JPS5817509B2 - キサントフイル組成物、その使用法及びその製法 - Google Patents

キサントフイル組成物、その使用法及びその製法

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JPS5817509B2
JPS5817509B2 JP50095487A JP9548775A JPS5817509B2 JP S5817509 B2 JPS5817509 B2 JP S5817509B2 JP 50095487 A JP50095487 A JP 50095487A JP 9548775 A JP9548775 A JP 9548775A JP S5817509 B2 JPS5817509 B2 JP S5817509B2
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ester
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C403/00Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone
    • C07C403/24Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone having side-chains substituted by six-membered non-aromatic rings, e.g. beta-carotene
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K20/00Accessory food factors for animal feeding-stuffs
    • A23K20/10Organic substances
    • A23K20/179Colouring agents, e.g. pigmenting or dyeing agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B61/00Dyes of natural origin prepared from natural sources, e.g. vegetable sources
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は安定性が著るしく改良された、飼料、殊に家禽
飼料に使用するためのキサントフィル組成物に関する。
グランド(Grant )は、その1970年8月4日
に特許許可された米国特許第2523138号明細書に
キサントフィルを水性アルカリ物質を以て処理する方法
を記載している。
その結果としては、色素活性が増大されたと言うことが
出来る。
アルカリ処理キサントフィルはそれ自体又は植物油中に
分散せしめて又は例えば珪酸カルシウム、大豆粉、飽和
脂肪、ゼラチン又は澱粉のような乾燥原料中に配合して
使用される。
濃厚物質として、分散体として又は固体物質として処理
したキサントフィルは、いずれの場合も色素活叶を増大
せしめるために家禽飼料中に配合される。
次に米国特許第2535426号明細書にはアルカリ処
理キサントフィル原料を担体として使用する多量の脂肪
酸と混合する技術を記載している。
非常に多量の脂肪を使用したことは、生成物の安定性を
増大するためと言うことが出来る。
・ 本発明の目的の一つは著るしく安定性が改良された
ことを特徴とする新規キサントフィル組成物を提供する
ことにある。
更に本発明の目的の一つはキサントフィル組成物、殊に
家禽飼料に使用するに適し及び安定FI=、か・強化さ
れた組成物を実際上製造する方法を提供することにある
本発明者は驚ろくべきことに、マリゴールドから得うれ
たキサントフィルエステルは自体不安定であるが、キサ
ントフィルエステルを鹸化して得られるキサントフィル
とキサントフィルエステルとが併存する組成物は安定で
あることを見い出した。
このキサントフィルエステルの増強された安定性は、エ
ステルを部分的に鹸化し、次いて弱酸で中fOLで、エ
ステルを最高50%まで含有し及びpH価が約8である
最終生成物を得る場合に於て認められる。
最適の安定性は鹸化が丁度的85%になった時に明らか
に得られる。
キサントフィルエステルのその色調は多重共役二重結合
が存在するためと考えられている。
これらは不安定の物質であるので酸化によって家禽飼料
から速かに失なわれる。
キサントフィルエステルには何ら栄養的価値はない。
