンモニウムを加えて系のpHを上げ、重合を
促進する。他の塩または塩基無水物も、これらが核分裂
性燃料物質に望ましくないカチオン不純物、例えば水酸
化ナトリウムからのナトリウムを生じない限りで、使用
できる。1個の有機酸基およびアルコール基を有する乳
酸、ヒドロキシ酪酸、マンデル酸、グリセリン酸または
グリコール酸が酸化ウランと反応して生成する粉末は、
2個以上の有機酸およびアルコール基を有する酒石酸、
くえん酸またはリンゴ酸の場合より可塑性が優れ、引張
強さが低く、滑性が良好である。多くの場合、乳酸また
はグリコール酸錯体含有酸化ウラン粉末の滑性は、追加
の補助滑剤なしでダイプレスするのに十分である。多官
能価酸の混合物を用いて、両者の中間の機械的特性の結
合剤を得ることもできる。
のが好ましい。その理由は、酸の方が迅速に反応して簡
単なウラニル多官能価酸錯体を形成するからである。酸
の結合剤とともに、カルバミン酸アンモニウム、重炭酸
アンモニウム、炭酸アンモニウム、無水アンモニアまた
は水酸化アンモニウムを加えて系のpHを上げ、重合を
促進する。他の塩または塩基無水物も、これらが核分裂
性燃料物質に望ましくないカチオン不純物、例えば水酸
化ナトリウムからのナトリウムを生じない限りで、使用
できる。1個の有機酸基およびアルコール基を有する乳
酸、ヒドロキシ酪酸、マンデル酸、グリセリン酸または
グリコール酸が酸化ウランと反応して生成する粉末は、
2個以上の有機酸およびアルコール基を有する酒石酸、
くえん酸またはリンゴ酸の場合より可塑性が優れ、引張
強さが低く、滑性が良好である。多くの場合、乳酸また
はグリコール酸錯体含有酸化ウラン粉末の滑性は、追加
の補助滑剤なしでダイプレスするのに十分である。多官
能価酸の混合物を用いて、両者の中間の機械的特性の結
合剤を得ることもできる。
本発明のセラミ、り燃料物質の焼結体の密度を制御する
ために、本発明の実施の際には、結合剤とともに修酸ア
ンモニウムのような気孔形成剤またはニララン酸アンモ
ニウムのようなウラン前駆物質を燃料物質に加えること
ができる。気孔形成剤を使用する場合、これを粉砕して
均一に微細な粒子形態とし、粒状セラミ、り物質と予備
混合するのが好ましい。
ために、本発明の実施の際には、結合剤とともに修酸ア
ンモニウムのような気孔形成剤またはニララン酸アンモ
ニウムのようなウラン前駆物質を燃料物質に加えること
ができる。気孔形成剤を使用する場合、これを粉砕して
均一に微細な粒子形態とし、粒状セラミ、り物質と予備
混合するのが好ましい。
本発明の酸結合剤およびこれと共に用いる他の添加剤す
べてを粉末状核燃料物質と、粉末成分と結晶または濃厚
液添加剤との均質性を高度に達成する任意適当な配′合
手段またはシステムで、混合することができる。ボール
ミルや振動ミルカッの例である。
べてを粉末状核燃料物質と、粉末成分と結晶または濃厚
液添加剤との均質性を高度に達成する任意適当な配′合
手段またはシステムで、混合することができる。ボール
ミルや振動ミルカッの例である。
本発明の酸結合剤と混合した粉末核分裂性核燃料を生の
一体同化ペレットまたは本体に圧縮するT8は、当該技
術での慣用手段、例えば前述した特許におけるダイプレ
スによって行うことができる。
一体同化ペレットまたは本体に圧縮するT8は、当該技
術での慣用手段、例えば前述した特許におけるダイプレ
スによって行うことができる。
こうして本発明にょシ得られる燃料ベレットは、添付図
面に示すような外形を呈する。
面に示すような外形を呈する。
以下に実施例により本発明を実施する好適な具体的な手
順を説明し、これにより得られた生成物の圧縮引張強さ
や他の特性の顕著に改良された値を示す。
順を説明し、これにより得られた生成物の圧縮引張強さ
や他の特性の顕著に改良された値を示す。
実施例1
5 Kgの二酸化ウラン粉末を2.5ガロンのゴムライ
