JPS58175529A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気掃除機に係り、特に電動送風機の排気風に
よる騒音の軽減を目的とした消音構造に関するものであ
る。

一般に、この種の電気掃除機にあっては電動送風機の排
気風を掃除機本体の後端面にある排気口から機外に排出
する構造である為、後方に位置する電動送風機と排気口
間を結ぶ排気通路の長さが短かく、排気通路の形状や該
通路中における消音材等による排気風の騒音軽減には限
度があり、特に最近のように掃除機本体の小型化が進め
ば進むほど、消音の為のスペースが小さく抑えられ、低
騒音化の実現が非常に困難になるものであった。

本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり掃除機本
体の外周面に整流筒を配設し、この整流筒を通して電動
送風機の排気風を排出することにより該排気風による騒
音の軽減を計り、掃除機本体の小型化にあっても低騒音
の電気掃除機を提供できるようにしたものである。

以下図面に示した本発明の実施例について詳細に説明す
る。

第１図乃至第に図において、掃除機本体／は上ケースコ
と下ケース３とにより構成され、後部両側に走行車輪グ
を備えると共に前部底面に自在車輪ｊを備えている。こ
の掃除機本体／の前部には上面を開口とする収納室ｇを
形成し、この収納室ｇの前壁に吸寝ホース（図示せず）
を接続する為の吸口筒体２を配設している。

上記収納室ににはその上面開口を介して集塵部である集
塵ケース♂を出入自在に納め、この集塵ケース♂は前後
端面を大きく開放して前端開口部に吸塵口／Ｑを有する
前蓋２を開閉自在に配設しかつ後端開口部にメインフィ
ルター／／をこの外周縁にあるバッキング７．２を以っ
て気密状態に嵌合装設し、吸塵口／θとメインフィルタ
ー７７間にプリフィルター／３を配置している。而して
、集塵ケース♂は収納状態において吸口筒体２から吸塵
口１０．プリフィルター／３．メインフィルター／／を
経て収納室２後壁の通気口／ダに至る空気通路を形成す
る。尚、収納室ｔの上面開口は掃除機本体／に枢設した
上蓋／ｊにより開閉される。

又、掃除機本体／には収納室２の後方位置においてコー
ドリール室／２と送風室／２とを左右に区画形成し、コ
ードリール室／ｌにはコードリール７Ｆを内装する。一
方、送風室／７には電動送風機／２を防振ゴムコθ、２
／を以って内装支持し、そのファンの吸込側を通気口／
ｙに対向位置すると共に、排気側を掃除機本体／の後端
面にある格子状の排風口２２に対向位置している。電動
送風機／２のモータ部外周にはウレタンフオーム等の消
音材、２３を巻付は該消音材、２３をゴム等の材料から
なる多孔性消音板、２４ｔにより支持しである。

整流筒−ｊは平面コ字形状をなし、掃除機本体／の後端
面から両側面の前端近くまで跨って配設されており、そ
の中央部には排風０．２．２に合致し該０．２コを介し
て電動送風機／２の排気側と連絡する取入０．２にを形
成すると共に、両側前端部下、爬ト気ローフ、２７を形
成する。而して、この整流筒２ｊは掃除機本体／の凹溝
コ♂に納められその外周部分を若干外方に突出してなり
、本実施例では整流筒コｊをポリウレタンの如き低発泡
体、軟質の塩化ビニール樹脂等の弾性材料を以って形成
することにより、整流筒、２ｊ自身を衝撃吸収用バンパ
ーに兼用させている。上記凹溝コｒは上。

下ケースコ、３間にあって掃除機本体／の後端面から両
側面前端近くまで跨って形成されており、その前端部下
面には掃除機本体／の底面まで延び複数の整流用リブＪ
Ｏ，ＪＯを並設する分散排気ロー２を形成し、該分散排
気ロータを整流筒、２ｊの排気０．２２に合致する。

