JPS5818051Y2 - ガスコツク - Google Patents
ガスコツクInfo
- Publication number
- JPS5818051Y2 JPS5818051Y2 JP15854277U JP15854277U JPS5818051Y2 JP S5818051 Y2 JPS5818051 Y2 JP S5818051Y2 JP 15854277 U JP15854277 U JP 15854277U JP 15854277 U JP15854277 U JP 15854277U JP S5818051 Y2 JPS5818051 Y2 JP S5818051Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pilot
- gas
- hot water
- water supply
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、水圧自動弁に通ずる給湯用出口を備えたガ
スコックに関するものである。
スコックに関するものである。
従来のガスコックにおいて、閉子が閉位置、あるいは口
火位置にある状態で水を使用すると、この水流によって
水流自動弁が開き、これに連通している給湯用バーナか
ら流入する空気によって、フランジ室内のガス濃度が低
下する。
火位置にある状態で水を使用すると、この水流によって
水流自動弁が開き、これに連通している給湯用バーナか
ら流入する空気によって、フランジ室内のガス濃度が低
下する。
したがって、その後に水を止めてからガスコックを給湯
位置に回わすと、フランジ室内の圧力が高まって、ガス
濃度の低い混合気がパイロットバーナに流れ、パイロッ
ト炎が一時的に短かくなり、水栓を開いて水圧自動弁が
開いたとき、給湯用バーナの着火が不確実になる。
位置に回わすと、フランジ室内の圧力が高まって、ガス
濃度の低い混合気がパイロットバーナに流れ、パイロッ
ト炎が一時的に短かくなり、水栓を開いて水圧自動弁が
開いたとき、給湯用バーナの着火が不確実になる。
したがって、その後にパイロット炎が定常状態に復帰し
たとき、給湯用バーナの爆発着火が起る。
たとき、給湯用バーナの爆発着火が起る。
またフランジ室内のガス濃度が著るしく低くなった場合
にはパイロット炎が消え、パイロットバーナおよび給湯
用バーナより未燃焼ガスが、安全弁が閉じるまでではあ
るが、大量に放出される。
にはパイロット炎が消え、パイロットバーナおよび給湯
用バーナより未燃焼ガスが、安全弁が閉じるまでではあ
るが、大量に放出される。
この考案は上記のような欠点を除き、いかなる場合にも
安定したパイロット炎によって給湯用バーナの安全で確
実な着火が得られるようなガスコックを提供しようとす
るものである。
安定したパイロット炎によって給湯用バーナの安全で確
実な着火が得られるようなガスコックを提供しようとす
るものである。
つぎにこの考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
する。
第１図および第２図に示す閉９ロ火、給湯および風呂の
四位置を持つガスコックにおいて、符号１は本体、２は
ノブ、３は閉子、４はガス入口、５はパイロット出口、
６は給湯出口、７は風呂出口、８はパイロット用ガス通
路、９はメイン用ガス通路、１０は給湯用フランジ、１
１はフランジ室、１２はスプリング受、１３はスプリン
グ、１４はバッキング、１５は水圧自動弁、１６はロッ
ド、１７は水ガバナをそれそ゛れ示す。
四位置を持つガスコックにおいて、符号１は本体、２は
ノブ、３は閉子、４はガス入口、５はパイロット出口、
６は給湯出口、７は風呂出口、８はパイロット用ガス通
路、９はメイン用ガス通路、１０は給湯用フランジ、１
１はフランジ室、１２はスプリング受、１３はスプリン
グ、１４はバッキング、１５は水圧自動弁、１６はロッ
ド、１７は水ガバナをそれそ゛れ示す。
そしてパイロット出口５はパイプ１８ ａを介してパイ
ロットバーナに、給湯用フランジ１０はパイプ１９ ａ
を介して給湯用バーナ１９に、また風呂出ロアはパイプ
２０ ａを介して風呂用バーナ２０に接続されている。
ロットバーナに、給湯用フランジ１０はパイプ１９ ａ
を介して給湯用バーナ１９に、また風呂出ロアはパイプ
