JPS58166035A - 導電性シ−ト又はフイルムの製造法 - Google Patents

導電性シ−ト又はフイルムの製造法

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JPS58166035A
JPS58166035A JP57049813A JP4981382A JPS58166035A JP S58166035 A JPS58166035 A JP S58166035A JP 57049813 A JP57049813 A JP 57049813A JP 4981382 A JP4981382 A JP 4981382A JP S58166035 A JPS58166035 A JP S58166035A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発ll14Fi、導電性を有するシート又はフィルム
を製造する方法K11lするものである。
IC包装用などの目的に使われる導電性シートとして、
ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂にカーボンブラック
を配合して成形したプラスチックシートが知られている
。しかしながらこのシートは、カーボンブラック粒子が
シート内で連続して存在するほど多量に配合しないと所
期の導電性が得られないこと、多量配合によシそのプラ
スチック本来の機械的物性が低下することがあること、
薄手のシート又はフィルムを得ようとするとピンホール
を生ずるため厚みにおのずから限界があシ、又厚手にす
る仁と祉コスト高になり経済上不利になること、該シー
トは黒色となってカラー化−が不可能であること、カー
ボンブラックの取扱いは作業環境上余シ好ましくはない
こと、得られたシートを真空成形などの二次加工に供す
ると導電性がか表り低下する傾向がある仁となど種々の
問題点を含んでいる。
本発明は上記のような従来の問題点を根本的に解決した
ものである@ 本発明は、導電性繊維(al)及び熱溶融性線維(al
)から製造し丸編・織布(5)を基材@に重ね合せ、前
記熱溶融性線維(al)の溶融温度以上の温度に加熱、
融着する仁とKより、導電性シート又はフィルムを製造
することを特徴とするものである。
かくして得られたシート又はフィルムにおいては、熱溶
融性線維(al)は溶融して基材■と一体になると共に
、導電性繊維(勾)が表面に網目のように規則正しく固
着した構造を有している。
そのため導電性1111 # (al )が固着した側
がすぐれた導電性、帯電防止性を有するのはもちろん、
その反対側の面も帯電防止性を具備するようになる。こ
のシート又はフィルムにあっては、極めて薄手のもので
あってもピンホールのおそれは全くないし、基材0本来
の機械的物性も側ら損われない。又真空成形などの二次
加工に供しても導電性は低下しない、カラー化も当然可
能である。
本発明においては、導電性II 111 (aj )及
び熱溶融性Il雑(at )から製造した編・織布(A
)を用いる。
導電性繊維(al)としては、鋼吸着繊維、金属メッキ
締維、脚素豪合繊維、金属蒸着線維、金属細線などがあ
けられる。
熱溶融性線維(aりとしては、ポリオレフィン系III
緒、ナイロン系線維、ポリエステル系繊維、アク亨ル系
鎗維をはじめとする種々の線維があげられる。
なお上記(al)及び(aり以外に他の高融点の繊維又
は溶融性を示さない鎗雑(aS)を含んでいてもよい。
このIINII(as)は纏・織布製造時或いは本発明
のシート又はフィルムにおいて補強材、その他の役割を
果す。
上記(al)及び(ax)(さらKは(al) )から
編−繊布囚を製造するKは、(al)及び(al)のカ
ット−維を混紡して紡績糸を作シ、この紡績糸を経糸又
は緯糸の少なくとも一部に用いて製織し、織布を得る方
法、(’s)のフィラメント糸及び(al)のフィラメ
ント糸を用いて製織し、繊布を得る方法、(al)と(
aりとを*b合せ丸糸を用いて製織し、織布を得る方法
、上記のようが紡績糸、フィラメント糸、交撚糸を編ん
で編布やレースを得る方法など任意の方法が採用される
編e織布■の厚み祉特に限定祉なく、厚手のものから極
薄の−4のまで用いることができる。
極薄の編・織布を用いても充分表導電性を示すシーF又
はフィルムが得られるとζろが本発明の特徴の一つで4
ある。―・織布中の導電性給給(al)の割合は、a0
