JPS581713B2 - 水分散型感圧接着剤組成物 - Google Patents

水分散型感圧接着剤組成物

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JPS581713B2
JPS581713B2 JP55039528A JP3952880A JPS581713B2 JP S581713 B2 JPS581713 B2 JP S581713B2 JP 55039528 A JP55039528 A JP 55039528A JP 3952880 A JP3952880 A JP 3952880A JP S581713 B2 JPS581713 B2 JP S581713B2
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砂川誠
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はアクリル系の水分散型感圧接着剤組成物に関
する。
近年アクリル系感圧接着剤はそのすぐれた接着特性ない
し耐久性から従来の天然ゴム系、合成ゴム系の感圧接着
剤に代わって広く普及してきた。
またこの種の接着剤のなかでも最近では有機溶剤を使用
しない水分散型のものが省資源、環境衛生などの観点か
ら研究開発されている。
このようなアクリル系の水分散型感圧接着剤は、一般に
アクリル酸エステルやメタクリル酸エステルなどのアク
リル系モノマーを必要に応じてアクリル酸、スチレン、
酢酸ビニルなどの改質用モノマーとともに水媒体中で乳
化重合させることによっつくられている。
この方法で得られる室温で粘着性を有するアクリル系ポ
リマーは、溶液重合でつくられるポリマーに較べて比較
的大きな分子量を有するものとなり、ために感圧接着剤
として高い凝集力が得られることが知られている。
しかるにかかる利点にもかかわらず、これを高接着力で
かつ高凝集力が要求される用途、たとえば曲面を持った
被着体に金属板やプラスチック板などを屈曲状態に接着
させる用途などに適用する場合、必らずしも満足すべき
凝集力を示さなかった。
すなわち上例の如き用途にあっては屈曲された金属板や
プラスチック板に復元力が働らくため、この復元力に抗
しうるような高い接着力と凝集力とを有する、いわゆる
耐反撥性にすぐれたものであることが要求されるが、か
かる耐反撥性を満足させることはできなかったのである
またこのような用途への適用に当たり、接着箇所が比較
的高温下におかれるときには、凝集力が著るしく低下し
、ほとんど使用に供しえなかった。
そこでこの種の接着剤の凝集力をさらに大きくするため
に、アクリル系モノマーを乳化重合させる際にジメタク
リレートやジビニルベンゼンの如き内部架橋剤を使用し
たり、乳化重合後のポリマー分散液に有機溶剤タイプに
おけると同様の架橋剤、たとえばメラミン化合物、エポ
キシ化合物、金属塩などを配合する試みがなされてきた
ところがかかる方法によると一般に架橋が不均一となっ
て架橋の程度に較べて凝集力がそれほど大きくならず、
その上凝集力の改善に伴なう接着力の低下もみられ、結
局高接着力でかつ高凝集力を有する耐反撥性にすぐれた
感圧接着剤を容易に得ることはできなかった。
また架橋剤の種類ないし使川量の選定にも煩わしさがあ
り、架橋のための熱エネルギーも無視できない場合があ
るなど生産性の面での問題も残されていた。
この発明者らはこのような事情に照らして架橋剤をあえ
て使用しなくとも高接着力と高凝集力とが得られまた比
較的高温下での凝集力の低下がみられない耐反撥性にす
ぐれた水分散型のアクリル系感圧接着剤を開発するべく
鋭意検討を続けてきた。
この研究過程において、従来公知の方法で調製したアク
リル系ポリマーの水分散液にさらに特定の不飽和単量体
を添加し乳化重合させたときに、接着力と凝集力との両
面に非常に好結果が得られることを知り、この発明を完
成するに至ったものである。
すなわちこの発明は水媒体中での乳化重合により調製さ
れた分子内に炭素一炭素二重結合を含まない室温で粘着
性を有するガラス転移点が2500K以下のアクリル系
ポリマーの水分散液に、ホモポリマーないしコポリマー
のガラス転移点が273°K以上となりうる一種もしく
は2種以上のエチレン性不飽和単量体を添加し乳化重合
させて得られる、ポリマー成分として前記のアクリル系
ポリマーに上記のエチレン性不飽和単量体がグラフト重