しかしこれらは家禽飼料にあっては他の目的のために重
要である。
これらを食物として摂取した場合には皮膚、足及び体脂
肪の黄色の着色を与え、チキンの市場1’lEを高める
産卵期のめんどりに於ては、飼料中のキサントフィル類
は高度に黄色の色素を有する卵黄を生産し、このことは
マヨネーズ、ヌードル及びこれらに類する消費者製品に
於ける全体に金色の外観を与えるために極めて切妻に要
求されているところである。
家禽飼料に使用するためのギサントフィルエステルの実
際上の資源としては黄色コーン並びにコーンクルテンミ
ールか挙げられる。
しかしこのようなキサントフィル資源はそのキサントフ
ィル含量は変動するので、その要求に応じ切れない。
マリゴールドの花及び花弁は、黄色コーンに数倍するキ
サントフィルエステル含量を有し、生物学上に適用し得
るキサン1へフィルエステルの高度の濃厚資源である。
しかし不利益なことに、マリゴールドの花及び花弁中に
存在するキサントフィルエステルの量は、収穫して、乾
燥、粉細及び貯蔵に際して、並びに家禽飼料を製造する
ため他の成分と混合した場合に速かに減少する。
更に貯蔵中に於てキサントフィルエステルの破壊的酸化
による損失が起るはかりでなく、又摂取後腸内に於て又
は吸収された後に於てすらも破壊による損失が起る。
更に安定な生成物を得るためには、キサントフィルエス
テルを先ずアルカリで処理する。
このアルカIJ I4.物質はアルコールl生水酸化カ
リウム又は水酸化すl−IJウムの形のものであり得る
キサントフィルニスデルは一般に抽出した形のものが使
用されるが、このものを窒素のも吉にアルコール注アル
カリと共に還流温度に於て処理されてキサントフィルエ
ステルの不完全な選択的鹸化が行なわれる。
次いで反応混合物は酸化防止剤が添加されて安定化され
及び遊離アルカリは有機弱酸を添加して除かれる。
得られた生成物はそれ自体又は担体と混合して、業界で
よく知られている方法により乾燥した、流動性の安定な
キサンl−フィル濃厚物の形で使用し得る。
更に詳述すれは、本発明による好ましい一態様に従って
、キサントフィルエステルは窒素のもとにアルコール1
生水酸化カリウムと共に還流処理されて部分的に鹸化さ
れる。
次にこれに酸化防止剤のエトキシフィン及び有機弱酸を
含むメチレンクロリド溶液を45〜50’Cに於て撹拌
上添加し、総べての固体か本質的溶解するに至らしめる
次いで、得られた溶液は適当な担体と混合され、45な
いし50°Cに於て真空のもとに乾燥されて乾燥した、
流動性の安定な生成物か得られる。
本発明に従って製造されたキサントフィル濃厚物は家禽
飼料に配合するために極めて適応性を有する。
本発明に使用するために殊に好ましい一7リゴールド抽
出物はマリゴールド植物ターゲデス・エレクタ(Tag
etes ereeta)から得られたものである。
この種のものに含まれているカロチノイドエステルはル
ティン相当として少なくとも約70%及び少量のゼアキ
サンチン及びβ−クリプトキサンチンを含む。
キサントフィル類のルティン含量は多くの場合的75な
いし約90%である。
部分的の鹸化は、鹸化が完全に行なわれた程度より低い
割合で鹸化されなければならないが、少なくとも50%
は鹸化されなけれはならない。
部分的鹸化が行なわれるアルカリ処理段階は無水の条件
下に還流温度のもとに行うのが有利である。
従ってその温度は一般に150℃を越えず、普通1、0
0 ’C以下である。
アルカリ処理は、例えばマリゴールド花弁粉末から抽出
したキサントフィルの形のもののようなキサントフィル
エステルを、好ましくは例えは低級アルカノールのよう
な安定な有機極四液体の存在のもとにアルカリと混合す
ることによって行われる。
アルカリとしては例えは水酸化ナトリウム及び水酸化カ
リウムのような水酸化アルカリ金属のような無機の塩基
が含まれる。
鹸化を完了せしめる程度は薄層クロマトグラフィーTL
C並びに分光測定により決定される。
鹸化が完全に行なわれてしまった場合には、本発明によ
り処理されたキサントフィルより著るしく安定性の低い
ものとなる。
又完全に鹸化したものは、これを他の成分と混合した場
合には安定けが更に貧弱となることが認められ、このこ
とにより部分的鹸化とその改良された安定性との関係が
明確となる。
目的とする完全な程度より低い鹸化を達するために必要
とする苛性アルカリの量は、上記キサントフィル抽出物
の鹸化数との関係は殆んど又は全くないよってある。
以ド便宜のため、如何なる特殊な場合に於ても使用する
苛性アルカリの量は重量を以て示し又抽出物中に存在す
るキサントフィルの全体の量に対する割合に於ても同じ
く重量を以て示す。
