JPS58172323A - 単環式モノオレフインの分離法 - Google Patents

単環式モノオレフインの分離法

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JPS58172323A
JPS58172323A JP5512982A JP5512982A JPS58172323A JP S58172323 A JPS58172323 A JP S58172323A JP 5512982 A JP5512982 A JP 5512982A JP 5512982 A JP5512982 A JP 5512982A JP S58172323 A JPS58172323 A JP S58172323A
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三井 修
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は単環式モノエンの分離方法に関するものである
。さらに詳しくは単環式モノエンと単環式パラフィン、
単環式ポリエンまたは単環式芳香族炭化水素の少なくと
も7種以上な含む混合物から蒸留により、単環式モノエ
ン、もしくは単環式モノエンを含む成分を分離取得する
に当り、脂肪族ジニトリル化合物を抽剤として抽出蒸留
することを特徴とする単環式モノエンの分離方法に関す
るものである。
単環式上/′エンは種々の原料、中間体として有用な化
合物である。例えばシクロヘキセンはシクロヘキサノー
ル、シクロヘキサノン、アジピン酸、リジンおよびその
他の有用なる化合物の中間原料である。またシクロオク
テンおよびシクロドデセンはスペリン酸およびドデカン
ニ酸の中間原料である。
単環式モノエンを取得する方法としては種々の方法が知
られている。例えばシクロヘキセンを工業的に取得する
方法としてはシクロヘキサノールを脱水する方法がある
が、原料が割高であり、満足できる方法でない。その他
いくつかの方法が開示されているが、その内、最も有望
な方法として、ベンゼンの部分水添もしくはシクロヘキ
センの脱水素による方法がある。これらの方法はベンゼ
ンもしくはシクロヘキサンという比較的低摩な原料を出
発物質として使用できるという点で他の方法よりも優れ
ている。しかし、同方法は下記の理由(二より工業的に
利用されるに至っていない。例えば5特公昭K1.−2
2♂jθ号公報1:よればベンゼンの部分水添によりシ
クロヘキセンが得られ有用である。しかしこの時、生成
したシクロヘキセンはさらに水添されたシクロヘキサン
と未反応のベンゼンを含む混合物として得られる。トル
エンを部分水添する場合も同様に、トルエン、メチルシ
クロヘキセンおよびメチルシクロヘキサンの混合物とし
て得られる。又特公昭!0−/に322号公報によれば
シクロへキチンの脱水素(二よりシクロヘキセンが得ら
れるが、この場合もシクロヘキサンおよびベンゼンを含
む混合物として得られる。
これらの場合、得られた単環式モノエン、単環式パラフ
ィン、および単環式芳香族炭化水素を次の目的に活用す
るとか、未反応の原料を再び反応に供するには、それぞ
れを分離する必要がある。しかしこれらの混合物を最も
簡便な方法である、蒸留により分離しようとする場合、
それぞれの沸点が近く実質的(二困難である。例えばベ
ンゼン、シクロヘキセン、シクロヘキサンの沸点は2乙
OsmHg  テJ”o、/C1/ 3.0 ’C1!
