JPS581765A - 筆記具用金銀インキ - Google Patents
筆記具用金銀インキInfo
- Publication number
- JPS581765A JPS581765A JP10000681A JP10000681A JPS581765A JP S581765 A JPS581765 A JP S581765A JP 10000681 A JP10000681 A JP 10000681A JP 10000681 A JP10000681 A JP 10000681A JP S581765 A JPS581765 A JP S581765A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- metal powder
- aliphatic amide
- gold
- silver ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は筆記具用金銀インキに関し、更に詳しくは金属
粉顔料の分散に優れた筆記具用金銀インキに関する。
粉顔料の分散に優れた筆記具用金銀インキに関する。
従来より２着色材として金属粉顔料を使用したインキは
筆跡が金属光沢を有するといった特徴ゆえ注目されてき
ている。しかしながら金属粉顔料は比重が大きいため、
インキ化した際。
筆跡が金属光沢を有するといった特徴ゆえ注目されてき
ている。しかしながら金属粉顔料は比重が大きいため、
インキ化した際。
沈降しやすく分散安定性が悪いといった大きな問題点を
有している。特に筆記具用として使用する場合、筆記具
に内蔵されたインキは濃度差をもちやすく、それゆえ筆
跡に色むらが生じるといった問題点があった。
有している。特に筆記具用として使用する場合、筆記具
に内蔵されたインキは濃度差をもちやすく、それゆえ筆
跡に色むらが生じるといった問題点があった。
本発明者らは、上記問題点を解決すべく鋭意研究を重ね
た結果、クマロン樹脂と脂肪族アマイドを併用すること
により、金属粉顔料の分散安定性を向上することを見い
出し９本発明を完成したものである。即ち１本発明は金
属粉顔料と、クマロン樹脂と、脂肪族アマイドと、有機
溶剤とから少なくともなる筆記具用金銀インキを要旨と
するものである。
た結果、クマロン樹脂と脂肪族アマイドを併用すること
により、金属粉顔料の分散安定性を向上することを見い
出し９本発明を完成したものである。即ち１本発明は金
属粉顔料と、クマロン樹脂と、脂肪族アマイドと、有機
溶剤とから少なくともなる筆記具用金銀インキを要旨と
するものである。
本発明において重要な点はクマロン樹脂と脂肪族アマイ
ドを併用することである。両者を併用することにより、
何故、金属粉顔料の分散安定性が向上するのかは定かで
はないが以下の様に推察する。
ドを併用することである。両者を併用することにより、
何故、金属粉顔料の分散安定性が向上するのかは定かで
はないが以下の様に推察する。
一般に金属粉顔料は金属粉を顔料化する際に潤滑剤とし
てステアリン酸、オレイン酸などの脂肪酸を使用してお
り１表面に脂肪酸が吸着されている。この金属粉顔料の
表面に脂肪族アマイドが吸着し、金属粉顔料に吸着した
脂肪酸と脂肪族アマイドが相互作用をして、有機溶剤中
に分散安定化しているクマロン樹脂に対して何らかの結
合をし、上記金属粉顔料をクマロン樹脂中にとり込ませ
るために、金属粉顔料が有機溶剤中に分散安定化するも
のと思われる。
てステアリン酸、オレイン酸などの脂肪酸を使用してお
り１表面に脂肪酸が吸着されている。この金属粉顔料の
表面に脂肪族アマイドが吸着し、金属粉顔料に吸着した
脂肪酸と脂肪族アマイドが相互作用をして、有機溶剤中
に分散安定化しているクマロン樹脂に対して何らかの結
合をし、上記金属粉顔料をクマロン樹脂中にとり込ませ
るために、金属粉顔料が有機溶剤中に分散安定化するも
のと思われる。
以下２本発明について詳細に説明する。
金属粉顔料は筆跡に色調、及び金属光沢を与える着色材
として使用するもので、その具体例を挙げれば、黄銅粉
、アルミニウム粉などがあり、その使用量はインキ全量
に対して １０〜４０重量％が好ましい。
として使用するもので、その具体例を挙げれば、黄銅粉
、アルミニウム粉などがあり、その使用量はインキ全量
に対して １０〜４０重量％が好ましい。
クマロン樹脂は、脂肪族アマイドとの併用により金属粉
顔料の分散安定性を向上させる分散安定剤として主に使
用するもので、その具体例を挙げれば日鉄クマロンＧ−
７５，同Ｇ−９０゜同Ｔ−１０５，同Ｔ−１２０．同Ｖ
−１２０゜同Ｌ−１０．同Ｌ−２０（以上日鉄化学工業
■製）などがあり、その使用量はインキ全量に対して５
〜４０重量％が好ましく、５重量％より少ないとインキ
粘度が低くなり、４０重量％より多いとインキ粘度が高
くなるといった問題を有する。
顔料の分散安定性を向上させる分散安定剤として主に使
用するもので、その具体例を挙げれば日鉄クマロンＧ−
７５，同Ｇ−９０゜同Ｔ−１０５，同Ｔ−１２０．同Ｖ
−１２０゜同Ｌ−１０．同Ｌ−２０（以上日鉄化学工業
■製）などがあり、その使用量はインキ全量に対して５
〜４０重量％が好ましく、５重量％より少ないとインキ