上記程度の鹸化を達成するために必要とする苛性アルカ
リの量は少量の資料を採って予備試験して定めることが
出来、これはアルカリg/キサン]・フィルgの割合で
示すのが都合がよく、これは水酸化カリウムを使用した
場合は0.30−0.50の範囲である。
鹸化の程度としては最低的50%、殊に最低75%か好
ましいが、鹸化が約85%の程度完了された場合最も好
適であることが認められた。
しかし、鹸化が80ないし90%完了された範囲のもの
が好ましく、換言すれば最終生成物には鹸化されていな
い原のキサントフィルエステ*・ルか約10ないし約2
0%含んでいなけれはならない。
使用する苛性アルカリの量は鹸化数に基すき、化学量論
量よりも少ない量を使用すべきであって、かくすること
によって鹸化段階が完了後に於ける残存する遊離アルカ
リの量を極めて少量となすことが出来る。
例えは、酢酸、プロピオン酸、又はラウリン酸のような
弱酸を、最終的組成物に於て、残存するアルカリを中和
して声価を約8、殊に90〜9.5に調整するために使
用することが出来る。
例えばステアリン酸級のものは僅かに含有キサントフィ
ルの0.5ないし2倍の使用で充分である。
本発明を比較により証明するため、キサントフィルエス
テル125%含むターケツテスの抽出物を二つに分けて
、キサントフィルの遊離アルコールの状態のものが夫々
85%及び100%含まれるように選択的に鹸化を行な
った。
これら加水分解物から製造した組成物製品を40°Cに
於て75日間貯蔵した後、キサントフィル効果に於て夫
々5.2%並びに37%の損失が示されたが、このこと
により選択的に不完全に鹸化されたものが安定性に於て
極めて優れていることが証明された。
下記表は、天然キサントフィルエステルを鹸化しないも
の、部分的に鹸化したもの及び完全に鹸化したものの3
つの型の組成物から得られたデータの形で比較される安
定けのもう一つの証明を示す。
これら組成物は総べて、キサントフィル含量100%に
基すき、ブチル化したヒドロキシルトルエンBI−JT
50重量%及びエトキシ74750重量%よりなる酸化
防止剤組成物を含む。
本発明のためには出発原料として粗製の又は部分的に精
製されたターケテスの抽出物を使用することが出来る。
使用するアルカリは水酸化ナトリウム又はカリウムか使
用され、反応混合物のビヒクルとしての溶剤は例えばメ
タノール、エタノール又はイソプロパンールのような低
分子脂肪族アルコールから選んだものを使用することが
出来る。
使用するアルカリは水酸化ナトリウム又はカリウムが好
ましいのではあるが、他の塩基もこれらと均等物のもの
は使用することが出来る。
同様に使用される酸も、酢酸又はステアリン酸か好まし
いのであるが、その他の酸も、それが他の反応剤と相容
性のものであり、好適な生成物が得られる場合は他の弱
酸も勿論使用することが出来る。
同様に酸化を阻屯せしめるために1種又は1種より多く
の酸化防止剤を使用することが出来る。
これらはキサントフィル抽出物中に、その処理前、処理
中及び処理後に於て添加することが出来る。
適当な酸化防止剤の例としては、ブチル化したヒドロキ
シアニソール(BHA)、B HT 、エトキシフィン
、トコフェロール及びレシチンが含まれる。
本発明は更に下記語例により例解する。
語例中の部及び%は特に埋らない限り重量部及び重量%
なることを示す。
例1 部分的に精製されたターゲテス・エレクタ抽出物からの
キサントフィルの安定化 キサントフィル(Xa ) 12.5%含むターゲテス
・エレクタ抽出物200gにKOH8,7g含むメタノ
ールt’−IEKOH溶液250m1を添加する(KO
H/ Xaの比は035)。
この混合物を窒素雰囲気のもとに撹拌下2時間還流せし
める。
溶液を部分的に冷却し、これにメチレンクロリド150
m1中に溶解したエトキシフィン12.!1及びステア
リン酸12.5gを添加する。
溶液を充分混合し、これを除々に不活性担体珪酸:カル
シウム200g中に除々に配合する。
得られた、湿った粉末を真空中で45℃〜50°Cで乾
燥してキサントフィル(Xa)5.6%を含む流動性の
キサントフィル粉末406gを得る。
薄層クロマトグラフィーによりこのものは85%が非エ
ステル型であることが示された。
生成物の岬は9.1であった。
75日間、45℃の貯蔵でキサントフィルの損失は僅か
に5.2%であった。
例2 部分的に精製したタゲーテス・エレクタの抽出物からの
キサントフィルの安定化 キサントフィルを26.9%含む(AOAC法により測
定)タゲーテス・エレクタ抽出物50gに無水メタノ−
、/lz125ml中のKOH(USPベレット)7.