ニング付六ジャーで、ステンレス鋼粉砕媒体と共に6時
間ボールミル粉砕し、次いでダイプレスしてベレットに
した。得られた生のペレット生成物は極めて弱かった。
ニング付六ジャーで、ステンレス鋼粉砕媒体と共に6時
間ボールミル粉砕し、次いでダイプレスしてベレットに
した。得られた生のペレット生成物は極めて弱かった。
2重量係の重炭酸アンモニウムを含有させた以外は同じ
条件で、上記方法を繰返した。これからダイプレスされ
たベレットは僅かではあるが強度が向上した。1重量%
の酒石酸を10分間予備混合し、次いで1重量係の重炭
酸アンモニウムを添加した以外は同じ条件で、上記方法
をもう一度繰返した。得られたダイプレスベレットは優
れた強度を呈した。
条件で、上記方法を繰返した。これからダイプレスされ
たベレットは僅かではあるが強度が向上した。1重量%
の酒石酸を10分間予備混合し、次いで1重量係の重炭
酸アンモニウムを添加した以外は同じ条件で、上記方法
をもう一度繰返した。得られたダイプレスベレットは優
れた強度を呈した。
実施例2
直径%インチ、長さ%インチの円筒形酸化アルミニウム
粉砕媒体を200ポンド入れた3立方フイート振動ミル
に、15−の二酸化ウラン粉末を加えた。次に(二酸化
ウラン基準で)2チの酒石酸と1チの水との溶液を加え
た。窒素雰囲気の流通状態でミルを15時間運転した。
粉砕媒体を200ポンド入れた3立方フイート振動ミル
に、15−の二酸化ウラン粉末を加えた。次に(二酸化
ウラン基準で)2チの酒石酸と1チの水との溶液を加え
た。窒素雰囲気の流通状態でミルを15時間運転した。
次に無水アンモニアをミルに導入し、窒素の流れを市め
た。
た。
粉砕をさらに1.5時間行った。粉末を取出し、5ガロ
ンペ一ル缶で30分間ローリングすることにより凝集さ
せた。この粉末から圧縮圧1a?tOO123、500
および36.500 psiにてベレットをプレスした
。直径方向圧縮引張強さはそれぞれ350.345およ
び370 psiと非常に高い値であった。しかし、得
られたベレットは比較的脆く、幾らか欠は落ちやすかっ
た。
ンペ一ル缶で30分間ローリングすることにより凝集さ
せた。この粉末から圧縮圧1a?tOO123、500
および36.500 psiにてベレットをプレスした
。直径方向圧縮引張強さはそれぞれ350.345およ
び370 psiと非常に高い値であった。しかし、得
られたベレットは比較的脆く、幾らか欠は落ちやすかっ
た。
実施例3
15匂の実施例2と同じバッチの二酸化ウラン粉末を1
.5係の乳酸および0.5チの水と共に、直径%インチ
の円筒形酸化アルミニウム粉砕媒体を入れた3立方フイ
ート振動ミル中で、窒素雰囲気下で3時間粉砕した。粉
末を5ガロンのベール缶でローリングすることによ!l
l凝集させ、圧縮圧18、300.23.500および
36.500 psiにてベレットにプレスした。直径
方向圧縮引張強さはそれぞれ22.24および37 p
siと非常に低い値であった。ベレットは軟く、くぼみ
をっけやすかったが、欠は落ちに強がった。
.5係の乳酸および0.5チの水と共に、直径%インチ
の円筒形酸化アルミニウム粉砕媒体を入れた3立方フイ
ート振動ミル中で、窒素雰囲気下で3時間粉砕した。粉
末を5ガロンのベール缶でローリングすることによ!l
l凝集させ、圧縮圧18、300.23.500および
36.500 psiにてベレットにプレスした。直径
方向圧縮引張強さはそれぞれ22.24および37 p
siと非常に低い値であった。ベレットは軟く、くぼみ
をっけやすかったが、欠は落ちに強がった。
実施例県
実施例6と同じバッチの二酸化ウランおよび添加剤を実
施例3と同様に加工した。但し、本例では、粉砕1゜5
時間後に窒素流を停止した。無水アンモニアを流し始め
、ミルをさらに1.5時間運転した。つまシ、本例は実