粘度が低くなり、４０重量％より多いとインキ粘度が高
くなるといった問題を有する。
脂肪族アマイドは、クマロン樹脂との併用により金属粉
顔料の分散安定性を向上させる分散安定剤として使用す
るもので、その具体例を挙げればアーマイド１８．同Ｈ
Ｔ、同Ｃ１同Ｏ，アーモワ、クス、アーモワ、クスＥＢ
Ｓ （以上ライオン・アーマ−■製）、キレスライドＣ
Ｃキレスト化学味製）などがあり、その使用量はインキ
全量に対して００１〜５．０重量％が好ましく、０．０
１重量％より少ないと効果が弱く。
顔料の分散安定性を向上させる分散安定剤として使用す
るもので、その具体例を挙げればアーマイド１８．同Ｈ
Ｔ、同Ｃ１同Ｏ，アーモワ、クス、アーモワ、クスＥＢ
Ｓ （以上ライオン・アーマ−■製）、キレスライドＣ
Ｃキレスト化学味製）などがあり、その使用量はインキ
全量に対して００１〜５．０重量％が好ましく、０．０
１重量％より少ないと効果が弱く。
５．０重量％より多くとももはやそれ以上の効果は得ら
れず経済的に好ましくない。
れず経済的に好ましくない。
溶剤としてはほとんど全ての有機溶剤が使用可能である
が、具体例を挙げればトルエン、キシレンなどの芳香族
炭化水素、酢酸ブチル、酢酸アミルなどのエステル類、
メチルエチルケトン。
が、具体例を挙げればトルエン、キシレンなどの芳香族
炭化水素、酢酸ブチル、酢酸アミルなどのエステル類、
メチルエチルケトン。
メチルイソブチルケトンなどのケトン類、シクロヘキサ
ン、ｎ−ヘプタンなどの炭化水素類、工１／−ル、プロ
パツール、ブタノールなどのアルコール類、エチレング
リコールモノメチルエーテル。
ン、ｎ−ヘプタンなどの炭化水素類、工１／−ル、プロ
パツール、ブタノールなどのアルコール類、エチレング
リコールモノメチルエーテル。
エチレングリコールそノエチルエーテルナトのセロソル
ブ類などがあり、これらは巣独、もしくは混合して使用
可能であり、その使用量はインキ全量に対して４０〜８
０重量％が好ましい。
ブ類などがあり、これらは巣独、もしくは混合して使用
可能であり、その使用量はインキ全量に対して４０〜８
０重量％が好ましい。
尚、必要に応じて各種界面活性剤、防錆剤などの添加剤
を適宜量添加することもできる。
を適宜量添加することもできる。
次に本発明のインキの製造方法を簡単に述べるＯ
本発明のインキは上記した成分を混合し、攪拌すること
によって容易に得られる。
によって容易に得られる。
以下、実施例により本発明をより詳細に説明するが、実
施例中「部」とあるのは「重量部」を示す。
施例中「部」とあるのは「重量部」を示す。
実施例１
ブロンズ粉／ｌ６７０００（黄銅粉顔料。
福田金属箔粉工業■製） ３００部日鉄クマりンＧ
−９０（クマロン 樹脂１日鉄化学工業銖製） ３００部アーマイドＨＴ
（脂肪族アマイド。
−９０（クマロン 樹脂１日鉄化学工業銖製） ３００部アーマイドＨＴ
（脂肪族アマイド。
ライオン・アーマ−■製）０．１部
キシレン ４０．０部上記成分を
混合し、常温で攪拌することにより金色インキを得た。
混合し、常温で攪拌することにより金色インキを得た。
比較例１
実施例１の組成中アーマイドＨＴを除いた他は実施例１
と同様にして金色インキを得た。
と同様にして金色インキを得た。
実施例２
ブロンズ粉腐５０００（黄銅粉
顔料、福田金属箔粉工業昧製）２０．０部日鉄りマロン
Ｖ−１２０（クマロ ン樹脂１日鉄化学工業■製） ３１０部キレスライドＣ
（脂肪族アマイド。
Ｖ−１２０（クマロ ン樹脂１日鉄化学工業■製） ３１０部キレスライドＣ
（脂肪族アマイド。
キレスト化学銖製）０．２部
キシレン ３１０部酢酸ｎブチ
ル ２０． ｆ）部防錆剤
０．０１部上記成分を混合し、常温で
攪拌することにより金色インキを得た。
ル ２０． ｆ）部防錆剤
０．０１部上記成分を混合し、常温で
攪拌することにより金色インキを得た。
比較例ま
た他は実施例２と同様にして金色インキを得たけ実施例
３ アルペースト２４０Ｔ（アルミ ニウム粉顔料、東洋アルミ ニウム■製） １６．０部日鉄りマロ
ンＧ−９０（クマロ ン樹脂１日鉄化学工業■製）２０．０部アーマイドＯ（
脂肪族アマイド。
３ アルペースト２４０Ｔ（アルミ ニウム粉顔料、東洋アルミ ニウム■製） １６．０部日鉄りマロ
ンＧ−９０（クマロ ン樹脂１日鉄化学工業■製）２０．０部アーマイドＯ（
脂肪族アマイド。
ライオン・アーマ−■製）０．１部
キシレン ５０．０部メチルイソ
ブチルケトン １４．０部上記成分を混合し、常
温で攪拌することにより銀色インキを得た。
ブチルケトン １４．０部上記成分を混合し、常
温で攪拌することにより銀色インキを得た。
比較例３
実施例３の組成中アーマイド０を除いた他は実施例３と
同様にして銀色インキを得た。
同様にして銀色インキを得た。
以上、実施例１〜６．比較例１〜３で得られたインキの
分散安定性試験の結果を以下の表に示す。
分散安定性試験の結果を以下の表に示す。
〈表〉
＊分散安定性試験
実施例１〜３．比較例１〜３で得られたインキを沈降管
に入れ２４時間放置し、金属粉顔料がほとんど沈降しな
いものをＯｌかなり沈降するものを△、はとんど沈降す
るものを×とした。
に入れ２４時間放置し、金属粉顔料がほとんど沈降しな
