JPH07100985A - 光拡散性積層樹脂板 - Google Patents

光拡散性積層樹脂板

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JPH07100985A
JPH07100985A JP5249490A JP24949093A JPH07100985A JP H07100985 A JPH07100985 A JP H07100985A JP 5249490 A JP5249490 A JP 5249490A JP 24949093 A JP24949093 A JP 24949093A JP H07100985 A JPH07100985 A JP H07100985A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透明性樹脂と、それに光拡散剤を分散させた
光拡散性樹脂板として、できるだけ少量の光拡散剤を用
いて、光の拡散性、光の透過性、隠蔽性ともにバランス
よく優れた樹脂板を提供する。 【構成】 透明性樹脂100重量部当り重量平均粒径1
〜10μmの光拡散剤0.1〜20重量部を均一分散さ
せた樹脂層と、透明性樹脂100重量部当り重量平均
粒径が上記光拡散剤粒径の2倍以上でかつ5〜30μm
の光拡散剤0.1〜5重量部を均一分散させた樹脂層
よりなる光拡散性積層樹脂板。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、照明カバー、ディスプ
レイの拡散板、看板等に供される光拡散板に好適な光拡
散性に優れた積層樹脂板に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より照明カバー、透過型ディスプレ
イ用の光拡散板、看板などの部材として、アクリル系樹
脂、スチレン系樹脂、ポリカーボネート、塩化ビニル系
樹脂のごとく透明性樹脂に有機系や無機系の光拡散剤を
分散させた光拡散板が広く用いられている。この様な光
拡散剤としては、架橋構造のアクリル系樹脂やスチレン
系樹脂、シリコン系樹脂の粒子などの有機系微粒子;硫
酸バリウム、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、二
酸化ケイ素、酸化チタン、フッ化カルシウムなどの無機
系の微粒子がある。しかし、これらの光拡散性樹脂組成
物やその板は、光を拡散させることを主眼としていた
が、最近では照明カバーと各種ディスプレイ用の光拡散
板としては、光を有効に利用することが望まれている。
つまり、所定の方向に光を充分に拡散させ、しかも光源
が透けないことが要望されて来た。 【0003】この様な要望に対して、2枚以上の板を積
層したもので対応することが提案されている。特開平3-
236958号公報には、光拡散剤を配合した合成樹脂基板の
少なくとも一面に、光の拡散性ないし透過性に分布をも
たせた合成樹脂フィルムを積層し一体化した合成樹脂拡
散シートが開示されている。特開平 4-18346号公報に
は、メタクリル酸メチル系重合体100重量部に対して
平均粒子径1〜30μmの架橋スチレン系ポリマー1〜
20重量部含有する樹脂層とメタクリル酸メチル系重合
体100重量部に対して、紫外線吸収剤と粒子径1〜5
0μmの架橋メタクリル酸エステル重合体微粒子を0.
5〜15重量部含有する樹脂層からなる多層板が開示さ
れている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】特開平3-236958号公報
に記載の拡散シートは、特定の光拡散分布を呈するもの
で、均一な光拡散を呈するものではない。又、特開平 4
-18346号公報に記載の多層板は、第2の層では、ほとん
ど光の内部拡散がなく、第1の層だけで光拡散性を付与
するもので、光の透過性と光の拡散性のバランスが充分
ではない。 【0005】そこで本発明は、粒子径の大小による光拡
散性能の特徴の違いを組み合わせて、できるだけ少ない
量の光拡散剤で、光の拡散性と、透過性及び隠蔽性のバ
ランスのとれた積層樹脂板を提供するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、透明性樹脂1
00重量部当り重量平均粒径1〜10μmの光拡散剤
0.1〜20重量部を均一に分散させた樹脂層と、透
明性樹脂100重量部当り重量平均粒径が上記光拡散剤