施例3と違って、無水アンモニアの添加に伴なうpH上
昇を利用した。
施例3と同様に加工した。但し、本例では、粉砕1゜5
時間後に窒素流を停止した。無水アンモニアを流し始め
、ミルをさらに1.5時間運転した。つまシ、本例は実
施例3と違って、無水アンモニアの添加に伴なうpH上
昇を利用した。
粉末を5ガロンのベール缶で凝集させ、再び18、30
0.23.500および36.500 psiにてベレ
ットにり°レスした。得られた直径方向圧縮引張強さは
それぞれ56.69および84 psiであった。これ
らの値は実施例3のアンモニア無添加の酸性時の値よシ
著しく高い。プレスされたベレットは実施例3のもの程
軟くけないが、くぼみをつけられ、欠は落ちに極めて強
かった。
0.23.500および36.500 psiにてベレ
ットにり°レスした。得られた直径方向圧縮引張強さは
それぞれ56.69および84 psiであった。これ
らの値は実施例3のアンモニア無添加の酸性時の値よシ
著しく高い。プレスされたベレットは実施例3のもの程
軟くけないが、くぼみをつけられ、欠は落ちに極めて強
かった。
実施例5
直径%インチ、長さ%インチの酸化アルミニウム円筒体
を200ポンド入れた振動ミルに、15’Kgの二酸化
ウラン粉末を入れた。二酸化ウラン基準で1重量%の乳
酸、0.5重量%の酒石酸および5000 ppmの水
を加えた。窒素雰囲気をミルに流しながら、ミルを20
分間運転した。粉末のサンプルをミルから取出し、荷重
23.500p81にて直径0520インチのベレット
にプレスした。直径方向圧縮状態で測定したベレットの
機械的特性は、引張強さ21.5 psi、破損点塑性
変形190ミクロン、破損点弾性変形23.5 ミクロ
ンであった。振動ミルを無水NH3雰囲気下で再始動し
、1時間40分運転した。再び粉末からベレットをプレ
スし、機械的特性を同じ方法で測定した。得られた特性
は、引張強さ59.7p8i、破損点塑性変形2aOミ
クロン、破損点弾性変形31.0ミクロンであった。対
照的に、受は入れたま\の粉末は機械的特性として、引
張強さ50.0 psi、破損点塑性変形17.0ミク
ロン、破損点弾性変形300ミクロンを呈した。乳酸−
酒石酸結合剤では、粉砕およびアンモニア処理によシ引
張強さが1q、a%、塑性変形が64.7 %増大した
。弾性変形には実質的に変化がなかった。この1係乳酸
、0.5係酒石酸および0.5%水の組成物は、実施例
2の2チ酒石酸および0.51水および実施例4の1.
5チ乳酸および0,5%水と比較して、優れた加工性を
呈した。
を200ポンド入れた振動ミルに、15’Kgの二酸化
ウラン粉末を入れた。二酸化ウラン基準で1重量%の乳
酸、0.5重量%の酒石酸および5000 ppmの水
を加えた。窒素雰囲気をミルに流しながら、ミルを20
分間運転した。粉末のサンプルをミルから取出し、荷重
23.500p81にて直径0520インチのベレット
にプレスした。直径方向圧縮状態で測定したベレットの
機械的特性は、引張強さ21.5 psi、破損点塑性
変形190ミクロン、破損点弾性変形23.5 ミクロ
ンであった。振動ミルを無水NH3雰囲気下で再始動し
、1時間40分運転した。再び粉末からベレットをプレ
スし、機械的特性を同じ方法で測定した。得られた特性
は、引張強さ59.7p8i、破損点塑性変形2aOミ
クロン、破損点弾性変形31.0ミクロンであった。対
照的に、受は入れたま\の粉末は機械的特性として、引
張強さ50.0 psi、破損点塑性変形17.0ミク
ロン、破損点弾性変形300ミクロンを呈した。乳酸−
酒石酸結合剤では、粉砕およびアンモニア処理によシ引
張強さが1q、a%、塑性変形が64.7 %増大した
。弾性変形には実質的に変化がなかった。この1係乳酸
、0.5係酒石酸および0.5%水の組成物は、実施例
2の2チ酒石酸および0.51水および実施例4の1.