5gの溶液(K OH/ Xaの比は0.56)を添加
する。
混合物を窒素のもとに充分撹拌し乍ら20分間還流せし
める。
冷却してから溶液にメチレンクロリド30m1中の氷酢
酸475m1及び工1へキシフィン6.7gを添加する
よく混合してから溶液を不活性担体51中に添加し、及
び混合して均質の分散体を形成せしめる。
次に混合物を真空下45〜50°Cに於て乾燥してキサ
ントフィル類11.1%を含む濃厚物115gを得る。
このものの薄層クロマI・グラフィーは鹸化は約80%
行なわれていることを示した。
42°Cで72日間貯蔵後キサントフィルの損失は僅か
に6.3%であった。
例3 部分的に精製したクーゲテス・エレクタ抽出物からのキ
サントフィル類の安定化 鹸化数105及びキサントフィル類含量10,4%を有
するターゲテス・エレクタ抽出物200gにKOH9,
3g含む無水エタノール註KOH250rnlを添加す
る(KOH/Xaの比は0.45)。
混合物を充分の撹拌のもとに窒素雰囲気のもとに2時間
還流せしめる。
混合物はある程度冷却し、これにエトキシフィン10.
4g及びステアリン酸104gを含むメチレンクロリド
150m1を添加する。
この溶液を不活性担体、珪酸カルシウム175gに添加
する。
湿った混合物を真空中45〜50’Cに於て乾燥してキ
サントフィル類5,08%を含む濃厚物397gを得る
このものを分光分析により30%は鹸化されていないこ
とが示された。
生成物声は9.5である。
40℃で65日間の貯蔵後に於てキサントフィル類の損
失は11%であった。
例4 部分的に精製したターゲテス・エレクタ抽出物からのキ
サントフィル類の安定化 AOAC法でキサントフィル類含量11.2%ヲ有する
ターゲテス・エレクタ抽出物201gにKOH106g
を工業製品無水インプロパツール250m1中に含む溶
液を添加する( K、 OI−(/Xaの比は0.47
5)。
この混合物を充分な撹拌のもとに窒素のもとに2時間還
流せしめる。
冷後溶液にエトキシフィン5.69及びステアリン酸1
1.2.!?を含むメチレンクロリド溶液を添力[]す
る。
この溶液を不活性担体175gにゆっくりと加え及び真
空中で45〜50’Cに於て乾燥する。
かくして声価87及び全キサントフィル類の分析値50
%を有し、そのうち35%が加水分解されていないエス
テルの形であるような生成物405yを得た。
40’Cて76日間の貯蔵後、キサントフィル類の損失
は1.0%であった。
例5 部分的に精製されたターゲテス・エレクタ抽出物からキ
サントフィル類の安定化 鹸化数101及びキサントフィル類含量11.2%(A
oAc法分析による)を有するクーゲテス・エレクタ抽
出物2019にKOHl 0.6 gを含むメタノール
tlKOH250ralを添加する(KOH/ Xaの
比は048)。
混合物は充分の撹拌のもとに窒素雰囲気中2時間還流せ
しめる。
ある程度冷却してから溶液にステアリン酸112g及び
エトキシフィン11.2gを含むメチレンクロリド溶液
を添加する。
充分混合した鹸化液を不活訃和体180g中に配合し及
び真空中45〜50℃に於て乾燥する。
かくして−A・サントフィル類515%を含む生成物4
08gを得たが、そのキサントフィルの約90%はニス
デル化されていない型のものである。
生成物は91のpH価を有し、40”Cで促進された老
化条件のもとに77日後に於てキサントフィル類の損失
は何ら認められなかった。
例6 部分的に精製されたターゲテス・エレクタ抽出物からの
キサントフィル類の安定化 下記例は完全に鹸化された生成物の不安定MtEを証明
するために挙げた。
キサントフィル類125%を含むクーゲテス・エレクタ
20iにKOHIOgを含むメタノールt′4: K
OH溶液250m1を添加する(KOI−1/Xaの[
ヒは0. =1.0 )。
混合物の窒素のもとに2時間還流せしめる。
鹸化液はエトキシフィン125g及びステアリン酸12
5gを含むメチレンクロリド1.50m1を以て稀釈し
、これを不活上担体180g中に混合する。
キサントフィル類5.8%を含む生成物415gを得る
薄層クロマトグラフィーによりこのものは存在するキサ
ントフィル類の100%が鹸化されたことを示した。
このものを40’Cに於て80日間貯蔵して37%が損
失された。
本発明を上記語例により例解したが、本発明はこれら語
例のみに限られるものではない。
本発明の要旨は特許請求の範囲記載の通りであるか、そ
の態様としては丁記諸項の記載を含む。
(1) M化されていないキサントフィルエステル類
の量が原のキサントフィルエステル約10ないし20重
量%である特許請求の範囲1記載の安定化された組成物
(2) pH価が最低8である特許請求の範囲1記載
の安定化された組成物。
(3) pH価か9ないし9.5の範囲である上記第
2項記載の安定化された組成物。
