JP2001011277A - メタクリル酸メチル系光拡散性樹脂組成物 - Google Patents

メタクリル酸メチル系光拡散性樹脂組成物

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JP2001011277A
JP2001011277A JP11185745A JP18574599A JP2001011277A JP 2001011277 A JP2001011277 A JP 2001011277A JP 11185745 A JP11185745 A JP 11185745A JP 18574599 A JP18574599 A JP 18574599A JP 2001011277 A JP2001011277 A JP 2001011277A
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智博 前川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱成形時に白化し難い特性を持つ、照明カ
バー、照明看板等の原料用として好適な光拡散性メタク
リル酸メチル系樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 メタクリル酸メチル系樹脂100重量部
に、重量平均粒子径1〜20μmの光拡散剤を0.5〜
10重量部と、界面活性剤を光拡散剤1に対し0.00
5〜0.5重量比で添加、分散してなるメタクリル酸メ
チル系樹脂組成物用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光拡散性メタクリル
酸メチル系樹脂組成物に関する。さらには、白化させず
に熱延伸成形可能な光拡散性メタクリル酸メチル系樹脂
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、メタクリル酸メチル系樹脂に
光拡散性を付与させた材料は、照明カバーや、照明看
板、透過型ディスプレイ用の光拡散板等の部材として広
く用いられている。メタクリル酸メチル系樹脂に光拡散
性を付与させるには、基材として用いられるメタクリル
酸メチル系樹脂と異なる屈折率を有する無機系粒子や有
機系粒子を分散する方法などがある。これらの光拡散材
料は、押出成形や射出成形を経てシート材料とした後
に、二次加熱延伸成形を施して、所望の形状としている
ことが多い。
【0003】この二次加熱延伸成形としては、例えば、フリ
ーブロー成形、フリーバキューム成形、突上げ成形、リ
ッジ成形、ストレート成形、ドレープ成形、リバースド
ロー成形、エアスリップ成形、プラグアシスト成形、プ
ラグアシストリバースドロー成形法等が挙げられる。
【0004】光拡散材料(シート材料)を二次加熱延伸成形
をする場合、該材料を一度、熱変形温度以上にまで加熱
し軟化させ、減圧、加圧、プラグアシスト等の手段を単
独または併用して形状を付与させることが一般的に行わ
れているが、最近になって、成形加工技術の向上と成形
サイクル短縮のため、高延伸成形や比較的低温での成形
が行われるようになってきた。
【0005】従来の光拡散材料でこのような高延伸成形や低
温成形を行うと、延伸部分において基材樹脂と光拡散剤
の界面にボイドが発生し白化が起こり、外観を損ねると
いう問題が発生している。
【0006】この問題に対して、特定形状のDSC曲線を持
った不溶樹脂粒子をメタクリル酸メチル系樹脂に分散さ
せるという技術(特開平9−255839号公報)が開
示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平9−25583
9号公報に記載の組成物は高延伸や低温成形条件で白化
し難いとの効果を有することが記載されているが、この
組成物は光拡散剤として特定の有機系粒子を用いること
を必須としており、光拡散剤として無機系の粒子を使用
する場合には同様の効果は得られない。
【0008】そこで、本発明者はどのような光拡散剤を用い
ても二次加熱延伸成形時に白化しない光拡散性樹脂組成
物について鋭意検討した結果、基材樹脂中に分散させる
光拡散剤に対して特定量の界面活性剤を分散させる場合
には、延伸時に白化が生じないことを見出し本発明に至
った。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、メタ
クリル酸メチル系樹脂100重量部に、重量平均粒子径
1〜20μmの光拡散剤を0.5〜10重量部と、界面
活性剤を光拡散剤1に対して0.005〜0.5の重量
比で添加、分散してなるメタクリル酸メチル系光拡散性
樹脂組成物を提供するにある。以下、本発明を詳細に説
明する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に詳細に説明す
る。本発明におけるメタクリル酸メチル系樹脂とは、そ
の構成単位としてメタクリル酸メチル単位を50重量%
