JPS58166003A - 切株細砕方法と装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は切株を細砕する方法と装置に関するものであ
る。

切株の収集は特殊な切株刈取機によって行われる。即ち
切株は刈取機によって地面から堀上げられ、多分部分的
に裁断された状態で汚れたま＼刈取機と共に工場に運ば
れて次の処理にかけられる。

工場ではまずドラム内で破砕されて湿式洗浄され、チッ
プなどにされて燃料その他の最終用途に合ったものとさ
れる。

このような処理工程にあって、切株の細砕作業には何か
と問題がある。特に、切株を堀上げるために構成されて
いる刈取機にお・ける細砕は非常に作業速度の低いもの
である。しかしトロッコで運ぶ際のスペース利用効率を
考えると、細砕作業は欠くことのできないものである。

更に重量にして５０％にも達する土砂を付着させたま＼
切株を工場迄運んでいるところから、運搬コストも看過
できないものとなる。しかもそのような土砂を工場にお
いて分離させるとなると、それだけ分離作業のコストが
余分にか＼ることになる。また工場における処理工程も
それだけ複雑なものとなる。

この発明の目的は以上述べたような切株の処理に伴う不
利な点を除いてやることにある。即ちこの発明の目的は
、既に切株の埋っている森林中においてこれを細砕する
とともに、これに付着している土砂を剥落分離してやり
、檎ソ細砕されかつ浄化された状態で工場に送り込んで
やることにある。この発明は更に、そのような細砕浄化
作業を森林トラクターのような車輌上でも、あるいは固
定基台上でも行えるようＫすることを、目的とするＯ 卸もこの発明においてはブレードと排出口とを有した同
友周壁と車体を有した回転底壁とからなるドラム内に堀
上げた切株を投入し、その回転によって生ずる遠心力に
よって切株な周壁側に移動させて底壁上の車体の作用に
より上記のプレードに衝突せしめ、かくして破砕された
切株の細砕体を上記の排出口から外部半径方向に排出し
てやるものである。

この間にあって、切株が遠心力によって周壁および画体
ＶｃａＩ突する際、その衝嘔でこれに付着していた土砂
が剥落分離する。仮に土砂の一部がまだ切株上に残って
いたとしても、次いでブレードに衝突する際に剥落して
しまう。か（して剥落分離した土砂は排出口からドラム
外に排出されるか、底壁下面に固定された翼の作用によ
り周壁に形成された別の隙間を通ってドラム外に排出さ
れる。

更にこのようにドラム外に排出された切株をフルイ上に
受けて、土砂の剥落分離を更に徹底的なものとすること
もできる。

第１．２図に示す装置において、直立筒状の供給ドラム
１の上方開口部は供給口２を形成しており、その同心円
状の底壁４は駆動機構１５の働きにより直立回転軸３を
中心として回転する。底壁４には中心について対向する
位置に１対の上方に突出した画体６が形成されている。

更にドラム１内にはその周壁と平行に偏心ブレード７が
設けられている。以上言及した各要素は、底壁４上に落
下した切株が遠心力によってその外周部５に向けて移動
して附子６Ｋ＜つ＼き、これに押されて偏心ブレード７
に衝突して一部するような、配置となっている。ドラム
１０周壁の偏心ブレード７の附近後方には排出口８が形
成されており、切株の破砕された細砕体はこの排出口８
を通って半径方向外側に向けて排出される。

供給ドラム１内に供給された切株は遠心力の故に大きな
力で七〇周壁に衡突し、この際石や砂やしまりのない土
など切株に付着していたものが剥落する。切株が偏心ブ
レード７に衝突すると、更に土砂がこれから剥落する。

このようにして切株に付着した石や土砂の剥離分離が完
全かつ非常に効果的に行われ歪。これや分離した石や土
砂はドラム周壁の排出口８宝通って外部に排出される。

第１，２図に示す実２１１ｉｉ態様の場合、切株の細砕
体は供給ドラム１から水平軸につも・て回転する浄化ド
ラム１９内に送り込まれ、フルイ（１上に載る。このフ
ルイ１１を通過した細片２１は製品貯留部に導かれ、フ
ルイ１１を通らない粗汁２２はベルトコンベアー３によ
って供給ドラム１に戻される。

第３図に示す処理工程においては、切株はローダ−によ
ってまず供給ドラム１に送り込まれンこ＼で前記のよう
に偏心ブレード７に衝突して破砕される。その仮組砕体
周壁の排出口８から浄化ドラムＩＯＫ送り込まれ、この
際ゆる（付着している土砂が剥落分離する。浄化ドラム
１０からはベルトコンベアー２４＆Ｃよってディスクカ
ッター１２に送られる。こ＼で供給ローラー１４の働き
により、共通軸２６について自由回転すべ（離間並設さ
れたブレードディスク１３の方に向う。かくして供給ロ
ーラー１４によりブレードディスク１５に押圧されると
切株は潰される。次いでこの潰された切株はコンベアー
２７の働きにより浄化ドラム２８に送り込まれ、これが
切株をディスク状フルイ２９上に載せる。このフルイ２
９を通った細片３０は外＠Ｑ貯留部に導かれ、一方フル
イ２９を通ら匁い粗汁はコンベアー３１によりディスク
カッター１２に戻される。

第４，５図は第１，２図の装置における切株細砕機構を
より詳細に示したものである。供給ドラム１０周壁内側
にはブラケット１６により偏心ブレード７が固定されて
いる。このブレード７は供給ドラム１の周壁の一部に沿
って円弧状に彎曲延在している。偏心ブレード７と供給
ドラム１の周壁との間には狭い通路が形成され、底壁４
が回転すると画体６がこへを通過する。