0.7℃テアリ、シカモベンゼンとシクロヘキセン、ベ
ンゼンとシクロヘキサンシま共沸−合物を作ることが知
られている。またトルエン、/−メチルシクロヘキセン
、メチルシクロヘキサンの沸点は2乙θ−Hgで//θ
、に’C,/10〜///℃、/θθ、9℃であり、近
接した沸点をもつその分離には困難な操作が必要となる
。したがってこれら単環式芳香族炭化水素の部分水添も
しくは単環式パラフィンの脱水素法を、−L粟的に活用
するため(=は、得られた単環式モノエンを簡便な方法
で分離取得する方法を確立することが重要な課題となる
また別の方法として、ブタジェンの重合により容易(1
得られるシクロオクタジエンまたはシクロオクタジエン
の部分水添によるシクロオクテンおよびシクロドデセン
を合成する方法も有望である。しかしこの方法において
も完全に単環式モノオレフィンを得ることは困難であり
、未反応虎料およびさらに水添された単環式パラフィン
との分離が必要となる。
そこで従来から、上記混合物を分離する試みがなされ℃
いる。たとえば米国特許第2!/7ざ39号明細書によ
れば、単環式モノエンをフッ化物に−たん変換して、該
混合物から分離取得する方法がある。この方法はフッ化
物とする工程および脱フツ化する工程が必要であり、又
これらを行う装置の材質もフッ化水素による腐食のため
高価なものが必要となり、問題が残る。又溶媒による抽
出法、陽イオン交換樹脂、ニトロ基を含有する樹脂によ
る吸着分離法、X型およびY型ゼオライト等のアルミノ
ンリプートによる吸着分離法が提案されている。またγ
−ブチルラクトン、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホオキシド等(二よる抽出蒸留法も提案されている。
しかし1分離効率、分離のためのエネルギーコスト等ま
だ改良されるべき要素も多く、工業化されるに至っては
おらず、現在も研究が続けられている。
本発明者らは単環式モノエンの分離に当って、何ら複雑
な操作、装置を必要とすることなく出来る抽出蒸留法に
ついて、選択的、効率的に分離取得しうる抽出溶剤を鋭
意検討した結果本発明に到達したものである。
即ち、本発明は、単環式モノエンと、単環式パラフィン
、単環式ポリエンまたは単環式芳香族炭化水素の少なく
とも7種とを含む混合物から蒸留により、単環式モノエ
ンもしくは単環式モノエンを含む留分な抽出蒸留により
分離取得するにあだに関するものである。
本発明の方法によれば、単環式モノエンと単環式パラフ
ィン、単環式ポリエンまたは単環式芳香族炭化水素の少
なくとも7種を含有する混合物力・ら、単環式モノエン
を分離取得することが出来る。
またプロセスの都合上、例えば連続的(=本発明の方法
を実施する場合もしくはその他の理由により。
単環式モノエンと単環式パラフィン、単環式ポ1」エン
または単環式芳香族炭化水素を含有する混合物から、単
環式モノエンと重環式)曵ラフイン、もしくは単環式モ
ノエンと単環式ポIJエンまた1ま単環式芳香族炭化水
素の混合物、即ち単環式モノエ“:1゜ ンを含む成分として分離し、さらC二必要カ1あれ)f
上記操作をくりかえし単環式モノエンを分離取得するこ
とが出来る。
また上記操作に使用する脂肪族ジニトリル化合物は前記
単環式炭化水素類の分離に驚くべき選択性を有している
。例えば単環式炭化水素がシクロヘキセン、シクロヘキ
サンおよびベンインの場合。
シクロ−キサンとシクロヘキセンおよびシクロヘキセン
とベンゼンのそれぞれ2成分系の気液平衡は第1図およ
び@λ図に示すごときである。すなわちシクロヘキセン
に対するシクロヘキサンの比揮発度が溶媒が存在しない
場合は/、/程度であり、このままではコ成分の分離が
工業上極めて困難かつ不経済であるが、本発明に係る脂
肪族ジニ) IJル化合物を両化合物の抽出溶媒として
使用すると比揮発度は/、! −2,3まで上昇し、蒸
留分離が極めて容易となる。同様にシクロヘキセンのベ
ンインに対する比揮発度が0.♂〜/、/から2.θ〜
3.5にL昇し、結果としてシクロヘキサン、シクロヘ
キセンおよびベンゼンとからなる炭化水素混合物を効率
よく分離することが出来る。
@/図のシクロヘキサンとシクロヘキセンとのλ成分系
気液平衡図において1曲線(1)は抽剤を含まない場合
の曲線であり、曲線(2)は抽剤としてアジボニ) I
