JPS5817628Y2 - 撹拌容器の内容物取出装置 - Google Patents

撹拌容器の内容物取出装置

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Publication number
JPS5817628Y2
JPS5817628Y2 JP1977107124U JP10712477U JPS5817628Y2 JP S5817628 Y2 JPS5817628 Y2 JP S5817628Y2 JP 1977107124 U JP1977107124 U JP 1977107124U JP 10712477 U JP10712477 U JP 10712477U JP S5817628 Y2 JPS5817628 Y2 JP S5817628Y2
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JP
Japan
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stirring container
mounting rack
rollers
container
gripping arm
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Expired
Application number
JP1977107124U
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English (en)
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JPS5434386U (ja
Inventor
梶原徳二
Original Assignee
梶原工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、攪拌容器内でミキシングされた粘性内容物
を他の容器等に自動的に移しかえるための内容物取出装
置に関するものである。
製菓業界等においては、所定の原料、例えば小麦粉、砂
糖、バター、水、香料などを攪拌容器、すなわちボール
内に投入し、攪拌子付きのミキサーにより□キシングし
て所定の食品生地を製造するようにしているが、従来こ
のような粘性を有する食品生地等をボール内から取出し
て他の容器等に移しかえる場合、その移しかえ作業は人
手により行っていた。
このため、これに要する人的労力は極めて大きなものと
なり、%に移しかえ用容器の入口が上方にある場合には
さらに人的労力が大きくなり非能率的であると共に、衛
生管理面でも種々の問題が生じるおそれがあった。
この考案は上記のような点に鑑みなされたもので、攪拌
容器の取付架を傾斜ガイドレールに昇降可能に取付け、
ミキシング完了の内容物が収容されている攪拌容器の鍔
部を、上記取付架の下降端でこれと開閉操作される把持
用アームとで、これらに設けたローラを介して着脱可能
に把持し、把持した攪拌容器を取付架の上昇端でこれの
傾倒によって転倒させ、この時に攪拌容器内にこれと内
接するスクレーパを挿入すると同時に攪拌容器を自転さ
せることにより攪拌容器の粘性内容物を自動的に掻き出
すよ5にした攪拌容器の内容物取出装置を提供するにあ
る。
以下、この考案の実施例を図面について説明する。
第1図〜第3図において、1a、1bは基盤2上に所望
間隔離して垂直に立設した支柱で、この支柱1a、lb
の内側には基盤2上より斜め上方に延びる一対のチャン
ネル状ガイドレール3a。
3bが並行に配設されている。
また、4は攪拌容器5を把持する取付架で、この取付架
4の背面に水平にかつ一体に固着した上、下の支持軸6
,7の両端にはそれぞれガイドローラ8 a t 8
bおよび9at9bを取付げ、このガイドローラ8a。
9aおよび8b、9bを上記ガイドレール3a。
3bの凹部内に嵌合することにより取付架4をガイドレ
ール3a t 3bK沿って走行可能ならしめると共に
、上記取付架4には容器挿入側前縁を攪拌容器5の外径
に対応して円弧状に切欠いた水平盤10を設け、この水
平盤100円弧部10aの周縁に上記攪拌容器5の外周
に形成した鍔部5aに係合する溝付きローラ11,12
を軸13.14により回転自在に取付け、そしてこの溝
付きローラ11,12の一部を円弧部10aの前面から
突出させ、さらに溝付きローラ11の取付位置と略18
0度離れた水平盤100円弧周縁には軸15によって攪
拌容器把持アーム16の一端を回動可能に枢着し、この
アーム16の揺動端に上記攪拌容器の鍔部5aに係合す
る溝付きローラ17を軸18により回転自在に取付け、
かつ上記アーム16の枢支基部端には上記水平盤10上
に設置した電磁プランジャ19のプランジャロッド19
aを連結して、このプランジャ19の動作によりアーム
16を開閉し、水平盤10の円弧部10aK挿入された
攪拌容器5の鍔部5aを3点でローラ11.12および
1γによりクランプおよびアンクランプするようになっ
ている。
また、上記溝付きローラ12の軸13には歯車20が固
着されており、この歯車20に噛合する。
駆動歯車21aを上記水平盤10の下面に設置した電動
機21の回転軸に固着し、電動機21を駆動することに
よりローラ12を回転させ、クランプ状態じある攪拌容
器5を自転させ得るようにしである。
22a 、22bは上記ガイドレール3aまたは3bK
沿って配設したチャンネル状のガイドバーで、この各ガ
イドバー22aと22bの上下両端部間にはそれぞれチ
