JP2004299211A - 回転切削ドラム - Google Patents

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Yoichi Nozawa
要一 野澤
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Abstract

【課題】被加工木材の切削終了面における切り込み溝の周囲の破損を効果的に防止して、仕上り面の良好な切り込み溝を形成することのできる回転切削ドラムを提供する。
【解決手段】外周面15から突出する切削刃14を備える回転ドラム体13を、回転軸16を被加工木材11と垂直な方向に相対移動させつつ、その一部を被加工木材11に食い込ませながら切削し、回転ドラム体13の食い込み部分13aの回転断面形状の切り込み溝12を被加工木材11に形成する回転切削ドラム10であって、回転ドラム体12の側面17の周縁部分に沿って、回転ドラム体13の外周面13よりも外側に突出する鋸刃18を有する罫引きカッター19が取り付けられている。また罫引きカッター19は、鋸刃18の回転軌跡の最大半径が、切削刃14の回転軌跡の最大半径よりも1.5〜3.0mm大きくなるように取り付けられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転切削ドラムに関し、特に外周面に複数の切削刃を備える回転ドラム体を回転させつつ、その一部を被加工木材に食い込ませながら切削して、被加工木材に切り込み溝を形成する回転切削ドラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
木造建築物等においては、例えば柱や梁等の木製の軸組部材を互いに接合するための仕口部や継手部の構成部分として、コの字状の断面形状を有する切り込み溝が形成される場合がある。このようなコの字状の断面形状を有する切り込み溝は、軸組部材等の被加工木材に当該切り込み溝を効率良く形成してゆくことができるように、その切削作業の機械化が図られており、例えば外周面に複数の切削刃を備える回転ドラムや回転盤を、回転軸を被加工木材と交差する方向に相対移動させつつ、その一部を被加工木材に食い込ませながら被加工木材に切り込み溝を形成してゆく加工方法が採用される(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−102904号公報(図1、図6)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、切削刃を備える回転ドラムや回転円盤を用いた従来の加工方法によれば、特に外周面が相当の幅を有している回転ドラムの場合、被加工木材の切削開始面側から切削終了面側に向けて、回転ドラムの一部を被加工木材に食い込ませつつ相対移動させて被加工木材に切り込み溝を切削して行き、切削終了面から回転ドラムの食い込み部分が押し出されようにして露出する際に、その切削衝撃によって、例えば切り込み溝の周囲における切削終了面の木材繊維が引き剥がされて、まくれ、欠け、バリ等の発生による被加工木材の破損が生じやすかった。
【0005】
このような切り込み溝の形成時における被加工木材の切削終了面の破損を防止する方法として、例えば当該切削終了面における切り込み溝の形成箇所を囲うようにして押さ板を予め密着固定しておく方法が考えられるが、切削作業の工程や設備が煩雑になると共に、まくれ等を確実に防止するのに十分な切削終了面への密着強度を確保することが困難である。
【0006】
また、回転ドラムの外周面に取り付けられる複数の切削刃のうち、当該外周面の最も側縁部側に配置されて罫引き刃としての機能も果たす側縁切削刃の数を増やすことによって、切り込み溝の周囲に負荷される各側縁切削刃による切削衝撃を緩和する方法も考えられるが、周縁部に沿って並べることが可能な側縁切削刃の数には限界がある。さらに、回転ドラムの回転数を増やしたり、回転ドラムの被加工木材に対する送り速度を低下させて、被加工木材を切削する周縁切削刃の数を実質的に増やすようにすることも考えられるが、回転数の増大には限界があり、また回転ドラムの送り速度を低下させると切り込み溝が形成された加工木材の生産効率が低下することになる。
【0007】
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたものであり、押え板を取り付けることなく、且つ側縁切削刃の数を増やしたり送り速度を低下させることなく、簡易な構成によって、被加工木材の切削終了面における切り込み溝の周囲の破損を効果的に防止して、仕上り面の良好な切り込み溝を有する加工木材を容易に形成することのできる回転切削ドラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、外周面から突出する複数の切削刃を備える回転ドラム体を、回転軸を被加工木材と交差する方向に相対移動させつつ、その一部を前記被加工木材に食い込ませながら前記被加工木材を切削し、前記回転ドラム体の食い込み部分の回転断面形状による断面形状の切り込み溝を前記被加工木材に形成する回転切削ドラムであって、前記回転ドラム体の少なくとも一方の側面の周縁部分に沿って固定されて、前記外周面よりも径方向外側に突出する鋸刃を有する罫引きカッターが取り付けられていることを特徴とする回転切削ドラムを提供することにより、上記目的を達成したものである(請求項1記載の発明)。