(4)鹸化されていないキサントフィルエステルの量が
原のキサントフィルエステルの約10ないし20重量%
である上記第3項記載の安定化された組成物。
(5)鹸化されていないキサントフィルエステルの量が
原のキサントフィルエステルの約10ないし20重量%
である特許請求の範囲2記載の家禽飼料。
(6)鹸化した後に残存する遊離アルカリを飼料となり
得る弱酸で中和する特許請求の範囲2記載の家禽飼料。
(7)色素賦与剤として、9ないし9.5の範囲のpH
価を有し、部分的に鹸化されたものであり、しかも原の
キサントフィルエステルの約50重量%より多くない量
の鹸化されていないキサントフィルエステルを含んでい
る安定化されたキせントフイルエステル含有家禽飼料。
(8)鹸化されていないキサントフィルエステルか原の
キサントフィルエステルの約10ないし20重量%の量
である上記第7項記載の家禽飼料。
(9)キサントフィルエステルを無水アルカリ物質を以
て、部分的に加水分解された最終物質か原のキサントフ
ィルエステルの約50重量%より多くない量が含まれる
程度に部分的に加水分解するキサントフィルエステルの
安定化法。
(IQ) キサントフィルエステルを無水アルカリ物
質を以て、処理した物質か原のキサントフィルエステル
の約50重量%よりも少ない量で鹸化されないキサント
フィルエステルが含まれる程度に部分的に鹸化処理を行
ない、次いて飼料として適する弱酸を、最終生成物の声
価が最低3となるように存在する遊離酸と反応するよう
な量で添加するキサントフィルエステル抽出物の安定化
法。
旧)最終生成物の声価が9ないし9.5の範囲である上
記第10項記載の方法。
(12)酸が脂肪酸である上記第10項記載の方法。
(13)酸か酢酸及びステアリン酸からなる群から選ん
だものであり、及び鹸化されていないキサントフィルエ
ステルの量が原のキサントフィルエステルの約10ない
し20重量%である上記第11項記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 マリゴールドから得られたキサントフィルエステル
    が部分的に鹸化されて出来たキサントフィルを含み、か
    つ鹸化前のキサントフィルエステルの約50重量%より
    多くない量で未鹸化キサントフィルエステルを含む、マ
    リゴールドから誘導された安定化されたキサントフィル
    組成物。 2 マリゴールドから得られたキサントフィルエステル
    が部分的に鹸化されて出来たキサントフィルを含み、か
    つ鹸化前のキサントフィルエステルの約50重量より多
    くない量で未鹸化キサントフィルエステルを含むキサン
    トフィル組成物を家禽飼料着色剤として用いる方法。 3 マリゴールドから得られたキサントフィルエステル
    から、キサントフィルエステルが部分的に鹸化されて出
    来たキサントフィルを含み、かつ鹸化前のキサントフィ
    ルエステルの約50重量%より多くない量で未鹸化キサ
    ントフィルエステルを含むキサントフィル組成物を製造
    する方法であって、該キサントフィルエステルをアルカ
    リ金属水酸化物と混合し、低級アルカノールの存在下、
    無水の条件下で、キサントフィルエステルの少くとも約
    50重量%が鹸化されるまで還流下に加熱することを包
    含する製造法。
JP50095487A 1974-08-12 1975-08-07 キサントフイル組成物、その使用法及びその製法 Expired JPS5817509B2 (ja)

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US05/496,489 US3997679A (en) 1974-08-12 1974-08-12 Stabilization of xanthophylls

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5145126A JPS5145126A (ja) 1976-04-17
JPS5817509B2 true JPS5817509B2 (ja) 1983-04-07

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US (1) US3997679A (ja)
JP (1) JPS5817509B2 (ja)
DE (2) DE2535963C3 (ja)
ES (1) ES440178A1 (ja)
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GB (1) GB1478552A (ja)
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