JPS5817162Y2 - バックラッシュ除去装置 - Google Patents
バックラッシュ除去装置Info
- Publication number
- JPS5817162Y2 JPS5817162Y2 JP16076678U JP16076678U JPS5817162Y2 JP S5817162 Y2 JPS5817162 Y2 JP S5817162Y2 JP 16076678 U JP16076678 U JP 16076678U JP 16076678 U JP16076678 U JP 16076678U JP S5817162 Y2 JPS5817162 Y2 JP S5817162Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- pin
- pinion
- load member
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Gear Transmission (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は駆動用モータと軸心まわりに回動可能な負荷部
材との間に歯車とロッドとを用いて上記負荷部材を揺動
させる減速装置のバックラッシュ余去装置に関する。
材との間に歯車とロッドとを用いて上記負荷部材を揺動
させる減速装置のバックラッシュ余去装置に関する。
従来のこの種減速装置の側面図は本考案によるし実施例
を示す第1図と同じであり、そのA−A矢視断面図は第
4図に示される。
を示す第1図と同じであり、そのA−A矢視断面図は第
4図に示される。
図において、1は負荷部材で、本体2に固定された軸3
を中心に回転できる。
を中心に回転できる。
4はロッドで、一端は負荷部材1にピン5で取付けられ
、他端は扇形歯車6と一体のレバ一部6−1に取付けら
れている。
、他端は扇形歯車6と一体のレバ一部6−1に取付けら
れている。
扇形歯車6は本体2に固定された軸11を中心に回転で
きる。
きる。
12は小歯車で、扇形歯車6と噛合い、小歯車6の軸部
分12−1はトーションバー13とピン14で結合して
いる。
分12−1はトーションバー13とピン14で結合して
いる。
15は小歯車12と同寸の小歯車で、扇形歯車6と噛合
い、一端側はトーションバー13の他端とピン16で結
合している。
い、一端側はトーションバー13の他端とピン16で結
合している。
小歯車12及び15は本体2に取付けられた軸受17に
より支承され、また小歯車15には歯車15−1が一体
に設けられていて、本体2に装着されているモータ18
の出力軸18−1と一体の歯車18−2と噛合っている
。
より支承され、また小歯車15には歯車15−1が一体
に設けられていて、本体2に装着されているモータ18
の出力軸18−1と一体の歯車18−2と噛合っている
。
ピン16を外し、トーションバー13を捩って再度ピン
16を結合すると、次の各部、即ち、ピン16の結合部
、ピン14の結合部、小歯車12と扇形歯車6の歯車噛
合い部のバックラッシュが除去される。
16を結合すると、次の各部、即ち、ピン16の結合部
、ピン14の結合部、小歯車12と扇形歯車6の歯車噛
合い部のバックラッシュが除去される。
しかし、負荷部材1に近いピン5とピン7の結合部のバ
ックラッシュは除去できない。
ックラッシュは除去できない。
即ち、トーションバー13、小歯車12及び15、扇形
歯車6、ピン14及び16で構成される歯車のバックラ
ッシュ除去装置テはロッド部のバックラッシュは除去で
きなし)。
歯車6、ピン14及び16で構成される歯車のバックラ
ッシュ除去装置テはロッド部のバックラッシュは除去で
きなし)。
負荷部材1の微小制御をするとき、バックラッシュがあ
ると、バックラッシュ以下の制御は不可能になる。
ると、バックラッシュ以下の制御は不可能になる。
例えば、負荷部材軸換算で角度10分のバックラッシュ
があるときは、どんな高級サーボメカニズムを用いても
、10分以下の制御はできない欠点がある。
があるときは、どんな高級サーボメカニズムを用いても
、10分以下の制御はできない欠点がある。
なお、負荷部材軸換算のバックラッシュとは、モータで
負荷部材を制御する場合は、モータ軸を固定して負荷部
材を動かしたとき、負荷部材がどれだけ振れるかを伝う
。
負荷部材を制御する場合は、モータ軸を固定して負荷部
材を動かしたとき、負荷部材がどれだけ振れるかを伝う
。
本考案の目的は上記欠点を排除したバックラツシュ除去
装置を提供することであり、その特徴とするところは、
歯車のバックラッシュ除去装置の2つの小歯車に噛合う
扇形歯車と、同扇形歯車のレバ一部と負荷部材とを結合
するロッドとを上記小歯車に対応する2系統の同寸の部
材で形成したことである。
装置を提供することであり、その特徴とするところは、
歯車のバックラッシュ除去装置の2つの小歯車に噛合う