1〜・99(重量)%というように広く変えることがで
きる。好ましい範囲#′i0.1〜95%である。(a
l)の割合が極端に少ないと導電性シート又社フ・イル
ムが得られず、一方(al)の割合が極端に多いと相対
的に熱溶融性#l5(at)が不足する丸め、基材(ハ
)に対する(aS )の固着が完全に杜できなくなる。
編・織布(6)を形成する熱溶融性#m(ax)の割合
は導電性11tJI(al)の割合を100%から引い
た残余であるが、その他O縁Jll(as)を用いると
きでも(al)を全体・01%以上は用いないと基材@
に対する(ar)(さらには(al))の固着効果が不
足するようKなる。
次に基材(ハ)としては、プラスチックシート又はフィ
ルム、レザー、ゴム、編・織布−不IN布、クロス、紙
などがあげられ、特にプラスチックシート又はフィルム
が重要である。仁のプラスチックシート又はフィルムと
して編・織布回申の熱溶融性線維(aりと同−又は同質
系・統のプラスチックを用いると、加熱時におけるこれ
ら両者の溶融接着一体化が特、に円滑に進む。
、一本発明においては上記編・繊布に)を基材(ハ)に
重ね合せる。編・織布(6)の重ね合せは基材(ロ)の
片面全面に行っても一部に行ってもよく、又両画に行っ
てもよい−重ね合せ1は単なる重ね合せのはか、バイン
ダー又は熱による接着ないし貼合を含む。
重ね合せ後、熱溶融性線維(al)の溶融温度以上の温
度に加熱する仁とにより一熱溶融性僚雑(al)を溶融
して(同時に基材(ハ)も溶・融す・ることがある)、
―・繊布囚と基材0の融着一体化を図る。加熱は通常圧
着を・伴うが、圧着を伴わない場合もある。加熱は基材
(ハ)がプラスチックシート又はフィルムであるときは
、皺シート又はフィルム製造時のダイスから吐出された
直談の溶融樹脂の熱を利用してもよく、又重ね合せた積
層物を真空成形等に供するときの熱を利用してもよい。
加熱工程のいくつかを例示してみると次のようになる。
■ (8)との)を重ね合せると同時に、加熱ロール間
を通す。
■ (8)と(ハ)を貼合後、加熱ロール間を通す。
■ 重ね合せ又は貼合した(6)と(ハ)に加熱気体を
吹きつけたル赤外111M射して、加熱融着する。或い
はその稜さらにロールで圧着するO ■ 重ね合せ又は貼合した囚との)に加熱ロールを押し
あてる。
■ (8)上に(ハ)を溶融押出う之ネートして圧着す
る。
■ 金型内に(6)を載置し、該金1!に溶融樹脂を射
出する。
供する。
かくして得られたシート又はフィルムは、さらに必要に
応じ両押処理、真空成形、深絞成形、製袋郷の工程に供
することができる。
未発明においては導電性シート又はフィルムの製造中又
は製造後に他の層を付加してもよいO本発明の方法によ
り得られた導電性シート又はフィルムは、工C1LSI
岬半導体を取扱うトキのシート、フィルム、袋、トレー
、コンテナ、容器などとして最適であシ、又はこりの付
着や帯電を鎌う種々の用途、たとえば電子機器部品や精
密機械部品の包装用、導電性作業台カバー、電子様器関
連シールド材、クリーンルー人、殺菌室、培養室用など
に有用である。又プラスチック成形工11においてはこ
りを吸着しまいことから真空成形工程において、或いは
真空成形品の使われるあらゆる用途において極めて有用
である。
次に実施例をあげて本発明の方法をさらに貌明する。
実施例1 カットした金属吸着繊維(al)3%及びカットしたポ
リプロピレン繊維(al)97%よりなる―給温合物か
ら作゛られた紡績糸を製織してモス4号(柵)を製造し
た。この織布(6)を厚みOXlのポリプロピレンシー
ト(ハ)上Km着剤を用いて貼合した。この貼合シート
を温度160℃の熱ロール間を通過させ九ところ、ポリ
プロピレン−維(a2)は溶融しポリプロピレンシート
(ハ)も溶融ないし軟化して両者が一体化して一層にな
ると共に、この一体層の表面に金属吸着繊維(al)の
みが網目状に固着し九シートが得られた。
このToシさまを図面によ少説明する。第1図は熱圧工
程に供する前の貼合物の見取図であり、縁布(6)及び
ポリプロピレンシート(ハ)よシなる2層構造をとって
いる。第2図祉熱圧俵のシートの見取図であり、織布(
6)祉消滅して金属吸着線M(al)のみがポリプルピ
レンシート0上に固着している。
かくして得られ九シートの表面((al)固着面)を布
で強く摩擦したりツメでこすったりしたが、(aりは全
く剥離しなかった。
このシートのl11面のロータリースタチックメーター