２０ ａを介して風呂用バーナ２０に接続されている。
またパイロットバーナ１８によって形成されたパイロッ
ト炎２１によって加熱される熱電対２２の出力は、図示
しない導線を介して電磁弁２３に供給される。
ト炎２１によって加熱される熱電対２２の出力は、図示
しない導線を介して電磁弁２３に供給される。
閉子３は、第４図に詳細に示すように、相互に独立した
メイン用ガス通路９およびパイロットガス通路８を有し
、そしてパイロット用ガス通路８はメインガス通路９よ
りも下方に設けられている。
メイン用ガス通路９およびパイロットガス通路８を有し
、そしてパイロット用ガス通路８はメインガス通路９よ
りも下方に設けられている。
さらにパイロット用ガス取出口２４（第３図）は、閉子
が給湯位置にあるときに給湯出口６とは反対側におかれ
、またパイロット用ガス取出口２４からパイロット出口
５までは９０°の隔りをもつような位置に形成されてい
る。
が給湯位置にあるときに給湯出口６とは反対側におかれ
、またパイロット用ガス取出口２４からパイロット出口
５までは９０°の隔りをもつような位置に形成されてい
る。
なお第４図におけるＡ−Ａ線およびＢ−Ｂ線は第２図お
よび第３図における切断位置を示している。
よび第３図における切断位置を示している。
ノブ２が閉または口火位置にあるときに水栓を開くと、
その水圧によって水ガバナ１７が作動し、ロッド１６を
介して水圧自動弁１５が開になり、本体１の給湯出口６
に通じるフランジ室１１内にたまっていたガスと、給湯
用バーナ１９のノズルから流入した空気とが置換され、
フランジ室１１内のガス濃度が低下してくる。
その水圧によって水ガバナ１７が作動し、ロッド１６を
介して水圧自動弁１５が開になり、本体１の給湯出口６
に通じるフランジ室１１内にたまっていたガスと、給湯
用バーナ１９のノズルから流入した空気とが置換され、
フランジ室１１内のガス濃度が低下してくる。
この状態で水栓を閉じたのち（すなわち水圧自動弁１５
を閉じたのち）にノブ２を給湯位置に囲わすと、フラン
ジ室１１内の空気が給湯出口６を通って閉子３内のガス
室２５に流入する。
を閉じたのち）にノブ２を給湯位置に囲わすと、フラン
ジ室１１内の空気が給湯出口６を通って閉子３内のガス
室２５に流入する。
このとき、ガスとして空気より比重の大きいＬＰガスを
使用している場合には、空気はガス室２５内の上方に流
れ込む。
使用している場合には、空気はガス室２５内の上方に流
れ込む。
この考案では、パイロット用ガス通路８はメイン用ガス
通路９よりも下方に設けであるため、流入した空気が直
接パイロットガス通路８に流入することはなく、シたが
ってパイロット炎２１が小さくなることはないので、給
湯用バーナ１９への着火は確実に行われる。
通路９よりも下方に設けであるため、流入した空気が直
接パイロットガス通路８に流入することはなく、シたが
ってパイロット炎２１が小さくなることはないので、給
湯用バーナ１９への着火は確実に行われる。
また空気よりも比重の小さい天然ガス等を使用している
場合には、空気はガス室２５の下方に流れ込む。
場合には、空気はガス室２５の下方に流れ込む。
この空気は、メイン用ガス通路９を通るとすぐに下方に
向かい、同時にガスは、メイン用ガス通路９から最も遠
い側を上方に移動する。
向かい、同時にガスは、メイン用ガス通路９から最も遠
い側を上方に移動する。
このとき、バイロフト用ガス通路８がメイン用ガス通路
９から分離されていることに加えて、パイロットガス取
出口２４が、給湯位置で給湯出口６から最も遠い位置に
設けられているため、空気の直接侵入は効果的に防止さ
れる。
９から分離されていることに加えて、パイロットガス取
出口２４が、給湯位置で給湯出口６から最も遠い位置に
設けられているため、空気の直接侵入は効果的に防止さ
れる。
さらに空気がパイロット出口５まで゛は９０°の隔りを
もつようにパイロット出口５が配置されているので、空
気はパイロットバーナ１８に連なるパイプ１８ ａ内に
さらに侵入しにくくなっている。
もつようにパイロット出口５が配置されているので、空
気はパイロットバーナ１８に連なるパイプ１８ ａ内に
さらに侵入しにくくなっている。
以上のような構成のために、給湯出口６に通じるフラン
ジ室１１の内部のガスが空気で置換されたとしても、パ
イロット炎２１は常に安定状態を保ち、給湯用バーナ１