以上含有するものであり、メタクリル酸メチル単位を5
0重量%以上含有する限り、その一部がメタクリル酸メ
チルと共重合可能な単官能の不飽和単量体単位で置き換
えられたものであってもよい。
【0011】メタクリル酸メチルと共重合可能な単官能不飽
和単量体としては、例えば、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタク
リル酸フェニル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル酸
2−エチルヘキシル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル等のメタクリル酸エステル類;アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸シクロ
ヘキシル、アクリル酸フェニル、アクリル酸ベンジル、
アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸2−ヒドロ
キシエチル、等のアクリル酸エステル類、メタクリル
酸、アクリル酸などの不飽和酸類;スチレン、α−メチ
ルスチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、
無水マレイン酸、フェニルマレイミド、シクロヘキシル
マレイミド等が挙げられる。また、この共重合体には、
無水グルタル酸単位、グルタルイミド単位をさらに含ん
でいても良い。 さらに前述の重合体、共重合体にジエ
ン系ゴム、アクリル系ゴムをブレンドしたものでもよ
い。
【0012】本発明における光拡散剤とは、基材となるメタ
クリル酸メチル系樹脂の屈折率と屈折率の異なる無機系
または有機系の透明微粒子である。無機系微粒子として
は、例えば、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタ
ン、水酸化アルミニウム、シリカ、硝子、タルク、マイ
カ、ホワイトカーボン、酸化マグネシウム、酸化亜鉛等
が挙げられ、これら無機粒子は表面処理を施したもので
あっても良い。また有機系の微粒子としては、架橋また
は高分子量スチレン系樹脂粒子、架橋または高分子量ア
クリル系樹脂粒子、架橋シロキサン系樹脂粒子等の樹脂
粒子が挙げられる。これらの中でも無機粒子は、表面が
親水性のものが多く、本発明のように界面活性剤量が非
常に少なくても十分な効果を発現するため好適に利用で
きる。
【0013】本発明に適用する光拡散剤の屈折率は、基材と
なる樹脂の屈折率との差の絶対値が約0.02〜約0.
13であることが好ましい。約0.02未満の場合には
ある程度の光拡散性を付与させるには多量の光拡散剤の
添加が必要となり、約0.13を超える場合には透過率
の高い材料を作製する際に隠蔽性が悪くなる傾向があ
る。
【0014】光拡散剤の粒子径は重量平均で約1〜約20μ
m、好ましくは約2〜約10μmが適用される。約1μ
m未満であると隠蔽性が低下し、約20μmを超えると
適度な光拡散性を出すために多量の光拡散剤を分散させ
る必要がある。
【0015】本発明に於いては、これらの光拡散剤を単独ま
たは2種以上を組み合わせて、メタクリル酸メチル系樹
脂100重量部に対して約0.5〜約10重量部分散さ
せる。約0.5重量部未満であると光拡散性が十分でな
く、約10重量部を超えると材料が脆くなる傾向があ
る。
【0016】本発明に使用する界面活性剤としては、例え
ば、アルキルスルホン酸、アルキルベンゼンスルホン酸
やそれらのLi、Na、Ca、Mg、Zn塩等のオレフ
ィン系硫酸エステルまたはその金属塩、高級アルコール
の燐酸エステル類等のアニオン系界面活性剤、第3級ア
ミン、第4級アンモニウム塩、カチオン系アクリル酸エ
ステル誘導体、カチオン系ビニルエーテル誘導体等のカ
チオン系界面活性剤等のカチオン系界面活性剤、アルキ
ルアミン系ベタインの両性塩、カルボン酸またはスルホ
ン酸アラニンの両性塩等の両性系界面活性剤、脂肪酸多
価アルコールエステル、アルキル(アミン)のポリオキ
シエチレン付加物等の非イオン系界面活性剤等の種類が
ある。これらの界面活性剤を単独または2種以上を組み
合わせてメタクリル酸メチル系樹脂に分散させる。
【0017】これらの界面活性剤の中でも、特に(式1)に
示すような硫酸塩が好ましい。 R−SO3X (式1) (式中Rは脂肪族炭化水素または芳香族炭化水素を表
し、Xはアルカリ金属を示す) さらに、この中でもRが炭素数12〜22の脂肪族炭化
水素、XがNaの化合物が好ましく、より具体的にはラ
ウリル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム、ステア
リル硫酸ナトリウム等が挙げられる。
【0018】分散させる界面活性剤の量は、分散させる光拡
散剤1に対し重量比で約0.005〜約0.5、好まし
くは約0.01〜約0.2の範囲が実施される。約0.