駆動機構１５としては流体圧もしくは電気圧モーターな
どが用いられ１例えばＶベルト１８などを介して底壁４
を回転させる。また底壁４はベアリング１９によりフレ
ーム２０に回転可能に架設されている。供給ドラム１の
周壁は底壁の下側に。

上方に転回した境界もしくは通路を形成し、底壁４上に
たまった細材が底壁４の周縁とドラム周ｉとの間の隙間
を通ってこの中に入り込む。底壁４の下ＩＩＫは上記の
通路に入り込９半径翼１７が形成されており、これが通
路中にたまった材料なドラム周壁中の開口９を通っては
じき出してやる。

偏心ブレード７はドラム周壁土適宜な位置に、また供給
ドラム１に対して半径方向調節できるようにするのが望
ましく、これにより供給ドラム１内における切株の細砕
程度を変えることができる。

以上図示したものは主として森林トラクターなどの車輌
上に架設する型式のものであるが、固定基台上に設ける
ようにしてもよい。

偏心ブレード７は二部構造とするのが望ましい。

直立切断ブレード７ｍは供給ドラム１の周壁と平行に延
在しており、その切断端７ｂの上部は城壁４０回転方向
と逆方向に傾斜しており、また水平切断ブレード７ｃは
直立切断ブレード７ａをドラム周壁に連結している。

【図面の簡単な説明】

第１．２図はこの発明の一実施態様を示す平面および側
断面図、＠５図はこの発明の他の実施態様を示す斜視図
、第４．５図は第１．２図に示す装置の一部拡大側断面
および平面図である。 １・・・供給ドラム　　　　３・・・回転軸４・・・底
！！６・・・画体 ７・・・偏心ブレード　　　８・・・排出口１０．２８
・・・浄化ドラム　　　　１１．２９・・・フルイ２１
．３０・・・細片　　　２２・・・粗汁１２・・・ディ
スクカッター　　　１５・・・ブレードディスク１５・
・・駆動機構　　　　　２５，２４，２７．５１・・・
ベルトコンベアー １７・・・半径翼　　　　　２０・・・フレーム特許出
願人　カジャーニ　オーワイ ヘイノ　ケラ マツティ　ラスパ 特許出願代理人弁理士　菅　原　−部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （リ　内面上にブレードを有した静止周壁と周縁部上向
   に車体を有した回転底壁とを含んでなる直立供給ドラム
   を用い、 地面より堀上げた切株を直接上記のドラム内に投入し、 底壁の回転によって発生する遠心力の作用により、切株
   な周壁側に移動させて車体に衝突せしめ、かつ、 底壁と共に回転する車体の作用により、切株をブレード
   に衝突させて細砕させる ことを％徴とする切株細砕方法。 〔２〕　　切株の細砕体を、周壁中に形成された第１の
   排出口を介して、供給ドラムより半径方向外側に放出す
   る ことを特徴とする特許請求の範囲第〔１〕項記載の方法
   。 （５）切株から剥落分離した不純物を、供給ドラムの周
   縁部に形成された第２の排出口を介して、ドラム外に放
   出する ことを特徴とする特許請求の範囲第〔のもしくはＣ３，
   ）項記献の方法。 （４〕　　切株の細砕体をフルイにかけ、フルイを通っ
   た細片は貯留部に導き、 フルイを通らない粗汁は再細砕Ｋかけることを特徴とす
   る特許請求の範囲第〔１〕、（２）もしくは０３項記載
   の方法。 〔９前記の粗汁を再細砕のために供給ドラムに戻す ことを特徴とする特許請求の範囲第０〕項記載の方法。 〔句　上ｓにおいて開口し、かつ、静止周壁と回転底壁
   とを有してなる略直立状の供給ドラム（４）と。 該底壁な供給ドラムの中心軸について回転線動する手段
   と、 底壁の回転によって発生する遠心力の作用で周壁に向っ
   て動く切株に衝突する配置で、底壁の周縁部上面に設け
   られた少くとも１個の車体（６）と、 底壁と共に回転する該車体によって動かされる切株に衝
   突してこれを細砕する如き配置で周壁内面に架設された
   ブレード（７）とを、含んでなる切株細砕装置。 〔７〕　　前記の供給ドラム（１）が、ブレード（７）
   近傍において周壁に半径方向に形成された第１の排出口
   （８）を、有している ことを特徴とする特許請求の範囲第ら〕項記載の装置。 （６）　前記の供給ドラム（１）が、切株から剥落分離
   した不純物を除くためにその周縁部に形成された第２の
   排出口（９）を、有していることを特徴とする特許請求
   の範囲第〔ａもしくは〔７〕項記載の装置。 （２）前記の供給ドラム（１）が、切株から剥落分離し
   た不純物を除くためにその底壁（４）の周囲に、隙間を
   有している ことを特徴とする特許請求の範囲第（６）もしくは９３
   項記載の装置。 〔１０〕更に不純物を除（ために供給ドラム（１）から
   の切株細砕体が供給される浄化ドラム（１０）を有して
   いる 特許請求の範囲第Ｃ〕〜（２）のい°ずれかの項記載の
   装置。 〔１り供給ドラム（１）からの切株細砕体が供給される
   フルイ（１１）と、 フルイを通った細片を製品貯留部に導く手段と。 フルイを通らない粗汁を更に細砕に掛ける手段とを 含んでなる特許請求の範囲第（５）〜〔１０〕　　のい
   ずれかの項記載の装置。 〔１２１前記のブレード（７）が車体（６）より高い上
   下位置にあり、かつ 回転する車体（６）がブレードと周壁との間に入る如く
   にブレードが底壁に向けて延在している ことを特徴とする特許請求範囲第〔４項記載の装置。