Jルを!!モルチ含む場合の曲線である。
又第一図のシクロヘキセンとベンゼンとの2成分系気液
平衡図において1曲線(1)は抽剤を含まない場合の曲
線であり、曲線(2)は抽剤としてアジポニトリルを6
一モルチ含む場合の曲線である。第1゜2図の曲線(1
)と曲線(2)の差異が本発明の効果を明瞭ζ1示して
いる。
次にへ体的に本発明法を記述する。
本発明に使用される単環式芳香族炭化水素として代表的
ものはベンゼン、トルエン、0−キシレン、m−キシレ
ン、p−キシレン+/、2.II −)ジメチルベンゼ
ン /、3.!−)ジメチルベンゼン。
/、2.3−トリメチルベンイン、/、2.3.’l−
テトラメチルベンゼン、/、2.’l、j−テトラメチ
ルベンインなどがあげられる。
単環式ポリエンとしては、シクロペンタジェン、メチル
シクロペンタジェン、シクロへキサジエン。
シクロへブタジェン、シクロオクタジエン、シクロデカ
ジエン、シクロドデカジエン、シクロドデカトリエンな
どがあげられる。
単環式モノエンとして代表的なものは上記単環式芳香族
炭化水素および単環式ポリエンが部分的に水素化された
例えばシクロヘキセン、/−メチルシクロヘキセン、3
−メチルシクロヘキセン。
/、2−0メチルシクロヘキセン、/、4− Dメチル
シクロヘキセン、3,4t−ジメチルシクロヘキセン。
/、3−ジメチルシクロヘキセン、/、j−ジメチルシ
クロヘキセン、/、q−ジメチルシクロヘキセン、/、
に−ジメチルシクロヘキセン、 /、3.t −)ジメ
チルνりロヘキセン、八J、4t−)ジメチルνりロヘ
キャン、/、2.嶋j−テトラメチルシクロヘキセンな
どと、さらにシクロペンテン5シクロオクテン、シクロ
デセン、シクロドデセンなどがあげられる。
単環式パラフィンとして代表的なものは、E記単環芳香
族炭化水素および単環式ポリエンが完全に水素化された
ものであり、例えばシクロヘキサン、メチルシクロヘキ
サン、/、2−ジメチルシクロヘキセン、7.3−ジメ
チルシクロヘキセン、へ1t−yメチルシクロヘキサ・
ン、/、2.¥ −)リメチルシクロヘキサン、/、3
J−トへフチルシクロヘキサン。八2,3−、)リメチ
ルシクロヘキサン、/、2,3.It−テトラメチルシ
クロヘキサン、 /、、2.4t。
j−テトラメチルシクロヘキサンなどとさらにシクロペ
ンタン、シクロオクタン、シクロデカン、シクロドデカ
ンなどがあげられる。
を記の単環式炭化水素はそれぞれ対応した単環式モノエ
ンと、単環式芳香族炭化水素5単環式ポリエンまたは単
環式パラフィンの内の7種以上との組み合せで使用され
る。例えばベンゼンとシクロヘキセンおよびシクロヘキ
サン、ベンゼンとシクロヘキセン、シクロヘキセンとシ
クロヘキサン。
トルエンと/−メチルシクロヘキセンと3−メチルシク
ロヘキセンおよびメチルシクロヘキサン。
トルエンと/−メチルシクロヘキセンおよび3−メチル
シクロヘキセン、ドルエンド/−)チルシクロヘキセン
、トルエン、!= 37−メチルシクロヘキセン、/−
メチルシクロヘキセンとメチルンクロヘキサン、3−メ
チルシクロヘキセンとシクロヘキサン、/−メチルシク
ロヘキセンと3−メチルシクロヘキセンおよびメチルシ
クロへキチン、シクロペンタジェンとシクロペンテンお
よびシクロペンタン、シクロオクタジエンとシクロオク
テンおよδシクロオクタン、シクロドデカトリエンとシ
クロドデセンおよびシクロドデカンなどの組み合せで使
用される。
本発明に使用される脂肪族ジニ) IJル化合物は、一
般式NCRCN (ここでRは炭素数が/乃至乙のアル
キル基を示す)であわされる。例えば、マロンニトリル
、スクシノニトリル、グルタルニトリル、メチルグルタ
ルニトリル、アジポニトリル、ビベロニトリル、スベロ
ニトリル等がある。これらの中より、より好ましいもの
として、アジポニトリル、グルタルニ) IJル、メチ
ルグルタルニトリルカアル。これら脂肪族ジニ) IJ
ル化合物ハ通常一つの化合物で使われるが、2種以上の
混合物として用いてもか、まねない。更に、脂肪族ジニ
トリル化合物と他の比容物と併用することは何ら問題な
い。
使用する脂、肪族ジニトリル化合物の蒸留塔に対する仕
込み置は何ら制約されるものではない。脂肪族ジニ) 
IJル化合物の仕込み量が多くなれば分離効率は大きく
なり有利であるが、あまり多くなると装置が大きくなる