による摩擦帯電圧は、20″e、40す■でIIKV以
下であり、裏面の摩擦帯電圧も1、3 K Vと小さか
った。なおポリプロピレンシート0のみの摩擦帯電圧F
itaKvであった。
又このシートの表面の比抵抗は10〜10 0anであ
った。
次にこのシートを真空成形に供してトレーを製造したが
、導電性はほとんど低下しなかった。
実施例2 ナイロンフィラメント糸(a2)を経糸とし、緯糸にナ
イロンフィラメント糸(a2)と金属吸着繊維のフィラ
メント糸(al)の2種を3:1の割合で用いて、薄手
の織布を製織し良。この織布(6)2枚を直交して貼シ
合せた俵、これを厚みa2■のABS樹脂シート(ハ)
上に接着剤を用いて貼合した。この貼合シートを温度1
7(lの熱口−ル間を通過させたところ%(a2)は溶
融し何も軟化して両者が融着一体化すると共に、その表
面に(al)のみが細かな格子状に固着したシートが得
られ九。
このシートの゛表面の摩擦帯電圧は20℃、40%RH
でαlKV以下であり、比抵抗は10〜10−2ΩGで
あった。
次にこのシートを真空成形に供したが、導電性はほとん
ど低下しなかった。
実施例3 カットしたニッケルメッキ線維(al)5%、カットし
九ナイロン繊維(a2)65%及びカットしたアクリル
繊維(a5)30%よシなる繊維混合物から作られた紡
績糸を編んで、薄手の編布を製造した。この−右回を厚
みaOS−のナイロン7“A@の両面に−ね合せ九後・
湿度160’eで加熱圧着′した。(a2)は溶融して
フィルム(ハ)と一体化して一層となると共に、この一
体層の両表面に(al)及び(a3)が網目−状に固着
したフィルムが得られた。
このフィルムの表面の摩擦帯電圧はほぼゼロで、比抵抗
は10 ’nagであった。
実施例4 パイル目付s o o y7−のアクリルカーペットの
裏面に実施例1の織布(8)を貼り付は熱融着したとこ
ろ、強制摩擦によっても2400Vtでしか帯電せず、
電撃感知限界である5ooovに達しなかった。
なお裏面に織右回を貼り付けなかった場合は、強制摩擦
により帯電圧は7000V以上にカうた。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1にお吋る熱圧前の貼合物の見取図、第
2図はこの貼合物を熱圧融着した後の見取図である。 A・・・繊布 6重・・・導電性線維 a2・・・熱溶−性繊維 B・・・基劃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 !、導電性1m all (al)及び熱溶融性lll
    1艙(a2)から製造し九−@緑布囚を基材@に重ね合
    せ、前記熱溶融性繊Jl!(at)の溶融温度以上の温
    度に加熱、融着することを特徴とする導電性シート又祉
    フィルムの製造法。 2 編−織布(6)を形成する繊維混合物中の導電性1
    11m(at)0割合がaot 〜ss%f4る%許請
    求のtFH第1項記I!O方法。 1 編11IIk布(6)を形成する繊維混合物中の導
    電性線維(ar )の割合が(Ll−11%である特許
    請求aSS第1項記載の方法。 ζ 基材0がプラスチックシート又はフィルムである特
    許請求の範囲第1′項記載の方法。
JP57049813A 1982-03-10 1982-03-26 導電性シ−ト又はフイルムの製造法 Granted JPS58166035A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59212259A (ja) * 1983-05-17 1984-12-01 佐藤 良博 導電性積層体
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WO1998035543A1 (fr) * 1997-02-11 1998-08-13 Freesia Co., Ltd. Materiel et boitier de blocage d'ondes electromagnetiques
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JP2016107562A (ja) * 2014-12-09 2016-06-20 グンゼ株式会社 露出良導体を両面に備えたシート

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