005未満の場合には延伸白化抑制効果が不十分であ
り、約0.5を超えると吸水しやすくなり二次延伸成形
時に発泡したり押出時に外観不良が発生しやすくなる。
また、界面活性剤は上述の範囲の中でかつメタクリル酸
メチル系樹脂100重量部に対して約0.07〜約0.
5重量部の領域がさらに好ましい。
【0019】本発明の光拡散性メタクリル酸メチル系樹脂組
成物は単体でシート化しても使用し得るが、押出成形や
射出成形を適用する場合には、剪断速度や押出温度に配
慮しないと外観不良を招く恐れがある。この場合、例え
ば特開平10−249905号公報に記載の特定条件で
シート化を行えば何ら問題はなくシート化することがで
きる。
【0020】また、本発明の樹脂組成物は他の機能を持った
樹脂組成物で挟み込んで積層シートの中間層として使う
ことも可能である。三層以上の多層シートの中間層とし
て使用した場合、例えば中間層の押出時に非常に高い剪
断がかかって中間層の表面に外観不良が発生しても、被
覆する表層が綺麗であれば外観不良を隠蔽することがで
きる。また表層樹脂組成物に意匠性や帯電防止性や艶消
し性の機能があれば、その機能が加算されることにな
る。
【0021】本発明の樹脂組成物をシートとした場合の厚み
は、概ね0.1〜10mmの範囲であり、中間層として
用いる場合は全体厚の10〜99%となるようにする。
【0022】メタクリル酸メチル系樹脂に光拡散剤と界面活
性剤を添加し、均一に分散させた組成物とするには、周
知の方法が適用できる。つまりこれらをヘンシェルミキ
サー、タンブラー等で機械的に混合し、バンバリーミキ
サーや一軸または二軸の押出機で溶融混練する方法があ
る。さらには後述の押出成形法や射出成形法を用いて一
段でシート化したり、共押出成形法を用いて一段で積層
シートとすることも可能である。
【0023】得られた組成物は周知の方法を用いてシート化
することができる。例えば、押出成形法は、一軸、二軸
の押出機で樹脂組成物を溶融混練した後、ロールユニッ
トを用いて冷却固化しシートを得ることができる。
【0024】射出成形法は押出機で樹脂組成物を溶融混練し
た後、平板金型内に樹脂を圧入し冷却固化させてシート
を得ることができる。
【0025】共押出成形法は、2〜3基の一軸、二軸の押出
機で2種類以上の樹脂組成物を溶融混練した後、フィー
ドブロックダイやマルチマニホールドダイを介して積層
する方法であり、積層一体化された溶融樹脂シートをロ
ールユニットを用いて冷却固化し積層シートを得ること
ができる。
【0026】
【発明の効果】以上、詳述した本発明のメタクリル酸メ
チル系光拡散性樹脂組成物は、二次加熱延伸成形時に白
化しないという特性を持っているため、成形条件の厳し
い照明カバーや照明看板に好適に利用できる。またこの
他にも、透過型ディスプレイの光拡散板、発光式スイッ
チボタンなどの各種成形品等にも用いることができる。
【0027】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例によって制限されるも
のではない。
【0028】実施例で使用した押出装置は以下の通りであ
る。 ・押出機:スクリュー径40mm、一軸、ベント付き
[田辺プラスチック(株)製] ・押出機:スクリュー径20mm、一軸、ベント付き
[田辺プラスチック(株)製] ・フィードブロック:2種3層分配 [田辺プラスチ
ック(株)製] ・ダイ:Tダイ、リップ幅250mm、リップ間隔6m
m ・ロール:ポリシングロール3本、縦型
【0029】また、評価方法は以下の通りである。 (1)重量平均粒子径 光回折散乱粒径測定機[マイクロトラック粒度分析計Mo
del 9220 FRA:リーズアンド ノースラップ社(Leeds
& Northrup,Ltd.)製]で測定し、D50の値を平均粒子
径とした。 (2)全光線透過率(Tt) JIS K−7361に準拠して、ヘイズ・透過率計
[(株)村上色彩技術研究所製HR−100]により測定
した。 (3)隠蔽性および光拡散性 垂直入射光による透過角0度の透過光強度(I0)、垂
直入射光による透過角5度の透過光強度(I5)、垂直
入射光による透過角70度の透過光強度(I70)を
[(株)村上色彩技術研究所製GP−1R]を用いて測定
し、I5/I0を隠蔽性とし、I70/I0を光拡散性とし
た。 (4)加熱延伸成形 30cm×20cmの押出シートを、両面より遠赤パネルヒータ
ーで表面を加熱し、突上げ成形機[大阪板機製作所製TF
-300型、突上げ面積10cm×5cm、突上げ高さ10cm]を用
いて成形品を得た。 (5)材料の白化 項目(4)で作製した成形品について目視での白化確認
を行った。全く白化しなかったものを○、高延伸部が僅
かに白化したものを△、成形延伸部が全体白化したもの