5チ乳酸および0,5%水と比較して、優れた加工性を
呈した。
実施例6
1Aインチナイロン球を半分までつめた16オンスのポ
リエチレン容器に、′50口2の二酸化ウラン粉末を0
.5重量%のグリコール酸と共に入れた。内容物の入っ
た容器を塗料シェーカで10分間配合操作した。次いで
ふるいわけによりナイロン球を除き、粉末を2つの等量
バッチに分けた。
リエチレン容器に、′50口2の二酸化ウラン粉末を0
.5重量%のグリコール酸と共に入れた。内容物の入っ
た容器を塗料シェーカで10分間配合操作した。次いで
ふるいわけによりナイロン球を除き、粉末を2つの等量
バッチに分けた。
一方のバッチをN2 で、他方を無水NH3で10分
間処理した。粉末から荷重23,500ポンドでプレス
した直径0.520インチのベレット数個は、直径方向
圧縮下で下記の機械的特性を呈した。
間処理した。粉末から荷重23,500ポンドでプレス
した直径0.520インチのベレット数個は、直径方向
圧縮下で下記の機械的特性を呈した。
N2 雰囲気 引張強さ 49.8 psi塑性歪
38μ 弾性歪 31μ NH3雰囲気 引張強さ 50.5 pθ1塑性歪
44μ 弾性歪 34μ 対照例として、グリコール酸なしで同じ方法で加工した
二酸化ウランは、次の値を呈した。
38μ 弾性歪 31μ NH3雰囲気 引張強さ 50.5 pθ1塑性歪
44μ 弾性歪 34μ 対照例として、グリコール酸なしで同じ方法で加工した
二酸化ウランは、次の値を呈した。
引張強さ 30.6 psi
塑性歪 14μ
弾性歪 23μ
引張強さおよび塑性の著しい向上は、二酸化ウランへの
0.5係グリコール酸の添加とNH3処理の結果である
。本例および次の実施例7はともに、単一酸基の多官能
価酸を添加することにより、05チのように低い濃度の
水で、余分な水を加える必要なしに、優れた結合作用が
得られることを実証している。このことは、焼結中の結
合剤除去にとって極めて有利である。
0.5係グリコール酸の添加とNH3処理の結果である
。本例および次の実施例7はともに、単一酸基の多官能
価酸を添加することにより、05チのように低い濃度の
水で、余分な水を加える必要なしに、優れた結合作用が
得られることを実証している。このことは、焼結中の結
合剤除去にとって極めて有利である。
実施例7
055重量%乳酸を結合剤として使用して、実施例6の
実験を正確に繰返した。結果は次の通り。
実験を正確に繰返した。結果は次の通り。
05係乳酸/ N 2雰囲気 引張強さ 280p
θ1塑性変形 14μ 弾性変形 215μ 05チ乳酸/NH3雰囲気 引張強さ 51.2p
θ1塑性変形 14μ 弾性変形 300μ
θ1塑性変形 14μ 弾性変形 215μ 05チ乳酸/NH3雰囲気 引張強さ 51.2p
θ1塑性変形 14μ 弾性変形 300μ
添付図面は本発明の方法により裏−造される燃料ベレッ
トの斜視図である。
トの斜視図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 (a) 酸化ウランを含有する粉末状核燃料
物質を有機酸基およびアルコール基双方を有する多官能
価酸よシなる消失性結合剤と混合して該結合剤を粉末状
核燃料物質中に実質的に均一に分散させ、 (1)) 得られた混合物をプレスによシ凝集体に成
形する 工程よシなる酸化ウランを含有する核分裂性核燃料ペレ
ットの製造方法。 2、 前記消失性結合剤が乳酸、グリコール酸、酒石酸
、くえん酸、リンゴ酸、グリセリン酸、マンデル酸およ
びヒドロキシ酪酸よりなる群から選択される少くとも1
種の多官能価酸よシなる特許請求の範囲第1項記載の方
法。 己 前記消失性結合剤が前記酸の塩よりなる特許請求の
範囲第2項記載の方法。 4o 少くとも1種の多官能価酸よシなる前記消失性
結合剤が二酸化ウラン含量の約3重量%までの置台まれ
る特許請求の範囲第2項記載の方法。 5、 (a) 二酸化ウランを含有する粉末状核燃
料物質を二酸化ウランの約3重量%までの有機酸基およ
びアルコミル基双方を有する多官能価酸よりなる消失性
結合剤と混合して、該結合剤を粉末状核燃料物質中に実
質的に均一に分散させ、(b) 得られた混合物をプ
レスにより凝集体に成形する 工程よりなる二酸化ウランを含有する核分裂性核燃料ペ
レットの製造方法。 6 前記消失性結合剤が乳酸、グリコール酸、酒石酸、
くえん酸、リンゴ酸、グリセリン酸、マンデル酸および
ヒドロキシ酪酸よりなる群から選択される少くとも1種
の多官能価酸またはその塩よりなる特許請求の範囲第5
項記載の方法。 l 重炭酸アンモニウム、炭酸アンモニウム、重炭酸カ
ルバミン酸アンモニウム、セスキ炭酸アンモニウム、カ
ルバミン酸アンモニウムおよびこれらの混合物よりなる
補助消失性結合剤を粉末状核燃料物質および多官能価酸
の消失性結合剤と混合する特許請求の範囲第5項記載の
方法。 a 多官能価酸の消失性結合剤が前記酸のアンモニウム
塩である特許請求の範囲第5項記載の方法。 9、 多官能価酸の消失性結合剤を前記粉末状核燃料物
質と、その二酸化ウラン含量の約1〜2重量係の量混合
する特許請求の範囲第5項記載の方法。 1O,(a) 二酸化ウランを含有する粉末状核燃料
