JPS58180547A - 艶消し表面を有するメタクリル樹脂成形品 - Google Patents

艶消し表面を有するメタクリル樹脂成形品

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JPS58180547A
JPS58180547A JP6488382A JP6488382A JPS58180547A JP S58180547 A JPS58180547 A JP S58180547A JP 6488382 A JP6488382 A JP 6488382A JP 6488382 A JP6488382 A JP 6488382A JP S58180547 A JPS58180547 A JP S58180547A
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methacrylic
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Kazumasa Kamata
釜田 和正
Katsumi Tamai
玉井 克己
Kazunori Abe
安部 和則
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、新規な艶消し表面を有する合成樹脂成形品に
関する。 さらに畦しくに、メタクリル酸メチルを主構成−位とす
る重合体からなる相続相と、ある種の(メタ)アクリル
酸(アクリル酸又はメタアクリル除の意、以下同様)エ
ステルの重合体からなる分散相とから構成される光拡敵
性メタクリル樹脂材料を延伸成形することにより得られ
る美麗な艶消し表向を有するメタクリル樹脂成形品に関
する。 メタクリル樹脂成形品は、そのすぐれた光沢、耐候性、
加工性t−有するために、種々の用途に用いられており
、中でも乳牛−の元払性を有するものは照明材料、明か
りとり、看板等に多用されている。 こうした乳牛間のメタクリル樹脂成形品を照明剃料、明
かりとり等に用いる場合には、樹脂成形品の表面が艶消
しな呈している方が好まれることが多い。これは、反射
光で艶たときには表面での反射がやわらげられ、透過光
でみたときには明るさを低下させずに光拡散性が向上す
るといった勧消し表面によってもたらされるすぐれた効
果による。 従来・こうした艶消し表[1[iを有する樹脂成形品t
−製造するには、あらかじめ表面艶消しのな己れた鋳型
に単量体あるいはその部分真合物を派し込んで嵐合し鋳
型の表面を写し取る方法、熱可塑性合成w脂をその熱髪
形湿度以上の湿度に加熱した伏線であらかじめ表面艶消
しのなされた形面に互層し表面を写し取る方法、又は橋
詰表面−にカーボランダ、ム得の微細粒子f:接触させ
て表面に損傷を与えることにより表面の艶を重工方法・
ざらに又・鋳型に硫酸バリウム等の無Im顔料を5IJ
l]シた単量体あるいはその部分真合物を流し込んで1
合し、得られた樹脂板を延伸成形する事により艶消し表
向を有する合成樹脂成形品を製造する方法等が採用され
ている。 しかしながら、これらの従来技袷は下記のごとき欠点ヲ
もっているためにその用途に着しい制約が加えられてい
る。すなわち、無機顔料を添加し、延伸成形時に艶消し
を生せしめる方法には、無機顔料の分散不良に起因する
艶消しの不均一性が発生しやずく美麗な艶消し表面が得
られにくいこと、この方法に採用しつる無機顔料の数が
著しく制約されているために、得られる&脂成形品の光
学特性が極めて狭い範囲に限定されることといった欠点
がある。他方、その他の方法には、一般に工程が複雑で
あること、生産性σ〕低いこと、成形品の形状によって
はそれらの方法を採用しがたいこと等の欠点がある。 本発町者らは、上記のような従来技挽σ)欠点を克服し
、簡便な方法で、巾広い光学特性の範囲を与えることの
できる艶消し表面を有する樹脂成形品を製造する方I!