９の着火は安全かつ確実に行われる。
ジ室１１の内部のガスが空気で置換されたとしても、パ
イロット炎２１は常に安定状態を保ち、給湯用バーナ１
９の着火は安全かつ確実に行われる。
したがって給湯用バーナ１９の爆発着火や、パイロット
炎が消えることによる未燃焼ガスの放出は起らず安全で
ある。
炎が消えることによる未燃焼ガスの放出は起らず安全で
ある。
しかもこのような構造をとることによるコストの上昇は
生じない。
生じない。
第１図はこの考案の一実施例によるガスコックの側面図
、第２図は第１図のＡ−Ａ線における断面図、第３図は
第１図のＢ−Ｂ線における断面図、第４図は同ガスコッ
クに用いられた閉子の側面図である。 １・・・・・・本体、２・・・・・・ノブ、３・・・・
・・閉子、４・・・・・・ガス入口、５・・・・・・パ
イロット出口、６・・・・・・給湯出口、７・・・・・
・風呂出口、８・・・・・・パイロット用ガス通路、９
・・・・・・メイン用ガス通路、１１・・・・・・フラ
ンジ室、１５・・・・・・水圧自動弁、１７・・・・・
・水ガバナ、１８・・・・・・パイロットバーナ、１９
・・・・・・給湯用バーナ、２０・・・・・・風呂用バ
ーナ、２１・・・・・・パイロット炎、２４・・・・・
・パイロット用ガス取出口、２５・・・・・・ガス室。
、第２図は第１図のＡ−Ａ線における断面図、第３図は
第１図のＢ−Ｂ線における断面図、第４図は同ガスコッ
クに用いられた閉子の側面図である。 １・・・・・・本体、２・・・・・・ノブ、３・・・・
・・閉子、４・・・・・・ガス入口、５・・・・・・パ
イロット出口、６・・・・・・給湯出口、７・・・・・
・風呂出口、８・・・・・・パイロット用ガス通路、９
・・・・・・メイン用ガス通路、１１・・・・・・フラ
ンジ室、１５・・・・・・水圧自動弁、１７・・・・・
・水ガバナ、１８・・・・・・パイロットバーナ、１９
・・・・・・給湯用バーナ、２０・・・・・・風呂用バ
ーナ、２１・・・・・・パイロット炎、２４・・・・・
・パイロット用ガス取出口、２５・・・・・・ガス室。
Claims (1)
- 閉子に相互に独立してメイン用ガス通路およびパイロッ
ト用ガス通路を形威し、かつ上記パイロット用ガス通路
は上記メイン用ガス通路の下方に設けるとともに、パイ
ロット用ガス取出口を、上記閉子が給湯位置にある状態
で給湯出口とは反対側の位置に形威し、さらに上記パイ
ロット用ガス取出口から９０°の隔りをもってパイロッ
ト出口を形成したことを特徴とするガスコック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15854277U JPS5818051Y2 (ja) | 1977-11-26 | 1977-11-26 | ガスコツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15854277U JPS5818051Y2 (ja) | 1977-11-26 | 1977-11-26 | ガスコツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5483649U JPS5483649U (ja) | 1979-06-13 |
| JPS5818051Y2 true JPS5818051Y2 (ja) | 1983-04-12 |
Family
ID=29150506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15854277U Expired JPS5818051Y2 (ja) | 1977-11-26 | 1977-11-26 | ガスコツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5818051Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-11-26 JP JP15854277U patent/JPS5818051Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5483649U (ja) | 1979-06-13 |
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