合してなるグラフト重合ポリマーを含むことを特徴とす
る水分散型感圧接着剤組成物に係るものである。
ところで接着剤以外の分野においてポリマー分散液に他
の不飽和単量体を加えて乳化重合させることによってポ
リマーの特性を改質する技術はすでに知られていた。
たとえば耐衝撃性樹脂としてのABS樹脂の合成や透明
性ないし耐候性にすぐれたポリマーフイルムの製造に、
またポリ塩化ビニル用加工助剤の製造に際してポリメタ
クリル酸メチルをスチレンおよびアクリル酸エステルに
よって改質する方法などに利用した例がみられる。
しかるに感圧接着剤とくにアクリル系感圧接着剤にかか
る技術を採用し、またこの場合にいがなる不飽和単量体
を乳化重合させれば接着力と凝集力との両面に好結果が
得られるものであるがどうかに関しての研究報告例は全
くみられない。
このようにこの発明においては、分子内に炭素−炭素二
重結合を含まない室温で粘着性を有する特定のアクリル
系ポリマーの分散液に前記特定のエチレン性不飽和単量
体を乳化重合させ、これによって接着性ポリマー成分と
して上記アクリル系ホリマーおよびエチレン性不飽和単
量体のホモポリマーないしコポリマーとともに、上記ア
クリル系ポリマーにエチレン性不飽和単量体がグラフト
重合してなるグラフト重合ポリマーを含ませるようにし
たものであり、主に上記のグラフト重合ポリマーを存在
させることによって従来のような架橋剤を全く必要とし
ないかあるいはごく僅かな使用量で凝集力の大巾な改善
を図りえたものであって、この場合に乳化重合前のアク
リル系ポリマーの接着力にほとんど悪影響をおよぼさず
、結局高接着力でかつ高凝集力を有し、また比較的高温
下での凝集力の大きな低下がみられない耐反撥性に非常
にすぐれた感圧接着剤を得ることに初めて成功したもの
である。
この発明において上述の如き効果が得られる理由につい
ては必ずしも明確ではない。
しかしこの発明に使用する特定の不飽和単量体のホモポ
リマー(もしくはコポリマー)の分散液を使用してこれ
を単に粘着性を有するアクリル系ポリマーの分散液にブ
レンドするだけでは凝集力主に高温下で凝集力の改善効
果が認められないとともに接着力も低くなりがちで耐反
撥性にすぐれた接着剤が得られない。
さらにこの発明において使用する特定の不飽和単量体を
粘着性を有するアクリル系ポリマーの合成時に添加して
一緒に乳化重合させてなるものでは室温付近での接着力
、粘着力もしくは凝集力のいずれかが極端に損なわれて
しまう。
これらの事実から少なくともグラフト重合ポリマーの存
在が凝集力の大巾な改善と接着力、粘着力の維持とに大
きく関与して耐反撥性を著るしく向上させたものである
ことは明らかである。
この発明において適用される分子内に炭素一炭素二重結
合を含まない室温で粘着性を有するアクリル系ポリマー
の分散液は、一般にアクリル酸もしくはメタクリル酸と
炭素数12以下のアルコールとのエステルを主モノマー
とし、これと必要に応じて分子内に炭素−炭素二重結合
を1個有する改質用モノマーとを水媒体中で常法により
乳化重合させることにより調製できる。
この乳化重合により形成される分子内に炭素一炭素二重
結合を含まない室温で粘着性を有するアクリル系ポリマ
ーのガラス転移点は2500K以下とされることが必要
で、これより高いガラス転移点を有するものでは得られ
る感圧接着剤の粘着力ないし接着力に問題が生じてくる
また乳化重合時に連鎖移動剤を治用して、得られるアク
リル系ポリマーの分子量を調節し接着力ないし粘着力を
向上させることもできるが、通常は平均分子量が30万
以上となるようにするのが好ましい。
あまり分子量を低くしすぎると高凝集力を有する接着剤
が得られなくなる。
主モノマーと併用できる分子内に炭素一炭素二重結合を
1個有する改質用モノマーとしてはたとえば塩化ビニル
、プロピオン酸ビニル、マレイン酸のモノもしくはジエ
ステル、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレ
イン酸、イタコン酸、アクリル酸2−ヒドロキシエチル
、アクリル酸2−ヒM oキシプロピル、メタクリル酸
2−ヒドロキシエチル、N.N−ジメチルアミノエチル
アクリレート、N.N−ジメチルアミノエチルメタクリ
レート、N−tert−ブチルアミノエチルアクリレー
ト、ビス(N−N−ジメチルアミノエチル)マレエート
、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロール
アクリルアミド、グリシジルアクリレートなどが挙げら
れる。
なおこの発明においてこのような改質用モノマーととも
に従来公知のジメタクリレート、ジアクリレート、ジビ
ニルベンゼンの如き内部架橋用モノマーを併用し、接着
剤の凝集力をさらに改善するこどもできる。
しかしその使用量は、得られるアクリル系ポリマーの分
散液にエチレン性不飽和単量体を添加し乳化重合させる
ときに、分散液のポリマー粒子中に上記単量体を充分に
拡散しうるような、また最終的に得られる感圧接着剤の
粘着性ないし接着性に悪影響を与えない程度のごく少量
にすべきである。
このようにして調製されるアクリル系ポリマーの分散液
+i.次いでこれにエチレン性不飽和単量体を添加し第
二次の乳化重合に供されるが、この場合に分散液の表面
張力が適度な値にされていることが望ましい。
すなわちこの発明者らの知見によれば上記の表面張力が
あまりに低すぎるものではエチレン性不飽和単量体が分
散液のポリマー粒子中に有効に拡散せず、結局第二次の
乳化重合において上記単量体のホモポリマーないしコポ
リマーが主体的に生成して、アクリル系ポリマーにグラ
フト重合されたグラフト重合ポリマーの生成割合が少な
くなり接着剤の凝集力を充分に改善できないものである
ことが判った。
一般的に推奨できる分散液の表面張力は通常4 3 d
yne /cm以上、とくに好適には55dyne/c
m以上である。
このような分散液の表向張力は主にアクリル系モノマー
を乳化重合させるときに使用した乳化剤の種類ないし量
に依存するものである。
したがって上記乳化重合後分散液の表面張力が低すぎる
ものでは、エチレン性不飽和単量体を添加する前に、分
散液を透析しあるいは酸、アルカリ塩を加えて表面張力
を増大させるのがよい。
上記の酸、アルカリ塩としてはたとえば塩酸や塩化ナト
リウム、硫酸ナトリウム、酢酸ソーダの如き一価の無機
塩ないし有機塩が好適であり、その他少量であれば塩化
カルシウムの如き二価の金属塩も使用可能である。
この発明においてかかるアクリル系ポリマーの分散液に
添加するエチレン性不飽和単量体としては、そのホモポ
リマーないしコポリマーのガラス転移点が273°K以
上、好適には300°K以上となりうる一種もしくは二
種以上の不飽和単量体を使用する。
ここでホモポリマーないしコポリマーのガラス転移点が
273°Kより低くなるものでは凝集力の改善効果が充
分に得られない。
なおコポリマーのガラス転移点が273°K以上となり
うる二種以上の不飽和単量体のなかには、各単量体のホ
モポリマーのガラス転移点がそれぞれ273°K以上と
なりうる単量体混合物のほかに、ホモポリマーのガラス
転移点が273°K以上となりうる不飽和単量体とホモ
ポリマーのガラス転移点が273°Kより低くなる不飽
和単量体との混合物も含まれる。
後者の単量体混合物はその組成比によってコポリマーと
したときのガラス転移点が273°K以上を示しうるも
のであればよい。
この発明者らはこのような不飽和単量体としてスチレン
、酢酸ビニル、アクリロニトリルおよびメタクリロニト
リルの群から選ばれたそのホモポリマーのガラス転移点
がいずれも300°K以上となりうる不飽和単量体か、
あるいはアクリル酸エステル、メタクリル酸エステルも
しくはスチレン誘導体の群から選ばれたホモポリマーの
ガラス転移点が273°K以上となりうる不飽和単量体
(以下、両群に属する不飽和単量体をA成分単量体と称
する)がとくに好適であることを見出した。
後者の群に属する不飽和単量体の具体例としてはアクリ
ル酸シクロヘキシル(289°K)、アクリル酸メチル
(279°K)、メタクリル酸ブチル(293°K)、
N−Nジメチルアミノエチルメタクリレート(289°
K)、メタクリル酸ヘキサデシル(288°K)、メタ
クリル酸2−メトキンエチル(286°K)、4−ブチ
ルスチレン(279°K)などのホモポリマーのガラス
転移点が273°K以上となりうる不飽和単量体、およ
びメタクリル酸2−ブチル(318°K)、3・3ージ
メチルブチルメタクリレート(318°K)、3・3−
ジメチル−2−ブチルメタクリレート(381°KLメ
タクリル酸エチル(338°K)、グリシジルメタクリ
レート(319°K)、インボロニルメタクリレート(
383°K)、メタクリル酸イソブチル(326°K)
、イソプロピルメタクリレート(354°K)、メタク
リル酸メチル(378°K)、メタクリル酸フェニル(