粒径の2倍以上でかつ5〜30μmの光拡散剤0.1〜
5重量部を均一に分散させた樹脂層よりなる光拡散性
積層樹脂板を提供するものである。 【0007】本発明に用いる透明性樹脂は、いわゆる透
明であれば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂のいずれでも
よい。具体的には、アクリル系樹脂、芳香族ビニル系樹
脂、オレフィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ビニルエス
テル系樹脂、ポリカーボネート、フッ素樹脂、ウレタン
樹脂、シリコン樹脂、アミド系樹脂、イミド系樹脂、ポ
リエステル系樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿
素樹脂、メラミン樹脂等である。 【0008】中でも全光線透過率が80%以上の透明性
を有している熱可塑性樹脂が好ましい。具体的には、ア
クリル系樹脂、ポリカーボネート、スチレン系樹脂、塩
化ビニル系樹脂、エチレン−メタクリル酸メチル共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等である。 【0009】本発明に用いられる光拡散剤は、周知の無
機系、有機系のものが該当する。無機系粒子の具体例と
しては硫酸バリウム、炭酸カルシウム、シリカ、アルミ
ナ、マグネシア、マイカ、タルク、水酸化アルミニウ
ム、酸化チタン、ガラスビーズ、ケイ酸カルシウム等で
ある。 【0010】有機系粒子では、例えばスチレン系重合
体、アクリル系重合体、シロキサン系重合体で、透明性
樹脂を生成する単量体や前駆体に不溶であるか、あるい
は、透明性樹脂の融点では不溶融のもの、つまり特に高
い分子量のものあるいは、多官能単量体との共重合体で
ある架橋重合体が該当する。 【0011】これら光拡散剤のなかから、透明性樹脂に
混入した場合、該樹脂層を光が通過した際、その内部で
光が拡散するもの、つまり、用いる透明性樹脂の屈折率
と光拡散剤の屈折率が異っているものを選択する。なか
でも屈折率差が0.03〜0.15であることが望まし
い。この差が0.03未満であると、光の拡散性が充分
でなく、0.15を越えると、光の透過性が低くなる。 【0012】本発明の樹脂層は透明樹脂100重量部
当り、重量平均粒径1〜10μmの光拡散剤を0.1〜
20重量部を均一に分散させたものである。ここで光拡
散剤の重量平均粒径は、好ましくは1〜7μmである。
1μm未満でも、10μmを超えても光拡散性が充分で
はない。 【0013】樹脂層での光拡散剤の量は、0.5〜1
0重量部がより好ましい。0.1重量部未満だと、光拡
散性と隠蔽性が充分ではない。20重量部を越えると、
光透過性が低くなる上、樹脂表面が荒れてくるため好ま
しくない。 【0014】本発明の樹脂層は、透明樹脂100重量
部当り、光拡散剤として、重量平均粒径が樹脂層の光
拡散剤の重量平均粒径の2倍以上でかつ、5〜30μm
のものを0.1〜5重量部、均一に分散させたものであ
る。 【0015】樹脂層の光拡散剤の平均粒径が、樹脂層
の、光拡散剤の粒子径の2倍以上でないと、光の透過
性が充分ではない。また、2倍以上であっても、5μm
未満であると光の透過性が低く、30μmを越えると、
光の拡散性が低くなる。 【0016】樹脂層の光拡散剤量は0.1〜5重量部
であり、なかでも0.5〜3重量部が好ましい。0.1
重量部未満だと隠幣性が低く、5重量部を越えると、光
の透過性が低下する。 【0017】なお、光拡散剤の選択上、樹脂層と樹脂
層では同種の光拡散剤でも、異種の光拡散剤でもよ
い。なかでも樹脂層と樹脂層における透明性樹脂と
光拡散剤との屈折率の差の違いが0.02以下であるこ
とが望ましい。この違いが大きいと、光透過性が低いも
のとなる。 【0018】樹脂層と樹脂層の厚みの比、:は
1:1.1〜1:100であることが望ましい。樹脂層
の厚みが薄い程積層樹脂板全体の厚み当りの光の透過
率性が低くなる。又樹脂層の厚みが厚い程隠蔽性と光
拡散性が低くなる。本発明の積層板の総厚みは、使途に
応じて適宜定めればよいが、0.3〜30mm程度が適当
である。 【0019】透明性樹脂に光拡散剤を分散させた樹脂層
とするには、周知の方法が適用出来る。透明性樹脂が熱
可塑性樹脂の場合は、透明性樹脂を溶融状態で混合する
方法、つまりこれらをヘンシェルミキサー、タンブラー