扇形歯車と、同扇形歯車のレバ一部と負荷部材とを結合
するロッドとを上記小歯車に対応する2系統の同寸の部
材で形成したことである。
本考案は負荷部材を揺動させる減速装置、例えばパラボ
ラアンテナ、天体観測用装置その他に広く適用できる。
ラアンテナ、天体観測用装置その他に広く適用できる。
以下図面を参照して本考案による実施例につき説明する
。
。
第1図は本考案による1実施例を示す側面図、第2図は
第1図のA−A矢視断面図である。
第1図のA−A矢視断面図である。
図において、1は負荷部材で本体に固定された軸3を中
心に回転できる。
心に回転できる。
4はロッドで、一端は負荷部材1にピン5で取付けられ
、他端は扇形歯車6と一体のレバ一部6−1にピン7で
取付けられている。
、他端は扇形歯車6と一体のレバ一部6−1にピン7で
取付けられている。
また、ロッド4と同寸法のロッド8も、一端は負荷部材
1にピン5で取付けられ、他端は扇形歯車9と一体のレ
バー9−1にピン10で取付けられている。
1にピン5で取付けられ、他端は扇形歯車9と一体のレ
バー9−1にピン10で取付けられている。
なお、扇形歯車6,9は同寸法に形成されていて、それ
ぞれ本体2に固定された軸11を中心に独立に回転でき
る。
ぞれ本体2に固定された軸11を中心に独立に回転でき
る。
12は小歯車で、扇形歯車9と噛合い、同小歯車12と
一体に形成された中空軸部分12−1は内部に挿通され
たトーションバー13とピン14で結合している。
一体に形成された中空軸部分12−1は内部に挿通され
たトーションバー13とピン14で結合している。
15は小歯車12と同寸法の小歯車で、扇形歯車6と噛
合い、同小歯車15と1体に形成された中空軸部分の一
端側は内部に挿通されたトーションバー13とピン16
で結合されていて、他端側には小歯車12の軸部分12
−1の端部が挿入されている。
合い、同小歯車15と1体に形成された中空軸部分の一
端側は内部に挿通されたトーションバー13とピン16
で結合されていて、他端側には小歯車12の軸部分12
−1の端部が挿入されている。
小歯車12.15は本体に設けられた軸受17,17に
より支承されている。
より支承されている。
また、小歯車15には歯車151が一体に取付けられ、
本体2に装着されたモータ18の出力軸18−1と一体
の歯車18−2と噛合っている。
本体2に装着されたモータ18の出力軸18−1と一体
の歯車18−2と噛合っている。
なお、ピン5はロッド4,8に共通とせず、2分割して
それぞれのロッド4,8に対応するものとしてもよい。
それぞれのロッド4,8に対応するものとしてもよい。
上記構成の場合の作用について述べる。
ピン16を外し、トーションバー13を捩ッテ再度ピン
16を結合すると、小歯車15及び12がそれぞれの扇
形歯車6,90バックラッシュ分及びロッド4,8とそ
の結合ピンまでのガタ分、即ちバックラッシュ分だけ回
転しすべてのバックラッシュを吸収して、第3図a、b
に示す状態となる。
16を結合すると、小歯車15及び12がそれぞれの扇
形歯車6,90バックラッシュ分及びロッド4,8とそ
の結合ピンまでのガタ分、即ちバックラッシュ分だけ回
転しすべてのバックラッシュを吸収して、第3図a、b
に示す状態となる。
同図において、Ttはトーションバーによるトルク、a
l、blは歯車のバックラッシュ、a2はレバ一部6−
1とピン7の間のガタ、a3はロッド4とピン7の間の
ガタ、a4はロッド4とピン5の間のガタ、a5は負荷
部材1とピン50間のガタであり、blはロッド8とピ
ン10の間のガタ、b3はレバ一部9−1とピン10の
間のガタ、b4は負荷部材1とピン5の間のガタ、b5
はロッド8とピン5の間のガタである。
l、blは歯車のバックラッシュ、a2はレバ一部6−
1とピン7の間のガタ、a3はロッド4とピン7の間の
ガタ、a4はロッド4とピン5の間のガタ、a5は負荷
部材1とピン50間のガタであり、blはロッド8とピ
ン10の間のガタ、b3はレバ一部9−1とピン10の
間のガタ、b4は負荷部材1とピン5の間のガタ、b5
はロッド8とピン5の間のガタである。
第3図aの一方の系統では、トーションバー13のトル
クによる力は矢印Aのようにかかり、第3図すの他方の
系統では矢印Bのようにかかつている。
クによる力は矢印Aのようにかかり、第3図すの他方の
系統では矢印Bのようにかかつている。
従って、この場合動力の伝達は、レバ一部が左に回る時
は、左側のロッド4を使用し、右に回る時は右側のロッ
ド8により動くが、小歯車12はトーションバー13を
介してモータ側に結合されているので、右回転ではトー
ションバー13の設定トルクを越えるとバックラッシュ
を生ずるため、これを越えない使用範囲を予め設定して
おけばよい。
は、左側のロッド4を使用し、右に回る時は右側のロッ
ド8により動くが、小歯車12はトーションバー13を
介してモータ側に結合されているので、右回転ではトー
ションバー13の設定トルクを越えるとバックラッシュ