【0009】
また、本発明の回転切削ドラムによれば、前記罫引きカッターは、前記鋸刃の回転奇跡の最大半径が、前記切削刃の回転奇跡の最大半径よりも1.5〜3.0mm大きくなるように取り付けられていることが好ましい(請求項2記載の発明)。
【0010】
さらに、本発明の回転切削ドラムによれば、前記罫引きカッターは、前記回転ドラム体の側面の周縁部に沿った形状を2以上に分割した分割カッター片を周方向に連設配置して構成されていることが好ましい(請求項3記載の発明)。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本発明の一実施形態に係る回転切削ドラム10は、例えば図1に示すように、被加工木材11である柱や梁等の木製の軸組部材に、コの字状の断面形状を有する切り込み溝12を、仕口部や継手部の構成部分として形成するべく用いられるものである。
【0012】
ここで、切り込み溝12は、図2にも示すように、被加工木材11の切削開始面11aから切削終了面11bに亘って、同じ大きさの矩形断面形状に切削形成されるものである。また切削刃14を備える回転ドラム体13を、切削開始面11a側から切削終了面11b側に向けて、一部を被加工木材11に食い込ませつつ相対移動させて被加工木材11に切り込み溝12を切削して行き、切削終了面11bから回転ドラム体13の食い込み部分13aが押し出されようにして露出する際に、その切削衝撃によって、切り込み溝12の周囲における切削終了面11bの木材繊維が引き剥がされて、まくれ、欠け、バリ等の発生による被加工木材11の破損が生じるのを効果的に回避できるように、本実施形態の回転切削ドラム10が採用されることになる。
【0013】
そして、本実施形態の回転切削ドラム10は、外周面15から突出する複数の切削刃14を備える回転ドラム体13を、回転軸16を被加工木材11と垂直に交差する方向Xに相対移動させつつ、その一部を被加工木材11に食い込ませながら被加工木材11を切削し、回転ドラム体13の食い込み部分13aの回転断面形状による断面形状の切り込み溝12を被加工木材11に形成する切削ドラムであって、回転ドラム体13の両側の側面17の周縁部分17aに沿って固定されて、回転ドラム体13の外周面15よりも径方向外側に突出する鋸刃18を有する罫引きカッター19が取り付けられている。
【0014】
また、本実施形態によれば、罫引きカッター19は、鋸刃18の回転奇跡の最大半径が、切削刃14の回転奇跡の最大半径よりも1.5〜3.0mm大きくなるように取り付けられている(図5(a),(b)参照)。
【0015】
本実施形態の回転切削ドラム10を構成する回転ドラム体13は、半径が例えば100〜750mm程度の円形断面を有し、厚さ(幅)が例えば10〜200mm程度の円形ドラム体又は円盤体あって、その中心部分を回転軸16として、当該回転軸16が、回転駆動装置20の進退可能な支持腕部21の先端部分に設けられた回転駆動軸22に例えば接合ボルトを介して接合されることにより、回転駆動装置20の駆動力によって、図1におけるY方向に例えば3000〜18000rpm程度の所定の回転速度で回転するようになっている。
【0016】
回転ドラム体13の外周面15に設けられる切削刃14は、図3〜図5(a),(b)にも示すように、回転ドラム体13の回転方向Yに傾倒した略三角形の断面形状を有する切削刃であって、先端の刃先23が回転ドラム体13の外周面と平行に配置されるようにして、例えば固定ボルトを介して回転ドラム体13に着脱交換可能に取り付けられる。また、切削刃14は、回転ドラム体13の外周面15を厚さ(幅)方向に4分割した各領域の幅に相当する幅の刃先23を有しており、取り付け位置を周方向に順次ずらせた4個の切削刃14を1組として、回転ドラム体13の外周面15に沿って90度のピッチで4組取り付けられている。そして、各組の4個の切削刃14によって、回転切削ドラム10の厚さ(幅)の全体に亘った被加工木材11の切削が可能になり、且つこれらの4個1組の切削刃14が4組設けられていることにより、回転ドラム体13の食い込み部分13aの回転断面形状に沿った矩形断面の切り込み溝12を、滑らかな上方切削面を形成しつつ良好な仕上がり面でスムーズに切削してゆくことが可能になる。
【0017】