と共に高沸点成分の回収に必要なエネルギーが増大し好
ましくない。またあまり少なすぎると使用する脂肪族ジ
ニトリル化合物の分離効率が現われにくくなる。したが
って通常、脂肪族ジニ) IJル化合物の使用量は分離
しようとする炭化水素混合物と脂肪族ジニトリル化合物
との合計量に対して3θ〜95モル憾が好ましい。さら
に好ましくは&0−90モル鴫で使用される。
本発明方法に供給される単環式炭化水素類は単環式芳香
族化合物または単環式ポリエンの部分水添もしくは単環
式パラフィンの脱水素により得られるが、これらは反応
器から取り出したまま供給してもよいし、また場合によ
っては液々抽出等の別な操作じより1例えば単環式芳香
族炭化水素の一部を分離した後、供給しても良い。また
供給された混合物を本発明の方法により、/sを分離後
さらに他の成分を別の方法により分離しても良い。
以下実施例をもって本発明の詳細な説明する。
実施例−/ 実段数SO段のシーブトレイ型精留塔を用い。
下から一θ段目にシクロヘキセン4t7./重置嗟、ベ
ンセフ12.9重量係を含む液700部を供給した。
一方抽出溶媒としてアジポニトリルな170部、Fから
4t!段目に供給し、還流比へ!で、常圧にて運転を行
ったところ、塔頂より99重置憾の純度のシクロヘキセ
ンを4t7部留出することが出来た。
実施例−2 実段数jθ段のシーブトレイ型精留塔を用い。
下から20段目に/−メチルシクロヘキセン<10重量
憾、トルエン10重量鳴を含む液700部を供給した。
一方抽出溶媒としてアジポニトリルを170部、下から
9J段目に供給し、還流比3.3で、常圧にて運転を行
ったところ、塔頂より9J重置嗟の純度の/−メチルシ
クロヘキセンを4t/部留出することが出来た。
実施例−3 実段数な0段のシーブトレイ型精留塔を用い、下から7
6段目に/、4t−ジメチルシクロヘキセン6/、9重
量%、p−キシレン3j″、を重量%を含む液700部
を供給した。
一方抽出溶媒としてアジボニ) IJルを/lθ部、下
から3ご段目に供給し、還流比/、θで常圧にて運転を
行ったところ、塔頂より9t11111+の純度の/、
4t−ジメチルシクロヘキセンをざ7部留出することが
出来た。
実施例−q 実段数9θ段のシーブトレイ型精留塔を用い、下から/
を段目にシクロヘキサンq/重量%、ベンぞンj2重量
重置幅む液700部を供給した。
一方抽出溶媒としてアジポニ、、1.トリルを3θθ部
、Fから36段目に供給し、還舖比θ、にで、常圧にて
運転を行ったところ、塔頂より99.5重量%の純度の
シクロ−キサンをり♂部留出することが出来た。
実施例−よ 実段数3j段のシーブトレイ型精留塔を用い、下から7
0段目にシクロヘキサン6重量慢、シクロヘキセン24
を重量哄、ペンイン2θ重量−を含む液700部を供給
した。
一方抽出溶媒としてアジポニ) IIルな3θθ部、下
から3θ段目に供給し、還流比2.9で、常圧にて運転
を行ったところ、塔頂より/を重置幅のシクロヘキサン
を含むシクロヘキセン留分を3θ部留出することが出来
た。
実施例−6 実段数jj段のシーブトレイ型精留塔を用い、下から2
t段目にシクロヘキセン1.t/7重量%ベンゼン!9
重量%を含む液700部を供給した。
一方抽出溶媒としてマロンニ) IJルをJ&θ部。
下から57段目に供給し、還流比3.6で、運転を行っ
たところ、塔頂より955重量%純度のシクロヘキセン
を4tj部留出することが出来た。
実施例−2 実段数9θ段のシーブトレイ型精留塔を用い、Fから2
2段目にシクロヘキセン4t/重量嗟、ベンゼンjり重
置幅を含む液700部を供給した。
一方抽出溶媒としてサクシノニ) IJルを93θ部、
Fから3に段目に供給し、還流比コ、!で、運転を行っ
たところ、塔頂より955重量%純度のシクロヘキセン
を4t1部留出することが出来た。
実施例−l 実段数9!段のシーブトレイ型精留塔を用い、下から2
3段目にシクロヘキセン3F、、2重量%、ペンイン6
/、2重量%を含む液700部を供給した。
一方抽出溶媒としてグルタルニトリルを76θ部、−ド
から29段目に供給し、還流比3で、運転を行ったとこ
ろ、塔頂より92.5重量%の純度のシクロヘキセンを
3を部留出することが出来た。
実施例−9 実段数jO段のシーブトレイ型精留塔を用い、Fから2
6段目にシクロヘキセン4t4を重量14.ベンイン!