ここで、掃除機本体／の排風口ココと整流筒、２６の取
入ローフにとの関係を今少し詳述すると、排風口−−及
び取入０．２１の開口面積を整流筒Ｊ、５の通路断面積
より充分に大きく設定し、排風０．２２の内側に軟質発
泡ウレタンフオーム等の通気性を有する防音材３／を配
設しである。而して排風０．２−に防音材３／を配設し
た理由は、排風口ＪＪの開口面積が大きく通路断面積の
小さい整流筒、２ｊ内を流れる場合に比べて排気風の流
速が弱く、高い防音効果を発揮できるためであり、又防
音材３／の通風抵抗と排風０．２．２．取入口コｔの開
口面積を大きくしたこととにより排気風が整流筒、２ｊ
の内面に衝突する際の流速を弱め、衝突に起因する騒音
の発生を抑制しかつ排気風の左右への分流をスムースな
流れにより行なわせるためである。

２ 尚、Ｊ４は取入口２ｔと対向する整流筒、２Ｊの内面に
貼着した軟質発泡ウレタンフオーム、フェルト等の吸音
材、３３は排気ローフ２に設けた通気性を有する防音材
である。

上記構成の実施例において、今電動送風機／２を駆動す
ると、塵埃を含んだ空気は図示しない吸込口、吸塵ホー
ス、吸口筒体２．吸塵口／θを経て集塵ケースｇ内に入
り、この内部においてプリフィルター／３により粗塵が
、メインフィルター／／により細塵が夫々捕集除去され
、浄化された後、通気口／りから電動送風機／２に吸込
まれることになり、塵埃は集塵ケース♂内に集積される
。

そして、電（送風機／２から排出された空気即ち排気風
は消音材コ３及び多孔性消音板、２ｙ、さらに防音材３
／を通過して排気０．２．２から取入口ＪＪを経て整流
筒−ｊ内に入り、吸音材３．２との衝突により左右に分
れて整流筒−ｊ内に流れ、防音材３３を通過して排気口
Ｊ７．．２７から分散排気口Ｊ９．．２りを経て機外１
ら排出することになる。

而して、Ｌ記整流筒、２６は寸法的に充分な長さをもっ
ている為、排気風の流れに対して充分な整流作用を発揮
でき、風速が左右への分流により弱まることと相俟って
風音を大巾に減衰でき、しかもその前段において防音材
３／による効果的な防音作用、排気風の整流筒ＪＪの内
面への衝突に起因する騒音の抑制作用により、全体的に
低騒音化を著しく計ることができる。

第７図は防音材３／の有無による騒音比較測定図であっ
て、イは本発明の実施例、口は防音材く低下できること
が分る。

以Ｆの如く本発明の電気掃除機によれば、整流筒の長さ
を掃除機本体の内部構造等に囚われることなく充分な長
さにして排気風の流れに対し高い整流作用を発揮させ、
風音を減衰できる上に、排風口における防音材の存在に
より排気風の整流筒内面への衝突に起因する騒音の発生
を抑制でき、しかも防音材は掃除機本体にあって開口面
積を大きく取れる排風口に設けることにより高い防音効
果を発揮し得、掃除機本体の小型化にあっても低騒音化
の実現が可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明電気掃除機における集塵ケース取出し状
態を示す側面図、第−図及び第３図は第１図のＡ−Ａ線
及びＢ−Ｂ線断面図、第７図は同上Ｌケースを取除き一
部を断面で示す掃除機本体の上面図、第５図は同上掃除
機本体の底面図、第２図（ｊ同上整流筒の斜視図、第７
図は防音材の有１１１ 無による騒音比較測定図である。 ／：掃除機本体、／／：メインフィルター、／Ｉ〃プリ
フィルター、／２：電動送風機１、．２コニ排風口、２
ｊ：整流筒、コに：取入口、コク：排気口、３／：防音
材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　フィルター及び電動送風機を内装する掃除機本体
   と、該本体の外周面適所にあって電動送風機の排気側に
   通じる排風口と、該排風口に配設した通気性を有する防
   音材と、取入口及び該取入口より離間位置する排気口を
   形成した整流筒とを有し、整流筒は取入口を排風口に対
   向すべく掃除機本体の外周面に配設し、電動送風機から
   の排気風を整流筒内を通して排出することを特徴とする
   電気掃除機。 ２、排風口及び取入口の開口面積を整流筒の通路断面積
   より大きく設定してなる特許請求の範囲第１項記載の電
   気掃除機。 ３　整流筒は中央部に取入口を、両端部に排気口を夫々
   形成して排気風を分流する構成としてなる特許請求の範
   囲第１項又は第２項記載の電気掃除機。