3780K)、n−プロピルメタクリレート(308°
K)イソボロニルアクリレート(367°K)、4一t
er t−ブチルスチレン(403°K)、2・4一ジ
インプロピルスチレン(441°K)、2・5−ジメチ
ルスチレン(416°K)、3・4−ジエチルスチレン
(382°K)、2−ヒドロキシメチルスチレン(43
3°K)、4−メチルスチレン(366°K)、2−メ
チルスチレン(366°K)などのホモポリマーのガラ
ス転移点が300°K以上となりうる不飽和単量体があ
る。
これら後者の群に属する不飽和単量体のなかでもホモポ
リマ一のガラス転移点が300°K以上となりうるもの
が望ましく、そのなかでもメタクリル酸メチルが最も好
適である。
この発明においてはこれらA成分単量体をその二つの群
の一方もしくは両方からアクリル系ポリマーの種類に応
じて一種もしくは二種以上を選定して使用するのがよい
が、さらにこれらA成分単量体とともにこれと共重合可
能でかつそのコポリマーのガラス転移点が273°K以
上となりうる不飽和単量体(以下、これをB成分単量体
と称する)を併用してもよい。
このようなB成分単量体としてはアクリル酸、メタクリ
ル酸、イタコン酸などのそのホモポリマ一〇ガラス転移
点が273°K以上となりうる不飽和単量体や、アクリ
ル酸ブチル、アクリル酸エチル、アクリル酸2−エチル
ヘキシルなどのそのホモポリマ一のガラス転移点が27
3°Kより低くなる不飽和単量体など一般のアクリル系
感圧接着剤に使用される単量体が一種もしくは二種以上
用いられる。
これらB成分単量体の使用量はコポリマーのガラス転移
点を決めるひとつの因子となるためこの点を勘案した上
でA,B両成分単量体の種類に応じて適宜決定すればよ
い。
しかし使用量が多くなりすぎるとA成分単量体の使用に
よる凝集力の顕著な改善効果に支障をきたすおそれがあ
るから、全単量体中50重量%以下、好適には30重量
%以下とすべきである。
この発明においてこのようなエチレン性不飽和単量体の
乳化重合は、上記単量体を分散液中に均一に分散混合さ
せた後、アクリル系ポリマーの分散液を調製する際に用
いたと同様の公知の重合開始剤を加えて常温ないし加熱
下で行なわれる。
重合開始剤として代表的なものは過硫酸アンモニウム、
過硫酸カリウムの如き過硫酸塩や過酸化水素またはこれ
らと亜硫酸水素ナトリウム、アスコルビン酸ナトリウム
、金属塩、アミンなどとのレドツクス系触媒がある。
その他ペンゾイルパーオキシドの如き有機過酸化物も使
用できる。
しかしアゾ化合物の如き触媒はグラフトポリマーの生成
に対してあまり好結果を与えず、ホモポリマーないしコ
ポリマーが多く生成してくる傾向があるから好ましくな
い。
重合開始剤の使用量は一般にエチレン性不飽和単量体1
00重量部に対して0.01〜5重量部、好適には0.
05〜3重量部とすればよい。
使用する重合開始剤が水溶性のものであれば、これを水
溶液として分散液中に添加すればよいが、ベンゾイルパ
ーオキシドの如き水難溶件のものではトルエン、ベンゼ
ンなどの有機溶剤に溶解してあるいはエチレン性不飽和
単量体に溶解して分散液中に添加する。
後者の場合重合開始までに開始剤溶液を分散液中に均一
に攪拌分散させておくことが好ましい。
かかる乳化重合において分散液に添加するエチレン性不
飽和単量体の配合割合は、分散液中に含まれる分子内に
炭素一炭素二重結合を含まない室温で粘着性を有するガ
ラス転移点が250°K以下のアクリル系ポリマー10
0重量部に対してエチレン性不飽和単量体が3〜200
重量部、とくに好適には5〜100重量部となるように
するのがよい。
この量があまり多くなりすぎると、凝集力を改善できて
も接着力の低下が著るしくなり、逆に少なすぎると凝集
力を充分に改善できず、いずれの場合も耐反撥性のすぐ
れた高接着力で高凝集力の接着剤が得られない。
もちろん最適な配合割合は、前記アクリル系ポリマーの
分子量や組成、分散液の表面張力や塩濃度、エチレン性
不飽和単量体の種類などによって相違するから、これら
のことを考慮して適宜設定するのがよい。
一般には、前記アクリル系ポリマーの分子量が高いもの
であるときは同分子量が低いものに較べて、エチレン性
不飽和単量体の使用割合は少なくてよく、また分散液の
表面張力や塩濃度が低い場合、水に対する溶解性の高い
エチレン性不飽和単量体を使用する場合などでは、上記
単量体の使用割合を多くするのが望ましい。
このようにしてエチレン性不飽和単量体を乳化重合させ