物質を二酸化ウランの1駿に基づいて約1〜2重量係の
、乳酸、グリコール酸、酒石酸、くえん酸、リンゴ酸、
グリセリン酸、マンデル酸およびヒドロキシ酪酸よりな
る群から選択される少くとも1種の多官能価酸またはそ
の塩よりなる消失性結合剤と混合して、該結合剤を粉末
状核燃料物質成形する 工程よりなる二酸化ウランを含有する核分裂性核燃料ベ
レットの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/360,630 US4432915A (en) | 1982-03-22 | 1982-03-22 | Method for producing nuclear fuel pellets, and product thereof |
US360630 | 1982-03-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58180985A true JPS58180985A (ja) | 1983-10-22 |
JPH0521193B2 JPH0521193B2 (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=23418813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58046079A Granted JPS58180985A (ja) | 1982-03-22 | 1983-03-22 | 核燃料ペレツトおよびその製品の製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4432915A (ja) |
JP (1) | JPS58180985A (ja) |
DE (1) | DE3308889C2 (ja) |
ES (1) | ES8605118A1 (ja) |
IT (1) | IT1160743B (ja) |
SE (1) | SE447429B (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61243394A (ja) * | 1985-04-22 | 1986-10-29 | 日本ニユクリア・フユエル株式会社 | 核燃料成形体の製造方法 |
JPS62206491A (ja) * | 1986-03-06 | 1987-09-10 | 日本ニュクリア・フュエル株式会社 | 核燃料成形体の製造方法 |
JPS63214693A (ja) * | 1987-03-04 | 1988-09-07 | 日本ニユクリア・フユエル株式会社 | 核燃料焼結体の製造方法 |
JPH01304391A (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-07 | Mitsubishi Atom Power Ind Inc | 2重微細構造を有する酸化物核燃料体の製造方法 |
Families Citing this family (8)
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US4853177A (en) * | 1983-05-06 | 1989-08-01 | The Babcock & Wilcox Company | Void plug for annular fuel pellets |
US4696769A (en) * | 1983-07-27 | 1987-09-29 | General Electric Company | Method and binder for the manufacture of nuclear fuel pellets, and the product |
US4572810A (en) * | 1984-09-17 | 1986-02-25 | General Electric Company | Method for providing uranium hydroxide on UO2 particles prior to generation of fugitive binder for sintering |
US4670198A (en) * | 1985-06-17 | 1987-06-02 | General Electric Company | Binder system for the manufacture of nuclear fuel pellets, and the method and product thereof |
US4816187A (en) * | 1985-06-17 | 1989-03-28 | General Electric Company | Binder system for the manufacture of nuclear pellets, and the method and product thereof |
JP3170468B2 (ja) * | 1996-12-27 | 2001-05-28 | 核燃料サイクル開発機構 | 核燃料ペレットの製造方法 |