fl:について鋭意研究した結果、メタクリル酸メチル
【主構成単位とする重合体からなる連続相と、特定の(
メタ)アクリル酸エステルの重合体とからなる分散相と
で構成されるメタクリル樹脂材料を延伸成形Tることに
よって美麗な艶消し表面を呈することを艶い出し本発明
を完成した。 丁なわち、本発明の艶消し表面を有するメタクリル樹脂
成形品は、go〜999@@%の連続相とθ/〜コ0菖
瀘漏の分散相から構成され、連続相は、*IJメタフタ
ル鍍メチルあるいはメタクリル鹸メチルt10嵐量外以
上含有する重合性不飽和単量体から得られた重合体(以
下血合体(A)と呼ぶ)から形成され、分散相は、次の
一般式(1) %式%(1) (式中R0は水素又はメチル基を、J は脚素数コ以上
の炭化水素基あるいはその誘導体を表わす。) で示される富合性不飽和単皺体の重合体あるいは一般式
(1)で示される重合性不飽和単量体を5Ojk@%以
上含有する重合性不飽和単量体混合物から得られた重合
体(以下血合体CB)と呼ぶ〕から形成され、力)つ真
合体(A)の屈折率nAと嵐合体CB)の屈折率nBが
n B / nムの値で1aqso≦nB/nA(a 
q v K  あるいは100コ(n B/ nh S
 l (7!fOを満足する光拡敵性メタクリル樹脂材
料を、該樹脂材料の熱変形湿度以上の温度で延伸成形し
て得られたものである。 なお、本発明においては屈折率はナトリウムD−に対し
てコOCで測定した値を採用する。 以下本発明をさらに説明する。 本発明の成形品を1llI造するに使用される光拡散性
メタクリルW脂材料(以下、単に樹脂材料と呼ぶ)は、
連続相と分散相とから11成され、連続相を形成する真
合体(A)と分散相を形成する嵐合俸CB)の屈折率に
は特定の関係、すなわち嵐合体(A)の屈折率nAと、
真合体CB)の屈折率n の値が、n B / n A
 の値でaqso≦nB/nA<099 !  あルイ
ハ100コ<nB/nA≦1010  の範囲にあルト
いう関係がある。 樹脂材料のn B / n 、の値がn B 7 n 
i、 (1!119 j +7あるいは10jOくnB
/nAの値の範囲にある場合は、姑伸成形による厚みの
減少によって幾分か番1緩和されるものの、得られる樹
脂成形品は比較的反射が強くて明るさが低く、又、nB
/nAの蝋がaqqz(nB/nA(zOO,z  の
範囲にある場合は、延伸成形による表面の艶の消失によ
って光拡散性は付与されるが、樹脂成形品の光拡散性は
延伸条件等によっては十分でない。したがって本発明に
おいては、nB/nA の値は樹脂成形品に要求される
光拡散性に応じて適当に潰択される。すなわち、明るさ
により重点が置かれる場合にはn B / n Aの値
は/に近く、他方光拡散性により重点がIlt力)れる
場合にはnB/nAの値は/から離れた値がとられる。 本発明におけるW脂材材中の分散相の連続相への均一分
散性はへ樹脂成形品の用途から要求される程度によって
定められる。一般には、肉眼で遇過光・反射光を観察し
たときに・全光線通過率、光散乱性能に局部的に不均一
さが紹められない程度に光学的に均一である事が望まれ
る0 また微視的にみた時の分散相の個青の分散粒子の大きさ
については好ましい範囲が存在する。 すなわち、分数粒子の大きさが小さすぎるときは勉伸成
形俊の樹脂成形品の艶消しの程度が一般に不十分である
事が多い為に好ましくなく、他方分散粒子の大きさが大
きすぎるときは樹脂成形品の表1は美鳳な艶消し状態に
なりにくく好ましくない。丁なわち、分数粒子の大きさ
は#l檀が円形のものに換算して、その半径が05〜−
00ミクロンである事が好ましく、さらに7〜100ミ
クロンである事が好ましい〇本発明において使用する4
11脂材料は、連続相80〜999鳳M%と、分散相Q
 / NJ 0重量%とから構成されている。分散相が
a/重itsに満たない時は、得られる樹脂の光拡散性