た後の分散液をζポリマー成分として分子内に炭素一炭
素二重結合を含まない室温で粘着性を有するガラス転移
点が250°K以下のアクリル系ポリマーおよびエチレ
ン性不飽和単量体のホモポリマーないしコポリマーとと
もに、上記アクリル系ポリマーに上記重量体がグラフト
重合してなるグラフト重合ポリマーを含むものであり、
それ自体大きな接着力と凝集力とを有し、また比較的高
温下での凝集力の低下がみられない。
耐反撥性にすぐれた感圧接着特性を示し、これをそのま
ま接着剤として使用に供することができる。
しかしこの接着剤の接着力をより大きくしたいと望むな
ら、軟化点330°K以上の粘着附与樹脂を分散液中の
ポリマー成分100重量部に対して50重量部まで、好
適には5〜40重量部の範囲で配合することができる。
軟化点が330°Kより低い粘着付与樹脂を用いたり、
配合割合が多くなりすぎると、接着剤の凝集力を損なう
おそれがあり、また耐熱性や耐寒性などにも悪影響を与
えるから好ましくない。
このような粘着附与樹脂としては、たとえば荒川化学工
業社製のエステルガムH(軟化点3450K)、ベンセ
ルA(軟化点375°K)、ハーキュレス社製のダイマ
レックスレジン(軟化点418°K)、ペンタリンC(
軟化点405°K)などのロジン系粘着附与樹脂、三井
石油化学社製のハイレソツC−110X(軟化点373
°K)、ピコ社製のピコペールIIOSF(軟化点38
00K)、ハーキュレス社製のピコジエン2215(軟
化点373°K)などの石油樹脂系粘着附与樹脂、神戸
油化社製のクマロンレジン(軟化点389°K)の如き
クマロンインテン樹脂系粘着附与樹脂、安原油脂社製の
YSポリスター(軟化点378°K)の如き油溶性フェ
ノール樹脂系粘着附与樹脂、およびキシレン樹脂系粘着
附与樹脂などが挙げられる。
粘着附与樹脂を配合するに当っては、予めその樹脂微粉
末を分散剤を含む水に添加してスラリー状として配合す
るか、あるいは有機溶剤溶液中に乳化剤および水を加え
て樹脂乳化液として配合するのがよい。
後者に用いる有機溶剤としてはベンゼン、トルエン、ヘ
キサン、メチルエチルケトンなどが挙げられ、また乳化
剤としてはノニオン系アニオン系の公知の乳化剤をいず
れも使用できるが、好ましくはアクリル系ポリマー分散
液の調製に使用したものと同一ないし類似する乳化剤を
使用するのがよい。
一方接着剤の初期接着力(タック)を向上させるために
、一般の感圧接着剤に用いられている液状粘着附与樹脂
、可塑剤の如き軟化剤を配合してもよい。
配合割合は分散液中のポリマー成分100重量部に対し
て50重量部までとするのがよく、多くなりすぎると凝
集力や耐熱性などの特性を損なうから好ましくない。
これらの軟化剤はこれをそのまま分散液中に配合するか
、あるいはそのまま配合したのでは液中で凝集するおそ
れがあるときは前記固形の粘着附与樹脂の場合と同様の
スラリーないし樹脂乳化液として配合すればよい。
また室温で液状である平均分子量が8000〜2000
00の低分子量ポリマーを初期接着力(タック)を向上
させるために配合することもできる。
このような低分子量ポリマーとしては水媒散体中での乳
化重合により調製された分子内に炭素一炭素二重結合を
含まない室温で粘着性を有するガラス転移点が250°
K以下のアクリル系ポリマーと組成が類似するアクリル
系低分子量ポリマーが相溶性の面から好ましい。
配合量はその組成により変化するが、一般に分散液中の
ポリマー成分100重量部に対して200重量部までと
するのがよく、多くなりすぎると凝集力や耐熱性などの
特性を損なうから好ましくない。
またこのような接着剤の凝集力をさらに太きくしたいと
望むなら、適宜の架橋剤を配合してもよい。
配合割合は分散液中のポリマー成分100重量部に対し
て通常2重量部まで、好適には0.0 0 5〜1重量
部の範囲内とすれば充分である。
配合に当っては水溶液ないし乳化液として、また有機溶
剤溶液として配合できる。
架橋剤の具体例としては、トリグリシジルイソシアヌレ
ートや脂環族グリシジルエステル型、脂環族グリシジル
エーテル型、ビスフェノール型、脂肪族型などの末端1
・2−エポキシ基を有する低分子量エポキシ化合物の如
きエポキシ化合物があり、市販品にチバガイギー社製の
エピコート#828、エピコート#1031、シェル社
製のエポン#834、チバ社製のECN#1235、日
産化学社製のTEPICなどがある。