等で機械的に混合し、バンバリーミキサーや一軸、二軸
の押出機で溶融混練する方法あるいは単量体に、光拡散
剤を混合したものを塊状重合、懸濁重合、乳化重合する
方法などで得た樹脂組成物を、射出成形や押出成形によ
り、板状に賦形する方法が適用できる。 【0020】また、透明性樹脂がアクリル系樹脂、スチ
レン系樹脂の場合は、その単量体及びシラップに光拡散
剤を分散させ、これを周知のセルキャスト法、連続キャ
スト法により重合させて板状体とすることもできる。 【0021】透明性樹脂が、熱硬化性樹脂の場合は、そ
の液状の原料あるいは前駆体、部分的な付加縮合体のご
とき流動性を有しているものに、光拡散剤を分散せし
め、その後板状の鋳型の中で熱硬化させることによって
得ることができる。 【0022】樹脂層と樹脂層とから積層板にするに
は、樹脂の積層板を作る公知の方法、つまり、共押出成
形法、貼合法、熱接着法、溶剤接着法、重合接着法、キ
ャスト重合法、表面塗装法などがある。 【0023】共押出成形法は、樹脂層と樹脂層と
を、各々の透明樹脂と光拡散剤との混合物から、2台の
押出機を用いて、一度に積層板とするものである。 【0024】貼合法は、一方の層をあらかじめシート又
はフィルム加工して作成しておき、他方の層を押出成形
により溶融状態の樹脂層を形成させ、両層を重ね合せ押
し付けて貼り合せる方法である。 【0025】熱接着法としては、両層の軟化点よりも高
い温度でプレスして一体化するものであり、両層は、そ
れぞれの融点ないし軟化点が近接したものを選択するこ
とが好ましい。 【0026】溶剤接着法としては、いずれか一方の層又
は両層の樹脂を溶解する溶剤によって該層表面に接着性
を付与して接着し一体化するものである。この溶剤とし
ては、例えば、アクリル系樹脂の層をポリカーボネート
あるいは塩化ビニル樹脂の層に積層して一体化する場合
には、二塩化メチレンや二塩化エチレンなどである。 【0027】重合接着の方法としては、両層を構成する
透明樹脂のいずれかの原料であるモノマーあるいは部分
重合体に、熱または光によってラジカル重合を開始する
重合開始剤を添加した重合接着剤を両層の間に介在さ
せ、加熱または光照射を行うことにより重合と同時に両
者を積層一体化するものである。 【0028】キャスト重合法としては、あらかじめ一方
の層のシート又はフィルムを作成しておき、これをキャ
スト成形用のセルの一面に設置しておき、このセルにも
う一方の層を形成するモノマー又はシロップと光拡散剤
の混合物を注入し重合させる方法である。 【0029】表面塗装法は、あらかじめ厚みの大きい方
の層のシート又はフィルムを作成しておき、この上に他
方の層を形成するモノマー又はシロップと光拡散剤混合
物を塗布し、加熱や、紫外線照射により重合固化させる
方法である。 【0030】本発明における積層板に、樹脂用の周知の
紫外線吸収剤、耐衝撃剤、帯電防止剤、酸化防止剤、染
料等を混在させてもよい。 【0031】 【発明の効果】本発明の光拡散性積層樹脂板は、従来の
光拡散板と比べ光拡散剤の使用量が比較的少なくても、
充分な光拡散性と光透過性を有し、しかも隠蔽性にも優
れている。該積層樹脂板は、光拡散性、光透過性、隠蔽
性が要求される照明カバー、ディスプレイの拡散板、看
板などに適する。 【0032】 【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例によって制限されるも
のではない。なお、評価方法は以下のとおりである。 ・全光線透過率(Tt);ASTM D1003-61 に準拠して、
ポイック積分球式ヘイズメーター(日本精密光学製SEP-
HS-30D)により測定した。 ・垂直入射光による透過角0゜の透過光強度(I0 )、
垂直入射光による透過角5゜の透過光強度(I5 )及び
垂直入射光による透過角70゜の透過光強度(I 70)を
(株)村上色彩技術研究所製、自動変角光度計GP-1Rを
用いて測定し、I0 /I5 を隠蔽性とし、I70を広角側
拡散性とした。尚、上記評価は、いずれも入射光は層厚
みの大きい方からである。 【0033】参考例1 光拡散剤A,Bの製造 内容積1Lのガラス容器に、イオン交換水720g、ラ
ウリル硫酸ナトリウム0.32gを仕込み続いて、メタ
アクリル酸メチル36g、スチレン44g、エチレング
リコールジメタアクリレート0.8g、ラウロイルパー
オキサイド1.6g、ソルビタントリステアレート0.