本実施形態によれば、回転ドラム体13の両側の側面17の周縁部分17aに沿って各々取り付けられる罫引きカッター19は、当該周縁部分17aに沿った形状を4分割した分割カッター片19aを、回転ドラム体13の周方向に連設配置することによって設けられている。すなわち、各分割カッター片19aは、例えば回転ドラム体13の側面17の径方向に長軸を有する長円形状の複数のネジ孔24を有しており、これらのネジ孔24を、回転ドラム体13の側面17の周縁部分17aに形成された固定孔25に合致させ、固定ネジ26をネジ込むことによって、複数の鋸刃18を回転ドラム体13の外周面15よりも径方向外側に突出させた状態で、各々回転ドラム体13の側面17に強固に固定されることになる。4枚の分割カッター片19aが周縁部分17aに沿って周方向に連設配置されることにより、周縁部分17aの全周に亘って、多数の鋸刃18を有する罫引きカッター19が取り付けられることになる。
【0018】
また、本実施形態によれば、4枚の分割カッター片19aによって構成される罫引きカッター19は、鋸刃18の回転奇跡の最大半径が、切削刃14の回転奇跡の最大半径よりも1.5〜3.0mm大きくなるように取り付けられている。ここで、鋸刃18の回転奇跡の最大半径は、罫引きカッター19に設けられた多数の鋸刃18のうちの最も外側に突出する鋸刃18の先端による回転奇跡の半径を意味し、各鋸刃18が均等に突出している場合には、回転ドラム体13の側面17の中心からこれらの先端までの半径であり、各鋸刃18の突出量にバラツキがある場合には、最も突出している部分における当該先端までの半径である。また切削刃14の回転奇跡の最大半径は、回転ドラム体13の外周面15に設けられた複数の切削刃14のうちの刃先23が最も外側に突出する切削刃14の先端による回転奇跡の半径を意味するものである。
【0019】
そして、本実施形態によれば、罫引きカッター19の鋸刃18の回転奇跡の最大半径が、切削刃14の回転奇跡の最大半径よりも1.5〜3.0mm大きくなるように取り付けられているので、罫引きカッター19の鋸刃18は、切削刃14が被加工木材11を切削するのに先行して、常に切り込み溝12の両側面及び上面の両側縁部を切り込んでゆくことが可能になり、これによって切り込み溝12の内周面を画定する罫引き機能を、より効果的且つ確実に発揮することが可能になる。
【0020】
なお、本実施形態によれば、罫引きカッター19の鋸刃18には、切り込み溝12の両側面との摩擦力を軽減するためのアセリが設けられている。また本実施形態によれば、回転切削ドラム10を用いた切削作業を繰り返すことにより、切削刃14の刃先23の摩耗と比較して、罫引きカッター19の鋸刃18にはより多くの摩耗が生じることになり、これによって鋸刃18の回転奇跡の最大半径が、切削刃14の回転奇跡の最大半径よりも相対的に小さくなることが考えられるが、摩耗した鋸刃18を取り外して研磨すると共に、各分割カッター片19aを、長円形状のネジ孔24に沿って外側に僅かにづらせて取り付け直すことにより、鋸刃18の回転奇跡の最大半径が、切削刃14の回転奇跡の最大半径より所定量大きくなった状態に容易に調整することが可能になる。
【0021】
本実施形態の回転切削ドラム10を用いて被加工木材11へ切り込み溝12を形成するには、例えば図1に示すように、まず支持腕部21の回転駆動軸22に接合した回転切削ドラム10を、回転駆動装置20を駆動させてY方向に例えば6000rpmの回転速度で回動さた状態とする。次に、支持腕部21を例えば3m/s程度の送り速度で伸長することにより、回転切削ドラム10の回転軸16を被加工木材11と垂直に交差する方向Xに相対移動させつつ、その一部を被加工木材11に食い込ませながら切削開始面11a側から切削終了面11b側に向けて被加工木材11を切削することにより、一回の相対移動による切削工程で、図2に示すような、回転ドラム体13の食い込み部分13aの回転断面形状による断面形状の切り込み溝12が、容易且つスムーズに形成されることになる。なお、回転切削ドラム10の幅以上の幅を有する切り込み溝や深さの異なる切り込み溝等を形成したい場合には、被加工木材11の軸方向や上下方向に、支持腕部21の位置を相対移動させながら、支持腕部21を進退させつつ回転ドラム体13による切削を繰り返し行うことにより、これらの切り込み溝を容易に形成することが可能になる。
【0022】
そして、本実施形態の回転切削ドラム10によれば、切削終了面11bの切り込み溝12を囲う部分に押え板を取り付けることなく、且つ回転切削ドラム10の外周面15の側縁部に配置される側縁切削刃14の数を増やしたり、回転切削ドラム10の送り速度を低下させることなく、簡易な構成によって、被加工木材11の切削終了面11bにおける切り込み溝12の周囲の破損を効果的に防止して、仕上り面の良好な切り込み溝を有する加工木材を容易に形成することが可能になる。
【0023】