またメラミンまたはその誘導体たとえばモノ、ジ、トリ
、テトラ、ペンタもしくはヘキサメチロールメラミンの
如きポリメチロールメラミン、トリメトキシメチルメラ
ミン、トリブトキシメチルメラミンの如きメラミン化合
物、市販品である住友化学社製のタキール#201の如
き反応性フェノール樹脂、チタンアセチルアセトネート
、アンモニウムチタンラクテートの如き多価金属のキレ
ート化合物、その他各種インシアネート化合物、金属塩
などが挙げられる。
この発明の水分散型感圧接着剤組成物にはさらに必要に
応じて着色剤、充填剤、老化防止剤などの公知の配合剤
を配合することもできる。
このようにして得られるこの発明の接着剤組成物は接着
力および凝集力が太きく、また比較的高温下での凝集力
の低下がみられず、耐反撥性その他の諸特性にすぐれて
いる。
しかもポリエチレン、ポリプロピレンの如き難接着性被
着体に対しても良好な接着性、耐反撥性を示す。
このためこれら特性を活かした各種用途に応用でき、ま
た一般の感圧接着テープ、シート類などとしても有効に
利用できる。
以下にこの発明の実施例を記載する。
以下において部とあるは重量部を意味し、また接着力、
保持力(凝集力)および耐反撥性は下記の方法で測定し
たものである。
く接着力〉 25μのポリエステルフイルムの両面に感圧接着剤組成
物を片面50μ厚となるように塗工し100℃で3分間
乾燥して両面接着テープをつくり、JISZ−1528
により180°引き剥がし接着力(P/20mm)を測
定した。
〈保持力〉 接着力試験と同様の両面接着テープをつくり、これを2
枚のベークライト板に25X25mmに貼り合せ、40
℃および80℃で1kgの荷重をかけてベークライト板
が落下するまでの時間(分)を測定した。
く耐反撥性〉 9. 3 mmのアルミニウム板に感圧接着剤組成物を
50μ厚となるように塗工し、100℃で3分間乾燥し
て試験片をつくり、この試験片(10×80mm)を5
0龍径のアルミニウム製円柱に屈曲して貼りつけた後、
40℃で24時間保持したときに、試験片が円柱から浮
き上った距離(關)を測定した。
実施例 1 アクリル酸2−エチルヘキシル50部、アクリル酸エチ
ル45部、アクリル酸5部、ラウリル硫酸ナトリウム2
部、過硫酸カリウムO−5部およびイオン交換水100
部からなる混合物を、窒素気流下70℃で6時間反応さ
せることにより、分子内に炭素一炭素二重結合を含まな
い室温で粘着性を有するアクリル系ポリマーの分散液(
エマルジョン)を調製した。
この分散液の固形分は48重量%で、アクリル系ポリマ
ーの平均分子量は100万、ガラス転移点は240°K
であった。
また分散液の表面張力はCBVP式表面張力計(協和科
学社製)で6 0 dyne /cmであった。
次に上記アクリル系ポリマー分散液に、スチレン(ホモ
ポリマーのガラス転移点370°K)30部と水20部
とを加えて、約30分間攪拌混合した後、過硫酸カリウ
ム0.5部を水10部に溶解してなる重合開始剤水溶液
を添加し、窒素気流下70℃で3時間反応させて、この
発明の水分散型感圧接着剤組成物とした。
比較例 1 スチレン添加による第二次の乳化重合反応を行なわせる
ことなく、第一次の乳化重合反応で得られた分子内に炭
素一炭素二重結合を含まない室温で粘着性を有するアク
リル系ポリマーの分散液をそのまま感圧接着剤組成物と
した。
比較例 2 アクリル酸2−エチルヘキシル50部、アクリル酸エチ
ル45部、アクリル酸5部、スチレン30部、ラウリル
硫酸ナトリウム1部、過硫酸カリウム0.5部およびイ
オン交換水130部よりなる混合物を、窒素気流下70
℃で6時間反応させることにより、水分散型感圧接着剤
組成物を得た。
この組成物は実施例1に使用した不飽和単量体のすべて
を同時に乳化重合させたものである。
組成物中のポリマーのガラス転移点は266°Kであっ
た。
比較例 3 実施例1の第一次の乳化重合で調製した分子内に炭素一
炭素二重結合を含まない室温で粘着性を有するアクリル
系ポリマーの分散液100部に、別途調製したポリスチ
レン分散液(エマルジョン)30部をブレンドして、水
分散型感圧接着剤組成物とした。
比較例 4 実施例1の第一次の乳化重合により調製した分子内に炭
素一炭素二重結合を含まない室温で粘着性を有するアク
リル系ポリマーの分散液に、アクリル酸エチル(ホモポ
リマーのガラス転移点251°K)30部と水20部と
を添加し、約30分間攪拌した後、過硫酸カリウム0.