48gを仕込み、その液をホモミキサー(特殊機化工業
(株)製T ・K HOMOMIXER)により6000rpm で15
分間攪拌して均質化し、続いて加熱昇温して、75℃で
2時間保持して重合を行った。重合後、乾燥し、屈折率
1.56の粒子を得た。得られた粒子を風力分級機(日
清エンジニアリング(株)製TC−15M)により分級
し、重量平均粒径4.82μmの粒子(以下A)と、1
4.73μmの粒子(以下B)を得た。 【0034】参考例2 光拡散剤C,Dの製造 内容積1Lのガラス容器に、イオン交換水720g、ラ
ウリル硫酸ナトリウム0.32gを仕込み、続いてメタ
アクリル酸メチル16g、スチレン64g、エチレング
リコールジメタアクリレート0.8g、ラウロイルパー
オキサイド2.4g、ソルビタントリステアレートを
0.48gを仕込み、その液を均質化処理し、続いて7
5℃で2時間保持して重合を行った。重合後、乾燥し、
屈折率1.58の粒子を得た。得られた粒子を風力分級
機により分級し、重量平均粒径3.38μmの粒子(以
下C)、7.36μmの粒子(以下D)の粒子を得た。 【0035】参考例3 光拡散剤E,Fの製造 内容積1Lのガラス容器に、イオン交換水680g、ラ
ウリル硫酸ナトリウム0.48gを仕込み、続いてメタ
アクリル酸メチル85g、スチレン35g、エチレング
リコールジメタアクリレート1.2g、ラウロイルパー
オキサイド1.2g、ソルビタントリステアレートを
0.72gを仕込み、その液を均質化処理し、続いて7
5℃で2時間保持して重合を行った。重合後、乾燥し、
屈折率1.54の粒子を得た。得られた粒子を風力分級
機により分級し、重量平均粒径3.24μmの粒子(以
降E)と、6.69μmの粒子(以降F)を得た。 【0036】実施例1,2、比較例1〜3 共押出成形装置として、第1押出機(日立造船(株)製
一軸45mm径スクリュー)、第2押出機(田辺プラス
チック(株)製 一軸60mm径スクリュー)、マルチマ
ニホールドダイ、ポリシングロール3本のユニットを用
いた。メタアクリル樹脂ビーズ(スミペックスEXA、
住友化学工業(株)製)(以下 PMMA)100重量
部と、参考例1及び2で調整した光拡散剤を表1に示す
種類と量をヘンシェルミキサーで混合し、各々を共押出
成形装置によって、表1に示す樹脂層と樹脂層とか
らなる巾60cmの積層板を得た。得られた積層板を評価
した。結果を表2に示す。 【0037】実施例3、比較例4 ポリスチレンペレット(エスブライト、住友化学工業
(株)製)(以下 PST)100重量部と参考例3で
調整した光拡散剤の表1に示す種類と量をヘンシェルミ
キサーで混合し、これを製膜装置として、押出機(東洋
精機(株)製、一軸20mm径スクリュー)とポリシング
ロール3本ユニットからなる装置を用いて、厚み0.3
mm、巾10cmのフィルムを作成した。このフィルムを樹
脂層として用いた。次に、PMMA100重量部と、
参考例3で調整した光拡散剤の表1に示す種類と量をヘ
ンシェルミキサーで混合し、これをシートの押出成形装
置として、押出機(田辺プラスチック(株)製一軸40
mmスクリュー)とポリシングロール3本ユニットを用い
て厚さ1.7mmのシートを成形し、その際、第2と第3
のロールの間隙に、先に作成したポリスチレンフィルム
を挟み込み積層し積層板を得た。評価結果を表2に示
す。 【0038】実施例4〜6、比較例5,6 実施例3で用いたのと同じシートの押出成形装置を用
い、表1に示す各樹脂層、樹脂層のシートを作成し
た。得られたシートを、表1に示す組み合せでプレス機
(神藤金属工業所製、210kg/cm2油圧プレス)を用
い、230℃、5分間でプレスし積層した。得られた積
層板の評価結果を表2に示す。 【0039】尚ここで用いた光拡散剤は、以下の通り。 ・光拡散剤G:トスパール120(シリコーン樹脂粒
子、東芝シリコーン(株)製、平均粒径2μm、屈折率
1.43) ・光拡散剤H:トスパール3120(シリコーン樹脂粒
子、東芝シリコーン(株)製、平均粒径12μm、屈折
率1.43) ・光拡散剤I:SBX−6(架橋ポリスチレン粒子、積
水化成品工業(株)、平均粒径6.1μm、屈折率1.
59) ・光拡散剤J:ファインパール(架橋ポリスチレン粒
子、住友化学工業(株)、平均粒径13μm、屈折率
1.59) ・光拡散剤K:MBX−8(架橋PMMAビーズ、積水
化成品工業(株)、平均粒径8μm、屈折率1.49) 【0040】 【表1】 【0041】 【表2】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】透明性樹脂100重量部当り重量平均粒径
    1〜10μmの光拡散剤0.1〜20重量部を均一分散
    させた樹脂層と、透明性樹脂100重量部当り重量平
    均粒径が上記光拡散剤粒径の2倍以上でかつ5〜30μ
    mの光拡散剤0.1〜5重量部を均一分散させた樹脂層
    よりなる光拡散性積層樹脂板。 【請求項2】各樹脂層における透明性樹脂と光拡散剤の
    屈折率の差が各々0.03〜0.15であり、かつ、両
    層の透明性樹脂と光拡散剤の屈折率の差の違いが0.0
    2以下であることを特徴とする〔請求項1〕記載の光拡
    散性積層樹脂板。
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