いものをＯｌかなり沈降するものを△、はとんど沈降す
るものを×とした。
以上、試験結果で示した様に本発明のインキは金属粉顔
料の分散安定性に優れたものであり。
料の分散安定性に優れたものであり。
筆記具ｔこ使用した際１色むらがなく、シかも。
リーフィング性のよい金属光沢を有すε（跡を得ること
ができるものである。
ができるものである。
特許出願人 ぺんてる株式会社
Claims (1)
- 金属粉顔料と、クマロン樹脂と、脂肪族アマイドと、有
機溶剤とから少なくともなる筆記具用金銀インキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10000681A JPS581765A (ja) | 1981-06-27 | 1981-06-27 | 筆記具用金銀インキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10000681A JPS581765A (ja) | 1981-06-27 | 1981-06-27 | 筆記具用金銀インキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS581765A true JPS581765A (ja) | 1983-01-07 |
| JPS643233B2 JPS643233B2 (ja) | 1989-01-20 |
Family
ID=14262475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10000681A Granted JPS581765A (ja) | 1981-06-27 | 1981-06-27 | 筆記具用金銀インキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS581765A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0967536A (ja) * | 1995-08-30 | 1997-03-11 | Pentel Kk | 金属光沢色インキ |
-
1981
- 1981-06-27 JP JP10000681A patent/JPS581765A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0967536A (ja) * | 1995-08-30 | 1997-03-11 | Pentel Kk | 金属光沢色インキ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS643233B2 (ja) | 1989-01-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR970703399A (ko) | 안정한 자동차용 수성 금속-플레이크 틴트 분산액(stable automotive aqueous metallic-flake tint dispersion) | |
| US6114412A (en) | Water-based ink with metallic gloss for direct fill in ball-point pen | |
| JPS581765A (ja) | 筆記具用金銀インキ | |
| JPS643234B2 (ja) | ||
| JP2533784B2 (ja) | 被覆組成物 | |
| JP2820493B2 (ja) | 溶剤組成物 | |
| JP3312214B2 (ja) | 水性金属光沢色インキ | |
| JP3161161B2 (ja) | 金属光沢色水性インキ組成物 | |
| JPH11193362A (ja) | 水性光沢インキ組成物 | |
| JP2970782B2 (ja) | エタノール性メタリックカラー用インキ組成物 | |
| JP6585433B2 (ja) | 筆記具用油性インク組成物 | |
| JP3603458B2 (ja) | 金属光沢色インキ | |
| JP3429721B2 (ja) | 金属光沢色水性スタンプインキ組成物 | |
| JP2002327151A (ja) | 塗料組成物およびこれを利用する耐候性鋼材の防食方法 | |
| JPH0576510B2 (ja) | ||
| JP2991810B2 (ja) | エタノール性金用インキ組成物 | |
| JP3387288B2 (ja) | 筆記具用油性金属光沢色インキ | |
| JP2979339B2 (ja) | マーキングペン用金属光沢色インキ | |
| JP3486688B2 (ja) | ボールペン用水性金属光沢色インキ | |
| JPH10298480A (ja) | 水性光沢インキ組成物 | |
| JPH0128788B2 (ja) | ||
| JPS599582B2 (ja) | 水分散性金属顔料組成物 | |
| JP2004051673A (ja) | 筆記用光輝性インキ組成物 | |
| JPH0139468B2 (ja) | ||
| JP2022166389A (ja) | マーキングペン用油性インク組成物 |