5部を水10部に溶解してなる重合開始剤水溶液を加え
、窒素気流下70℃で3時間反応させて、水分散型感圧
接着剤組成物とした。
上記実施例1および比較例1〜4の各感圧接着剤の接着
力、凝集力および耐反撥性を調べた結果は、下記の第1
表に示されるとおりであった。
実施例 2 インオクチルアクリレート95部、マレイン酸2部、メ
タクリル酸3部、ラウリル硫酸ナトリウム1部、ノイゲ
ンEA170(第一工業製薬社製)1部、過硫酸アンモ
ニウム0.5部およびイオン交換水100部よりなる混
合物を、窒素気流下70℃で6時間反応させることによ
り、分子内に炭素−炭素二重結合を含まない室温で粘着
性を有するアクリル系ポリマーの分散液を調製した。
この分散液の固形分は48重量%で、アクリル系ポリマ
ーの平均分子量は90万、ガラス転移点は2300Kで
あった。
また分散液の表面張力は58dyne /cm であっ
た。
次に上記アクリル系ポリマー分散液に、メタクリル酸メ
チル20部と酢酸ビニル70部との混合モノマー(コポ
リマーのガラス転移点316°K)を加え、30分間攪
拌した後、過硫酸アンモニウム0.5部を水10部に溶
解してなる重合開始剤水溶液を添加し、窒素気流下70
℃で3時間反応させて、この発明の水分散型感圧接着剤
組成物とした。
実施例 3 アクリル酸n−ブチル85部、酢酸ビニル10部、アク
リル酸5部、ノイゲンEA160(第一工業製薬社製)
3部、過硫酸アンモニウム0.5部およびイオン交換水
100部よりなる混合物を、窒素気流下70℃で6時間
反応させて分子内に炭素一炭素二重結合を含まない室温
で粘着性を有するアクリル系ポリマーの分散液を調製し
た。
この分散液の固形分は49重量%で、アクリル系ポリマ
ーの平均分子量は100万、ガラス転移点は230°K
であった。
また分散液の表面張力は5 5 dyne /αであっ
た。
次に上記アクリル系ポリマー分散液に、スチレン30部
とアクリル酸エチル10部との混合モノマー(コポリマ
ーのガラス転移点330°K)を加え、30分間攪拌混
合した後、過硫酸アンモニウム0.5部を水10部に溶
解してなる重合開始剤水溶液を添加し、窒素気流下70
℃で3時間反応させることにより、この発明の水分散型
感圧接着剤組成物を得た。
実施例 4 実施例1に係る接着剤組成物に、さらにこの組成物のポ
リマー100部に対しハーキュレス社製ペンタリンC−
50(前出の粘着附力樹脂;50重量%水分散液)20
部を配合して、この発明の水分散型感圧接着剤組成物と
した。
実施例 5 実施例1に係る接着剤組成物に、さらにこの組成物のポ
リマー100部に対し、日産化学社製TEP I C
(前出の架橋剤)0.05部を水1部に溶解してなる架
橋剤水溶液を配合して、この発明の水分散型感圧接着剤
組成物とした。
実施例 6 アクリル酸2−エチルヘキシル50部、アクリル酸エチ
ル45部、アクリル酸5部、ラウリルメル力ブタン1部
、2・2′−アゾビスイソブチロニトリル0. 1部お
よびトルエン20部からなる混合物を、60℃で10時
間反応させて室温で液状である平均分子量が60000
の低分子量ポリマーをつくつた。
実施例1に係る接着剤組成物にこの組成物のポリマー1
00部に対し、上記の低分子量ポリマー60部を配合し
て、この発明の水分散型感圧接着剤組成物とした。
上記実施例2〜6の各感圧接着剤組成物の接着力、凝集
力および耐反撥性を調べた結果は、下記の第2表に示さ
れるとおりであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水媒体中での乳化重合により調製された分子内に炭
    素一炭素二重結合を含まない室温で粘着性を有するガラ
    ス転移点が250°K以下のアクリル系ポリマーの水分
    散液に、ホモポリマーないしコポリマーのガラス転移点
    が273°K以上となりうる一種もしくは二種以上のエ
    チレン性不飽和単量体を添加し乳化重合させて得られる
    、ポリマー成分として前記のアクリル系ポリマーに上記
    のエチレン性不飽和単量体がグラフト重合してなるグラ
    フト重合ポリマーを含むことを特徴とする水分散型感圧
    接着剤組成物。 2 アクリル系ポリマーの水分散液の表面張力が4 3
    dyne/cm以上である特許請求の範囲第1項記載