を生ずるため、これを越えない使用範囲を予め設定して
おけばよい。
なお、歯車15−1と18−2間のバックラッシュは消
去されないが、この部分は負荷部材1より遠い(負荷部
材軸3と歯車18−2間は減速比が大きい)ので、負荷
部材軸換算のバックラッシュには殆んど影響がない。
去されないが、この部分は負荷部材1より遠い(負荷部
材軸3と歯車18−2間は減速比が大きい)ので、負荷
部材軸換算のバックラッシュには殆んど影響がない。
上述のように本考案による場合は次の効果がある。
小歯車12及び15の回転軸から負荷部材1までの減速
部分の結合に関して、全てバックラッシュが除去できる
。
部分の結合に関して、全てバックラッシュが除去できる
。
負荷部材1に最も近いロッドの結合部のバックラッシュ
が除去されたことにより、制御上問題となる負荷部材軸
換算のバックラッシュが大巾に減少する。
が除去されたことにより、制御上問題となる負荷部材軸
換算のバックラッシュが大巾に減少する。
第1図は本考案による1実施例の装置を示す側面図、第
2図は第1図のA−A矢視断面図、第3図a、l)はト
ーションバーの作動を示す説明図、第4図は従来装置を
示す断面図である。 1・・・・・・負荷部材、2・・・・・・本体、3,1
1・・・・・・軸、4,8・・・・・・ロッド、5,7
.10・・・・・・ピン、6,9・・・・・・扇形歯車
、6−1.91・・・・・ルバ一部、12.15・・・
・・・小歯車、13・・・・・・トーシヨンバー、14
.16・・・・・・ピン、15−1.182・・・・・
・歯車、 17・・・・・・軸受、18・・・・・・モータ、18
1・・・・・・出力軸。
2図は第1図のA−A矢視断面図、第3図a、l)はト
ーションバーの作動を示す説明図、第4図は従来装置を
示す断面図である。 1・・・・・・負荷部材、2・・・・・・本体、3,1
1・・・・・・軸、4,8・・・・・・ロッド、5,7
.10・・・・・・ピン、6,9・・・・・・扇形歯車
、6−1.91・・・・・ルバ一部、12.15・・・
・・・小歯車、13・・・・・・トーシヨンバー、14
.16・・・・・・ピン、15−1.182・・・・・
・歯車、 17・・・・・・軸受、18・・・・・・モータ、18
1・・・・・・出力軸。
Claims (1)
- 本体に装着されたモータの出力軸と同本体に枢支された
負荷部材との間に設けられ同負荷部材を揺動させる減速
装置において、上記本体に支承され上記モータの出力軸
に歯車を介して駆動される第1の中空軸に一体に形成さ
れた第1の小歯車、一端側を上記第1の中空軸に嵌挿さ
れ他端側を上記本体に支承された第2の中空軸に一体に
形成された上記第1の小歯車と同寸の第2の小歯車、上
記第1.第2の中空軸に挿通され上記両輪を結合するト
ーションバー、上記本体に共軸に支承され対応する上記
小歯車にそれぞれ噛合う円弧状歯車部とレバ一部とを設
けた同寸の第1.第2の扇形歯車、それぞれの一端側を
対応する上記扇形歯車のレバ一部にピン結合すると共に
他端側を上記負荷部材にピン結合した同寸の第1.第2
のロッドを備えたことを特徴とするバックラッシュ除去
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16076678U JPS5817162Y2 (ja) | 1978-11-24 | 1978-11-24 | バックラッシュ除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16076678U JPS5817162Y2 (ja) | 1978-11-24 | 1978-11-24 | バックラッシュ除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5576954U JPS5576954U (ja) | 1980-05-27 |
JPS5817162Y2 true JPS5817162Y2 (ja) | 1983-04-07 |
Family
ID=29154851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16076678U Expired JPS5817162Y2 (ja) | 1978-11-24 | 1978-11-24 | バックラッシュ除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5817162Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-24 JP JP16076678U patent/JPS5817162Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5576954U (ja) | 1980-05-27 |
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