を×とした。 (6)層厚の確認 積層シートについては端面を15倍拡大ルーペで観察
し、積層部の厚みを測定した。
【0030】実施例1〜7、比較例1〜2 [樹脂層(A)]メタクリル酸メチル系樹脂[スミペッ
クスEXA、屈折率1.49、住友化学工業(株)製]
100重量部と、表1に示す種類と量の光拡散剤と界面
活性剤をヘンシェルミキサーで混合した後、押出機に
て溶融混練し、フィードブロックに供給した。 [樹脂層(B)]樹脂層(A)に使用したものと同じメ
タクリル酸メチル系樹脂30重量%、アクリル系ゴム強
化メタクリル酸メチル系樹脂[スミペックスHT01
X、住友化学工業(株)製]70重量%を混合したもの
100重量部に対して、艶消剤として架橋アクリル系粒
子[スミペックスXC1A、住友化学工業(株)製]1
1重量部と帯電防止剤としてセチル硫酸ナトリウム0.
5重量部をヘンシェルミキサーで混合した後、押出機
にて溶融混練し、フィードブロックに供給した。樹脂層
(A)を中間層、樹脂層(B)を表層として、押出樹脂
温度265℃、0.1mm/1.8mm/0.1mmの
3層構成で共押出成形を行い、幅22cmの積層板を作
製した。評価結果を表3に示す。
【0031】実施例8〜11、比較例3〜6 実施例1に使用したものと同じメタクリル酸メチル系樹
脂100重量部に、表2に示す種類と量の光拡散剤と界
面活性剤をヘンシェルミキサーで混合した後、押出機
にて溶融混練し、押出樹脂温度265℃で、2mm厚、
幅21cmの単層板を作製した。評価結果を表3に示
す。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】 DBSNa ト゛テ゛シルヘ゛ンセ゛ンスルホン酸ナトリウム DBSLi ト゛テ゛シルヘ゛ンセ゛ンスルホン酸リチウム CaCO3 屈折率1.61 BaSO4 屈折率1.64 SiO2 屈折率1.54
【0034】
【表3】
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/42 C08K 5/42 // B29K 33:00 B29L 7:00 9:00 11:00 Fターム(参考) 4F071 AA33 AB01 AC14 AD06 AE10 AH19 BA01 BB06 BC01 4F207 AA21 AB10 AB14 AC01 AG01 AG03 AH73 AR12 AR15 KA01 KA17 KB13 KB18 KB22 KF02 KM13 4J002 BG061 DE076 DE106 DE136 DE146 DE236 DG046 DJ016 DJ046 DJ056 DL006 EV257 FD206 FD317 GT00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メタクリル酸メチル系樹脂100重量部
    に、重量平均粒子径1〜20μmの光拡散剤を0.5〜
    10重量部と、界面活性剤を光拡散剤1に対し0.00
    5〜0.5重量比で添加、分散してなるメタクリル酸メ
    チル系光拡散性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】メタクリル酸メチル系樹脂100重量部に
    対して、界面活性剤が0.07〜0.5重量部であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のメタクリル酸メチル系光
    拡散性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】光拡散剤が無機粒子であることを特徴とす
    る請求項1または2記載のメタクリル酸メチル系光拡散
    性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】界面活性剤が下記の(式1)で示される硫
    酸塩であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    項記載のメタクリル酸メチル系光拡散性樹脂組成物。 R−SO3X (式1) (式中Rは脂肪族炭化水素または芳香族炭化水素を表
    し、Xはアルカリ金属を示す)
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項記載の樹脂組
    成物からなるメタクリル酸メチル系光拡散性樹脂押出シ
    ート。
  6. 【請求項6】請求項1〜4のいずれか1項記載の樹脂組
    成物からなるメタクリル酸メチル系光拡散性樹脂押出シ
    ートが中間層を構成していることを特徴とするメタクリ
    ル酸メチル系光拡散性積層樹脂シート。
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