    の水分散型感圧接着剤組成物。 3 アクリル系ポリマーの平均分子量が30万以上であ
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載の水分散型感
    圧接着剤組成物。 4 エチレン性不飽和単量体がスチレン、酢酸ビニル、
    アクリロニトリルおよびメタクリロニトリルの群と、ホ
    モポリマーのガラス転移点が2730K以上となりうる
    アクリル酸エステル、メタクリル酸エステルおよびスチ
    レン誘導体の群とのうち少なくともいずれか一方の群か
    ら選ばれたものである特許請求の範囲第1項ないし第3
    項のいずれかに記載の水分散型感圧接着剤組成物。 5 エチレン性不飽和単量体がスチレン、酢酸ビニル、
    アクリロニトリルおよびメタクリロニトリルの群と、ホ
    モポリマーのガラス転移点が2730K以上となりうる
    アクリル酸エステル、メタクリル酸エステルおよびスチ
    レン誘導体の群とのうち少なくともいずれか一方の群か
    ら選ばれた不飽和単量体、およびこの単量体と共重合可
    能でそのコポリマーのガラス転移点が273°K以上と
    なりうる他の不飽和単量体からなり、かつ後者の単量体
    が全単量体中50重量%以下の割合とされた特許請求の
    範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の水分散型感
    圧接着剤組成物。 6 アクリル酸エステル、メタクリル酸エステルおよび
    スナレン誘導体の群から選ばれる不飽和単量体はそのホ
    モポリマーが300°K以上のガラス転移点を示しうる
    ものである特許請求の範囲第4項または第5項記載の水
    分散型感圧接着剤組成物。 I メタクリル酸エステルがメタクリル酸メチルである
    特許請求の範囲第6項記載の水分散型感圧接着剤組成物
    。 8 エチレン性不飽和単量体をアクリル系ポリマー10
    0重量部に対して3〜200重量部使用した特許請求の
    範囲第1項ないし第7項のいずれかに記載の水分散型感
    圧接着剤組成物。 9 エチレン性不飽和単量体を乳イ踵合させた後のポリ
    マー成分100重量部に対して軟化点330°K以上の
    粘着附与樹脂を50重量部まで配合してなる特許請求の
    範囲第1項ないし第8項のいずれかに記載の水分散型感
    圧接着剤組成物。 10 エチレン性不飽和単量体を乳化重合させた後の
    ポリマー成分100重量部に対して軟化剤を50重量部
    まで配合してなる特許請求の範囲第1項ないし第9項の
    いずれかに記載の水分散型感圧接着剤組成物。 11 水媒体中での乳化重合により調製された分子内
    に炭素一炭素二重結合を含まない室温で粘着性を有する
    ガラス転移点が250°K以下のアクリル系ポリマーの
    水分散液に、ホモポリマーないしコポリマーのガラス転
    移点が273°K以上となりうる一種もしくは二種以上
    のエチレン性不飽和単量体を添加し乳化重合させて得ら
    れる、ポリマー成分として前記のアクリル系ポリマーに
    上記のエチレン性不飽和単量体がグラフト重合してなる
    グラフト重合ポリマーを含み、かつこのポリマー成分1
    00重量部に対して室温で液状である平均分子量が80
    00〜200000の低分子量ポリマーを200重量部
    まで配合したことを特徴とする水分散型感圧接着剤組成
    物。 12 水媒体中での乳化重合により調製された分子内
    に炭素一炭素二重結合を含まない室温で粘着性を有する
    ガラス転移点が250°K以下のアクリル系ホリマーの
    水分散液に、ホモポリマーないしコポリマーのガラス転
    移点が273°K以上となりうる一種もしくは二種以上
    のエチレン性不飽和単量体を添加し乳化重合させて得ら
    れる、ポリマー成分として前記のアクリル系ポリマーに
    上記のエチレン性不飽和単量体がグラフト重合してなる
    グラフト重合ポリマーを含み、かっこのポリマー成分1
    00重量部に対して架橋剤を2重量部まで配合したこと
    を特徴とする水分散型感圧接着剤組成物。
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