能が不十分であり、他方、分散相が20**%を越えた
時は、得られる11脂の光拡散性は十分であるか、この
樹脂の全光線透過率の低下、耐候性、耐溶剤性、強度、
耐熱性の低下が生じ易く一般に好ましくない。上記の範
囲の中で、連続相が9θ〜99!r@@%であり、分散
相がas−i。 4m%であることがさらに好ましい。 本発明における樹脂材料の連続相はポリメタI’)I’
酸メチル単独、あるいはメタクリル酸メチル(go重1
%以上含有する嵐合性不飽和単赦淳混合物から得られた
真合体(A)から形成される。前記ム合性不飽和単重体
混合物中に添加され、メタクリル酸メチルと共重合しつ
る他の私合性不飽和単臘体の具体例としては、アクリル
酸メチル、(メタ)7クリル酸エチル、(メタ)アクリ
ル酸プロピル、(メタ)アクリル醗ブチンレ、(メタ)
アクリル酸コーエチルヘキシル、(メタ)アクリル酸シ
クロヘキシル、(メタ)アクリル酸ベンジル等の(メタ
)アクリル酸と一価の飽和アルコールとσ)エステル、
アルいは(メタ)アクリル醗アリル等の(メタ)アクリ
ル酸と一価の不飽昭アルコールとのエステル、あるいは
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、113−
プチレングリコールージ(メタンアクリレート、トリメ
チロールエタントリ(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールプロペントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリス
リトールテトラ(メタ)アクリレート、(メタ)アクリ
ル醗コーヒドロキシエチル、(メタ)アクリル#−−ヒ
ドロキシプロピル等の(メタ)アクリル酸と多価アルコ
ールとのエステル、あるいは(メタ)アクリル酸、スチ
レン及びスチレン誘導体などが挙げられる。 これらメタクリル酸メチルと共重合する重合性不飽和単
に体は嵐合性不飽和単臘体混合物中に一〇真−襲以下の
皺で添加される。メタクリル酸エチルの添加皺がgo型
重量外満になると、得られる樹脂の強度、耐候性、耐熱
性の低下が生じ易く、又、原料コストの上昇を招くので
好ましくない。 上記のメタクリル酸メチルと共重合する重合性不飽和単
皺体の中で好ましいものとしては、(メタ)アクリル酸
と一価の飽和アルコールとσJエステルが挙げられる。 さらにこれらの中で、より好ましいものとしては、アク
リル酸シクロ、(メタノアクリル鍍エチル、(エタンア
クリル酸ブチル、(メタ)アクリル#I2−エチルヘキ
シルなどを具体例として挙げる事ができる。 さらに、メタクリル酸メチルと共重合Tる他の嵐合性不
飽和単腫体Q】添加−が、101Lili%以十である
拳が本発明Q)好ましい実施の態様として挙げられる□ すなわち、本発明における411iii1材料の連続相
を形成する重合体(A)σ)好ましい実施の態様として
、ホ゛リフタクリルー酸メチル及びメタクリル醗メチル
?01km%以上と、アクリル除メチル、(メタ)アク
リル瞭エチル、(メタ)アクリル噌ブチル、(メタ)ア
クリル1IIPJ−二チルヘキシルから迩はれた富含性
不飽和単量体10重置%以下との混合物から得られた重
合体を挙げる拳ができる。 また本発明における41il脂材料の分散相【形成する
重合体(BJは・連続相を形成する重合体(A)と、本
発明の範囲で規定された特定の屈折率の関係【満足する
もので、前記一般式(1)で示される少くともl櫨の重
合性不飽和単重体単独の重合体あるいは一般式(1)で
示される少くともl徨の東合性不飽和単朧体をjO重量
外以上含有する菖合性不飽和単皺体混合物から得られた
重合体である。 一般式〔1〕で示される嵐合性不飽和単處体の代表的な
具体例としては下記の化合物を挙げる事ができる。なお
()内は重合体の屈折率を表わす。 メタクリル酸二。2.コートリフルオロ  (1911
