JPS58177230A - 歯車等のワ−ク端面バリ取り方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、歯車等のワークを成形する際ワーク端面に生
じるパリを取除く、歯車等のワーク端面バリ取り方法に
関するものである。

一般に、歯車等の外周に画形を成形する際にその歯車の
裏面にパリが突出するので、そのパリを取除くために、
ワイヤーブラシを用いてパリを歯車の端面から取除く方
法、ペーパーを回転させてそのペーパーの面にてパリを
取除く方法、モータに連繋されて回転するカッターをワ
ークのパリに当接させてワークの外周形状に沿って変位
させることによりパリを切削する方法等が用いられてい
る。

しかし乍ら、ワイヤーブラシ、ベーパー等ヲ用いる方法
は、パリが薄い場合には効果を有するがパリが厚い場合
には使用できず、また切断部品の消耗が激しく、その部
品のＭＲ換えを耐えず要求されるという問題がある。

また１回転カッターを用いる方法の場合は切断部品の耐
久性は向上するが、カッターの回転方向に対し、歯車の
山側にあるパリは取れるが。

谷側にあるパリが倒れてしまうため上手く取ることがで
きず、パリが依然として残るという問題がある。

本発明は、上記諸問題を鑑みてなされたもので、切断部
品としてバイトラ用い、そのバイトをワーク端面に突出
するバリに確実に当接させてワーク端面のバＩＪ　ｋ完
全に取除くことがで！！。

しかも切断部品にバイトを用いるようにしたのでとても
頑丈で、耐久性も著しく向上させることができる。歯車
等のワーク端面バリ取如方法の提供を目的とするもので
ある。

かかる本発明の基本的構成は、外周に歯形が形成された
歯車等のワークに対して、前記歯形のピッチ幅よシ大き
い幅の刃部を有するバイトを、該ワークの端面【沿って
このワークの径方向に往復動させることにより、該歯形
部分にあるバリを除去し、その後前記ワークを前記歯形
のピッチ幅分順次回転させて上記パリ取ル作業を繰り返
すことを特徴とするものである。

以下に、本発明方法の一実施例を図面に基づいて説明す
る。

第１図および第２図において、ｌは成形途中の歯形ス・
・・が外周に形成された環状の歯車等のワークで、この
ワークｌの両端面１ａ、ｌｂのうち裏面ｌｂ側にバリ３
が裏面１ｂに対して直角方向に向は突出している。

４は本機側に取付けられ、ワーク１を支持するワークチ
ャックで、このワークチャック４は水平方向に延びるシ
ャフト５を有し、そのシャフト５の先端部にワークｌの
内周１ｃが低置装着され、その後チャック部材６′ｔ−
シヤフト５の先端に取付けることによりワークｌがワー
クチャック４に固定されるようになっている。ワークチ
ャック４は、シャフト５がワーク１の歯形２゜・・・の
ピッチ幅Ｈだけ回転すると所定時間停止し。

その繰返しによってワークｌがワークｌの軸心を中心と
して１回転するように設定されている、これ等部材、装
置を用いて本発明方法は、１ず、ワークｌをワークチャ
ック４にて支持して位置決めした後、前記ワークｌのピ
ッチ幅Ｈよシ多少太き目のｑ、、、甲７　ａを有するバ
イト７を、シリンダ装置８を用いて前記ワークｌの下方
外方から前記ワークｌの径方行で、前記ワークｌの裏面
１ｂから突出するバリ３と直交する位置−＼向けてバイ
ト７を往復動させ、ワークｌのピッチ幅Ｈ分のバリ３ｆ
ｃ取除く。

その際、ワークｌの裏面１ｂに沿うようにバイト７が移
動し、かつ、バリ３にバイト７の刃部７ａが直交するよ
うに当接し、バリ３を殺ぐように切除するので確実にワ
ーク裏面１ｂから突出するバリ３が取除かれることにな
る。

また、バイト７を作動させる装置として、図示しないシ
リンダがエア圧によル作動する可搬式のスペースを取ら
ない簡易なシリンダ装置８を用いれば足りるので、何処
にでも設置可能で、しかも持ち運びが便利となる他、余
った空間の有効利用が図れることになる。

次に、ワークｌをワークｌの軸心を中心としてピッチ幅
Ｗ分ワークチャック４にて回動させ。

ワークｌの裏面１ｂから突出するバリ３をバイト７の刃
部７ａと対向させる。

このようにして、前述の工程を繰ル返してワークｌを回
転させることにより歯車等のワークｌの裏面ｉｂから突
出するバリ３が全部確実に取除かれることになる。

なお、ワークｌは歯車ｌに限定されるものではなく、外
周に歯形を有するスプライン等でもよい・ 第３図は１本発明方法の第２実施例金示すもので、一実
施例のバイト７の刃部７ａを略逆Ｖ字状に形成したバイ
ト７′ヲ使用しているが、この場合、バリ３によツバイ
トγの刃部γａがフィツトしてバリ３の殺ぎ取りがエル
確実になる。

上述してきた構成より明白な如く５本発明方法によれば
、切断部品としてパイ）１−用い、そのパイ）ｔワーク
端面に突出するバリに確実に当接させてワーク端面のバ
ＩＪ　ｆｆｉ完全に取除くことができ、しかも切断部品
にパイ）ｋ用込るようにしたのでとても頑丈で、耐久性
の向上が図する等の効果上奏することになる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明方法の一実施例を示す斜視図、第２図は
Ｍ１図で示したバイトとバリとの配置関係を示す側面図
、第３図はその他の実施例を示すバイトの刃部周辺の部
分正面図である。 ｌ・−・ワーク ｌｂ・・・ワーク裏面（端面） ２・・・歯形 ３・・・バリ ア１τ・・・バイト ’Ｉａ、７’ｈ・・・刃部 ■・・・ピッチ幅 Ｗ・・・刃部幅 特許出願人　トヨタ自動車工業株式会社（ほか１名） 矛２図 才１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　外周に歯形が形成された歯車等のワークに対
   して、前記歯形のピッチ幅よ）大きい幅の刃部を有する
   バイトを。 該ワークの端面に沿ってこのワークの径方向に往復動さ
   せることによ）、該歯形部分くあるパリを除去し、 その後前記ワークを前記歯形のピッチ幅分順次回転させ
   て上記パリ取）作業を繰〕返すことｔ特徴とする。歯車
   等のワーク端面バリ取り方法。