ェーン駆動軸23.24の両端部を回転可能に横架し、
かつこの各軸23,24のガイドバー22a 、22b
内に位置する両端にはそれぞれスプロケツ) 25a
、25bおよび26 a t 26 bを固着すると共
に、スプロケット25aと26aおよび25bと26b
間にエンドレス状チェーン27a t 27bを懸架せ
しめ、さらにこの各チェーン27a t 27bVcは
ロッド28at28bの一端をそれぞれ連結し、その他
端を上記取付架4の両側部にそれぞれ回動可能に連結す
る。
また、29は上記支柱1aの側部に近接して基盤2上に
設置した取付架昇降駆動装置で、正逆転可能に構成され
、そしてその出力軸29aを上記チェーン駆動軸24の
一端に連結し、駆動装置29の動作で容器把持状態の取
付架4をガイドレール3a 、3bに沿って昇降させる
ようになっている。
また、上記ガイドレール3a 、3bの支柱上端と対向
する裏面側には第1図、第3図に示すように取付架4の
上部側ガイドローラ8a、8bが係合する係合部30a
、30bを設け、この係合部30a 、30bKガイ
ドローラ8a 、sbが係合してもさらにチェーン27
a 、27bが上昇走行されたとき上記ガイドローラ8
a、8bを支点にして取付架4全体が傾倒動作し取付架
4に把持された攪拌容器5が転倒されるようにしである
このとき、下部側のガイドローラ9a 、9bがガイド
レール3a 、3bから外ずれるように切欠き31a、
31bが形成されている(第1図参照)。
33は上記攪拌容器5の上昇端転倒位置に配置された内
容物掻き取り用のスクレーパで、このスクレーパ33は
支持具34を介して回転軸35に固着され、かつ回転軸
35は上記支柱1a、lbの上端から後方に水平に突設
した梁材36a、36b間に回転可能に横架され、さら
に回転軸35にはレバー37の一端を固着し、このレバ
ー37の揺動先端と梁材36b間に引張ばね38を張架
してスクレーパ33を第3図の時計廻り方向、すなわち
スクレーパ33が転倒攪拌容器5の内壁面に圧接する方
向に付勢されている。
39は攪拌容器5の転倒位置下方に設置した受はホッパ
ー、40は攪拌容器5を取付架4まで搬送するコンベア
である。
次に上記のように構成されたこの考案装置の動作につい
て説明する。
ミキシング完了の粘性内容物を収容した攪拌容器5がコ
ンベア40により搬送され取付架4内にセットされると
、電磁プランジャ19が動作してアーム16を第2図の
反時計廻り方向に回動させ、そのローラ17を攪拌容器
5の鍔部5aに係合させると同時に攪拌容器5全体を水
平盤100円弧部10a内に押込んで鍔部5aを他のロ
ーラ11゜12に完全に係合させ、攪拌容器5を3点で
回転可能にクランプする。
そしてこのクランプ動作がリミットスイッチ等により確
認されると、駆動装置29が起動し、チェーン駆動軸2
4を回転させることにより各チェーン2γa、2γbを
走行させて、これにロッド28a 、28bを介して連
結した取付架4を攪拌容器把持状態のままガイドレール
3 a t 3 bに沿って上昇させる。
これにより取付架4が上昇端に達すると、上部側のガイ
ドローラ8a 、8bが第3図の一点鎖線の如(係合部
30a t 30b内に突入し取付架4の上昇動作は停
止すると同時に、取付架4はチェーン27a。
2γbの上昇走行に伴ってガイドローラ8a t ab
を支点にして時計廻り方向の旋回運動し、攪拌容器5は
第3図の二点鎖線の状態に移行する。
このとき、攪拌容器5の傾倒動作に伴ってその内部にス
クレーパ33が侵入し、そして二点鎖線の状態になると
、スクレーパ33は攪拌容器5内に完全に挿入され、同
時に駆動装置29の運転は停止する。
すると、リミットスイッチなどの確認信号により電動機
21が起動され、その回転はローラ12を介して攪拌容
器5に伝達されて攪拌容器5を自転させる。
これに伴い攪拌容器5内の粘性内容物はスクレーパ33
により掻き出されホッパー39から他の容器に自動的に
移しかえられるりである。
また、攪拌容器5内の粘性内容物の取出しが完了すると
、駆動装置29は上記の逆方向に起動されチェーン27
a、27bを下降走行させる。
このため、攪拌容器5を把持した取付架4は第3図の二
点鎖線の状態からガイドレール3a y 3bを降下し
実線の状態に復帰されると共に電磁プランジャ19が復
帰動してアーム16を第2図の時計廻り方向に回動させ
、ローラ11,12および17による攪拌容器5へのク
ランプ力を解除する。
そして空の攪拌容器5はコンベア40によって装置外に
取出され、次の攪拌容器5の内容物取出しに待機される
以上説明したように、この考案によれば、攪拌容器の取
付架を傾斜ガイドに昇降可能に支持し、ミキシング完了
の内容物が収容されている攪拌容器の鍔部を、上記取付
架の下降端でこれと開閉操作される把持アームとで〜こ
れらに設けたローラを介して着脱可能に把持し、把持し
た攪拌容器を取付架の上昇端でこれの傾倒によって転倒
させ、この時ニ攪拌容器内にこれと内接するスクレーパ
を挿入すると同時に攪拌容器を自転させることで、この
攪拌容器内の内容物を自動的に掻き出して他の容器に移
しかえるようにしたので、内容物の取出しが人手を要し
ないで能率的に行なわれ、また攪拌容器を内容物の取出
し後に簡単に取外すことができ、攪拌容器を取外して洗
浄することによって、攪拌容器の洗浄が容易にでき、内
容物が食品である場合に清潔で衛生的にして攪拌容器を
保管または次の攪拌に使用でき、さらに取付架に設けた
ローラによって把持された攪拌容器を自転させる電動機