k)イソプロピル メタクリル#コ、コ、コートリフルオロ  (/41J
?)エチル アクリル酸イソプロピル       (/41Is&
)アクリル$2−エチルヘキシル      (iti
tl)アクリル#n−ブチk         (10
44)メタクリルi!l!t−ブチル      (1
414))アクリル醸エチル       (1414
11)メタクリル醗イソプロピル     (III)
3)メタクリル曖モノフルオロエチル     (II
I々j)メタクリル@n−ヘキシル     (lダl
/ノフタクリルtIIn−ブチA/       (l
lIIiJ)メタクリルi![In−プロピル    
 (11419)メタクリル酸エチル      (l
ダgs)メタクリル醗コーメチルシクロヘキシル  (
1!r03)メタクリル鍍シクロヘキシル    (i
soダ)メタクリル醗コークロロシクロヘキシル  (
1113)メタクリルI!llコーシクロへキシルシタ
口  (1!/9)ヘキシル メタクリル#にコープロモエチル      (114
t3)メタクリル酸ベンジル       (/jA&
)およびメタクリル酸イソブチル、アクリル#In−ヘ
キシル、アクリル酸シクロ−ヘキシル、メタクリル酸コ
ーエチルヘキシル等を挙げる事ができる。 これらの一般式(1)で示される重合性不飽和sm体は
単独で用いても良いし、又コ槙以上を適当に組み合わせ
て用いても良い。 本発明の目的から艶ると、分散相を形成する血合体CB
)に要求される性能は、連続相を形成する血合体(AJ
との屈折率の比が特定の範囲にある◆、及び4続相中に
好ましい状態で分散させ得る拳が第一義的なものである
が、本発明の樹脂成形品を製造する観点から見ると、取
扱いの容易さの点で、真合体CB)が室温においてガラ
ス状鵬である事が好ましい。したがって、本発明の樹脂
成形品ri:得る好ましい態様として1目的とする艶消
し特性に応じて、比較的Tgの高い血合体を与える単濾
体として、メタクリル@t−ブチル、メタクリル絵エチ
ル、メタクリル喰シクロへ千シル、メタクリル酸ベンジ
ルσ)中から、所望の屈折!IIATt考慮して適当に
基軸となる化合物を迦び1その/Miを用いたり、その
コ柚以上を組み合わせて用いたり、あるいはその/櫨以
上に一般式(1)で示される他の化合物、あるいはその
他の共重合しつる重合性不飽和単緻体な組合せて、血合
、又は共重合Tることによって、室温においてガラス状
態であり、かつ所望の屈折率を有する血合体を製造し、
それを分散相を形成する重合体CB)として柑いる事が
できる。 Tなわち、一般式(1)で示される重合性不飽和単皺俸
の特に好ましい具体例として、メタクリル#kt−ブチ
ル(Ik重合体メリメタクリル酸メチルに対する屈折率
の比θ913、以下同様)、メタクリル飯エチル(Q9
9 !i)、メタクリルmシクロヘキシル(lOlo)
、メタクリル酸ベンジル(10s/)f:挙げる事がで
きる。 本発明における樹脂材料の分散相を形成する血合体CB
)として、一般式(1)で示される血合性不鮎和単mt
4に、他の血合性不飽和単量体を共重合させた電合体f
:用いることができるが、この場合、前記共重合可能な
血合性不飽和単量体の具体例としては、スチレン、α−
メチルスチレン等のスチレン誘導体、(メタ)アクリル
敞メチル、あるいはエチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、/、3−ブチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート
等の(メタ)アクリル酸と多価アルコールとのエステル
などを挙げる事ができる。 これら化合物の中でも、スチレン、メタクリル醗メチル
を代表的な具体例として挙げる事ができる。 これら、一般式(、lJで示される化合物と共富合pJ
能な血合性不飽和単量体は、血合性不飽和単一体混合物
中に30真iii%未満の皺で添加される。一般式(1