US9409825B2 (en) | 2013-08-20 | 2016-08-09 | Los Alamos National Security, Llc | Granulation of fine powder |
Citations (1)
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---|---|---|---|---|
JPS5489195A (en) * | 1977-12-26 | 1979-07-14 | Nippon Nuclear Fuels | Preparation of ceramic nuclear fuel |
Family Cites Families (8)
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US3927154A (en) * | 1968-08-05 | 1975-12-16 | Gen Electric | Process for preparing sintered uranium dioxide nuclear fuel |
US3923933A (en) * | 1968-10-29 | 1975-12-02 | Gen Electric | Process for preparing sintered uranium dioxide grains |
US3803273A (en) * | 1971-08-27 | 1974-04-09 | Gen Electric | Ceramic fuel fabrication process providing controlled density and grain size |
GB1461263A (en) * | 1973-01-12 | 1977-01-13 | British Nuclear Fuels Ltd | Ceramic nuclear fuel pellets |
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GB2067536B (en) * | 1980-01-21 | 1983-12-14 | Gen Electric | Nuclear fuel pellets |
US4383953A (en) * | 1980-01-21 | 1983-05-17 | General Electric Company | Method of improving the green strength of nuclear fuel pellets |
-
1982
- 1982-03-22 US US06/360,630 patent/US4432915A/en not_active Expired - Fee Related
-
1983
- 1983-02-23 ES ES520009A patent/ES8605118A1/es not_active Expired
- 1983-03-12 DE DE3308889A patent/DE3308889C2/de not_active Expired
- 1983-03-18 IT IT20147/83A patent/IT1160743B/it active
- 1983-03-22 JP JP58046079A patent/JPS58180985A/ja active Granted
- 1983-03-22 SE SE8301570A patent/SE447429B/sv not_active IP Right Cessation
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5489195A (en) * | 1977-12-26 | 1979-07-14 | Nippon Nuclear Fuels | Preparation of ceramic nuclear fuel |
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JPS62206491A (ja) * | 1986-03-06 | 1987-09-10 | 日本ニュクリア・フュエル株式会社 | 核燃料成形体の製造方法 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES520009A0 (es) | 1986-03-01 |
SE8301570L (sv) | 1983-09-23 |
SE8301570D0 (sv) | 1983-03-22 |
JPH0521193B2 (ja) | 1993-03-23 |
IT1160743B (it) | 1987-03-11 |
ES8605118A1 (es) | 1986-03-01 |
IT8320147A0 (it) | 1983-03-18 |
DE3308889C2 (de) | 1986-10-23 |
US4432915A (en) | 1984-02-21 |
SE447429B (sv) | 1986-11-10 |
DE3308889A1 (de) | 1983-11-10 |
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