6重置悌を含む液700部を供給した。
一方抽出溶媒としてメチルグルタルニ) IJルを76
θ部、下から4I!!段目に供給し、還流比2.3で、
運転を行ったところ、塔頂より97.J−IE置チの純
度のシクロヘキセンをg&部留出することが出来た。
実施例−/θ 実段数≦!段のシーブトレイ型精留塔を用い、ドから4
t&段目にシクロ重置幅ンタナ重量係、シクロ〜キセン
!♂重置嗟を含む液700部を供給した。
一方抽出溶媒としてメチルグルタルニ) IJルを26
θ部、下から30段目に供給し、還流比グ、、!で、運
転を行ったところ、塔底より、シクロヘキセンとメチル
グルタルニトリル溶媒との混合物が320部、溶媒フリ
ーベースで90重II憾の純度のシクロヘキセンが得ら
れた。この混合物は蒸留により容易にシクロヘキセンと
メチルグルタルニトリル溶媒とに分りすることが出来た
実施例−// 実段数jθ段のシーブトレイ型精留塔を用い、下から3
/段目にシクロヘキサン4<7重量%、シクロヘキャン
j!重置憾を含む液700部を供給した。
一方抽出溶媒としてマロンニトリルを72θθ部、下か
らttj43段目給し、還流比3で、運転を行っ゛たと
ころ、塔底より、シクロヘキセンとマロンニトリル溶媒
との混合物が7.!33部、溶媒フIJ  /<−スで
9t重量%の純度のシクロヘキセンが得られた。この混
合物は蒸留により容易にシクロヘキセンとマロンニトリ
ル溶媒とに分りすることが出来た。
実施例−72 実段数jθ段のシーブトレイ型精留塔を用い、ドから3
2段目にシクロオクタングク重量係、シクロオクテンj
J重量憾を含む液700部を供給した。       
      l・一方抽出溶媒としてアジポニ) IJ
ルを32θ部。
トから4t、4段目に供給し、還流比3で、塔頂圧3j
■Hgの減圧ドにて運転を行ったところ、塔底より、シ
クロオクテンとアジポニトリル溶媒との混合物が369
部、溶媒フリーペースで9t重量憾の純度のシクロオク
テンが得られた。この混合物は蒸留により容易にシクロ
オクテンとアジポニトリル溶媒とに分りすることが出来
た。
実施例−/3 実段数!!段のシーブトレイ型精留塔を用い。
下から33段目にシクロデカンt31111、シクロデ
セン4t7重量僑を含む液100部を供給した。
一方抽出溶媒としてコーメチルグルタルニトリルを37
0部、丁から50段目に供給し、還流比3で、塔頂圧J
’ mHgの減圧下にて運転を行ったところ、塔底より
、シクロデセンと2−メチルグルタルニ) IJル溶媒
との混合物が363部、溶媒フリーペースで9t重量%
の純度のシクロデセンが得られた。この混合物は蒸留に
より容易にシクロデセンと2−メチルグルタルニトリル
溶媒とに分りすることが出来た。
実施例−/4を 実段数7θ段のシーブトレイ型精留塔を用い、Fから9
2段目にメチルシクロヘキサ732.3重1%、q−メ
チルシクロヘキセン4t7.1重量%を含む液700部
を供給した。
一方抽出溶媒としてマロンニトリルを4t≦θ部、下か
ら乙!段目に供給し、還流比g、tで、運転を行ったと
ころ、塔底より、q−メチルシクロヘキセンとマロンニ
) IJル溶媒との混合物が313部、溶媒フリーペー
スで9才重量哄の純度のグーメチルシクロヘキセンが得
られた。
実施例−is 実段数なθ段のシーブトレイ型精留塔を用い、Fから2
2段目にシクロヘキセン<t4.7重量%、−シクロへ
キサ−エフ53.3重量憾な含む液100部を供給した
一方抽出溶媒としてアジポニトリルを37θ部、Fから
36段目に供給し、還流比2.6で、運転を行ったとこ
ろ、塔頂より9t重量−の純度のシクロヘキセンを92
部留出することが出来た。
実施例−/に 実段数141段のシーブトレイ型精留塔を用い。
下から20段目にシクロドデセン♂3.2重量%。
シクロドデカトリエン7g、/重置嗟を含む液700部
を供給した。
一方抽出溶媒としてλ−メチルグルタルニ) IIルを
4t90部、下から’IQ19段目給し、還流比/、♂