)で示される化合物Q)添加−がSO真m%未満になる
と、重合体(A)と血合体CB)との屈折率の関係が本
発明の値の範囲内であっても、重合体CB)の真合体(
A)中への分散の状態を好ましい状態に制御しに<<、
一般に本発明び)目的にてらして好ましくない。上記の
範囲の中で一般式(1)で示される化合物の添加緻がg
o富it%以上である実施の例は、本発明の特に好まし
い実施の態様の例を与える。 J!!1#jt相及び分散相はそれぞれ上記で特徴づけ
られた血合体(A)及び血合体CB)から形成される。 しかしながら、本発明の樹脂成形品を1#造する条件に
よっては1連続相中に重合体(BEが榛く少櫨存在した
り、あるい番1分散相中に血合体(A)が極く少緻存在
したり、さらに又分散相の中にさらに分散した形で血合
体(A)が存在する◆もあり得るが、それらの場合σ)
光拡散性樹脂も本発明の範囲から除外されるものではな
い。 本発明に使用する樹脂材料は基本的には上記のような連
続相と分散相のコ相から構成されるが、通常のメタクリ
ル−WIi脂にf&加される檀々の添IIJ剤虻含んで
もよい。これら添加剤の具体例としては、増色に柑いら
れる染料、酸化防止剤、案外11i1@収剤等の安定剤
、−燃剤、可斑剤、および、鋳型からの樹脂の剥離を容
易にする剥嘔剤略をあげることができる0あるいは、又
連続相、分散相の両者に不溶で@3の相を形成する酸化
チタン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、水酸化アルミ
ニウム等の通常の顔料あるいはボリスチレン、スチレン
−メタクリル酸メチル共嵐合体のごとき、従来技楡の尤
拡赦剤を添加するごとにより新たな光拡散性能を付与き
せた樹脂も本発明の軛曲内にある。 本発明に使用する樹脂材料の形態は特に限定されるもの
ではないが、板状晶が具体的な例としてあげられる。こ
のとき樹脂板の厚みは特に限定されるものではないが、
一般にはaコ〜コOm/Ill %さらに/〜/ Or
@/mのものが一般的である0 本発明に使用する樹脂材料のl1ll造方法は、特に限
定されるものではないが、好ましい具体的方法として、
あらかじめ分散相な形成マる血合体(B)をIIi造し
ておき・それを連続相重合体(Atを形成するための重
合性不飽和単量体又はその部分重合物あるいは車台性不
飽和単量体混合物、又は部分重合物に溶解或は分散させ
、次にこの血合性組成物t−富合工程に供することによ
り連続相と分散相とのコ相からなる樹脂材料【製造する
方法をあげることができる。 丁なわち、樹脂材料のl1ii1方法は前記の一般式(
1)で示さnる重合性不飽和単量体の重合体あるいは一
般式(1)で示される亀合性不飽和単一体kSO菖墓襲
以上含有する富合性不飽和単鑑体混合物から得られた血
合体(以上、血合体(B) ) O/〜コO重皺%を連
続相【形成する重合ill [、A、lとなるメタクリ
ル酸メチルあるいはメタクリル酸メチルを10富緻囁以
上含有する重合性不飽和率鉱体混合物あるいはそれらの
部分重合物10−9991[皺襲中に溶解ないし分散せ
しめ、ラジカル血合開始剤の存在下に、通常は一抛内に
おいて血合−することにより、血合体LA)から形成さ
れる連続相と真合体(B)から形成される分散相のコ相
から構成される樹脂材料を麹造することができる0 上記方法の中で分散相を形成する重合体(B)をl1l
ll造する方法には、特に限定はなく、通常工業的に行
なわれる乳化重合、溶液重合、塊状血合も採用できるが
、一般的には、水性媒体中での懸濁重合による方法が好
ましい。この懸濁重合法を用いると、得られた血合物の
取扱いが容易であること、血合体(B)の連続相血合体
(A)を形成する重合性組成物への溶解或は分数が比較
的容易であることなどの利点がある。 物脂材料の連続相を形成する血合体(A)に変成される
べき重合性組成物には、メタクリル酸メチル単独あるい