と、攪拌容器から内容物を取出すために取付架等を上昇
させて転倒させる。
駆動機構とを備えているので、攪拌容器の昇降および転
倒と内容物の掻取り動作に分けて駆動機構と電動機を駆
動することができ、これらの駆動にむだがないだけでは
なく、簡単な構成のスクレーパを基盤に固定した部材に
設けることで、上記スクレーパを攪拌容器の転倒時にこ
れに支障なく挿入することができ、攪拌容器を自転させ
ると粘性内容物でもこれを攪拌容器の内壁面に付着させ
たまま残すことなく、確実に取出すことができるという
効果が得られる。
しかも、この考案によれば、ガイドレールに昇降可能に
支持された下降端で攪拌容器の着脱を行なうことで着脱
作業が容易にできると共に、取付架を上昇端に位置させ
て取付架の傾倒により攪拌容器を転倒させて内容物を取
出すものであるため、攪拌容器の着脱部と内容物の取出
部との高低差を大きくとることができ、例えば内容物の
取出部を人の手が届かない場所にすることも可能である
など、内容物を高さの高い容器に移しかえることも容易
にできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる内容物取出装置の一例を示す
正面図、第2図はその平面図、第3図は同じく第1図の
側面図である。 1a、1b・・・支柱、2・・・基盤、3atab=−
ガイドレール、4・・・取付架、5・・・攪拌容器、5
a・・・鍔部、8a、8b、9a、9b・・・ガイドロ
ーラ、10・・・水平盤、11,12,17・・・溝付
きローラ、16・・・アーム、19・・・電磁プランジ
ャ、20゜21a・・・歯車、21・・・電動機、22
a、22b・・・ガイドバー、23,24・・・チェー
ン駆動軸、25a。 25b 、26a 、26b−・・スフロケット、27
a。 27 b ・・・チェーン、28a、28b・・・ロッ
ド、29・・・昇降駆動装置、 30a。 30b・・・係合部、 3 ・・・スクレーパ 35・・・回転軸、 38・・・引張ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基盤上に所望間隔離して並行に配設した1対の傾斜する
    ガイドレールと、これらのガイドレールに昇降可能にか
    つ上昇端で転倒可能に案内支持されていると共に下降端
    で攪拌容器を着脱可能に保持する取付架と、上記攪拌容
    器の外周鍔部と対向する上記取付架の容器セット面に設
    けられかつ上記鍔部に係合される複数個の溝付ローラと
    、上記取付架に設置されて上記ローラの少なくとも1個
    を回転駆動して上記攪拌容器を自転させる電動機と、上
    記取付架に回動可能に枢着されて揺動端に上記攪拌容器
    の鍔部に係合される溝付ローラを有する把持用アームと
    、上記取付架に設げられて把持用アームを開閉操作する
    手段と、上記取付架に連結されてこれを上記ガイドレー
    ルに沿って昇降させると共に取付架の上昇端で取付架を
    回動させてこれと把持用アームのローラで把持した攪拌
    容器を転倒させる駆動機構と、上記基盤に固定された部
    材に取付けられかつ攪拌容器の転倒時に挿入されこの攪
    拌容器の内壁面に摺接するように配置したスクレーパと
    を備えたことを特徴とする攪拌容器の内容物取出装置。
JP1977107124U 1977-08-12 1977-08-12 撹拌容器の内容物取出装置 Expired JPS5817628Y2 (ja)

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JP1977107124U JPS5817628Y2 (ja) 1977-08-12 1977-08-12 撹拌容器の内容物取出装置

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JPS5434386U JPS5434386U (ja) 1979-03-06
JPS5817628Y2 true JPS5817628Y2 (ja) 1983-04-09

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ID=29050935

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JP1977107124U Expired JPS5817628Y2 (ja) 1977-08-12 1977-08-12 撹拌容器の内容物取出装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59125888A (ja) * 1983-01-10 1984-07-20 Komatsugawa Kakoki Kk 培養装置
JPS61217420A (ja) * 1985-03-22 1986-09-27 Shigeo Kiyama 寸断線材の分配装置
JP5451279B2 (ja) * 2009-09-15 2014-03-26 有限会社タテック工業 攪拌装置
JP5544245B2 (ja) * 2010-08-10 2014-07-09 有限会社タテック工業 ミキサー

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JPS5434386U (ja) 1979-03-06

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