すなわち、本実施形態によれば、回転ドラム体13の側面17の周縁部分17aに沿って固定して、回転ドラム体13の外周面15よりも径方向外側に突出する鋸刃18を有する罫引きカッター19を取り付けただけの簡易な構成によって、回転ドラム体13の外周面15の側縁部に配置されて罫引き機能を発揮する刃の数を、鋸刃18によって大幅に増やすことが可能になるので、このような多数の鋸刃18による罫引き機能が容易且つ確実に発揮されることにより、切り込み溝12の両側面を精度良くスムーズに画定することが可能になる。したがって、被加工木材11の切削終了面11bにおける切り込み溝12の周囲でのまくれ、欠け、バリ等の発生による破損が効果的に防止されて、仕上り面の良好な切り込み溝12を容易に形成することが可能になる。
【0024】
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、罫引きカッターは、回転ドラム体の両側の側面に取り付ける必要は必ずしもなく、片方の面にのみに取り付けて、切り込み溝の片側の面を良好に仕上げるように用いることもできる。また、罫引きカッターは、4分割した分割カッター片を連設配置して構成する必要は必ずしもなく、2分割や3分割、或いは5分割以上に分割された分割カッター片を用いても良い。さらに、罫引きカッターは、分割することなくリング状に一体となったものを使用することもできるが、分割カッター片を用いることにより、回転ドラム体を回転駆動装置から取り外すことなく罫引きカッターの交換や段換えを行うことが可能になる。さらにまた、分割カッター片は、回転ドラム体の側面の周縁部分に沿って連続して取り付けられている必要は必ずしもなく、間欠的に取り付けられていても良い。
【0025】
また、罫引きカッターは、鋸刃の回転奇跡の最大半径が、切削刃の回転奇跡の最大半径よりも1.5〜3.0mm大きくなるように取り付けられている必要は必ずしもなく、鋸刃が回転ドラム体の外周面よりも径方向外側に突出して取り付けられていれば良いが、少なくとも鋸刃の回転奇跡の最大半径が、切削刃の回転奇跡の最大半径と同等以上となっていることにより、切り込み溝の全周の仕上り面を良好に仕上げることが可能になる。
【0026】
【発明の効果】
本発明の回転切削ドラムによれば、押え板を取り付けることなく、且つ側縁切削刃の数を増やしたり送り速度を低下させることなく、簡易な構成によって、被加工木材の切削終了面における切り込み溝の周囲の破損を効果的に防止して、仕上り面の良好な切り込み溝を有する加工木材を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る回転切削ドラムを用いた切り込み溝の切削状況を説明する斜視図ある。
【図2】本発明の一実施形態に係る回転切削ドラムを用いて切削形成された切り込み溝の一例を示す斜視図ある。
【図3】本発明の一実施形態に係る回転切削ドラムの構成を説明する分解斜視図ある。
【図4】本発明の一実施形態に係る回転切削ドラムを示す斜視図ある。
【図5】本発明の一実施形態に係る回転切削ドラムの構成を説明する、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【符号の説明】
10 回転切削ドラム
11 被加工木材
11a 被加工木材の切削開始面
11b 被加工木材の切削終了面
12 切り込み溝
13 回転ドラム体
13a 回転ドラム体の食い込み部分
14 切削刃
15 回転ドラム体の外周面
16 回転ドラム体の回転軸
17 回転ドラム体の側面
17a 回転ドラム体の側面の周縁部分
18 鋸刃
19 罫引きカッター
19a 分割カッター片
20 回転駆動装置
23 切削刃の刃先

Claims (3)

  1. 外周面から突出する複数の切削刃を備える回転ドラム体を、回転軸を被加工木材と交差する方向に相対移動させつつ、その一部を前記被加工木材に食い込ませながら前記被加工木材を切削し、前記回転ドラム体の食い込み部分の回転断面形状による断面形状の切り込み溝を前記被加工木材に形成する回転切削ドラムであって、
    前記回転ドラム体の少なくとも一方の側面の周縁部分に沿って固定されて、前記外周面よりも径方向外側に突出する鋸刃を有する罫引きカッターが取り付けられていることを特徴とする回転切削ドラム。
  2. 前記罫引きカッターは、前記鋸刃の回転奇跡の最大半径が、前記切削刃の回転奇跡の最大半径よりも1.5〜3.0mm大きくなるように取り付けられている請求項1に記載の回転切削ドラム。
  3. 前記罫引きカッターは、前記回転ドラム体の側面の周縁部分に沿った形状を2以上に分割した分割カッター片を、周方向に連設配置して構成されている請求項1又は2に記載の回転切削ドラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133689A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Eidai Co Ltd 電気式床暖房用床基材およびその製造方法
JP2014156761A (ja) * 2013-02-16 2014-08-28 Sankyo Kako Kk 溝付き枠材の加工方法

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