はメタクリル酸メチルをl01k嵐%以上含有する車台
性不飽和単量体混合物及びこれらの部分重合物σ)いづ
れを用いてもよい。一般に、生産性等を考慮した場合、
部分重合物を用いる方が有利である。この重合性組成物
の部分重合物を得る方決としては、あらかじめ製造した
血合体を血合性不飽和重態体中に溶解する方法も採用で
きるが、通常は車台性不飽和率皺体にラジカル重合開始
剤を加え、得られた組成物をその沸点にIIO熱する事
により部分重合物を得る方法が好ましい具体例としてあ
げられる。 分散相を形成する血合体(B)は連続相な形成する血合
体(A)となる重合性組成物に溶解もしくは分散される
が、富合後得られる樹脂が光学的にすなわち光拡散性の
程度、明るさの点で均一であるようにするためには、血
合体CB)は重合体(A)となる重合性組成物に均一に
溶解されていることが好ましい。 血合体CB)を重合体(A)となる重合性組成物に溶解
もしくは分散させた混合物には、ラジカル血合開始剤が
添加され、一般には所望の鋳型に流し込まれ、−輌内で
血合される。 血合開始剤の具体例としては、コ、コ′−アゾビス゛ε
イソブチロニトリル)、コ、コ′−アゾビス(,21ダ
ー ジメチルJくレロニトリル)、2゜−′−了ゾビス
(コ、ダージメチル、弘−メトキシバレロニトリル)等
のアゾ糸開始剤あるいはベンゾイルパーオキサイド、ラ
ウロイル/ぐ−オキサイド等の有機過酸化物、あるいは
又、酸化剤と還元剤とを組み合わせたいわゆるレド・ノ
クス糸開始剤をあげることができるO レドックス糸開始剤を用いたときにはS重合時に加熱の
必要のない場合もあるが〜通常は鋳型に流し込んだ後ダ
O〜/!0(:に加熱して重合を行なわせる。特に第1
段で3θ〜tjCにfill熱し、引き続いて第2段で
100−/憂OCにtI0熱して重合を完結させること
が好ましい。 又、血合時に用いられる#型の好ましい具体例としては
、周辺を軟質のガスケットでシールされた一枚の強化ガ
ラス板及び周辺を軟懺のガスケットでシールされた一枚
の対向して同一方向に同一速度で進行する片面−(2)
研摩されたエンドレスのステンレスw4&iilのベル
トをあげることができる◎ 次に本発明の樹脂成形品を得るためには・上記のように
して得られた樹脂材料を、該樹脂材料の熱変形温度以上
の+1!度で延伸成形させる。 これ−〇より本発明の目的とする樹脂成形品を得ること
ができる◇ 本発明において・ag脂脂材衣表面艶を消失させる為に
熱変形温度以上の湿度で延伸成形するときの熱変形湿度
とは ASTMD−AダS−ダjTの試験I!I!l:
に基づいて測定されるASTM たわみrJii度を示
すものとする。樹脂材料【延伸成形するための加熱温度
は、その材料の熱変形湿度以上σ)湿度であれはよいが
、通常熱変形温度+700以上の温度で延伸成形するこ
とが好まししゝ0 他側材料t−延伸成形する具体的方法としては・テンタ
ー法等による平板−軸延伸あるいは平板I軸延伸、7リ
プロー成形、突き上げ成形成いは真空成彩等による曲面
コ軸延伸等【挙げることができる。 得られる!jIi&I成形品の艷は、延伸率すなわち(
(do/j)−t jxioo (%) C式中(10
: 蝙伸成杉耐板厚・d:延伸成形後板厚)が0%から
大略SO%柵度迄は艶消しの程度が徐々に顕著になって
ゆき、それ以降は延伸率の増大に伴なう#IA消しの幅
度の変化は比較的緩やかである。 他方分散相を含むことに起因する樹脂内部での光拡散能
は、延伸に伴なう板厚の減少に応じて雛wj4に減少し
てゆく□ したがって樹1111fL形品の延伸率は、用途に応じ
て望まれる艶消しの程度及び光拡散性の程度に応じて適
宜愈択することが好ましい。 以下本発明を具体的実施例をもとに説明する。 なお、実施例中、%は恵置%1.部は嵐濾部を意味する
。又・光沢度は東東電色製グロスメータを用い入射角6
0″、反射角600で測定し、重合体のIIIA限粘!