で、塔頂圧2■Hgの減圧Fにて運転を行ったところ、
塔頂より97.2重量%の純度のシクロドデセンを23
部留出することが出来た。
実施例−72 第3図に記載の直列−塔式蒸留塔にて抽出蒸留を行った
。以下@3図の表示に基づき説明する。
第1塔2は10段、@2塔は+t2段のシーブトレイ型
精留塔であり、ともに常圧で運転した。
抽出蒸留塔第1塔2に原料としてシクロヘキサンに、3
恵量−、シクロヘキセン2!、コ重量憾、ベンインt♂
、μ重量憾を含む混合物100部を原料供給管1より塔
底から数えて20段目に連続的に供給した。一方溶媒の
アジポニトリルは溶媒供給管3より!!段目に3jO部
供給した。このとき還流比71で塔頂液4を循環したと
ころ、塔頂より9J’、J重量憾の純度のシクロヘキサ
ンが6.り部留出した。蒸留塔2の塔底から抜き出され
るシクロヘキセン、ベンゼン、アジポニトリルの混合物
は5より次の抽出蒸留塔@コ塔6の塔底から/j5段目
供給した。また溶媒のアジポニトリルを32段目に溶媒
供給管より、!!θ部供給した。塔頂部の留出管8より
の留出液を還流比2.9で運転したところ、純度9♂、
2重量%のものが23.4を部得られた。塔底部の留出
管9からはベンゼンとアジポニトリルとの混合物が溶媒
フリーベースで99、を重量憾の純度のベンゼンとして
抜き出された。この混合物は蒸留により容易にベンゼン
とアジボニ) IJル溶媒に分離することができた。
比較例 実施例−/と同一の装置を用り、抽出溶媒としてジメチ
ルホルムアミドを用いて以外は、実施例−/と同一のフ
ィード液組成、液供給量、及び還流比にて運転を行った
ところ、シクロヘキセンは? /1 %までしか濃縮出
来なかった。
【図面の簡単な説明】
@/図はシクロヘキサンとシクロヘキセンとの2成分系
の気液平衡図を示す。曲線(1)は抽剤を含まない場合
の曲線であり1曲線(2)は抽剤として、アジポニトリ
ルを!!モルー含む場合の曲線である。 @2図はシクロヘキセンとペンンンとの2成分系の気液
平衡図を示す。曲線(1)は抽剤を含まない場合の曲線
であり、曲線(2)はアジボニ) IJルを≦2モル憾
含む場合の曲線である。 第3図は、本発明の実施に使用される抽出蒸留装置の例
を示す工程図である。 特許出願人  旭化成工業株式会社 代理人弁理士   星   野     透第1図 第2図 −X(0) 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11単環式パラフィン、単環式ポリエン又は単環式芳
    香族炭化水素の少なくとも7種と単環式モノエンとから
    なる混合物から蒸留によって単環式モノエン又は単環式
    モノエンを含む成分を分離取得するに当り、脂肪族ジニ
    ) IJル化合物を抽剤として抽出蒸留することを特徴
    とする単環式モノエンの分離方法。 (2)  単環式パラフィン、単環式ポリエン父は単環
    式芳香族炭化水素の少なくとも/1tiと単環式モノエ
    ンとからなる混合物が、該単環式パラフィンの脱水素反
    応、父は該単環式芳香族炭化水素間は/及び該単環式ポ
    リエンの部分水添反応により得られるものである特許請
    求の範囲fIIIJ7項記載の単環式モノエンの分離方
    法。 +a)I環式モノエンがシクロヘキセン、 単m式パラ
    フィンがシクロヘキサン、単環式ポリエンがシクロへキ
    サジニン、単環式芳香族炭化水素がベンゼンである特許
    請求の範囲第1項記載の単環式モノエンの分離方法。 (4)  脂肪族ジニトリル化合物がグルタルニトリル
    。 アジ、ポニトリル又はコーメチルグルタルニトリルであ
    る特許請求の範囲@7項ないし第3項のいずれかに記載
    の単環式モノエンの分離方法。
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