!IL敵は−rCのクロロホルム中で測定した値な示す
□ 又・樹脂の全光線透過率はJIS K’)10Sにもと
づいて測定し・光拡散性の程度を示す最大曲げ角βは下
記の方法で測定した。光学台上にタングステンランプ(
2に!10°K)fr点灯し、試料の入射照度が/ O
ft−o改になる様、光源と試料装着台間の1賑をiM
!11tする。試料is着台に映画し、輝度計を試料に
対向させる。光軸に対し、θ″の方向の輝度値(Bft
−L)を輝度#rで測定Tる。次いで70おきに30迄
測定し、さらにS″おきにjO迄輝度値を測定する。利
得Gは次式で算出される。 G = B ft−L// Ort−Oa横軸に曲げ角
、縦軸に利得をとり、利得曲線4I:Njき、利得が0
0の値の33%値となる角を図から読みとり最大曲げ角
βとする。最大曲げ角βσIIdiの大きい程、樹脂の
光拡散性はすぐれている。 夾m例 常法に従って同一方向に同−速度で進行する2枚(0片
面−面研拳されたエンドレスのステンーレス幽脆ベルト
とガスケットとでシールさnr、−仝闇σ)上流端から
連続的に、 よりなる透明な組成物を注入し、ll0Cの温水シャワ
ーゾーンを2g分間で通過後、敞高温度/3!fc迄加
熱される遠赤外線ヒータ加熱ゾーン及び徐冷ゾーンを/
411分間で通過させることにより・下型より連続的に
厚さ3腸の明るい肉眼で光学法の紹められない鏡面光沢
を有する光拡散樹脂板Tt#た。 この光拡散樹脂板は、全光線透過率xi%、熱変形温度
は94A3°であり、分散粒子の朗圓は平均半径77ミ
クロンの円形をなしており、又\ \ nゎ/nム=t、ootであった。 こうして得た樹lld板を遠赤外線ヒータで/jOCに
加熱し・突き上げ成形を行なった。成形時の条件をmk
Jvることにより表1に記載のごとく延伸率を変更した
成形品を作成した◎こうして得られた成形品はすべて美
麗な艶消し表面を呈していた・成形品の延伸率と光沢度
全光&[透過率、最大曲げ角βとの関係を測定したとこ
ろ表/に記載した結果が得られた。この結果から・成形
品は高い全光1M透過率と比較的すぐれた光拡散性と【
あわせもったこともわかる0 責      l 実施例 コ 実llI例/と同様な方法で、メタクリル酸メチル−ア
クリル酸エチル共富合体(メタクリル酸メチル/アクリ
ル醗エチル 仕込み友皺比911/コ、極限粘度11t
QO2A 17g、)  9部1%ft!続相とし、ポ
リメタクリル酸ターシャリブチル(極限粘度数 aot
s;17g)2都を分散相とする鏡面光沢を有する厚さ
ダ■の光拡散樹脂板を#た。 この樹脂板の全光ms過亭はJ?%・熱変形2i!度は
9よ/Cであり分数粒子の断面は平均半径36ミクロン
の円形をなしており、又nB /nA=θ9z3であっ
た〇 この光拡散樹脂板を熱風lII堀炉中で/SOCに叩湿
した後、半球状に7リープロー成形した。こうして得ら
れた成形品は美麗な艶消し表■を有していた。 実施例 3 実地例1と同様の方法で、ポリメタクリル醗メチル(極
限粘度数oo3コl/g )  ? 7部を連続相とし
、メタクリル哨シクロヘキシルーメタクIJル酸ベンジ
ル共血合体(メタクリル酸シクロヘキシル/メタクリル
酸ベンジル仕込jkii比’)0/、30.  極限粘
度@aoノ? 17g 、+ j配光拡赦性樹脂板を得
た。 この樹脂板の全光線透過率はl?囁、熱変形in&は9
 Eel:’であり、分散粒子の断面は平均半径弘3ミ
クロンの円形をなしておりn B // n A=10
2/であった。 こうして得た光拡散性I11脂板を遠赤外線ヒータで/
ll0cに加熱し突き上げ成形を行なった。 成形時の条件を調節することにより表コに記載のごとく
延伸率を変更した成形品を作成したへこうして得られた
成形品は丁べて美麗な艶消し表圓を呈していた0成形品
の延伸率と光沢度、全光kM透過率、最大曲げ角βとの
関係を測定したところ表コに記載した結果が得られた。 この結果から成形品は高い全光線透過率と比較的すぐれ
た元払赦性とをあわせもつことがわかる。 表      一 実施例 蓼 1g沃に従って、一枚の強化ガラスとガスケットとで4
11成されたセル中に、 7クグリル眼工ナルuN台fK 光沢を有する厚さ3■−の白色不透明板を得た。 このw脂板中でのメタクリル酸ターシャリブチル−メタ
クリル鹸エチル共富合体からなる分散粒子の断面は平均
長径21ミクロン、平均短径コOミクロンのだ円を呈し
ており、nB/nA=Q91tであった。又、この樹脂
板の熱変形温度はlOよ3Cであった□ この411脂板【熱風循環炉中で1zoCに加熱した後
半球状(フリープロー成形した。こうして得られた成形
品は美麗な艶消し表面を有していた〇 比較例 / 実施例ダにおいて・注入する組成物からメタクリル譲タ
ーシャリブチルーメタクリル醗エチル共真合体を除いた
以外は全く同様の操作を繰り返し、熱変形温度10より
Cの白色不透明板を得た□この樹脂板な実施例亭と同様
に/10Cに8口熱した後半球状に7リーブロー成形し
たところ得られた成形品の表面は鏡面光沢を保ったまま
であった。 手続補正書(自発) ■、事件の表示 特願昭57−64883号 2、発明の名称 艶消し表iIv有するメタクリル樹脂Iit!#品:つ
、補正をする者 事件との関係 特許出願人、 東京都中央区京橋二丁目3番19号 (603)三菱レイヨン株式会社 取締役社長 金 澤 脩 三 4、代 理 人 東京都中央区京橋二丁目3番19号 三菱レイヨレ株式会社内 自発補正 1、 明細書第24頁第12行記載の [((’o/a)  −1)X100(11)Jを”’
(dO/d) −1)XI 00 (嘩)IK補正する
。 2、明細書#I28頁表1中記載の 3、明細書第31頁表2中記載の

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 110〜9賃9菖11%の連続相を形成する重合体
    (A)と・a/〜コOML*%の分散相を形成する真合
    体CB)と【含み・ 前記真合体(A)が、メタクリル酸メチル単独、又は、
    SO嶌it%以上のメタクリル酸メチルを含4iする真
    合性不飽和単敏体混合物から得られた真合体であり、 削紀血合体(il)が下記一般式(1)%式%(1) 〔上式中、R1は水素原子又はメチル基を表わし・R1
    は・コ以上の炭嵩原子数を有する層化水素基又はその鮪
    導体を表わす〕で表わされる少くとも/樋の重合性不飽
    和単量体或は、jO嵐置襲以上の前記一般′式(1)で
    示される少くとも7種の重合性不飽和単量体混合物する
    重合性不飽和単量体混合物から得られた真合体であり、 そして、罰紀恵合体(A)の屈折率nAと、前記真合体
    (B)の屈折率nBとが、下記関係式:%式% t−一足Tる光拡散性メタクリル樹脂材料を、該を脂材
    材の熱変形一温度以上の温度で延伸成形して得られた艶
    消し表1i[Iを、w’rるメタクリル樹F#成形品。 ユ =ij記分赦相【構成する重合体CB)の個々の分
    散粒子の大きさが、同一の断面檀艙有する球の半径に換
    算して、a3〜コ001クロンである一特許請求の範v
    5第1項記載の艶消し表面を有するメタクリル樹脂成形
    品。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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